JPH0435333Y2 - - Google Patents

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JPH0435333Y2
JPH0435333Y2 JP1376387U JP1376387U JPH0435333Y2 JP H0435333 Y2 JPH0435333 Y2 JP H0435333Y2 JP 1376387 U JP1376387 U JP 1376387U JP 1376387 U JP1376387 U JP 1376387U JP H0435333 Y2 JPH0435333 Y2 JP H0435333Y2
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JP
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truck
cable drum
auxiliary
main
rollers
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JP1376387U
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JPS63124019U (ja
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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ケーブルを巻き付けたケーブルド
ラムの運搬用及びこのドラムからケーブルを繰り
出す延線用の台車に関する。
(従来の技術) 幹線ケーブル布設工事において、大きくかつ重
量(1t程)のあるドラムを材料置場から工事現場
へ運搬する場合、床の損傷を防ぐためベニヤ板を
敷いて養生するとともに方向転換では4〜5人の
作業者がコロ等を順に当てがいこの上をころがし
ていく。
またケーブルの延線ではドラムの中心孔に通し
たシヤフトの両端をジヤツキに支持し、これらの
ジヤツキによりシヤフトを持ち上げてドラムを地
表面から浮かして延線する方法、またターンテー
ブル上にドラムを横倒しにして載置し、これを回
転させて延線する方法、またドラムの中心孔に通
したシヤフトの両端夫々に略三角形状のフレーム
を付け、これらのフレーム相互を連結してフレー
ムを回転させてドラムを地表面から浮かして延線
する方法、またさらに間隔をあけて二つ並べたロ
ーラ上にドラムの両側の鍔を載せ、ドラムをこれ
らの二つのローラ上で回転させて延線する方法等
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記運搬法は作業人員も多くを要
し、かつベニヤ板等を通路に敷かなければならず
極めて手間がかかる。しかも運搬後上記延線装置
をドラムに装着しなければ延線ができず、二重手
間となつている。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案はケーブルドラムの運搬も容易
にできるとともにそのまま直ちに延線も行える極
めて便利な運搬兼延線用台車を提供するものであ
る。
そしてこの考案の具体的構成は主台車と補助台
車とから成り、主台車はその上面にケーブルドラ
ムの両側の鍔を載せるローラを回転自在に設け、
このローラと直角に主台車の一側から略水平にガ
イド突体を突設し、上記補助台車はこのガイド突
体に着脱自在に係合し、かつこのガイド突体に沿
つて摺動自在な係合溝を有し、上面にはこの係合
溝と略直角方向に上記ケーブルドラムの両側の鍔
を載せるローラを設け、これらの主台車と補助台
車の下面には夫々これを支える車輪を設け、かつ
主台車と補助台車とが相対的に接近自在な緊締手
段を設けたものである。
(作用) この考案を用いてケーブルドラムを運搬するに
は、地表面又は床に置いたケーブルドラムの両側
に主台車及び補助台車を置き、緊締手段によつて
主台車と補助台車を相互に接近させる。この際主
台車のガイド突体に補助台車の係合溝を係合さ
せ、このガイド突体に沿つて補助台車は摺動す
る。上記主台車と補助台車の接近により、これら
の上面の各ローラにケーブルドラムの両側の鍔が
当り、ドラムの鍔を両側から挾み込み、さらに緊
締手段による主台車と補助台車との接近により、
ケーブルドラムの鍔が各ローラに載り、各ローラ
に支持され、地表面又は床から浮き上る。この状
態でこの考案の台車上面の少なくとも二つの両側
のローラにケーブルドラムの鍔が載り、台車の下
面に設けた車輪によりケーブルドラムの移動が容
