JPH04343805A - 椅子の背,座部の連動支持機構 - Google Patents

椅子の背,座部の連動支持機構

Info

Publication number
JPH04343805A
JPH04343805A JP3144073A JP14407391A JPH04343805A JP H04343805 A JPH04343805 A JP H04343805A JP 3144073 A JP3144073 A JP 3144073A JP 14407391 A JP14407391 A JP 14407391A JP H04343805 A JPH04343805 A JP H04343805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
spring
lever member
end side
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3144073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3330145B2 (ja
Inventor
Yuji Ishi
石     裕  二
Toru Nagao
長  尾     徹
Hironaga Obata
畑 広 永 小
Yasuo Uematsu
松 康 夫 植
Tetsuya Kano
野 徹 也 狩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOOKI KK
Itoki Co Ltd
Original Assignee
ITOOKI KK
Itoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ITOOKI KK, Itoki Co Ltd filed Critical ITOOKI KK
Priority to JP14407391A priority Critical patent/JP3330145B2/ja
Priority to US07/770,473 priority patent/US5238294A/en
Priority to ITMI912815A priority patent/IT1251626B/it
Priority to DE4135162A priority patent/DE4135162A1/de
Priority to FR9114970A priority patent/FR2676630B1/fr
Publication of JPH04343805A publication Critical patent/JPH04343805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3330145B2 publication Critical patent/JP3330145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03255Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03266Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with adjustable elasticity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03272Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03272Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
    • A47C1/03274Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs of torsion type

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として事務用椅子に適
用して有用な椅子の座部と背部との連動支持機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近時、主として事務用椅子において人間
工学的見地から椅子の座り心地や使用感を支配する主要
成部材である座部や背部を、その椅子に掛けている人の
動きによく追従して動くことができるようにした支持機
構やこの機構を採用した椅子が多数提案されている。
【0003】上記のような背部と座部の支持機構、或は
、このような機構を具備した椅子が提案されているのは
、掛けている者がそのままで様々な姿勢,体勢をとって
も、椅子の座部や背部が無理なく、かつ、円滑にそのよ
うな姿勢変化になじむように作動して、座り心地の向上
を図り、また、長時間椅子に掛けたままデスクワ−ク等
の各種作業を行っても疲労を少なくするためである。
