JP3983855B2 - 撮影レンズ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、主としてCCD等の固体撮像素子を備えた電子スチルカメラ等の機器に適した撮影レンズに関し、特に、少ない構成枚数で良好な性能が得られる撮影レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子スチルカメラ用の撮影レンズには、撮影レンズと撮像素子との間にフィルター等を配置するスペースを確保する必要上、十分なバックフォーカスが要求される。また、カラーの撮像素子を用いる場合には、色ムラの発生を抑えるため、撮影レンズから射出した光束が撮像素子に垂直に入射すること、すなわちテレセントリックであることが要求される。
【0003】
また、特に普及型の電子スチルカメラでは、小型化、低コスト化の要求が高いため、撮影レンズにも小型で低コストのレンズが望まれている。さらに、撮像素子の小型化にともなって1画素のサイズが小さくなる傾向にあり、高い解像度が要求されている。
【0004】
固体撮像素子を利用した機器用の比較的構成枚数の少ない撮影レンズは、例えば特開平4−153612号公報、あるいは特開平7−168093号公報に開示されている。これらの公報に記載される撮影レンズは、いずれも3枚構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平4−153612号公報に開示される撮影レンズはビデオカメラ、特開平7−168093号公報に開示されるレンズはTV電話や監視用等のビデオカメラ、スチルビデオカメラを用途として設計されているため、観賞用の画像を入力するための電子スチルカメラの撮影レンズとしては性能的に不十分であった。
【0006】
この発明は、上述した従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、十分なバックフォーカスとテレセントリック性を有し、少ない構成枚数で良好な結像性能が得られる撮影レンズを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる撮影レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、開口絞りと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つ第3レンズとが順に配列して構成される3群3枚構成であり、第1〜第3レンズのうち、少なくとも、第1レンズの物体側の面と第2レンズの像側の面とが非球面であり、第1レンズの物体側の非球面は、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率がきつくなるような形状であり、第2レンズの像側の非球面は、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率が緩くなるような形状であり、以下に示す条件(1)、(2)、(5)、(6)を満たすことを特徴とする。
【0008】
0.200 < f / f12 < 0.600 …(1)
0.400 < f / f3 < 1.000 …(2)
0.713 ≦ r1 / f < 1.500 …(5)
0.300 < -r4 / f < 0.600 …(6)
ただし、fは全系の焦点距離、f12は第1レンズと第2レンズとの合成焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、r1は第1レンズの物体側の面の近軸の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の近軸の曲率半径である。
【0009】
請求項3に記載の撮影レンズによれば、第1レンズと第2レンズとは樹脂レンズであり、以下の条件を満たすことが望ましい。
-0.2 < f / f1 < 0.4 …(3)
0.0 < f / f2 < 0.8 …(4)
ただし、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる撮影レンズの実施形態を説明する。
実施形態の撮影レンズは、例えば図1に示されるように、図中左側となる物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズL1と、開口絞りSと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズL2と、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つ第3レンズL3とが順に配列して構成される3群3枚構成である。第1〜第3レンズの6つのレンズ面のうち少なくとも2つのレンズ面が非球面である。最も像側に位置する平行平面板Pは、撮像光学系として用いる場合に撮影レンズと個体撮像素子との間に挿入される赤外カットフィルター、ローパスフィルター、カバーガラス等の平面板を代表している。設計時には、この平行平面板Pを含む光学系全体として収差を補正する。
【0011】
実施形態の撮影レンズは、十分なバックフォーカスと良好な結像性能を得るために、開口絞りSに対して凹面を向き合わせるように2枚のメニスカスレンズ、第1レンズL1と第2レンズL2とを配置している。また、第3レンズL3を物体側に凸となる正レンズとすることにより、良好なテレセントリック性を確保している。このとき、以下の条件(1),(2)を満たすように第1、第2レンズL1,L2から成る前群のパワーと第3レンズL3から成る後群のパワーとを配分することにより、良好な結像性能と十分なバックフォーカス、テレセントリック性を得ることができる。
0.2<f/f12<0.6 …(1)
0.4<f/f3<1.0 …(2)
ただし、
fは全系の焦点距離、
f12は第1レンズと第2レンズとの合成焦点距離、
f3は第3レンズの焦点距離である。
【0012】
条件(1)は、第1、第2レンズL1,L2から成る前群の焦点距離と全系の焦点距離との比を規定する。条件(1)の上限を越えて前群のパワーが強くなると、第1レンズL1、第2レンズL2の各面の曲率半径が小さくなりすぎ、球面収差、コマ収差の補正が困難になり、画面全体のコントラストが低下する。さらに、十分なバックフォーカスを確保することが困難となる。条件(1)の下限を下回って前群のパワーが弱くなると、像面湾曲が補正不足となると共に、非点隔差が大きくなる。また、撮影レンズの全長を小さくすることが困難となる。
【0013】
条件(2)は、第3レンズL3から成る後群の焦点距離と全系の焦点距離との比を規定する。条件(2)の上限を越えて後群のパワーが強くなると、歪曲収差の補正が困難になると共に、十分なバックフォーカスを確保できなくなる。条件(2)の下限を下回って後群のパワーが弱くなると、良好なテレセントリック性を確保することが困難になる。
【0014】
第1レンズL1と第2レンズL2とは樹脂レンズで構成することが可能である。樹脂材料は温度、湿度等の環境の変化に対する形状、屈折率の変化がガラス材料と比較して大きいため、これらの環境変化による全系の性能変化を小さくするために、各樹脂レンズのパワーを適切に配分し、あるいは、複数の樹脂レンズにより互いの変化を相殺するよう補正効果を持たせることが望ましい。第1レンズL1と第2レンズL2とを樹脂レンズとする場合、環境変化による性能の変化を抑え、諸収差を良好に補正するため、以下の条件(3),(4)を満たすことが望ましい。
