JPH04345307A - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JPH04345307A
JPH04345307A JP14775991A JP14775991A JPH04345307A JP H04345307 A JPH04345307 A JP H04345307A JP 14775991 A JP14775991 A JP 14775991A JP 14775991 A JP14775991 A JP 14775991A JP H04345307 A JPH04345307 A JP H04345307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
transistor
power supply
circuit
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP14775991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Funabashi
船橋 裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、増幅器に関し、詳し
くは、駆動電圧の波形を歪ませることなく、低インピー
ダンスの負荷をも駆動することが可能なパワーアンプに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のパワーアンプの後半部の
回路図である。この例の回路は、2〜8Ωのインピーダ
ンスを持つスピーカを駆動する時に、よく用いられるも
のであって、前段の増幅回路(図示せず)、後段の増幅
回路1、アイドル電流調整回路2、電源側出力段回路8
、接地側出力段トランジスタQ4 、ブートストラップ
回路(そのコンデンサC1 )等からなる。電源側出力
段回路8は、電流ミラー回路の一部をなすトランジスタ
Q1 と、ベースがトランジスタQ1 のコレクタによ
りドライブされるダーリントン接続のトランジスタQ2
 ,Q3 とからなる。接地側出力段回路はトランジス
タQ4 のみである。ブートストラップ回路は、ブート
ストラップ用端子6と出力端子5との間に接続されたコ
ンデンサC1 を有し、コレクタが電源Vccに接続さ
れているトランジスタQ3 以外の前記の後段の増幅回
路1,アイドル電流調整回路2,電源側出力段回路8に
、ブートストラップ用端子6が接続されて、形成されて
いる。通常、コンデンサC1 の容量は47〜100μ
Fである。
【0003】この例のようなブートストラップ回路を用
いれば、電源側出力段での電圧降下は、トランジスタQ
1 ,Q2 での電圧降下の影響を受けずにトランジス
タQ3 の飽和電圧のみにおさえられる。その結果、一
定電圧の電源Vccでパワーアンプを構成する場合にお
いて、出力段トランジスタQ3 ,Q4 の電圧降下の
みで、最大限の出力を得ることができる。従来は、負荷
スピーカのインピーダンスが2〜8Ωなので、このよう
な回路が用いられている。しかし、近来は、カーステレ
オ用スピーカなどにおいて複数のスピーカを並列に接続
して、インピーダンスが1Ω以下のものが採用されるよ
うになってきた。これに従来のブートストラップ回路を
用いた増幅器を適用するためには、負荷インピーダンス
の減少に応じて、コンデンサC1 の容量を増大させる
ことが必要である。しかし、いま以上にコンデンサの容
量を増やすことになると、サイズが大きくなる,価格が
高くなるという問題に加え、搭載されている自動車のシ
ャーシに回路が短絡する等の事故で電源Vccの電位が
降下した時にコンデンサC1 の多量の電荷が放出され
て回路が破壊される危険性が生じ、信頼性が低下すると
いう問題が発生する。
【0004】このようなことを回避して、低インピーダ
ンスの負荷のスピーカを駆動するためには、ドライブ段
及び出力段のトランジスタの電流能力を大きくして、ブ
ートストラップ回路を使用しない方法もあるが、そうす
ると、ドライブ段のトランジスタのベース,コレクタ間
容量が、おおよそ50〜100pFと大きくなり、必要
以上にアイドル電流を増やさないと、クロスオーバー歪
みが発生し好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、低インピ
ーダンスの負荷を駆動しようとすると、より大きな容量
のコンデンサを必要とし、サイズがおおきくなる,価格
が高くなる,信頼性が下がるといった問題点が、従来の
増幅器にはある。この発明の目的は、このような従来技