易となる。またこの台車に載つたケーブルドラム
は、回転自在なローラの上に両側の鍔を載せてい
るため、回転自在であり、ケーブルをドラムから
引き出し、延線も可能である。
(実施例) 以下この考案の実施例を図について説明する。
1は主台車、2,2はこの主台車1から間隔を
あけて平行に突設して二つの角筒型のガイド突
体、3は上記ガイド突体2,2の一端間にわたし
た連結パイプで、この連結パイプ3は一方のガイ
ド突体2に固定してパイプ片3aに、他方のガイ
ド突体2に固定したパイプ片3bを摺動自在に挿
入し、これらをネジ4によつて固定して構成して
いる。5,5はこれらのガイド突体2,2と連結
パイプ3との接合箇所の角部に設けた板体、6,
6はこれらの板体5,5に夫々載置固定した軸
受、7,7はこれらの軸受6,6に夫々着脱自在
に軸支したローラで、これらの各ローラ7の各軸
は上記各ガイド突体2の軸線方向と直角をなして
おり、二つのローラ7,7の各軸は一直線上に位
置している。8,8……は上記ガイド突体2,2
の両端下面及び各板体5,5の下面に夫々下向き
に設けた各軸受9に軸支した車輪、10,10は
各ローラ7に近接した各ガイド突体2の一端角部
から外方へ突設してガイドローラ、11,11は
これらの各ガイドローラ10に近接した各ガイド
突体2の一端に設けた車止め用ジヤツキ、12は
補助台車、13,13はこの補助台車12の両側
の基板、14はこれらの基板13,13を連結し
た連結パイプで、この連結パイプ14は一方の基
板13に一端を固定したパイプ片14aに、他方
の基板13に一端を固定したパイプ片14bの他
端を摺動自在に挿入し、これらをネジ15によつ
て固定したものである。16,16は上記各基板
13下面に設けた下向きの係合溝で、これらの各
係合溝16に上記主台車1の各ガイド突体2が挿
入係合自在かつ摺動自在である。17,17は各
基板13上に設けた軸受、18,18はこれらの
軸受17,17に夫々着脱自在に軸支したローラ
で、これらの各ローラ18は、上記各係合溝16
に各ガイド突体2を嵌めた際、上記ローラ7,7
と夫々相応する位置にあり、各ローラ18の各軸
は一直線上に位置している。19は上記一方のパ
イプ片14aの外側に突設した突体、20,2
0,20は夫々突片19の下面及び各基板13の
下面に下向きに設けた各軸受21に軸支した車
輪、22,22は上記各基板13の外側に設け突
片、23,23はれらの各突片22に設け係止
片、24は一方の係止片23に一端のフツク24
aを係止し、他端に張線機25を接続したワイヤ
ー、26は他方の係止片23に一端のフツク26
aを係止し、他端を上記二つのガイドローラ1
0,10に通して上記張線機25に接続したワイ
ヤーで、この張線機25を作動させることにより
ワイヤー24が緊締し、長さを調整できるもので
ある。
この実施例の場合ケーブルドラム30をこの考
案の台車に載せるには、第4図及び第5図に示す
如くケーブルドラム30を地表面又は床に置き、
主台車1及び補助台車12をケーブルドラム30
の両側に置き、ケーブルドラム30の両側の鍔3
0a脇に四つのローラ7,7,18,18が位置
するように置く。この際連結パイプ3及び14の
ネジ4及び15を夫々ゆるめて、連結パイプ3及
び14の長さを調整する。そして上記張線機25
を動かすと、ワイヤー24が短くなり、これによ
り主台車1と補助台車12とが相互に接近し、そ
の際主台車1の両側のガイド突体2,2に補助台
車12の係合溝16,16を夫々係合させる。従
つて補助台車12はガイド突体2,2に沿つて接
近し、各ローラ7及び18がケーブルドラム30
の両側の鍔30aに夫々当接し、さらに主台車1
と補助台車12が接近すると、各ローラ7及び1
8にケーブルドラム30の両側の鍔30aが載
り、ケーブルドラム30の鍔30aが地表面又は
床面から浮き上り、第3図に示す如くなる。
この状態で台車そのものを押すと、下面の車輪
8及び20により容易に台車は動き、ケーブルド
ラム30を運搬できる。また延線に際してはこの
ケーブルドラム30に巻き付けたケーブル(図示
省略)を引き出すと、この力によりケーブルドラ
ム30がローラ7,18を回転させ乍ら回転し、
ケーブルを容易に繰り出すことができる。
またこの台車からケーブルドラム30を降ろす
には、車止用ジヤツキ11を回して地表面又は床
面に当てて主台車1を固定し、張線機25により
ワイヤー24及び26を弛めれば、ケーブルドラ
ム30の自重で補助台車12が主台車1から離れ
る方向に動き、ケーブルドラム30はローラ7及
び18から地表面又は床面に降りる。
またこの実施例の場合連結パイプ3及び14は
