JPH04302186A - 固体レーザ発振器とレーザ露光装置 - Google Patents

固体レーザ発振器とレーザ露光装置

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Publication number
JPH04302186A
JPH04302186A JP3065950A JP6595091A JPH04302186A JP H04302186 A JPH04302186 A JP H04302186A JP 3065950 A JP3065950 A JP 3065950A JP 6595091 A JP6595091 A JP 6595091A JP H04302186 A JPH04302186 A JP H04302186A
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JP
Japan
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laser
solid
medium
light
state laser
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Pending
Application number
JP3065950A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Takehisa
究 武久
Makoto Yano
真 矢野
Koji Kuwabara
桑原 皓二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体レーザ発振器に係り
、特に、レーザ媒質が発振するレーザ光を吸収する再吸
収特性を有する固体レーザ発振器を高出力化するのに好
適な固体レーザ発振器とその固体レーザ媒質及びレーザ
共振器に関する。
【0002】
【従来の技術】ネオジウムイオンを含んだ固体レーザ結
晶は、通常波長1.0ミクロン帯でレーザ動作する。特
にNd:YAGレーザの場合、レーザ波長は、エネルギ
ー準位4F(2/3)から4I(9/2)への遷移に相
当する1064nmとなる。Nd:YAGレーザ光の波
長に対するエネルギー準位のグラフを図6に示す。この
図に示す様に、Nd:YAGレーザは、1064nmの
他にも、0.9ミクロン帯の946nm、及び1.3ミ
クロン帯の1319nm(ごく接近した1338nmに
も発振線がある。)の各波長でレーザ動作できる。
【0003】ところで、波長946nmは、波長106
4nmに比べて、極めてレーザ発振しにくい。その理由
は、以下の通りである。波長946nmは、波長106
4nmよりも100nm以上も短く、波長約805nm
を中心とするNd:YAGの吸収スペクトル領域に近づ
き、波長946nmにおける吸収係数は波長1064n
mにおける吸収係数よりもかなり大きくなる。その結果
、波長946nmで発振したレーザ光がNd:YAG結
晶自身に吸収されて(この現象を再吸収と呼ぶ。)減衰
してしまうため、利得が大きくならず、レーザ発振しに
くくなる。
【0004】上述した理由により、波長946nmで発
振させる場合、レーザ発振光があまり減衰しないように
、レーザ媒質であるNd:YAGロッドとして長さが1
mm程度と極めて短いもの(実際には薄い板状のもの)
を用いなければならないことになる。しかし、この様に
短くなると、長さ数十mmもあるランプを励起光源に用
いることはできず、励起光を小さな体積中に集光できる
半導体レーザ(以下LDという。)を励起光源に用いる
他なくなる。
【0005】また、レーザ媒質中で励起光が照射される
部分の長さに当たるゲイン長が1mm程度と短くなるた
め、レーザ発振するまで利得を上げるには、励起光の照
射密度を高め、短いゲイン長でも大きな利得が得られる
ようにしなければならない。そのため、励起光であるL
Dからのレーザ光を直径20ミクロンから100ミクロ
ン程度の小さい体積中に絞り込む必要がある。そこで、
従来は、オプティクス・レターズ、第12巻、第12号
、1987年、第993頁から第995頁(Optic
s  Letters,Vol.12,No.12,1
987,pp.993−995)に記載されているよう
に、励起方式として、レーザの光軸にそってレーザ媒質
の端面からレーザ媒質中に入射させる方式(以下縦励起
方式という。)を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、レー
ザ光の高出力化に関しては配慮されていない。励起光源
として用いられるLDは、1つの発振源からは、高くて
も1W程度の出力しかなく、レーザを高出力化するには
多数のLDを用いなければならない。しかし、縦励起方
