JPH04338909A - 変倍レンズ - Google Patents

変倍レンズ

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Publication number
JPH04338909A
JPH04338909A JP1494691A JP1494691A JPH04338909A JP H04338909 A JPH04338909 A JP H04338909A JP 1494691 A JP1494691 A JP 1494691A JP 1494691 A JP1494691 A JP 1494691A JP H04338909 A JPH04338909 A JP H04338909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
refractive index
front group
positive
optical axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1494691A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Aoki
青木 法彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1494691A priority Critical patent/JPH04338909A/ja
Publication of JPH04338909A publication Critical patent/JPH04338909A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズシャッターカメ
ラ用の変倍レンズに関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、カメラの小型化に伴って、変倍レン
ズも小型軽量化が図られている。特に、レンズ交換の出
来ないレンズシャッターカメラにおいてもコンパクトで
しかも変倍比の大きなズームレンズが求められている。 しかしながら、コンパクト化と高変倍比化は相反するも
のであり、この目的に少しでも近づこうとすると、レン
ズ系のFナンバーを大きくせざるを得ず、手ぶれや、ス
トロボ発光による影の影響、赤目等の写真の画質を損ね
る問題を多く発生し、特に画質にこだわるユーザーにと
っては十分満足するものとは言えない。
【0003】変倍比を2程度の変倍レンズに限定すれば
、物体側より順に正の屈折力を持つ前群と負の屈折力を
持つ後群とからなっていて両群間の間隔を変化させて変
倍を行なういわゆるテレフォトタイプのレンズ系で全系
を極めて短くしたものが知られている。しかしながらこ
のタイプのレンズ系でも、広角端のFナンバーは4〜4
.5 のものが多く、レンズ枚数が5〜6枚程度のレン
ズ系では、非球面を用いても3.5 止まりであって明
るい光学系とは言えない。
【0004】一方、最近では、非球面よりも光学的収差
補正能力が高い光学素子として屈折率分布型レンズが知
られている。この光学素子を変倍比が2程度の光学系に
適用した従来例として、特開昭61−148414号、
特開昭61−259216号、特開昭61−29552
4号、特開昭63−276013号、特開昭64−38
711号、特開平2−51116号、特開平2−523
08号公報記載のものが知られている。これらの従来例
は、屈折率分布型レンズを用いてレンズ枚数を削除し、
全長の短縮化を図った例であるが、広角端でのFナンバ
ーが小さく3.6 程度であり、特に手ぶれの問題や画
質等を考えて大口径化を図ったものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、変倍比が2
程度でレンズ枚数が少なく、全長の短縮化を図ったもの
で、特に広角端のFナンバーを2.8 程度に小さくし
た明るい変倍レンズを提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の変倍レンズは、
