JPH05162002A - 加工物の寸法及び位置検出装置を備えた複合加工機械 - Google Patents

加工物の寸法及び位置検出装置を備えた複合加工機械

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JPH05162002A
JPH05162002A JP35122691A JP35122691A JPH05162002A JP H05162002 A JPH05162002 A JP H05162002A JP 35122691 A JP35122691 A JP 35122691A JP 35122691 A JP35122691 A JP 35122691A JP H05162002 A JPH05162002 A JP H05162002A
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unit
grinding
axis
headstock
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JP35122691A
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Masanao Harada
正尚 原田
Morio Kunii
盛男 国井
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Kiwa Giken KK
Original Assignee
Kiwa Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削ユニットを備えた複合加工機械におい
て、ワークの寸法と位置を検出して加工開始点の設定の
自動化を図る。 【構成】 複合加工機械は、旋削ミルユニットと研削ユ
ニットとを備える。旋削ミルユニット60はタレット式
の刃物台65を有し、刃物台65にタッチセンサツール
652を装備する。対向して配設される主軸35はワー
ク80を把持する。ワークと刃物台を近づけ、タッチセ
ンサツール652のプローブ653がワークに触れる
と、タッチセンサツール652は信号を発する。この信
号は回路919を介して計測処理部918へ送られ、ワ
ーク80の寸法と位置が検出される。ワークのデータに
基いてNC装置は研削加工開始点を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切削ユニットと研削ユ
ニットとを装備した複合加工機械における加工物の寸法
及び位置を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旋削ミルユニットと研削ユニットを同一
の機体上に備えて、旋削加工と研削加工を実行する機械
は本出願人によっても既に提案されている。研削加工に
あっては加工開始点を正確に定めて、加工開始点から送
り速度を研削送り速度に制御する。加工開始点と実際に
砥石がワークに接触する位置までの距離が大きいと、エ
アカットに余分な時間を必要とし、距離が不足すると砥
石が早送り状態でワークに衝突してしまう。工具がワー
クを実際に削っている状態をアコーステイック・エミッ
ション・センサ(AEセンサ)により検出して、エアカ
ットの時間を短縮することは、例えば特開昭61ー26
0976号公報に開示されている。また、砥石のドレッ
シングに同様の技術を利用したものは、実開昭62ー1
17063号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に示され
たものは、工具がワークを切削している状態を検出した
り、ドレッシングツールが砥石に接触している状態を検
出するものである。本発明を実施する複合加工機械は、
同一機体上に旋削ミルユニットと研削ミルユニットを備
える。そこで本発明は、当該加工機内に設けた寸法及び
位置検出手段で主軸が把持するワークの寸法及び位置を
検出して、研削ユニットによるエアカットを最短にする
とともに、砥石とワークの衝突を防止するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、旋削ミル
ユニットが備えるタレット式の刃物台に寸法及び位置検
出手段を装備する。主軸に把持されるワークに寸法及び
位置検出手段が接触すると、寸法及び位置検出手段は信
号を発し、この信号を検知してNC装置はワークの寸法
と位置を検出する。
【0005】
【作用】複合加工機械は、ワークの寸法と位置を認識
し、研削加工の開始点を更新する。この処理により、エ
アカットを最小限に短縮し、加工効率を向上する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の複合加工機械1の平面図。
図2は正面図である。複合加工機械1は、ベッド10
と、ベッド10上に配設した第1の案内面12上に案内
されて軸Z1方向に摺動するテーブル20を有する。テ
ーブル20上には、第1の主軸台30がとりつけられ、
第1の主軸台30に第1の主軸35が装備される。第1
の主軸35は回転軸C1まわりに回転自在であるととも
に、回転位置を制御される。テーブル20上には、ベー