式を採用する限り、励起光は1本に限られてしまい、L
Dは1個か2個(2個の場合はそれぞれの偏光方向を互
いに直交させて2本の励起光を偏光ビームスプリッタを
用いて合成し、1本にする。)までしか用いることがで
きず、高出力化が困難である。
【0007】多数のLDを用いてYAGロッドを励起す
る構成として、通常の波長1064nmで発振させる場
合は、以下の二つの方式がある。YAGロッドとして直
径3〜6mm、長さ5〜20mm程度の大きさのものを
用い、多数のLDをロッドの周囲に置き、側面から励起
光を照射する方法(側面励起方式という。)、あるいは
、YAG結晶に板状のもの(スラブという。)を用いて
、レーザの光軸がスラブの両面で何度も全反射するよう
に共振器を組み(以下スラブ方式という。)その全反射
している面の各部分において、光軸にそってLDからの
励起光をスラブの内部に照射する方法(これも縦励起方
式に含まれる。)である。
【0008】しかし上記のスラブ方式においては、光軸
がレーザ媒質中で何度も全反射して進むため、レーザ媒
質中の光軸長を1mm程度と短くすることは構成上極め
て困難である。  また、側面励起方式では、励起光を
直径20〜100ミクロン程度の小さい面積中に照射さ
せるため、レーザ媒質にその程度の小さい直径のロッド
を用いる必要がある。ところが、ゲイン長が1mm程度
となるようにレーザ媒質の長さを1mm程度と短くする
と、そのロッドをLDの照射領域に保持しておく機構の
構成が極めて困難になってしまう。さらに、レーザ媒質
の体積が極めて小さくなると熱容量が小さくなるため、
励起光の照射によって著しい温度上昇を引き起こし、そ
の結果、レーザ発振が困難になってしまうという問題も
ある。
【0009】特に、レーザ媒質が上述した再吸収特性を
有する固体レーザの場合、レーザ発振波長はレーザ媒質
の吸収スペクトル領域に入るため、励起光の波長に近い
場合が多く、レーザ遷移の下準位が基底準位に含まれる
ことが多い。例えばレーザ媒質がネオジウムイオンを含
んだ結晶では、波長0.9ミクロン帯で発振させる場合
、レーザ遷移の下準位は、基底準位である4I(9/2
)準位中の微細準位における最も上の準位に相当する。 これに関して、4I(9/2)準位についてその微細準
位を図6に示してある。通常粒子は、基底準位である4
I(9/2)準位中にほとんどが分布しており、レーザ
媒質の温度が高くなると、粒子の分布の仕方は、この4
I(9/2)準位中の微細準位間でエネルギーの高い方
へシフトするようになる。その結果、レーザ遷移の下準
位の分布数が増して、反転分布が形成されにくくなり、
レーザ発振が困難になる。従って、レーザ媒質が温度上
昇しやすいことは、レーザ発振に対して極めて不利であ
る。
【0010】本発明の目的は、レーザ媒質が再吸収特性
を有する固体レーザを用い且つ高出力を得ることのでき
る固体レーザ発振器を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、特にネオジウ
ムイオンを含んだ結晶またはガラスをレーザ媒質とし、
波長0.9ミクロン帯に含まれるエネルギー準位4F(
2/3)から4I(9/2)への遷移によるレーザ光を
高出力に発生させることのできる固体レーザ発振器を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、レーザ媒質
の少なくとも一つの面におけるレーザの光軸付近に対し
て、前記レーザの光軸と平行でない少なくとも2つ以上
の斜め方向から、励起光を照射させる構成とすることで
、達成される。
【0013】また、前記レーザ媒質が再吸収特性を有す
る場合には、レーザ発振させるために、前記レーザ媒質
を薄板状とすることで、達成される。
【0014】また、レーザ遷移の下準位が基底準位に含
まれる場合に効率良くレーザ発振させるために、前記レ
ーザ媒質に対して発振するレーザ光と励起光が同じ側か
ら当るよう構成することで、達成される。
【0015】また、励起光の照射構成を容易にするため
に、励起光に対して高い反射率を有し、かつ穴を有する
反射鏡を用いることで、達成される。
【0016】また、前記レーザ光を効率良く発生させる
ために、前記レーザ媒質が円柱状であり、かつこのレー
ザ媒質の周りに、屈折率が前記レーザ媒質の屈折率より
小さい値である光学素子を接触させた構成とすることで
、達成される。
【0017】また、励起光の利用効率を上げるために、
前記レーザ媒質としてNd:YVO4結晶を用いること
で、達成される。
【0018】
【作用】レーザ媒質の少なくとも一つの面におけるレー
ザの光軸付近に対して、前記レーザの光軸と平行でない
斜め方向から、励起光を照射させるため、励起光を光軸
の周りから多数照射でき、励起光源を必要に応じて増や
