JPH04333234A - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents
洗浄装置及び洗浄方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
で、更に詳細には、例えば半導体ウエハ等の被処理体を
搬送手段にて洗浄処理室に搬送し、処理室内において処
理液に浸漬して洗浄処理する洗浄装置に関するものであ
る。
体ウエハの表面に付着した薬液や不純物等を除去するた
めに洗浄装置が使用されている。この洗浄装置は、半導
体ウエハに対して、例えばアンモニア処理、水洗処理、
フッ酸処理等の各処理を順次施して半導体ウエハの表面
を清浄化するものである。
理槽、水洗処理槽、フッ酸処理槽等の各処理槽を配置す
る複数の処理室を配列し、被処理体である半導体ウエハ
を搬送手段にて載置保持して各処理室内外に搬入・搬出
していた。この場合、各処理室は、雰囲気が外部に漏れ
るのを防止するために各処理槽の周囲を容器にて包囲し
、また、容器に半導体ウエハの搬入・搬出用の開口部を
設け、この開口部より半導体ウエハを搬入・搬出してい
た。
この種の洗浄装置においては、搬送手段が雰囲気の異な
る処理室に対して半導体ウエハを搬入・搬出するため、
搬送手段に前処理で扱った薬品が付着したり、塵埃や不
純物等が付着することがあり、これら薬品、不純物等に
よって次に搬送される半導体ウエハが汚染され、半導体
回路の電気的諸特性に悪影響を及ぼすという問題があっ
た。
、搬送手段に付着する薬品、不純物等を除去して、常に
清浄化された搬送手段により被処理体の搬送を行えるよ
うにした洗浄装置を提供することを目的とするものであ
る。
に、この発明の洗浄装置は、処理液中に被処理体を浸漬
して洗浄する洗浄処理室と、上記洗浄処理室内外への被
処理体の搬入・搬出を司る搬送手段とを具備する洗浄装
置を前提とし、上記搬送手段を水密性及び耐蝕性を有す
る容器内に配設し、この容器の上部に、上記搬送手段に
おける被処理体の保持部に向って洗浄液を噴射する洗浄
ノズルと、乾燥気体を噴射する乾燥ノズルとを有する洗
浄・乾燥ノズルを配設し、上記容器の底部に洗浄液排出
口を形成してなるものである。
体を処理室内外に搬入・搬出する機能を有するものであ
れば任意のものでよく、例えば水平方向に回転及び伸縮
可能でかつ垂直方向に昇降可能な回転搬送アームを使用
することができ、この回転搬送アームの先端部に被処理
体を保持するフォークを有するものを使用することがで
きる。
であれば、その材質は任意のものでよく、例えば塩化ビ
ニル製容器を使用することができる。
おける被処理体の保持部に向って洗浄液を噴射する洗浄
ノズルと、乾燥気体を噴射する乾燥ノズルとを有するも
のであれば、容器に固定したものであっても差支えない
が、好ましくは不使用時に容器の側部に移動可能な構造
とする方がよい。この洗浄・乾燥ノズルに使用される洗
浄液としては、例えばイオン化されていない純水を使用
することができ、また、乾燥気体としては、窒素(N2
)ガスあるいはドライエア等を使用することができる
。
よれば、被処理体を搬送した後の搬送手段の保持部に向
って洗浄ノズルから洗浄液を噴射することにより、保持
部に付着した薬品、不純物等を除去することができる。 また、洗浄後に乾燥ノズルから乾燥気体を保持部に向っ
て噴射することにより、洗浄によって濡れた保持部を乾
燥することができ、常に清浄化された搬送手段を被処理
体の搬送に使用することができ、被処理体の汚染を防止
することができる。
に説明する。
面図、図2は図1の横断面図が示されている。なお、こ
の実施例では被処理体である半導体ウエハ(図示せず)
の洗浄装置について説明する。
転搬送アーム2を配設する水密性及び耐蝕性を有する容
器1と、この容器1の上部に取付けられて、回転搬送ア
ーム2の先端部の半導体ウエハ保持用のフォーク3に向
って洗浄液(純水)を噴射する洗浄ノズル11と、乾燥
気体(N2 ガス)を噴射する乾燥ノズル12とを有す
る洗浄・乾燥ノズル10と、容器の底部に設けられて、
洗浄に使用された排液を排出する処理液排出口4とを具
備してなる。
底部5に設けられた取付穴6にOリング7を介して立設
されるアーム基部2aの上部にそれぞれ回転自在にかつ
昇降自在に取付けられる複数のアーム体2b,2bとか
らなるアーム本体2cと、最上段のアーム体2bの先端