夫々二つのパイプ片3aと3b及び14aと14
bとから構成され、ネジ4及び15をゆるめれ
ば、自在にその長さを調整でき、小径のドラムに
対しては第6図に示す如く連結パイプ3及び14
を小さくし、両側のローラ7,7及び18,18
の間隔を短かくすることができる。
また上記実施例では張線機25一台で主台車1
と補助台車12とを接近させているが、二台使用
してもよくまた他の緊締手段を用いてもよい。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、ケーブルドラム
の両側から主台車と補助台車とを接近させてドラ
ムを浮かせて台車上にドラムを載せるため、作業
者はこれらの主台車と補助台車とを接近させる緊
締手段を作動させるだけで極めて容易にケーブル
ドラムを台車上に載せることができる。また台車
上からこのケーブルドラムを降ろすには、一方の
主台車を固定しておき、緊締手段をゆるめると、
ドラムの重みで補助台車が動き、主台車から離れ
るようになり、ドラムは地表面又は床面に降り
る。
この様にこの考案の台車は極めて簡単にケーブ
ルドラムを載せたりおろしたりでき、作業者の員
数も一人又は二人で良い。
また運搬は台車上にケーブルドラムが載つてい
るため、台車の車輪により、あまり力を要せず、
運搬でき、作業能率が上る。
しかも延線に当つては台車上にケーブルドラム
を載置した状態で、このままドラムからケーブル
ドラムを引き出せばローラ上でドラムは回り、容
易にケーブルを繰り出し、延線することができ
る。
またこの考案の台車は主台車と補助台車とに分
離でき、従つてこの台車自体の保管、運搬の際ス
ペースをとらない。
以上の如くこの考案の台車はケーブルドラムの
運搬、延線作業が簡単で作業性が良く、何等熟練
を要せず、少人数の作業員で行える便利なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はこの考
案の台車の平面図、第2図は同側面図、第3図は
同正面図、第4図はこの考案の台車の使用状態を
示す平面図、第5図は同正面図、第6図はこの考
案の台車の巾を小さくした状態を示す平面図であ
る。 なお図中1は主台車、2はガイド突体、3は連
結パイプ、7はローラ、8は車輪、10はガイド
ローラ、12は補助台車、13は基板、14は連
結パイプ、16は係合溝、18はローラ、20は
車輪、24はワイヤー、25は張線機、26はワ
イヤー、30はケーブルドラムである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主台車と補助台車とから成り、主台車はその上
    面にケーブルドラムの両側の鍔を載せるローラを
    回転自在に設け、主台車の一側からこのローラと
    直角にガイド突体を略水平に突設し、上記補助台
    車はこのガイド突体に着脱自在に係合し、かつこ
    のガイド突体に沿つて摺動自在な係合溝を有し、
    上面にはこの係合溝と略直角方向に上記ケーブル
    ドラムの両側の鍔を載せるローラを設け、これら
    の主台車と補助台車の下面には夫々これを支える
    車輪を設け、かつ主台車と補助台車とが相対的に
    接近自在な緊締手段を設けたことを特徴とするケ
    ーブルドラム運搬延線用台車。
JP1376387U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH0435333Y2 (ja)

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JP1376387U JPH0435333Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JPS63124019U JPS63124019U (ja) 1988-08-12
JPH0435333Y2 true JPH0435333Y2 (ja) 1992-08-21

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ID=30803130

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014100995A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Kandenko Co Ltd 軸なしタイヤを用いた多機能型運搬具及びこの使用方法

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