JPH07310668A - 電磁式エアーポンプ - Google Patents

電磁式エアーポンプ

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JPH07310668A
JPH07310668A JP13091094A JP13091094A JPH07310668A JP H07310668 A JPH07310668 A JP H07310668A JP 13091094 A JP13091094 A JP 13091094A JP 13091094 A JP13091094 A JP 13091094A JP H07310668 A JPH07310668 A JP H07310668A
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air pump
coil
air
pole
permanent magnet
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Yutaka Futahashi
豊 二▲橋▼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアーポンプを小形に構成し得て、製品のコス
トダウンが図れる、電磁式エアーポンプを提供する。 【構成】外周部にコイル収納部が形成され、内周部に挿
通孔が形成された円筒形状のボビンを複数個連結し、互
いに隣合う両端部が同じ磁極となる如く、コイルをコイ
ル収納部にそれぞれ巻回した電磁コイルと、少なくとも
ボビンの両側端面に配置されたコアと、挿通孔内の略中
央位置に配置され、その中心軸にシャフトが固定された
永久磁石と、永久磁石のシャフトの両端部に取り付けら
れた一対のダイヤフラムと、ダイヤフラムを取り囲むよ
うにして設けられたポンプ室とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤフラムを有する
電磁式エアーポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用浄化槽、養魚水槽等に使用
される電磁式エアーポンプは、例えば特公平4−210
75号公報に開示されている。この電磁式エアーポンプ
は、図7に示すように、円筒形状のボビン101にコイ
ル102が巻回された電磁コイル103を有している。
この電磁コイル103内には、シャフト104が挿通さ
れ、このシャフト104の両端には一対のダイヤフラム
105、106が取り付けられると共に、このダイヤフ
ラム105、106の内側には、一対の永久磁石10
7、108が固定されている。
【0003】また、電磁コイル103内には、磁性体か
らなる円筒状のステートコア109が介装されると共
に、ボビン101の両側端面には、プレートコア11
0、111が配置されている。なお、コイル102の外
側面には、コイル102に直列接続されたサーモスタッ
ト112が固定されている。
【0004】この電磁式エアーポンプ100は、電磁コ
イル103に交流電流が供給されると、交流電流の変化
に同期して、コイル102の両端部に、N極及びS極の
磁極が交互に生じる。これにより、プレートコア11
0、111も同期して磁化され、その内周端にS極及び
N極の磁極が交互に現れる。そして、この磁極と永久磁
石107、108の磁極とによる斥力及び引力によっ
て、永久磁石107、108、すなわち、シャフト10
4が軸方向に往復移動し、ダイヤフラム105、106
が振動する。
【0005】ダイヤフラム105、106が、例えば右
方向(矢印イ方向)に移動すると、左側のポンプ室11
3内に吸引口115から外気が吸引されると共に、右側
のポンプ室114内の空気が吐出口118から外部に吐
出する。また、ダイヤフラム105、106が左方向
(矢印ロ方向)に移動すると、ポンプ室114内に吸引
口116から外気が吸引されると共に、ポンプ室113
内の空気が吐出口117から外部に吐出する。この動作
が交流電流の周波数に同期して行われ、空気が吐出口1
17、118から交互に断続的に吐出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
磁式エアーポンプにあっては、ポンプ自体が大形化し、
製品のコストがアップし易いという問題点があった。す
なわち、プレートコア110、111を、ボビン101
の両側端面に配置し、このプレートコア110、111
の中心部に設けた孔内に、永久磁石107、108をそ
