JPH04366483A - 磁気テープカセット及びその製造方法 - Google Patents

磁気テープカセット及びその製造方法

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JPH04366483A
JPH04366483A JP1122792A JP1122792A JPH04366483A JP H04366483 A JPH04366483 A JP H04366483A JP 1122792 A JP1122792 A JP 1122792A JP 1122792 A JP1122792 A JP 1122792A JP H04366483 A JPH04366483 A JP H04366483A
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JP
Japan
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magnetic tape
cassette
tape
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sticker
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JP1122792A
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English (en)
Inventor
Norbert Christian Vollmann
ノルベルト　クリスチャン　フォールマン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G—PHYSICS
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
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    • G11B15/08—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing
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    • G11B23/30—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture with provision for auxiliary signals
    • G11B23/34—Signal means additional to the main recording track, e.g. photoelectric sensing of sprocket holes for timing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、第１及び第２リールハ
ブと、これらリールハブに巻取られこれらリールハブ間
を走行しうるある長さの磁気テープと、第１リールハブ
に取付けられた第１エンドテープ部分と、第２リールハ
ブに取付けられた第２エンドテープ部分と、これらエン
ドテープ部分の各々を磁気テープに取付けるステッカー
とを具える磁気テープカセットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープカセット内の磁気テープは一
般にいわゆる“リーダテープ”及び“トレーラテープ”
によりリールハブに取付けられている。磁気テープを装
填すべきカセットは、磁気テープをまだ含んでいないが
リールハブはある長さのエンドテープにより既に互いに
連結されているいわゆる“ゼロカセット”としばしば称
されており、このカセットを以後未装填カセットと称す
る。このエンドテープを装填装置により未装填カセット
から引き出し且つ切断する。各々がリールハブの１つに
取付けられたこれら２つのエンドテープ部分がリーダテ
ープ及びトレーラテープをそれぞれ構成する。磁気テー
プがエンドテープ部分の一方に例えばステッカーにより
取付けられ、その後必要な長さの磁気テープをカセット