【0004】上記のような目的のもとに開発されている
この種の椅子では、主としてリンク機構を応用して座部
や背部の作動を連繋させるようにしたものが大半である
【0005】しかし、この種の椅子で実用に供されてい
るものを試用してみると、動作が円滑でなかったり、或
は、着席者の身体の動きによく追従する作動性能が得ら
れていないという問題のあることが判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、リンク機構を応用して背部と座部との作動を連
動させるようにするが、動作は円滑であり、しかも、着
座者の身体の動きによくなじんだ動作をすることができ
る、主として事務用椅子の背部と座部との連動支持機構
を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、脚支柱等の固定
部材に支持されて座部の前方側へ向け延設された機枠部
材の前端側に、座部の左右に沿った水平軸を介して背部
支持杆の下端側が取付けられたテコ部材の前端側を枢着
すると共に、このテコ部材を前記水平軸を中心にして上
向旋回させる側に作用するバネ等による反撥部材を前記
機枠部材とテコ部材の間に設ける一方、前記座部の受け
部材を座部前方の受け部材と後方の受け部材とから形成
し、座部の前方を受ける前方受け部材は前記機枠部材の
前端側において上下並びに前後左右に運動可能にバネ等
の弾撥部材を介して設けると共に、座部の後方を受ける
後方受け部材は、前記テコ部材の後方側に前記水平軸と
平行な軸を介しその軸を中心に揺動可能に設け、かつ、
これら前,後受け部材の上面に座部を載架支持させたこ
とを特徴ものである。
【0008】本発明の背部支持杆の未端が連結されたテ
コ部材と、このテコ部材を水平軸を介して上下揺動可能
に支持した機枠部材とに、座部の前方受け部材と座部の
後方受け部材とを夫々に設け、前,後の受け部材にその
前後が個別に載架支持される座部は、その前,後の支持
された部分において前記テコ部材と機枠部材とに夫々に
独立に支持されるようにした。座部が背部支持杆に支持
された背部と一体形成された構造のものであっても、座
部の後方受け部を前後に移動させない定位置において支
持し、かつ、座部の前方と座部の後方と一体の背部とが
独自の動きをすることを許容する構造とした。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図に拠り説明する。 図1は本発明機構の一例を示す一部を断面とした側面図
、図2は図1の平面図、図3は図1に示す本発明機構の
構成部材を示す斜視図、図4は図1の機構の後傾時の側
面図、図5は同じく前傾時の側面図である。
【0010】これらの図において、1は事務用回転椅子
などにおける円筒状の脚支柱で、詳しく図示しないが、
一般的には下端に放射状になった複数本の足を具備する
と共に、支柱の内部にはガススプリング等による座部の
上,下調節手段が設けられており、本発明において後述
する機枠部材2などが取付けられる固定部材である。
【0011】2は上記支柱1の上端部に、その後方寄り
の底面において取付けられた浅底の箱状をなす機枠部材
で、アルミダイキャスト,鋼板プレス,合成樹脂成形等
により形成されており、該部材2の底板2cの後方寄り
が前記支柱1に取付けられている。
【0012】3は、上記機枠部材2の前端よりやや後方
において、椅子の正面から見た左右方向に平行な水平軸
4により、当該機枠部材2に枢着されたテコ部材で、こ
の実施例では平面からみて横向きの略H状(第2図参照
)をなすように形成された部材の後端側が2本の背部支
持杆5に連結されている。背部支持杆5には補強杆5a
と連結板5bが設けられている。そして、テコ部材3の
左右の側部材3a,3bは、機枠部材2の左,右の側部
材2a,2bを外側から抱持する態様で配され、これら
の各側部材2a,3a、2b,3bの間においてテコ部
材3の先端側にそれぞれ水平な軸4を取付けることによ
り機枠部材2に取付けられている。これにより、このテ
コ部材3は軸4を中心に上下揺動自在に固定側の機枠部
材2に支持されることとなる。
【0013】6は上記機枠部材2とこれに対し揺動自在
のテコ部材3の間に介装させた2本のねじりコイルバネ
で、2本のバネ6は、その一端6aが機枠部材2に設け
たバネ圧調節機構7に、また他端6bがテコ部材3の左
右側部材3a,3bの上端に形成したバネ受部8にそれ
ぞれ支持されている。
【0014】9は上記2本のバネ6を機枠部材2の内部
に位置決めして保持するためのバネ取付部で、2本のコ
イルバネ6の内部に挿通したカラ−部材9aを介して先
端にネジを形成したバネ取付軸9bが機枠部材2の両側
部材2a,2b間に、テコ部材3a,3bの先端寄りに
形成した縦向き長穴3c,3dを貫通して架設され、前
記軸9bのネジにナット9cを止着することによってこ
の機枠部材2の内部に取付けられている。
【0015】而して、バネ圧調節機構7は、ここでは機
枠部材2の前方外部に球面状に形成した取付座部2dと
