JPH0440655Y2 - - Google Patents

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JPH0440655Y2
JPH0440655Y2 JP1986128145U JP12814586U JPH0440655Y2 JP H0440655 Y2 JPH0440655 Y2 JP H0440655Y2 JP 1986128145 U JP1986128145 U JP 1986128145U JP 12814586 U JP12814586 U JP 12814586U JP H0440655 Y2 JPH0440655 Y2 JP H0440655Y2
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JP
Japan
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯科ハンドピースの頸部を有する頭
部ケースを含んでいる頭部とグリツプ部とを着脱
自在に結合するための止め装置であつて、互いに
結合すべき部分の一方に回り止め部材を、また他
方に回り止め部材に対する対向部材を有する軸案
内スリーブを備えた軸を含んでおり、さらに互い
に結合すべき部分の一方に半径方向に作用する係
合手段を有する少なくとも1つの止め部材を、ま
た他方に係合の際に係合手段に対する当接面を成
す少なくとも1つの対向係合手段を含んでおり、
さらに係合手段に対して押圧力の作用により係合
を解除する操作部材を含んでいる歯科ハンドピー
スの止め装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の公知の止め装置(ヨーロツパ特許第
0029862号明細書)では、ハンドピースの頸部が、
この範囲内でハンドピースの表面を形成しかつ隣
接ハンドピース部分の表面と同高につながるばね
弾性リングスリーブを含んでいる。頭部ケースと
正接する側面範囲内にリングスリーブに軸線に対
して平行に延びている延長部が位置しており、そ
れらの自由端に半径方向に外方に向けられた係合
突起部が配置されており、これらの係合突起部が
グリツプスリーブ内の相応の孔に係合する。係合
を解除するためには、頸部の側面の範囲、すなわ
ち実質上頭部ケースと正接する範囲で親指および
人指し指を当てて頭部をリングスリーブに向けて
押す。それに伴うリングスリーブの変形により係
合突起部が孔から外れる。
ばね弾性リングスリーブと軸線に対して平行に
延びており係合突起部を有する延長部との配置
は、頭部に比較的大きな占有面積を必要とする。
加えて、操作部材として作用するスリーブは、そ
の他のハンドピース表面に相応して構成されてい
なければならず、従つてまた比較的費用がかかる
比較的大きな可視面を形成する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、従来の止め装置にくらべて改
良されており、特に費用の点でも望ましい止め装
置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、本考案によれば、実用新案登録請
求の範囲第1項に記載の止め装置により達成され
る。
〔作用効果〕
止め装置の従来高い費用および最も大きな面積
を必要とした部分であつた操作部材が本考案によ
ればハンドピースのグリツプ部、すなわち歯科医
が用意しておくべき個数が少なくてよいハンドピ
ース部分に対応付けられていることにより、既に
第1の費用低減が達成される。操作部材が頭部か
らグリツプ部へ移されたことにより、さらに、処
置個所にスプレイおよび光を導くために利用され
得る頭部自体の場所が広くなるという利点が得ら
れる。頭部およびグリツプ部の分離個所が従来の
構造に比較して頭部ケースに近付けられているの
で、取扱上の利点も得られる。操作部材がもはや
頭部に対応付けられていないけれども、操作部材
へのアクセスは、公知の装置の場合と同一の仕方
で、すなわち頭部をつかんでいる手の親指および
人指し指により行われ得る。しかも、その際に取
扱は公知の装置にくらべて容易である。なぜなら
ば、親指および人指し指により頭部をつかんでい
る際に既に操作部材が親指および人指し指の指先
の直接的なアクセス範囲内に位置するからであ
る。こうして止め装置が従来よりも非常に容易に
操作され得る。さらに、この配置において、頭部
ケースの切断縁および頸部がハンドピース部分の
軸線方向引き抜きの際に指を当てる個所を提供す
ることは有利である。
〔実施態様〕
半径方向に作用する係合手段を有する止め部材