−0.2<f/f1<0.4 …(3)
0.0<f/f2<0.8 …(4)
ただし、
f1は第1レンズの焦点距離、
f2は第2レンズの焦点距離である。
【0015】
条件(3)は、第1レンズL1の焦点距離と全系の焦点距離との比を規定する。条件(3)の上限を越えて第1レンズL1の正のパワーが強くなると、像面湾曲の補正が困難になり、環境変化に対する性能変化(主としてピント位置の移動)が大きくなる。条件(3)の下限を下回って第1レンズL1の負のパワーが強くなると、全系の正のパワーを保つために第2レンズL2の正のパワーを大きくせざるを得ず、特にコマ収差が大きくなり画像のコントラストが低下する。
【0016】
条件(4)は、第2レンズL2の焦点距離と全系の焦点距離との比を規定する。条件(4)の上限を越えて第2レンズL2の正のパワーが強くなると、環境変化に対する性能変化(主としてピント位置の移動と像面の湾曲)が大きくなる。条件(4)の下限を下回って第2レンズL2の負のパワーを持つと、全系の正のパワーを保つために第3レンズL3の正のパワーを大きくせざるを得ず、非点隔差が大きくなると共に、バックフォーカスを十分に確保することが困難となる。
【0017】
非球面を少なくとも第1レンズの物体側の面と第2レンズの像側の面とに設けることにより、少ない非球面数でも効果的に結像性能を向上させることができる。その場合、第1レンズの物体側の非球面を、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率がきつくなるような形状とすることにより、諸収差を良好に補正することができる。また、第2レンズの像側の非球面を、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率が緩くなるような形状とすることにより、画面の中心から周辺まで平坦な像面を得ることができる。さらに、この場合、以下の条件(5)(または(5’)),(6)を満たすことにより諸収差を良好に補正することができる。
0.713 ≦ r1 / f < 1.500 …(5)
0.500 < r1 / f < 1.500 、ただし 3.4533 / 5.41 を除く …(5’)
0.300 < -r4 / f < 0.600 …(6)
ただし、r1は第1レンズの物体側の面の近軸の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の近軸の曲率半径である。
【0018】
条件(5)または(5’)は、第1レンズの物体側面の近軸の曲率半径の全系の焦点距離に対する比を規定する。条件(5)または(5’)の上限を越えて曲率半径が大きくなると、像面湾曲が補正不足になると共に、第1レンズの有効径が大きくなる。条件(5)または(5’)の下限を下回って曲率半径が小さくなるあるいは 3.4533 / 5.41 であると、第1レンズL1のパワーが過大とならないよう第1レンズの像側の凹面の曲率半径も小さくなり、特にコマ収差、歪曲収差の補正が困難となる。
【0019】
条件(6)は、第2レンズの像側面の近軸の曲率半径の全系の焦点距離に対する比を規定する。条件(6)の上限を越えて曲率半径が大きくなると、特に非点隔差が大きくなり、周辺部での結像性能が劣化する。条件(6)の下限を下回って曲率半径が小さくなると、第2レンズL2のパワーが過大となり、十分なバックフォーカスとテレセントリック性を確保することが困難となる。
【0020】
以下、この発明にかかる撮影レンズの実施例を7例説明する。
【0021】
【実施例1】
図1は、実施例1のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表1に示されている。図中、および表中、FNO.はFナンバー、fは焦点距離[単位:mm]、wは半画角[単位:degree]、rはレンズ各面の曲率半径[単位:mm]、dはレンズ厚またはレンズ間隔[単位:mm]、ndは各レンズのd線(588nm)での屈折率、νは各レンズのアッベ数である。第1、第2面が第1レンズL1、第3、第4面が第2レンズL2、第5、第6面が第3レンズL3、第7、第8面が平行平面板Pである。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に3.82mmの位置にある。
【0022】
また、実施例1では、第1レンズL1の物体側の面(面番号1)と、第2レンズL2の像側の面(面番号4)とが回転対称な非球面で構成されている。非球面は、光軸からの高さがhとなる非球面上の座標点の非球面の光軸上での接平面からの距離(サグ量)をX、非球面の光軸上での曲率(1/r)をc、円錐係数をK、4次、6次、8次、10次の非球面係数をA4,A6,A8,A10として、以下の式(7)で表される。表1における非球面の曲率半径は光軸上の曲率半径であり、これらの面の円錐係数、非球面係数は表2に示される。なお、表における表記Eは、10を基数、Eの右の数字を指数とする累乗を表しており、例えば表2の第1面の非球面係数A4の値「0.1581E-3」は「0.0001581」を意味する。
X=ch2/(1+√(1-(1+K)c2h2))+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10…(7)
【0023】
図2(A)〜(D)は実施例1の撮影レンズの諸収差を示し、(A)はd線、g線(436nm)、C線(656nm)における球面収差によって示される色収差、(B)はd線を基準にしたg線、C線における倍率色収差、(C)は非点収差(S:サジタル、M:メリディオナル)、(D)は歪曲収差を示している。歪曲収差量を示す横軸の単位はパーセント(%)、他の収差量を示す横軸の単位はmmである。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【実施例2】
図3は、実施例2のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表3に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に2.68mmの位置にある。実施例2では、第1レンズL1の物体側の面(面番号1)と、第2レンズL2の像側の面(面番号4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表4に示される。図4(A)〜(D)は実施例2の撮影レンズの諸収差を示す。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【実施例3】
図5は、実施例3のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表5に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に3.76mmの位置にある。実施例3では、第1レンズL1の両面(面番号1,2)と、第2レンズL2の両面(面番号3,4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表6に示される。図6(A)〜(D)は実施例3の撮影レンズの諸収差を示す。