ス22が設けられ、ベース22上に第2の案内面21が
設けられて、第2の主軸台50が軸Z2に沿って摺動自
在に配設される。第2の主軸台50に装備される第2の
主軸55は、回転軸C2まわりに回転自在であるととも
に回転位置を制御される。テーブル20の移動軸Z1と
第2の主軸台50の移動軸Z2は平行である。ベッド1
0上の軸Z1に沿う第1の案内面12に直交して、第3
の案内面14が配設され、第3の案内面14上に旋削ミ
ルユニット60が移動軸X1に沿って摺動自在に装備さ
れる。旋削ミルユニット60は、タレット式の刃物台6
5を備える。ベッド10上には、さらに、第3の案内面
14に平行して第4の案内面16が配設され、第4の案
内面16上に研削ユニット70が移動軸X2に沿って摺
動自在に装備される。研削ユニット70は軸X2に沿っ
て移動自在であるとともに、軸X2と軸Z1が形成する
面に垂直な軸Bまわりに旋回自在に、かつ、旋回位置を
制御可能にとりつけられる。
【0007】研削ユニット70は、ワークの外径部を研
削する外研ユニット74と、ワークの内径部を研削する
内研ユニット76を備える。研削ユニット70は、軸X
2と軸Z1が形成する面に垂直な第5の案内面71を有
し、第5の案内面上に内研ユニット76が移動軸Yに沿
って摺動自在に装備される。研削ユニットに装備する外
研ユニットや内研ユニット等の研削ヘッドを、タレット
式のヘッドにとりつけるように構成することもできる。
旋削ミルユニットの刃物台と研削ユニットの研削ヘッド
は背中合わせに配設される。本発明の複合加工機械1
は、同一平面上に配設される4個の移動軸Z1、Z2、
X1、X2と、この平面に垂直な移動軸Y,および3個
の回転軸C1、C2、B、の合計8個の制御軸を備え
る。
【0008】図3は、複合加工機械1のより詳細を示す
平面図である。図4は正面図、図5は図3のH矢視図、
図6は図3のK矢視図である。ベッド10上にとりつけ
た第1の案内面12に対して、テーブル20にとりつけ
たリニアガイド130が摺動自在に係合する。ベッド1
0にとりつけた第1のサーボモータ110は、ボールネ
ジ120を回転制御し、ボールネジ120はテーブル2
0に螺合する。したがって、サーボモータ110の回転
速度と回転量に応じて、テーブル20は軸Z1上で移動
速度と移動位置が制御される。テーブル20の一端部に
固着した第1の主軸台30は、第1の主軸35を回転自
在に支持する。第1の主軸台30に内蔵された第2のサ
ーボモータは、第1の主軸35の軸C1まわりの回転速
度と回転位置を制御する。テーブル20上にとりつけた
第2の案内面21上に対して、第2の主軸台50にとり
つけたリニアガイド230が摺動自在に係合する。テー
ブル20の他端部にとりつけた第3のサーボモータ21
0は、ボールネジ220を回転制御する。第2の主軸台
50にとりつけたボールナットは、ボールネジ220に
螺合し、第3のサーボモータ210の回転速度と回転量
に応じて、第2の主軸台50は軸Z2上で移動速度と移
動位置が制御される。第2の主軸台50は、第2の主軸
55を回転自在に支持する。第2の主軸台50に内蔵さ
れた第4のサーボモータは、第2の主軸55の軸C2ま
わりの回転速度と回転位置を制御する。複合加工機械1
上には、刃物台にとりつける切削工具の刃先位置を計測
する刃先位置計測装置170と、ワークの寸法を計測す
るワーク計測装置180が装備される。
【0009】図5において、ベッド10にとりつけた第
5のサーボモータ610はボールネジ620を回転制御
する。旋削ミルユニット60にとりつけたリニアガイド
625は、ベッド10上に固着された第3の案内面14
に係合するとともに、旋削ミルユニットのボールナット
630はボールネジ620に螺合する。したがって、サ
ーボモータ610の回転速度と回転量に応じて、旋削ミ
ルユニット60は軸X1上で移動速度と移動位置が制御
される。旋削ミルユニット60は、タレット式の刃物台
65を備える。刃物台65は、その周囲に例えば12本
の工具650を交換自在に装着される。工具650は、
旋削加工用の工具やミル加工用の回転工具が使用でき
る。刃物台65に装備する各種の旋削工具や回転工具6
50を使用して、ワークに対して種々の加工を施すこと
ができる。
【0010】図6において、ベッド10にとりつけた第
6のサーボモータ710は、ボールネジ712を回転制
御する。研削ユニット70にとりつけたリニアガイド7
14は、ベッド10上に固着された第4の案内面16に
係合するとともに、研削ユニット70のボールナット7
16はボールネジ712に螺合する。したがって、サー
ボモータ710の回転速度と回転量に応じて、研削ユニ
ット70は軸X2上で移動速度と移動位置が制御され
る。研削ユニット70は、軸X2に沿って制御されると
ともに、軸Bまわりに割り出しが可能である。そして、
研削ユニット70の対角位置に外研ユニット74と内研
ユニット76を装備する。外研ユニット74は、外径研
削砥石750を備える。外径研削砥石750の先端は、
軸Bを中心にして、半径R1で旋回する。内研ユニット
76は、内径研削砥石770を備える。内径研削砥石7
70の先端は、軸Bを中心にして、半径R2で旋回す
る。
【0011】図7は、研削ユニットの平面図、図8は図
