JPH0437079A - 金属蒸気レーザ光減衰器 - Google Patents
金属蒸気レーザ光減衰器Info
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- JPH0437079A JPH0437079A JP14137690A JP14137690A JPH0437079A JP H0437079 A JPH0437079 A JP H0437079A JP 14137690 A JP14137690 A JP 14137690A JP 14137690 A JP14137690 A JP 14137690A JP H0437079 A JPH0437079 A JP H0437079A
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- laser
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims description 21
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 15
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属蒸気レーザ、特に、高畠力で動作できる銅
蒸気レーザなどで、取出されるレーザ光の8力を一時的
に減少させる場合に用いられる装置に関する。
蒸気レーザなどで、取出されるレーザ光の8力を一時的
に減少させる場合に用いられる装置に関する。
一般に、レーザ光の出力を減少させるには、電源からの
入力電力を低下させ、レーザ媒質の励起率を下げる方法
がとられる。あるいは、レーザ装置から取出されるレー
ザ出力は一定にして、レーザ光をビームスプリッタやN
Dフィルタなどに入射させて、透過するレーザ光の出力
を減少させる方法が用いられる。
入力電力を低下させ、レーザ媒質の励起率を下げる方法
がとられる。あるいは、レーザ装置から取出されるレー
ザ出力は一定にして、レーザ光をビームスプリッタやN
Dフィルタなどに入射させて、透過するレーザ光の出力
を減少させる方法が用いられる。
上記従来技術を金属蒸気レーザに適用さゼると、以下の
ような問題があった。
ような問題があった。
金属蒸気レーザの場合、レーザ出力を下げるために電源
からの入力電力を下げると、レーザ出力が低下するだけ
でなく、レーザ管内の金属蒸気温度までが低下してしま
う。その結果、再び、レーザ出力を元の値に戻すために
入力電力を増しても、−度下った金属蒸気温度が元の温
度まで上昇するのに長い時間が掛っていた。例えば、銅
蒸気レーザにおいて、銅の蒸気温度がはじめ1400℃
の時にレーザ出力が100Wであったものを、10Wま
で低下するように入力電力を下げると、銅の蒸気温度は
、およそ、1260℃程度になる。これを元の1400
℃まで戻すには、通常1時間程度もの時間を必要として
いた。さらに、銅の蒸気温度が低下すると、レーザ光は
、レーザ管の内壁に近い所から発振するため、取出され
るビームの拡がり角やパルス幅までもが変化してしまい
、出力のみを変化させるのは困難であった。
からの入力電力を下げると、レーザ出力が低下するだけ
でなく、レーザ管内の金属蒸気温度までが低下してしま
う。その結果、再び、レーザ出力を元の値に戻すために
入力電力を増しても、−度下った金属蒸気温度が元の温
度まで上昇するのに長い時間が掛っていた。例えば、銅
蒸気レーザにおいて、銅の蒸気温度がはじめ1400℃
の時にレーザ出力が100Wであったものを、10Wま
で低下するように入力電力を下げると、銅の蒸気温度は
、およそ、1260℃程度になる。これを元の1400
℃まで戻すには、通常1時間程度もの時間を必要として
いた。さらに、銅の蒸気温度が低下すると、レーザ光は
、レーザ管の内壁に近い所から発振するため、取出され
るビームの拡がり角やパルス幅までもが変化してしまい
、出力のみを変化させるのは困難であった。
また、このようにビームスプリッタやNDフィルタを用
いる場合、これらにより反射するレーザ光がレーザ装置
へ戻らないように、レーザ光に対して斜めに傾けて挿入
する。その結果、第2図に示すように透過するレーザ光
22の光路は、入射するレーザ光21の光路に対して、
図中の距離Sだけシフトしてしまう。これはビームスプ
リッタ23中で屈折するからであり、このシフトは、ビ
ームスプリッタ23の厚みが有限である限り避けられず
、通常5〜10+m+にもなった。さらに、NDフィル
タを用いる場合では、これ自体が吸収するレーザ光から
の熱により、温度上昇し、特に、銅蒸気レーザ(CVL
)のような高出力レーザの場合、NDフィルタ自体が破
壊することもあった。
いる場合、これらにより反射するレーザ光がレーザ装置
へ戻らないように、レーザ光に対して斜めに傾けて挿入
する。その結果、第2図に示すように透過するレーザ光
22の光路は、入射するレーザ光21の光路に対して、
図中の距離Sだけシフトしてしまう。これはビームスプ
リッタ23中で屈折するからであり、このシフトは、ビ
ームスプリッタ23の厚みが有限である限り避けられず
、通常5〜10+m+にもなった。さらに、NDフィル