れぞれ配置しているため、永久磁石107、108が、
移動時にプレートコア110、111の外側にはみ出し
て移動する。そのため、この移動のための空間が必要と
なり、ポンプ100自体が大形化する。その結果、部品
が大形化して部品代がかさむ等、製品のコストがアップ
することになる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、エアーポンプを小形に構成し得
て、製品のコストダウンが図れる、電磁式エアーポンプ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の電磁式エアーポンプは、外周部に
コイル収納部が形成され、内周部に挿通孔が形成された
円筒形状のボビンを複数個連設し、互いに隣合う両端部
に同じ磁極が生じる如く、コイルをコイル収納部にそれ
ぞれ巻回した電磁コイルと、少なくともボビンの両側端
面に配置されたコアと、挿通孔内に配置され、その中心
軸にシャフトが固定された永久磁石と、永久磁石のシャ
フトの両端部に取り付けられた一対のダイヤフラムと、
ダイヤフラムを取り囲むようにして設けられた一対のポ
ンプ室と、を具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の電磁式エアーポンプ
は、永久磁石が複数個連設され、連設した磁石の両端部
に異なる磁極が位置することを特徴とし、請求項3記載
の電磁式エアーポンプは、コアが、ボビンの挿通孔内ま
で延長して設けられていることを特徴とする。
【0010】
【作用】まず、請求項1記載の電磁式エアーポンプによ
れば、電磁コイルの複数個のコイルに交流電流が供給さ
れると、その周波数に同期して、コイルの両端部にN極
及びS極の磁極が交互に生じ、この磁極により、ボビン
の両側端面に配置されたコアが磁化される。この磁化さ
れた磁極と、ボビンの挿通孔内に配置されている永久磁
石の両端部の磁極との斥力及び引力によって、永久磁石
がシャフトと共に往復移動する。これにより、ダイヤフ
ラムが振動し、ポンプ室から交流電流の周波数に同期し
てエアーが吐出する。永久磁石はボビン内で移動して、
ボビン外にはみ出すことがなくなり、エアーポンプの小
形化が図れる。
【0011】また、請求項2記載の電磁式エアーポンプ
は、両端部に異なる磁極が位置する如く、永久磁石を複
数個連設することにより、磁化されたコアとの間に、永
久磁石の使用個数に応じた特性の斥力及び引力を生じさ
せることができる。また、請求項3記載の電磁式エアー
ポンプは、ボビン両端部のプレートコアを挿通孔内まで
延長して設けることにより、永久磁石の幅を小さくする
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1〜図3は、本発明に係わる電磁式エ
アーポンプを示し、図1はその断面図、図2は図1の平
断面図、図3は図2のAーA線矢視断面図である。図に
おいて、電磁式エアーポンプ1(以下、単にエアーポン
プ1と言う)は、電磁コイル2と、この電磁コイル2内
に配置された永久磁石3と、一対のダイヤフラム4、5
と、ポンプ室6、7等を有している。
【0013】電磁コイル2は、例えば4隅の角部をカッ
トして八角形状に形成された一対のボビン10、11を
有し、このボビン10、11の外周部には、断面U字状
のコイル収納部8が形成され、内周部には挿通孔9が形
成されている。コイル収納部8には、コイル12、13
がそれぞれ巻回されている。このコイル12、13は、
互いに逆方向に巻回され、後述する如く、例えば交流電
流の上側の半波電流が供給された場合に、隣合うコイル
12の右端側とコイル13の左端側に、同じN極が生
じ、交流電流の下側の半波電流が供給された場合に、コ
イル12の右端側とコイル13の左端側に同じS極が生
じる。
【0014】電磁コイル2のボビン10、11間には、
ドーナツ板状のプレートコア14、15が配置されると
共に、ボビン10の左側端面及びボビン11の右側端面
には、中心にシャフト挿通孔18、19を有するプレー
トコア16、17が配置されている。このプレートコア
14〜17は、例えば複数枚の板状鉄心を積層すること
によって形成されると共に、ボビン10、11と同様、
その4隅はカットされて八角形状に形成されている。
【0015】プレートコア16、17は、その外側面に
配置されたプレート20、21を介して、バンド22に
よって締め付け固定されている。このバンド22は、鉄
板を折り曲げることによって略コ字状に形成され、ボビ