7のM矢視図である。研削ユニット70は、モータ74
0を支持し、モータ740は外研ユニット74の外研砥
石750を回転させる。研削ユニット70の外周部に固
着された第5の案内面71は、内研ユニット76を摺動
自在に支持する。研削ユニット70にとりつけた第7の
サーボモータ760は、タイミングベルト762を介し
てボールネジ764を回転制御する。内研ユニット76
にとりつけたボールナット766は、ボールネジ764
に螺合する。したがって、サーボモータ760の回転速
度と回転量に応じて、内研ユニット76は軸Y上で移動
速度と移動位置が制御される。内研ユニット76にとり
つけたモータ775は、内研砥石770を駆動する。図
9は、研削ユニット70の軸Bまわりの旋回機構を示す
説明図であって、中心線から半載した断面図である。研
削ユニット70のベース700は、リニアガイド714
を介してベッド上に配設した案内面16上に摺動自在に
支持される。ベース700は、クロスローラ軸受724
を介して旋回台720を回転自在に支持する。旋回台7
20の中心部に設けた軸722は、ベース700にとり
つけたブッシュ702の穴に挿入され、ブッシュ702
と軸722との間に切削油等のカップリングが形成され
る。ベース700には、図示しない第8のサーボモータ
が装備され、この第8のサーボモータによりウォームギ
ヤ730が回転制御される。ウォームギヤ730は、旋
回台720と一体に形成されたウォームホイール726
と噛み合い、旋回台720を割出す。旋回台720は、
ブレーキプレート728を備え、ブレーキプレート72
8を油圧シリンダで把持して旋回台を割出し位置にクラ
ンプする。旋回台720は、外研ユニットのモータ74
0及び内研ユニット76を支持し、モータ740は外研
砥石を取り付けるスピンドル742を駆動する。
【0012】本複合加工機械1は以上のように、対向し
て配設され、互いに独立して軸線方向の移動を制御され
る2基の主軸台を備えるので、第1の主軸台と第2の主
軸台は共同して長尺のシャフトを取扱うことができる。
また、第1の主軸台で第1工程を加工したワークを第2
の主軸台へ受渡して第2工程を加工することができるの
で、複雑な形状のワークを短時間で、かつ高精度に生産
することができる。さらに、焼入れワークを切削する旋
削ミルユニットと研削ユニットを装備しているので、ス
ピンドル等の表面硬度が高く、かつ高精度の加工を必要
とする部品の生産に適する。なお、内研ユニット76の
砥石の取付方向を180度変更するユニットを用意する
ことにより、研削加工範囲を一層に増大させることがで
きる。
【0013】図10は、本複合加工機械の制御装置の全
体を示すブロック図である。全体を符号90で示す制御
装置は、主制御部900と、バス910を介して連結さ
れる種々の制御要素を備える。制御要素としては、キー
ボード912、画像表示装置914、ワーク計測装置1
80の制御装置916及び計測データの処理部918、
プログラマブルコントローラのインターフェース92
0、プログラムメモリー922、データメモリー92
4、パラメーターメモリー926、外部記憶装置930
及び外部記憶装置に対する入出力処理部928を備え
る。サーボモータの制御部としては、テーブルのサーボ
モータ110のテーブル位置(Z1)制御部950、第
1の主軸のサーボモータ31のC1軸の制御部952、
第2の主軸台のサーボモータ210の位置(Z2)制御
部954、第2の主軸のサーボモータ51のC2軸の制
御部956を備える。また、第1の主軸のサーボモータ
31と刃物台に連結する主軸、ミル軸制御部960、サ
ーボモータ610の旋削ユニット位置(X1)制御部9
62、サーボモータ760の内研ユニット位置(Y)制
御部970、第2の主軸のサーボモータ51と研削ユニ
ットに連結する主軸、砥石軸制御部964、サーボモー
タ710の研削ユニット位置(X2)制御部966、研
削ユニット旋回位置(B)制御部972を備える。この
複合加工機械は以上のように、合計8個の制御軸を有
し、複雑な加工を実行する。
【0014】図11は研削ユニット70の平面図と側面
図を示す。研削ユニット70に装備される内研ユニット
76は、研削ユニット70に設けられる案内面71に係
合するガイド部774を有し、軸Yに沿って移動する。
内研ユニットのモータ775は、スピンドル776にと
りつけた内研砥石770を駆動して内研を実行するが、
標準の内研ユニット76は、内研砥石770の向きが、
外研ユニット74の外研砥石750に対して対称に配設
されている。この標準の内研ユニット76に加えて、図
12に示す第1の交換内研ユニットは76Aは、砥石7
70Aをとりつけたスピンドル776Aが標準の内研ユ
ニット76のスピンドル776とは180度反対側に装
備されている。この第1の交換内研ユニット76Aをガ
イド部774Aを介して案内面71に摺動自在にとりつ
けることにより、第2の主軸にチャッキングされるワー
クの内研を実行することができる。図13は第2の交換
内研ユニット76Bを示す。この内研ユニット76B
は、砥石770Bを駆動するスピンドル776Bが標準
ユニット76のスピンドル776に対して90度旋回し
た方向に配設してある。この交換内研ユニット76Bを
使用することにより、例えばワーク表面に設けるカム溝