タを用いる場合では、これ自体が吸収するレーザ光から
の熱により、温度上昇し、特に、銅蒸気レーザ(CVL
)のような高出力レーザの場合、NDフィルタ自体が破
壊することもあった。
本発明の目的は、金属蒸気レーザにおいて、入力電力を
変化させることなく、かつ、レーザ光の光路が変化せず
にレーザ出力を減少させる装置を提供することにある。
変化させることなく、かつ、レーザ光の光路が変化せず
にレーザ出力を減少させる装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、発振しているレーザ光の光
路に、耐熱性の多孔質板、例えば、金属メツシュなどを
挿入したものである。
路に、耐熱性の多孔質板、例えば、金属メツシュなどを
挿入したものである。
レーザ光を耐熱性の多孔質板に通すと、これを通過して
直進できる部分と、突き当って直進できない部分とに分
れる。直進できる部分は、微tJ1面積のものが多数集
まっているため、全体としてはレーザビーム径全体にわ
たって均一に光強度が低下した場合と、はぼ、同等の働
きをし、レーザ出力を低下させることができる。
直進できる部分と、突き当って直進できない部分とに分
れる。直進できる部分は、微tJ1面積のものが多数集
まっているため、全体としてはレーザビーム径全体にわ
たって均一に光強度が低下した場合と、はぼ、同等の働
きをし、レーザ出力を低下させることができる。
ところが、もし、レーザ光のモードが単一モード(TE
Mooモード)などの場合、多孔質板を通すと、通過し
たレーザ光のモードは、もはや、単一モードでなくなり
、伝播特性等が悪化することがある。しかし、金属蒸気
レーザでは、一般に極めて高次の多モードでレーザ発振
するため、レーザビームの一部がカットされても、伝播
特性が悪化することはない。
Mooモード)などの場合、多孔質板を通すと、通過し
たレーザ光のモードは、もはや、単一モードでなくなり
、伝播特性等が悪化することがある。しかし、金属蒸気
レーザでは、一般に極めて高次の多モードでレーザ発振
するため、レーザビームの一部がカットされても、伝播
特性が悪化することはない。
また、耐熱性の多孔質板として金属メツシュを用いれば
、これに入射するレーザ光が高出力になっても、破壊す
ることはない。
、これに入射するレーザ光が高出力になっても、破壊す
ることはない。
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。ここ
では、CVLを色素レーザの励起光源として用いている
。
では、CVLを色素レーザの励起光源として用いている
。
CVL発振器1からレーザ光2が発振しており。
色素レーザ発振器3に向っている。色素レーザ発振器3
は、出力鏡4と回折格子5とから共振器が組まれており
、その間に置かれた色素セル6中に流れる色素溶液7に
対して、レーザ光2がシリンドリカルレンズ8を通って
縦方向に集光されながら照射される。これによって色素
レーザ光9が発振して取出される。
は、出力鏡4と回折格子5とから共振器が組まれており
、その間に置かれた色素セル6中に流れる色素溶液7に
対して、レーザ光2がシリンドリカルレンズ8を通って
縦方向に集光されながら照射される。これによって色素
レーザ光9が発振して取出される。
色素レーザ光9の出力が最大となるように、出力鏡4や
シリンドリカルレンズ8、及び、色素セル6などの位置
や傾きを微妙に調整する必要がある。この場合、レーザ
光2の出力が高いと、レーザ光2自身や、励起される色
素溶液7からの自然放出光が極めてまぶしいため、調整
が困難である。
シリンドリカルレンズ8、及び、色素セル6などの位置
や傾きを微妙に調整する必要がある。この場合、レーザ
光2の出力が高いと、レーザ光2自身や、励起される色
素溶液7からの自然放出光が極めてまぶしいため、調整
が困難である。
そこでステンレス製の金属メツシュ10a。
10bが張られている光減衰器11を挿入し、レーザ光
2を金属メツシュ10a、あるいは、10bに通すこと
で、レーザ出力を減衰できる。ここで金属メツシュ10
aと10bでは、メツシュのサイズが異なるため、減衰
量を二段階に調整できる。
2を金属メツシュ10a、あるいは、10bに通すこと
で、レーザ出力を減衰できる。ここで金属メツシュ10
aと10bでは、メツシュのサイズが異なるため、減衰
量を二段階に調整できる。
このように、色素レーザ3に向うレーザ光2の出力を十
分に低下させた上で、前記調整を行った後に、レーザ光
2を、孔10cに通せば、全レーザ出力を伝播させるこ
とが簡単に行える。
分に低下させた上で、前記調整を行った後に、レーザ光
2を、孔10cに通せば、全レーザ出力を伝播させるこ
とが簡単に行える。
また、図のように光減衰器11をレーザ光2に対して斜
めに設置しであるのは、レーザ光2が、金属メツシュ1
0a、あるいは、lobで反射しても、その反射光がC
VL発振器lに戻らないようにするためである。
めに設置しであるのは、レーザ光2が、金属メツシュ1
0a、あるいは、lobで反射しても、その反射光がC
VL発振器lに戻らないようにするためである。
本実施例によれば、色素レーザのアライメント調整を、
まぶしくならないような低出力のレーザ光で行えるが、