物体側より順に、少なくとも正レンズ2枚と負レンズ1
枚を含み全体として正の屈折力を有する前群と、少なく
とも正レンズ1枚と負レンズ1枚とを含み全体として負
の屈折力を有する後群とよりなり、前群と後群の空気間
隔を変化させて変倍を行なうレンズ系で、前群の最も像
側の正レンズが次の式(A)にて表わされる屈折率分布
を有する屈折率分布型レンズである。 n(r)=N0 +N1 r2 +N2 r4 +・・
・・(A)ここでrは光軸から半径方向の距離、N0 
は光軸上の基準波長の屈折率、N1 ,N2 ,・・・
 はそれぞれ基準波長の2次,4次・・・ の係数であ
る。
【0007】更に本発明のレンズ系は、次の条件(1)
,(2),(3)を満足するものである。
【0008】 (1)  −1.6 <N1(fw)2<−0.01(
2)  0.04<D/fw<0.40(3)  0 
<ν1d<ν0d ただしfwは広角端での全系の焦点距離、Dは前群に少
なくとも1枚用いられている負レンズの光軸上の厚さ、
ν0d,ν1dは夫々屈折率分布型レンズのd線,C線
,F線に対する光軸上の屈折率および屈折率分布式の2
次の係数N0d,N0C,N0FおよびN1d,N1C
,N1Fにより次の式で求められる値である。
【0009】 ν0d=(N0d−1)/(N0F−N0C)ν1d=
N1d/(N1F−N1C) 尚上記の正レンズ(屈折率分布型レンズ)は、面の屈折
力と媒質の屈折力を合わせた全体の屈折力が正のレンズ
である。
【0010】本発明の変倍レンズは、全長の短縮化とF
ナンバーを小さくすることのため、全系を通して大きく
発生する負の球面収差の補正が課題である。特に広角端
のFナンバーを2.8 程度まで小さくすると広角端で
の負の球面収差が顕著になる。広角端でのパワー配置を
考えると、広角端において前群と後群の空気間隔は、最
も大きく又像面と後群の空気間隔は最も小さくなる。そ
の結果、広角端で球面収差の発生の原因になるマージナ
ル光線は前群で高く後群で低いので、前群の影響が大で
ある。特に前群の最も像側のレンズの像側の面では、広
角端だけでなく、全ズーム領域にわたってマージナル光
線の屈折角が大きく、この面で大きく発生する負の球面
収差の補正が課題である。
【0011】更に本発明の変倍レンズは、特有のパワー
配分であるために、特に広角端で発生する正の歪曲収差
が大でその補正も問題である。
【0012】この全領域で発生する負の球面収差と広角
端で顕著に発生する正の歪曲収差を同時に補正するため
には、レンズ枚数を増やして全長を長くすればある程度
可能である。しかしながらレンズ系をコンパクトに保っ
たまま諸収差を補正するためには、均質球面レンズのみ
では困難である。非球面を用いることにより収差を補正
することができるが色収差を補正することは出来ず、レ
ンズ枚数の削減や全長の短縮化には限界がある。そのた
め屈折率分布型レンズを導入する必要がある。
【0013】本発明で用いる屈折率分布型レンズは、前
記の式(A)で表わされる屈折率分布のラジアル型であ
る。
【0014】ラジアル型の屈折率分布型レンズは、非球
面では補正できない色収差とペツバール和をその媒質に
より補正することが出来る。更に媒質以外に面に屈折率
分布がついているので、光線は均質系とは異なった振る
舞いをし、その補正項で収差を補正することが出来るの
で、非球面を用いた場合よりも一層レンズ枚数を削減出
来る。
【0015】本発明の変倍レンズは、前述のような構成
で、屈折率分布型レンズを導入し更に条件(1),(2
),(3)を満足するようにした。
【0016】これら条件は、レンズ枚数が少ないにもか
かわらず色収差が良好に補正され、更に広角端の全長を
短く保ったまま全系で発生する負の球面収差と広角端で
顕著になる正の歪曲収差とを同時に補正するために設け
た条件である。
【0017】前述のように本発明のような構成の変倍レ
ンズ系では、全系で発生する負の球面収差特に前群の最
も像側のレンズの像側の面で発生する負の球面収差が顕
著である。これは前記の像側の面が大きな正の屈折力を
有しているためである。
【0018】ところで、前述の屈折率分布型レンズの面
に屈折率分布がついていることから均質系とは違った振
