JPH04361221A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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Publication number
JPH04361221A
JPH04361221A JP3137308A JP13730891A JPH04361221A JP H04361221 A JPH04361221 A JP H04361221A JP 3137308 A JP3137308 A JP 3137308A JP 13730891 A JP13730891 A JP 13730891A JP H04361221 A JPH04361221 A JP H04361221A
Authority
JP
Japan
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light
hologram
image
reflection hologram
display
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3137308A
Other languages
English (en)
Inventor
Takakazu Aritake
敬和 有竹
Junji Tomita
順二 富田
Takeshi Matsumoto
剛 松本
Masayuki Kato
雅之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04361221A publication Critical patent/JPH04361221A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の前方に映像
を表示する光学装置に係り、特に前方景色からの入射光
と表示器に表示した映像からの入射光をホログラムによ
って重畳させて見ることができる光学装置に関するもの
である。
【0002】近来、ヘッドアップディスプレイ(以下H
UDという)が各方面に利用されているが、自動車の速
度等を表示する装置として設置される場合には、映像が
ウインドシールドより遙か前方に表示されるために、映
像が走行路や通行人等の外界景色を妨害して状況認識に
時間が掛かり安全性に欠けるので、安全性を向上させる
ことができる表示が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図5は従来例を示し、(a) は乗用車
,(b)はトラックの場合について、夫々自動車の速度
等の表示に使用されるHUD装置の概要構成を示す側面
図である。  図に示すように、ディスプレイ (以下
CRTという)1a,レンズ2a, 平面ミラー3,及
び反射型のホログラム4aがウインドシールド5の内側
に配置されている。
【0004】このような構成を有するので、CRT1a
に表示された自動車の速度等を表示した緑色の光は、レ
ンズ2aで集光されて平面ミラー3で反射して、ホログ
ラム4aで反射して所定方向に回折され、図においてド
ライバの目によってウインドシールド5の前方に速度の
表示の像が見える。従ってウインドシールド5の前方に
は当然走行路等の景色がホログラム4aを透して見え、
これに速度表示が重畳して見える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれば
、表示像はレンズによって拡大,遠距離化されるので、
運転者が見る映像はウインドシールドより前方に表示さ
れる。この表示された映像が走行路や通行人等の外界景
色を妨害するために、安全確保のために外界の遠くから
近くまで様々な位置を注意深く見ているドライバにとっ
ては、外界の状況認識に時間が掛かり、トラック等のよ
うに前部に運転席がある車の場合には特に顕著となり、
安全性に欠けるという問題点がある。
【0006】本発明は、安全性を高めることができる光
学装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1図は本発明の原理図
である。図において、1は所定の映像を表示する表示手
段、2は表示手段1に表示された映像からの光を反射型
ホログラム4の位置に結像する結像手段、4はオフアク
シス型で、且つ波面変換機能を有し、結像手段2によっ
て結像された光を反射する反射型ホログラムである。
【0008】7は結像手段2に対して反射型ホログラム
4の反対側から入射して反射型ホログラム4を透過した
第1の光、8は結像手段2によって結像されて反射型ホ
ログラム4で反射した第2の光である。
【0009】従って第1の光7と第2の光8が重畳する
ように構成されている。
【0010】
【作用】反射型ホログラム4を透過した第1の光7と、
表示手段1の映像が結像手段2によって反射型ホログラ
ム4の位置に結像されて反射型ホログラム4で反射した
第2の光8が重畳して見え、この時、第2の光8は反射
型ホログラム4の位置に見えるので、第1の光7と第2
の光8の遠近の区別が付き、例えば第1の光7が自動車
の走行路や通行人の景色の場合には、景色と第2の光8
の表示映像との区別が明瞭で、景色の認識を妨げること
がなく、安全性を高めることができる。
【0011】
【実施例】図2〜図4により本発明の一実施例を説明す
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。図2の
CRT1a, レンズ2b, ホログラム4b, 前方
視野光7a及び表示光8aは、図1(請求項1に対応す
る原理図)の表示手段1,結像手段2,反射型ホログラ
ム4,第1の光7及び第2の光8に夫々対応している。
【0012】図2は従来例で説明したHUD装置に本発
明を適用した実施例を示す側面図で、図に示すように、
CRT1a, 平面ミラー3a,レンズ2b及びフィル
タ6(請求項3に対応)が自動車のダッシュボード9内
に配置され、またホログラム4bが合わせガラスで構成
されたウインドシールド5の合わせ目に挟んで接着され
ている。
【0013】ホログラム4bは、オフアクシス型で、且
つ波面変換機能 (この場合は凹レンズ機能) を有す
る反射型の多重ホログラム(請求項4に対応)である。 従ってレンズ2bによって結像される映像を反射回折し
、ウインドシールド5の位置に表示光8aを結像させる
。またウインドシールド5からの外乱光,例えば太陽の
入射光は、図4(a) に示すように、波長帯λ0 の
光だけを透過する。
【0014】ここでホログラム4bの作成方法を説明す
ると、図3に示すように、例えばガラス或いはプラスチ
ック基板面にゼラチン系銀塩或いは重クロム酸ゼラチン
を塗布した乾板A(ホログラム原板)の、片側から物体
波(収束球面波)a, 反対側から参照波(発散球面波
)bを照射して作成される。
【0015】この時、物体波aの収束仮想点(図中破線
の収束位置)はドライバの目10の位置に対応する点と
し、参照波の光源位置 (図中実線の発散位置) はレ