その際、CVLのレーザ光を減衰させない場合と全く同
じ光路であるため、安全で、かつ、正確にアライメント
が行える。
まぶしくならないような低出力のレーザ光で行えるが、
その際、CVLのレーザ光を減衰させない場合と全く同
じ光路であるため、安全で、かつ、正確にアライメント
が行える。
本発明によれば、金属蒸気レーザのレーザ出力を減衰さ
せるのが、電源を全く調整せずに、かつレーザ光の光路
が全く変化せずに行えるため、レーザ光を対象物に照射
する位置に全く変化を与えずに、−時的にレーザ出力を
弱めることができる。
せるのが、電源を全く調整せずに、かつレーザ光の光路
が全く変化せずに行えるため、レーザ光を対象物に照射
する位置に全く変化を与えずに、−時的にレーザ出力を
弱めることができる。
また、本発明の装置である耐熱性の多孔質板を、金属蒸
気レーザ本体のカバーに取付けると、レーザ動作をさせ
ない場合に、この多孔質板をレーザ出射口のキャップの
代用としても用いることができる。
気レーザ本体のカバーに取付けると、レーザ動作をさせ
ない場合に、この多孔質板をレーザ出射口のキャップの
代用としても用いることができる。
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は従来装置
の説明図である。 1・・・CVL発振器、10a、10b・・・金属メツ
シュ、11・・・光減衰器。
の説明図である。 1・・・CVL発振器、10a、10b・・・金属メツ
シュ、11・・・光減衰器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属蒸気レーザにおいて、発振するレーザ光の光路
に耐熱性の多孔質板を挿入することを特徴とする金属蒸
気レーザ光減衰器。 2、請求項1における前記耐熱性の多孔質板は、金属製
のメッシュである金属蒸気レーザ光減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137690A JPH0437079A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 金属蒸気レーザ光減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137690A JPH0437079A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 金属蒸気レーザ光減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437079A true JPH0437079A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15290563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14137690A Pending JPH0437079A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 金属蒸気レーザ光減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437079A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6236426B1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-05-22 | Eastman Kodak Company | Apparatus for laser marking indicia on a photosensitive web |
US6249308B1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-06-19 | Eastman Kodak Company | Method of controlling peak power of a radiant energy emitting system |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP14137690A patent/JPH0437079A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6236426B1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-05-22 | Eastman Kodak Company | Apparatus for laser marking indicia on a photosensitive web |
US6249308B1 (en) * | 2000-01-25 | 2001-06-19 | Eastman Kodak Company | Method of controlling peak power of a radiant energy emitting system |
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