JPH04372303A - 複合加工機械による加工方法 - Google Patents

複合加工機械による加工方法

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JPH04372303A
JPH04372303A JP17477791A JP17477791A JPH04372303A JP H04372303 A JPH04372303 A JP H04372303A JP 17477791 A JP17477791 A JP 17477791A JP 17477791 A JP17477791 A JP 17477791A JP H04372303 A JPH04372303 A JP H04372303A
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grinding
unit
axis
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Masanao Harada
原田 正尚
Hisashi Yoshida
寿 吉田
Keiichi Iwata
圭一 岩田
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Kiwa Giken KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋削ミルユニットと研
削ユニットとを装備した複合加工機械を使用する長尺ワ
ークの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械部品は、耐久性の向上を図るために
焼入れ等の熱処理を施すことが多い。焼入れ後のワーク
は、研削加工を施して高精度で耐久性の高いワークを完
成する。ワークを研削加工する際には、通常は、主軸で
ワークをチャッキングしたり、主軸と心押台との間でワ
ークをセンター支持することにより加工していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工機械にあっ
ては、主軸のセンターは主軸に固定されており、ワーク
をチャッキングする場合には、主軸にチャックを装備し
ていた。したがって、ワークは常に主軸の外側にあった
。本発明では、ワークを主軸内に引き込み可能に構成す
ることによりワークの振れ止めを必要とすることなくワ
ークの加工、特に研削加工の自動化と精度の向上を図る
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を実施する複合加
工機械は、対向して配設した第1及び第2の主軸と、第
1及び第2の主軸と協同する旋削ミルユニットと研削ユ
ニットを備える。第1の主軸は主軸内に引き込み可能な
摺動センターを有し、第2の主軸との間でワークを支持
してワークの外周面に旋削加工ミル加工と研削加工を施
す。外周面の加工が終了したワークは、主軸内に引き込
まれ、コレット装置により把持され、チャッキング加工
が施される。
【0005】
【作用】以上の構成により、ワークを途中の段取り替え
をすることなく、自動的に研削できるので、芯出し作業
等を省略し、リードタイムの短縮を可能とするとともに
高精度な加工が実行される。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の複合加工機械1の平面図。 図2は正面図である。複合加工機械1は、ベッド10と
、ベッド10上に配設した第1の案内面12上に案内さ
れて軸Z1方向に摺動するテーブル20を有する。テー
ブル20上には、第1の主軸台30がとりつけられ、第
1の主軸台30に第1の主軸35が装備される。第1の
主軸35は回転軸C1まわりに回転自在であるとともに
、回転位置を制御される。テーブル20上には、第2の
案内面が設けられ、第2の主軸台50が軸Z2に沿って
摺動自在に配設される。第2の主軸台50に装備される
第2の主軸55は、回転軸C2まわりに回転自在である
とともに回転位置を制御される。テーブル20の移動軸
Z1と第2の主軸台50の移動軸Z2は平行する。ベッ
ド10上の軸Z1に沿う第1の案内面12に直交して、
第3の案内面14が配設され、第3の案内面14上に旋
削ミルユニット60が移動軸X1に沿って摺動自在に装
備される。旋削ミルユニット60は、タレット式の刃物
台65を備える。
【0007】ベッド10上には、さらに、第3の案内面
14に平行して第4の案内面16が配設され、第4の案
内面16上に研削ユニット70が移動軸X2に沿って摺
動自在に装備される。研削ユニット70は軸X2に沿っ
て移動自在であるとともに、軸X2と軸Z1が形成する
面に垂直な軸Bまわりに旋回自在に、かつ、旋回位置を
制御可能にとりつけられる。研削ユニット70は、ワー
クの外径部を研削する外研ユニット74と、ワークの内
径部を研削する内研ユニット76を備える。研削ユニッ
ト70は、軸X2と軸Z1が形成する面に垂直な第5の
案内面71を有し、第5の案内面上に内研ユニット76
が移動軸Yに沿って摺動自在に装備される。本発明の複
