JPH04316643A - 織機の主軸制御方法 - Google Patents

織機の主軸制御方法

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JPH04316643A
JPH04316643A JP7540491A JP7540491A JPH04316643A JP H04316643 A JPH04316643 A JP H04316643A JP 7540491 A JP7540491 A JP 7540491A JP 7540491 A JP7540491 A JP 7540491A JP H04316643 A JPH04316643 A JP H04316643A
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勝也 船山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、筬や綜絖枠の運動パ
ターンに対して、最適のドエル期間を設定するために、
織機主軸を変速回転するようにした織機の主軸制御方法
と、その装置に関する。
【0002】
【従来技術】織機においては、経糸開口内に緯糸を挿入
する緯入れ期間を確保するために、経糸開口装置の開口
運動には、適当なドエル期間を含ませる必要がある。
【0003】また、筬打ち装置においても、筬を専用の
リニアモータによって駆動し、筬打ち運動に適当なドエ
ル期間を確保しようとする筬駆動方法が提案されている
(特開昭59−199841号公報)。このものは、筬
を支持する支持部材を専用のリニアモータによって駆動
し、リニアモータの進行磁界を制御することにより、筬
打ち運動中の筬の変位量や速度を任意のパターンに設定
するものである。
【0004】一般に、ジェットルームにおいては、安定
な緯入れ動作を実現するために、各種の緯入れ制御装置
が使用されているが、それでも、緯入れ動作が不安定に
なることがある。これは、糸の太さや毛羽の大小といっ
た緯糸の性状に変動があって、糸の流体抵抗が変化し、
緯糸の飛走特性が変動することに主な原因があると考え
られており、緯入れ動作が不安定になった場合、所定長
さの緯糸が織布の反緯入れ側に到達する時期に遅速が生
じることにより、織布に欠陥が生じたり、また、緯入れ
動作と、経糸開口や筬打ち動作との時間的平衝が崩れる
ことにより、いわゆる経糸掛かりや緯糸の吹切れ等の緯
入れ不良が発生する。
【0005】そこで、安定な緯入れを実現するためには
、緯糸の飛走特性に応じ、最適な緯入れ期間を確保する
必要があり、そのために、経糸開口装置や筬の運動パタ
ーンには、最適なドエル期間を設定することが必要であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、経糸開口装置は、一般に、カム機構等を介して
織機主軸に連結されているので、ドエル期間はあらかじ
め固定されており、緯入れされる緯糸の飛走特性に合わ
せてドエル期間を最適に変更することは困難であるとい
う問題があった。また、筬をリニアモータによって駆動
すれば、サイクルごとにドエル期間を変更することも不
可能ではないが、リニアモータを使用すること自体、従
来の織機の構造に対して大幅な改変を必要とし、必らず
しも実際的ではない。
【0007】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、設定された回転速度パターンに従って
織機主軸を変速回転することによって、筬や綜絖枠の運
動パターンに対し、緯糸の飛走特性に適合する最適なド
エル期間を簡単に設定することができる織機の主軸制御
方法と、その装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、織機主軸の回転
速度パターンを設定し、設定された回転速度パターンに
従って主軸モータを変速制御することをその要旨とする
【0009】なお、回転速度パターンは複数とし、織り
組織のステップ番号に応じて切り替えたり、織機運転時
と定常運転時とで切り替えたりすることができる。また
、回転速度パターンは、緯糸の到達角度の遅速に基づい
て修正するようにしてもよい。
【0010】第2発明の構成は、織機主軸の回転速度パ
ターンを記憶するパターン指定手段と、パターン指定手
段からの回転速度パターンに従って、主軸モータの駆動
回路に速度指令信号を出力する速度指令発生手段とを備
えることをその要旨とする。
【0011】また、パターン指定手段は、複数の回転速
度パターンを記憶し、織り組織のステップ番号に応じて
回転速度パターンを切り替えるパターン切替手段を付設
することができる。さらに、緯糸の到達角度を測定し、
基準到達角度に対する角度偏差を検出する測定検出手段
を付設し、パターン指定手段は、測定検出手段からの角
度偏差により回転速度パターンを修正するようにしても
よい。
【0012】
【作用】この第1発明の構成によるときは、織機主軸は
、主軸モータにより、設定された回転速度パターンに従
って変速回転されるから、回転速度パターンを適切に定
めることにより、織機主軸に連動する綜絖枠や筬の運動
パターンに対し、最適のドエル期間を簡単に実現するこ
とができる。
【0013】複数の回転速度パターンを設定し、織り組
織のステップ番号に応じてこれを切り替えるときは、ス
