JPH04370478A - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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JPH04370478A
JPH04370478A JP14502191A JP14502191A JPH04370478A JP H04370478 A JPH04370478 A JP H04370478A JP 14502191 A JP14502191 A JP 14502191A JP 14502191 A JP14502191 A JP 14502191A JP H04370478 A JPH04370478 A JP H04370478A
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JP
Japan
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chamber
valve
float
hole
exhaust
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JP14502191A
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Masaaki Kitamura
雅明 北村
Kazumi Tajiri
和美 田尻
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路などの空気を大気
中に排気する空気弁に関するもので、特に下水などのよ
うに流出することを許さない管路などに好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の空気弁の断面図、図3はそ
の要部の拡大断面図であって、従来この種の空気弁(特
願平1─120090号)は、図2および図3に示す通
り、弁箱1内にフロート2および遊動弁3を具備してな
り、弁箱1はフロート室4上に順次、遊動弁室5、排気
室6および圧力室7を備えている。
【0003】フロート室4のフロート2は、フロート本
体8上部中央から上方に延伸する案内棒9を有し、この
案内棒9がフロート室4上部に設けられた防護壁10の
中央貫入孔11に昇降可能に貫入し、その先端部がピン
12を介して上下動可能に連通路13の下部内に吊着さ
れ、連通路13の途中に設けられた小空気孔14を有す
る小孔弁座15に当接、離間して開閉弁するように構成
されている。
【0004】遊動弁3は、その弁体16が遊動弁室5に
上下動可能に収納され、排気室6の底部に設けられた排
気孔17を開弁してフロート室4内の空気を大気中に排
出している。遊動弁3の弁体16の中央から上方向に弁
棒18が延伸し、この弁棒18の中心部には連通路13
が貫通し、遊動弁室5内と圧力室7内とを連通している
。この弁棒18の先端は圧力室7内に突出し、この先端
部にナット19により嵌着された上下2個の座金20,
21 の間にダイヤフラム22を挟持している。
【0005】圧力室7は前記ダイヤフラム22により仕
切られており、小排気孔23によって大気と連通してい
る。 ダイヤフラム22の下部には、圧縮ばねからなる弾性体
24が設けられ、弁棒18を上向きに付勢している。
【0006】次に、上記構成における作用について説明
する。フロート室内4に水が充たされた状態で管路内か
らフロート室4内に空気が流入すると、フロート室4の
水位が下がると同時にフロート2が下降してフロート室
4の空気の一部が連通路13を経由して圧力室7に流入
し、ダイヤフラム22に作用して弾性体24の反発力に
抗して弁棒18を押し下げる。そのため、弁体16が排
気孔17を開き、フロート室4内の空気は排気孔17を
経由して開口25から大気中に排気される。
【0007】排気がほぼ終わってフロート室4内に水が
流入してくると、フロート2が浮上して案内棒9が小孔
弁座15に当接し、小空気孔14を閉じる。そのため、
圧力室7内には空気が流入しなくなって圧力室7内の内
圧が大気圧になり、ダイヤフラム22に作用している弁
棒18の押下げ力がなくなる。このため、弁体16はフ
ロート2の浮力および弾性体24の復元力により上昇し
て排気孔17を閉じる。このように、排気孔17のシー
ル性はフロート2の浮力と弾性体24の復元力の双方に
より維持される。排気孔17が閉じられた後も管路内の
圧力によりフロート室4内の空気が圧縮されて液面が上
昇する(図2中の液面L)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気弁は、排気孔17が閉じた後、フロート室4内の上
部の空気が管路内の圧力により圧縮されて液面が上昇し
、小空気孔14に近づき水が小空気孔に侵入しやすくな
る。 即ち、連通路13の下部に設けられた小孔弁座15の小
