JPH04356391A - レーザ加工機の静電容量式ハイトセンサ - Google Patents

レーザ加工機の静電容量式ハイトセンサ

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JPH04356391A
JPH04356391A JP3109252A JP10925291A JPH04356391A JP H04356391 A JPH04356391 A JP H04356391A JP 3109252 A JP3109252 A JP 3109252A JP 10925291 A JP10925291 A JP 10925291A JP H04356391 A JPH04356391 A JP H04356391A
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JP
Japan
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nozzle
workpiece
capacitance
laser beam
laser processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3109252A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hokodate
俊之 鉾館
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電容量によって、
レーザ加工機の加工ヘッド先端部のノズルと、被加工物
との距離を検出する静電容量式のハイトセンサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のレーザ加工機に設けられた
ノズルと被加工物との距離を検出する静電容量式のハイ
トセンサの構成を示す模式図である。図において、1は
レーザ光が出射するノズル、2はガード電極、3はレー
ザ光、4は被加工物、5はガード電極2を同軸ケーブル
8で接続した静電容量センサで、ノズル1の先端部と被
加工物4との間の静電容量を検出し、この検出値に対応
した信号6を制御装置(図示なし)へ出力する。7はノ
ズル1と被加工物4との間でレーザ光3と金属蒸気ガス
とによって発生したプラズマを示す。
【0003】上記のような構成の静電容量式のハイトセ
ンサにおいては、良導体で形成されているノズル1及び
ガード電極と、接地された静電容量センサ5とが同軸ケ
ーブル8で接続されており、一方、金属の被加工物4も
接地されているので、ノズル1の先端と被加工物4との
間の静電容量を電気的に検出し、この検出値に対応した
信号6を制御装置へ出力することによって、上記の静電
容量と相関関係のあるノズル1と被加工物4間の距離d
を測定できる。距離dは重要な加工条件であるので、こ
れを一定値に保つように制御して高精度なレーザ加工を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような静電容量
式のハイトセンサでは、レーザ加工時にノズルと被加工
物との間に発生する金属蒸気ガスによるプラズマが導電
性を有するので、このプラズマの介在によってノズルと
被加工物間の静電容量が変化し、静電容量を測定してこ
れと相関するノズル、被加工物間の距離を一定値に制御
することが困難となり、特に被加工物がアルミニウム系
の金属の場合は顕著にプラズマが発生し、上記の距離の
制御が一層困難となる。このため、レーザ加工時の被加
工物に対するレーザ光の焦点位置を一定位置に保つこと
ができなくなり、加工不良を生じることがあるという問
題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、レーザ加工時にノズルと被加工物
間に発生するプラズマの発生を抑制するように構成し、
高精度のレーザ加工が実現できるレーザ加工機の静電容
量式ハイトセンサを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ加
工機の静電容量式ハイトセンサは、交流電力をノズルと
被加工物間に印加して両者間の静電容量に応じた検出値
を得る静電容量センサと、高電圧をノズルと被加工物間
に印加する直流電源とを備えると共に、静電容量センサ
に対しては直流を阻止するためのキャパシタ、直流電源
に対しては交流を阻止するためのインダクタをそれぞれ
設けたものである。
【0007】また、交流電力をノズルと被加工物間に印
加して両者間の静電容量に応じた検出値を得る静電容量
センサと、高電圧をノズルの外周に間隙を隔てて配設さ
れた導体リングと被加工物間に印加する直流電源を設け
たものである。
【0008】
【作用】この発明における直流電源による高電圧は、被
加工物側よりノズルに対して印加され、レーザ加工中に
両者間の隙間に発生するプラズマを電界によって抑制す
る。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の第1の実施例によるレーザ
加工機の静電容量式ハイトセンサの構成を示す模式図で
ある。図において、1〜8及びdは従来例を示した図3
の同符号の部分と同一又は相当部分である。9はノズル
1と被加工物4との空間部に直流電界を発生させるため
の高圧の直流電源、10は静電容量センサ5の測定用交