部に取付けられて複数枚の半導体ウエハを立設保持する
溝部を設けた二又状のフォーク3とで構成されている。 このように構成される回転搬送アーム2の各構成部材す
なわちアーム本体2cとフォーク3は耐蝕性を有する塩
化ビニル製部材にて形成されている。
を有する塩化ビニルにて形成されており、その底部5は
外周側が内周側より低い段状となっており、外周側の周
溝8の2箇所には処理液排出口4が設けられ、この処理
液排出口4から洗浄に供された洗浄液が排出されるよう
になっている。また、容器1の側方には半導体ウエハの
出し入れのための開口部9が設けられており、この開口
部9にはシャッター9aが開閉可能に装着されている。 したがって、シャッター9aを閉塞することにより、隣
接する処理室(図示せず)と遮断され、処理室内の雰囲
気が容器1内に流れ込まないようになっている。
上部側壁に固定されるロータリーアクチュエータ13に
よって垂直方向に回転可能に垂下される切換アーム14
の下端部に互いに平行に並設される1本の洗浄ノズル1
1と、2本の乾燥ノズル12,12にて形成されている
。この場合、洗浄ノズル11は、洗浄パイプ15の下面
側に多数の洗浄用噴口15a,15a…を斜め外方に向
けて2列設けてなり、また、乾燥ノズル12は、乾燥パ
イプ16の下面に多数の乾燥用噴口16a,16a…を
斜め外方に向けて列設した構造となっている。そして、
洗浄ノズル11の洗浄パイプ15には、図示しない洗浄
液供給源に接続する洗浄液供給管路17からフレキシブ
ルチューブ17aを介して洗浄用純水が供給され、また
、乾燥ノズル12,12には、図示しない乾燥気体供給
源に接続する乾燥気体供給管路18とフレキシブルチュ
ーブ18aを介して乾燥用N2 ガスが供給されるよう
になっている。
10によれば、回転搬送アーム2のフォーク3を洗浄す
る場合には、図3に示すように、切換アーム14を垂下
させた状態で、まず、洗浄液供給源から洗浄用純水を供
給し、洗浄ノズル11の噴口15a,15a…からフォ
ーク3の全面に向けて純水を噴射して、フォーク3に付
着した薬品、不純物等を除去することができる。所定時
間洗浄した後、洗浄液供給源からの供給を停止した後、
乾燥気体供給源から乾燥用N2 ガスを供給し、乾燥ノ
ズル12,12の噴口16a,16a…からフォーク3
の全面に向けてN2 ガスを噴射すれば、洗浄によって
濡れたフォーク3を短時間で乾燥することができる。し
たがって、回転搬送アーム2は常に清浄化された状態で
半導体ウエハの搬送に供される。洗浄及び乾燥が終了し
た後、ロータリーアクチュエータ13が作動して切換ア
ーム14が90度回転すると、洗浄・乾燥ノズル10は
容器1の上部側方へ移動して、半導体ウエハの搬入・搬
出に支障をきたさない位置で待機する。なおこの場合、
切換アーム14の一側端には樋状の滴受け19が取付け
られており、洗浄・乾燥ノズル10が待機位置に移動し
た際に洗浄ノズル11から滴下する純水を受止めること
ができるようになっている。
10を設けた容器1は、例えば、図4に示すように、洗
浄装置の1ユニットとして組込まれて、半導体ウエハの
洗浄処理に供される。
説明する。
2,23にて洗浄装置を構成した場合で、搬入側の洗浄
処理ユニット21にはローダ24が接続され、搬出側の
洗浄処理ユニット23にはアンローダ25が接続されて
おり、更に洗浄処理ユニット21,22間及び洗浄処理
ユニット22,23間に、3ユニットのいずれかに含ま
れている処理室の一部を構成する水中ローダ26が配設
されている。
置に回転搬送アーム2を配設する容器1が位置し、その
周囲で容器1の左隣及びローダ24の正面にそれぞれア
ンモニア処理室27及び水洗処理室28が配設されてい
る。
に回転搬送アーム2を配設する容器1が位置し、その周
囲の左右両側に水中ローダ26を配設し、その間の前後
位置にフッ酸処理室29、水洗オーバーフロー処理室3
0を配設してなる。
中心位置に回転搬送アーム2を配設した容器1が位置し
、この容器1の周囲でアンローダ25の正面側には水洗
ファイナルリンス処理室31を配設し、容器1の右隣に
乾燥処理室32を配設してなる。
って連通されており、開口部9にはシャッター9aが開
閉自在に配設されると共に、開口部9の上部にエアー吹
出口(図示せず)が設けられて、エアーカーテンが形成
されるようになっている。
いて、ローダ24に25枚ずつ半導体ウエハが載置され
たキャリア33が2つ搬送されてくると、オリフラ合せ