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】
【実施例4】
図7は、実施例4のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表7に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に3.02mmの位置にある。実施例4では、第1レンズL1の両面(面番号1,2)と、第2レンズL2の像側の面(面番号4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表8に示される。図8(A)〜(D)は実施例4の撮影レンズの諸収差を示す。
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
【0035】
【実施例5】
図9は、実施例5のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表9に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に4.75mmの位置にある。実施例5では、第1レンズL1の両面(面番号1,2)と、第2レンズL2の両面(面番号3,4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表10に示される。図10(A)〜(D)は実施例5の撮影レンズの諸収差を示す。
【0036】
【表9】
【0037】
【表10】
【0038】
【実施例6】
図11は、実施例6のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表11に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に4.42mmの位置にある。実施例6では、第1レンズL1の両面(面番号1,2)と、第2レンズL2の両面(面番号3,4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表12に示される。図12(A)〜(D)は実施例6の撮影レンズの諸収差を示す。
【0039】
【表11】
【0040】
【表12】
【0041】
【実施例7】
図13は、実施例7のレンズ構成を示すレンズ図であり、具体的な数値構成は表13に示されている。開口絞りSは、第1レンズL1の像側面から像側に3.23mmの位置にある。実施例7では、第1レンズL1の両面(面番号1,2)と、第2レンズL2の像側の面(面番号4)とが回転対称な非球面で構成されており、これらの面の円錐係数、非球面係数は表14に示される。図14(A)〜(D)は実施例7の撮影レンズの諸収差を示す。
【0042】
【表13】
【0043】
【表14】
【0044】
以下の表15は、各実施例が前述の条件(1)〜(6)に対してとる値を示している。いずれの実施例も、全ての条件を満たしており、良好な性能を得ることができる。
【0045】
【表15】
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、3枚構成で少なくとも2面に回転対称な非球面を導入することにより、十分なバックフォーカスとテレセントリック性を確保し、かつ、少ない構成枚数で良好な結像性能を有する撮影レンズを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の撮影レンズのレンズ図である。
【図2】 実施例1の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図3】 実施例2の撮影レンズのレンズ図である。
【図4】 実施例2の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図5】 実施例3の撮影レンズのレンズ図である。
【図6】 実施例3の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図7】 実施例4の撮影レンズのレンズ図である。
【図8】 実施例4の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図9】 実施例5の撮影レンズのレンズ図である。
【図10】 実施例5の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図11】 実施例6の撮影レンズのレンズ図である。
【図12】 実施例6の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【図13】 実施例7の撮影レンズのレンズ図である。
【図14】 実施例7の撮影レンズの諸収差図であり、(A)は色収差、(B)は倍率色収差、(C)は非点収差、(D)は歪曲収差を示す。
【符号の説明】
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
P 平行平面板
Claims (2)
- 物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、開口絞りと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つ第3レンズとが順に配列して構成される3群3枚構成で、
前記第1〜第3レンズのうち、少なくとも、前記第1レンズの物体側の面と前記第2レンズの像側の面とが非球面であり、
前記第1レンズの物体側の非球面は、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率がきつくなるような形状であり、
前記第2レンズの像側の非球面は、光軸から離れるにしたがって近軸球面より曲率が緩くなるような形状であり、
以下の条件を満たすことを特徴とする撮影レンズ。
0.200<f/f12<0.600 …(1)
0.400<f/f3<1.000 …(2)
0.713≦r1/f<1.500 …(5)
0.300<-r4/f<0.600 …(6)
ただし、fは全系の焦点距離、f12は第1レンズと第2レンズとの合成焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、r1は第1レンズの物体側の面の近軸の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の近軸の曲率半径である。 - 前記第1レンズと前記第2レンズとは樹脂レンズであり、以下の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズ。
-0.2<f/f1<0.4 …(3)
0.0<f/f2<0.8 …(4)
ただし、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
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