がグリツプ部に配置されるならば、別の費用低減
が達成され得る。しかし、このような配置はあら
ゆる場合に優先的に努めるべきではない。なぜな
らば、頭部あたりわずかな係合過程およびそれと
結び付くわずかな負荷のゆえに、場合によつて
は、係合手段を有する止め部材を頭部に負荷する
ことが有利であり得るからである。
係合手段を有する止め部材は種々に構成されて
いてよい。
特に有利な構成では、止め部材および係合手段
がほぼハンドピースの軸線に対して平行に延びて
いる1つまたは複数個の薄い耳片から形成されて
おり、これらの耳片がそれらの前端により他のハ
ンドピース部分の相応に形成された対向係合手段
を形成するストツパに当接し、また操作部材の押
合わせの際に内方ま外方へ行われる半径方向の変
位により係合を外され得る。
このような前側での当接係合は半径方向に突出
する係合突起部に比較してわずかな組込み寸法し
か必要としない。なぜならば、実際上耳片の壁厚
が当接のために、従つてまた係合のために完全に
利用され得るからである。
耳片は固有の弾性を有するものとして構成され
ていてもよいし、別のばねの作用により半径方向
に変位可能に配置されていてもよい。後者の変形
例では耳片は湾曲部またはスリーブにより一緒に
保持されていてよい。
〔実施例〕
第1図に全体として符号1を付して示されてい
るハンドピースは接続アーマチユア2により供給
チユーブ3と接続されている。接続アーマチユア
2のほうに向けられたハンドピースセクシヨン4
は、詳細には図示されていない駆動ユニツト、た
とえば電気または空気モータを含んでいる。ハン
ドピースセクシヨン4にはグリツプ部5および頭
部6が接続されている。頭部6は公知の仕方で、
詳細には図示されていない歯科器具および比較的
短い頸部8を受け入れるための頭部ケース7を含
んでいる。符号9を付されているのは、グリツプ
部5に対して頭部6を軸線方向に止めるための
(後で図面により一層詳細に説明する)止め装置
の操作部材である。
第2図には個別部分として頭部6が斜視図で示
されている。頭部6はほぼ円筒状の軸10を有
し、そのなかに歯科器具を駆動するための駆動軸
11が支えられている。軸10の上側には、スト
ツパ面12aを有する係合突起部12が位置して
おり、その下側には軸線に対して平行に延びてい
る突出部13の形態の回り止め部材が設けられて
いる。比較的短い頸部8は両側に軸線方向に延び
ている突出部14を有し、この突出部14は、組
み立てられた状態で、すなわち頭部6がグリツプ
部5のなかに差し込まれた状態で、後で一層詳細
に説明する止め装置を覆い、または固定し、また
それによりグリツプ部に対する別の回り止めが達
成されてる。
第3図には、頭部6を取り外した状態でグリツ
プ部5の前部が示されている。グリツプ部5は外
側スリーブ15と、そのなかに取付けられてお
り、頭部6の軸10を受け入れるための案内スリ
ーブ16とから成つている。
第4図には案内スリーブ16の詳細が示されて
いる。ほぼ円筒状の案内スリーブ16は頭部6の
ほうに向けられた斜めの前面17を有し、その両
側のフライス切削個所18に組立状態で頭部6の
両側の突出部14(第2図)が係合する。スリー
ブ孔の上側に設けられている溝19は頭部6の導
入の際に、頭部の軸の上側に位置する係合突起部
12の妨げられない導入を許す。対角線上で反対
側に位置する長手方向スリツト20は回り止め部
材13に対する対向部材を成している。案内スリ
ーブ16は一方では、ほぼ軸の半周にわたつて延
びており両側の中断個所22に移行する旋盤加工
面21を含んでおり、また他方では、軸の両側に
軸線に対して平行に延びており止め部材25(第
5図)を受入および保持するための取付ボルト2
4を有する孔23を含んでいる。
止め部材25はほぼ軸線に対して平行に延びて
いる2つのスリツプ状セクシヨン26により形成
され、これらのセクシヨンは一端26aで湾曲部
27により互いに結合されており、また他端26
bにボルト24の受入孔28を有する。止め部材
25はばね材料からなつており、すなわちばね弾
性的であり、また湾曲部27からセクシヨン26
への移行個所に押圧面(その位置は矢印29によ
り示されている)を形成する。止め部材25はス
リーブ16の旋盤加工部21にはめられ、その際
に両側の弾性セクシヨン26は孔28により孔2
3のボルト24に固定される。組立状態で、第5
図中に矢印29により示されている押圧面は中断
個所22の範囲内に位置する。止め部材25をは
めた後に最後に上から案内スリーブ16に、第1
図中に符号9を付して示されておりまた第6図に
詳細部分として斜視図で再び示されている操作部
材9がはめられる。このほぼU字形の部分は同じ