すことができる。その結果、それに対応して、レーザ出
力を向上することができる。この励起方式は、上述した
ような縦励起方式にも側面励起方式にも含まれない。
【0019】特に、レーザ媒質を厚さ3mm程度以下の
薄板状とした場合、全ての励起光を直径20〜100ミ
クロン程度の小さい体積中に照射させることができる。 その場合、励起光が光軸と角度的にある程度ずれてしま
うが、レーザ媒質に長さ3mm程度以下の短い薄板状の
ものを用いるので、励起光と発振するレーザ光とのレー
ザ媒質中での重なりあう体積の割合をほとんど低下させ
ないで構成できる。それによって、レーザの効率を大き
く低下させることはない。
【0020】さらに、励起光はレーザの光軸と平行でな
いため、励起光を前記レーザ媒質に対して発振するレー
ザ光と同じ側から照射するように構成することができる
。その場合、前記レーザ媒質における励起光が照射され
る側と反対側の面を、レーザの共振器を構成する際の全
反射側にすることができる。その結果、前記反対側の面
からは、励起光もレーザ光も出射しないので、この面を
直接冷却できる。場合によっては直接水冷することもで
き、レーザ媒質を十分低い温度に保つことができる。 従って、先に説明したように、レーザを高出力化する際
に極めて有利である。
【0021】また、励起光に対して高い反射率を有し、
かつ穴を有する反射鏡を用いて、発振するレーザ光を、
この穴に通るように構成すれと、レーザ光と励起光を位
置的に大きく分けることができ、励起光の照射構成を容
易にすることができる。その場合、従来一般的に用いら
れてきた方法では以下に示すような欠点があった。つま
り従来では、励起光を反射し、かつレーザ光を透過させ
る働きをもつダイクロイックミラーが用いられる。しか
しこれらの光を完全に分離することはほぼ不可能であり
、通常励起光に対しておよそ80%程度の反射率しかな
い。特に、レーザ媒質が自己吸収特性を有する固体レー
ザの場合、レーザ発振の波長は励起光の波長に近いため
、レーザ光と励起光との分離効率は一層悪くなってしま
った。これに対して本発明のように穴を有する反射鏡を
用いることで、レーザ光に対しては全く損失を及ぼさず
に、励起光に対してほぼ100%反射させることができ
る。
【0022】また、レーザ媒質として、長さ1mmより
もさらに短いものを使用することもできる。例えば、N
d:YVO4結晶では、吸収帯がネオジウムイオンを含
んだ固体レーザ結晶の中でも比較的広く、0.9ミクロ
ン帯のレーザ発振領域での吸収係数も比較的高いことか
ら、再吸収特性が特に強く現れてしまう。しかし、励起
光源として波長809nm前後の半導体レーザを用いた
場合の吸収係数は、Nd:YAG結晶よりも最高約5倍
程度も高い。それによって、吸収長は約0.3mmと極
めて短くなり、レーザ媒質にその程度の薄いものを用い
ることができる。その結果、励起光と光軸との角度ずれ
から生じる、励起光とレーザ光とのレーザ媒質中での重
なりあう体積の割合を、より一層増加させることができ
、効率良くレーザ発振させることができる。
【0023】また、レーザ媒質の周囲に、屈折率が前記
レーザ媒質の屈折率より小さい値である光学素子が接し
ていると、前記レーザ媒質中に端面から入射する光は、
入射角がある角度以内の場合、前記レーザ媒質と前記光
学素子が接している境界面で全反射する。それにより、
励起光を前記レーザ媒質中に閉じ込めることができ、励
起光の利用効率が向上し、レーザの効率が高められる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の第1実施例に係る固体レーザ
発振器の構成図である。この固体レーザ発振器は、厚さ
1mmの板状でなるNd:YAGレーザ媒質101と、
出力鏡102と、中心に穴が明いた穴付全反射鏡107
と、図示しないLDからのレーザ光を励起光として導入
する光ファイバ103a,103bと、励起光を補正す
る補正レンズ104a,104bと、励起光を集光して
穴付全反射鏡107に出射する集光レンズ106で構成
される。
【0025】Nd:YAGレーザ媒質101は、厚さが
約1mmの薄い板状で成る。この様に薄くした理由は、
図9に示すレーザ出力とYAGレーザ媒質厚さとの関係
グラフから分かる様に、波長946nmのレーザ光を発
振させるためである。レーザ媒質が3mmよりも長いと
、波長1064nmのレーザ光が発振し始めてこれらの
波長が優勢になり、また折角発振した946nmのレー
ザ光が媒質内部で吸収されてしまい外部に取り出せない
ためである。この様な薄い板状の媒質101の図1に示
す左側の面には、波長約805nmの励起光と波長94
6nmのレーザ発振光とをほぼ100%反射する全反射
コーティングが施されている。また、Nd:YAGレー