空気孔14が排気孔17の位置より下部に設けられてい
るため、フロート室4内に充水してきた水や異物が小空
気孔14から侵入しやすくなる。そこで、水や異物が連
通路13を通って圧力室7内に流入し、圧力室7の小排
気孔23が詰まりダイヤフラム22の正常な機能が損な
われる。つまり、フロート室4内の空気が開口25から
排気された後も圧力室7内に空気が溜まったままになっ
ているとダイヤフラム22を下方に押し続け、ダイヤフ
ラム22と連動する遊動弁3を開弁動状態とし、フロー
ト室4内の水が排気室6の開口25から流出するという
問題点が有った。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、水や異物によって圧力室の小排気孔が詰
まることがなく、ダイヤフラムが正常に機能する空気弁
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロートが昇
降動するフロート室の上部に、遊動弁の弁体が上下動す
る遊動弁室が設けられ、遊動弁室の上部に排気孔を通し
て連通する排気室が設けられ、排気室の上部にダイヤフ
ラムによって仕切られた圧力室が設けられた空気弁にお
いて、前記遊動弁は付勢手段に付勢されて排気孔を閉弁
しダイヤフラムの駆動によって開弁するよう配設され、
前記フロートはその案内棒が前記遊動弁に貫通形成され
た連通路に遊嵌し、連通路と圧力室を連通すると共にフ
ロートの案内棒の先端によって開閉される小空気孔が排
気室の排気孔より上方に位置するよう構成している。
【0011】
【作用】本発明は、連通路と圧力室を連通すると共にフ
ロートの案内棒の先端によって開閉される小空気孔が排
気室の排気孔より上方に位置するように設けることによ
り、フロート室内に充水してきた水や異物が連通路を通
って圧力室内に侵入するのを防ぎ、圧力室に設けらてた
小排気孔の詰まりを防止する。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
空気弁の拡大断面図である。この実施例の空気弁は、前
記従来の空気弁と同様に、弁箱31内にフロートおよび
遊動弁32を具備してなり、弁箱31はフロート室33
上に順次、遊動弁室34、排気室35および上部室36
を備え、上部室36はダイヤフラム37によって仕切ら
れて上部に圧力室38を有している。
【0013】フロート室33は、前記従来例の空気弁の
構成と同一であって、底部に流体流入孔が設けられ、流
入孔からの水の流入出によってフロートが昇降可能に配
設されている。フロートは、フロート本体上部中央から
上方に延伸する案内棒39を有し、この案内棒39がフ
ロート室33上部に設けられた防護壁40の中央貫入孔
41に昇降可能に貫入し、この案内棒39の先端部は上
部室36にまで延伸している。
【0014】遊動弁室34、排気室35、上部室36の
3つの室にまたがって遊動弁32が上下動可能に配設さ
れている。この遊動弁32の弁体43は遊動弁室34に
上下動可能に収納され、パッキン44が取り付けられた
この弁体43の上面が遊動弁座45の下面に当接して排
気室35の底部に設けられた排気孔46を閉弁する。そ
して、弁体43が遊動弁座45から離間して開弁し、側
壁の開口47からフロート室33内の空気を大気中に排
出している。
【0015】この遊動弁32の弁体43の中央から上方
に弁棒48が延伸し、弁体43と弁棒48には前記案内
棒39の直径に比べて十分に大きな連通路49が貫通形
成され、この連通路49に案内棒39が遊嵌している。 この案内棒39と遊動弁32との間隙50の上部にスト
レーナ51が配設され、ごみなどの異物が圧力室内に侵
入するのを防いでいる。
【0016】遊動弁32の弁棒48の上部外周に張出形
成された鍔52と弁棒48上部に外嵌する座金53によ
ってダイヤフラム37が挟持され、弁棒48の上部にネ
ジ54が螺合してダイヤフラム37に遊動弁32が固定
されている。このネジ54には下部にゴム製パッキン5
5が嵌合した小孔弁座56が取り付けられ、この小孔弁
座56とネジ54に小空気孔57が貫通形成され連通路
49と圧力室38とを連通している。なお、小孔弁座5
6に前記案内棒39の先端が当接して小空気孔57が閉
じられ、連通路49と圧力室38の連通49が遮断され
るよう構成されている。
【0017】ダイヤフラム37の下部に圧縮ばねからな
る付勢手段58が設けられ、ダイヤフラム37を上方に
付勢して遊動弁32の弁体43が遊動弁座45に軽く当
接している。 フロート室33の防護壁40は、流体の液面から飛散す
るしぶきをさえぎるためのもので、フロート室33と遊
動弁室34とを連通する複数個の空気孔59を有し、こ
の空気孔59にストレーナ60が設けられ、しぶきとと
もに飛散してくるごみを補集する。
【0018】次に、上記構成における作用について説明
する。まず、フロート室33内に水が充たされた状態で
