JPH0434734A - フォーカスサーボ異常検出装置 - Google Patents

フォーカスサーボ異常検出装置

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JPH0434734A
JPH0434734A JP14021290A JP14021290A JPH0434734A JP H0434734 A JPH0434734 A JP H0434734A JP 14021290 A JP14021290 A JP 14021290A JP 14021290 A JP14021290 A JP 14021290A JP H0434734 A JPH0434734 A JP H0434734A
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focus
focus servo
voltage
point
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JP14021290A
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Yasuo Hayashi
林 泰郎
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光学的情報記録担体に情報を光学的に記録又は
再生する光学的情報記録再生装置に係り、特に光学的情
報記録再生装置のフォーカスサーボ異常を検出するフォ
ーカスサーボ異常検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、光学的情報記録担体としては、例えば、当該出願
人が出願した実開昭63−145669に開示されてい
るカード状の記録担体(以下、光カードとする)がある
。この光カードの一例の構造を第5図に示す。
この光カード1は、−主面の表面上の長手方向にトラッ
ク2と称する所定幅の記憶領域が平行して複数段に配置
されている。このトラック2は、中央部にはデータを記
録するビットなどが形成されるデータ部4が配置され、
その両端にはシーク部3a、3bが配置されている。ま
た前記シーク部3a、3bにはそれぞれにトラック番号
が記録され、データの検索が容易に行えるようにされて
いる。ここで前記光カード1の長手方向をトラック方向
とし、これと直角方向をシータ方向とする。
この光カード1は、前記トラック2にレーザ等の光ビー
ムを照射してデータを記録する。そして、そのデータを
読み出す場合は、光ビームを照射して、その反射光の有
無や強弱等を電気信号に変換することにより、データが
読出されている。
次に′iB6図は、第5図に示した点線で囲まれた領域
Aを示し、トラック2の構造を説明する。
前記トラック2は、シーク部3aとデータ部4に分割さ
れている。そのデータ部4は、クロック/サーボライン
5内の中央部に予め記録されたクロックパターン6と、
その両側に各8ビツト(合計16ビツト)のデータ5A
を記憶することができるデータビット5A−1乃至5A
−18が配置されている。
次に第7図は、前記光カード1にデータの記録又は再生
を行う光学的情報記録再生装置の構成を示すブロック図
であり、その構成について説明する。
まず光カード1からデータの記録又は読出しを行う光ピ
ツクアップ8は、光源駆動回路9によって駆動される半
導体レーザ等の光源10から発生させた光ビームをコリ
メータレンズ11によって平行になるように偏光させて
、偏光ビームスプリッタ12を通過した後、対物レンズ
13によって集光させて、光カード1の記録面に照射し
て、該記録面を物理的に変化させビットを形成すること
により、記録面に情報を記録する。
また前記光カード1に記録された情報を読出すときは、
前記記録面からの反射光を前記偏光ビームスプリッタ1
2によって偏光させて光検出器14によって検出する。
ここで検出された光は電気信号に変換されて検出信号と
して復調回路15に送出される。前記復調回路15は入
力された前記検出信号を記録再生信号であるリード信号
16aと、前記光カード1から情報を読み出すタイミン
グの基準になるクロック信号16bを出力する。
また前述した検出信号は、前記復調回路15に入力され
ると共に、トラッキング制御系とフォーカス制御系に送
出されて、それぞれトラッキング制御及びフォーカス制
御に用いられる。
トラッキング制御系においては、まずトラッキングエラ
ー信号(以下、TESとする)検出回路17に前記光検
出器14からの検出信号を入力させ、該TES検出回路
17からトラッキングエラー信号18を出力する。次に
前記トラッキングエラー信号18を位相補償回路19を