ザ媒質101の図面で右側の面には、波長約805nm
の励起光と、波長946nmのレーザ発振光に対して、
反射防止膜が施されている。出力鏡102は、波長94
6nmの光に対して約1%の透過率を有すると同時に、
波長1064nmの光に対して50%以上の透過率を有
し、波長1064nmでは発振しにくくしてある。 図示しないLDから出力された波長約805nmのレー
ザ光は、光ファイバ103a,103bを介して伝送さ
れ、ファイバ103a,103b先端から励起光105
a,105bとして出射され、それぞれ補正レンズ10
4a、104bによる平行ビームでかつ互いに平行にな
り、集光レンズ106に入射する。集光レンズ106で
絞られながら進んだ励起光は、穴付全反射鏡107で反
射して、Nd:YAGレーザ媒質101の同一地点を照
射する。この照射領域では、Nd:YAGレーザ媒質1
01が励起される。レーザ媒質101で励起された光は
、レーザ媒質101の左側面の全反射コーティングと出
力鏡102との間で共振器が組まれているため、レーザ
発振光108が出力鏡102を通して得られる。
【0026】また、Nd:YAGレーザ媒質101の左
側には二重管構造の冷却管109が取り付けられており
、内側の管を冷却水が矢印109aの方向に流入し、外
側の管から冷却水が矢印109b,109b’のように
流れる。その結果、Nd:YAGレーザ媒質101にお
けるレーザ光が当たる部分が常に常温に保たれ、レーザ
出力の低下を防止している。本実施例では、レーザ媒質
に対し、励起光を照射する側と同じ側にレーザ共振器を
構成しているので、Nd:YAGレーザ媒質101を直
接水冷できる。
【0027】この実施例では、図示する関係で励起光を
2本用いているだけであるが、これは図面による説明を
わかりやすくするためである。実際には、出力されるレ
ーザ光108の光軸の周囲から多数の励起光を夫々光フ
ァイバにて導入し、全反射鏡107で反射させて媒質1
01の同一領域に照射させ、高出力のレーザ光108を
得るようにする。
【0028】一般に、波長946nmのレーザ光を通し
、波長805nmのレーザ光を反射させる場合、波長9
46nmのレ−ザ発振光に対して高い透過率を有し、か
つ波長約805nmの励起光に対して高い反射率を有す
るダイクロイックミラーが用いられる。しかしその場合
、ダイクロイックミラーの仕様を、波長946nmの光
をほぼ100%透過する様にすると、波長約805nm
の励起光に対する反射率は、高くてもせいぜい80%に
しかならない。その理由は、これらの波長が比較的に接
近しているからである。これに対して、本実施例では、
穴付全反射鏡107を用い、波長946nmのレーザ発
振光は「穴」を通し、波長805nmのレーザ発振光は
「全反射鏡」にて反射させる構成のため、レーザ発振光
と、励起光に対して、夫々どちらもほぼ100%の透過
率及び反射率をもたせることができる。従って、本実施
例では、励起光の利用率が20%程度向上する。このよ
うに穴付全反射鏡107を用いることで励起光の利用率
を向上できるが、これは本実施例の固体レーザ発振器に
特有な効果であり、励起光をレーザ発振光と同軸ではな
く斜め方向からレーザ媒質に入射させることに起因する
【0029】また、前述した様に、本実施例では、励起
光をレーザ媒質に対してレーザ発振光と同じ側から照射
するため、Nd:YAGレーザ媒質101の右側の面に
波長約805nmの励起光と波長946nmのレーザ発
振光とに対する反射防止膜を施すことが可能となる。こ
のレーザ発振光(946nm)と励起光(805nm)
とは波長が近いため、どちらの光に対しても残留反射率
の極めて低い反射防止膜を用いることができる。更に、
Nd:YAGレーザ媒質101の左側の面に前述した様
に波長約805nmの励起光と波長946nmのレーザ
発振光とをほぼ100%反射する全反射コーティングを
施すことが可能となる。つまり、媒質101の両方の面
のコーティングとも、励起光とレーザ発振光との波長に
よって特性が大きく変化するダイクロイック的なコーテ
ィングを施す必要がなくなり、製造が容易となる。
【0030】図2は、本発明の第2実施例に係る固体レ
ーザ発振器の構成図である。本実施例に係る固体レーザ
発振器は、薄板状のNd:YAGレーザ媒質201と、
全反射鏡202と、ダイクロイックミラー203と、調
整レンズ204と、穴付全反射鏡205と、反射鏡付ガ
ラス板206とで共振器が構成されており、発振波長9
46nmの第2高調波を発生させるための非線形光学素
子207が用いられている。
【0031】励起光の供給としては、図示しないLDか
らのレーザ光を光ファイバ208a,208bで導入し
、夫々のファイバ208a,208bから出射した励起
光209a,209bはコリメートレンズ210a,2