機構34が動作して、キャリア33内の半導体ウエハを
整列させる。次いで、突き上げ棒(図示せず)が上方に
作動して、キャリア33をそのままに、半導体ウエハの
みを上方に取り出した後、突き上げ棒が互いに寄合って
50枚の半導体ウエハを等間隔で位置させる。
転し、かつローダ24方向に伸びて先端のフォーク3を
突き上げ棒の下側に位置させる。そして、突き上げ棒が
下降し、フォーク3上に半導体ウエハが載置位置決めさ
れる。
置された状態で、回転搬送アーム2が水平回転し、かつ
伸縮してアンモニア処理室27の開口部9から半導体ウ
エハをアンモニア処理室27の処理槽27aの専用ボー
ト27b上に挿入位置させる。そして、回転搬送アーム
2がアンモニア処理室27から外に出ると、開口部9の
シャッター9aが閉じると共に、開口部上部のエアー吹
出口からエアーが吹き出されてエアーカーテンが形成さ
れて、アンモニア処理室27内の雰囲気が外部に漏出す
るのを確実に防止するようになっている。そして、この
状態でアンモニア処理室27内の半導体ウエハは洗浄処
理される。
アーム2のフォーク3が容器1内に戻ってくると、ロー
タリーアクチュエータ13が作動して洗浄・乾燥ノズル
10がフォーク3の上方位置に移動する。そして、洗浄
液供給源から純水が供給され、洗浄ノズル11の噴口1
5a,15a…からフォーク3の全面に向けて純水が噴
射されて、フォーク3に付着したアンモニア、その他の
不純物等を除去する。洗浄に供された純水は容器1の底
部5に溜り、処理液排出口4から外部に排出される。こ
のようにして、所定時間洗浄した後、洗浄液供給源から
の供給を停止した後、乾燥気体供給源からN2 ガスを
供給し、乾燥ノズル12,12の噴口16a,16a…
からフォーク3の全面に向けてN2 ガスが噴射されて
、洗浄によって濡れたフォーク3を乾燥する。乾燥が終
了した後、ロータリーアクチュエータ13が逆回転して
洗浄・乾燥ノズル10は元の待機位置に復帰する。この
場合、フォーク3の洗浄と乾燥は約5分間ずつ行われ、
アンモニア処理室27内での処理時間(約10分)の待
機中に行われる。
が終了した後、上述の動作と逆の動作でボート27b上
の半導体ウエハを回転搬送アーム2のフォーク3上に載
置位置決めして、半導体ウエハをアンモニア処理室27
外に取り出し、次の水洗処理室28内へ半導体ウエハを
搬入する。そして、水洗処理室28から戻ってきた回転
搬送アーム2のフォーク3は上述と同様に洗浄・乾燥ノ
ズル10によって洗浄及び乾燥されて、次の半導体ウエ
ハの新たな50枚の半導体ウエハの搬送が可能となる。 したがって、回転搬送アーム2は半導体ウエハの搬送後
の待機中に洗浄・乾燥されるため、半導体ウエハの洗浄
処理を連続的に効率良く行うことができる。また、回転
搬送アーム2が水密性及び耐蝕性を有する容器1内に配
設されているため、回転搬送アーム2の洗浄に使用され
る排液が外部に飛散することなく、安全に排出すること
ができる。
る洗浄が終了した半導体ウエハは搬入側の洗浄処理ユニ
ット21と中央の洗浄処理ユニット22との間の水中ロ
ーダ26によって中央の洗浄処理ユニット22に搬送さ
れ、中央の洗浄処理ユニット22の容器1内に配設され
た回転搬送アーム2によって上述と同様に搬送される。 そして、半導体ウエハは、順次フッ酸処理室29内での
洗浄処理、オーバーフロー処理室30内での水洗オーバ
ーフロー処理が行われる。この中間の洗浄処理ユニット
による洗浄処理においても、容器1内に待機中の回転搬
送アームのフォーク3は洗浄・乾燥ノズル10によって
上述と同様に洗浄、乾燥される。
浄処理が行われた半導体ウエハは、中央の洗浄処理ユニ
ット22と搬出側の洗浄処理ユニット23との間の水中
ローダ26にて搬出側の洗浄処理ユニット23に搬送さ
れる。そして、搬出側の洗浄処理ユニット23の回転搬
送アーム2によって上述と同様に搬送されて、ファイナ
ルリンスが行われた後、乾燥処理が行われる。この搬出
側の洗浄処理ユニット23による洗浄においても、上述
と同様に回転搬送アーム2のフォーク3は洗浄・乾燥ノ
ズル10によって洗浄乾燥され、常に清浄化された状態
で半導体ウエハの搬送に供される。
理された半導体ウエハはアンローダ25に搬送され、こ
のアンローダ25にて半導体ウエハの25枚ずつの分割
、オリフラ合せが行われ、そして、2つのキャリアに載
置されて搬出される。
が半導体ウエハの洗浄装置について説明したが、必ずし