合加工機械1は、同一平面上に配設される4個の移動軸
Z1、Z2、X1、X2と、この平面に垂直な移動軸Y
,および3個の回転軸C1、C2、B、の合計8個の制
御軸を備える。
【0008】図3は、複合加工機械1のより詳細を示す
平面図である。図4は正面図、図5は図3のH矢視図、
図6は図3のK矢視図である。ベッド10上にとりつけ
た第1の案内面12に対して、テーブル20にとりつけ
たリニアガイド130が摺動自在に係合する。ベッド1
0にとりつけた第1のサーボモータ110は、ボールネ
ジ120を回転制御し、ボールネジ120はテーブル2
0に螺合する。したがって、サーボモータ110の回転
速度と回転量に応じて、テーブル20は軸Z1上で移動
速度と移動位置が制御される。テーブル20の一端部に
固着した第1の主軸台30は、第1の主軸35を回転自
在に支持する。第1の主軸台30に内蔵された第2のサ
ーボモータは、第1の主軸35の軸C1まわりの回転速
度と回転位置を制御する。テーブル20上にとりつけた
第2の案内面21上に対して、第2の主軸台50にとり
つけたリニアガイド230が摺動自在に係合する。
【0009】テーブル20の他端部にとりつけた第3の
サーボモータ210は、ボールネジ220を回転制御す
る。第2の主軸台50にとりつけたボールナットは、ボ
ールネジ220に螺合し、第3のサーボモータ210の
回転速度と回転量に応じて、第2の主軸台50は軸Z2
上で移動速度と移動位置が制御される。第2の主軸台5
0は、第2の主軸55を回転自在に支持する。第2の主
軸台50に内蔵された第4のサーボモータは、第2の主
軸55の軸C2まわりの回転速度と回転位置を制御する
。複合加工機械1上には、刃物台にとりつける切削工具
の刃先位置を計測する刃先位置計測装置170と、ワー
クの寸法を計測するワーク計測装置180が装備される
【0010】図5において、ベッド10にとりつけた第
5のサーボモータ610はボールネジ620を回転制御
する。旋削ミルユニット60にとりつけたリニアガイド
625は、ベッド10上に固着された第3の案内面14
に係合するとともに、旋削ミルユニットのボールナット
630はボールネジ620に螺合する。したがって、サ
ーボモータ610の回転速度と回転量に応じて、旋削ミ
ルユニット60は軸X1上で移動速度と移動位置が制御
される。旋削ミルユニット60は、タレット式の刃物台
65を備える。刃物台65は、その周囲に例えば12本
の工具650を交換自在に装着される。工具650は、
旋削加工用の工具やミル加工用の回転工具が使用できる
。刃物台65に装備する各種の旋削工具や回転工具65
0を使用して、ワークに対して種々の加工を施すことが
できる。
【0011】図6において、ベッド10にとりつけた第
6のサーボモータ710は、ボールネジ712を回転制
御する。研削ユニット70にとりつけたリニアガイド7
14は、ベッド10上に固着された第4の案内面16に
係合するとともに、研削ユニット70のボールナット7
16はボールネジ712に螺合する。したがって、サー
ボモータ710の回転速度と回転量に応じて、研削ユニ
ット70は軸X2上で移動速度と移動位置が制御される
。研削ユニット70は、軸X2に沿って制御されるとと
もに、軸Bまわりに割り出しが可能である。そして、研
削ユニット70の対角位置に外研ユニット74と内研ユ
ニット76を装備する。外研ユニット74は、外径研削
砥石750を備える。外径研削砥石750の先端は、軸
Bを中心にして、半径R1で旋回する。内研ユニット7
6は、内径研削砥石770を備える。内径研削砥石77
0の先端は、軸Bを中心にして、半径R2で旋回する。
【0012】図7は、研削ユニットの平面図、図8は図
7のM矢視図である。研削ユニット70は、モータ74
0を支持し、モータ740は外研ユニット74の外研砥
石750を回転させる。研削ユニット70の外周部に固
着された第5の案内面71は、内研ユニット76を摺動
自在に支持する。研削ユニット70にとりつけた第7の
サーボモータ760は、タイミングベルト762を介し
てボールネジ764を回転制御する。内研ユニット76
にとりつけたボールナット766は、ボールネジ764
に螺合する。したがって、サーボモータ760の回転速
度と回転量に応じて、内研ユニット76は軸Y上で移動
速度と移動位置が制御される。内研ユニット76にとり
つけたモータ775は、内研砥石770を駆動する。
【0013】図9は、研削ユニット70の軸Bまわりの
旋回機構を示す説明図であって、中心線から半載した断
面図である。研削ユニット70のベース700は、リニ
アガイド714を介してベッド上に配設した案内面16
上に摺動自在に支持される。ベース700は、クロスロ
ーラ軸受724を介して旋回台720を回転自在に支持
する。旋回台720の中心部に設けた軸722は、ベー
ス700にとりつけたブッシュ702の穴に挿入され、
ブッシュ702と軸722との間に研削油、冷却水等の
カップリングが形成される。ベース700には、図示し
ない第8のサーボモータが装備され、この第8のサーボ
モータによりウォームギヤ730が回転制御される。ウ