10bを通すことで絞り、反射鏡付ガラス板206を透
過させ、Nd:YAGレーザ媒質201中に集光する。 更に、このNd:YAGレーザ媒質201を突き抜けた
励起光は、拡がりながら進むが、この励起光に対して高
い反射率を有する穴付全反射鏡205で反射するため、
再びNd:YAGレーザ媒質201中で集光するように
なっている。
【0032】反射鏡付ガラス板206は、LDからのレ
ーザ光の波長約805nm付近で、ほぼ100%透過す
るようにコーティングが施されているが、中央部には波
長946nmに対してほぼ100%反射し、波長106
4nmに対して50%以上の透過率を有する小さい反射
鏡206’がレーザ媒質201側に取り付けられている
。この反射鏡206’によって波長946nmのレーザ
発振光のみが得られ、この波長946nmのレーザ発振
光は穴付全反射鏡205の穴を通過し、調整レンズ20
4により絞られながら進み、ダイクロイックミラー20
3で45度方向に全反射して非線形光学素子207中に
集光する。
【0033】ダイクロイックミラー203は45度で入
射する波長946nmの光はほぼ全反射するが、その半
波長である波長473nmの光は90%以上が透過する
ような機能を有する。そのため非線形光学素子207に
おいて作られた波長473nmの第2高調波のレーザ光
212がダイクロイックミラー203を通して得られる
【0034】本実施例では、Nd:YAGレーザ媒質2
01の上下に銅製の放熱板213a,213bを接触し
て設けてあり、これらはNd:YAGレーザ媒質201
の熱を放熱し、レーザ媒質201を常温に保っている。 その結果、波長946nmにおいて高出力にレーザ発振
することができる。
【0035】この実施例では励起光を透過させ、レーザ
発振光を全反射させる反射鏡付ガラス板206を用いて
いる。一般にこの様な場合には、波長946nmのレー
ザ発振光に対して高い反射率を有し、かつ波長約805
nmの励起光に対し高い透過率を有すダイクロイックミ
ラーが用いられる。しかしその場合、前述と同様に、ダ
イクロイックミラーの仕様を、波長946nmの光に対
してほぼ100%反射するようにするため、波長約80
5nmの励起光に対する透過率は高くてもせいぜい80
%にしかならない。その理由はこれらの波長が比較的に
接近しているからである。しかし、本実施例では、波長
946nmのレーザ発振光は反射鏡206’で全反射さ
せ、この波長805nmの励起光はこの反射鏡206’
を通さない構成としたので、レーザ発振光と励起光に対
して、夫々どちらもほぼ100%の反射率及び透過率を
持たせることができる。それによって、励起光の利用率
が20%程度向上した。更にまた、本実施例においても
穴付全反射鏡205を用いており、前記の第1実施例と
同様の理由から、励起光の利用率がさらに20%程度向
上する。以上述べたように、励起光の利用効率が向上す
ることは、本実施例の固体レーザ発振器に特有な効果で
あり、励起光をレーザ発振光と同軸ではなく斜め方向か
らレーザ媒質に入射させることに起因する。
【0036】図3は、本発明の第3実施例に係る固体レ
ーザ発振器の構成図である。本実施例に係る固体レーザ
発振器は、厚さ約0.35mmの板状のNd:YAGレ
ーザ媒質301と、全反射鏡302と、ダイクロイック
ミラー304と、非線形光学素子305とで共振器が構
成される。
【0037】励起光源としてはLD306a,306b
が用いられており、夫々から発振する励起光307a,
307bは集光レンズ308a,308bを通った後、
反射プリズム309で反射され、ダイクロイックミラー
304に向かう。このダイクロイックミラー304は、
励起光に対して80%以上の透過率を有するが、発振さ
せる波長1064nmのレーザ光に対してはほぼ100
%の反射率を有する。ダイクロイックミラー304を通
過した励起光は、全て、45度の角度で斜めに配置され
たNd:YAGレ−ザ媒質301中のほぼ同一地点に集
光する。Nd:YAGレーザ媒質301の図面における
左上側の面には、励起光とレ−ザ発振光310に対して
全反射をするが、波長532nmの光に対しては90%
以上の高い透過率を有するようなコーティングが施され
ている。また、Nd:YAGレーザ媒質301の右下側
の面には、波長532nmから1064nmまでの広い
範囲に渡って反射を防止する無反射コーティングが施さ
れている。
【0038】発振したレーザ光310は非線形光学素子
305に入射し、半波長である波長532nmのレーザ
光が発生し、これはNd:YAGレーザ媒質301を通
過して、第2高調波のレーザ光311として取り出され
る。
【0039】この実施例では、Nd:YAGレーザ媒質
301を光軸に対して45度傾けているため、媒質中の
