JPS5819437Y2 - ジドウドレンハイシユツソウチツキ エアフイルタ - Google Patents

ジドウドレンハイシユツソウチツキ エアフイルタ

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JPS5819437Y2
JPS5819437Y2 JP1973141496U JP14149673U JPS5819437Y2 JP S5819437 Y2 JPS5819437 Y2 JP S5819437Y2 JP 1973141496 U JP1973141496 U JP 1973141496U JP 14149673 U JP14149673 U JP 14149673U JP S5819437 Y2 JPS5819437 Y2 JP S5819437Y2
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JP
Japan
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opening
storage tank
pilot
closing member
air
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Application number
JP1973141496U
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JPS5085879U (ja
Inventor
樋江井昇輝
木村仁彦
Original Assignee
トヨオキコウギヨウ カブシキガイシヤ
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮空気中から分離した湿気及び汚物等の有害
物を外部に自動排出せしめる装置を備えたエアフィルタ
の改良に関する。
一般に、この種エアフィルタは空気作動回路中に設置さ
れ、圧縮空気に含まれる有害物を分離し清浄な空気を得
て空気工具やシリンダおよびその他の空気作動装置の円
滑な作動を保持せしめている。
しかるに、分離した有害物(以下ドレンと称す)を水油
槽より外部に排出するさい、従来の自動ドレン排出装置
の構成ではドレンが所定量を超過するまで溜まるとフロ
ートを浮上させて開閉弁の作動をおこなうため、短時間
ずつ間隔的にエアフィルタを使用する場合にはドレンが
フロートを、浮上せしめるだけ溜まるのに長時間を要し
、この間にドレン内の比重の大きい異物が沈澱して開閉
弁の不作動を起因し、その蓄積が所定容量以上になると
作動時に該ドレンの一部を再び飛沫状態にして送出空気
中に混入するから空気作動装置の故障原因となり、保守
管理に多大の労費を有する等の欠点がある。
本考案は作動回路の圧力が所定圧より低下したとき、ま
た連続使用等によって所定量のドレンが溜まったとき開
閉弁を作動し、ドレン内の異物が沈澱する以前に外部に
排出せしめ、これに起因する開閉弁の不作動等の欠点を
解消し保守管理のらくなエアフィルタを提供することを
目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は入口通路Aと出口通路Bを有する本体で、アクリル
系合成樹脂等より形成された半透明の水油槽2を結合リ
ング3で結合しエアフィルタ筐体を構成している。
4はフィルタエレメントで下端部にドレンの飛沫を防止
するバッフル板5を嵌装し連結棒6によって前記水油槽
2内で本体1に固着されている。
7は入口通路Aからの圧縮空気の流路をせばめて噴流増
速させると共に旋回運動を与え、該圧縮空気中に含まれ
る湿気および汚物等を分離作用せしめる羽根部材で本体
1とフィルタエレメント4の間に挟持されている。
8は水油槽2内に収装しドレンの蓄積量によって昇降さ
れるフロートで、中央に貫通孔9を設は該貫通孔の下端
には開閉弁を位置するように大径孔9Aが形成されてい
る。
10は弁座部材で水油槽2の底面に穿設した嵌合孔内へ
固着されており、外気に開口してドレン孔を穿設すると
共に水油槽2内の軸線上には同軸で案内部材11を一体
的に結合している。
12は案内部材11に摺動自在に係装されフロート8の
大径孔9A内に位置する筒状の開閉部材で弁座部材10
との接触面にシール材等からなる弁13を設け、かつ上
端部に嵌装固着した側壁14にはフロート8との間に亘
り嵌入するピン15を設けている。
16は開閉部材12内へ摺動嵌合された変位部材として
のピストンで、該ピストンの上下にシリンダ室17A、
17Bを分割形成し、ロンド部18を開閉部材12の側
壁14に貫通嵌挿してロート8の貫通孔9と嵌合し該フ
ロートを係装している。
そしてロンド部18の内部には絞り孔19を有してパイ
ロット流路20が穿設され上シリンダ室17Aに連通せ
しめている。
シリンダ室17A、17Bは絞り孔21を介して連通ず
ると共に該下シリンダ室17B内にはバネ22が収装さ
れ、かつ案内部材11に穿設した孔23で外気と連通さ
れている。
24はフロート8と一体的に貫通孔9の上端開口部に設
けたパイロット弁体でシート面25とパイロット流路2
0にパイロット空気を流入せしめる導入孔26を有して
おり、該シート面をピストンロンド部18端の絞り部1
9に当接させパイロット弁を構成している。
27はパイロット弁への有害物の流入を防止するフィル
タエレメント28はパイロット流路20の容積を小さく
し、少ないパイロット流量で上シリンダ室17A内の圧
力を急速上昇せしめる針等からなる棒である。
次にこの構成における作動を述べると、作動回路が無圧
(すなわち休止)状態では、開閉部材12はバネ22の
弾力によりピストン16を介して上昇され弁13を弁座
部材10から隔離し図示位置で水油槽2の内部を外気に
連通している。
この状態より入口通路Aに圧縮空気が流入すると、該圧
縮空気は羽根部材1によって噴流増速されかつ旋回運動
が与えられサイクロン効果によりその空気中に含まれて
いる湿気および汚物等の有害物を分離せられ、更にフィ
ルタエレメント4で塵埃が濾過せられて清浄な空気とな
って出口通路Bから流出する。
そして分離された有害物は水油槽2の内壁等に泊って底