等の研削加工が可能となる。そして、本複合加工機械
は、対向して配設した第1の主軸35と第2の主軸55
を備えるので、2基の主軸の間でワークを受け渡すこと
で、ワーク全体の旋削加工及び研削加工を段取り無しで
短時間で達成できる。
【0015】図14はワーク80の例を示し、このワー
ク80は、小径部810と大径部820を有する段付の
円筒部材であって、小径部810の外周面812と、大
径部820の外周面822と、内周面830に研削加工
を施すものとする。単独の主軸を備えた研削機械にあっ
ては、大径部820をチャッキングして小径部810の
外周面812と内周面830を加工した後に、小径部8
10をチャッキングしなおして、大径部820の外周面
822の外研を実行する必要がある。この機械にあって
は、主軸間でワークを自動的に受渡して上述した工程を
完了することができる。
【0016】図15はワーク80の大径部820を第1
の主軸35にチャッキングした状態を示す。第1の主軸
35は軸C1まわりにワーク80を回転させるととも
に、テーブルが軸Z1方向にトラバースされる。研削ユ
ニット70は軸X2方向に送られるので、軸C1、Z
1、X2を同時に制御することで、ワーク80の小径部
810の外周面812を外研ユニットの砥石750によ
り加工することができる。次に、研削ユニットを軸Bま
わりに180度旋回させて内研ユニット76をワーク8
0側に対向させ、内周面830を加工する。加工の第1
工程が完了すると、ワーク80を第2の主軸55側へ受
け渡す。第2の主軸55は、テーブル上を軸Z2方向に
移動してワーク80の小径部810を把持する。その後
第1の主軸35のチャッキングを開放し、第2の主軸5
5は所定の位置まで後退する。
【0017】図16はこの状態を示し、ワークの大径部
820の外周面822を外研砥石750で加工する。こ
の加工の場合には、制御軸はテーブルの送り軸Z1と、
第2の主軸55の回転軸C2と、研削ユニット70の送
り軸X2となる。
【0018】本複合加工機械の研削ユニット70は、ベ
ース700に対して軸Bまわりに旋回割り出しが可能で
あるので種々の研削加工を達成できる。軸Bまわりの割
り出し角度を平面図上で反時計まわりを正方向とした場
合に、図17は基準位置から−A度旋回した状態を示
す。この割り出し位置で外研砥石750を使用して軸Z
1、X2を同時に制御することにより、ワーク81のテ
ーパー部815の外面を研削することができる。テーパ
ー角度は2A度となる。図18は研削ユニット70の旋
回位置を基準位置(0度)に戻した状態を示す。この位
置では、ワーク82に対してストレートな外周面又は内
周面の加工が達成される。
【0019】図19は研削ユニット70をベース700
に対して正方向にA度旋回した状態を示す。この位置で
外研砥石750を使用して、第2の主軸側に把持された
テーパー部835を研削加工する。テーパー角度は2A
度となる。図20は研削ユニット70をベース700に
対して正方向に90度旋回した状態を示す。この位置で
は加工は実行しない。図21は研削ユニット70を鈍角
である角度B度まで旋回した状態を示す。内研ユニット
として第1の交換ユニット76Aを装備し、内研砥石7
70Aで第2の主軸に把持されたワーク84のテーパー
面845を加工する。テーパー角度は2×(180度−
B度)となる。
【0020】図22は研削ユニット70を180度旋回
した状態を示す。標準ユニット76を装備することによ
り、第1の主軸に把持されたワーク85の内周面855
を加工する。標準ユニット76にかえて第1の交換ユニ
ット76Aを装着することにより、内研砥石770Aを
使用して、第2の主軸に把持されたワーク86の内周面
865を加工する。図23は研削ユニット70を180
度以上の角度C度に旋回した状態を示す。標準ユニット
76を装着し、内研砥石770で第1の主軸で把持され
たワーク87のテーパー内周面875が加工される。テ
ーパー角度は2×(C度−180度)となる。次に、内
研ユニットを軸Y方向に移動制御して実行する加工方法
を説明する。
【0021】図24及び図25は、円筒状のワーク88
の端面に突出したキー882を研削加工する場合を示
す。ワーク88は、第1の主軸35に把持されており、
内研ユニットとしては標準ユニット76が研削ユニット
70に装備されている。内研ユニット76を軸Yに沿っ
て、距離Y10だけシフトさせることにより、内研砥石
770によりキー882の両側面882A、882Bを
研削加工することができる。
【0022】図26及び図27は、シャフト状のワーク
89の外周面にカム溝892を加工する場合を示す。第
1の主軸35に把持されたワーク89は、第1の回転軸
C1まわりに制御される。カム溝892の幅寸法は内研
砥石770Bの直径寸法より大なる寸法を有する。内研
ユニットとして、第2の交換ユニット76Bを装備し
て、軸Yに沿って距離Y20だけシフトさせることによ
り、カム溝892の一方の壁面892Aを加工する。カ
ム溝892の他方の壁面892Bを加工する際にも必要
な距離だけユニットを軸Yに沿ってシフトさせる。
【0023】図28はドレッシング装置を装備した第2
の主軸台50の平面図、図29は正面図である。ドレッ
