JPH04346042A - マイクロロードセル並びにその歪ゲージの製造方法 - Google Patents

マイクロロードセル並びにその歪ゲージの製造方法

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Publication number
JPH04346042A
JPH04346042A JP14803791A JP14803791A JPH04346042A JP H04346042 A JPH04346042 A JP H04346042A JP 14803791 A JP14803791 A JP 14803791A JP 14803791 A JP14803791 A JP 14803791A JP H04346042 A JPH04346042 A JP H04346042A
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JP
Japan
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stainless steel
strain gauge
steel substrate
semiconductor strain
thin film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14803791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Fukuda
光宏 福田
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Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Copal Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Copal Electronics Co Ltd filed Critical Copal Electronics Co Ltd
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロロードセル並び
にその歪ゲージ製造方法に関する。更に詳説すれば、小
型軽量で量産性が可能であり、高出力、高インピーダン
スを有し、信頼性の高いマイクロロードセル並びにその
歪ゲージの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロードセルは起歪体に生じる歪を抵抗の
変化に変換する歪ゲージという受感部を接着したもので
、これがロードボタンと結合されている。計量の仕組み
はロードボタンに荷重が加わると、起歪体にその重さが
加わるため、重量に比例した歪が発生し、歪量に応じて
歪ゲージの抵抗が変わる。この歪ゲージをホイストンブ
リッジ回路に組むことにより微妙な電圧変化を生じ、増
幅回路を介して電気信号を出力する。又増幅回路によっ
てはディジタルの電気信号に変換し、重量を直接数字で
表示する。前記ロードセルの受感部を構成する歪ゲージ
には種々の構成のものが使用されている。従来よりプラ
ズマ.ケミカル.ベーパー.ディポジション(以下プラ
ズマCVDという)によってステンレス基板に薄膜半導
体歪ゲージを形成した圧力センサは存在するが、荷重を
測定するマイクロロードセルには採用されていない。 通常ロードセルに用いられている歪ゲージには、次に説
明する2種類のものがある。第1には、金属箔等の歪ゲ
ージをステンレス等の基板に接着したものである。第2
には、シリコンウェハーをマイクロマシニング加工によ
りウエハー上に拡散、イオン注入等によって半導体歪ゲ
ージを形成したものである。
【0003】
【発明の解決すべき課題】前記の歪ゲージを採用したロ
ードセルにはそれぞれ下記のような問題点が存在してい
た。第1に、接着型の金属箔歪ゲージを採用したマイク
ロロードセルには、(イ)小型化が困難である。小型化
した場合には歪ゲージの抵抗が低くなったり、出力が少
なくなったりして、そのための増幅回路の設定に手数を
要し、従って、量産化には適しない。(ロ)金属箔をス
テンレス基板へ接着するためにステンレス基板と歪ゲー
ジとの間に有機材の接着剤やプラスチック等の絶縁体を
介在させている構成であるから、クリープ等により特性
低下の原因となり、量産時の不良製品発生に起因して均
一な特性を具えた製品を得ることは困難であった。第2
に、シリコンウエハー加工により生産した歪ゲージを採
用したマイクロロードセルは、超小型化は可能であるが
起歪体がウエハー自身であるから衝撃に弱いという根本