面にドレンとして溜る。
このとき開閉部材12は水油槽2内の圧力が、その上下
端面の面積差にかかる作用力がバネ22の弾力より大き
くなるまで上昇すると下降移動して弁13を弁座部材1
0に着座させ外気との連通を遮断する。
したがって、ドレンは水油槽2(すなわち作動回路)内
の圧力が開閉部材12の両端面積差にかかる作用力がバ
ネ22の弾力より小さくなるまで低下、または無圧状態
になると弁13の開口がおこなわれて外部に排出される
から、エアフィルタの非使用時にはドレンの蓄積量をゼ
ロにでき、かつ異物の沈澱現象も生じることがないため
使用時には効果的な分離作用が得られる。
また前記エアフィルタの作動において。
ドレンがフロート8を浮上させるだけ溜ると、フロート
8は上昇してハイロット弁のシート面25をピストンロ
ッド部18端から隔離し水油槽2内の圧縮空気を導入孔
26より絞り孔19を介してハイロット流路20に流入
させ、該空気は上シリンダ室17A内に流れピストン1
6と開閉部材12の側壁14とに作用する。
そして上シリンダ室17A内の圧力は空気の一部が絞り
孔21によって排出されるが、該絞り孔19と21の絞
り作用によって急速に上昇され、その圧力が開閉部材1
2の上下端面の面積差にかかる作用力より大きくなると
該開閉部材を上昇して弁13の開口をおこないドレンを
外部に排出せしめる。
この作動で上シリンダ室17A内へ圧縮空気が流入する
と開閉部材12を上昇すると共にピストン16が下降し
パイロット流路20の貯槽上部への開口端とパイロット
弁体24との開放変位を増大するため、開閉部材の開作
動時間が長くなり一部ドレン放出量が増大する。
次にドレンの蓄積量が減少すると、フロート8は下降し
てパイロット弁を閉状態にさせるため、上シリンダ室1
7A内の圧力はその空気が絞り孔21を経て外気と連通
ずる下シリンダ室17B内へ除々に流出されて大気圧状
態となる。
そして開閉部材12はその上下端面の面積差にかかる作
用力とバネ22の弾力との力関係のみで弁13を弁座部
材10に着座して水油槽2内と外気の連通を遮断せしめ
る。
なお、本考案の一実施例ではパイロット弁体24をフロ
ート8の貫通孔9に固着して設けているが、実施の際係
る構成を遊合状態にしてフロートの上下動によりパイロ
ット弁体を開閉作動するようにしても同様の作用効果が
期待できることは勿論である。
このように本考案によれば、わずかなフロートの上昇に
よりパイロット通路の貯槽上部への開口端とパイロット
弁体との開放変位が増大して一回のドレン放出量を増大
できるため、貯槽内のドレン蓄積量を僅少にでき一旦分
離したドレンを再び流出空気中に混入せしめることをな
くして安定した清浄な圧縮空気が得られると共に開閉部
材の正確な作動が得られ、しかも空気作動装置を連続使
用して円滑に作動することができる。
さらに開閉部材の少ない作動回数で良好なドレン放出が
行われるのでドレン量の多い回路に容易に設置でき、ま
た保守管理が簡略化され維持費を減少できる等の特長が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・水油槽、4,27
・・・・・・フィルタエレメント、7・・・・・・羽根
部材、8・・・・・・フロート、10・・・・・・弁座
部材、11・・・・・・案内部材、12・・・・・・開
閉部材、13・・・・・・弁、16・・・・・・ピスト
ン、17A、17B・・・・・・シリンダ室、18・・
・・・・ロッド部、19.21・・・・・・絞り孔、2
2・・・・・・バネ、24・・・・・・パイロット弁体
、25・・・・・・シート面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯槽下部より貯槽内へ立設した案内部材へ上下摺動自在
    に外装する開閉部材と、開閉部材へ上方に突出するロン
    ド部を有した変位部材を上下変位自在に設けて変位部材
    の上下に形成したそれぞれの室と、上方に突出したロン
    ド部内に形成し一端が上室へ開口し他端が貯槽上部へ開
    口するパイロット通路と、パイロット通路の貯槽上部へ
    の開口端をフロートの昇降に応じて開閉するパイロット
    弁体と、上下室を連通ずる絞り孔および下室を外部へ開
    放する孔と、変位部材を上方へ付勢するばねとを具備し
    、フロートの上昇によりパイロット弁体がパイロット通
    路の貯槽上部への開口端を開放すると貯槽上部の圧縮空
    気が王室へ流入し開閉部材を上昇すると共に変位部材を
    下降しパイロット通路の貯槽上部への開口端とパイロッ
    ト弁体との開放変位を増大して一回のドレン放出量を増
    大するようにした自動ドレン排出装置付エアフィルタ。
JP1973141496U 1973-12-10 1973-12-10 ジドウドレンハイシユツソウチツキ エアフイルタ Expired JPS5819437Y2 (ja)

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JPS5085879U JPS5085879U (ja) 1975-07-22
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JP6953213B2 (ja) * 2017-07-20 2021-10-27 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 圧縮機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3318323A (en) * 1964-01-27 1967-05-09 Wilkerson Corp Automatic drain valves

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US3318323A (en) * 1964-01-27 1967-05-09 Wilkerson Corp Automatic drain valves

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