内に巻き込む。必要な長さの磁気テープが装填されると
、この磁気テープが切断され且つステッカーにより他方
のエンドテープ部分に取付けられる。この種類の方法及
びこの方法を実施するのに適した装置に対しては、２つ
の米国特許第４６９９３２８号明細書及び第４６３２３
２７号明細書（特公昭６３−５６６３８号公報）を参照
しうる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した種類のカセットを改善し、このカセットに新規な有
利な特徴を付与することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１及び第２
リールハブと、これらリールハブに巻取られこれらリー
ルハブ間を走行しうるある長さの磁気テープと、第１リ
ールハブに取付けられた第１エンドテープ部分と、第２
リールハブに取付けられた第２エンドテープ部分と、こ
れらエンドテープ部分の各々を磁気テープに取付けるス
テッカーとを具える磁気テープカセットにおいて、２つ
の前記のステッカーの少なくとも１つに、磁気テープを
再生するのに適した装置により光学的に検出しうるコー
ドであって磁気テープカセットに関連する少なくとも１
つの変数を表わすコードが設けられていることを特徴と
する。
【０００５】カセットにこのカセットに関連する変数に
関する情報を与えること自体は既知である。例えば、カ
セットに印刷したりラベルを貼ったりすることにより特
定の変数に関する情報を与えることができる。又、カセ
ットのハウジングに１つ以上の開口又は孔をあけ、変数
を符号化形態にすることも既知である。本発明によるカ
セットでは、光学的に検出しうるコードをステッカーに
設けるものである。本発明の好適例では、このコードが
磁気テープの位置を表わすようにしうる。このようにす
ることにより、磁気テープの走行をステッカー上のコー
ドの光学的検出により停止せしめたり反転せしめたりす
ることができる。
【０００６】テープの走行を停止せしめたり反転せしめ
たりするのにステッカーを用いること自体も既知である
。例えば、ステッカーを反射性とし、ステッカーと磁気
テープ及びエンドテープ部分との間の反射率の相違を光
学的に検出しうるようにすることにより、信号を発生せ
しめることができる。この場合、反射量の差が必ずしも
適切とならず、しかも発生された信号がテープ走行方向
に関する指示を生ぜしめないという欠点がある。更に、
例えば磁気テープの位置に関するコードを磁気テープに
設けること自体も既知である（例えば国際公開パンフレ
ットＷＯ　　８１／０３０８２を参照のこと）。このコ
ードは磁気テープにあけた孔の形態をしており、これら
の孔が特定のパターンで磁気テープの終了及び開始を表
わしている。このようなコードは透過式でのみ光学的に
検出しうるものであり、一方では孔が光をテープの反対
側に充分透過せしめ、他方では透過光をこの反対側で検
出するようにする手段をテープの両側に設ける必要があ
ること勿論である。この場合、孔の存在によりテープを
弱め、幅狭なテープの場合孔を極めて小さくする必要が
あり、磁気テープに孔をあける必要性の為に磁気テープ
カセットの迅速な製造が阻害されるという欠点がある。
【０００７】本発明の好適例では、コードを磁気テープ
の長手方向に交差して延在する複数のバーを有するバー
コードとする。このようなコードはステッカーに容易に
設けることができ且つ磁気テープの交差方向で見て光学
手段を特定の位置に非臨界的に配置した場合でもコード
を容易に光学的に検出できる。本例は、前記のコードが
磁気テープが開始位置に達したことを表わすコードと、
磁気テープが終了位置に達したことを表わすコードとの
双方を有し、開始位置を表わすコードがリールハブに最
も近い側に位置している例と組合せても好適である。本
例を用いることにより、磁気テープの終了を検出しうる
ばかりでなく、磁気テープの双方の走行方向間を識別す
ることもできる。これによりテープの終了を知らせる反
射ステッカーを設けたカセットの場合の前述した欠点を
有効に排除しうる。高速巻取り中ではリールの停止にあ
る時間を要する為、磁気テープの走行が瞬時に停止せず
、その結果検出後ステッカーが行き過ぎてしまう。従っ