は遊動弁32の弁体43が排気孔46を閉弁すると共に
、フロートの案内棒39の先端が小孔弁座56に当接し
て小空気孔57を閉じて閉弁状態となる。そして、空気
がフロート室33内に流入して来るとフロート室33内
の水面が下降し、水面が下降するにともなってフロート
も下降する。このことによりフロートの先端が小孔弁座
から離れて小空気孔57が開き、フロート室33の空気
の一部が空気孔59、遊動弁室34、連通路49、小空
気孔57を経由して圧力室38に流入する。圧力室38
内に流入した空気は、ダイヤフラム37に作用して弁棒
48を押し下げる。そのため、弁体43が排気室35の
排気孔46を開き、フロート室33内の空気は排気孔4
6を経由して開口47から一気に排気される。
【0019】排気が一気になされてフロート室33内の
水面が上昇すると、フロートが浮上して案内棒39が小
孔弁座56に当接し、小空気孔57が閉じられる。その
際、勢いよく水面が上昇して水が連通路49から圧力室
38に侵入するおそれがあるが、小孔弁座56の小空気
孔57が排気孔46より上方に位置するため、水の上昇
が少なくとも連通路49でストップして圧力室38内に
流入するのを防止する。 また、この実施例では連通路49の径を小空気孔57の
径より大きくとり、この連通路49を流れる空気の流速
を低くおさえて気流によって水や異物をまきあげるのを
防いでいる。
【0020】小空気孔57が閉じて圧力室38内に空気
が流入しなくなってダイヤフラム37に作用している弁
棒48の押下げ力がなくなると、弁体43はフロートの
浮力および付勢手段58の復元力により上昇して排気孔
46を閉じる。 尚、排気孔46のシール性はフロートの浮力と付勢手段
58の復元力の双方により維持される。
【0021】次に、管路内の空気がフロート室33に流
入して液面が下降するにともなってフロートが下降し、
案内棒39の先端は小孔弁座56から離れて小空気孔5
7を開き、遊動弁室34内の空気を連通路49を介して
圧力室38内に流入させる。その際、ダイヤフラム37
の面積が、パッキン44に囲まれた弁体43の上面の面
積よりも広いために、ダイヤフラム37に作用する圧力
が、弁体43を上方に押し上げる空気圧、及び付勢手段
58の反発力に打ち勝って弁棒48を押し下げて排気孔
を開く。排気孔46が開かれて遊動弁室34内の空気が
大気中に排出されると、これに伴ってフロート室33内
の圧力が低下し、水面が上昇する。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小空気孔
を排気室の排気孔より上方に位置するように設けること
により、フロート室内に充水してきた水や異物が連通孔
を通って圧力室内に侵入しにくくなり、圧力室に設けら
てた小排気孔の詰まりを防止し、空気弁の開口から水が
流出するのを防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気弁の拡大断面図
である。
【図2】従来の空気弁の一例を示す断面図である。
【図3】従来の空気弁の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
32    遊動弁 33    フロート室 34    遊動弁室 35    排気室 37    ダイヤフラム 38    圧力室 39    案内棒 43    弁体 46    排気孔 49    連通路 57    小空気孔 58    付勢手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フロートが昇降動するフロート室の上
    部に、遊動弁の弁体が上下動する遊動弁室が設けられ、
    遊動弁室の上部に排気孔を通して連通する排気室が設け
    られ、排気室の上部にダイヤフラムによって仕切られた
    圧力室が設けられた空気弁において、前記遊動弁は付勢
    手段に付勢されて排気孔を閉弁しダイヤフラムの駆動に
    よって開弁するよう配設され、前記フロートはその案内
    棒が前記遊動弁に貫通形成された連通路に遊嵌し、連通
    路と圧力室を連通すると共にフロートの案内棒の先端に
    よって開閉される小空気孔が排気室の排気孔より上方に
    位置することを特徴とする空気弁。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104443595A (zh) * 2014-11-26 2015-03-25 成都索伊新材料有限公司 一种改进的气阀结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104443595A (zh) * 2014-11-26 2015-03-25 成都索伊新材料有限公司 一种改进的气阀结构

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