的な欠陥があり、更にロードセルのケース内に収納する
際の技術上の困難性が存在する等の問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決することを目的とするもので、その手段を実施例の添
付図面に付した符号を用いて説明する。中央凸部2を中
心として環状ダイアフラム3に形成したステンレス基板
1の前記環状ダイアフラム3の下面にプラズマCVDに
より形成した薄膜半導体歪ゲージ8を配設し、支持部1
4の段部15に載置した前記ステンレス基板を入熱の少
ない溶接方法により、支持部14内側に溶着し、支持部
内14にプリント基板18をほぼ水平に収納し、前記プ
リント基板18とステンレス基板1の薄膜半導体歪ゲー
ジ8とを電気的に接続し、前記プリント基板18に接続
したリード線22を、支持部14と底部26とを入熱の
少ない溶接方法により溶着形成した空洞に収納して、底
部26側面に取り付けたチューブ28を通過させて、外
部へ引き出してなるマイクロロードセル及びステンレス
基板1に環状ダイアフラム3を加工する工程と、前記ダ
イアフラム3の裏面に研磨洗浄後プラズマCVDにより
絶縁膜4を形成する工程と、プラズマCVDによりボロ
ン等の不純物を含有した多結晶シリコン膜6を前記絶縁
膜4上に形成する工程と、フォトリソグラフィ法により
、パターン化した薄膜半導体歪ゲージ8を前記多結晶シ
リコン膜6に形成する工程と、前記薄膜半導体歪ゲージ
8に金属を蒸着してブリッジ回路を組んだ配線膜10を
形成する工程と保護膜12をプラズマCVDにより成膜
する工程とよりなるマイクロロードセルの薄膜半導体歪
ゲージの製造方法である。
【0005】
【作用】上述の様に構成してあるから、ステンレス基板
の中央凸部に力が加わるとステンレス基板のダイアフラ
ムが変形して機械的歪を生じる。薄膜半導体歪ゲージが
ダイアフラムの裏面に配置してあるので、抵抗値変化を
生じ、配線膜により形成されたブリッジ回路により、加
えられた力が電気信号に変換される。この動作原理は金
属箔を用いた歪ゲージ等についても同様であるが、本発
明に係る薄膜半導体歪みゲージにおいては、抵抗体が薄
く且つ小さく形成できるからロードセルの小型化が実現
でき、又従来例の接着タイプのようにステンレス基板に
有機材等を用いて接着せずして、直接ステンレス基板上
に、プラズマCVDにより薄膜半導体歪ゲージを形成し
ているので、付着力が強くクリープ現象の発生すること
を防止し、高い信頼性が得られる。又ステンレス基板は
靱性に富み、ウエハー等を用いた半導体歪ゲージに比較
して耐衝撃性に優れている。更にステンレス基板と支持
部、底部とはレーザー溶接等の入熱の少ない溶着方法で
溶着されているので、溶着時における薄膜半導体歪ゲー
ジに対する悪影響は少なく、その特性の変化をもたらす
ことはないと共にマイクロロードセルの小型化に役立つ
ものである。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明の一実施例
を説明する。第1に、薄膜半導体歪ゲージの製造方法に
ついて述べる。図3はその製造工程を図示するものであ
る。製造工程は矢印の方向へ進行するものとする。第1
に、ステンレス基板1の中央凸部2を残して環状ダイア
フラム3を加工する。前記ダイアフラム3の下面を研磨
、洗浄を行った後、プラズマCVD装置(図示せず)に
よって、絶縁膜4を成膜する。次に絶縁膜4の面にプラ
ズマCVDによりボロン等の不純物を含有した多結晶シ
リコン膜6を形成して後、フォトリソグラフィ法により
多結晶シリコン膜6をパターニングし、薄膜半導体歪ゲ
ージ8を形成する。次に金やアルミニュームの配線膜を
蒸着してブリッジ回路を組み込んだ配線膜10を設ける
。最後に保護膜12をプラズマCVDにより成膜する。
【0007】第2に、前記の様に製作したステンレス基
板1を支持部14や底部26へ組付ける工程について説
明する。前記の様に製作した保護膜12、歪ゲージ8等
を具えたステンレス基板1を所定のはめ合い公差に加工
製作したステンレス支持部14に挿入して、支持部14
の段部15に載置し、ステンレス基板1と支持部14の
接合部をレーザー溶接等の入熱の少ない溶接法で溶着1
6する。更に前記支持部14の内側にプリント基板18
を接着収納して、金線ボンディング配線20により、ス
テンレス基板1の薄膜半導体歪ゲージ8とプリント基板
18とを電気的に接続する。プリント基板18の底面に
接続したリード線22を伸ばして、支持部14を入熱の
少ない溶接法で、溶着24した底部26の側面に嵌挿し
たチューブ28を通過させて、外部へ引き出す。符号3
2はプリント基板18の下面に設けた保護キャップであ