術の問題点を解決するためのものであって、ブートスト
ラップ回路を用いない増幅器であっても、アイドル電流
を増やすことなく、クロスオーバー歪みの発生を抑え、
低インピーダンスの負荷を最大限に駆動することが可能
な増幅器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明の増幅器の構造は、入力信号を受けてこれを
増幅する前段増幅回路と、前記前段増幅回路の出力を受
けて接地側ドライブ信号と電源側ドライブ信号とを生成
する後段増幅回路と、前記接地側ドライブ信号を受けて
出力端子から接地端子への電流(又は接地端子から出力
端子への電流)を制御する接地側出力段回路と、前記電
源側ドライブ信号を受けて電源端子から出力端子への電
流(又は前記出力端子から前記電源端子への電流)を制
御する電源側出力段回路とを備え、しかも、前記電源側
出力段回路が、ベースに前記電源側ドライブ信号を受け
エミッタ(又はコレクタ)を前記電源端子に接続された
PNP型(又はNPN型)の第1のトランジスタと、ベ
ースが第1のトランジスタのコレクタ(又はエミッタ)
に接続されコレクタ(又はエミッタ)が前記電源端子に
接続されエミッタ(又はコレクタ)が前記出力端子に接
続されたNPN型(又はPNP型)の第2のトランジス
タとからなるダーリントントランジスタ回路を有し、特
に、一端を第1のトランジスタのベースに接続され他端
を前記電源端子に接続された、第1のトランジスタのベ
ース,コレクタ間の寄生容量よりも容量の大きい、コン
デンサが設けられているものである。
【0007】
【作用】以上のような構成によれば、第1のトランジス
タのベース,コレクタ間の寄生容量の影響を前記コンデ
ンサで打ち消すことができ、その結果、アイドル電流を
増やして電源側出力段回路のトランジスタを常時能動状
態にしておかなくても、前記第2のトランジスタがオフ
からオンに遷移すべきときに、電源側出力段回路ドライ
ブ信号を受けて第1のトランジスタが速やかにオンし、
続いて第2のトランジスタも速やかにオンする。このよ
うにして、電源側出力段回路は、クロスオーバー歪みを
発生させることなく、前記電源側ドライブ信号を受けて
電源端子から出力端子への電流(又は前記出力端子から
前記電源端子への電流)を制御し、接地側ドライブ信号
を受けて出力端子から接地端子への電流(又は接地端子
から出力端子への電流)を制御する接地側出力段回路と
協動して、負荷のスピーカ等を駆動することができる。
【0008】以上、この発明の特徴である電源側出力段
回路の部分について詳しく述べてきたが、前記以外の、
入力端子及び出力端子、電源回路、保護回路、フィルタ
、作動増幅段等が、独立に、あるいは、この発明になる
回路部分とも互いに関連しあって、この発明の増幅器に
存在したとしても、この発明の特徴を何ら損なうもので
はない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。図1はこの発明の増幅器の図
2に対応する後半分の具体的な回路図である。従来例の
図2と異なるのは、ブートストラップ用端子6及びそれ
に連なるブートストラップ回路,コンデンサC1 が無
いことと、電源側出力段回路8がトランジスタQ11,
Q12とダイオードD1 とコンデンサC3 とからな
ることである。ドライブ段トランジスタQ11はベース
に電源側ドライブ信号Dをうけ、エミッタが電源Vcc
に接続されている。出力段トランジスタQ12はベース
をドライブ段トランジスタQ11のコレクタに接続され
、コレクタが電源Vccに接続され、エミッタが出力端
子5に接続されている。ここで、トランジスタQ11,
Q12には、電圧降下による損失を抑えるために、電流
能力の大きいトランジスタが用いられている。さらに、
コンデンサC3 は一端が電源Vccに接続され、他端
がドライブ段トランジスタQ11のベースに接続されて
いる。負荷スピーカ7は、一端が出力端子5に接続され
、他端が中点電圧に接続され(図示せず)、回路図上で
は従来例と同じ記号で表記されているが、インピーダン
スが従来の2〜8Ωに限定されるものではなく、1Ω以
下のインピーダンスであってもよい。前段の増幅回路(
図示せず)、後段の増幅回路1、アイドル電流調整回路
2、接地側出力段トランジスタQ13等は従来と同じで
よい。
【0010】この回路の動作を説明すると、先ず、入力
信号を前段増幅回路で増幅し前段増幅後の信号Aを生成
する。この前段増幅後の信号Aを後段増幅回路1に入力
して増幅すると同時に、後段増幅後の信号B及び接地側
ドライブ信号Cを生成する。さらに、後段増幅後の信号