シング装置52は、第2の主軸台50のケーシング50
0のうちの、研削ユニットに対向する壁面502に固着
される。第2の主軸台50は、テーブル20上に設けた
案内面21にリニアガイド220を介して摺動自在に支
持されており、第2の主軸台は第2の主軸55が第1の
主軸35との間でワークの受け渡しを実行する際に、案
内面上を移動する。加工時やドレッシング時には、テー
ブル20全体の移動が制御される。
【0024】図30はドレッシング装置52により外研
砥石750のドレッシングを実行する方法と手段を示
す。ドレッシング装置52は、第2の主軸台50のケー
シング500の壁面502に固着される本体520を有
する。本体520は平面形状がほぼ矩形にケーシングか
ら突出し、3本のドレッシング部材を備える。本体52
0の先端は第1の傾斜面522に形成され、この先端の
傾斜面522に垂直に第1のドレッシング部材530が
埋め込まれる。ドレッシング部材530は、先端部にダ
イヤモンド等を有する。第1のドレッシング部材530
は、外研砥石750の外周面752をドレッシングす
る。ドレッシングの際の砥石の送り方向は矢印で示され
る。本体520の一方の側面には第2の傾斜面524が
形成され、第2の傾斜面524に垂直に第2のドレッシ
ング部材532が埋め込まれる。第2のドレッシング部
材532は、外研砥石750の第1の側面754をドレ
ッシングする。ドレッシングの際の砥石の送り方向は矢
印で示される。本体520の他方の側面には、第3の傾
斜面526が形成され、第3の傾斜面526に垂直に第
3のドレッシング部材534が埋め込まれる。第3のド
レッシング部材534は、外研砥石750の第2の側面
756をドレッシングする。ドレッシングの際の砥石の
送り方向は矢印で示される。
【0025】図31は、内研砥石のドレッシング工程を
示す。先述したように、内研ユニットとして、駆動軸の
向きが180度異なるユニットを交換自在にしてある。
標準の内研ユニットの内研砥石770の外周面772
は、第1のドレッシング部材530によりドレッシング
される。内研砥石770の側面774は、第2のドレッ
シング部材532によりドレッシングされる。スピンド
ルに対する内研砥石の取付方向を180度変更した交換
ユニットにあっては、内研砥石770Aの外周面772
Aを第1のドレッシング部材530によりドレッシング
し、側面774Aを第3のドレッシング部材534によ
りドレッシングする。なお、内研砥石の場合には、ワー
クとの接触面がドレッシングする面とは反対側になるこ
とがある。この場合には、例えばドレッシング装置の本
体520に穴を設け、この穴内にドレッシング部材を配
設する構成としてもよい。本装置は以上のように、第2
の主軸台50にドレッシング装置52を装備したので、
ドレッシング装置52をマニュアルにより操作する必要
はなくなり、ドレッシング工程の自動化を達成すること
ができる。さらに、ドレッシング装置52は、3方向へ
突出する3基のドレッシング部材530、532、53
4を有するので、外研砥石及び内研砥石の外周面と両側
面を効率よくドレッシングすることができる。
【0026】本発明は以上のような機能を備えた複合加
工機械にあって、ドレッシングに伴う砥石の寸法データ
を自動的に更新し、NCプログラムの内容を変更するこ
となく、自動加工を継続するものである。図32はNC
加工プログラムの作成に必要な砥石のツールデータを示
す説明図、図33は砥石の詳細を示す側面図である。主
軸の中心線上に設定されるワーク基準原点Woに対し
て、砥石750のカッテイングポイントPAの座標位置
が軸Zと軸Xの値として入力される。この際に、Xの値
はワークの直径に対応する値としてセットされる。砥石
750の周縁750Aを自動ドレッシングすることによ
り砥石のカッテイングポイントはPAからPBに移行す
る。この際に、ドレッシング経路DRの寸法は、NC装
置が管理しているので、データを自動的に得ることがで
きる。そこで、砥石データのカッテイングポイントPB
の座標位置を更新することで、NCプログラムを変更す
ることなく、加工が継続できる。
【0027】図34は砥石のデータを管理する制御ブロ
ックを示す。主制御部900は、バス910を介してキ
ーボード912や送り軸の制御部950、964、96
6等に連結されるとともに、マザートロールプログラム
部982、EIA/ISOプログラム部984、マクロ
プログラム部980、工具(砥石)データメモリー98
6を備える。マクロプログラム部980では砥石の寸法
データを工具データメモリー986から読み込むととも
に、砥石にドレッシングが施されたときには、ドレッシ
ング部材の位置からドレッシング済みの砥石の寸法デー
タを計算し、工具データメモリー986へ更新された砥
石のデータを書き込む。図35は外研砥石750の3ヵ
所の寸法データP1、P2、P3を示す図である。第1
の点P1は、外研砥石750の外周面の一方の端部の軸
X、Z上の座標(GD1、GD2)であり、第2の点P
2は、外周面の他方の端部の座標(GD1、GD3)で
ある。第3の点P3はP1と同じZ軸上の内周側の端部
の座標(GD4、GD2)である。
【0028】図36は内研砥石770の3ヵ所の寸法デ