、この取付座部2dから機枠部材2の内部に貫通して形
成したボルト杆状の軸7aと、この軸7aの先端に形成
したネジ部に中央部分のネジ溝が螺合されて支持される
と共に両側が前記コイルバネ6,6の一端6a,6aの
上側に配設されたバネ押え部材7bと、前記軸7aの下
端側にそれと一体に形成された操作ノブ7cとから形成
されている。
【0016】ここで、操作ノブ7cを正,逆転させるこ
とにより、前記軸7aは正,逆回転するから、この軸杆
7aに螺合保持されているバネ端6aの押え部材7bは
そのネジ部において軸7aの上を進,退させられ、これ
によってバネ端6aの押え部材7bが、当該バネ6の一
端6aを巻締め側、又は、巻緩め側の任意の位置におい
て支持し、バネ6,6の反撥力を調整するのである。
【0017】この実施例では、上記バネ6、並びに、バ
ネ圧調整機構7、バネ受け部8などにより、コイルバネ
6を機枠部材2とテコ部材3の間に介在させ、テコ部材
3にその軸4を中心にして常に上向きのバネ力を付勢す
るようにしたが、このテコ部材3に常に上向きの力又は
上向きの反撥力を付勢するための手段は、上記コイルバ
ネ6以外の部材、例えば、図示しないが、軸9bの回り
で有効半径を段階的又は無段階に変化させて形成したカ
ム柱状乃至はカム筒状をなすゴム製弾性体を、前記テコ
部材3の下端と機枠部材2の底面2cの間に介在させる
ようにしてもよい。
【0018】10は、座受け部材のうち前方座受け部材
11を支持するため、上記機枠部材2の前端側において
前上りの舌片状に突出させて形成した前方座受け部材1
1の支持部、12はテコ部材3の側部材3a,3bの後
方寄り外面に、軸4と平行なピンによって支持するよう
にした座板の後方を支持する後方座受け部材13の支持
部である。後方座受け部材13はその下面側においてテ
コ部材3に対向する部位に、ブラケット状のピン受13
aが形成され、このピン受13aにおいてピン13bに
よりテコ部材3の後方寄り上面、具体的には脚支柱1の
中心線上に位置付けて、座受け部材13が当該ピン13
bを中心に前後揺動可能に取付けられている。ピン13
bの位置を脚支柱1の中心線上に位置付けた理由は、後
述する座板14に人が着座したとき、その者の座骨結節
点が前記支柱1の中心線上、乃至はその近傍に位置する
ため、この座骨結節点をこの支持部において中心的に支
持しようとするためである。
【0019】一方、前方座受け部材11は、その支持部
10の上面に、左,右2本のスプリング10aを介して
取付杆10bによって取付けられている。ここで、支持
部10は上面がその前後方向で上向き傾斜しているため
、スプリング10aは前方側がより圧縮された状態とな
って予め前傾した傾きが付与されて取付けられることと
なり、これが座受け部材11の後方変位に対し自動復帰
力として作用する。また、この座受け部材11は、上記
の左,右のスプリング10aと夫々の取付杆10bの作
用により、その支持部10に対し、前後,左右のある範
囲で自由に変位可能である。以上により、本発明機構の
一例を形成する。
【0020】次に、上記のように形成される本発明機構
において、固定された機枠部材2の前端側支持部10上
面にスプリング10aを介し自由度をもたせ載架された
前方座受け部11と、この機枠部材2に対して軸4を中
心に上下揺動するテコ部材3の後方寄り上面に、ピン1
3bを介して前後揺動のみ自由に載架された座受け部材
13とに、一例として、背もたれの下半側までが一体形
成された座板14を載架して取付けた場合の本発明支持
機構の作動について説明する。
【0021】座板14は、後方座受け部材13に支持さ
れた中程部分14cが、後方座受け部材13を取付けた
テコ部材3の軸4を中心に上下に揺動可能である。この
揺動(沈み込み)は、例えば座板14の中程14cに荷
重がかかると、その荷重が後方座受け部材13、その取
付軸13bを介してテコ部材3にかかり、このテコ部材
3がそのバネ受け部8においてコイルバネ6の後端6b
により上方へ持上げられていることにより弾力的に緩衝
される。
【0022】ここで、前記バネ6はその取付軸9bがテ
コ部材3の長穴3c,3dに支持されていることにより
、前記沈み込み揺動は、その初期において、前記長穴の
ストロ−ク分だけ、前記バネ6のねじり反撥力の作用よ
りも、バネ6の始終端6a,6bの撓み反撥力によって
緩衝される。
【0023】しかし、テコ部材3の長穴3c,3dの上
端がバネ6の軸9bに当接すると、テコ部材3の沈み込
みは、当該バネ6のねじり反撥力を主体とした反撥力に
より緩衝される。つまり、本発明機構のバネ6による沈
み込みの緩衝は、長穴3c,3dを設けたことにより当
該バネ6の2つの態様の反撥力によって緩衝されるから
、着座し始めの緩衝動作が円滑である。
【0024】一方、座板14の中程部分14cと一体の
前方座受け部材11に支持された座板14の前端側14
fと、同じくこの中程部分14cと一体の座板14の後
半側14bから背もたれにかけての部分は、前記座板1
4の中程部分14cの上,下揺動に従動して揺動するが