光軸の長さは媒質の厚さの約2.8倍になる。そのため
光軸の長さが1mm程度となるように、Nd:YAGレ
ーザ媒質301は、厚さが約0.35mmと、極めて薄
いものを用いてある。その結果、レーザ媒質全体の熱伝
導効果が高まり、Nd:YAGレーザ媒質301の左上
側面を直接冷却すると、その右下側面まですぐに冷却で
きる。
【0040】また特に直接冷却の効果を大きくするよう
な水冷にすることもできる。その場合、Nd:YAGレ
ーザ媒質301の左上側面からレーザ光311が取り出
されるが、レーザ光311は波長が532nmと緑色で
あり、水中での透過率が極めて高く、水による減衰をほ
とんど無視できることから、Nd:YAGレーザ媒質3
01の左上側面を直接水冷することが可能になる。
【0041】また、励起光は反射プリズム309で一度
折り返されるため、集光レンズ308a,308bを位
置的に離して設置できる。そのため励起光307a,3
07bは反射プリズム309で反射した後、光軸に対し
て十分狭い開き角度で進ませることができ、その結果N
d:YAGレーザ媒質301中で励起光とレーザ発振光
との重なり部分の割合が増し、レーザの効率が向上する
。つまり図2に示した第2実施例では、励起光209a
,209bと光軸との開き角度は、コリメートレンズ2
10a,210bの大きさで制限されていたが、この第
3実施例では、この制限がない。
【0042】図4は、本発明の第4実施例に係る固体レ
−ザ発振器の構成図である。本実施例における固体レ−
ザ発振器は、円柱状のNd:YAGレーザ媒質401と
出力鏡403とで共振器が構成されている。このNd:
YAGレーザ媒質401は、屈折率が約1.5である中
空の円筒状の光学ガラス402(ここではBK7が用い
られている)の中空部分に密着して挿入されている。図
示しないLDからの励起光404a,404bは、集光
レンズ405a,405bを通り、絞られながら進んで
Nd:YAGレーザ媒質401の左側端面から入射する
。この端面は励起光に対して80%以上の透過率を有す
るが、波長946nmのレーザ発振光406に対しては
99%以上反射するようになっている。
【0043】また、Nd:YAGレーザ媒質401の右
側端面は、励起光に対して80%以上の反射率を有する
が、レーザ発振光406に対しては99%以上の透過率
を有する様になっている。
【0044】励起光は、図の示す様に、Nd:YAGレ
ーザ媒質401と光学ガラス402との境界面中で全反
射を繰り返すため、ほとんど損失無くNd:YAGレー
ザ媒質401に吸収され、これを励起する。この実施例
では、励起光を全反射によってレーザ媒質中に閉じ込め
るため、Nd:YAGレ−ザ媒質401の端面での励起
光404a,404bの入射角は、前記の第1、第2あ
るいは第3実施例の場合に比べて大きくとれる。従って
、励起光源の数を増やすことが容易になる。
【0045】図5は、本発明の第5実施例に係る固体レ
ーザ発振器の構成図である。この実施例は、フォノン終
準位レーザに本発明を適用したものである。本実施例に
係る固体レーザ発振器では、フォノン終準位レーザとし
て、レーザ媒質に、3価のチタンイオンがドープされた
サファイア(Al2O3)結晶から成るタイサファイア
レーザロッド501が用いられている(この種のレーザ
は一般にタイサファイアレーザと呼ばれる)。レーザ共
振器は、出力鏡502と、全反射鏡503とで成る。励
起光504a,504b,504c,504dは、Nd
:YAGレーザの第2高調波である波長532nmのレ
ーザ光であり、これらは集光レンズ505a,505b
を通り、絞られながら進んで、穴付全反射鏡506a,
506bで反射し、タイサファイアレーザロッド501
に照射される。それによりレーザ発振光507が図示す
るように取り出される。また、タイサファイアレーザは
波長可変性を有するため、発振させるレーザ光の波長を
選択するために、ここではプリズム508が用いられて
いる。
【0046】タイサファイアレーザのようなフォノン終
準位レーザでは、一般に100nm前後の極めて広い吸
収スペクトル領域と発振スペクトル領域を有する。その
ため発振スペクトル領域の中でも比較的短波長側では、
吸収スペクトル領域における長波長側と重なってくるこ
とがあり、再吸収が生じてレーザ発振しにくい。特にタ
イサファイアレーザでは、波長490nm付近を中心と
した吸収スペクトルを有するが、吸収帯は波長約400
nmから650nm付近まであり、さらに波長900n
m近くまで僅かではあるが存在する。そのためレーザ発
振波長は、波長790nm付近を中心として、それより
短波長側はせいぜい波長660nm付近までであり、特
に波長700nm以下ではレーザ出力が大きく低下して
しまう。
【0047】しかし、これに対して、上述した第5実施