ータP1、P2、P3を示す。内研砥石770の場合も
外研砥石750と同様に、ワークの研削に使用する砥石
面を規定するのに必要な座標位置のデータが指定され
る。図37はドレッシング装置52の本体520にとり
つけらた3本のドレッシング部材530、532、53
4の刃先位置P11、P12、P13の軸X,Z上の座
標を示す。第1のドレッシング部材530は、砥石75
0、770の外周面のドレッシングを実行する。そこ
で、第1のドレッシング部材530の刃先位置P11
(D1X、D1Z)を知り、研削ユニットの軸X上の位
置をNCにより検出することにより、ドレッシング後の
外周面の軸X上の座標を得ることができる。
【0029】第2のドレッシング部材532は、砥石7
50、770の側面である位置P1から位置P3までを
ドレッシングする。したがって、第2のドレッシング部
材532の刃先位置P12の座標(D2X、D2Z)を
知り、テーブルの軸Z上の位置と研削ユニットの軸X上
の位置をNCにより検出することにより位置P1、P3
の座標を得ることができる。同様の手法により、第3の
ドレッシング部材534の刃先位置P13の座標(D3
X、D3Z)を知り、ドレッシングを実行することによ
り、砥石の位置P2の座標(GD1、GD3)を確定す
ることができる。図38は、あるツール(砥石)番号に
対応する砥石の形状、寸法を規定する引数C(位置P
1、P2、P3の座標)を表す表である。本装置は、砥
石のドレッシングを自動的に実行するとともに、ドレッ
シング後の砥石の寸法をNCにより自動的に計測してメ
モリー内のデータを更新する。この際に砥石の外径は直
径寸法として記憶される。加工は、新たな砥石データに
より加工プログラムを自動的に修正して実行される。以
上の処理により、研削加工の自動化が達成される。
【0030】本装置は、以上の構成を有する複合加工機
械において、ワークの寸法と、加工位置を旋削ミルユニ
ットに装着したタッチセンサツールで検知し、この情報
に基いて研削加工ユニットを制御してエアカット時間を
短縮するものである。図39は本装置のブロック図であ
る。旋削ミルユニット60のタレット式の刃物台65に
は、タッチセンサツール652が装着される。タッチセ
ンサツール652は、その先端のプローブ653がワー
クに接触すると、信号を発する。この信号はタッチセン
サ制御部919を介して計測処理部918へ送られる。
図57はタッチセンサツールの詳細を示す。タッチセン
サツール652は、交換ツールの一種としてタレット刃
物台65に用意されている。図57の左側に示すタッチ
センサツール652は、プローブ653の軸線が第1の
主軸35の軸線に対して直交して配設されたものであ
る。このタッチセンサツール652は第1の主軸35又
は第2の主軸55のチャックワークや、第1の主軸35
と第2の主軸55が共同してワークを把持するシャフト
ワークの外径と端面の計測を行なう。図57の右側に示
すタッチセンサツール652Aは、プローブ653Aの
軸線が第1の主軸に対して平行に配設されたものであ
る。このタッチセンサツール652Aは、第1の主軸3
5のチャックワークにおける外径や内径の計測を行な
う。なお、プローブ653Aの向きを180度変更した
タッチセンサツールを用意し、第2の主軸55のチャッ
クワークの外径や内径の計測を行なうことができる。テ
ーブル上に固定された、第1の主軸台30の第1の主軸
35にはワーク80が把持され、研削加工を受ける。第
2の主軸台50の第2の主軸55にワーク80を移して
研削加工することもできる。プログラムメモリ922
は、EIA/ISOメモリ922A、マザトロールメモ
リ922B、マクロメモリ922Cを有する。装置を構
成する他の要素は、図10に示すものと同様である。
【0031】図40は、ワーク寸法、位置の検出プログ
ラムの概要を示す。測定用マザトロールプログラム20
00は、ステップ2010で位置検出マクロプログラム
2050を呼び出す。位置検出マクロプログラムは、ス
テップ2100で計測を開始し、ステップ2110で刃
物台のタッチセンサツールを割り出す。ステップ212
0でタッチセンサツールをワークに向けて送り、ワーク
に接触すると、ステップ2130で送りを停止する。ス
テップ2140で接触位置の座標を読み込み、ステップ
2150で計測を終了する。ステップ2160で結果を
処理し、ステップ2170で位置データを書き込む。測
定用マザトロールプログラム2000はステップ202
0でデータの入力を行なう。この結果は加工用マザトロ
ールプログラム2300へ送られる。加工用マザトロー
ルプログラム2300は、ステップ2310で加工マク
ロプログラム2400を呼び出す。位置検出マクロプロ
グラム2050で得られた位置データは、段取りデータ
2350の軸Z方向のオフセット2351に送られると
ともに、加工用マザトロールプログラム2300のステ
ップ2320の空研開始点のデータとして送られる。
【0032】図41以下はワーク基準原点WOに対する
ワークのオフセット量を測定する原理を説明するもので
ある。図42はタッチセンサツール652で第1の主軸
35が把持したワーク80の外径寸法D1を計測し、研
削開始点を検出する状態を示す。図43はワーク80の
端面801やフランジ端面802にタッチセンサツール