る。前述の様に組み立てたマイクロロードセルの斜視図
を図2に示す。ステンレス基板1の凸部2に加えた力に
対して30mV/5V以上の出力が得られ、非直線性±
0.5%以内、温度特性零点出力共に、±0.05%/
℃以内の結果が得られた。尚サイズは直径φ15mm、
高さ12mmの小型である。
【0008】
【効果】本発明に係る製造方法による薄膜半導体歪ゲー
ジを有するマイクロロードセルは、以下のような効果を
呈する。 (イ)薄膜半導体歪ゲージは、高抵抗、高出力を有し、
ゲージ長が短いこと、有機材接着方法を採用しないので
、マイクロロードセルの小型化が実現できると共にプラ
ズマCVD方法により量産化が容易である。 (ロ)ステンレス基板を起歪体に採用しているから、耐
衝撃性に優れ、又支持部と底部との溶着が可能であるか
ら、両部材の接合が確実に行われる。更に歪を発生する
ステンレス基板と支持部とは別個の部材で成り立ってい
るから、荷重の大きさに対応して適宜のステンレス基板
のみを変更することにより荷重の大きさに変化を持たせ
ることが可能であるから、支持部の変更を要せずして、
各種の用途に応じた各種のマイクロロードセルの製造が
容易に実現できる。 (ハ)高抵抗、高出力であるから、従来例の金属箔歪ゲ
ージに比較して安価な増幅器の使用で処理可能であり、
また金属箔歪ゲージでは困難な長寿命の電池駆動のマイ
クロロードセルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロロードセルの断面図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】薄膜半導体歪ゲージの製造工程図。
【符号の説明】
1  ステンレス基板 2  凸部 3  環状ダイアフラム 4  絶縁膜 6  多結晶シリコン膜 8  薄膜半導体歪ゲージ 10  配線膜 12  保護膜 14  支持部 15  段部 16  溶着 18  プリント基板 20  金線(ボンディング用) 22  リード線 24  溶接 26  底部 28  チューブ 32  保護キャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中央凸部を中心として環状ダイアフラ
    ムに形成したステンレス基板の前記環状ダイアフラムの
    下面にプラズマCVDにより形成した薄膜半導体歪ゲー
    ジを配設し、支持部の段部に載置した前記ステンレス基
    板を入熱の少ない溶接方法により、支持部内側に溶着し
    、支持部内にプリント基板をほぼ水平に収納し、前記プ
    リント基板とステンレス基板の薄膜半導体歪ゲージとを
    電気的に接続し、前記プリント基板に接続したリード線
    を、支持部と底部とを入熱の少ない溶接方法により溶着
    形成した空洞に収納して、底部側面に取り付けたチュー
    ブを通過させて、外部へ引き出してなるマイクロロード
    セル。
  2. 【請求項2】  ステンレス基板に環状ダイアフラムを
    加工する工程と、前記ダイアフラムの裏面に研磨洗浄後
    プラズマCVDにより絶縁膜を形成する工程と、プラズ
    マCVDによりボロン等の不純物を含有した多結晶シリ
    コン膜を前記絶縁膜上に形成する工程と、フォトリソグ
    ラフィ法により、パターン化した薄膜半導体歪ゲージを
    前記多結晶シリコン膜に形成する工程と、前記薄膜半導
    体歪ゲージに金属を蒸着してブリッジ回路を組んだ配線
    膜を形成する工程と保護膜をプラズマCVDにより成膜
    する工程とよりなるマイクロロードセルの薄膜半導体歪
    ゲージの製造方法。
JP14803791A 1991-05-24 1991-05-24 マイクロロードセル並びにその歪ゲージの製造方法 Withdrawn JPH04346042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017003470A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 ユニパルス株式会社 力変換器及びこれに使用される歪みゲージ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017003470A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 ユニパルス株式会社 力変換器及びこれに使用される歪みゲージ

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Effective date: 19980806