舞いをする光線に対する補正項は、面の屈折力と屈折率
分布式の2次の係数N1 に依存している。同じ係数N
1 の場合、面の屈折力が強い方が効果が大である。更
に収差に与える補正項の符号も、面の屈折力の符号と係
数N1 の符号に依存し、面の屈折力が正の場合でも係
数N1 を負にすればその補正項で正の球面収差を発生
させることが出来る。
【0019】本発明では、負の球面収差を補正するため
に前群の最も像側の正レンズに条件(1)を満足する屈
折率分布型レンズを導入した。
【0020】条件(1)は、全系で発生する負の球面収
差を良好に補正するために設けたものである。条件(1
)の下限を越えると、屈折率分布型レンズの面に屈折率
分布がついていることによる均質系とは違った振舞いを
する光線に対する補正項で発生する正の球面収差が大き
くなりすぎて全系では補正過剰になる。条件(1)の上
限を越えると補正項で発生する正の球面収差が小さすぎ
て全系の負の球面収差を補正することができなくなって
しまう。
【0021】条件(2)は、特に広角端で顕著である正
の歪曲収差を補正するための条件である。
【0022】本発明のようなタイプの変倍レンズは、特
有な広角端でのパワー配置により正の歪曲収差の発生が
顕著になる。この正の歪曲収差を補正するためには、後
群の負の屈折力を弱めるか、前群の正の屈折力を弱める
かすればよいが、いずれの場合もレンズ系の全長が長く
なりコンパクト化を図れなくなる。
【0023】他の歪曲収差を補正する方法として、レン
ズ系中に平行平面板を配置することが考えられる。絞り
より物体側に平行平面板を配置すると、負の歪曲収差が
発生すると同時に入射瞳位置が物体側に移動する。その
ため絞りが前群より像側にあるような構成のレンズ系の
場合、前群の有効径を小さくでき、更に軸外光線を大き
く取入れられるので周辺減光を防ぐ効果も得られる。
【0024】本発明では、前群の負レンズを条件(2)
を満足するように厚くして平行平面板を用いたのと同じ
効果を得るようにして特に広角端で顕著である正の歪曲
収差を補正している。
【0025】条件(2)の下限を越えると前群の負レン
ズの厚さが小さくなり、正の歪曲収差を補正出来ず又入
射瞳位置が像側に移動し、前群の有効径が大きくなった
り周辺減光が起こり好ましくない。又条件(2)の上限
を越えると、前群の負レンズで発生する負の歪曲収差が
大きくなりすぎると同時にそこで発生する色収差も大き
くなって望ましくない。
【0026】更に、広角端の正の歪曲収差を補正するた
めには、非球面を用いることも効果的である。この場合
前群と後群のいずれに非球面を用いてもよいが、本発明
のような構成の変倍レンズの場合、広角端では後群を通
るマージナル光線と軸外光線の光線高が異なるため、後
群に非球面を用いることによりマージナル光線に影響を
与えずに軸外収差のみを補正することが出来る。この後
群に用いる非球面は、光軸から離れるにしたがって正の
屈折力が強くなるような形状が望ましく、これによって
マージナル光線にほとんど影響を与えることなしに広角
端の正の歪曲収差を補正することが可能になる。
【0027】この非球面の形状は、光軸との交点を原点
とし、光軸方向を軸、光軸と垂直な方向を軸にとった時
、次の式で表される。
【0028】ただしrは基準球面の曲率半径、pは円錐
定数、A2iは非球面係数である。  条件(3)は、
屈折率分布型レンズの媒質で発生する色収差を規定する
ための条件である。
【0029】本発明の変倍レンズは、条件(2)を満足
させることによって、特に広角端で発生する正の歪曲収
差を補正するが、その結果この条件(2)で規定する負
レンズで発生する色収差が比較的大きくなる傾向にある
。前群に正レンズを加えればこの色収差を補正すること
が可能であるがレンズ枚数が増え、レンズ系の全長が大
になるので好ましくない。
【0030】前述のように屈折率分布型レンズの媒質に
より色収差を補正することが可能である。本発明の変倍
レンズは、条件(1)を満足する屈折率分布型レンズを
用いているが、この屈折率分布型レンズを条件(3)を
満足するようにすれば、その媒質により前群の負レンズ