通して、位相を補償した後、アナログスイッチ20を介
して、駆動回路21に入力する。
前記駆動回路21は、その位相補償されたトラッキング
エラー信号18に基づき、前記光ピツクアップ8内に設
けたトラッキングコイル22によって、前記トラッキン
グエラー信号18の線形の範囲内で前記対物レンズ13
をシーク方向に駆動させて、光カード1がトラック方向
に駆動される時に、前記トラック2に沿って照射するよ
うに光ビームの照射位置を補正する。前記アナログスイ
ッチ20は、制御回路23によってオン/オフ動作が制
御されている。
この様にして、前記トラッキング制御系は、前記光ピツ
クアップ8の記録再生位置と光カード1のトラック2の
ずれを補正するオートトラッキング制御を行う。
またフォーカス制御系においては、まず前記光検出器1
4からフォーカスエラー信号(以下、FESとする)検
出回路24に検出信号を入力させ、該FES検出回路2
4からフォーカスエラー信号25を出力する。次に前記
フォーカスエラー信号25を位相補償回路26に送出し
、位相を補償した後、前記制御回路23によってオン/
オフ動作が制御されているアナログスイッチ27を介し
て、駆動回路28に人力する。
前記駆動回路28は、前記フォーカスエラー信号25に
基づき、前記光ピツクアップ8内に設けたフォーカスコ
イル29によって前記対物レンズ13を前記光カード1
面に対して垂直方向に前後駆動させて、該光カード1の
記録面に合焦させる。
そして前記光カード1と前記光ピツクアップ8は、前記
制御回路23で制御されるガードモータ30及びシーク
モータ31によって駆動されている。
ここで第8図に前記光検出器14の構成例を示す。前記
光検出器14の検出面14aには、前述したトラック2
のデータパターンの像が投影されており、シータ方向の
16個のデータを同時に読取れるように、16個のデー
タ読取り用受光セル5B−1乃至5B−18が形成され
、さらに光カード1のクロックパターン6(図示せず)
の像を受光してクロック信号16bを生成するための1
0個のクロック信号生成用受光セル51−1乃至51−
10が形成される。加えて、前記検出面14aには、シ
ーク方向に離間対向した4対のサーボ用受光セル52−
1乃至52−4.53−1乃至53−4が形成される。
これらのセルから取り出された電気信号が検出信号とな
る。
そして第9図には、第6図で示したトラック2と、この
第8図の検出面14aとを重合わせて対応させた図を示
す。ここで図面の参照番号は、第6.8図と同等のもの
は同じ番号を付して説明を省略−する。
すなわち、サーボ用受光セル53−1乃至53−4の検
出信号においては、クロックパターン6のシーク方向の
両側に架かるサーボ用受光セルから検出される信号を両
側間での比較することによって、シータ方向の位置ずれ
が検出される。またサーボ用受光セル53−1乃至53
−4.52−1乃至52−4の検出信号においては、ク
ロックパターン6のトラック方向の両側に架かるサーボ
用受光セルから検出される信号値の比較によって、光カ
ード1と垂直方向の位置ずれが検出される。
これらの位置ずれがなく且つ、前記クロック信号16b
とデータ5Aが同期している場合にデータ部4の各デー
タビット5A−1乃至5A−18から前記光検出器14
により所望の情報を読み出している。
また点線の円32aは、後述する光カード1と対物レン
ズ13の距離が合焦位置の時の照度分布の最高値の位置
を示している。
第10図に発光ダイオード(以下、LEDとする)を光
源10として使用したときの、前記光検出器14の検出
面14aの照度分布を示す。つまり前記LED10内部
の球レンズによる球面収差のため、前記光カード1面に
2ケ所の突出部分がある像(照度分布)ができ、前記検
出面14gに投影される。
前記光カード1と対物レンズ13の距離が合焦位置の時
の照度分布32a1合焦位置より50μm離れた照度分
布32b1合焦位置より50μ層近づいた照度分布32
cとする。この時、対応するサーボ用受光セル52−1
乃至52−4.53−1乃至53−4が示すように配置
されている。
そして前記サーボ用受光セル52−1乃至52−4の出
力を電圧に変換したものを検出電圧VCI乃至VC4と
し、前記サーボ用受光セル53−1乃至53−4の出力
を電圧に変換したものを検出電圧VDI乃至VD4とす
ると、 G −X、 VC−G (VC1+ VC2+ VC3
+ VC4)・・・(1)、 I VD  −VDl+ VD2+ VD3+ VD4
・・・ (2) となる。
(1)、(2)式よりフォーカスエラー信号(FES)
25のFES電圧V FESは、VFES−G・ΣVC
−ΣVD   (Gは定数とする)・・・(3)となる