ォームギヤ730は、旋回台720と一体に形成された
ウォームホイール726と噛み合い、旋回台720を割
出す。旋回台720は、ブレーキプレート728を備え
、ブレーキプレート728を油圧シリンダで把持して旋
回台を割出し位置にクランプする。旋回台720は、外
研ユニットのモータ740及び内研ユニット76を支持
し、モータ740は外研砥石を取り付けるスピンドル7
42を駆動する。
【0014】本複合加工機械1は以上のように、対向し
て配設され、互いに独立して軸線方向の移動を制御され
る2基の主軸台を備えるので、第1の主軸台と第2の主
軸台は共同して長尺のシャフトを取扱うことができる。 また、第1の主軸台で第1工程を加工したワークを第2
の主軸台へ受渡して第2工程を加工することができるの
で、複雑な形状のワークを短時間で、かつ高精度に生産
することができる。さらに、焼入れワークを切削する旋
削ミルユニットと研削ユニットを装備しているので、ス
ピンドル等の表面硬度が高く、かつ高精度の加工を必要
とする部品の生産に適する。なお、内研ユニット76の
砥石の取付方向を180度変更するユニットを用意する
ことにより、研削加工範囲を一層に増大させることがで
きる。
【0015】図10は、本複合加工機械の制御装置の全
体を示すブロック図である。全体を符号90で示す制御
装置は、主制御部900と、バス910を介して連結さ
れる種々の制御要素を備える。制御要素としては、キー
ボード912、画像表示装置914、ワーク計測装置1
80の制御装置916及び計測データの処理部918、
プログラムラインコントローラのインターフェース92
0、プログラムメモリー922、データメモリー924
、パラメータメモリー926、外部記憶装置930及び
外部記憶装置に対する入出力処理部930を備える。 サーボモータの制御部としては、テーブルのサーボモー
タ110のテーブル位置(Z1)制御部950、第1の
主軸のサーボモータ31のC1軸の制御部952、第2
の主軸台のサーボモータ210の位置(Z2)制御部9
54、第2の主軸のサーボモータ51のC2軸の制御部
956を備える。また、第1の主軸のサーボモータ31
と刃物台に連結する主軸、ミル軸制御部960、サーボ
モータ610の旋削ユニット位置(X1)制御部962
、サーボモータ760の内研ユニット位置(Y)制御部
970、第2の主軸のサーボモータ51と研削ユニット
に連結する主軸、砥石軸964、サーボモータ710の
研削ユニット位置(X2)制御部966、研削ユニット
旋回位置(B)制御部972を備える。この複合加工機
械は以上のように、合計8個の制御軸を有し、複雑な加
工を実行する。
【0016】次に、以上に説明した複合加工機械による
研削加工の詳細について説明する。図11は研削ユニッ
ト70の平面図と側面図を示す。研削ユニット70に装
備される内研ユニット76は、研削ユニット70に設け
られる案内面71に係合するガイド部774を有し、軸
Yに沿って移動する。内研ユニットのモータ775は、
スピンドル776にとりつけた内研砥石770を駆動し
て内研を実行するが、標準の内研ユニット76は、内研
砥石770の向きが、外研ユニット74の外研砥石75
0に対して対称に配設されている。この標準の内研ユニ
ット76に加えて、図12に示す第1の交換内研ユニッ
トは76Aは、砥石770Aをとりつけたスピンドル7
76Aが標準の内研ユニット76のスピンドル776と
は180度反対側に装備されている。この第1の交換内
研ユニット76Aをガイド部774Aを介して案内面7
1に摺動自在にとりつけることにより、第2の主軸にチ
ャッキングされるワークの内研を実行することができる
【0017】図13は第2の交換内研ユニット76Bを
示す。この内研ユニット76Bは、砥石770Bを駆動
するスピンドル776Bが標準ユニット76のスピンド
ル776に対して90度旋回した方向に配設してある。 この交換内研ユニット76Bを使用することにより、例
えばワーク表面に設けるカム溝等の研削加工が可能とな
る。そして、本複合加工機械は、対向して配設した第1
の主軸35と第2の主軸55を備えるので、2基の主軸
の間でワークを受け渡すことで、ワーク全体の旋削加工
及び研削加工を短時間に段取り無しで達成できる。
【0018】図14はワーク80の例を示し、このワー
ク80は、小径部810と大径部820を有する段付の
円筒部材であって、小径部810の外周面812と、大
径部820の外周面822と、内周面830に研削加工
を施すものとする。単独の主軸を備えた研削機械にあっ
ては、大径部820をチャッキングして小径部810の
外周面812と内周面830を加工した後に、小径部8
10をチャッキングしなおして、大径部820の外周面
822の外研を実行する必要がある。  この機械にあ
っては、主軸間でワークを自動的に受渡して上述した工
程を完了することができる。
【0019】図15はワーク80の大径部820を第1
の主軸35にチャッキングした状態を示す。第1の主軸
35は軸C1まわりにワーク80を回転させるとともに
、テーブルが軸Z1方向にトラバースされる。研削ユニ