で発生する色収差と逆符号の色収差を発生させて、互い
に打ち消し合うようにして補正できる。
【0031】条件(3)の下限を越えると、屈折率分布
型レンズの媒質で発生する色収差の符号と前群の負レン
ズで発生する色収差の符号とが同符号となり色収差を助
長することになり好ましくない。又条件(3)の上限を
越えると屈折率分布型レンズの媒質で前群の負レンズで
発生する色収差と逆符号の色収差を効果的に発生させる
ことが出来なくなる。
【0032】本発明の変倍レンズは、前述のようにレン
ズ系を明るくしたため前群のマージナル光線の光線高が
高くなる。
【0033】前群は、屈折率分布型レンズ1枚だけでも
所望の近軸量は得られるが、諸収差の補正を考えると少
なくともトリプレットのような構成つまり少なくとも正
レンズ2枚と負レンズ1枚を用いることが望ましい。更
に負レンズの物体側、像側に夫々少なくとも1枚の正レ
ンズを配置するようにすれば良好に収差補正が出来る。
【0034】後群は、広角端において前群との間に最も
大きな空気間隔をとるような構成になるので、前群では
高い広角端におけるマージナル光線の光線高も後群では
低くなる。その結果、後群は、色収差の補正上少なくと
も1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズという構
成でも良好な性能が得られる。
【0035】望遠端においては、後群は前群に接近して
いるので、収差補正上独立していると言う意味あいが少
なくなるため前記のような構成枚数でも充分収差補正が
可能である。
【0036】また、本発明の変倍レンズは、屈折率分布
型レンズが次の条件(4)を満足することが収差補正上
効果的である。
【0037】(4)    N2 <0条件(4)は、
屈折率分布型レンズの媒質で発生する球面収差の符号を
規定するために設けた条件である。
【0038】条件(1)を満足することで屈折率分布型
レンズの媒質は正の屈折力を有することになり、この時
面に屈折率分布がつくことにより均質系とは異なった振
舞いをする光線に対する補正項では正の球面収差が発生
する。この正の球面収差の発生量は、屈折率分布型レン
ズの媒質の屈折力と屈折率分布型レンズの面の屈折力に
依存しており、本発明のレンズ系のように比較的正の屈
折力の強い屈折率分布型レンズを用いた場合、正の球面
収差の発生量も大きくなり全系では補正過剰になること
がある。
【0039】条件(4)を満足すれば屈折率分布型レン
ズの媒質で負の球面収差を発生させることが可能になり
、全系での球面収差が補正過剰になるのを防ぐのに効果
的である。
【0040】
【実施例】
次に本発明の変倍レンズの各実施例について説明する。 実施例1     f=35〜70mm     F/2.8〜5
.3   2ω=63.4°〜34.3°r1 =16
.7406           d1 =2.000
0   n1 =1.72916    ν1 =54
.68 r2 =22.7163          
 d2 =3.0000r3 =−19.3035  
        d3 =7.8534   n2 =
1.80518    ν2 =25.43 r4 =
−86.4746          d4 =0.1
500r5 =41.3026           
d5 =3.3000   n3 (屈折率分布型レン
ズ)r6 =−21.0948          d
6 =0.2000r7 =絞り          
    d7 =DZ (可変)r8 =−121.8
435         d8 =2.5480   
n4 =1.83400    ν4 =37.16 
r9 =−27.8277         d9 =
0.1500r10=−86.4023       
  d10=1.3000   n5 =1.7859
0    ν5 =44.18 r11=96.052
2          d11=4.9000r12=
−15.6828         d12=1.50
00   n6 =1.77250    ν6 =4
9.66 r13=−57.2029         f     36.05   49.