テップ番号ごとの綜絖枠の選択状態や、多色緯入れの際
に、ステップ番号ごとの緯糸の選択状態に応じ、最適の
回転速度パターンを選択することが可能である。また、
織機起動時と定常運転時とに応じて回転速度パターンを
切り替えるときは、たとえば、織機起動時の回転速度パ
ターンを特に急峻に立ち上げることにより、織機起動の
際に低下しがちな筬打ち力を簡単に補償することができ
る。
【0014】さらに、緯糸の到達角度の遅速に基づいて
回転速度パターンを修正するようにすれば、到達角度の
遅速は、緯糸の飛走特性の変動を示す指標であるから、
飛走特性の変動に応じ、ドエル期間を最適に維持するこ
とが可能である。
【0015】第2発明の構成によるときは、パターン指
定手段は、織機主軸の回転速度パターンを記憶しており
、速度指令発生手段は、パターン指定手段に設定される
回転速度パターンに従って、主軸モータの駆動回路に速
度指令信号を出力する。したがって、主軸モータは、織
機主軸を最適に変速駆動することができる。
【0016】パターン指定手段が記憶する回転速度パタ
ーンを複数とした上、パターン切替手段を付設するとき
は、パターン切替手段は、織り組織のステップ番号によ
って決まる緯糸の選択状態、綜絖枠の選択状態のほか、
織機起動時と定常運転時との別などの外部条件に応じて
、回転速度パターンを切り替えるから、織機主軸は、こ
れらの外部条件に対し、最適な回転速度パターンに基づ
いて変速回転させることができる。
【0017】また、測定検出手段を付設するときは、測
定検出手段は、緯糸の到達角度を測定し、基準到達角度
と比較して角度偏差を検出する一方、パターン指定手段
は、測定検出手段からの角度偏差により回転速度パター
ンを修正する。したがって、主軸モータは、緯糸の到達
角度の遅速、すなわち緯糸の飛走特性の変動に応じて、
織機主軸を最適に変速駆動することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0019】織機の主軸制御装置は、測定検出手段10
、パターン指定手段20、速度指令発生手段30、パタ
ーン切替手段40を備えてなる(図1)。
【0020】測定検出手段10とパターン指定手段20
と速度指令発生手段30とは、この順に縦続されており
、速度指令発生手段30の出力は、速度指令信号S2 
として、駆動回路50に入力されている。駆動回路50
には、主軸モータMが接続されるとともに、パルスジェ
ネレータPGから、主軸モータMの回転量Pf が帰還
されている。また、パターン切替手段40の出力は、測
定検出手段10とパターン指定手段20とに接続されて
いる。
【0021】主軸モータMは織機主軸Aに連結されてお
り、織機主軸Aのクランク角θは、エンコーダENによ
って検出され、測定検出手段10、速度指令発生手段3
0、パターン切替手段40に入力されている。なお、織
機主軸Aには、図示しない駆動機構を介し、筬RD、綜
絖枠SFが連結されている。
【0022】測定検出手段10は、緯入れ検出器11、
到達角度検出器12、基準到達角度設定器13、比較器
14、平均化回路15からなる(図2)。
【0023】到達角度検出器12には、緯入れ検出器1
1の出力とクランク角θとが入力され、その出力は、比
較器14に接続されている。比較器14には、基準到達
角度設定器13の出力が併せ接続されるとともに、比較
器14の出力は平均化回路15に接続され、平均化回路
15の出力は、到達状態信号S1 として、パターン指
定手段20の速度パターン設定器21に入力されている
【0024】パターン指定手段20は、速度パターン設
定器21と切替器22とを縦続してなり、切替器22か
らは、回転速度パターンPm が、速度指令発生手段3
0に出力されている。
【0025】パターン切替手段40は、選択信号発生器
41と切替指令発生器42とを縦続してなる。選択信号
発生器41にはクランク角θが入力され、また、切替指
令発生器42からは、平均化回路15、速度パターン設
定器21、切替器22に対して、切替指令信号S3 が
出力されている。
【0026】いま、緯入れ動作が規定どおり正常に実行
されているとき、到達角度検出器12は、緯糸が反緯入
れ側に到達したことを緯入れ検出器11の出力信号より
検知し、そのときのクランク角θを到達角度αとして比
較器14に出力するが、このときは、到達角度αが、基
準到達角度設定器13に設定されている基準到達角度α
o に対し、α=αo である。そこで、比較器14は
、基準到達角度αo に対する到達角度αの角度偏差Δ
αとして、Δα=α−αo =0を検出し、平均化回路
15に出力することができる。
【0027】何らかの原因で緯糸の飛走特性が変動し、
到達角度αが、基準到達角度αo に対して遅れまたは
進みの状態を示すと、比較器14は、正または負の角度
偏差Δαを平均化回路15に出力する。そこで、平均化
回路15は、切替指令発生器42からの切替指令信号S
3 が入力される都度、過去の複数のサイクルにおける
角度偏差Δα、Δα…を平均化し、その平均化された角
度偏差Δαm を、到達角度αの遅れまたは進みを示す
到達状態信号S1 として、速度パターン設定器21に
出力することができる。なお、平均化回路15は、切替
指令信号S3 が示す選択パターン番号m(m=1、2
…)ごとに、選択パターン番号mに対応する特定のサイ
クルにおける角度偏差Δα、Δα…を抽出して、これら