くばね弾性的に構成されており、また好ましくは
合成樹脂から成つている。両側でハンドピースの
カバー面から少し突出する操作キーを形成する両
脚9a,9bは、ハンドピースをつかんでいる手
の親指および人指し指による半径方向の押し合わ
せの際に止め部材25を押圧面(矢印29)の範
囲内で変形させる。それにより、もとの半円形の
湾曲部27は、頭部6の軸線方向引き抜きの際に
係合状態で係合突起部12(第2図)と係合しか
つストツパ面12aに接している湾曲部27の下
を通つて係合突起部が滑り抜け得るように卵形に
変形される。
止め装置を組立状態で示す第1図および第3図
を考察すると理解されるように、ばね部材25の
湾曲部27は、操作部材9の両側9a,9bが押
されるときにのみ、係合突起部12が湾曲部27
の下を滑り抜けて、両ハンドピース部分5,6の
係合解除が達成され得るように形成される。
第7図ないし第10図には止め装置の第2の有
利な実施例が示されている。第7図に示されてい
る案内スリーブ30は、第9図に一層詳細に示さ
れている止め部材33および第8図に示されてい
る頭部36を受け入れるべく構成されている。案
内スリーブ30は上側に旋盤加工部31を含んで
おり、そのなかに第9図に斜視図で示されている
止め部材33の湾曲部32が入れられる。止め部
材33の湾曲部32は両側の弾性セクシヨン34
と接続されており、それらの一方の端34aは止
めを解除するための押圧面を形成し、またそれら
の他端34bは止めのための係合手段を形成す
る。
第8図に示されている頭部36の軸35は、前
側のストツパ面38を形成する両側の第1の孔3
7と、傾斜縁39から出発する両側の第2の孔4
0と、上側の単一の第3の孔41とを有する。
弾性止め部材33を組立てるためには、止め部
材33が上から湾曲部32を案内スリーブ30の
加工部31のなかに入れられる。この位置で、両
側に案内スリーブ30内に配置されており互いに
移行する中断個所42,43により、長手方向に
延びている弾性セクシヨン34の端34a,34
bがスリーブにより係合され得ることが保証され
る。止め部材は、第9図から明らかなように、両
弾性セクシヨン34がそれらの端34bで収斂し
て延びるように形成されている。頭部36が軸線
方向に案内スリーブ内へ導入されると、弾性セク
シヨン34の前側の端34bは孔37の両ストツ
パ面38に当接する。この位置では頭部36は軸
線方向に滑つて外れないように保護されている。
この実施例においても第6図中の操作部材のよう
に構成され第3図に相応して取付けられている操
作部材9を押圧すると、両操作キー9a,9bを
介して半径方向の圧力がセクシヨン34の両端3
4aに作用する。その際に弾性セクシヨン34は
第9図中に符号43を付されている個所で頭部3
5の第8図中に符号39を付されている傾斜縁に
当接する。さらに押圧されると、一方の端34a
は孔40のなかへのがれ、また他方の端34bが
孔37から外れ得るので、止めの係合は解除され
る。
うつかりして操作部材9を操作した際にも頭部
36の滑り外にれ対する追加的な保護を達成する
ため、第10図に示されている有利な実施例によ
れば、湾曲部32は1つの弾性延長部44を設け
られており、その自由端45は特定の軸線方向の
行程の際に初めて頭部36の第3の孔41に係合
する。すなわち、延長部の端45は本来の止めの
解除の後に頭部がわずかな、たとえば1ないし2
mmの範囲内の軸線方向行程を取り外し方向に行つ
た後に初めて係合する。
第11図ないし第14図には有利な止め装置の
第3の実施例が示されている。この実施例では、
案内スリーブ46は両側でそれぞれ1つの垂直な
ストツパ縁47により段を付けられた平坦面4
8,48aを含んでおり、それらに組立状態でス
トリツプ状の弾性部材49(第12図/第13
図)が当接する。弾性部材49は半径方向に内方
に向けられた第1の突出部51を有する側方延長
部50を有し、突出部51が組立状態でストツパ
縁47に当接し、また弾性部材49を軸線方向の
ずれに対して保護する。この実施例においても、
弾性部材49の一方の端49aは止めを操作する
ための押圧面を形成し、また他方の端49bは同
じく半径方向に内方に向けられた第2の突出部5
2により、止められた状態で頭部36の孔37の
ストツパ面38に当接する(第8図参照)係合手
段を形成する。係合手段が案内スリーブ46には
められ得るように、スリーブ46の両側に相応の
中断個所(スリツト)が設けられている。
組立状態で両弾性部材49は、第14図に示さ
れている湾曲ばね54が相応の孔55に入れられ
ることにより保持される。止め部材を複数個の部
品から構成する代わりに、弾性部材49および湾
曲ばね54を一体に構成することも考えられる。
第15図に示されている頭部60の実施例で
は、軸61が凹み62を有し、そのなかに止め部
材を形成するスリーブ63が入れられている。第
16図に正面図で示されているスリーブ63は一
方では、スリーブが組立のために少し拡げられて
軸端を越えてずれること、また場合によつては回
り止めをするとを可能にする通しの長手方向スリ
ツト64を含んでおり、また他方では、スリーブ
長さの一部分のみにわたつて延びておりスリーブ
の両側に弾性耳片66を形成する複数個のスリツ
ト65を含んでいる。これらの弾性耳片66の前
側の端67は止められた状態で、軸直径に相当す
る間隔をおいてグリツプスリーブ5(第1図)に
取付け可能な案内スリーブ70に配置されている
2つの止め鈎69のストツパ面68に当接する。
案内スリーブ70は、操作部材の止めおよび配置
は別として、第4図および第7図と類似に構成さ
れている。第18図に示されている操作部材71
は原理的には第6図に示されている操作部材9と
類似に構成されているが、追加的に両側に保持腕
71aを有する。これらの保持腕は案内スリーブ
70の長手方向に延びている溝72の中に入れら
れており、またピン73および沈み孔74から成
る止めにより抜け落ちに対して保護されている。
前記の構成と異なり、操作部材71は案内スリー
ブ70の斜めの前面75に直接に当接している。
すなわち、止められた状態で操作部材71は頭部
60(第15図)の斜めの面76と案内スリーブ
70の斜め面75との間に位置する。しかし、両
ハンドピース部分の軸線方向のストツパを案内ス
リーブ70における符号77を付されている面が
形成し、案内スリーブ70は止められた状態で頭
部60の前面76の下側部分に当接する。
前記の実施例の場合と同様に回り止めのために
頭部60に軸線に対して平行に延びている係合突
起部78が存在しており、頭部をグリツプ部には
めた際に係合突起部78が案内スリーブ70の案
内スリツト79のなかに係合する。第15図、第
17図および第18図に位置78′,79′により
示されているように、係合突起部および案内スリ
ツトを頭部の下側ではなく上側に配置することも
有利である。頭部に(案内スリーブを有する)グ
リツプ部をはめる際に正確な位置決め、すなわち
互いに結合すべき部分の機能的に正しい整列が達
成される。頭部およびグリツプ部が互いにねじら
れれば、すなわち機能的に互いに正しく整列され
てはめられなければ、操作部材71の斜めの前面
が係合突起部78′に当接している状態で、係合
突起部がスリツト79′のなかに係合するまで係
合突起部に沿つて滑る。
弾性スリーブ63の前記の回り止めは、頭部軸
61に設けられており通しのスリツト64のなか
に係合する追加的な回り止めピンにより、または
存在する係合突起部78または78′により行わ
れ得る。
両弾性耳片66はそれらの自由端で少し外方に
軸61の直径を越えて突き出すように拡げられて
いる。案内スリーブをはめる際に両止め鈎69は
耳片66の外面に沿つて滑り、また耳片66を内
方に、それらの端が最後に止め鈎69に掛かつて
係合するまで押す。係合を解除するためには、操
作部材71が矢印(第18図)により示されてい
る個所で少し内方に押される。その際に弾性耳片
66は軸61に設けられている自由空間80内に
押されるので、頭部60はグリツプ部5または案
内スリーブ70から軸線方向に吹き抜かれ得る。
第15図および第16図に示されているように
等しい横断面を有する止めスリーブ63の実施例
に対して代替的に、止めスリーブは、第19図に
縦断面図で示されているように、弾性耳片が止め
られていない状態で外方に拡げられておらず、そ
れらの端に斜めの張り出し面を設けられてた係合
突起部81として構成されていてもよい。
この実施例においても、軸線方向の滑り落ちに
対する追加的な保護が、係合されない部分に設け
られていてよい。このような追加的な保護はたと
えば、案内スリーブに取付けられた板ばねから成
り、その自由端に軸の刻み目に係合する突起部を
設けられているものであつてもよい。このような
追加的な保護は、前記のように、両ハンドピース
部分(頭部およびグリツプ部)が滑つて外れる方
向にわずかな軸線方向行程を行つたときに初めて
作用するように配置されているのが目的にかなつ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による歯科ハンドピース全体の
斜視図、第2図は頭部の第1の実施例の斜視図、
第3図はハンドピースの前側のグリツプ部の斜視
図、第4図はグリツプ部内に取付可能な案内スリ
ーブの第1の実施例の斜視図、第5図は頭部に対
する止め部材の第1の実施例の斜視図、第6図は
第5図による止め部材に対する操作部材の第1の
実施例の斜視図、第7図は案内スリーブの第2の
実施例の斜視図、第8図は頭部の第2の実施例の
斜視図、第9図は頭部に対する止め部材の第2の
実施例の斜視図、第10図は頭部に対する止め部
材の第3の実施例の斜視図、第11図は案内スリ
ーブの第3の実施例の斜視図、第12図および第
13図は止め部材の第4図の実施例の斜視図、第
14図は第12図および第13図に示されている
部分に対する保持部の斜視図、第15図は止め部
材を有する頭部の別の実施例の斜視図、第16図
は第15図中に示されている止め部材の第15図
中の線VXI−VXIの個所における正面図、第1
7図は第15図による頭部に適する別の案内スリ
ーブの斜視図、第18図は操作部材を有する第1
7図中に示されている案内スリーブの斜視図、第
19図は止め部材の別の実施例の断面図である。 1……ハンドピース、2……接続アーマチユ
ア、3……供給チユーブ、4……ハンドピースセ
クシヨン、5……グリツプ部、6……頭部、7…
…頭部ケース、8……頸部、9……操作部材、1
0……軸、11……駆動軸、12……係合突起
部、13……突出部、14……突出部、15……
外側スリーブ、16……案内スリーブ、17……
斜めの前面、18……フライス切削個所、19…
…溝、20……長手方向スリツト、21……旋盤
加工面、22……中断個所、23……孔、24…
…ボルト、25……止め部材、26……ストツプ
状セクシヨン、27……湾曲部、28……ボルト
受入孔、29……押圧面を示す矢印、30……案
内スリーブ、33……止め部材、36……頭部、
37……孔、38……ストツパ面、41……孔、
42,43……中断個所、44……弾性延長部、
45……延長部の端、46……案内スリーブ、4
7……ストツパ面、48……平坦面、49……弾
性部材、50……側方延長部、51,52……突
出部、53……中断個所(スリツト)、54……
湾曲ばね、60……頭部、61……頭部軸、62
……凹み、63……係合スリーブ、64,65…
…スリツト、66……弾性耳片、68……ストツ
パ面、69……止め鈎、70……案内スリーブ、
71……操作部材、72……孔、73……ピン、
74……沈み孔、75,76……斜めの面、77
……面、78……係合突起部、79……案内スリ
ツト、80……自由空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 歯科ハンドピース1の頸部8を有する頭部ケ
    ース7を含んでいる頭部6,36,60とグリ
    ツプ部5とを着脱自在に結合するための止め装
    置であつて、互いに結合すべき部分6,36,
    60;5の一方に回り止め部材13,78を、
    また他方に回り止め部材13,78に対する対
    向部材20,79を備えた案内スリーブ16,
    30,46,70を有する軸10,35,61
    を含んでおり、さらに互いに結合すべき部分の
    一方に半径方向に使用する係合手段(27,3
    4b,49b,66を有する少なくも1つの止
    め部材25,33,49,63を、また他方に
    係合の際に係合手段に対する当接面(12a,
    38,68を成す少なくとも1つの対向係合手
    段12,37、69を含んでおり、さらに係合
    手段に対して半径方向に内方に作用する押圧力
    により係合を解除する操作部材9,71を含ん
    でおり、この操作部材9,71は頭部ケース7
    に隣接してハンドピース1のグリツプ部5の頭
    部側の端に配置されている歯科ハンドピースの
    止め装置において、操作部材9,71はばね弾
    性的に形成されており、その周囲にハンドピー
    ス1のカバー面から少し突出する少なくとも2
    つの操作キー9a,9bを有することを特徴と
    する歯科ハンドピースの止め装置。 2 半径方向に作用する係合手段27,34b,
    49bを有する止め部材25,33,49がハ
    ンドピースのグリツプ部5に配置されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の止め装置。 3 止め部材25,33,49,63が1つまた
    は複数個、好ましくは2つのほぼ軸線に対して
    平行に延びている部材26,34,49,66
    から形成されており、それらの1つの前側の端
    34b,67が係合された状態で対向係合手段
    37,69のストツパ面38,68に当接して
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載の止め装置。 4 部材66が頭部60の軸61に、係合されて
    いない状態でそれらの頭部ケースのほうを向い
    た端が少し外方に軸直径を越えて突出するよう
    に配置されており、軸61に係合しかつ操作部
    材71を受け入れるスリーブ70にストツパ面
    68を含む対向係合手段、好ましくは互いに軸
    直径に一致する間隔をおいて直角に配置された
    2つの止め鈎69の形態の対向係合手段が設け
    られており、また係合の範囲内で軸直径が頭部
    の軸61内の孔により形成された自由空間80
    を有し、そのなかに部材66の自由端が操作部
    材71により半径方向に内方への力が与えられ
    た際にそれを得ることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第3項記載の止め装置。 5 止め部材が長手方向にスリツトを切られたス
    リーブ63から成り、このスリーブがスリーブ
    長さの一部分のみにわたつて設けられている別
    のスリツト65により係合手段を成す弾性耳片
    66を形成することを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第3項また第4項記載の止め装置。 6 止めおよびその操作のための部分がグリツプ
    部5内に回り止めして保持される案内スリーブ
    16,30,46,70により受け入れられる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれか1項に記載の止め装
    置。 7 止め部材25,33,49がほぼ軸線に対し
    て平行に延びており、また軸周縁のほぼ半分に
    わたり配置されている湾曲片27,32,54
    により保持されている2つのばね部材26,3
    4,49から形成されており、それらの1つの
    端26a,34a,49aが操作部材9に対す
    る押圧面(矢印29)を形成することを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第3項記載の止め
    装置。 8 湾曲片27がばね弾性を有するものとして構
    成されており、またそれ自体で係合手段を形成
    しまた係合された状態でストツパ面12aを含
    む係合突起部12が頭部6の軸10に係合する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第7
    項記載の止め装置。 9 ばね部材26の押圧面(矢印29)の範囲内
    で中断部22が案内スリーブ16内に設けられ
    ており、ばね部材26がその外端で案内スリー
    ブ16の孔23のなかに導かれかつ取付けられ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第8項記載の止め装置。 10 案内スリーブ16にばね部材26を取付ける
    ためピン25またはその類似物が設けられてお
    り、それに押圧面(矢印29)と反対のほうに
    向けられており相応の孔28を設けられている
    ばね部材26の端26bが掛けられていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第9項記
    載の止め装置。 11 両ばね部材34がそれらの押圧面(矢印2
    9)と反対のほうに向けられている端34bに
    より、頭部36の軸35に配置されているスト
    ツパ面38を有する対向係合手段37に対する
    係合手段を形成することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第3項記載の止め装置。 12 ばね部材34がそれらの係合手段を形成する
    端により収斂して配置されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第11項記載の止め
    装置。 13 頭部36の軸35に両側に、係合手段34a
    に対するストツパ面38を形成する第1の孔3
    7が存在しており、押圧面(矢印29)の範囲
    内に第2の孔40が存在しており、またそれら
    の間にそれぞれ1つの傾斜縁39が形成され、
    その回りにばね部材34が押圧面への押圧力の
    作用の際に、“係合外位置”に傾斜されること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第11項
    記載の止め装置。 14 両ばね部材34を保持する湾曲片3が、軸線
    方向に延びており自由端に係合突出部45を有
    する弾性延長部44を有し、この係合突出部が
    頭部36の軸35における第3の孔41に係合
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第7項ないし第9項のいずれか1項に記載の止
    め装置。 15 係合突出部45に対する第3の孔41の位置
    が、係合が頭部36の取り外し方向に特定の軸
    線方向行程の後に始めて行われるように選定さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第14項記載の止め装置。 16 湾曲片27,32が案内スリーブ16,30
    のほぼ半周にわたつて設けられている孔21,
    31のなかに入れられており、それらが弾性部
    材26,34の少なくとも一方の端26b,3
    4bを通すための中断部22,42,43に移
    行していることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第7項ないし第15項のいずれか1項に記
    載の止め装置。 17 半径方向に内方に向けられた第1の突出部5
    1を有する側方延長部50を有する2つの弾性
    部材49が設けれており、これらの突出部が案
    内スリーブ46の垂直なストツパ面47に当接
    し、またそれにより一方では傾斜軸受を、また
    他方では軸線方向のずれに対する部材49の固
    定部を形成し、また押圧面と反対のほうに向け
    られた端49bに半径方向に内方に向けられた
    第2の突出部52が存在しており、この突出部
    が係合手段を形成することを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第3項記載の止め装置。 18 両弾性部材49が案内スリーブ46の孔55
    のなかに入れられた湾曲片54により保持さ
    れ、またその際に案内スリーブ46の平面4
    8,48aに向けて押圧されることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第17項記載の止め装
    置。 19 操作部材としてグリツプ部5または案内スリ
    ーブ16,30,70の上にかすがい状にはめ
    得るU字状の弾性部9,71が設けられてお
    り、この弾性部が両脚に操作キー9a,9bを
    含んでいることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項ないし第18項のいずれか1項に記
    載の止め装置。 20 U字状操作部9のブリツジ部が案内スリーブ
    16,30の周縁に設けられている孔21,3
    1のなかに入れられており、入れられた状態で
    両操作キー9a,9bのみがハンドピース表面
    から突出していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第19項記載の止め装置。 21 操作部材9,71が合成樹脂から成つている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第19
    項記載の止め装置。 22 操作部材71が両側に張り出された保持部7
    1aを含んでおり、これらの保持部が孔72の
    なかに入れられ、また軸線方向に滑り止めされ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第19項記載の止め装置。 23 グリツプ部5または案内スリーブ16,3
    0,46および頭部6,36が互いに一致する
    面17,71,75を有し、これらの面が頭部
    ケースに向けて斜めに傾けられて、またほぼそ
    の下端まで延長されて配置されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし
    第22項のいずれか1項に記載の止め装置。
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CS8606187A2 (en) 1991-12-17
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