ット70は軸X2方向に送られるので、軸C1、Z1、
X2を同時に制御することで、ワーク80の小径部81
0の外周面812を外研ユニットの砥石750により加
工することができる。次に、研削ユニットを軸Bまわり
に180度旋回させて内研ユニット76をワーク80側
に対向させ、内周面830を加工する。加工の第1工程
が完了すると、ワーク80を第2の主軸55側へ受け渡
す。第2の主軸55は、テーブル上を軸Z2方向に移動
してワーク80の小径部810を把持する。その後第1
の主軸35のチャッキングを開放し、第2の主軸55は
所定の位置まで後退する。
【0020】図16はこの状態を示し、ワークの大径部
820の外周面822を外研砥石750で加工する。こ
の加工の場合には、制御軸はテーブルの送り軸Z1と、
第2の主軸55の回転軸C2と、研削ユニット70の送
り軸X2となる。本複合加工機械の研削ユニット70は
、ベース700に対して軸Bまわりに旋回割り出しが可
能であるので種々の研削加工を達成できる。軸Bまわり
の割り出し角度を平面図上で反時計まわりを正方向とし
た場合に、図17は基準位置から−A度旋回した状態を
示す。この割り出し位置で外研砥石750を使用して軸
Z1、X2を同時に制御することにより、ワーク81の
テーパー部815の外面を研削することができる。テー
パー角度は2A度となる。
【0021】図18は研削ユニット70の旋回位置を基
準位置(0度)に戻した状態を示す。この位置では、ワ
ーク82に対してストレートな外周面又は内周面の加工
が達成される。図19は研削ユニット70をベース70
0に対して正方向にA度旋回した状態を示す。この位置
で外研砥石750を使用して、第2の主軸側に把持され
たテーパー部835を研削加工する。テーパー角度は2
A度となる。図20は研削ユニット70をベース700
に対して正方向に90度旋回した状態を示す。この位置
では加工は実行しない。図21は研削ユニット70を鈍
角である角度B度まで旋回した状態を示す。内研ユニッ
トとして第1の交換ユニット76Aを装備し、内研砥石
770Aで第2の主軸に把持されたワーク84のテーパ
ー面845を加工する。テーパー角度は2×(180度
−B度)となる。
【0022】図22は研削ユニット70を180度旋回
した状態を示す。標準ユニット76を装備することによ
り、第1の主軸に把持されたワーク85の内周面855
を加工する。標準ユニット76にかえて第1の交換ユニ
ット76Aを装着することにより、内研砥石770Aを
使用して、第2の主軸に把持されたワーク86の内周面
865を加工する。図23は研削ユニット70を180
度以上の角度C度に旋回した状態を示す。標準ユニット
76を装着し、内研砥石770で第1の主軸で把持され
たワーク87のテーパー内周面875が加工される。テ
ーパー角度は2×(C度−180度)となる。
【0023】次に、内研ユニットを軸Y方向に移動制御
して実行する加工方法を説明する。図24及び図25は
、円筒状のワーク88の端面に突出したキー882を研
削加工する場合を示す。ワーク88は、第1の主軸35
に把持されており、内研ユニットとしては標準ユニット
76が研削ユニット70に装備されている。内研ユニッ
ト76を軸Yに沿って、距離Y10だけシフトさせるこ
とにより、内研砥石770によりキー882の両側面8
82A、882Bを研削加工することができる。図26
及び図27は、シャフト状のワーク89の外周面にカム
溝892を加工する場合を示す。第1の主軸35に把持
されたワーク89は、第1の回転軸C1まわりに制御さ
れる。カム溝892の幅寸法は内研砥石770Bの直径
寸法より大なる寸法を有する。内研ユニットとして、第
2の交換ユニット76Bを装備して、軸Yに沿って距離
Y20だけシフトさせることにより、カム溝892の一
方の壁面892Aを加工する。カム溝892の他方の壁
面892Bを加工する際にも必要な距離だけユニットを
軸Yに沿ってシフトさせる。
【0024】以上に説明した複合加工機械の第1の主軸
台30に装備される第1の主軸35は以下に説明する構
成を有する。図28は、第1の主軸35の断面図である
。第1の主軸35は第1の主軸台30に回転自在に支持
されるスピンドル350を備える。スピンドル350は
ベアリングにより支持されサーボモータにより駆動され
る。またスピンドル350の回転位置は割り出しが可能
である。スピンドル350の先端部にはアダプタ380
が取り付けられ、さらにアダプタ380の全面には前面
はカバー381で覆われる。スピンドル350の先端部
の内側にコレット装置360が配設される。コレット装
置360はコレット操作シャフト370により操作され
る。コレット装置360の内周部は摺動センター400
を支持する。摺動センター400の前端部にはセンター
部材410が取り付けられる。摺動センター400はパ
イプ状の部材であって駆動装置40により操作される。   駆動装置40は主軸の後端部に一端が支持される支
持パイプ420を備え、支持パイプ420の先端部には
固定ピストン430が取り付けられる。固定ピストン4
30はその外周部で摺動センター400の内周部を摺動