例に係る固体レーザ発振器では、再吸収が多少存在して
も、効率良くレーザ発振できるため、レーザ発振領域の
特に短波長側にあたる波長700nm以下において高出
力化が可能になる。
【0048】図7は、本発明の一実施例に係るレーザ露
光装置の構成図である。このレーザ露光装置700は、
図2に示した第2実施例に係る固体レーザ発振器を用い
て、フォトレジストをレーザ光で露光するものである。
【0049】固体レーザ発振器を備えるレーザ光発生装
置701からは、上述した第2実施例で説明したように
、波長473nmの青色レーザ光702が取り出される
。この青色レーザ光702は全反射鏡703で反射して
マスク704に当たる。このマスク704を通過する光
は、投射レンズ705を通り、フォトレジスト706に
当たる。そのためフォトレジスト706には、マスク7
04のパターンが転写され、フォトレジスト706が感
光する。
【0050】フォトレジストは一般に青色から紫外域の
光に感光する。従来の固体レーザ発振器からのレーザを
用いてフォトレジストを感光させるには、例えばNd:
YAGレーザの基本波(この場合は通常の波長1064
nmが用いられる。)の第3高調波である波長355n
mの紫外光が用いられてきた。図8に示す一般的なフォ
トレジストの光吸収特性によれば、波長355nmの光
の吸収強度は、波長473nmの光の吸収強度よりも高
い。そのため、等しいレーザ出力では、波長355nm
のレーザ光を利用する方が、波長473nmのレーザ光
を利用するよりも、フォトレジストを効率良く感光させ
ることができる。ところが、波長355nmのレーザ光
を発生させる場合には、基本波の波長1064nmのレ
ーザ光と、その第2高調波の波長532nmのレーザ光
との結合である和周波数を発生させなければならず、そ
れによる基本波からの総合的な発生効率は、一般に5%
から10%と低いことが問題になっている。
【0051】図7に示す実施例で利用される波長473
nmのレーザ光は、図2に示す様に、レーザ共振器中に
置かれた非線形光学素子207による内部共振器型と呼
ばれるタイプの波長変換方法により発生させたものであ
る。これによると、共振器の内部ではレーザ光の強度を
極めて高くできるため、波長変換効率を30%から60
%と高くすることができる。その結果、波長473nm
の光は、波長355nmの光に比べてフォトレジストの
吸収強度は低いが、レーザ出力を高くできるため、フォ
トレジストに吸収させるトータルの光量を増やすことが
でき、従来より効率良くフォトレジストを感光させるこ
とができるようになる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、励起光源を必要に応じ
て多数設けることができるので、レーザの高出力化が図
れる。特に、レーザ媒質に再吸収特性が現れる場合でも
、効率良くレーザ発振できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る固体レーザ発振器の
構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る固体レーザ発振器の
構成図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る固体レーザ発振器の
構成図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る固体レーザ発振器の
構成図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る固体レーザ発振器の
構成図である。
【図6】Nd:YAGレーザ光の波長に対するエネルギ
ー準位を示すグラフである。
【図7】本発明の一実施例に係るレーザ露光装置の構成
図である。
【図8】フォトレジストの光吸収特性を示すグラフであ
る。
【図9】レーザ出力とYAGレーザ媒質の長さ(厚さ)
との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
100,200,300,400…固体レーザ発振器、
700…レーザ露光装置、701…レーザ光発生装置、
101,201,301,401…Nd:YAGレーザ
媒質、501…タイサファイアレーザロッド、102,
403,502…出力鏡、306a,306b…半導体
レーザ(LD)、104a,104b…補正レンズ、1
06,308a,308b,405a,405b,50
5a,505b…集光レンズ、202,302,503
,703…全反射鏡、203,304…ダイクロイック
ミラー、109…冷却管、109a,109b,109
b’…矢印(水の流れる方向)、105a,105b,
209a,209b,307a,307b,404a,