、先端側14fは位置固定の支持部10に独立的に作動
できるように載架された座受け部材11に取付けられ、
また、後半側14bから背もたれの下半側Bbにかけて
は他の部材と作動範囲が異なる背部支持杆5に取付けら
れているため、それらの揺動範囲は同一ではない。
【0025】このため、本発明機構に架装するシェル構
造は、上記各部の異なる作動に追従動作をすることがで
きる構造のものが望ましい。例えば、座板14の中程1
4cは、着座による荷重を中心的に受けるため、リブ等
を設けて比較的高剛性に形成されているが、この中程に
連続した再板14の前端側14fは、前方支持部11の
作動自由度に追従することができる柔軟性と中程14c
との一体連続性を確保するように形成されており、また
、座板14の後端側14bは大きく前後揺動する背もた
れ支持杆6の作動によく追従すると共に座板中程14c
との一体連続性を保持するため、図示しないがスリット
などを設けてその作動特性と形態特性を得るようにして
いる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明機構において
は、座板14の前端側14fが、前後左右である程度の
自由可動範囲を有するようにスプリング10aを介した
座受け部材11に取付けられていることにより、座板1
4の前端側14f並びにその近傍は、上記座板14の中
程14cにおける揺動に追従自在であると同時に独自の
揺動が可能である。
【0027】一方、座板14の後端側14bは、背部支
持杆5がテコ部材3の軸4を中心とした揺動を拡大して
前後揺動するため、座板14の中程部分14cにおける
当該座板14の上面に対する角度が変化するが、この点
は座板14の中程部分14cを支持した座受け部材13
がその取付ピン13bを中心にして前後に揺動できるこ
とにより吸収される。
【0028】しかも、上記ピン13bは、支柱1の中心
線の略直上に位置付け、着座者の重心、乃至は、座骨結
節点がほぼこのピン13bの真上に位置付けられる構成
としたことにより、本発明機構の上記作動を円滑に実現
するから、本発明機構は座り心地のよい椅子を得る上で
きわめて好適な機構である。
【0029】このように本発明機構では、座板14にお
いて着座者の荷重が集中する座板14の中程14cは、
前後に変位させることなく、上,下揺動、つまり沈み込
みと戻り動作のみを許容し、この座板と一体の前端側1
4fと後半側14bであって、上記中程部分14cの動
作と異なる動作をする部分は、座受け部材11,13に
付与した自由度により、これに対応するようにしたので
、座板14の中程部分14cの沈み込み、その戻り動作
に伴って、着座者のひざが持上り加減になったり、背部
側のシャツ等の着衣がめくれ上ったりするおそれは、殆
んど生じない。
【0030】例えば、着座者が座板14上にかけて背も
たれ(図示せず)に身体をあずけると本発明機構は図4
に示すように変位するが、背もたれ支持杆5の大きな後
傾があっても座板14の後方座受け部材13はピン13
bを中心に後傾するだけでその位置が変位せず、前記背
もたれ支持杆5の大きな後傾は座板後端側14bの伸び
によって吸収し、座板中程14cの傾きは前方座受け部
材11が後方に引張られつつ下方へ沈み込む変位をする
ことにより吸収される。
【0031】また、着座者が前傾姿勢をとった場合には
、背もたれ支持杆5が大きく前傾し、後方座受け部材1
3も少し前傾するが、これらによる座板の前端側14f
の変位は前方座受け部材11の前方変位と沈み込みによ
って吸収される。
【0032】更に、着座者が着座姿勢のままその身体を
左,右に振ると、座板14の前端側14fは、この部を
支持した座受け部材11が2本のスプりング10aによ
って、左,右独立して傾動する自由度も付与されている
ため、座板14の前端側14fが前記身体の振れに応じ
た挙動し、従って、着座者は座板14による加圧力を大
腿部に感じることなく身体を動かすことができる。
【0033】本発明は以上の通りであって、着座姿勢に
おける着座者の姿勢変化によく追従し、かつ、その追従
動作が姿勢変化時に異和感を起させない椅子の座板の支
持機構を、きわめてシンプルな構造によって形成するこ
とができるので、特に、事務用回転椅子に適用して好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明機構の一例を示す一部を断面とし
た側面図。
【図2】図2は図1の平面図。
【図3】図1,図2の機構の構成部材の斜視図。
【図4】本発明機構の後傾時の側面図。
【図5】同じく、前傾時の側面図。
【符号の説明】
1  脚支柱 2  機枠部材 3  テコ部材 4  水平軸 5  背部支持杆 6  ねじりコイルバネ 7  バネ圧調整機構 8  バネ受け部 9b  バネ取付軸 10  支持部 11  前方座受け部材 13  後方座受け部材 14  座板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  脚支柱等の固定部材に支持されて座部