自在に支持する。摺動センター400の後端部にはフラ
ンジ部材402が固着される。フランジ部材402の内
周部は支持パイプ420の外周部に摺動する。
【0025】以上の構成により摺動センター400の内
周部と固定ピストン430の間には第1のシリンダー室
404が形成される。また、固定ピストン430とフラ
ンジ部材402の間には第2のシリンダー室428が形
成される。支持パイプ420の内側には2本の流体通路
422と424が設けられる。第1の通路422は固定
ピストン430に設けた穴426を介して第1のシリン
ダ室404に連通する。第2の通路424は第2のシリ
ンダ室428に連通する。したがって、第1の通路42
2、または第2の通路424を介して流体圧を第1のシ
リンダ室404、または第2のシリンダ室428に供給
することにより摺動センター400を軸Z11に沿って
移動させることができる。摺動センター400の外周部
に配設されるコレット操作部材370は図示しないアク
チュエータにより軸Z12に沿って駆動される。この操
作部材370の移動によりコレット装置360が開閉さ
れる。
【0026】図29はコレット装置360の詳細を示す
。コレット装置360は円筒形のものでスピンドルの先
端側に配置される側の外周部に第1のテーパー面362
が設けられる。コレット装置360の後端部側には第2
のテーパー面364が設けられる。第1のテーパー面3
62のテーパー角度は第2のテーパー面364のテーパ
ー角度よりも小さい角度に設定される。スピンドル35
0の先端部に取り付けられるアダプタ380は、内周部
にコレット装置360の第1のテーパー面362に対応
するテーパー穴382を有する。コレット装置360の
後端部に配設されるコレット操作シャフト370は、そ
の先端部にコレット装置360の第2のテーパー面36
4に対応するテーパー穴372を有する。したがって、
コレット操作シャフト370が軸Z12に沿ってアダプ
タ380側へ操作されるとコレット操作シャフト370
はコレット装置360をアダプタ部材380側へ押圧す
る。この押圧力によりコレット装置360の先端部及び
後端部はテーパー面の作用によって内周方向へ向かう力
が与えられる。これによりコレット装置360はその内
周部で内周側の部材を把持する。
【0027】コレット操作シャフト370がスピンドル
の先端側へ押しだされると、コレット装置360に差し
込まれたピン388も同じ方向へカラー375を介して
駆動される。ピン388は直交方向に配設されたロッド
384に連結され、ロッド384はスプリング386を
押圧する。このピン388やロッド384、スプリング
386はたとえば円周方向へ3ヵ所設けられる。コレッ
ト操作シャフト370が軸Z12方向に引き戻されると
コレット操作シャフト370のテーパー穴372とコレ
ット装置360の第2のテーパー穴364との係合が解
除され、コレット装置360の後端部は内周側で把持し
ていた部材を解放する。これと同じに、スプリング38
6はカラー375によってスピンドル先端側へ押し出さ
れていたロッド384、ピン388を介してコレット装
置360をスピンドル350の内側へ押し戻す。この作
業によりコレット部材360の第1のテーパー面362
とアダプタ380のテーパー穴382との係合が解かれ
、コレット部材360の先端部の内周は把持していた部
材を解放する。以上により、この第1の主軸35はスピ
ンドル350の内側に開閉自在のコレット装置360と
コレット装置360を操作する操作シャフト370を有
するとともに、コレット装置360の内側に配設される
摺動センター400と摺動センター400の駆動装置4
0を備えるので種々のワークを取り扱うことができる。
【0028】図30以下は本発明の第一の主軸35の作
動を示す。図30は、主軸35の概要を示すもので、ス
ピンドル350の内部には摺動センター410が配設さ
れ、コレット装置360で支持される。摺動センター4
10は、全体を符号40で示す駆動装置に連結され摺動
センターを軸Z11に沿って移動させる。なお、図29
以下においては、駆動装置40の実施例としてピストン
が移動する型式のシリンダが示されている。コレット装
置360は、操作部材370により操作される。符号3
7は、アクチュエーターを示し、ピストン375が操作
部材370に連結される。従って、アクチュエーター3
7を操作することによりコレット装置360は開閉され
駆動装置40を操作することにより摺動センター410
が軸Z11に沿って摺動する。図30は第1の主軸35
と第2の主軸55の間にワーク45を搬入した状態を示
す。ワーク45はテーブル上に設けられるワークレスト
49上に置かれる。
【0029】図31は第2の主軸55が軸Z2に沿って
移動し、第2の主軸55に取り付けたチャック552の
先端部でワーク45を第1の主軸35のセンター410
へ押しつける工程を示す。図32はこの状態でこの第2
の主軸55のチャック552を閉じ、ワーク45を把持
する状態を示す。ワーク45は第2の主軸55と第1の
主軸35のセンター410で支持され、第2の主軸55