次に第11図は、前記光カード1と対物レンズ13の距
離に対するFES電圧V FESを示す。ここで前記(
3)電圧をFES電圧VFES、前記(1)電圧G−Σ
VCをFES電圧V FESa、前記(2)l’圧IV
D をFES電圧V FESbとする。この図に示すよ
うに前記FES電圧V FESは、フォーカスサーボの
基準となる合焦点と同じ電位の2次ゼロクロス点を有し
ている。
またフォーカス制御系は、例えば実願昭63−3320
7に開示されているようなフォーカスサーボ異常を検出
する第12図に示す構成のフォーカスサーボ異常検出装
置を具備している場合がある。ここでフォーカスサーボ
異常とは、光カードl上のごみ、傷、欠陥等或いは振動
等の外乱により、フォーカスサーボが正常動作から異常
動作に陥ることである。この異常動作を検出するために
、フォーカスサーボ異常検出装置を設けていた。
つまりフォーカスサーボ異常検出信号は、前述したフォ
ーカス制御系の駆動回路28から出力される前記フォー
カスコイル29の駆動電流を取り込むようにローパスフ
ィルタ(以下、LPFとする)33が接続され、直流成
分を検出する。前記LPF3Bの出力端には2個の比較
器34a。
34bのそれぞれ一端が接続される。そして前記比較器
34Jlの他端には第1基準電圧VR)Iが印加され、
前記比較器34bの他端には[2基準電圧VRLが印加
されている。これらの比較834g。
34bは、前記直流成分が第1基準電圧VRHがら第2
基準電圧VRLまでの範囲を越えた時に異常検出信号3
5を前記制御回路23に送出して、フォーカスサーボ異
常であることを伝えていた。
(発明が解決しようとしている課題) しかし、前述した従来の光学的情報記録再生装置は、フ
す−カスエラー信号電圧V FESに2次ゼロクロス点
があると、この2次ゼロクロス点を合焦点として誤検出
して、フォーカスサーボを誤って引込むことがある。こ
のため2次ゼロクロス点が合焦点として判定されて、フ
ォーカスサーボ異常検出装置ではフォーカスサーボ異常
であるが否かの判定が不可能である。
さらにフォーカスサーボ異常検出装置は、フォーカスコ
イル29に流れる駆動電流の直流成分を取り込むために
、時定数の大きなLPF3Bが必要となる。従って、直
流成分を検出するために長時間の遅延が生じて、−回の
検出時間が長くなり、応答性が悪く、状況に追従してい
かない等の課題があつた。ところが検出時間を短縮しよ
うとして、LPF33の時定数を小さ(すると、検出感
度が敏感になり過ぎて、フォーカスサーボが正常に動作
しているにもかかわらず、誤検出してしまっていた。
そこで本発明は、異常検出信号に2次ゼロクロス点を生
じて合焦点として検出する等の誤検出を防止して、且つ
短時間で正確なフォーカスサーボの異常検出ができ、フ
ォーカスコイルに過電流が流れることを防止するフォー
カスサーボ異常検出装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、光学的情報記録担
体に光ビームを照射するフォーカスサーボ手段と、前記
フォーカスサーボ手段から照射された光ビームの応答光
を電気信号に変換して複数分割された受光面を有する光
検出手段と、前記電気信号からフォーカスエラー信号を
生成するフォーカスエラー信号生成手段と、前記光検出
手段の指定された複数の分割受光面がら発生する各電気
信号の総和を演算するフォーカスサーボ異常検出信号生
成手段と、前記演算処理手段による総和値と予め設定さ
れた所定の基準値とを比較して、該総和値が該基準値以
下であったとき、フォーカスサーボ異常と判定する判定
手段とを有するフォーカスサーボ異常検出装置を提供す
ることができる。
(作用) 以上のような構成のフォーカスサーボ異常検出装置によ
って、光検出器から検出された読比し信号値と予め設定
された所定の基準値とを比較させて、前記読出し信号値
が所定の基準値よりも大きいと判定されたときに制御回
路にフォーカスサーボ異常検出信号を送出してフォーカ
ス制御を停止させて、フォーカスコイルに過電流が流れ
ることを防止できる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
111図は、本発明の一実施例に係るフォーカスサーボ
異常検出装置の構成を示すブロック図である。ここで従
来の光学的情報記録再生装置と同様の部材については同
一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
このフす−カスサーボ異常検出袋W36の構成において
、まず前記光検出器14にクロック信号生成用受光セル
5I−1乃至51−10が形成されてぃる。これらの受
光セルは、奇数番号の受光セル51−1.3.5,7.