    の前方側へ向け延設された機枠部材の前端側に、座部の
    左右に沿った水平軸を介して背部支持杆の下端側が取付
    けられたテコ部材の前端側を枢着すると共に、このテコ
    部材を前記水平軸を中心にして上向旋回させる側に作用
    するバネ等による反撥部材を前記機枠部材とテコ部材の
    間に設ける一方、前記座部の受け部材を座部前方の受け
    部材と後方の受け部材とから形成し、座部の前方を受け
    る前方受け部材は前記機枠部材の前端側において上下並
    びに前後左右に運動可能にバネ等の弾撥部材を介して設
    けると共に、座部の後方を受ける後方受け部材は、前記
    テコ部材の後方側に前記水平軸と平行な軸を介しその軸
    を中心に揺動可能に設け、かつ、これら前,後受け部材
    の上面に座部を載架支持させたことを特徴とする椅子の
    背,座部の連動支持機構。
  2. 【請求項2】  テコ部材の後方側に水平軸を介して支
    持された座部の後方受け部材は、脚支柱等による固定部
    材の中心を通る垂直軸上、又は、この座部に座る人の座
    骨結接点を通る垂直軸上に一致させるか近接させた位置
    に設けた請求項1の椅子の背,座部の連動支持機構。
  3. 【請求項3】  前,後の受け部材に載架支持される座
    部は、その前端側に可撓性をもたせて形成した請求項1
    又は2の椅子の背,座部の連動支持機構。
  4. 【請求項4】  座部は背部支持杆に取付支持される背
    部と一体に形成された請求項1〜3のいずれかの椅子の
    背,座部の連動支持機構。
JP14407391A 1991-05-21 1991-05-21 椅子の背,座部の連動支持機構 Expired - Fee Related JP3330145B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14407391A JP3330145B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 椅子の背,座部の連動支持機構
US07/770,473 US5238294A (en) 1991-05-21 1991-10-03 Interlocking mechanism for supporting seat and seat back of chair
ITMI912815A IT1251626B (it) 1991-05-21 1991-10-23 Meccanismo di interbloccaggio per supportare l'elemento sessile e lo schienale di una poltrona
DE4135162A DE4135162A1 (de) 1991-05-21 1991-10-24 Verbindungsvorrichtung zum stuetzen des sitzes und der rueckenlehne eines stuhls
FR9114970A FR2676630B1 (fr) 1991-05-21 1991-12-03 Mecanisme d'interconnexion destine a supporter une assise et un dossier d'un fauteuil.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14407391A JP3330145B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 椅子の背,座部の連動支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04343805A true JPH04343805A (ja) 1992-11-30
JP3330145B2 JP3330145B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=15353655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14407391A Expired - Fee Related JP3330145B2 (ja) 1991-05-21 1991-05-21 椅子の背,座部の連動支持機構

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5238294A (ja)
JP (1) JP3330145B2 (ja)
DE (1) DE4135162A1 (ja)
FR (1) FR2676630B1 (ja)
IT (1) IT1251626B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237535A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Okamura Corp 椅子における背凭れの傾動装置