ン10、11のコイル収納部8の上面及び両側面を覆っ
ている。なお、ボビン10、11、プレートコア14〜
17及びバンド22の下面には、底板23が連設され、
これにより、電磁コイル2は、その外側がバンド22及
び底板23によって略方形状に覆われることになる。ま
た、プレート20、21にも、後述するシャフト26が
挿通する孔が穿設されている。
【0016】2個のボビン10、11の挿通孔9内に配
置される永久磁石3は、例えばフェライトマグネットで
円柱状に形成され、左端側がN極で右端側がS極になる
如く、予め着磁されている。この永久磁石3の中心軸に
はシャフト26が固定され、シャフト26の両端部に
は、PBTもしくはEPDM等からなる略円板形状のダ
イヤフラム4、5が取り付けられている。
【0017】このダイヤフラム4、5は、その中心部分
が、シャフト26に嵌装された取付座27、28と、こ
の取付座27、28に圧接固定された固定板29、30
とで、挟持されることによって取り付けられている。な
お、シャフト26の両端には、ネジ部26a、26bが
形成され、このネジ部26a、26bにワッシャ31を
介してナット32を螺合することによって、固定板2
9、30が取付座27、28に圧接されている。
【0018】ポンプ室6、7は、ダイヤフラム4、5を
取り囲むように配置された内ケース34、35と外ケー
ス36、37を有している。内ケース34、35及び外
ケース36、37の外周部には、それぞれ4個のケース
固定部34a、35a及び36a、37a(36aは図
示せず)が形成されている。そして、このケース固定部
34aと36a及びケース固定部35aと37aを、バ
ンド22及びプレート20、21にネジ38で固定する
ことによって、内ケース34と外ケース36が、また内
ケース35と外ケース37が、それぞれ一体となって取
り付けられている。内ケース34、35の外周部には、
円環状の凹部39、40(図1参照)が形成され、この
凹部39、40に、ダイヤフラム4、5の外周縁部に形
成された円環状の凸部4a、5aが嵌装している。
【0019】外ケース36、37には、図2に示すよう
に、空気吸引部41、42と空気吐出部43、44が設
けられている。そして、外ケース36、37の内部空間
K1、K2と空気吸引部41、42及び空気吐出部4
3、44との側壁には、連通孔45a、45b及び連通
孔46a、46bが形成されている。この連通孔45
a、45b部には、逆止弁47a、47bが、また、連
通孔46a、46b部には、逆止弁48a、48bが固
定されている。
【0020】なお、逆止弁47a、47bは、例えば側
壁の内部空間K1、K2側にネジによって固定され、逆
止弁48a、48bは、側壁の空気吐出部43、44側
にネジによって固定されている。空気吸引部41、42
には吸引口49、50が設けられ、空気吐出部43、4
4には吐出口51、52が設けられている。なお、この
ポンプ室6、7の構造は一例であって、他の適宜の構造
を採用し得るし、逆止弁47a、47b、48a、48
bの側壁への取り付け構造も、例えば図7に示す従来例
の構造を採用しても良い。
【0021】なお、図3に示すように、バンド22の端
部22aと底板23が連設される位置のコイル13の外
側面には、温度ヒューズ54が配設されている。この温
度ヒューズ54は、コイル13に直列接続され、この温
度ヒューズ54によって、コイル12、13等が異常発
熱した場合に、コイル12、13への通電が遮断され
る。また、底板23には、図1及び図3に示すように、
コイル12、13の端末に接続されたコード55を、外
部に導出されるためのゴムブッシュ56が装着されてい
る。この底板23は、4隅に取付溝23a(図2参照)
が形成され、この取付溝23aに取付部材57を装着
し、これを取付板58に固定することによって、エアー
ポンプ1が取付板58に取り付けられる。
【0022】次に、このエアーポンプ1の動作の一例
を、図4及び図5を参照して説明する。まず、図4に示
すように、電磁コイル2のコイル12、13に、交流電
源60から、正弦波形の上側の半波電流が供給される
と、コイル12の右端側とコイル13の左端側にN極の
磁極が生じ、コイル12の左端側とコイル13の右端側
にS極の磁極が生じる、これにより、プレートコア1
4、15はS極に磁化され、プレートコア16、17は
N極に磁化される。プレートコア16、17がN極に磁
化されることにより、永久磁石3の左端側(N極)には
斥力が作用し、右端側(S極)には引力が作用する。こ
れにより、永久磁石3が右方向(矢印ハ方向)に移動す