50    67.90        DZ    
15.679   7.643    1.806 屈
折率分布型レンズ                 N0       
  N1               N2    
   d線    1.60738   −0.696
41×10−3    −0.16033×10−6 
     C線    1.60415   −0.6
8894×10−3    −0.15861×10−
6      F線    1.61484   −0
.71382×10−3    −0.16434×1
0−6N1(fw)2 =−0.905 , D/fw
=0.218  ,  ν1d=28.0  ,   
ν0d=56.8N2=−0.16033×10−6 実施例2     f=35〜70mm     F/2.8〜5
.3   2ω=63.4°〜34.3°r1 =16
.9708           d1 =2.000
0   n1 =1.72916    ν1 =54
.68 r2 =23.2441          
 d2 =2.9033r3 =−19.4452  
        d3 =8.1294   n2 =
1.80518    ν2 =25.43 r4 =
−95.4878          d4 =0.1
500r5 =41.2970           
d5 =3.2901   n3 (屈折率分布型レン
ズ)r6 =−20.8390          d
6 =0.2000r7 =絞り          
    d7 =DZ (可変)r8 =−114.7
984         d8 =2.5331   
n4 =1.83400    ν4 =37.16 
r9 =−27.7015         d9 =
0.1500r10=−97.7319       
  d10=1.3000   n5 =1.8044
0    ν5 =39.58 r11=81.386
2          d11=4.9012r12=
−15.2072(非球面)d12=1.5000  
 n6 =1.77250    ν6 =49.66
 r13=−46.3033 非球面係数(第12面)   P=1.0000 ,  A4 =0.35544
 ×10−5 ,  A6 =0.24851×10−
7  A8 =−0.15639×10−9     
   f   36.05   49.50    6
7.90        DZ  15.849   
 7.714    1.806 屈折率分布型レンズ                 N0       
  N1               N2    
   d線    1.60738   −0.714
02×10−3    −0.25072×10−6 
     C線    1.60415   −0.7
0545×10−3    −0.24803×10−
6      F線    1.61484  −0.
73401×10−3    −0.25699×10
−6N1(fw)2 =−0.928 , D/fw=
0.226  ,  ν1d=28.0  ,   ν
0d=56.8N2=−0.25072×10−6 実施例3     f=35〜70mm     F/2.8〜5
.3   2ω=63.4°〜34.3°r1 =17
.8273           d1 =2.000
0   n1 =1.72916    ν1 =54
.68 r2 =27.1752          
 d2 =2.9033r3 =−20.5761  
        d3 =7.2848   n2 =
1.80518    ν2 =25.43 r4 =
−402.8419         d4 =0.1
320r5 =38.3604           
d5 =3.8466   n3 (屈折率分布型レン
ズ)r6 =−19.9928          d
6 =0.2000r7 =絞り          
    d7 =DZ (可変)r8 =−31.64
66         d8 =2.4000   n
4 =1.80518    ν4 =25.43 r
9 =−21.7931         d9 =5
.6645r10=−16.2136(非球面)d10
=1.3423   n5 =1.78590    
ν5 =44.18 r11=−148.6531  
       非球面係数(第10面)   P=1.0000 ,  A4 =0.69345
 ×10−5 ,  A6 =0.12324×10−
7  A8 =0.28221 ×10−9     
   f     36.05   49.50   
 67.90        DZ    15.43
4   7.540    1.806 屈折率分布型
レンズ                 N0       
  N1               N2    
   d線    1.60738   −0.751
20×10−3    −0.40205×10−6 
     C線    1.60415   −0.7
4069×10−3    −0.38999×10−
6      F線    1.61484   −0
.77571×10−3    −0.43019×1
0−6N1(fw)2 =−0.976 , D/fw
=0.202  ,  ν1d=21.5  ,   
ν0d=56.8N2=−0.40205×10−6 実施例4     f=35〜70mm     F/2.8〜4
.5   2ω=63.4°〜34.3°r1 =16
.0466           d1 =2.000
0   n1 =1.72916    ν1 =54
.68 r2 =21.3827          
 d2 =3.0000r3 =−19.3473  
        d3 =7.6976   n2 =
1.80518    ν2 =25.43 r4 =
−75.6915          d4 =0.1
500r5 =41.7982           
d5 =3.3000   n3 (屈折率分布型レン
ズ)r6 =−21.4192          d
6 =0.2000r7 =絞り          
    d7 =DZ (可変)r8 =−110.7
645         d8 =2.5480   
n4 =1.83400    ν4 =37.16 
r9 =−27.9798         d9 =
0.1500r10=−92.9457       
  d10=1.3000   n5 =1.7859
0    ν5 =44.18 r11=91.245
0          d11=4.9000r12=
−15.4414         d12=1.50
00   n6 =1.77250    ν6 =4
9.66 r13=−53.2770         f     36.05   49.
