JPH0436776A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH0436776A
JPH0436776A JP2143321A JP14332190A JPH0436776A JP H0436776 A JPH0436776 A JP H0436776A JP 2143321 A JP2143321 A JP 2143321A JP 14332190 A JP14332190 A JP 14332190A JP H0436776 A JPH0436776 A JP H0436776A
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JP
Japan
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humidity
pattern
state
amount
change
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JP2143321A
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Inventor
Keiji Kusumoto
啓二 楠本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像濃度調整用の基準濃度パターンが感光体
上に形成されるように構成された複写機に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子写真式の複写機においては、感光体上の原
稿画像と原稿画像との間にAIDCパターン(画像濃度
調整用の基準濃度パターン)が適当なタイミングで形成
され、これが充電式のAIDCセンサーにより検出され
(読み取られ)、この検出信号に基づいて画像濃度の調
整が行われている。
従来において、このAIDCパターンは、電源が投入さ
れたとき、及び一定の枚数(例えば2枚)の複写が行わ
れる度毎に形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、AIDCパターンは長方形状の濃度の濃いトナ
ー像であるため、AIDCパターンが形成される度毎に
一定量のトナーが消費される。
従来においては、一定の枚数毎にAIDCパターンが形
成されるため、複写が連続して行われる場合などにおい
ては、短時間の内にAIDCパターンが何回も形成され
ていた。
したがって、感光体などの特性変化がなく画像濃度の変
化がない場合においても、一定の枚数の複写を行う度毎
にAIDCパターンの形成によってトナーが無駄に消費
され、トナーの消費量が大きいという問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、AIDCパターンが形成
される回数を減少させ、トナーの消費量を低減させた複
写機を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明に係る複写機は、上述の課題を解決する
ため、複写機内の湿度を検出するための湿度検出手段と
、前記湿度検出手段により検出される湿度に基づいて、
一定の周期毎の湿度の変化量が一定の基準変化量を越え
るか否かを判断する湿度変化量判断手段とを有し、湿度
の変化量が基準変化量を越えたときに基準濃度パターン
が作成されるように構成される。
請求項2の発明に係る複写機は、前記湿度変化量判断手
段が、第一の周期毎の湿度の変化量が第一の基準変化量
を越えるか否かを判断する第一の湿度変化量判断手段と
、前記第一の周期よりも長い第二の周期毎の湿度の変化
量が第二の基準変化量を越えるか否かを判断する第二の
湿度変化量判断手段とからなる。
請求項3の発明に係る複写機は、感光体の使用時間を検
出する使用時間検出手段を有し、前記感光体の使用時間
が一定の基準時間を越えることによって前記基準濃度パ
ターンが形成されるように構成される。
〔作 用〕
湿度検出手段は複写機内の湿度を検出し、湿度変化量判
断手段は、この検出湿度に基づいて、−定の周期毎の湿
度の変化量が一定の基準変化量を越えるか否かを判断す
る。
湿度の変化量が基準変化量を越えたときには、基準濃度
パターンが作成され、これを基にして画像濃度調整が行
われる。
第二の湿度変化量判断手段は、湿度の変化が緩やかなた
め第一の湿度変化量判断手段によっては基準変化量を越
えないと判断されても、長期に渡って湿度が変化して変
化量が蓄積されることがあるので、第一の湿度変化量判
断手段よりも長い周期で判断する。
使用時間検出手段は、感光体の使用時間を検出し、使用
時間が一定の基準時間を越えたときには基準濃度パター
ンが形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る複写機1の概略の構成を示す断面
正面図である。
複写Illの中央のやや左上方に感光体ドラム3が時計
回り方向(矢印M1方向)に回転可能に配置され、感光
体ドラム3の周囲には、帯電チャージ中4、編集イレー
ザ5、現像器6〜9、中間転写媒体としての転写ベルト
ILクリーニング装置22、メインイレーザ23が配設
されている。
感光体ドラム3の表面は、帯電チャージ中4によって一
様に帯電されるが、光学系27からの露光(走査光)が
遮断されることによって残った帯電部分を、編集イレー
ザ5によって選択的にイレースすることによって、AI
DCパターンAPの潜像APRが形成される。
第2図は編集イレーザ5によるAIDCパターンAPの
潜像APRの形成状態を示す図である。
編集イレーザ5は、感光体ドラム3の軸方向に沿って配
置されたホルダ内に多数のLED5a。
5a・・・を1列に並べたLEDアレイからなり、それ
ぞれのLED5a、5a・・・の点灯を制御することに
より、感光体ドラム3上の潜像又は電荷を部分的に消去
可能に構成されている。
編集イレーザ5によってAIDCパターンAPの潜像A
PRを形成するには、潜像APEO幅L1に対応するL
ED5aを長さL2に対応するタイミングで消灯し、そ
の他のLED5a及びタイミングでは点灯するように制
御する。潜像APRが現像器6〜9により現像されてA
IDCパターンAPが作成される0作成されたAIDC
パターンAPは、その濃度がAIDCセンサー73によ
って検出される。
AIDCパターンAPの潜像APEが形成されるタイミ
ング、及び走査光を遮断する方法については後述する。
各現像器6.7.8.9には、それぞれイエロー (Y
) 、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK
)の各色のトナーが収納され、これら各色のトナーの濃
度を制御するためのトナー濃度センサー(ATDCセン
サー:ここでは特に磁気検出式ATDCセンサーを用い
る)71y、71m、71c、71kが設けられている
。また現像器6の上方には、複写機1の内部の湿度を検
知するための湿度センサー70が設けられている。
転写ベルト11は、現像器6〜9によって感光体ドラム
3上にて現像されたトナー像を用紙Pに転写(2次転写
)するために−旦保持するものであり、複数のローラ1
2〜16に掛は渡され、感光体ドラム3と常に当接しつ
つ反時計方向(矢印M4方向)に回転可能に支持されて
いる。
転写ベルト11の内側には、感光体ドラム3からトナー
像を転写ベル)11上に1次転写するための転写チャー
ジャ17が配置され、転写ベルト11の外側には、2次
転写のための転写チャージャ20、用紙Pを転写ベルト
11から分離する分離チャージ中21、及び転写ベルト
11の外側表面を清掃するためのファーブラシ190を
有したベルトクリーナ19が配設されている。このベル
トクリーナ19が、本発明のクリーニング装置に相当す
る。ファーブラシ190は、ソレノイド195のオンオ
フによって転写ベルト11との圧接又は退避が切り換え
可能とされている。
また、ローラ15とローラ16の間、及びローラ12と
ローラ13の間には、それぞれ転写ベルト11の回転角
度位置を検知するためのベルトマークセンサー72.7
2sが固定配置されている。
第3図はベルトクリーナ19の断面正面図である。
ベルトクリーナ19は、転写ベルト11を支持するロー
ラ15と対向するように配置された円筒状のファーブラ
シ190、ファーブラシ190によって転写ベルト11
から掻き取られたトナーを回収する回収ローラ191、
回収ローラ191の表面に付着したトナーを除去するブ
レード192、及びこれらの部材を支持する外装支持体
193などから構成され、支軸194を中心とした回動
によって、ファーブラシ190と転写ベルト11とが当
接する作動位置と、ファーブラシ190と転写ベルト1
1とが所定距離だけ離れた退避位置とに移動可能に設け
られている。
第3図はベルトクリーナ19が作動位置にある状態を示
しており、退避位置に移動したときには図の一点鎖線で
示された状態となる。
ベルトクリーナ19を移動させる機構は、回転軸196
aに取り付けられた円板状の偏心カム196、回転軸1
96aの回転を約180度毎に制止スるアンクルレバー
198、アンクルレバー198を回動させるソレノイド
195、ベルトクリーナ19を常に転写ベルト11側へ
押すように付勢するスプリング199、及び回転軸19
6aを常に矢印M9方向に回転するように付勢する図示
しないメカニカルクラッチなどから構成される装アンク
ルレバー198には、その先端に図示しない制止爪及び
制止頭部が設けられており、アンクルレバー198の回
動によって、回転軸196aに設けられた図示しない突
起が制止爪又は制止頭部に交互に当接するように回転軸
196aが回転し、これによって回転軸196aが18
0度毎に位置決めされる。
ソレノイド195は、後述のCPU401から出力され
る駆動制御信号S9により制御される駆動部195aに
よってオンオフ駆動される。
ソレノイド195がオフ状態とき、ベルトクリーナ19
は作動位置にある。このとき、偏心カム196は図の状
態にあり、外装支持体193の上部に回転可能に固定さ
れたローラ197と偏心カム196とが当接することに
よって、ファーブラシ190が転写ベルト11に適当に
圧接するようにベルトクリーナ19が位置決めされてい
る。
駆動部195aに駆動制御信号S9が加えられてソレノ
イド195がオンされ、ロッド195bがスプリング1
98aの付勢力に抗して下方に移動すると、アンクルレ
バー198は支軸198bを中心に回動し、図示しない
制止爪又は制止頭部による回転軸196aの回転制止状
態が切り替わる。これによって、回転軸196aは半回
転し、偏心カム196がスプリング199の付勢力に抗
してローラ197を押し、ベルトクリーナー19は退避
位置に移動する。
転写ベルト11の表面に残存するトナーの除去、すなわ
ち転写ベルト11のクリーニングに際しては、ベルトク
リーナー19を作動位置に移動してファーブラシ190
を転写ベルト11に接触させ、クリーナ用の高圧電源4
05によりファーブラシ190及び回収ローラ191に
帯電のための電圧HV(クリーナバイアスHV)を印加
した状態でファーブラシ190及び回収ローラ191を
回転させる。これにより、転写ベルト11上のトナーは
、ファーブラシ190Lこより掻き取られ、帯電状態の
ファーブラシ190に静電的に吸着する。
クリーナバイアスHVは、回収ローラ191の帯電量が
ファーブラシ190の帯電量より大となるように設定さ
れているので、ファーブラシ190に吸着したトナーは
、吸着力の大きな回収ローラ191に移る0回収ローラ
191に吸着したトナーは、ブレード192によって回
収ローラ191から掻き取られ、図外の廃棄トナーボト
ルに溜められる。
なお、以下の説明では、ソレノイド195をオフするこ
とによってベルトクリーナー19を作動位1に移動させ
ることを「ファーブラシ190の圧接」といい、ファー
ブラシ190及び回収ローラ191にクリーナバイアス
HVを印加することを「クリーナバイアスHVのオン」
という。
再び第1図に戻って、複写機1の上部には、光学系27
が配置されている。光学系27は、原稿台ガラス28の
下方で矢印M5方向(往動方向)及び矢印M6方向(復
動方向)に往復移動可能とされたスキャナ30、複写倍
率に応じて位置調整が行われる主レンズ35、色分解露
光を行うためのミラー装置36、ミラー装236に取り
付けられたミラーで反射された走査光りを感光体ドラム
3上の露光ポイントに導く固定ミラー37、及びミラー
装置36のミラーを透過した走査光りを受光するカラー
のイメージセンサ−38などから構成され、スキャナ3
0の往動時に原稿りをスキャン(走査)して感光体ドラ
ム3の露光を行う。
スキャナ30は、露光ランプ33及びミラー34を有す
る第1スライダ31、ミラー35a、35bを有する第
2スライダ32からなる。スキャナ30の復動の終了、
つまりスキャナ30の基準位置(ホームポジション)へ
の復帰は、フォトセンサーからなるスキャナホームスイ
ッチ74によって検知される。
ミラー装置36は、軸36aを中心にして、ハーフミラ
−36ND(透過と反射の割合は6対4)、及び3個の
フィルタミラー36YB、36MG、36CRが互いに
90度の角度をなして軸36aと平行に放射状に設けら
れ、回転することによってこれらのミラーのいずれかが
選択的に切り替えて位置決めされる。フィルタミラー3
6YB、36MG、36CRは、それぞれブルー(B)
、グリーン(G)、レッド(R)の色分解フィルタをミ
ラー面に蒸着することによってミラーとフィルタとを一
体化したものであり、それぞれY、M、Cの各色のトナ
ーに対応して用いられる。
作像のための露光走査においては、選択されたミラーの
反射面が鉛直面に対して時計方向に約10度傾くように
位置決めされ、これによつて走査光りは感光体ドラム3
の露光ポイントに導かれる。
また、露光走査に先立って行われる原稿りの画像を読み
取るための予備スキャンにおいては、ハーフミラ−36
NDが選択され、イメージセンサ−38のMTF(結像
力)を向上させるため、走査光りの入射方向に直交する
よう鉛直に位置決めされる。77はミラー装置36のホ
ームポジションを決めるための回転位置検知センサーで
ある。なお、第1図ではフィルタミラー36CRが選択
されて作像位置に位置決めされた状態が示されている。
なお、以下の説明では、ハーフミラ−36ND、フィル
タミラー36YB、36MG、36CRを色分解特性に
基づき、それぞれNDフィルタ、Bフィルタ、Gフィル
タ、Rフィルタということがある。また、これらの全体
をミラー36bということがある。
一方、複写Illの下部には、用紙Pを収納した上側の
用紙カセット42及び下側の用紙カセット43が装着さ
れ、複写機1の左側面部には、用紙Pを手動で給紙する
ために扉41aを開くことによって開口する手差し給紙
口41が設けられており、これら用紙カセット42、用
紙カセット43、手差し給紙口41は給紙に際して択一
的に用いられる。
用紙カセッ)42.43には、それぞれ用紙Pを1枚ず
つ繰り出すピンクアップローラ44,45、用紙Pのサ
イズを検知するためのペーパーサイズセンサー81.8
2、用紙Pの欠乏を検知するためのペーパーエンプティ
センサー83.84が配設されており、手差し給紙口4
1には、用紙Pの挿入を検知するための手差しセンサー
87が設けられている。
用紙カセット42から繰り出された用紙Pは、給紙ロー
ラ47によってタイミングローラ46まで搬送され、用
紙カセット43から繰り出された用紙Pは、給紙ローラ
4B、47によってタイミングローラ46まで搬送され
、そこで待機する。
また、手差し給紙口41に挿入された用紙Pは、手差し
給紙ローラ49によってタイミングローラ46まで搬送
される。
給紙ローラ47の近傍には、給紙ローラ47とタイミン
グローラ46の間の給紙路R1における用紙Pの有無を
検知するペーパー検知センサー85が設けられ、タイミ
ングローラ46の近傍には、通過する用紙Pの先端位置
を検知するタイミングセンサー86が設けられている。
待機中の用紙Pは、タイミングローラ46の回転によっ
て転写ベルト11とタイミングを合わせて搬送され、転
写位置において転写ベルト11から用紙Pにトナー像が
2次転写される。その後、用紙PはA4サイズの用紙に
対応した直線距離をもつ搬送ベルト50によって定着ユ
ニット51・\送られる。
定着ユニット51は、ヒーターランプ54.55を有し
た上側ローラー52及びヒーターランプ56を有した下
側ローラ53から構成されており、トナー像を溶融させ
て用紙Pに定着させる。各ローラ52.53の近傍には
、サーミスタからなる温度センサー91.92がそれぞ
れ設けられている。
トナー像の定着によって所望の複写画像が形成された用
紙Pは、排出センサー88を近傍に配した排出ローラ5
7によってソーター2へ送り出され、ソーター2の収容
トレイ61又はソート用のペン(橿)62に排出される
また、本実施例の複写機1では、OHPモードの複写時
に用いられる再定着用の返送装置60が装着されている
。返送装置60には、返送路R2を有した搬送機構58
、切替え爪59、及び返送ペーパー検知センサー89が
設けられている。
なお、第1図において、24は主に用紙Pの給紙及び搬
送に関係する各部の駆動を受は持つメインモータ、25
は感光体ドラム3及び転写ベルト11などの駆動を受は
持つPCモータ、26は冷却ファンである。
以上のように構成された複写機1では、上述のY、M、
C及びBKの各単一トナー色のモノカラー複写画像、Y
、M、Cの3原色の内の2色のトナー像を重ね合わせる
ことによって得られるR(YとM)、G(YとC)、B
 (M(!:C)の合成モノカラー複写画像、及び3原
色のトナー像を重ね合わせることによって得られるカラ
ー(フルカラー)複写画像の形成が可能とされている。
このようなコピーモードの切り換えは、図示しない操作
パネルに配置された種々のスイッチ又はキーによって行
われる。
単一トナー色及び合成モノカラー複写画像の形成におい
ては、ハーフミラ−36NDを用いて原稿りの露光走査
を行い、感光体ドラム3上に形成された潜像を指定され
た色に応じて各現像器6〜9のいずれか1個を用いて現
像し、トナー像を転写ベルト11上に転写する。さらに
合成モノカラー複写画像の場合には、再度、同一の原稿
りに対してハーフミラ−36NDによる露光走査を行い
、前とは別の現像器6〜9を用いて現像したトナー像を
転写ベルト11に転写し、転写ベルト11上にて2色の
トナー像を重ね合わせる。
また、カラー複写画像の形成においては、複写機1は、
黒色部分の再現性を高めるためにY、 M。
CにBKを加えた4色のトナーを順に用いる。すなわち
、同一の原稿りに対して合計4回の露光走査を行い、各
走査毎にB、G、R,NDの各ミラー及び現像装置6〜
9を選択的に切り替え、原稿りを色分解した潜像の形成
と現像とを行い、トナー像を転写ベルト11に順次転写
し、転写ベルト11上にて各色のトナー像を重ね合わせ
る。
トナー像の重ね合わせ(以下「多重転写」という)に際
しては、転写ベルト11上の同一の位置に各トナー像を
転写する必要があるので、本実施例の複写機1では、上
述のベルトマークセンサー72又は72sからのベルト
マーク信号の発生タイミングを基準としてスキャナ30
の移動の開始タイミング、つまり、感光体ドラム3での
潜像の形成の開始タイミングが制御される。
次に、各ミラー36bの位置決め動作について説明する
各ミラー36bは、ミラー装置36の回転によって、走
査光を反射して感光体ドラム3の露光ポイントに導く作
像位置に順次位置決めされる。また、ハーフミラ−36
NDは、走査光を透過してイメージセンサ−38に導く
鉛直姿勢においても位置決めされる。各ミラー36bは
、作像位置以外の位置では走査光を感光体ドラム3の露
光ポイントに導かない。
第4図はAIDCセンサー73を示す図である。
AIDCセンサー73は、発光ダイオード73a及び受
光素子73bから構成されている。
発光ダイオード73aは、その放出する光が感光体ドラ
ム3に向くように配置され、受光素子73bは、感光体
ドラム3による正反射を受けないように配置されている
つまり、感光体ドラム3の表面にトナーが付着している
場合には、発光ダイオード73aからの光がトナーによ
って乱反射され、これによって受光素子73bが受光し
て検出信号S1を出力するが、トナーがない場合には受
光素子73bには光が入射しない。
第5図は感光体ドラム3に付着したトナー量QTと検出
信号S1との関係の一例を示す図である。
受光素子73bの受光量は、感光体ドラム3に付着した
トナー量が多い程、すなわちトナー像の濃度が高い程増
加する。また、受光素子73bが出力する検出信号S1
の大きさは、受光量が多い程増大する。
したがって、検出信号S1はトナー像の濃度に応じて増
大するので、検出信号S1の大きさを基準値と比較し、
その結果を帯電チャージャ4のグリッド電圧及び露光ラ
ンプ33への印加電圧にフィードバックし、画像濃度を
調整するようになっている。
なお、環境変動又は経時変化による感光体ドラム3への
トナーの付着量の変動は、Y、M、C。
BKの各色のトナーに対してほぼ同じと考えられるから
、これら4色全部に対してAIDCパターンAPを作成
して濃度を検出する必要はなく、1色のみに対してAI
DCパターンAPを作成し、その検出(を号s1に基づ
いて他の色についての濃度を算出すればよい。
本実施例においては、YのみについてAIDCパターン
APを作成し、他のM、C,BKの各色については、Y
についての検出信号S1に基づいて補正することとして
いる。
さて、AIDCセンサー73は、感光体ドラム3の周面
上において、転写ベルト11への転写位置よりも後位置
において配置されているので、その組み立て及びメンテ
ナンスが容易である。しかし、AIDCパターンAPが
転写ベルト11と接触した後でその濃度を検出すること
となるので、その検出精度を高めるためには、AIDC
パターンAPのトナーが転写ベルト11にできるだけ付
着しないようにする必要がある。
第6図及び第7図は感光体ドラム3上に形成されたAI
DCパターンAPが転写ベルト11に接触する前と後に
おけるAIDCセンサー73の出力の変化を示す図であ
る。
これらの図において、白丸は接触前であり、黒丸は接触
後である。また、いずれも転写チャージャ17をオフと
した場合であり、第6図はファーブラシ190が転写ベ
ルト11に圧接し且つクリーナバイアスI(Vをオンし
た状態(作動状態)におけるもの、第7図はファーブラ
シ190が転写ベルト11から退避し且つクリーナバイ
アスHVをオフした状態(非作動状態)におけるもので
ある。
第6図及び第7図を比較して分かるように、クリーナバ
イアスHVをオフしておくことによって、転写ベルト1
1が不必要に帯電されることなく、これによって感光体
ドラム3から転写ベルト11へのトナーの付着量が大幅
に減少し、AIDCセンサー73の出力変化が少なくな
る。
したがって、本実施例では、転写ベル)11の表面の内
のAIDCパターンAPが通過する部分に対しては、ベ
ルトクリーナ19を非作動状態となるように制御されて
いる。
次ニ、AIDCパターンAPを作成するタイミングにつ
いて説明する。
感光体ドラム3へのトナー付着量は、各部の制御状態に
変化がない場合であっても、トナーの湿度、すなわち現
像器6〜9の内部の湿度によって変化する。
第10図は湿度変化に対する感光体ドラム3へのトナー
付着量を示す図である。
第10図においては、現像バイアス電位と感光体ドラム
3の表面電位との電位差、及びT/C比(トナーとキャ
リアの混合比率)を一定としである。
第10図によると、湿度が高くなるにしたがって感光体
ドラム3へのトナー付着量は増大する。
その原因は、トナーの帯電量が、湿度が低い場合には大
きく、湿度が高くなると低下するためである。
したがって、現像器6〜9内のトナー濃度が一定であっ
ても、湿度に応じて感光体ドラム3へのトナー付着量が
変化するため、湿度の変化に応じて感光体ドラム3への
トナー付着量を安定化して画像濃度を調整する必要があ
る。
しかし、湿度の変化によって、トナー付着量の変化のみ
にとどまらず、感光体ドラム3の特性上の影響、応答性
の問題などがあるため、湿度の検出値のみを用いて濃度
の補正を行うのは充分ではない。
なお、湿度が60%RH以上になった場合には現像剤の
密度が大きくなるために、現像器6〜9内のトナー濃度
を検出する磁気検出式ATDCセンサーの出力値の増大
が顕著になる。したがって、ATDCセンサーの出力値
によるコントロールレベルを高くすることによって、現
像器6〜9内のT/C比を安定させる必要がある。
第9図は複写機1の内部の湿度及び現像器6〜9の内部
の湿度の時間経過による変化状態を示す図である。
第9図によると、複写機1の内部の湿度が急激に低下し
た場合でも、現像器6〜9の内部の湿度は徐々に低下し
、複写機1の内部の湿度と同じ状態になるまでにはより
多くの時間を要する。つまり現像器6〜9の内部におけ
る湿度応答性は悪い。
したがって、複写機1の内部の湿度を単純に検出(測定
)した場合には、現像器6〜9の内部の湿度(したがっ
てトナーの湿度)との間に大きい誤差が発生し、その検
出値をそのまま使用しても感光体ドラム3へのトナー付
着量を正確に制御できない。これは、湿度の急激な変化
があった場合にはより顕著である。
第8図は湿度センサー70の断面図である。
湿度センサー70は、通気孔70bを有したケース70
aの内部に設けられている。したがって、複写Illの
内部の湿度が変化した場合に、その空気は通気孔70b
を経てケース70aの内部に侵入するため、湿度センサ
ー70へは湿度の変化が遅延して伝達される。
そして、ケース70aの内部の湿度の状態が、現像器6
〜9の内部の湿度の状態と近似するように、ケース70
aの容積及び通気孔70bの大きさなどが設定されてい
る。
これによって、湿度センサー70の検出値(検出湿度)
を現像器6〜9の内部の湿度に近似させることができる
とともに、湿度センサー70を現像器6〜9の内部に設
けた場合のようにトナーで汚染される恐れをなくすこと
ができ、トナー付着量などを正確に制御することができ
る。
なお、湿度の変化による影響は、Y、M、C。
BKの各現像器6〜9に対して同様であるので、1個の
湿度センサー70による検出値に基づいてそれぞれの補
正が可能である。
このような構造の湿度センサー70による湿度の検出値
を用いて、AIDCパターンAPの作成タイミングが制
御される。
つまり、従来のように湿度と関係のない一定のタイミン
グ、例えばプリントキーが押されたとき、所定の枚数の
コピーを行ったときなどにおいて毎回AIDCパターン
APを作成すると、画像濃度の変化がない場合であって
もAIDCパターンAPが作成されることとなり、トナ
ーを無駄に消費することとなる。
したがって、本実施例においては、所定の第一インター
バル毎における湿度の検出値の変化量が、基準変化量よ
りも少ない場合にはAIDCパターンAPを作成せず、
基準変化量よりも多い場合にはAIDCパターンAPを
作成して画像濃度調整を行う。
また、第一インターバルよりも大きい第二インターバル
毎に、湿度の検出値の変化量をチエツクし、基準変化量
よりも大きいときにはAIDCパターンAPを作成して
画像濃度調整を行う、これによって、湿度が極めて緩や
かに変化した場合であっても、その変化量が蓄積して基
準値に達した場合には画像濃度調整が行われる。
なお、本実施例では、プリントキーが押される度毎に湿
度センサー70による湿度の検出が行われる。
また、感光体ドラム3の特性は、湿度の変化の有無に係
わらず、その使用によって劣化するので、使用状況に応
じてAIDCパターンAPを作成して画像濃度調整を行
う。
つまり、感光体ドラム3を回転させるPCモータ25の
駆動時間が所定の値に達したとき、又はCPU401の
内部の不発揮性メモリに格納されたコピーカウントデー
タが所定の値に達したときなどに、湿度の変化量に関係
なく画像濃度調整を行う。
このように、湿度の変化量を第一インターバル及び第二
インターバル毎にチエツクし、さらに感光体ドラム3の
使用状況に応じて画像濃度調整を行うので、適正な濃度
の画像が得られ、画像の安定化が図られるとともに、不
要なAIDCパターンAPを作成しないので、トナーの
無駄な消費が防止され、またそのための時間を要しない
のでファーストコピーの時間が短縮される。
第11図は複写機1の制御回路400のブロック図であ
る。
制御回路400は、複写Illの全体の動作を制御する
CPU (中央処理装置)401を中心として、スキャ
ナ30、露光ランプ33、主レンズ35、帯電チャージ
中4、及びPCモータ25など、各部の駆動制御を行う
コントローラ402、図示しない操作パネルなどに配置
された各種スイッチ403及び表示部404、ベルトク
リーナ19にクリーナバイアスHVを印加する高圧電源
405、ソレノイド195を駆動する駆動部195 a
 %イメージセンサー38などを用いて画像処理を行う
ための画像処理部100などが設けられている。
また図示はしていないが、上述した湿度センサー70、
AIDCセンサー73、スキャナホームスイッチ74、
回転位置検知センサー77などの各センサーも、適当な
インタフェースを介してCPU401に接続されている
コントローラ402は、編集イレーザ5を制御してAI
DCパターンAPを作成するための制御をも行う、コン
トローラ402の一部である露光ランプ用のレギュレー
タ及び帯電チャージャ4の制御回路は、CPU401に
よって制御される数ビットのデータ線をそれぞれ有して
おり、CPU401からのデータを変更することにより
出力電圧を可変するようになっている。
駆動部195aは、CPU401からの駆動制御信号S
9に応じてソレノイド195をオンオフする。
高圧電源405は、CPU401からの制御信号S8に
よって、ファーブラシ190及び回収ローラ191への
クリーナバイアスHVの印加をオンし又はオフするよう
に制御される。
なお、CPU401には、プログラム、湿度データ1及
び湿度データ2などの各種データ、及び補正データを得
るためのデータテーブルなどを格納するメモリが内蔵さ
れている。
次に、フローチャートを参照して、AIDCパターンA
Pの作成及びベルトクリーナ19の制御に関連した複写
機1の動作を説明する。
第12図はCPU401の動作を概略的に示すメインフ
ローチャートである。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
レジスタや周辺インタフェースの初期設定を行い(ステ
ップ#1)、CPU401の1ルーチンの長さを規定す
るための内部タイマーのセットを行う(ステップ#2)
ステップ#3では電子写真プロセスに関係する作像処理
を行い、ステップ#4では原稿りのスキャンのためのス
キャン処理を実行する。
続いて、多重転写のタイミングを定めるためのベルトマ
ーク検出処理(ステップ#5)、AIDCパターンAP
を作成するためのAIDCパターン処理(ステップ#6
)、温度検出処理(ステップ#、7)、AIDCパター
ンAPを作成する際のファーブラシ処理(ステップ#8
)をそれぞれ実行する。
ステップ#9では、用紙Pの給紙及び搬送を制御する給
紙処理、手差し給紙口41による手動の給紙のタイミン
グを定める手差し受付処理、定着ユニッ)51の温度を
調整する温調処理、転写ベルト11の通常の清掃を行う
ためのベルトクリーニング処理、複写倍率に応じて主レ
ンズ35の移動を制御するレンズ処理、操作パネルの操
作キーからの信号を受は付ける入力処理など、種々の処
理からなる一連の複写シーケンス処理を実行する。
これらの処理を実行した後、ステップ#10で内部タイ
マーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る。これに
より、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入さ
れている間は、ステップ#2〜ステップ#10の各処理
が繰り返される。
第13図(a)〜(d)は作像処理のフローチャートで
ある。
このルーチンでは、最初にステップ#20でステートカ
ウンタのカウント値により示される作像ステートのチエ
ツクを行い、各ステートに応じて以下のような処理を実
行する。
なお、電源投入直後の初期状態及び複写動作終了後の待
機状態では、ステートは「0」となっている。
ステート「0」においては、まず、プリントキーのオン
チエツクが行われる(ステップ#21)。
プリントキーがオン(押下)されると、メインモータ2
4及びPCモータ25をオンし、感光体ドラム3などの
各部の回転駆動を開始する(ステップ#22)。
次に、各モータ24,25の回転の安定を待つためのモ
ータ立上がりタイマーをセットしくステップ#23)、
ステートを「1」とする(ステップ#24)。
ステート「1」においては、モータ立上がりタイマーの
カウントアツプによる更新を行い(ステップ#26)、
当該タイマーの計時が終了するのを待って(ステップ#
27Lステートを「2」とする(ステップ#2B)。
ステート「2」においては、湿度検出処理においてセッ
トされるフラグであるパターン作成要求の有無をチエツ
クする(ステップ#31)。
パターン作成要求がセットされていなければそのままリ
ターンする。
パターン作成要求がセットされていれば、ベルトクリー
ニングタイマーをセントシ(ステ・7ブ#32)、クリ
ーナバイアスHVをオンしくステンプ#33Lファーブ
ラシ190の圧接を行い(ステップ#34)、ステート
を「3」とする(ステップ#35)。
ステート「3」においては、ベルトクリーニングタイマ
ーを更新しくステップ#36)、当該タイマーの終了を
待って(ステップ437Lステートを「4」とする(ス
テップ#3B)。
ステート「4」においては、操作パネルによって指定さ
れた複写モード(コピーモード)がモノカラーモードで
あるかフルカラーモードであるかをチエツクしくステッ
プ#41)、各モードに応じて以降の処理を実行する。
モノカラーモードが指定されている場合は、ハーフミラ
−36NDの位置決めを要求するためのフラグであるミ
ラー回転要求(NDリクエスト)をセットする(ステッ
プ#42)。
これによって、フィルタミラー処理に起動がかかり、ハ
ーフミラ−36NDが作像位置に位置決めされる。
次に、帯電チャージ中4及び露光ランプ33をオンしく
ステップ#43Lスキャナ30によるスキャンを開始さ
せるためのスキャン要求のセットを行い(ステップ#4
4)、操作パネルによって選択されたいずれかの現像器
6〜9をオンしくステップ#45)、ステートを「5」
とする(ステップ#46)。
ステート「5」においては、原稿りに対するスキャンの
終了確認を行い(ステップ#61)、帯電チャージ中4
及び露光ランプ33をオフしくステップ#62)、動作
中の現像器をオフする(ステップ#63)。
そして次の複写が要求されているか否かをチエツクしく
ステップ#64)、次コピー要求がなければ、クリーナ
バイアスHVをオフしくステップ#65)、ファーブラ
シ190を退避しくステップ#66)、メインモータ2
4及びPCモータ25をオフしくステップ#67)、ス
テートを「0」に戻す(ステップ46B)。
これにより複写機1は待機状態となる。
次コピー要求があればステートを「4」に戻す(ステッ
プ#69)。
一方、上述のステート「4」のステップ#41において
、フルカラーモードが指定されている場合には、ハーフ
ミラ−36NDを位置決めするためのミラー回転要求(
NDリクエスト)をセットしくステップ#47L露光ラ
ンプ33をオンしくステップ#4B)、予備スキャン要
求を行い(ステップ#49)、ステートを「6」とする
(ステップ#50)。
ステート「6」においては、予備スキャンの終了確認を
行い(ステップ#75)、露光ランプ33をオフしくス
テップ#76)、フィルタミラー36YBを作像位置に
位置決めするためのミラー回転要求(Bリクエスト)を
セットしくステップ#77)、ベルトマークセンサー7
2.72sのオンタイミングでスキャンを開始させるた
めのマーク検出許可をセットしくステップ#7B)、ス
テートを「7」とする(ステップ#79)。
ステート「7」においては、スキャナ30がベルトマー
ク信号によってスキャンを開始するのを待ち(ステップ
#81)、スキャンの開始とともにファーブラシ出力を
オフしくステップ#82)、Yトナーの現像器6をオン
しくステップ#83)、ステートを「8」とする。
ステート「8」においては、スキャンの終了確認を行い
(ステップ#91L帯電チャージ中4及び露光ランプ3
3をオフしくステップ#92)、Yトナーの現像器6を
オフしくステップ#93)、続いてフィルタミラー36
MGを作像位置に位置決めするためのミラー回転要求(
Gリクエスト)をセットしくステップ#94)、ステー
トを「9」とする。
ステート「9」〜「14」においては、上述のYのトナ
ー像の形成と同様に、M、C,BKの各トナー像を形成
するための一連の処理が実行される。すなわち、各色に
対応する現像器7,8.9のオンオフ、スキャナ30の
スキャン終了に伴う露光ランプ33及び帯電チャージ中
4のオフ、次のスキャンに対応したフィルタミラー36
CR又はハーフミラ−36NDの位置決めなどが行われ
なお、ステー)r14Jのステップ#124において次
コピー要求がなければ、メインモータ24及びPCモー
タ25をオフしくステップ#125)、マーク検出許可
をリセットしくステップ#126)、ステートを「0」
に戻す(ステップ#127)。
第14図はスキャン処理のフローチャートである。
最初にスキャンステートのチエツクを行い(ステップ#
200)、各ステートに応じて以下のような処理を実行
する。
ステート「0」では、スキャン要求の有無をチエツクし
くステップ#201)、スキャン要求がある場合にはス
キャナ30の往動をスタートさせる(ステップ#202
)。
スキャン要求がない場合には、スキャン許可の有無をチ
エツクする(ステップ#204)。スキャン許可のフラ
グは、ベルトマーク信号に基づくスキャン開始が可能と
なったときにセットされる。
スキャン許可がある場合にはステートを「1」とする(
ステップ#205)。
ステート「1」においては、ベルトマーク信号が出力さ
れるのを待って(ステップ#211)、スキャナ30の
往動をスタートさせる(ステップ#212)、これによ
って、フルカラー複写のときに転写ベルト11上の同一
位置に各色のトナー像が重ね合わされる。
ステート「2」においては、往動中のスキャナ30が原
稿りの後端に達してスキャンが終了したか否かをチエツ
クする(ステップ#215)。
スキャンが終了すれば、直ちにスキャナ30のリターン
を開始させて(ステップ#216Lステートを「3」と
する(ステップ#217)。
ステート「3」においては、スキャナホームスイッチ7
4の検知状態をチエツクしくステップ#21B)、スキ
ャナ30がホームポジションに戻ってリターンが終了し
たことを確認した後、スキャン要求をリセットしくステ
ップ#219)、ステートを初期値の「0」に戻す。
第15図はベルトマーク検出処理のフローチャートであ
る。
最初にマークステートのチエツクを行い(ステップ#3
00) 、各ステートに応じて以下のような処理を実行
する。
ステート「0」においては、操作パネルのプリントキー
がオンされ、且つフルカラーモードが指定されている場
合に(ステップ#301,302で共にイエス)、ステ
ートを「1」とする(ステップ#303)。
ステート「1」においては、作像処理においてマーク検
出許可がセットされるのを待って(ステップ#311L
ステートを「2」とする(ステップ#312)。
ステート「2」においては、ベルトマーク信号をチエツ
クする(ステップ#321)。
ベルトマーク信号がオン(発生)すれば、露光ランプ3
3の点灯タイミングを定めるためのカウンタからなる露
光ランプオンタイマーをセットしくステップ#322)
、ステートを「3」とする(ステップ#323)。
つまり、転写ベルト11は一定速度(システム速度)で
回転駆動されており、ベルトマーク信号の発生周期は一
定である。したがって、複写機1では、ベルトマーク信
号を基準に開始されるスキャンにおいて、露光ランプ3
3の光量が安定しているように、スキャン開始の1つ前
のベルトマーク信号の発生タイミングから時間を見計ら
って露光ランプ33を点灯するために、露光ランプオン
タイマーを設けている。これにより、露光ランプ33の
無駄な点灯、及び光量の不安定状態でのスキャンを防止
することができる。
ステートr3.においては、まず、露光ランプオンタイ
マーを更新しくステップ#331)、当該タイマーの計
時の終了チエツクを行う(ステップ#332)。
このとき、露光ランプオンタイマーが計時中であれば、
再びマーク検出フラグをチエツクしくステップ#337
)、作像処理においてマーク検出フラグがリセットされ
たときには、複写機1を待機状態とするためにステート
を「0」に戻す。
露光ランプオンタイマーの計時が終了すれば、スキャン
の準備として露光ランプ33及び帯電チャージャ4をオ
ンしくステップ#333)、上述のスキャン処理にてチ
エツクされるスキャン許可をセットしくステップ#33
4)、ステートを「2」に戻す(ステップ#335)。
第16図はAIDCパターン処理のフローチャートであ
る。
最初にAIDCステートのチエツクを行い(ステップ#
400) 、各ステートに応じて以下のような処理を実
行する。
ステート「OJにおいては、作像処理によってパターン
作成要求がセットされるのを待つ(ステップ#401)
イエスであれば、ファーブラシオフ要求をセットシ(ス
テップ#402)、パターン作成中をセットしくステッ
プ#403) 、パターン作成用のYトナーの現像器6
をオンしくステップ#404)、帯電チャージャ4及び
編集イレーザ5(全部のLED5a)をオンしくステッ
プ#405)、立ち上がりタイマーをセットしくステッ
プ#406)、ステートをrlJとする(ステップ#4
07)。
このとき、帯電チャージャ4のグリッド電圧■Gは、A
IDCパターンAPの作成のために定められた一定の値
である。立ち上がりタイマーには、帯電チャージ中4の
幅の分と編集イレーザ5までの距離とを考慮した時間が
セットされ、この時間に対応した感光体ドラム3上の位
宜にAIDCパターンAPが作成される。
ステート「1」においては、立ち上がりタイマーを更新
しくステップ#411)、立ち上がりタイマーの終了を
待って(ステップ#412)、AIDCパターンAPを
作成するためのイレーザデータを編集イレーザ5に出力
しくステップ#413)、潜像APRの形成を開始する
次に、AIDCパターンAPの長さL2を規定するため
のパターン作成タイマーをセットしくステップ#414
Lステートを「2」とする(ステップ#415)。
スy−ト’2Jにおいては、パターン作成タイマーを更
新しくステップ#421)、当該タイマーの終了を待っ
て(ステップ#422)、W集イレーサ5(全部のLE
D5a)をオンしくステップ#423)、帯電チャージ
ャ4をオフしくステップ#424)、mi集イレーサ5
をオフするためのイレースオフディレイタイマーをセッ
トする(ステップ#425)。
次に、現像器オフデイレイタイマーをセットしくステッ
プ#426) 、パターン通過待ちタイマーにセットし
くステップ#427)、ステートを「3」とする(ステ
ップ#42B)。
ここで、現像器オフデイレイタイマーには、潜像APE
の全部を現像するために、編集イレーザ5とYの現像器
6との距離分の時間がセットされ、パターン通過待ちタ
イマーには、感光体ドラム3上に形成されたAIDCパ
ターンAPが転写ベルト11への転写位置を通過し終わ
るまでの時間がセットされる。
ステート「3」においては、イレースオフディレイタイ
マーを更新しくステップ#431L当該タイマーの終了
を待って(ステップ#432)、編集イレーザ5をオフ
する(ステップ#433)。
また、現像器オフデイレイタイマーを更新しくステップ
#434)、当該タイマーの終了を待って(ステップ#
435)、Yの現像器6をオフする(ステップ#436
)。
そして、パターン通過待ちタイマーを更新しくステップ
#437)、当該タイマーの終了を待って(ステップ#
43B)、パターン作成中のリセットを行って作像処理
側にファーブラシ190の圧接及びクリーナバイアスH
Vのオンを許可しくステップ#439) 、パターンリ
ードカウンタをクリアしくステップ#440) 、ステ
ートを「4」とする(ステップ#441)。
パターンリードカウンタは、AIDCパターンAPを読
み取る回数をカウントするものであり、本実施例では1
0回カウントする。
ステート「4」においては、AIDCセンサー73の検
出信号S1を読み取り(ステップ#451)、パターン
リードカウンタを更新しくステップ#452)、そのカ
ウント値が10に達するのを待って(ステップ#453
)、10回の検出データを平均化する(ステップ#45
4)。
10回の検出を行うのは検出信号S1のバラツキを考慮
したためであり、これを平均化することによって信頼性
を高めている。
次に、検出データと基準値との差を算出する(ステップ
#455)。
これによって、現在の画像濃度が基準からどの程度ズし
ているかが認識される。
そして、各モードにおける帯電チャージ中4及び露光ラ
ンプ33の補正データを決定する(ステップ#456)
この補正データは、ステップ#455で算出された値に
基づいてデータテーブルから読み出される。データテー
ブルには、各モード(フルカラーイエロー、フルカラー
マゼンタ、フルカラーシアン、モノカラー)における帯
電チャージ中4のグリッド電圧vG及び露光ランプ33
の電圧についてのそれぞれの補正データが格納されてい
る。
これによって、1色のAIDCパターンAPを作成する
だけで他の全部の色の補正データを決定することができ
る。
そして、パターン作成要求をリセットしくステップ#4
57)、ステートを「0」に戻しくステップ#45 B
) 、次の起動がかかるのを待つ。
第17図は湿度検出処理のフローチャートである。
最初に湿度ステートのチエツクを行い(ステップ#50
0)、各ステートに応じて以下のような処理を実行する
ステート「0」においては、まず繰作パネル上のプリン
トキーが押されたか否かがチエツクされる(ステップ#
501)。
ここでは、複写機1の電源の投入後において最初の1枚
目のコピーであるかどうかがチエツクされる。最初の1
枚目では、帯電チャージャ4と露光ランプ33の出力電
圧の補正データが決定されていないため、AIDCパタ
ーンAPを必ず作成して補正データの決定を行うためで
ある。
ステップ#501でイエスであれば、パターン作成要求
をセットしくステップ#502) 、湿度センサー70
の出力からそのときの湿度を検出しくステップ#503
)、検出された湿度(検出湿度)を湿度データ1及び湿
度データ2としてメモリに格納しくステップ#504,
505Lステートを「1」とする(ステップ#506)
ここで、湿度データ1は、湿度の変化量をプリントキー
が押される度毎に比較するために用いられるものであり
、湿度データ2は、現在の検出湿度のデータを次にAI
DCパターンAPが作成されるまで保存するためである
つまり、プリントキーが押される度毎に湿度センサー7
0による湿度の検出を行い、前回にプリントキーが押さ
れたときの湿度との差(湿度の変化量)が所定の基準変
化量を越えたときにAIDCパターンAPの作成を行う
また、プリントキーが押される度毎に、前回にAJDC
パターンAPを作成したときの湿度との差をチエツクし
、長期的な湿度の変化にも対応するようになっている。
ステート「1」においては、PCモータ25がオンであ
るか否かをチエツクしくステップ#511)、これによ
って、ステート「0」で開始された作像動作が継続して
いるか否かを判断する。
PCモータ25がオフである場合にはステートを「2」
とする(ステップ#516)。
PCモータ25がオンである場合には、感光体回転タイ
マーを更新しくステップ#512L当該タイマーが規定
量を越えた場合には(ステップ#513)、AIDCパ
ターンAPを無条件で作成するためのパターン無条件作
成をセットしくステップ#514Lステートを「3」と
する(ステップ#515)。
感光体回転タイマーは、感光体ドラム3が回転した総時
間を計時するためのタイマーであり、その値が予め設定
された規定値を越えた場合には、湿度の変化量に関係な
(、プリントキーが押される度毎に無条件でAIDCパ
ターンAPを作成するのである。これによって、感光体
ドラム3の感度低下などによる画質の低下が防止される
ステート「2」においては、プリントキーが押されたか
否かのチエツクを行う(ステップ#521)。
プリントキーが押されると、パターン無条件作成がセッ
トされているか否かがチエツクされる(ステップ#52
2)。
イエスの場合には、パターン作成要求をセットしてAI
DCパターン処理側に起動をかけ(ステップ#523)
、ステートを「3」とする(ステップ#524)。
ステップ#522でノーの場合には、湿度センサー70
の出力からそのときの湿度を検出しくステップ#525
)、検出湿度と湿度データ1との比較を行う(ステップ
#526)。
その差が小であれば(基準変化量以内であれば)、次に
湿度データ2との比較を行う(ステップ#527)。
その差も小であれば、AIDCパターンAPの作成を行
うことなく、ステップ#525で検出した湿度を湿度デ
ータ1に格納しくステップ#530)、ステートを「1
」とする(ステップ#531)。
ステップ#526又はステップ#527のいずれかで差
が大であれば(基準変化量を越えていれば)、パターン
作成要求をセットしくステップ#52B)、検出湿度を
湿度データ2に格納する(ステップ#529)。
ステート「3」は、感光体ドラム3の回転時間が規定量
を越えた場合に、AIDCパターンAPを作成した後、
作像動作の終了を待つステートである。
ステート「3」においては、PCモータ25がオフにな
るのを待って(ステップ#541Lステートを「2」に
戻しくステップ#542)、そこでプリントキーが押さ
れるのを待つ。
第18図はファーブラシ処理のフローチャートである。
ファーブラシ処理は、AIDCパターンAPを作成する
際のベルトクリーナ19の作動を制御するためのもので
あり、湿度検出処理においてパターン作成要求がセット
され、且つAIDCパターン処理においてファーブラシ
オフ要求がセットされた場合に実行される。
最初にブラシステートのチエツクを行い(ステップ#6
00)、各ステートに応じて以下のような処理を実行す
る。
ステート「0」においては、まずAIDCパターン処理
においてセットされるファーブラシオフ要求の有無をチ
エツクする(ステップ#601)。
ファーブラシオフ要求がセットされている場合は、ファ
ーブラシオフ要求をリセットしくステップ#602) 
、クリーナバイアスHVをオンしくステップ#603)
、ファーブラシ190を圧接しくステップ#604)、
ファーブラシオフタイマーをセットしくステップ#60
5Lステートを「1」とする(ステップ#606)。
ここで、ファーブラシオフタイマーには、ベルトクリー
ナ19を非作動とした転写ベルトll上の位置が、感光
体ドラム3上のAIDCパターンAPの位置と一致する
ように時間がセットされる。
ステート「1」においては、ファーブラシオフタイマー
を更新しくステップ#611)、当該タイマーの終了を
待って(ステップ#612) 、クリーナバイアスHV
をオフしくステップ#613)、ファーブラシ190を
退避しくステップ#614)、ファーブラシオンタイマ
ーをセットしくステップ#615) 、ステートをr2
jとする(ステップ#616)。
ここで、ファーブラシオンタイマーは、ベルトクリーナ
19を非作動状態としてから作動状態とするまでの時間
を規定するためのものであり、AIDCパターンAPの
長さL2に相当する時間よりも長い時間がセットされる
ステート「2」においては、ファーブラシオンタイマー
を更新しくステップ#621L当該タイマーの終了を待
って(ステップ#622LクリーナバイアスHVをオン
しくステップ#623)、ファーブラシ190を圧接し
くステップ#624)、ステートを「0」に戻す(ステ
ップ#625)。
第19図は湿度検出処理の他の実施例を示すフローチャ
ートである。
第19図においては第17図との相違点のみについて説
明する。
ステート「1」においては、ステップ#565で、ステ
ップ#562で更新する感光体タイマーをゼロにクリア
ーし、感光体ドラム3の使用時間の次の検出に備える。
また、ステップ#565では、ステート「3」ではなく
ステート「2」に更新される。なお第17図におけるス
テート「3」は削除されている。
ステート「2」においては、ステップ#574でパター
ン無条件作成をリセットする。
第20図はAIDCパターンAPの作成に関連した各部
の動作を示すタイミング図である。
第20図のタイミング図は上述したフローチャートに基
づいており、第20図に示す、TIはステップ#406
の立ち上がりタイマー、T2はステップ#414のパタ
ーン作成タイマー、T3はステップ#426の現像器オ
フデイレイタイマーT4はステップ#425のイレース
オフディレイタイマー、T5はステップ#427のパタ
ーン通過待ちタイマー、T6はステップ#605のファ
ーブラシオフタイマー、T7はステップ#615のファ
ーブラシオンタイマーに、それぞれ対応する。
第20図から分かるように、所定の条件が揃った状態で
プリントキーが押されると、時間T1の後にAIDCパ
ターンAPの潜像APRが時間T2の分だけ形成され、
その後の時間T3内にY現像器6によって現像され、潜
像APRの形成後に時間T5を経た後にAIDCセンサ
ー73による10回の検出(読み取り)が行われる。
一方、ベルトクリーナ19は、プリントキーが押されて
から時間T6の間はファーブラシ190の圧接及びクリ
ーナバイアスHVのオンが行われた作動状態であり、そ
の後時間T7の間は非作動状態となり、その後再度作動
状態となる。
時間T7の間においては転写ベルト11に不要な帯電が
生じないので、その部分が感光体ドラム3上のAIDC
パターンAPと接触し、AIDCパターンAPのトナー
が転写ベルト11に付着するのが防止され、AIDCセ
ンサー73による検出が正確に行われる。
上述の実施例においては、AIDCパターンAPをYの
現像器6を用いて作成したが、これ以外の特定の色の現
像器7〜9を用いてもよい。
上述の実施例においては、ベルトクリーナ19を非作動
状態とするために、ファーブラシ190を退避させ且つ
クリーナバイアスHVをオフとしたが、これらの内のい
ずれか一方のみを行うようにしてもよい。
上述の実施例においては、AIDCパターンAPのため
の潜像APRを形成する際に露光ランプ33をオフとし
ているが、露光ランプ33をオンした状態であっても、
ミラー装置36を回転させて作像位置から外すことによ
って、露光ランプ33からの光が感光体ドラム3上に到
達するのを遮断するようにしてもよい、湿度センサー7
0により検出した湿度の変化量を第一インターバル及び
第二インターバル毎にチエツクしているが、そのときの
比較に用いる基準変化量としては、それぞれ異なる値で
もよいし同じ値でもよい。
その他、フローチャートの内容及び順序、編集イレーザ
5、ベルトクリーナ19、AIDCセンサー73、制御
部400、及び複写機1の各部の構造、形状、寸法、材
質、タイミングなどは、上述した以外に種々変更するこ
とができる。
〔発明の効果〕 本発明によると、基準濃度パターンが形成される回数を
減少させ、トナーの消費量を低減させることができる。
請求項2の発明によると、湿度の変化が緩やかな場合で
あっても、長期間にその変化量が蓄積された場合には基
準濃度パターンが作成され、画像濃度の調整がより適切
に行われる。
請求項3の発明によると、湿度の変化量にかかわりなく
、感光体の使用時間に応じて基準濃度パターンが作成さ
れて画像濃度調整が行われるので、感光体の劣化などに
よる画像濃度の変化を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写機の概略の構成を示す断面正
面図、 第2図は編集イレーザによるAIDCパターンの潜像の
形成状態を示す図、 第3図はベルトクリーナの断面正面図、第4図はAID
Cセンサーを示す図、 第5図は感光体ドラム3に付着したトナー量QTと検出
信号S1との関係の一例を示す図、第6図はベルトクリ
ーナが作動状態の場合に感光体ドラム上に形成されたA
IDCパターンが転写ベルトに接触する前と後における
AIDCセンサーの出力の変化を示す図、 第7図はベルトクリーナが非作動状態の場合に感光体ド
ラム上に形成されたAIDCパターンが転写ベルトに接
触する前と後におけるAIDCセンサーの出力の変化を
示す図、 第8図は湿度センサーの断面図、 第9図は複写機の内部の湿度及び現像器の内部の湿度の
時間経過による変化状態を示す図、第10図は湿度変化
に対する感光体ドラムへのトナー付着量を示す図、 第11図は複写機の制御回路のブロック図、第12図〜
第18図は複写機の動作を示すフローチャート、 第19図は湿度検出処理の他の実施例を示すフローチャ
ート、 第20図はAIDCパターンの作成に関連した各部の動
作を示すタイミング図である。 l・・・複写機、3・・・感光体ドラム(感光体)、4
・・・帯電チャージ中(基準濃度パターン形成手段)、
5・・・編集イレーザ(基準濃度パターン形成手段)、
6・・・現像器(基準濃度パターン形成手段)、70・
・・湿度センサー(手段検出手段)、73・・・AID
Cセンサー、401・・・CPU (湿度変化量判断手
段、使用時間検出手段)、402・・・コントローラ(
基準濃度パターン形成手段)、AP・・・AIDCパタ
ーン(基準濃度パターン)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像濃度調整用の基準濃度パターンを感光体上に
    形成するための基準濃度パターン形成手段を有してなる
    電子写真式の複写機において、 複写機内の湿度を検出するための湿度検出 手段と、 前記湿度検出手段により検出される湿度に 基づいて、一定の周期毎の湿度の変化量が一定の基準変
    化量を越えるか否かを判断する湿度変化量判断手段と を有し、 湿度の変化量が基準変化量を越えたときに 前記基準濃度パターンが作成されるように構成された ことを特徴とする複写機。
  2. (2)前記湿度変化量判断手段は、 第一の周期毎の湿度の変化量が第一の基準 変化量を越えるか否かを判断する第一の湿度変化量判断
    手段と、 前記第一の周期よりも長い第二の周期毎の 湿度の変化量が第二の基準変化量を越えるか否かを判断
    する第二の湿度変化量判断手段とからなることを特徴と
    する請求項1記載の 複写機。
  3. (3)前記感光体の使用時間を検出する使用時間検出手
    段を有し、 前記感光体の使用時間が一定の基準時間を 越えることによって前記基準濃度パターンが形成される
    ように構成された ことを特徴とする請求項1又は2記載の複 写機。
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