て、その後走行方向を反転させると、光検出装置が再び
ステッカーの通過を検出し、磁気テープの走行が再び停
止してしまう。多くの場合このことは望ましいことでは
ない。殆どの場合、磁気テープを反対の走行方向に移動
させる必要がある。本発明を用いるとこのような欠点を
生じない。その理由は、双方の走行方向間を識別しうる
為である。
【０００８】本発明の他の例では、前記のコードが、以
下の変数、すなわち磁気テープの厚さ、磁気テープの長
さ、磁気テープの製造業者、カセットの製造業者、磁気
テープの起源国名、磁気テープの製造日及び任意ではあ
るが製造時間、カセットの製造日及び任意ではあるが製
造時間、製造番号、注文番号、製品番号、製造機器番号
、磁気テープに録音された曲の演奏者又は歌手の名前、
曲を録音したスタジオ名、カセット製造業者の認証番号
、音楽社の認証番号、カセット規格のうちの少なくとも
１つを表わすようにする。
【０００９】コードを、検出するのが特に容易で簡単と
した本発明の他の例では、バーコードが、反射率の高い
領域と反射率の低い領域とを交互に配置した規則的なパ
ターンを有し、このパターンは反射率の高い一端の領域
で開始し、反射率の低い他端の領域で終了しているよう
にする。
【００１０】本発明はカセットに関するのみではなく、
カセットの製造方法にも関するものである。この方法は
、空のカセットを製造し、エンドテープ部分をリールハ
ブの各々に連結し、エンドテープ部分をステッカーによ
り磁気テープに接合し、磁気テープを装填装置により空
のカセット内に巻き込む工程を有している。本発明のこ
の方法では、装填装置の付近で、ステッカーを被着する
直前にこれらステッカーにコードを設けることを特徴と
する。他の例では、装填装置の付近に配置したコンピュ
ータ制御プリンタによりコードを設ける。このようにす
ることにより、可変情報を適切なコードの形態でステッ
カー上に記録する極めて融通性のある方法が得られる。 例えば、コード中に時間依存情報を含めることができ、
装填装置で造った製品の番号に関する情報をも極めて容
易に符号化しうる。
【００１１】以下図面につき説明するに、図１及び２は
アナログ録音用の従来のコンパクトカセットを示す。こ
の種類のカセットは周知である為、簡単な説明のみを行
なう。カセット１は互いに固着される２つの半部３Ａ及
び３Ｂより成るプラスチックハウジングを有する。この
ハウジングは２つのリールハブ５Ａ及び５Ｂと、これら
リールハブ間で走行されこれらリールハブに巻かれるあ
る長さの磁気テープ７とを収容している。カセットハウ
ジングは３つの大開口９Ａ，９Ｂ及び９Ｃと２つの小開
口１１Ａ及び１１Ｂとをその前面側に有している。開口
９Ｂは磁気ヘッドユニットが磁気テープにアクセスしう
るようにし、開口９Ａ及び９Ｃは押圧ローラを通すよう
にする。小開口１１Ａ及び１１Ｂは他の目的のために用
いうる。磁気テープ７はエンドテープ部分により第１リ
ールハブ５Ａ及び第２リールハブ５Ｂの双方に取付けら
れている。図２は、磁気テープ７をリールハブ５Ｂに取
付けるエンドテープ部分１３Ｂの一部を示している。リ
ールハブ５Ａにも同様なテープエンド部分（図示せず）
が取付けられている。これらのテープエンド部分は例え
ばコンパクトカセットにおいて通常そうであるように透
明とすることができる。従って、透明なエンドテープ部
分又はステッカー（接合用テープ）が光学手段により開
口１５Ａ及び１５Ｂ及び開口１１Ａ及び１１Ｂを介して
検出され、従ってその瞬時の磁気テープの位置が検出さ
れる。この場合、エンドテープ部分１３Ｂがステッカー
１７により磁気テープ７に取付けられている。このステ
ッカーは磁気テープの裏面に位置する為、このステッカ
ーは開口９Ｂ内に位置する磁気ヘッドユニットに決して
接触しない。リールハブ５Ａに取付けられたエンドテー
プ部分も同様にステッカーにより磁気テープに取付けら
れている。
【００１２】図３ａは、ステッカー１７の位置での磁気
テープ７及びエンドテープ部分１３Ｂの一部を拡大して
示す断面図である。図３ｂはステッカー１７の存在を反
射量の差により光学的に検出する光センサの出力電圧の
グラフを線図的に示す。光センサの出力信号Ｖを縦軸に
プロットし、磁気テープに沿う位置Ｘを横軸にプロット
してある。出力信号は、光センサが磁気テープ７の裏面
からの反射を検出する限りＶ１　である。図中に示すス
テッカー１７の左側縁を示す位置ＸＬ　に達した瞬時に
反射量の増大が検出される。その理由は、ステッカー１
７の裏面が磁気テープ７の裏面よりも光を良好に反射す
る為である。その結果、出力電圧がＶ１　からＶ２　に
増大することが分った。図３ａに示すように、エンドテ
ープ部分１３Ｂが磁気テープ７よりもわずかに厚肉であ
る。高速巻取り中にテープの端部に達した際にエンドテ
ープ部分に生じるおそれのある張力の点で、わずかに厚
肉のエンドテープ部分を用いるのが一般的である。図３
ａに示すように、磁気テープとエンドテープ部分との間
の遷移部である点ＸＭ　からのステッカーの部分は他の
レベルに位置するようになる。これにより、光センサが
検知する反射光量をＶ２　からＶ３　に高める。ステッ
カー１７の右側縁によって決まる位置ＸＲ　に達した後
、エンドテープ部分１３Ｂの裏面からの反射により信号
が検出され、その値はＶ４　となる。実際には、これら
信号レベル間の差は可成り小さい為、ステッカーの存在
を適切な確実性の下で検出するのは比較的困難である。 磁気テープの走行がリールハブ５Ａからリールハブ５Ｂ
　への方向で行なわれているか又はその逆の方向で行な
われているかを検出することは一層困難である。
【００１３】
【実施例】図４ａ及び４ｂは、ステッカー１７を磁気テ
ープ７及びエンドテープ部分１３Ｂから除去し、その代
わり本発明により光学的に検出しうるコードを設けたス
テッカー１９を用いた状態を示している。図４ａは図３
ａの断面図と相違して平面図である。そのコード領域２
１では、磁気テープ装置により光学的に検出しうるコー
ドがステッカー１９に設けられている。このコードはカ
セット１に適合する少なくとも１つの変数を表わす。こ
のコードは例えば磁気テープ７の位置を表わし、従って
、ステッカーの存在を検出してスイッチ・オフ又は切換
えの目的を達成することができる。このコードは磁気テ
ープの長手方向に対し直交する複数のバー２３を有する
バーコードである。図面を簡単とするために、これらの
バーのうちの数本のみを図示してある。しかし、コード
領域２１にはより多数のバーを設けることができる。 図４ａに示すバーは単に説明のために与えたものであり
、これ自体に実際上の意味はない。これらバーの長さ及
び幅の双方又はいずれか一方は種々に異ならせることが
でき、又これらバー間の距離は例えば既知のバーコード
に合わせて種々に異ならせることができる。図４ａでは
、磁気テープの終了位置を表わすコードをステッカー１
９の左手側に位置させる、すなわち磁気テープ７側にあ
るステッカーの端部に位置させる。磁気テープが図４ａ
に矢印２５で示す走行方向に移動している場合、光検出
装置が磁気テープの終了位置に達したことを表わすコー
ドを検出し、その後磁気テープの走行を停止又は反転さ
せることができる。磁気テープが停止する前に、ステッ
カーの全部が光検出装置を通過し且つ走行方向が反転さ
れる、すなわち矢印２５で示す走行方向とは逆の走行方
向が得られる場合には、ステッカー１９の右側部分が最
初に光検出装置を通過する。これにより、従来技術と相
違して、磁気テープ走行を再び停止又は反転させないよ
うになる。その理由は、ステッカーの右手側にあるバー
パターンに磁気テープの開始を表わすコードを含める為
である。従って、光検出装置に接続された回路は磁気テ
ープが新たな開始位置にあるという事実に関する情報を
受け、これによりテープ走行を停止又は再び反転させる
のを阻止しうるようにする。
【００１４】図４ｂは、ステッカーの存在を反射量の差
から光学的に検出する光センサの出力電圧のグラフを線
図的に示す。このグラフの軸に沿ってプロンットしたパ
ラメータは図３ｂにおけるパラメータに対応する。バー
パターン以外のステッカー１９の領域がステッカー１７
と同じ反射率を有するものとすると、この場合の光セン
サの出力電圧も位置ＸＬ　に達した瞬時にＶ１　からＶ
２　に増大する。又、ステッカー１７及び１９が同じ厚
さを有しているものと仮定すると、位置ＸＭ　に達しバ
ーコードが占めていないステッカー領域が検出された際
に出力電圧は値Ｖ３　に増大する。しかし、ステッカー
１７を用いた状態と相違して、バーの位置での反射量の
急激な減少が検出され、この減少量はバーの反射率に応
じた値ＶＣ　となる。これらのバーをまっ黒にすること
により反射率の著しい変化を得ることかできる。
【００１５】上述したところから明らかなように、図４
ｂにおける曲線の上側の飽絡線は図３ｂにおける曲線に
等しい。この飽絡線の中間部分を図４ｂでは破線で示し
てある。下側の飽絡線は位置ＸＬ　及びＸＲ　間におい
て上側の飽絡線を距離ＶＣ　で追従する。
【００１６】ステッカー１９の存在は以下の２つの理由
でステッカー１７の存在よりも有効に検出しうる。第１
の理由は光センサの出力電圧の変化が著しく大きいとい
うことである。第２の理由は、パルス状の電圧変化が互
いにすぐに続くということである。これらの理由で、光
センサがステッカーの存在及び不存在を良好に識別しう
るようになる。この識別は、磁気テープ、エンドテープ
部分及びステッカーの基本反射率の変化や周囲光の結果
として生じる出力電圧の変化により影響を受けない。
【００１７】図６では、良好に反射する領域Ｒと殆ど反
射しない領域Ｎとが交互に存在する規則的なパターンが
設けられたステッカー２０により磁気テープ７が非磁性
のエンドテープ部分１３Ａに取付けられている。このパ
ターンは右側ではＲ領域で終了し、左側ではＮ領域で終
了している。
【００１８】ステッカーには上述した種類のコードに加
えて、あらゆる種類の他のコードを設けることができ、
例えば、以下の変数、すなわち、磁気テープの厚さ、磁
気テープの長さ、磁気テープの製造業者、カセットの製
造業者、磁気テープの製造日及び可能なら製造時間、カ
セットの製造日及び可能なら製造時間、製造番号（ロッ
ト番号）、注文番号、製品番号、製造機器番号、磁気テ
ープに録音された曲の演奏者や歌手の名前、曲を録音し
たスタジオの名前、カセット製造業者の認可証番号、音
楽社の認可証番号、カセット規格のうちの１つ以上を設
けることができる。例えばカセットを製造した日及び時
間や、製造番号や、注文番号や、製品番号や、製造機器
番号に関連する時間依存コード及び場所依存コードの双
方又はいずれか一方を用いることができる。製造機器番
号は、カセットを製造した機器を表わす。
【００１９】図５は、場所依存情報及び時間依存情報の
双方又はいずれか一方をステッカーに設ける場合に極め
て適しており多くの利点を有するカセット製造装置を線
図的に示す。この図５の種々の部品はそれぞれ全く異な
る任意の寸法で描いている為、これら種々の部品は図面
のものに正比例するものではない。このカセット製造装
置は未装填カセット２９にテープを装填する装填装置２
７を有し、これら未装填カセット２９は適切に自動的に
装填装置２７に送給される。送給リール３３に巻かれ、
予め音楽が録音された磁気テープが未装填カセットに装
填される。カセットに対する装填装置に関する他の情報
に対しては、前記の米国特許第４，６９９，３２８号及
び第４，６３２，３２７号明細書を参照しうる。しかし
、これら２つの米国特許明細書に開示されているもの以
外の種々の既知の装填装置もあり、これらの多くは他の
種類のカセットに適している。未装填カセットに磁気テ
ープ３１を装填するのは後に説明するようにして行なわ
れ、磁気テープはステッカーによりエンドテープ部分に
取付けられる。最終製品はいわゆる音楽カセット３５で
ある。必要なステッカーは、互いに離間したステッカー
４１が設けられた巻取られた細条状基材３９を有する送
給ローラ３７から送給される。細条状基材３９の表面は
既知のように、ステッカー４１がこの表面に粘着するも
損傷なく容易にこの表面からはがれるように処理されて
いる。
【００２０】本発明による方法では、ステッカーを被着
する直前にこれらステッカーにバーコードを印刷する。 この印刷は装填装置２７の付近で行なう。これらのバー
コードはコンピュータ制御プリンタ４３により印刷する
。細条状基材３９は適切な手段（図示せず）により装填
装置２７の仕様に適合した速度で送給される。装填装置
２７には、磁気テープ３１を未装填カセット２９のエン
ドテープ部分に接合する目的のためにステッカー４１を
細条状基材３９から適切にはがす手段が図示しない方法
で設けられている。前記の２つの米国特許明細書による
前述した既知の装填装置では、ステッカーを有する送給
リールが装填装置に直接設けられている。プリンタ４３
はインクジェットプリンタ又はレーザプリンタのような
いわゆる無接点プリンタとすることができるも、マトリ
ックスプリンタ等にすることもできる。このようなプリ
ンタはコンピュータ制御印刷に極めて適している。図５
に示す装置では、符号４５で示すコンピュータにより制
御を行なう。コンピュータ４５はキーボード４７を有し
、このキーボードによりユーザが命令及び情報を局部的
に入力することができる。破線矢印５３は、コンピュー
タが装填装置２７からも情報を受けるということを記号
的に示している。このようにして、装填装置は、この装
填装置の状態、例えば装填装置が送給リール３３の交換
のために停止しているかどうかや装填装置が常規の製造
モードにあるかどうかに関する情報をコンピュータに供
給することができる。更に、適切な計数手段を介して音
楽カセット３５の製造個数に関する情報を与えることが
できる為、製造番号、製品番号等に関する情報をバーコ
ードに含めることができる。又、ライン５３又はキーボ
ード４７を介して或いは外部から装填装置２７の機器番
号に関する情報をコンピュータに供給することができる
為、プリンタ４３がステッカー４１上のバーコード中に
機器番号情報を挿入することができる。従って、時間及
び場所依存情報をバーコード中に含めうる極めて融通性
のあるカセット製造装置が得られる。プリンタ４３はス
テッカー上に注文番号に関する情報をも印刷しうる。 この注文番号は例えば装填装置２７のオペレータにより
キーボード４７を介して入れることができる。他の顧客
に対する他の音楽プログラムを有する新たな送給リール
３３を装着する瞬時に、ステッカー上の注文番号に対す
るコードを即座に適合させることができる。
【００２１】本発明は上述した実施例に限定されず、幾
多の変更を加えうること勿論である。例えば、ステッカ
ー上のコードはバーコードのみならず、光検出手段によ
り検出しうる或いは検出しえないいかなる他のコードを
も有するようにしうる。これは反射率の変化に基づく検
出に限定されず、例えばオーディオ、ビデオ又はデータ
情報に対し光学情報担体において通常設けられているよ
うにステッカーの表面に設けた光学的に検知可能なレベ
ル差を用いることもできる。図５に示す製造装置では、
コンピュータ４５及びプリンタ４３を装填装置２７と一
体にして完全にコンピュータ制御化した装填装置を形成
することもできる。磁気テープとエンドテープ部分とは
必ずしも異なる材料から造る必要はなく、これらを互い
に一体化することもできる。これらの場合にも、コード
化情報を有するステッカーの存在が有利なことである。 上述した以外の他の情報をもステッカー上にコード化し
うる。又、カセットに使用する２つのステッカーは同じ
にも異なるようにもすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の磁気テープテープカセットを示す平面図
である。
【図２】図１に示すカセットの正面図である。
【図３】磁気テープの一部、これに接合されたエンドテ
ープ部分及び従来のステッカーを拡大して示す側面図と
従来のステッカーの存在を検出する光センサの出力信号
を示すグラフ線図である。
【図４】磁気テープの一部、これに接合されたエンドテ
ープ部分及び本発明により光学的に検出可能なコードを
設けたステッカーを拡大して示す平明図と、このステッ
カーのコードの検出時の光センサの出力信号を示すグラ
フ線図である。
【図５】光学的に検出可能なコードを付したステッカー
を設けたカセットを製造する装置の一部を線図的に示す
構成図である。
【図６】バーコードパターンの好適な一例を示す線図で
ある。
【符号の説明】
１　　カセット ３Ａ，３Ｂ　　ハウジングの半部 ５Ａ，５Ｂ　　リールハブ ７　　磁気テープ ９Ａ，９Ｂ，９Ｃ　　大開口 １１Ａ，１１Ｂ　　小開口 １３Ｂ　　エンドテープ部分 １５Ａ，１５Ｂ　　開口 １７　　ステッカー １９，２０，４１　　ステッカー（本発明による）２１
　　コード領域 ２３　　バー ２７　　未装填カセット ２９　　装填装置 ３１　　磁気テープ ３３　　送給リール ３５　　音楽カセット ３７　　送給ローラ ３９　　細条状基材 ４３　　コンピュータ制御プリンタ ４５　　コンピュータ ４７　　キーボード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　第１及び第２リールハブ（５Ａ，５Ｂ
    ）と、これらリールハブに巻取られこれらリールハブ間
    を走行しうるある長さの磁気テープ（７）と、第１リー
    ルハブ（５Ａ）に取付けられた第１エンドテープ部分と
    、第２リールハブ（５Ｂ）に取付けられた第２エンドテ
    ープ部分（１３Ｂ）と、これらエンドテープ部分の各々
    を磁気テープに取付けるステッカー（１９）とを具える
    磁気テープカセット（１）において、２つの前記のステ
    ッカー（１９）の少なくとも１つに、磁気テープを再生
    するのに適した装置により光学的に検出しうるコードで
    あって磁気テープカセット（１）に関連する少なくとも
    １つの変数を表わすコードが設けられていることを特徴
    とする磁気テープカセット。
  2. 【請求項２】　　請求項１に記載の磁気テープカセット
    において、前記のコードは磁気テープ（７）の位置を表
    わすようになっていることを特徴とする磁気テープカセ
    ット。
  3. 【請求項３】　　請求項２に記載の磁気テープカセット
    において、前記のコードは、磁気テープ（７）の長手方
    向に対し交差する複数のバー（２３）を有するバーコー
    ドであることを特徴とする磁気テープカセット。
  4. 【請求項４】　　請求項２又は３に記載の磁気テープカ
    セットにおいて、前記のコードは磁気テープが開始位置
    に達したことを表わすコードと、磁気テープが終了位置
    に達したことを表わすコードとの双方を有し、開始位置
    を表わすコードがリールハブに最も近い側に位置してい
    ることを特徴とする磁気テープカセット。
  5. 【請求項５】　　請求項１に記載の磁気テープカセット
    において、前記のコードは、以下の変数、すなわち磁気
    テープの厚さ、磁気テープの長さ、磁気テープの製造業
    者、カセットの製造業者、磁気テープの起源国名、磁気
    テープの製造日及び任意ではあるが製造時間、カセット
    の製造日及び任意ではあるが製造時間、製造番号、注文
    番号、製品番号、製造機器番号、磁気テープに録音され
    た曲の演奏者又は歌手の名前、曲を録音したスタジオ名
    、カセット製造業者の認証番号、音楽社の認証番号、カ
    セット規格のうちの少なくとも１つを表わしていること
    を特徴とする磁気テープカセット。
  6. 【請求項６】　　請求項３に記載の磁気テープカセット
    において、バーコードが、反射率の高い領域と反射率の
    低い領域とを交互に配置した規則的なパターンを有し、
    このパターンは反射率の高い一端の領域で開始し、反射
    率の低い他端の領域で終了していることを特徴とする磁
    気テープカセット。
  7. 【請求項７】　　空のカセット（２９）を製造し、エン
    ドテープ部分をリールハブの各々に連結し、エンドテー
    プ部分をステッカー（４１）により磁気テープ（３１）
    に接合し、磁気テープを装填装置（２７）により空のカ
    セット内に巻き込むことにより請求項１に記載の磁気テ
    ープカセット（３５）を製造するに当り、装填装置（２
    ７）の付近で、ステッカー（４１）を被着する直前にこ
    れらステッカーにコードを設けることを特徴とする磁気
    テープカセットの製造方法。
  8. 【請求項８】　　請求項７に記載の磁気テープカセット
    の製造方法において、装填装置（２７）の付近に配置し
    たコンピュータ制御プリンタ（４３）によりコードを設
    けることを特徴とする磁気テープカセットの製造方法。
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