Bを電流ミラー回路の前半部で接地側ドライブ信号Cに
対して逆位相の電源側ドライブ信号Dに変換する。接地
側ドライブ信号Cを受けて、トランジスタQ13は出力
端子5から接地端子GNDへの電流を制御する。電源側
ドライブ信号Dを受けて、電源側出力段回路8では、ド
ライブ段トランジスタQ11によりドライブされた出力
段トランジスタQ12が、電源端子Vccから出力端子
5への電流を制御する。このように、出力段トランジス
タQ12とQ13が協動して、出力端子5へ向かって出
力する電流及び出力端子5から流入する電流を制御し、
負荷を駆動する。ここで、トランジスタQ11,Q12
には電流能力の大きいトランジスタが用いられているが
、トランジスタQ11のベース,コレクタ間の、容量が
約50〜100pFもある寄生容量C2 の影響を、電
源VccとトランジスタQ11のベースとに接続された
コンデンサC1 で打ち消しているので、アイドル電流
を増やしてトランジスタQ11,Q12を常時能動状態
にしておかなくても、トランジスタQ11,Q12は電
源側ドライブ信号Dの信号を受けて速やかにオンする。 なお、この実施例は出力段トランジスタQ12,Q13
がNPN型のトランジスタの場合に対応した構成である
が、NPN型とPNP型とを交換して、出力段トランジ
スタがPNP型のトランジスタの場合に対応した構成で
あっても、同様である。
【0011】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、寄生容量C2 の影響をコンデンサC3 で打ち消
しており、アイドル電流を増やすことなく、クロスオー
バー歪みの発生を抑制することができるので、電流能力
の大きい出力段トランジスタを用いて効率よく、低イン
ピーダンスの負荷を駆動することができる。さらに、こ
の発明にあっては、ブートストラップ回路を使用しない
ので、大容量のコンデンサC1 を必要とせず、回路全
体のサイズを縮小できる、コストを低減できる、信頼性
を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の増幅器の一実施例の回路の後半部の
回路図である。
【図2】従来の増幅器の後半部の回路図である。
【符号の説明】
1  後段の増幅回路 2  アイドル電流調整回路 5  出力端子 6  ブートストラップ用端子 7  負荷スピーカ 8  電源側出力段回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子と出力端子とに接続された第1
    の出力段回路と、前記出力端子と第2の端子とに接続さ
    れた第2の出力段回路とを備え、入力信号を増幅し生成
    した第1のドライブ信号を受けて第1の出力段回路が第
    1の端子から前記出力端子への電流(又は前記出力端子
    から第1の端子への電流)を制御し、前記入力信号を増
    幅し生成した第1のドライブ信号と位相の異なる第2の
    ドライブ信号を受けて第2の出力段回路が前記出力端子
    から第2の端子への電流(又は第2の端子から前記出力
    端子への電流)を制御する増幅器であって、第1の出力
    段回路が、ベースに第1のドライブ信号を受けエミッタ
    (又はコレクタ)が第1の端子に接続されたPNP型(
    又はNPN型)の第1のトランジスタと、ベースが第1
    のトランジスタのコレクタ(又はエミッタ)に接続され
    コレクタ(又はエミッタ)が第1の端子に接続されエミ
    ッタ(又はコレクタ)が前記出力端子に接続されたNP
    N型(又はPNP型)の第2のトランジスタとからなる
    ダーリントントランジスタ回路を有し、更に、一端が第
    1のトランジスタのベースに接続され他端が第1の端子
    に接続されたコンデンサが設けられていることを特徴と
    する増幅器。
JP14775991A 1991-05-23 1991-05-23 増幅器 Pending JPH04345307A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147645B1 (ja) * 1969-02-26 1976-12-16
JPS5868310A (ja) * 1981-10-19 1983-04-23 Pioneer Electronic Corp プツシユプル増幅器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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