により回転駆動される。そこでワーク45の外周面45
1に対して必要な切削加工や、研削加工を施すことがで
きる。
【0030】図33はワーク45の外周面451の加工
が完了した状態を示し、アクチュエーター37を駆動し
てコレット装置360を開く。従ってセンター410は
コレット装置360の把持から開放される。図34は第
2の主軸55を軸Z2方向に前進させて、ワーク45を
コレット装置360の内部へ押し込む操作を示す。セン
ター410は、ワーク45の端部に係合した状態でスピ
ンドル350の内部に後退する。図35は第2の主軸5
5によりワーク45のコレット装置360内への押し込
みが完了し第2の主軸55のチャック552を開放する
状態を示す。図36はアクチュエーター37により操作
部材370を駆動しコレット装置360を閉じてワーク
45を把持する状態を示す。図37はワークを第1の主
軸35へ押し込んだ第2の主軸55が軸Z2に沿って後
退する状態を示す。この状態でワーク45の頭部452
に対し必要な切削加工や研削加工を施す。
【0031】図38は頭部452の加工が完了したワー
ク45に向けて第2の主軸55が軸Z2に沿って再度前
進する状態を示す。図39はアクチュエーター37を操
作してコレット装置360を開放した状態を示す。図4
0はコレット装置360の把持を開放されたワーク45
を第2の主軸55のチャック552により把持した状態
を示す。図41はワーク45を把持した第2の主軸55
を軸Z2に沿って移動させワーク45を第1のスピンド
ル35から引き出す作用を示す。この際にセンター41
0の駆動装置40を作動させてセンター410をワーク
45に対して押しつけた状態で第2の主軸55の移動を
実行する。図42はワーク45を第1の主軸35から引
き出した第2の主軸55がチャック552を開いた状態
を示す。図43はワーク45がワークレスト49により
支持された状態を示す。コレット装置360を閉じセン
ター410にケレー等を装着してワーク45を回転駆動
させることによりワーク45に対して残りの加工を施す
ことができる。
【0032】本発明は、以上に説明した複合加工機械を
用いて、長尺のワークを合理的に加工する方法を提供す
る。図44は、長尺ワークの一例を示す。長尺ワーク4
5は、工作機械のスピンドルであって、中空の円筒上の
本体450は、段付の外周面の先端部にフランジ部45
2を有する。フランジ部452の内周部はテーパー穴4
54に形成され、フランジ部452の前面には突起46
0を有する。スピンドルは耐久性と高精度が必要である
ので、ワーク本体450を焼入れした後に、外周面45
1、フランジ部452の外周面と前面453、テーパー
穴454、突起460、内周面456等に研削加工を施
す。図49から図56は、長尺ワーク45の従来の研削
加工工程を示す説明図である。図49に示す第1工程に
おいて、ワーク45の両端部に埋め栓470、472を
とりつけ、両端をセンター支持して、第1の機械の外研
砥石481により外周面451の荒加工を行う。
【0033】図50に示す第2工程においては、ワーク
45を第2の機械に移し、細径部をチャッキングすると
ともに、フランジ部452の近傍を振れ止め装置474
により支持する。この状態でワークの芯出しを行い、外
研砥石482によりフランジ部452の外縁部と突起6
0の前面を研削する。図51に示す第3工程においては
、第2の機械上でワーク45の向きを変え、振れ止め装
置474を用いて再度ワークの芯出しを行う。第2の機
械の内研砥石482Aを用いて内周面456を研削する
。図52に示す第4工程においては、ワーク45を第3
の機械に移し、振れ止め装置474により芯出しを行っ
た後に、内研砥石483によりテーパー穴454を研削
する。図53に示す第5工程においては、ワーク45を
第4の機械に移し、振れ止め装置474により芯出しを
行った後に、砥石484により突起460の両側面46
2を研削する。図54に示す第6工程においては、ワー
ク45を第5の機械に移し、ワーク45を起立させた状
態で砥石485によりフランジ部452の前面453を
研削する。
【0034】図55に示す第7工程においては、ワーク
45を第1の機械へ移し、研削加工したテーパー穴に埋
め栓470Aをとりつけ、両センター支持により外周面
451を外研砥石481により仕上げ加工する。図56
に示す第8工程においては、ワーク45を第3の機械へ
移し、仕上げ加工された外周面451を基準にして振れ
止め装置474により芯出しを行い、テーパー穴454
を内研砥石483により仕上げ加工する。以上のように
、長尺ワーク45を研削加工する際に、従来の方法にあ
っては、多工程を用し、芯出し等のリードタイムも長く
かかっていた。本発明の複合加工機械による加工方法に
あっては、長尺ワークを同一機械上で合理的に加工する
ことができる。
【0035】図45から図48は本発明の加工方法を示
す。本発明によれば、ワーク45を第1及び第2のチャ
ッキングのみにより全加工を施すことができる。図45
は、第1チャッキングによる旋削工程を示す。長尺ワー
ク45は、フランジ部452を第2の主軸55によりチ