る。
【0023】永久磁石3の移動により、これと一体とな
ってシャフト26も移動する。シャフト26の移動によ
り、ダイヤフラム4、5の中央部分、すなわち、取付座
27、28部分が右方向に移動する。ダイヤフラム4、
5は、外周縁部の凸部4a、5aが内ケース34、35
の凹部39、40に嵌装されているため、取付座27、
28の外側部分が、その弾性によって変形することにな
る。この変形時、取付座27、28及び固定板29、3
0の外周縁がアールになっているため、このアールに沿
ってダイヤフラム4、5がスムーズに変形する。
【0024】この変形により、右側のポンプ室7の内部
空間K2が圧縮されて正圧となり、左側のポンプ室6の
内部空間K1は拡開されて負圧となる。内部空間K2が
正圧になることによって、逆止弁48bが変位して連通
孔46bが開き、内部空間K2の空気が空気吐出部44
から、吐出口52を介して外部に吐出する。また、内部
空間K1が負圧になることによって、逆止弁47aが変
位して連通孔45aが開き、内部空間K1内に吸引口4
9から空気吸引部41を介して外気が吸引される。
【0025】一方、図5に示すように、コイル12、1
3に交流電流の下側の半波電流が供給されると、コイル
12の右端側とコイル13の左端側にS極が生じ、コイ
ル12の左端側とコイル13の右端側にN極が生じる。
これによって、プレートコア16、17はS極に磁化さ
れ、この磁化されたプレートコア16、17の磁極によ
り、永久磁石3の右端側(S極)に斥力が作用し、左端
側(N極)に引力が作用する。これにより、永久磁石3
が左方向(矢印ニ方向)に移動する。
【0026】永久磁石3が左方向に移動することによ
り、シャフト26を介して、ダイヤフラム4、5が変形
し、ポンプ室6の内部空間K1が正圧となり、ポンプ室
7の内部空間K2が負圧となる。内部空間K1が正圧に
なることによって、逆止弁48aが変位して連通孔46
aが開き、内部空間K1内の空気が、空気吐出部43を
介して吐出口51から外部に吐出する。また、内部空間
K2が負圧になることによって、逆止弁47bが変位し
て連通孔45bが開き、内部空間K2内に、吸引口50
から空気吸引部42を介して外気が吸引される。そし
て、この動作が、交流電源60の周波数に同期して行わ
れ、吐出口51、52から空気が交互に断続的に吐出し
て、エアーポンプ1が作動する。
【0027】このように、上記実施例においては、ボビ
ン10、11の挿通孔9内の中央位置に永久磁石3を配
置し、この永久磁石3が挿通孔9内で移動するため、移
動空間を別途設ける必要がなくなると共に、永久磁石3
が1個であり、シャフト26の長さを短くすることがで
きて、エアーポンプ1の小形化が図れる。その結果、シ
ャフト26、ボビン10、11及びバンド22等の部品
が小形化され、部品コストが低減されると共に、従来例
に示すステートコア109が不要になって部品点数が削
減される等、エアーポンプ1のコストダウンが図れる。
【0028】図6は、本発明に係わる電磁式エアーポン
プの他の実施例を示している。以下、上記実施例と同一
箇所には、同一符号を付して説明する。この実施例にお
けるエアーポンプ61の特徴は、ボビン10、11内に
配置される永久磁石を3個連設すると共に、ボビン1
0、11の両側端面に配置されるプレートコア16、1
7を挿通孔9内まで延長した点にある。
【0029】すなわち、シャフト26の略中央に永久磁
石3aを固定し、この永久磁石3aの両側に若干の間隙
を有して永久磁石3b、3cを固定する。各永久磁石3
a〜3cの磁極は、例えば図6に示す如く着磁され、永
久磁石3bの左端側にS極が、永久磁石3cの右端側に
N極が位置している。また、プレートコア16、17に
は、円筒形状のコア62、63が挿通孔9内に位置如く
連設されている。このコア62、63は、その先端が永
久磁石3b、3cの位置まで延び、プレートコア14、
15との間に空間K3、K4が形成されている。
【0030】このエアーポンプ61は、コイル12、1
3に交流電流が供給されると、コイル12の右端側及び
コイル13の左端側に、N極及びS極の磁極が交互に生
じる(図6はS極が生じている場合を示す)。これによ
り、コア62の空間K3側及びコア63の空間K4側
が、S極及びN極に交互に磁化される(図6はN極に磁
化されている場合を示す)。この磁極と永久磁石3bの
左端側の磁極(S極)、及び永久磁石3cの右端側の磁
極(N極)との間に斥力及び引力が作用し、この力によ
って、永久磁石3a〜3cが往復移動し、ダイヤフラム