9と偶数番号の受光セル51−2.4.6.Il。
10とに二分割されて、それぞれの出力線が内部接続さ
れて、奇数番号の受光セルの出力端37.偶数番号の受
光セルの出力端38に接続される。
前記出力端37は、電流−電圧(以下、I−Vとする)
変換回路39に接続され、奇数番号の受光セルで検出さ
れ光−電気変換された電流Ifが該1−V変換回路39
によって検出電圧■1として出力される。また同様に前
記出力端38は、1−V変換回路40に接続され、偶数
番号の受光セルで検出され光−電気変換された電流12
が該1−V変換回路40によって検出電圧v2として出
力される。
さらに前記!−V変換回路39.40のそれぞれの出力
端は、加算回路41に接続され、これと共に前記I−V
変換回路39.40のそれぞれの出力端は、減算回路4
2に接続される。
従って、前記検出電圧Vl、V2は、加算回路41に供
給されて加算電圧(Vl +V2 )が演算出力される
と共に、減算回路42に供給されて減算電圧(Vl −
V2 )が演算出力される。
そして前記加算回路41の出力端が比較回路43の入力
端の一端に接続され、その他端には所定の基準電圧VR
が印加されている。よって前記比較回路43は、前記加
算電圧(Vl +V2 >と基準電圧VRとを比較して
、加算電圧(Vl +V2 )が基準電圧VRを越えた
場合に、前記制御回路23にフォーカスサーボ異常検出
信号44を送出する。
次に制御回路23は、フォーカスサーボ異常と判定し、
制御信号45を送って、アナログスイッチ27をオフさ
せて駆動回路28へのフォーカスエラー信号25の入力
を遮断する。これによって、フォーカスエラー信号25
に基いて前記対物レンズ13を前後駆動させるフォーカ
スコイル29に過電流が流れないように保護する。
また前記減算回路42から演算出力された減算電圧Vl
−V2は、クロック信号として2値化されて、光カード
1に記録された16ビツトのデータを同時に再生するた
めの同期信号として利用される。
さらに第2図にフォーカスサーボ異常検出装置を有する
光学的情報記録再生装置の構成を示すブロック図である
。ここで本発明の光学的情報記録再生装置本体は、従来
の光学的情報記録再生装置と同様であり、付加された本
発明のフォーカスサーボ異常検出装置について説明し、
他の同等の部分には同一の参照番号を付してその詳細な
説明を省略する。
このフォーカスサーボ異常検出装置は、復調回路15内
に具備される。この検出装置36は、光ピツクアップ8
内の光検出器14から検出信号が入力されるように接続
され、フォーカスサーボ異常と判定された時に、制御回
路23に異常検出信号44を送出して、アナログスイッ
チ27をオフ動作(非導通)させて駆動回路28への入
力を遮断する。これによって、フォーカスエラー信号2
5に基いて前記対物レンズ13を前後駆動させるフォー
カスコイル29が停止されて過電流から保護する。
次に前述したフォーカスサーボ異常検出装置がフォーカ
スサーボ異常と判定する動作について、第3図を参照し
て説明する。
縦軸に電圧をとり、横軸に光カード1と対物レンズとの
焦点距離をとり、従来のフォーカスエラー信号電圧V 
PESを点線で示す。
そしてフォーカスサーボ異常検出信号となる加算電圧(
■l十■2)は、合焦点近傍では平坦な領域を持ち、さ
らに合焦点位置からの距離が遠くなると一旦加算電圧は
上昇して再び平坦な領域を持ち、その後徐々に下降して
い(波形となる。
そこでフォーカスサーボ異常の判定基準となる基準電圧
VRをFES電圧V F’ESの2次ゼロクロス点より
近い合焦点位置からの距離で、加算電圧CVl 十V2
 ’)と基準電圧VRとが交差するように基準電圧VR
を設定する。
このように設定して、加算電圧(Vl +V2 )と基
準電圧VRの交差する2点Pa、Pb間の領域Bをフォ
ーカスサーボが正常に動作する範囲として、領域Bより
外側の領域C1,C2をフォーカスサーボが異常動作に
なる範囲として、フォーカスサーボ異常検出装置によっ
て検出される。
特に前記領域Bの範囲内には、合焦点のみが含まれ、2
次ゼロクロス点はフォーカスサーボ異常と判定される範
囲C1にあるため、2次ゼロクロス点を合焦点として判
定されない。
さらに第4図は、加算電圧(Vl +V2 )と基準電
圧VRが点pbで交差して、フォーカスサーボ異常と判
定された時のそれぞれの信号波形を示す。
フォーカスサーボ異常が始まると、前記減算回路42か
ら演算出力されたクロック信号(減算電圧Vl −V2
 )16bが、光カード1のりOツクパターン6と同期
しなくなり、クロック信号16bの振幅が減少していく
。それと共に、各サーボ用受光セルの受光量が変化する
ため、片側の受光セルが発生する電圧が大きくなり平衡
状態が崩れて、FES電圧V FESも一時的に上昇し
た後に下降する。従って前記加算電圧(Vl +V2 
)も連れて一時的に上昇した後、降下して基準電圧VR
以下になると、フォーカスサーボ異常検出装置によって
フォーカスサーボ異常検出の異常検出信号44が制御回
路23に送出される。そして、制御回路23の制御信号
45によってアナログスイッチ27がオフ動作され、駆
動回路28への入力を遮断する。