KR100883913B1 (ko) * 2008-11-21 2009-02-17 엄옥순 틸팅장치 및 이를 포함하는 의자
KR100908736B1 (ko) * 2008-12-31 2009-07-22 엄옥순 틸팅장치 및 틸팅장치가 구비된 의자
JP2010069326A (ja) * 2009-12-28 2010-04-02 Kokuyo Co Ltd 椅子
JP4596625B2 (ja) * 2000-10-16 2010-12-08 コクヨ株式会社 椅子
JP2019188126A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 嚴澄宇 弾性的シーソー型フリーリクライニング機構および自由調節可能な回転椅子

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567012A (en) * 1986-04-10 1996-10-22 Steelcase, Inc. Chair control
US5318346A (en) * 1991-05-30 1994-06-07 Steelcase Inc. Chair with zero front rise control
JPH0716457B2 (ja) * 1991-06-26 1995-03-01 株式会社岡村製作所 椅子の背凭れの傾動緩衝装置
CA2319881C (en) 1992-06-15 2001-10-30 Herman Miller, Inc. Office chair
US5370445A (en) * 1993-06-10 1994-12-06 Westinghouse Electric Corporation Chair control
US5782536A (en) * 1995-02-17 1998-07-21 Steelcase Inc. Modular chair construction and method of assembly
US5765914A (en) * 1995-06-07 1998-06-16 Herman Miller, Inc. Chair with a tilt control mechanism
DE29823011U1 (de) 1998-12-28 1999-04-08 SIFA Sitzfabrik GmbH, 92237 Sulzbach-Rosenberg Sitzträger
DE19950923A1 (de) * 1999-10-21 2001-04-26 Interstuhl Bueromoebel Gmbh Stuhl, insbesondere Bürostuhl
DE10126001A1 (de) * 2001-05-18 2002-11-21 Bock 1 Gmbh & Co Vorgespannte Federanordnung, insbesondere zur Federbeaufschlagung von Synchronmechaniken von Bürostühlen
US6585320B2 (en) 2001-06-15 2003-07-01 Virco Mgmt. Corporation Tilt control mechanism for a tilt back chair
US6793284B1 (en) * 2003-03-19 2004-09-21 L & P Property Management Company Steel spring with dwell for chairs
US8087727B2 (en) 2006-10-04 2012-01-03 Formway Furniture Limited Chair
USD600051S1 (en) 2008-04-09 2009-09-15 Formway Furniture Limited Chair back
USD604535S1 (en) 2008-04-09 2009-11-24 Formway Furniture Limited Chair
US7841664B2 (en) * 2008-06-04 2010-11-30 Steelcase Inc. Chair with control system
CA131020S (en) 2008-12-12 2010-02-03 Formway Furniture Ltd Chair
US8002351B2 (en) * 2009-01-26 2011-08-23 Knoll, Inc. Support member
ES2363706T1 (es) * 2009-09-16 2011-08-12 Haworth Gmbh Unidad mecánica de asiento para mueble de asiento, en particular silla giratoria de oficina.