流電流を阻止して直流電源9に流入させないためのイン
ダクタ、11は直流電圧源9の電圧を静電容量センサ5
に印加させないためのキャパシタ、C1はノズル1と被
加工物4間の静電容量を示す。
【0010】上記のような構成の静電容量式ハイトセン
サにおいて、先ず、静電容量センサ5よりの測定用交流
電圧は、キャパシタ11及びガード電極2を経てノズル
1と被加工物4との間に印加される。キャパシタ11の
静電容量をノズル1と被加工物4間の静電容量C1より
はるかに大きく選べば、静電容量センサ5よりキャパシ
タ11、ノズル1等を経て被加工物4に流れる交流電流
は静電容量C1に比例するので、この検出した交流電流
値に対応する静電容量センサ5よりの信号6を制御装置
(図示なし)へ出力する。
【0011】一方、直流電源9よりの直流高電圧は被加
工物4とノズル1との間に印加され、被加工物4側が正
極となるので、被加工物4よりノズル1に印加される直
流電圧と、ノズル1及び被加工物4がなす両極間の面積
に相関する電界が被加工物4よりノズル1の方向に発生
する。この電界の作用によってレーザ加工中のノズル1
と被加工物4との間のプラズマの発生を抑制するので、
プラズマによるノズル1と被加工物4間の静電容量C1
の乱れを軽減し、距離dをより正確に検出することがで
き、高精度にレーザ加工を行うことができる。
【0012】実施例2.図2はこの発明の第2の実施例
によるレーザ加工機の静電容量式ハイトセンサの構成を
示す斜視図である。図において、1〜10は上記実施例
1の構成を示した図1の同符号の部分と同一又は相当部
分を示す。12は絶縁物で形成された支持部材、13は
導体リングで、その内周部はノズル1の外周と所定の間
隙を有し、支持部材12の一部に固定されている。また
、支持部材12の他端はガード電極2に固定され、導体
リング13の内周部とノズル1の外周部との間隙を所定
値に保持している。
【0013】上記のような構成による静電容量式ハイト
センサにおいて、ノズル1と被加工物4との間の静電容
量を検出する基本的な動作は、上記第1の実施例と同様
に静電容量センサ5からノズル1を経て被加工物4に流
れる交流電流を検出し、この検出量に応じた信号6を制
御装置(図示なし)へ出力する。ただし、上記交流電流
はインダクタ10のリアクタンスに阻止されて直流電源
9側へは流れない。
【0014】直流電源9に接続された導体リング13と
被加工物4とに印加される直流高電圧によって、被加工
物4側が正極になるので、被加工物4よりノズル1の方
向に電界が生じ、この電界の作用でレーザ加工中のノズ
ル1と被加工物4との間のプラズマの発生を抑制し、実
施例1と同様にプラズマによるノズル1と被加工物4間
の静電容量の乱れを軽減することができる。
【0015】なお、上記実施例1、2ともに直流電圧源
9による被加工物4とノズル1間の直流高電圧は、危険
防止のためにレーザ加工中のみに限定して印加する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれぱ、ノズ
ルと被加工物との間に直流高電圧を印加して電界を形成
させるようにし、プラズマの発生を抑制して静電容量の
乱れを軽減するように構成したので、レーザ加工中のノ
ズルと被加工物との間の隙間を安定した値に制御でき、
高精度なレーザ加工を行う静電容量式ハイトセンサが得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成図。
【図2】この発明の第2の実施例の構成図。
【図3】従来のレーザ加工機の静電容量式ハイトセンサ
の構成図。
【符号の説明】
1    ノズル 2    ガード電極 3    レーザ光 4    被加工物 5    静電容量センサ 9    直流電源 10  インダクタ 11  キャパシタ 13  導体リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザ光が出射するノズルと被加工物
    との間の静電容量を検出し、上記ノズルと被加工物との
    間隙を制御するようにしたレーザ加工機において、キャ
    パシタを介して上記ノズルと被加工物間に交流電力を印
    加し、上記静電容量に応じた検出値を得る静電容量セン
    サと、上記キャパシタの上記ノズル側に接続されたリア
    クタを介して上記ノズルと被加工物間に高電圧を印加す
    る直流電源とを備えたことを特徴とするレーザ加工機の
    静電容量式ハイトセンサ。
  2. 【請求項2】  レーザ光が出射するノズルと被加工物
    との間の静電容量を検出し、上記ノズルと被加工物との
    間隙を制御するようになされたレーザ加工機において、
    上記ノズルと被加工物間に交流電力を印加し、上記静電
    容量に応じた検出値を得る静電容量センサと、上記ノズ
    ルの外周と所定の間隙を隔てて配設された導体リングと
    上記被加工物間に高電圧を印加する直流電源とを備えた
    ことを特徴とするレーザ加工機の静電容量式ハイトセン
    サ。
JP3109252A 1991-05-14 1991-05-14 レーザ加工機の静電容量式ハイトセンサ Pending JPH04356391A (ja)

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