652を接触させてワーク基準原点WOからの軸Z上の
オフセット量を計測する状態を示す。図44は第1工程
で研削加工済のフランジ端面805を測定し、反対面8
06の加工寸法の管理を行う状態を示す。図45はワー
ク80の外径寸法を計測する際に、ワーク80に熱処理
によるテーパが生じている場合には、軸Z上の位置によ
りデータが変化することを示す。図46は、チャックワ
ーク80の軸線が熱処理により曲った場合を示す。図4
7はシャフトワーク80の軸線が熱処理により曲った場
合を示す。いずれの場合にも、計測位置によりデータは
変化するので、軸Z方向へタッチセンサツールを移動し
たり、ワークを回転させて位置を検出する必要がある。
【0033】図48は処理のフローを示す。ステップ3
000で自動運転をスタートし、ステップ3010でタ
レット刃物台のタッチセンサツールを選択する。ステッ
プ3020で軸Z上の検出位置へ移動し、ステップ30
30でワークを把持した主軸を0度位置に割出す。ステ
ップ3040で刃物台を軸Xに沿ってワークに近づけ、
位置を検出する。ステップ3050で刃物台をワークか
ら離し、ステップ3060で主軸を90度位置に割出
す。ステップ3070で再度刃物台をワークに近づけ、
位置を検出する。以後、必要に応じて主軸を180度、
270度位置に割出してワーク外径を検出する。また、
軸Z上の位置を変えて同上のステップをくり返すことも
できる。ステップ3080で旋削ミルユニットの刃物台
を原点へ戻し、ステップ3090で研削ユニットを軸X
に沿ってワークへ近づけ、ステップ3100で外研ユニ
ットによる研削ユニットをスタートする。
【0034】次にワークの端面のZ軸方向の位置を検出
する場合を説明する。図49はチャックワーク80の場
合を示し、ワーク80の端面801やフランジ端面80
2にタッチセンサツール652を接触させて位置を検出
する。図50はワーク80を両センター351、551
で支持する場合を示す。ワーク80のフランジ端面80
3を研削加工する前に位置を検出する。図51は端面8
03の軸Z方向の位置が正規の位置aに一致する場合を
示す。図52は、センター351に係合するワークのセ
ンター穴807が過大な場合を示し、端面803の位置
検出をしないと、外研砥石750は、軸Z上でaからb
までの間をエアカットしてしまう。図53は、センター
穴が過小な場合を示し、端面803の位置検出をしない
と外研砥石750は、軸Z上のa点へ向う早送り速度の
ままで、c点で端面803に衝突してしまう。
【0035】図54は軸Z上の端面位置を検出するフロ
ーを示す。ステップ4000で自動運転はスタートし、
ステップ4010で刃物台のタッチセンサツールが選択
される。ステップ4020でタッチセンサツールが検出
位置へ移動し、ステップ4030でワークを把持した主
軸を0度位置に割出す。ステップ4040でタッチセン
サツールが軸Zに沿って移動してワークの端面位置を検
出する。ステップ4050で刃物台を原点に復帰させ、
ステップ4060で研削ユニットによる研削加工をスタ
ートする。次に、図55は前工程で研削仕上したフラン
ジの一方の端面を基準として他方の端面を研削加工し、
かつフランジの幅寸法を管理する方法を示す。ワーク8
0の第1の端面805は第1工程で研削仕上され、ワー
クを反転してセンター支持した状態を示す(A)。ワー
ク80の第1の端面805の位置をタッチセンサツール
652で、検出し(B)、軸Z上の基準面から距離デー
タH1を得る(C)。次にタッチセンサツール652を
第2の端面806側へ移動し(D)、端面806の基準
面からの距離データH2を得る(E)。外研砥石750
による端面加工を開始し(F)、第1の端面805から
第2の端面806までの長さ寸法Hを管理する(G)。
【0036】図56は処理のフローを示す。ステップ5
000で自動運転はスタートし、ステップ5010で刃
物台のタッチセンサツールが選択される。ステップ50
20でタッチセンサツールが基準面である第1の端面8
05の検出位置へ移動し、ステップ5030で端面位置
を検出する。ステップ5040でタッチセンサツールは
端面から後退し、ステップ5050で加工面である第2
の端面806の検出位置へ移動する。ステップ5060
で加工面の位置を検出し、ステップ5070で刃物台は
原点位置へ復帰する。次に、ステップ5080で研削ユ
ニットによる研削加工がスタートし、加工端面の寸法を
管理しつつ加工が実行される。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように、工具交換可能な
刃物台をもつ旋削ミルユニットと研削ユニットを備えた
複合加工機械にあって、刃物台に寸法及び位置検出手段
を用意して主軸に把持されたワークの軸X、軸Z上の位
置を検出する。このデータに基いて加工プログラム原点
はシフトされ、研削加工始点が決められる。したがっ
て、砥石は最小のエアカットで研削加工を開始すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合加工機械の平面図。
【図2】正面図。
【図3】制御軸を示す平面図。
【図4】正面図。
【図5】図3のH矢視図。
【図6】図3のK矢視図。