50    67.90        DZ    
15.327    7.495    1.806 
屈折率分布型レンズ                 N0       
  N1               N2    
   d線    1.60311   −0.696
49×10−3    −0.22207×10−6 
     C線    1.60008   −0.6
9058×10−3    −0.22019×10−
6      F線    1.61002   −0
.71026×10−3    −0.22646×1
0−6N1(fw)2 =−0.905 , D/fw
=0.214  ,  ν1d=35.4  ,   
ν0d=60.7N2=−0.22207×10−6 ただしr1 ,r2 ,・・・ はレンズ各面の曲率半
径、d1,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレ
ンズ間隔、n1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折
率、ν1 ,ν2 ,・・・ は各レンズのアッベ数で
ある。
【0041】上記実施例1は、第1図に示す構成で、物
体側より順に、物体側に凸面を向けた正レンズと物体側
に凹面を向けた負レンズと像側に凸面を向けた正レンズ
とから構成されている前群と、像側に凸面を向けた正レ
ンズと物体側あるいは像側に凹面を向けた負レンズと物
体側に凹面を向けた負レンズとから構成され全体として
負の屈折力を有する後群とよりなり、変倍の際に広角端
から望遠端にかけて両レンズ群の間隔が小さくなるよう
に変化する変倍レンズで、前群の最も像側の正レンズに
屈折率分布型レンズを用いている。この屈折率分布型レ
ンズの作用効果は前述の通りである。
【0042】この実施例は、前述のような構成を採るこ
とによって変倍比が2で、広角端での望遠比が1.39
、Fナンバーは広角端から望遠端にかけ2.8 から5
.3 と明るい変倍レンズになし得た。
【0043】実施例2も実施例1と同じ構成で、更に最
も物体側の面を光軸から離れるにしたがって正の屈折力
が強くなるような非球面にして広角端で発生する正の歪
曲収差を更に補正している。
【0044】実施例3は、図2に示すように後群を正レ
ンズ1枚と負レンズ1枚の合計2枚にし、レンズ系全体
で5枚で1枚少なくしその分全長が短くなり、広角端で
の望遠比を1.35にすることに成功した例である。
【0045】実施例4は、実施例1と同じ構成で、作用
効果共に実施例1と同じであるが特に望遠端のFナンバ
ーを4.5 まで明るくすることに成功した例である。
【0046】以上の各実施例は、条件(1),(3),
(4)を満足し、更に前群に用いている少なくとも1枚
の負レンズは条件(2)を満足している。
【0047】
【発明の効果】本発明のレンズ系は、変倍比が2程度で
、レンズ枚数が5〜6枚と少なく、全長が短くしかも広
角端のFナンバーが2.8 程度の明るいレンズ系であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1,2,4の断面図。
【図2】本発明の実施例3の断面図。
【図3】実施例1の広角端における収差曲線図。
【図4】実施例1の中間焦点距離における収差曲線図。
【図5】実施例1の望遠端における収差曲線図。
【図6】実施例2の広角端における収差曲線図。
【図7】実施例2の中間焦点距離における収差曲線図。
【図8】実施例2の望遠端における収差曲線図。
【図9】実施例3の広角端における収差曲線図。
【図10】実施例3の中間焦点距離における収差曲線図
【図11】実施例3の望遠端における収差曲線図。
【図12】実施例4の広角端における収差曲線図。
【図13】実施例4の中間焦点距離における収差曲線図
【図14】実施例4の望遠端における収差曲線図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、少なくとも正レンズ2枚
    と負レンズ1枚とを含み全体として正の屈折力を有する
    前群と、少なくとも正レンズ1枚と負レンズ1枚を含み
    全体として負の屈折力を有する後群とよりなり、前群と
    後群の空気間隔を変化させて変倍を行なうレンズ系にお
    いて、前群の最も像側の正レンズが下記の式(A)で表
    わされる屈折率分布を有する屈折率分布型レンズで、次
    の条件を満足することを特徴とする変倍レンズ。           n(r)=N0 +N1 r2+
    N2 r4+・・・・        (A)    
      (1)  −1.6 <N1(fw)2<−0.0
    1      (2)  0.04<D/fw<0.4
    0      (3)  0 <ν1d<ν0dただし
    rは光軸から半径方向の距離、N0 は光軸上の基準波
    長の屈折率、n(r)は半径rの所での基準波長の屈折
    率、N1 ,N2 ,・・・ は夫々2次,4次・・・
     の係数、fwは広角端における全系の焦点距離、Dは
    前群に少なくとも1枚用いられる負レンズの厚さ、ν0
    d,ν1dは夫々d線,C線,F線の光軸上の屈折率N
    0d,N0C,N0Fおよび屈折率分布式の2次の係数
    N1d,N1C,N1Fにより次の式で求まる値である
    。 ν0d=(N0d−1)/(N0F−N0C)ν1d=
    N1d/(N1F−N1C)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306361A (ja) * 1994-05-11 1995-11-21 Canon Inc 小型のズームレンズ
JPH0829683A (ja) * 1994-07-13 1996-02-02 Canon Inc 小型のズームレンズ
JP2021009280A (ja) * 2019-06-30 2021-01-28 エーエーシー オプティックス ソリューションズ ピーティーイー リミテッド 撮像光学レンズ

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