ンズ2bの主点位置とする。
【0016】また上記の露光の入射角等の作成条件をず
らせて多重露光することにより、CRT1aの発光波長
帯域, 即ち、異なる発光色に合わせる (所謂カラー
化する) ことができる。
【0017】レンズ2bは、CRT1a, 平面ミラー
3a及びホログラム4bとの相対的位置を設定して、C
RT1aの映像の光が平面ミラー3aで反射した反射光
をホログラム4bと(ドライバが見やすい角度で)交差
する位置に結像するように配置されている。(請求項2
に対応)フィルタ6は、図4(b)に示すように、ホロ
グラム4bが透過,反射する光の波長帯λO のみ通過
させる機能を持っており、レンズ2bの前方に配置され
ている。
【0018】このような構成を有するので、例えばドラ
イバが自動車を運転する場合には、ウインドシールド5
の前方の走行路や景色からの前方視野光7aは、ホログ
ラム4bを透過してドライバの目10に入り、またCR
T1aに表示された映像の表示光8aは、平面ミラー3
aで反射してレンズ2bによりウインドシールド5の位
置に結像し、ホログラム4bで反射回折してドライバの
目10に到達し、ホログラム4bのレンズ機能によって
ウインドシールド5と交差した位置に見ることができる
【0019】この時、車外の景色と表示像が重畳して見
えるが、表示像がウインドシールド5に交差した位置に
あるので、車外の景色との距離的な分離により区別が容
易で、前方景色を見るのに妨げとならず、安全性を高め
ることができる。
【0020】また車外から入射する太陽光は、ホログラ
ム4bを通過した光であるので、フィルタ6によってこ
の光を遮光することで、光路を逆行してCRT1aへ入
射する光を防止してCRT1aの温度上昇を抑制し、装
置を保護することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、オフアクシス型で、且つ波面変換機能を有
し、結像手段によって結像された光を反射する反射型ホ
ログラムを設けて、反射型ホログラムを透過した第1の
光と、表示手段の映像が結像手段によって反射型ホログ
ラムの位置に結像されて反射型ホログラムで反射した第
2の光とが重畳して見られるので、第2の光による映像
を近くに見ることができ、例えば自動車の前方の走行路
や通行人等の景色と表示像の区別が容易になり、安全性
を高めることができる。
【0022】請求項2では、反射型ホログラムで反射し
た光の映像の表示位置が、反射型ホログラムと交差する
ように、表示手段、結像手段及び反射型ホログラムを配
置したことにより、例えば自動車の傾斜したウインドシ
ールドに対して表示される映像を交差させればドライバ
が見やすくなる。
【0023】請求項3では、表示手段から反射型ホログ
ラムまでの光路中に所定波長帯域の光だけを通過させる
フィルタを備えることにより、例えば自動車の外から入
射する太陽光等の反射型ホログラムを通過してきた光を
フィルタで遮光することができ、表示手段の温度上昇を
防止して装置を保護することができる。
【0024】請求項4では、反射型ホログラムを多重ホ
ログラムとすることにより、表示手段に表示される映像
の異なる発光色の発光波長帯域に対応することができる
。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理図
【図2】  本願発明の実施例を示す側面図
【図3】 
 ホログラムの説明図
【図4】  実施例の説明図
【図5】  従来例のHUD装置を示す側面図
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表示手段(1),結像手段(2),及
    び反射型ホログラム(4) から成り、該表示手段(1
    ) は、所定の映像を表示するものであり、該結像手段
    (2) は、該表示手段(1) に表示された映像から
    の光を該反射型ホログラム(4) の位置に結像するも
    のであり、該反射型ホログラム(4) は、オフアクシ
    ス型で、且つ波面変換機能を有し、該結像手段(2) 
    によって結像された光を反射するものであって、該結像
    手段(2) に対して該反射型ホログラム(4) の反
    対側から入射して該反射型ホログラム(4) を透過し
    た第1の光(7) 及び該結像手段(2) によって結
    像されて該反射型ホログラム(4) で反射した第2の
    光(8) が重畳する構成を有することを特徴とする光
    学装置。
  2. 【請求項2】  前記反射型ホログラム(4) で反射
    した前記第2の光(8) の映像の表示位置が、該反射
    型ホログラム(4) と交差するように、前記表示手段
    (1),前記結像手段(2) 及び反射型ホログラム(
    4) を配置したことを特徴とする請求項1の光学装置
  3. 【請求項3】  前記表示手段(1) から該反射型ホ
    ログラム(4) までの光路中に所定波長帯域の光だけ
    を通過させるフィルタを備えたことを特徴とする請求項
    1或いは請求項2の光学装置。
  4. 【請求項4】  前記反射型ホログラム(4) は多重
    ホログラムであることを特徴とする請求項1、請求項2
    及び請求項3の光学装置。
JP3137308A 1991-06-10 1991-06-10 光学装置 Withdrawn JPH04361221A (ja)

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JP3137308A Withdrawn JPH04361221A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 光学装置

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JP (1) JPH04361221A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019082501A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
WO2019082500A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 矢崎総業株式会社 車両用表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019082501A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
WO2019082500A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 矢崎総業株式会社 車両用表示装置

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Effective date: 19980903