ャッキングされ、他端部を第1の主軸35の摺動センタ
ー410により心押しされる。したがって、摺動センタ
ー410の先端部には、センターをとりつけておく。こ
の状態で、旋削ミルユニット60のCBN工具650に
よりワーク45の外周面451を旋削加工する。次に、
チャッキングは変えずに、図46に示すように、研削ユ
ニット70の外研砥石750により外周面451を研削
加工する。
【0036】図47は、第2チャッキングを示し、第2
の主軸55でワーク45を第1の主軸35内に押し込み
、ワーク45の外周面451をコレット装置で直接にチ
ャッキングする。外周面451は、仕上げ加工されてい
るので、チャッキングにより自動的に芯出しが完了する
。この状態でワーク45のフランジ部452を工具65
1、652により旋削加工する。次に、チャッキングを
変えずに、図48に示すように、研削ユニット70の外
研砥石750によりフランジ部452の前面453と突
起460の両側面462を研削する。さらに、内研砥石
770によりテーパー穴454を研削仕上げする。  
本発明の加工方法によれば、スピンドルのような長尺ワ
ークを同一機械上で連続的に加工することができるので
、加工工数を大幅に削減し、しかも高精度の加工が達成
される。
【0037】
【発明の効果】本発明に使用する複合加工機械は以上の
ように、ベッド上を摺動するテーブルに第1の主軸台を
固定するとともに、第1の主軸台に対向して第2の主軸
台を移動するように設けてある。そして、テーブルの摺
動方向に直交する移動軸をもつ旋削ミルユニットと研削
ユニットを備える。更に、第1の主軸は、主軸に引き込
み可能な摺動センターを有し、摺動センターの外周部を
把持するコレット装置を備える。この複合加工機械を用
いることにより、スピンドル等の長尺のワークを両主軸
間で支持して外周面の旋削加工ミル加工と研削加工をチ
ャッキングを変更することなく実行することができる。 そして、ワークを第1の主軸内に押し込み、コレット装
置によりワークを直接に把持することにより、スピンド
ルのフランジやテーパー穴の研削加工を短時間でかつ高
精度に実行することができる。したがって、従来の加工
方法にあっては、数台の機械を必要としていた加工を同
一機械上で合理的に達成することができるので、リード
タイムを短縮して生産性を向上し、振れ止め装置による
芯出し工程を不要として高精度な加工を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合加工機械の平面図。
【図2】正面図。
【図3】制御軸を示す平面図。
【図4】正面図。
【図5】図3のH矢視図。
【図6】図3のK矢視図。
【図7】研削ユニットの平面図。
【図8】図7のM矢視図。
【図9】研削ユニットの旋回機構を示す説明図。
【図10】制御装置のブロック図。
【図11】研削ユニットの詳細を示す説明図。
【図12】内研ユニットの第1の交換ユニットを示す説
明図。
【図13】内研ユニットの第2の交換ユニットを示す説
明図。
【図14】ワークの断面図。
【図15】研削加工の第1工程を示す説明図。
【図16】研削加工の第2工程を示す説明図。
【図17】研削ユニットの第1の旋回位置を示す説明図
【図18】研削ユニットの第2の旋回位置を示す説明図
【図19】研削ユニットの第3の旋回位置を示す説明図
【図20】研削ユニットの第4の旋回位置を示す説明図
【図21】研削ユニットの第5の旋回位置を示す説明図
【図22】研削ユニットの第6の旋回位置を示す説明図
【図23】研削ユニットの第7の旋回位置を示す説明図
【図24】内研ユニットの軸Yに沿う移動制御を示す説
明図。
【図25】内研ユニットの軸Yに沿う移動による加工を
示す説明図。
【図26】内研ユニットの軸Yに沿う移動制御を示す説
明図。
【図27】内研ユニットの軸Yに沿う移動による加工を
示す説明図。
【図28】第1の主軸の断面図。
【図29】コレット装置の断面図。
【図30】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図31】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図32】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図33】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図34】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図35】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図36】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図37】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図38】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図39】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図40】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図41】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図42】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図43】ワークを把持する操作を示す説明図。