【図7】研削ユニットの平面図。
【図8】図7のM矢視図。
【図9】研削ユニットの旋回機構を示す説明図。
【図10】制御装置のブロック図。
【図11】研削ユニットの詳細を示す説明図。
【図12】内研ユニットの第1の交換ユニットを示す説
明図。
【図13】内研ユニットの第2の交換ユニットを示す説
明図。
【図14】ワークの断面図。
【図15】研削加工の第1工程を示す説明図。
【図16】研削加工の第2工程を示す説明図。
【図17】研削ユニットの第1の旋回位置を示す説明
図。
【図18】研削ユニットの第2の旋回位置を示す説明
図。
【図19】研削ユニットの第3の旋回位置を示す説明
図。
【図20】研削ユニットの第4の旋回位置を示す説明
図。
【図21】研削ユニットの第5の旋回位置を示す説明
図。
【図22】研削ユニットの第6の旋回位置を示す説明
図。
【図23】研削ユニットの第7の旋回位置を示す説明
図。
【図24】内研ユニットの軸Yに沿う移動制御を示す説
明図。
【図25】内研ユニットの軸Yに沿う移動による加工を
示す説明図。
【図26】内研ユニットの軸Yに沿う移動制御を示す説
明図。
【図27】内研ユニットの軸Yに沿う移動による加工を
示す説明図。
【図28】ドレッシング装置の平面図。
【図29】ドレッシング装置の側面図。
【図30】外研砥石のドレッシングを示す説明図。
【図31】内研砥石のドレッシングを示す説明図。
【図32】砥石のツールデータを示す説明図。
【図33】砥石の側面図。
【図34】制御のブロック図。
【図35】外研砥石の説明図。
【図36】内研砥石の説明図。
【図37】ドレッシング装置の説明図。
【図38】ツールデータの表。
【図39】制御装置のブロック図。
【図40】プログラムの概要を示す説明図。
【図41】座標を示す説明図。
【図42】軸X方向の位置検出を示す説明図。
【図43】軸Z方向の位置検出を示す説明図。
【図44】ワークの加工済の基準面の検出を示す説明
図。
【図45】ワークの外径寸法の検出を示す説明図。
【図46】ワークの外径寸法の検出を示す説明図。
【図47】ワークの外径寸法の検出を示す説明図。
【図48】処理のフロー図。
【図49】ワークの軸Z方向の検出を示す説明図。
【図50】ワークの軸Z方向の検出を示す説明図。
【図51】加工開始点を示す説明図。
【図52】センター穴によるワーク位置の変化を示す説
明図。
【図53】センター穴によるワーク位置の変化を示す説
明図。
【図54】処理のフロー図。
【図55】ワークの基準面を検出して加工する手順を示
す説明図。
【図56】処理のフロー図。
【図57】タッチセンサツールの詳細図。
【符号の説明】
1 複合加工機械 10 ベッド 12 第1の案内面 14 第3の案内面 16 第4の案内面 20 テーブル 30 第1の主軸台 35 第1の主軸 50 第2の主軸台 52 ドレッシング装置 55 第2の主軸 60 旋削ミルユニット 65 タレット式刃物台 70 研削ユニット 71 第5の案内面 74 外研ユニット 76 内研ユニット 80 ワーク 90 制御装置 520 ドレッシング装置本体 530 第1のドレッシング部材 532 第2のドレッシング部材 534 第3のドレッシング部材 652 タッチセンサツール 700 研削ユニットのベース 720 旋回台 750 外研砥石 770 内研砥石
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、ベッド上に配設される第1の
    直線案内面に摺動自在に支持されて制御されるテーブル
    と、テーブル上にとりつけられる第1の主軸台と、第1
    の主軸台に装備されて第1の回転軸まわりに制御される
    第1の主軸と、テーブル上に第1の直線案内面に平行に
    配設される第2の直線案内面に摺動自在に支持されて制
    御される第2の主軸台と、第2の主軸台に装備されて第
    1の回転軸と同心の第2の回転軸まわりに制御される第
    2の主軸と、ベッド上に第1の直線案内面に直交して配
    設される第3の直線案内面に摺動自在に支持されて制御
    されるタレット式の刃物台を有する旋削ミルユニット
    と、ベッド上に第3の直線案内面に平行に配設される第
    4の直線案内面に摺動自在に支持されて制御される研削
    ユニットと、制御装置を備え、当該加工機内に寸法及び
    位置検出手段を装備するとともに、主軸が把持する加工
    物に検出手段が接触することにより加工物の寸法及び位
    置を検出する複合加工機械。
  2. 【請求項2】 検出された加工物の寸法及び位置のデー
    タに基いて、研削ユニットによる研削加工開始点を演算
    する手段を備えてなる請求項1記載の複合加工機械。
  3. 【請求項3】 主軸台に研削ユニットの砥石のドレッシ
    ング装置を設けるとともに、砥石の寸法を管理する手段
    を備えてなる請求項2記載の複合加工機械。
JP35122691A 1991-12-13 1991-12-13 加工物の寸法及び位置検出装置を備えた複合加工機械 Pending JPH05162002A (ja)

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