JPH04336215A - 金型へのインサート方法 - Google Patents

金型へのインサート方法

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Publication number
JPH04336215A
JPH04336215A JP3137122A JP13712291A JPH04336215A JP H04336215 A JPH04336215 A JP H04336215A JP 3137122 A JP3137122 A JP 3137122A JP 13712291 A JP13712291 A JP 13712291A JP H04336215 A JPH04336215 A JP H04336215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas barrier
barrier layer
mold
flange portion
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3137122A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Ishiwatari
喜代和 石渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP3137122A priority Critical patent/JPH04336215A/ja
Publication of JPH04336215A publication Critical patent/JPH04336215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスバリア性を有する
プラスチック容器に関する。さらに詳しくは、飲料、調
味料、各種缶詰用に好適なプラスチック容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスバリア性を有するプラスチック容器
本体は、図3に示すように熱可塑性樹脂で形成された外
層2とその内面に積層されたガスバリア層3とからなる
。ここで用いるガスバリア層は、ガスバリア性を有する
金属箔に熱可塑性樹脂フィルムが積層された複合フィル
ムをカップ状に賦形したものである。また、ガスバリア
性を向上させるため、ガスバリア層3にはフランジ部4
が形成されている。
【0003】前記容器本体を射出成形機でインサート成
形する場合、予め賦形されたガスバリア層を金型にセッ
トし、しかるのち型締めし、樹脂を注入し成形する方法
がとられている。この際の型締めは横型が一般的である
【0004】従来、フランジ部を有するガスバリア性プ
ラスチック容器(以下、容器という)の成形方法は、図
2に示すような方法であった。図2において、カップ状
に賦形されたガスバリア層3のフランジ部4は平板状で
ある。金型5は、雄型6と雌型7とによって構成されて
おり、カップ状に賦形されたガスバリア層3は雄型6の
コア8にセットされる。コア8の外径は、ガスバリア層
3の内径より小さく設計されているため、セットの際に
ガスバリア層3が下方にずれ、コア8の下部に間隙9が
できる。フランジ部4が平板状であることから、金型下
部においてフランジ部4が金型合せ面10にはみ出して
しまい、型締めの金型5に挟まれてしまうことがある。 これを避けるために、フランジ部4の幅を小さく成形す
ることで対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
フランジ部4の寸法が不足し、不良品が発生するという
問題がある。本発明は、このような従来の問題点を克服
し、フランジ部分のインサート寸法を確保する方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、鋭意研究を重
ねた結果、ガスバリア層のフランジ部分を湾曲すること
により上記問題が解決できることを見出し、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明は熱可塑性樹脂で成
形された外層と、ガスバリア性を有し外層の内面に積層
されたガスバリア層によって形成された、フランジ部を
有する容器本体をインサート成形する方法において、ガ
スバリア層のフランジ部を湾曲状に加工することを特徴
とする金型へのインサート方法である。以下、本発明を
詳細に説明する。
【0007】本発明は、図1に示すようにガスバリア層
3のフランジ部4を湾曲状に加工するものである。かか
る加工を行うことにより、フランジ部4が金型合せ面1
0にはみ出すことがなく、型締めの際にフランジ部4が
金型に挾まれることも、成形後のフランジ部寸法が不足
することもない。さらに、インサートは容易になり、フ
ランジ部4は注入する樹脂の圧力により押し広げられて
平板状になり、目的とするフランジ幅一杯にガスバリア
層が形成される。
【0008】
【実施例】次に、実施例によりさらに詳しく説明する。 ガスバリア層として、厚さ20μのアルミ箔の両面にポ
リプロピレンフィルムをラミネートしたものを用い、予
め図1に示す形状に賦形した。このガスバリア層を金型
にセットし、ポリプロピレンを注入しインサート成形し
た。この結果、容器本体のフランジ部(幅約2mm)一
杯にガスバリア層の形成が見られた。
【0009】比較例として、実施例と同じガスバリア層
を用い、図2に示すような形状に賦形した。これを使用
してインサート成形したものは、容器フランジの外にガ
スバリア層が露出することが多かった。
【0010】
【発明の効果】本発明の方法により、フランジ部分のガ
スバリア層が不足することも、外部に露出することもな
く、良好な容器本体が得られる。さらに、金型間にガス
バリア層が挾まれることによる金型の減り、バリの発生
がないため、金型の寿命が延長された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるガスバリア層の金型へ
のインサートを示す断面図である。
【図2】従来の方法によるガスバリア層の金型へのイン
サートを示す断面図である。
【図3】ガスバリア性を有するプラスチック容器を示す
断面図である。
【符合の説明】
1  容器本体 2  プラスチック外層 3  ガスバリア層 4  フランジ部 5  金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性樹脂で成形された外層とガス
    バリア性を有し外層の内面に積層されたガスバリア層に
    よって形成された、フランジ部を有する容器本体をイン
    サート成形する方法において、ガスバリア層のフランジ
    部を湾曲状に加工することを特徴とする金型へのインサ
    ート方法。
JP3137122A 1991-05-13 1991-05-13 金型へのインサート方法 Pending JPH04336215A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001213455A (ja) * 2000-02-01 2001-08-07 Dainippon Printing Co Ltd 注出具及び注出具付き包装袋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001213455A (ja) * 2000-02-01 2001-08-07 Dainippon Printing Co Ltd 注出具及び注出具付き包装袋
JP4641078B2 (ja) * 2000-02-01 2011-03-02 大日本印刷株式会社 注出具及び注出具付き包装袋

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