404b,504a,504b,504c,504d…
励起光、108,211,310,406,507…レ
ーザ発振光、702…青色レーザ光、103a,103
b,208a,208b…光ファイバ、204…調整レ
ンズ、207,305…非線形光学素子、212,31
1…第2高調波のレーザ光、107,205,506a
,506b…穴付全反射鏡、206…反射鏡付ガラス板
、206’…反射鏡、210a,210b…コリメート
レンズ、213a,213b…放熱板、309…反射プ
リズム、402…光学ガラス、508…プリズム、70
4…マスク、705…投射レンズ、706…フォトレジ
スト。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固体状のレーザ媒質の少なくとも1つ
    の面におけるレーザの光軸付近に対して、前記レーザの
    光軸と平行でない少なくとも2つ以上の斜め方向から、
    励起光を照射する手段を備えることを特徴とする固体レ
    ーザ発振器。
  2. 【請求項2】  前記レーザ媒質が、発振するレーザ光
    を吸収する再吸収特性を有し、かつ前記レーザ媒質が薄
    板状であることを特徴とする請求項1記載の固体レーザ
    発振器。
  3. 【請求項3】  前記レーザ媒質に対して発振するレー
    ザ光と励起光が同じ側から当たることを特徴とする請求
    項1記載の固体レーザ発振器。
  4. 【請求項4】  励起光に対して高い反射率を有し、か
    つ穴を有する反射鏡を含むことを特徴とする請求項1記
    載の固体レーザ発振器。
  5. 【請求項5】  前記レーザ媒質が円柱状であり、かつ
    このレーザ媒質の周囲に、屈折率が前記レーザ媒質の屈
    折率より小さい値である光学素子が接していることを特
    徴とする請求項1記載の固体レーザ発振器。
  6. 【請求項6】  前記レーザ媒質がネオジウムイオンを
    含んだ結晶またはガラスであることを特徴とする請求項
    1記載の固体レーザ発振器。
  7. 【請求項7】  前記結晶がNd:YVO4結晶である
    ことを特徴とする請求項6記載の固体レーザ発振器。
  8. 【請求項8】  請求項1乃至請求項7のいずれにか記
    載されている固体レーザ発振器から出射されるレーザ光
    を用いてフォトレジストを露光することを特徴とするレ
    ーザ露光装置。
  9. 【請求項9】  厚さ0.3〜3mmのNd:YAGレ
    ーザ媒質と、該Nd:YAGレーザ媒質から出射される
    レーザ発振光の光軸に対し斜めに複数本の励起光を該N
    d:YAGレーザ媒質に入射させる励起光照射手段とを
    備えることを特徴とする固体レーザ発振器。
  10. 【請求項10】  励起光が照射されたとき発振する所
    定波長のレーザ光がレーザ媒質内部で吸収されてしまう
    材質の固体レーザ媒質から前記所定波長のレーザ光を取
    り出す固体レーザ発振器において、前記所定波長のレー
    ザ光が内部で吸収されず媒質外部に取り出せる長さまた
    は厚さにした前記固体レーザ媒質と、前記所定波長のレ
    ーザ光を強める共振器と、前記媒質外部に取り出される
    所定波長のレーザ光の光軸に対し前記固体レーザ媒質の
    レーザ発振領域に斜めに励起光を照射する光学系とを備
    えることを特徴とする固体レーザ発振器。
  11. 【請求項11】  板状の固体レーザ媒質と、該固体レ
    ーザ媒質の所定領域に複数本の入射方向の異なる励起光
    を集光させる光学系と、前記所定領域で発振し外部に出
    力されるレーザ発振光を共振作用にて強める共振器であ
    ってレーザ発振光の光軸が前記励起光と異なる方向とな
    るように設定された共振器とを備えることを特徴とする
    固体レーザ発振器。
  12. 【請求項12】  請求項10記載の固体レーザ発振器
    に用いられる固体レーザ媒質であって、材質がNd:Y
    AGであり厚さが0.3〜3mmの板状に形成されてい
    ることを特徴とする固体レーザ媒質。
  13. 【請求項13】  請求項10記載の固体レーザ発振器
    に用いられる固体レーザ媒質であって、板状に形成され
    レーザ発振領域以外に冷却装置が設けられていることを
    特徴とする固体レーザ媒質。
  14. 【請求項14】  請求項11記載の固体レーザ発振器
    に用いられるレーザ共振器であって、励起光の反射経路
    とレーザ発振光の反射経路の光軸を異ならせたことを特
    徴とするレーザ共振器。
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