USD697726S1 (en) 2012-09-20 2014-01-21 Steelcase Inc. Chair

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US217584A (en) * 1879-07-15 Improvement in tilting chairs
DE2929428C2 (de) * 1979-07-20 1983-10-20 Fa. Willibald Grammer, 8450 Amberg Sitz, insbesondere Bürostuhl
DE3139448C2 (de) * 1981-10-03 1984-06-07 Kusch & Co Sitzmöbelwerke KG, 5789 Hallenberg Stuhl
ATE18124T1 (de) * 1982-10-13 1986-03-15 Stoll Gmbh Martin Stuhl.
US5050931A (en) * 1986-04-10 1991-09-24 Steelcase Inc. Controlled deflection front lip for seating
DE3827057A1 (de) * 1988-08-10 1990-02-15 Buerositzmoebelfabrik Friedric Stuhl, insbesondere buerostuhl
JPH0520199Y2 (ja) * 1988-11-30 1993-05-26
DE3916474A1 (de) * 1989-05-20 1990-11-22 Roeder Soehne Sitzmoebelfab Stuhl, insbesondere arbeits- oder buerostuhl
DE3930361C2 (de) * 1989-09-12 1993-11-04 Simon Desanta Stuhl, insbesondere buerostuhl

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4596625B2 (ja) * 2000-10-16 2010-12-08 コクヨ株式会社 椅子
JP2008237535A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Okamura Corp 椅子における背凭れの傾動装置
KR100883913B1 (ko) * 2008-11-21 2009-02-17 엄옥순 틸팅장치 및 이를 포함하는 의자
KR100908736B1 (ko) * 2008-12-31 2009-07-22 엄옥순 틸팅장치 및 틸팅장치가 구비된 의자
JP2010069326A (ja) * 2009-12-28 2010-04-02 Kokuyo Co Ltd 椅子
JP2019188126A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 嚴澄宇 弾性的シーソー型フリーリクライニング機構および自由調節可能な回転椅子

Also Published As

Publication number Publication date
IT1251626B (it) 1995-05-17
FR2676630A1 (fr) 1992-11-27
ITMI912815A0 (it) 1991-10-23
FR2676630B1 (fr) 1995-05-24
JP3330145B2 (ja) 2002-09-30
DE4135162A1 (de) 1992-11-26
ITMI912815A1 (it) 1993-04-23
US5238294A (en) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04343805A (ja) 椅子の背,座部の連動支持機構
JP3142518B2 (ja) 椅 子
US7303232B1 (en) Backrest adjusting device for office chairs
JP3999453B2 (ja) 椅子
JP2000079034A (ja) 椅 子
JPH0591931A (ja) 背と座がシンクロ動作する椅子におけるシエル構造体
JP2002119367A (ja) 椅 子
JP2002119350A (ja) 椅 子
JPS61103410A (ja) 椅子
JPS5929244B2 (ja) 調節自在背付椅子
JP4627931B2 (ja) 椅子の背もたれの支持機構
JP2002119375A (ja) 椅 子
JP3080585B2 (ja) 椅 子
JP2001299499A (ja) 椅子の背凭れ構造
JPH03268704A (ja) 椅子の背,座部材の連動緩衝機構
JP2797273B2 (ja) 背もたれ付き椅子
JP3100353B2 (ja) 椅 子
JP2000342377A (ja) 椅 子
JPH0618534Y2 (ja) 椅子における緩衝力調節機構
JP2709333B2 (ja) 椅 子
KR0140441Y1 (ko) 의자
JPS6022840Y2 (ja) 座席
JP2022026201A (ja) リクライニング可能な背座一体型ソファー
JP2001057918A (ja) 椅 子
JP3986745B2 (ja) 椅子

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees