JPH0437485A - 金属複合条の製造方法 - Google Patents

金属複合条の製造方法

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JPH0437485A
JPH0437485A JP13959190A JP13959190A JPH0437485A JP H0437485 A JPH0437485 A JP H0437485A JP 13959190 A JP13959190 A JP 13959190A JP 13959190 A JP13959190 A JP 13959190A JP H0437485 A JPH0437485 A JP H0437485A
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JP
Japan
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strip
grooved roll
bar
groove part
metal
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Pending
Application number
JP13959190A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Sakamoto
阪本 睦夫
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属複合条の製造方法に関する。
[従来の技術] 銀と銅、鉄と銅等の組み合わせのように金属の中でも性
質が異なるものを接合してなる金属複合条は、合金では
得られない優れた機械的および電気的特性を示すので、
電子部品や電気部品の材料として広く使用されている。
このような金属複合条としては、第3図に示すように、
第1の金属条30の表面全面に第2の金属条32を接合
してなる、いわゆるオーバーレイタイプ金属複合条と、
第4図に示すように、第1の金属条40の表面上に第2
の金属条42を断面が島状になるように形成してなるト
ップレイタイプ金属複合条が挙げられる。
オーバーレイタイプ金属複合条は、第1の金属条30と
第2の金属条32の接合面をあらかじめ清浄し、上下一
対の平ロールを用いてその接合面を合わせるようにして
上下から押圧することにより第1の金属条30と第2の
金属条32を圧接し同時に圧延して製造される。
一方、トップレイクイブ金属複合条は、第1の金属条4
0と第2の金属条42の接合面をあらかじめ清浄し、第
1の金属条40側に平ロール、第2の金属条42側に、
この第2の金属条42が嵌合する断面が矩形状の溝部を
有する溝付ロールを用いてその接合面を合わせるように
して両方の金属条を同時に圧延して圧接することにより
製造される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、トップレイタイプの金属複合条は、エツ
ジ部における接合状態が悪く、その後の工程において剥
離を起こす危険性があり、工業的にはほとんど使用され
ていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、エツ
ジ部における接合状態が良好なト・ツブレイタイプ金属
複合条を安定して効率よく得ることができる金属複合条
の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1の金属条と該第1の金属条より幅が狭い
第2の金属条の被圧接面同士を重ね合わせ、円周方向に
連続して設けられ、側面と底面とのなす角が110゜〜
155’であり、断面が略台形状である溝部を有する溝
付ロールを用いて、両方の金属条を同時に圧延すること
により両者を圧接することを特徴とする金属複合条の製
造方法である。
二こで、溝付ロールの溝部の側面と底面とのなす角は、
110@〜155°に設定する。これは、前記溝付ロー
ルのなす角が1000未満であると圧接の際に溝部の側
面により第2の金属条の側面が拘束されて極端に変形す
るために、第2の金属条のエツジ部における接合状態が
悪くなり、一方、溝付ロールのなす角が155”を超え
てもエツジ部における接合状態が悪くなるからである。
溝付ロールの溝部の側面と底面とのなす角は、130’
〜155’であることが特に好ましい。
第2の金属条の幅は、溝付ロールにより良好に圧接する
ことができるように溝付ロールの溝部の底面の幅と同じ
若しくはそれよりも若干狭いことが好ましい。
第2図に示すように、第1の金属条20の両面に第2の
金属条22.24を圧接して金属複合条を製造する場合
、上下ロールの各々に側面と底面とのなす角が110゜
〜155°であり、円周方向に連続して設けられた略台
形状の断面の溝部を有する溝付ロールを用いて行う。
なお、第1の金属条の金属と第2の金属条の金属は、異
種でも同種でもよい。また、圧延は、従来行われている
条件で行う。
[作 用] 本発明の金属複合条の製造方法によれば、第1の金属条
と第2の金属条とを重ね合わせ、円周方向に連続して設
けられ、側面と底面とのなす角が110@〜155”で
あり、断面が略台形状である溝部を有する溝付ロールを
用いて第2の金属条を押圧することにより、第1の金属
条に圧接しつつ圧延する。
第2の金属条は、この溝付ロールの溝部の底面により押