4、5が振動する。なお、この実施例において、永久磁
石の対向面側を同じ磁極にして、複数個連設しても良い
し、対向面側を異なる磁極にして、複数個連設しても良
い。
【0031】このように構成しても、永久磁石3a〜3
cをボビン10、11の挿通孔9内で移動させることが
でき、上記実施例と同様、エアーポンプ61を小形に構
成することができ、製品のコストダウンが図れる。ま
た、連設する永久磁石の個数に応じた特性のエアーポン
プ61を得ることができ、種々の用途に使用することが
できる。
【0032】さらに、コア62、63を設けることによ
り、永久磁石3a〜3cの幅(図6のh)を小さくする
ことができ、移動体である永久磁石3a〜3c等の重量
が軽くなるため、上記実施例のエアーポンプ1に比較し
て、応答性の優れたエアーポンプ61が得られる。とこ
ろで、このエアーポンプ61は、圧力対風量の性能曲線
において、従来例に示すエアーポンプ100に比較し
て、圧力が約2倍向上し、永久磁石3a〜3cの磁力の
劣化も発生しないことが、実験的に確認されている。
【0033】なお、上記各実施例における、ダイヤフラ
ムの固定構造、ボビンの個数、プレートコアの構成等は
一例であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々変更可能であることは言うまでもない。また、
上記各実施例における電磁式エアーポンプは、家庭用浄
化槽、養魚水槽のエアーポンプとして使用できる他、例
えば料理店の活魚用水槽、ボルト締め具、ふとん乾燥
機、エアーベット、風船膨らまし機等に使用されるエア
ーポンプとしても使用できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電磁式エ
アーポンプにあっては、永久磁石の移動空間を別途設け
る必要がなく、エアーポンプの小形化が図れて、製品の
コストダウンが図れる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電磁式エアーポンプの断面図
【図2】同図1の平断面図
【図3】同図2のAーA線矢視断面図
【図4】同動作説明図
【図5】同動作説明図
【図6】本発明に係わる電磁式エアーポンプの他の実施
例を示す断面図
【図7】従来の電磁式エアーポンプを示す断面図
【符号の説明】
1、61・・・・・電磁式エアーポンプ 2・・・・・・・・電磁コイル 3、3a〜3c・・永久磁石 4、5・・・・・・ダイヤフラム 6、7・・・・・・ポンプ室 8・・・・・・・・コイル収納部 9・・・・・・・・挿通孔 10、11・・・・ボビン 12、13・・・・コイル 16、17・・・・プレートコア 26・・・・・・・シャフト 27、28・・・・取付座 29、30・・・・固定板 41、42・・・・空気吸引部 43、44・・・・空気吐出部 49、50・・・・吸引口 51、52・・・・吐出口 60・・・・・・・交流電源 62、63・・・・コア K1、K2・・・・内部空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周部にコイル収納部が形成され、内周部
    に挿通孔が形成された円筒形状のボビンを複数個連設
    し、互いに隣合う両端部に同じ磁極が生じる如く、コイ
    ルを前記コイル収納部にそれぞれ巻回した電磁コイル
    と、少なくとも前記ボビンの両側端面に配置されたコア
    と、前記挿通孔内に配置され、その中心軸にシャフトが
    固定された永久磁石と、該永久磁石のシャフトの両端部
    に取り付けられた一対のダイヤフラムと、該ダイヤフラ
    ムを取り囲むようにして設けられた一対のポンプ室と、
    を具備することを特徴とする電磁式エアーポンプ。
  2. 【請求項2】前記永久磁石が複数個連設され、連設した
    磁石の両端部に異なる磁極が位置することを特徴とす
    る、請求項1記載の電磁式エアーポンプ。
  3. 【請求項3】前記コアが、前記ボビンの挿通孔内まで延
    長して設けられていることを特徴とする、請求項1もし
    くは請求項2記載の電磁式エアーポンプ。
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CN103603785A (zh) * 2013-10-24 2014-02-26 加西贝拉压缩机有限公司 一种气体压缩机
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