も半導体ウエハの洗浄装置に限定するものではなく、そ
の他の洗浄装置に適用できることは勿論である。
装置によれば、上記のように構成されているので、被処
理体の搬送手段を常に清浄化して被処理体の汚染による
悪影響を防止することができる。また、水密性及び耐蝕
性を有し、かつ排液口を有する容器内に搬送手段を配設
するため、搬送手段の洗浄時に使用される洗浄液の外部
への飛散等が防止できると共に、外部に排出することが
できるので、安全である。
。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 処理液中に被処理体を浸漬して洗浄す
る洗浄処理室と、上記洗浄処理室内外への被処理体の搬
入・搬出を司る搬送手段とを具備する洗浄装置において
、上記搬送手段を水密性及び耐蝕性を有する容器内に配
設し、上記容器の上部に、上記搬送手段における被処理
体の保持部に向って洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、乾
燥気体を噴射する乾燥ノズルとを有する洗浄・乾燥ノズ
ルを配設し、上記容器の底部に洗浄液排出口を形成して
なることを特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13167291A JP3177706B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
US07/795,762 US5226437A (en) | 1990-11-28 | 1991-11-21 | Washing apparatus |
KR1019920007844A KR0155390B1 (ko) | 1991-05-08 | 1992-05-08 | 세정 장치 |
US07/880,543 US5265632A (en) | 1991-05-08 | 1992-05-08 | Cleaning apparatus |
US08/111,473 US5311893A (en) | 1991-05-08 | 1993-08-25 | Cleaning apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13167291A JP3177706B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04333234A true JPH04333234A (ja) | 1992-11-20 |
JP3177706B2 JP3177706B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=15063531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13167291A Expired - Lifetime JP3177706B2 (ja) | 1990-11-28 | 1991-05-08 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177706B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5485644A (en) * | 1993-03-18 | 1996-01-23 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate treating apparatus |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP13167291A patent/JP3177706B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5485644A (en) * | 1993-03-18 | 1996-01-23 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Substrate treating apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3177706B2 (ja) | 2001-06-18 |
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