圧されることにより、第1の金属条との接合界面近傍で
内部応力が生じる。内部応力が蓄積されると塑性変形を
引き起こす。このため、第1の金属条と第2の金属条の
接合界面は、微視的に見ると長さ方向に広がると共に幅
方向にも広がる。本発明に使用される溝付ロールの溝部
は、この幅方向の広がりを充分に許容するような断面形
状を有する。したがって、断面が矩形状である従来の溝
付ロールを用いた場合に見られるような溝部の側面が第
2の金属条側面を拘束することによって生じる界面での
変形が防止される。この結果、第2の金属条のエツジ部
における接合強度が向上する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
実施例1 まず、厚さ1 mm、幅80III11の銅条と厚さ1
+om。
幅40mの鋼条のそれぞれの接合面にワイヤーブラシを
用いて清浄処理を施した。次に、第1図に示すように、
鋼条側に断面が略台形状の溝部を円周方向に連続して有
する溝付ロール10、銅条側に平ロール12を用い 溝
付ロール10の溝部14で鋼条を、平ロールで銅条を押
圧することにより銅条と鋼条をその被接合面を合わせて
圧延しつつ圧接した。なお、このとき溝付ロール10に
は、底面の幅が4011%深さが0.8+u、側面と底
面とのなす角θが155’である溝部を有するものを用
いた。また、圧延は、通常行われている既知の条件で行
った。このようにして、実施例1の金属複合条を製造し
た。
実施例2〜4 実施例1で使用した銅条および鋼条をワイヤーブラシに
用いて清浄処理を施した。次に、下記第1表に示した側
面と底面とのなす角θを有する溝付ロールを用いて実施
例1と同様にして圧接しつつ圧延して実施例2〜4のそ
れぞれの金属複合条を製造した。
比較例1 実施例1で使用した銅条および鋼条にワイヤーブラシを
用いて清浄処理を施した。次に、鋼条側に断面が矩形状
の溝部を円周方向に連続して有する溝付ロール、銅条側
に平ロールを用い、溝付ロールの溝部で鋼条を、平ロー
ルで銅条を押圧することにより銅条と鋼条をその接合面
を合わせるようにして圧接しつつ圧延した。このとき溝
付ロールには、底面の幅が40■m1深さが0.8mm
、側面と底面とのなす角θが90° (矩形)である溝
部を有するものを用いた。このようにして、比較例1の
金属複合条を製造した。
比較例2,3 実施例1で使用した銅条および鋼条にワイヤーブラシを
用いて清浄処理を施した。次に、下記第1表に示した側
面と底面とのなす角θを有する溝付ロールを用いて実施
例1と同様にして圧接しつつ圧延して比較例2,3のそ
れぞれの金属複合条を製造した。
以上の実施例1〜4.比較例1〜3において、得られた
金属複合条のエツジ部における接合状態を調べた。その
結果を側面と底面とのなす角θと共に下記第1表に示す
。なお、エツジ部の接合状態は、金属複合条を折り曲げ
試験に供し、エツジ部での剥離の有無を目視により判断
した。このとき、剥離がなく接合状態が良好の場合をO
(特に良い場合◎)、剥離が起こり接合状態が悪い場合
をXとして示した。
第   1   表 第1表から明らかなように、本発明の方法により得られ
た金属複合条(実施例1〜4)は、折り曲げ試験におい
て界面での剥離が発生せず、エツジ部における接合状態
が良好であった。これに対して、従来の方法により得ら
れた金属複合条(比較例1)および本発明の範囲外の側
面と底面とのなす角を有する溝付ロールを用いて得られ
た金属複合条(比較例2,3)は、折り曲げ試験により
界面での剥離が生じ、エツジ部における接合状態が悪い
ものであった。
[発明の効果コ 以上説明した如く、本発明の金属複合条の製造方法は、
エツジ部における接合状態が良いトップレイタイプ金属
複合条を安定して効率よく得ることができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる方法に使用される溝付ロール
および平ロールを示した説明図、第2図は、第1の金属
条の両面に第2の金属条を設けた複合条を示す断面図、
第3図は、オーバーレイタイプ金属複合条を示す断面図
、第4図は、トップレイクイブ金属複合条を示す断面図
である。 10・・・溝付ロール、12・・・平ロール、14・・
・溝部、20,30.40・・・第1の金属条、22゜
24.32.42・・・第2の金属条。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の金属条と該第1の金属条より幅が狭い第2の金属
    条の被圧接面同士を重ね合わせ、円周方向に連続して設
    けられ、側面と底面とのなす角が110゜〜155゜で
    あり、断面が略台形状である溝部を有する溝付ロールを
    用いて、両方の金属条を同時に圧延することにより両者
    を圧接することを特徴とする金属複合条の製造方法。
JP13959190A 1990-05-31 1990-05-31 金属複合条の製造方法 Pending JPH0437485A (ja)

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JPH0437485A true JPH0437485A (ja) 1992-02-07

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