そして、本実施例の光学的情報記録再生装置は、フォー
カスサーボ異常であるか否かの確実な判定を期するため
に、−度のフォーカスサーボ異常検出では判定せずに、
前述した異常検出動作を複数回繰返して、なおフォーカ
スサーボ異常検出の異常検出信号44が制御回路23に
送出される場合に、フォーカスサーボ異常と判定して、
光学的情報記録再生装置を停止し外部に異常を知らせ、
光カードの排出等の処置を行う。
以上の構成を持つフォーカスサーボ異常検出装置は、2
次ゼロクロス点をフォーカスサーボ異常の範Hにして、
合焦点として検出する等の誤検出を防止して、駆動回路
への入力遮断することにより、フォーカスコイルに過電
流が流れることを防止する。
尚、異常検出信号44が制御回路23に送出された時、
トラッキング制御系においても、制御回路23によって
アナログスイッチ20がオフ動作され、駆動回路21へ
のトラッキングエラー信号18の入力が遮断され、トラ
ッキングコイル22に過電流が流れることが防止される
また本発明は、前述した一実施例の光学的情報記録担体
をカード状の記録担体としたが、これに限定されるもの
ではなく、コンパクトディスク等にも応用でき、発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可能である
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、フォーカスエラー
信号で生じる2次ゼロクロス点を合焦点として誤検出す
る異常検出信号を防止して、且つ短時間で正確なフォー
カスサーボの異常検出ができ、フォーカスコイル及びト
ラッキングコイルに過電流が流れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るフォーカスサーボ異常
検出装置の一実施例の構成を示す構成図、第2図は第1
図のフォーカスサーボ異常検出装置を有する光学的情報
記録再生装置の構成を示すブロック図、第3図はフォー
カスサーボ異常検出信号と基準電圧を示す波形図、第4
図はフォーカスサーボ異常判定時の各信号波形を示す波
形図、第5図は光カードの一例の構造を示す構造図、第
6図はトラックの構造を示す構造図、第7図は従来の光
学的情報記録再生装置の構造を示すブロック図、第8図
は従来の光検出器の構成を示す構成図、第9図は第6図
で示したトラックと第8図で示した検出面14mとを重
合わせた図、第10図は従来の光検出器の検出面の照度
分布を示す分布図、第11図は光カードと対物レンズの
距離に対するフォーカスエラー信号電圧の波形を示す波
形図、第12図は従来のフォーカスサーボ異常検出装置
の構成を示す構成図である。 1・・・光カード、2・・・トラック、8・・・光ピッ
クアップ、14・・・光検出器、15・・・復調回路、
19゜26・・・位相補償回路、20.27・・・アナ
ログスイッチ、21.28・・・駆動回路、23・・・
制御回路、24・・・フォーカスエラー信号検出回路、
25・・・フォーカスエラー信号、29・・・フォーカ
スコイル、44・・・異常検出信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光学的情報記録担体に照射される光ビームを合焦状態に
    制御するフォーカスサーボ手段と、前記光学的情報記録
    担体に照射された光ビームの応答光を電気信号に変換す
    るもので、複数に分割された受光面を有する光検出手段
    と、 前記光検出手段の複数に分割された受光面内の特定の複
    数の分割受光面から発生した各電気信号の総和を演算す
    るフォーカスサーボ異常検出信号生成手段と、 前記演算処理手段による総和値と予め設定された所定の
    基準値とを比較して、該総和値が該基準値以下であった
    とき、前記フォーカスサーボ手段による合焦制御状態が
    異常であると判定する判定手段とを具備することを特徴
    とするフォーカスサーボ異常検出装置。
JP14021290A 1990-05-30 1990-05-30 フォーカスサーボ異常検出装置 Pending JPH0434734A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2770324A1 (fr) * 1997-10-29 1999-04-30 Atg Sa Procede et dispositif de fermeture de la boucle de focalisation d'un lecteur-enregistreur de disque optique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2770324A1 (fr) * 1997-10-29 1999-04-30 Atg Sa Procede et dispositif de fermeture de la boucle de focalisation d'un lecteur-enregistreur de disque optique

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