【図44】長尺ワークの説明図。
【図45】本発明の加工方法による第1チャッキングに
おける長尺ワークの外周部の旋削工程を示す説明図。
【図46】第1チャッキングにおける外周部の研削工程
を示す説明図。
【図47】第2チャッキングにおける旋削工程を示す説
明図。
【図48】第2チャッキングにおける研削工程を示す説
明図。
【図49】従来の加工方法における第1工程を示す説明
図。
【図50】従来の加工方法における第2工程を示す説明
図。
【図51】従来の加工方法における第3工程を示す説明
図。
【図52】従来の加工方法における第4工程を示す説明
図。
【図53】従来の加工方法における第5工程を示す説明
図。
【図54】従来の加工方法における第6工程を示す説明
図。
【図55】従来の加工方法における第7工程を示す説明
図。
【図56】従来の加工方法における第8工程を示す説明
図。
【符号の説明】
1  複合加工機械 10  ベッド 12  第1の案内面 14  第3の案内面 16  第4の案内面 20  テーブル 30  第1の主軸台 35  第1の主軸 37  アクチュエーター 40  駆動装置 45  ワーク 50  第2の主軸台 55  第2の主軸 60  旋削ミルユニット 65  タレット式刃物台 70  研削ユニット 71  第5の案内面 74  外研ユニット 76  内研ユニット 90  制御装置 350  スピンドル 360  コレット装置 370  操作部材 400  摺動センター 410  センター 700  研削ユニットのベース 720  旋回台 750  外研砥石 770  内研砥石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベッドと、ベッド上に配設される第1
    の直線案内面に摺動自在に支持されて制御されるテーブ
    ルと、テーブル上にとりつけられる第1の主軸台と、第
    1の主軸台に装備されて第1の回転軸まわりに制御され
    る第1の主軸と、テーブル上に第1の直線案内面に平行
    に配設される第2の直線案内面に摺動自在に支持されて
    制御される第2の主軸台と、第2の主軸台に装備されて
    第1の回転軸と同心の第2の回転軸まわりに制御される
    第2の主軸と、ベッド上に第1の直線案内面に直交して
    配設される第3の直線案内面に摺動自在に支持されて制
    御される旋削ミルユニットと、ベッド上に第3の直線案
    内面に平行に配設される第4の直線案内面に摺動自在に
    支持されて制御される研削ユニットとを備えた複合加工
    機械であって、第1の主軸は、第1の主軸台に回転自在
    に支持されるスピンドルと、スピンドルの内部に配設さ
    れてスピンドルの軸線に沿って摺動する摺動センターと
    、摺動センターの外周部を把持するコレット装置を備え
    てなる複合加工機械を用い、長尺のワークを第1の主軸
    に摺動センターと第2の主軸により把持した状態でワー
    クの外周面に旋削加工ミル加工と研削加工を施す工程と
    、長尺のワークを第1の主軸内に挿入してコレット装置
    により把持された状態でワークに旋削ミル加工と研削加
    工を施す工程とからなる複合加工機械による加工方法。
  2. 【請求項2】  長尺のワークの一端部を第2の主軸の
    チャックにより把持し、長尺ワークの他端部を第1の主
    軸の摺動センターで心押ししてなる請求項1記載の複合
    加工機械による加工方法。
  3. 【請求項3】  長尺のワークを第1の主軸内に挿入す
    る際に、第2の主軸により長尺のワークを第1の主軸内
    に押し込む工程と主軸内から引き出す工程を含む請求項
    1記載の複合加工機械による加工方法。
  4. 【請求項4】  長尺のワークを第1の主軸内に挿入し
    てコレット装置により把持した状態で加工する工程が、
    内研加工を含む請求項1記載の複合加工機械による加工
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429138B1 (ko) * 2001-01-03 2004-04-29 주식회사 만도 진공펌프 로터가공장치의 연삭장치
JP2017024085A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 株式会社キトー 金属加工装置およびクランプ治具

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