を平均化し、角度偏差Δαm を算出するものとする。 そこで、到達状態信号S1 は、角度偏差Δαmにより
、選択パターン番号mのサイクルに緯入れされる特定の
緯糸の飛走特性の変動状態を表わしている。
【0028】速度パターン設定器21は、あらかじめ設
定された複数の回転速度パターンPi (i=1、2…
)を記憶している。ここで、回転速度パターンPi は
、クランク角θに対する主軸モータMの指令速度Vの関
係を、織機の1サイクルについて定めるものであり(図
3)、たとえば、多色織りにおける緯糸選択状態に対応
した数だけ準備するものとする。
【0029】各回転速度パターンPi は、クランク角
θ=0(度)、θ=360(度)の近傍では、筬打ちの
ために最大速度VH に設定し、クランク角θ=180
(度)の近傍では、緯入れのために最小速度VL に設
定する。また、回転速度パターンPi は、緯糸選択状
態に応じて、θ2 <θ<θ3 の最適なドエル期間を
設定し、その形状は、必要に応じ、さらに屈曲点を増や
すことも可能である。
【0030】このような回転速度パターンPi は、角
度偏差Δαm により、緯糸の飛走特性の変動に従って
修正することができる。
【0031】速度パターン設定器21は、切替指令信号
S3 の選択パターン番号mによって指定された回転速
度パターンPi =Pm に対して、角度偏差Δαm 
による修正を行なう。すなわち、速度パターン設定器2
1は、Δαm >0であり、緯糸の到達角度αが遅れの
傾向を示しているときには、ドエル期間を広げるように
回転速度パターンPi =Pm を修正し(図3の一点
鎖線)、進みの傾向を示しているときには、ドエル期間
を狭めるように修正する(同図の二点鎖線)。
【0032】なお、このときの修正量Δθは、角度偏差
Δαm の関数としてもよく、または、Δαm >0、
Δαm <0によって選択する定数としてもよい。また
、緯入れ制御方式によっては、緯入れ開始角度(緯入れ
動作を開始するクランク角θをいう)が固定されており
、緯入れ開始の角度制御が行なわれていない場合がある
。そのとき、回転速度パターンPm の修正は、緯入れ
開始側のクランク角θ1 、θ2を修正せずに、緯入れ
終了側のクランク角θ3 、θ4 のみを修正するよう
にしてもよい。 あるいは、必要に応じ、緯入れ開始側のクランク角θ1
 、θ2 のみを修正するようにしてもよい。
【0033】このようにして修正された回転速度パター
ンPm は、選択パターン番号mに対応して切替器22
によって選択され、速度指令発生手段30に出力される
(図2)。速度指令発生手段30は、修正された回転速
度パターンPm に基づき、現在のクランク角θに対応
する指令速度Vを速度指令信号S2 として駆動回路5
0に出力し、駆動回路50は、速度指令信号S2 に従
うように、主軸モータMを変速制御する。
【0034】一方、パターン切替手段40は、多色織り
における緯糸選択状態に応じた選択パターン番号m(m
=1、2…)を、切替指令信号S3 としてサイクルご
とに出力する。
【0035】パターン切替手段40において、選択信号
発生器41は、クランク角θを入力し、クランク角θの
特定の基準角度信号、たとえば0度信号を計数して、そ
の計数値を現在のステップ番号nとして出力する。なお
、計数値が緯糸選択の1リピートのステップ数に達した
後、計数値は1にリセットされるものとする。
【0036】切替指令発生器42は、あらかじめ、緯糸
選択の各ステップ番号nに対応させて選択パターン番号
mを記憶しており(図4)、選択信号発生器41から入
力されたステップ番号nに対応した選択パターン番号m
を出力する。ここで、選択パターン番号mとは、ステッ
プ番号nのサイクルにおいて選択され、緯入れされる緯
糸を示す指標である。
【0037】パターン指定手段20は、このような選択
パターン番号mに従って回転速度パターンPi =Pm
 を決定する。したがって、主軸モータMは、多色織り
の場合でも、選択される緯糸ごとに、最適の回転速度パ
ターンPm に従って変速制御することができる。
【0038】以上の説明において、速度パターン設定器
21による回転速度パターンPm の修正は、ドエル期
間に着目して、そのドエル期間を規定するクランク角θ
2 、θ3 のみをΔθだけ修正するようにしてもよい
(図5(A))。また、そのようなドエル期間を実現す
るために、必要に応じて、ドエル期間を挾めるなら最大
速度VH をΔVだけ小さくし、ドエル期間を広げるな
ら最大速度VH をΔVだけ大きくするように修正して
もよい(同図(B))。さらに、必要に応じて、最小速
度VL をも修正するようにしてもよい。
【0039】速度パターン設定器21に記憶する回転速
度パターンPi は、多色織りにおける緯糸選択状態に
対応させて複数とするのに代え、織り組織による綜絖枠
SFの選択状態に対応させて複数とすることができる。 このとき、パターン切替手段40において、選択信号発
生器41は、綜絖枠SFの選択状態を指定する1リピー
ト中のステップ番号nを発生し、切替指令発生器42は
、綜絖枠SFの選択状態に応じ、ステップ番号nに対応
させて記憶した選択パターン番号mを出力する。
【0040】また、速度パターン設定器21には、織機
起動時のための回転速度パターンPi =Po を追加
し、パターン切替手段40とは別の回路によって、織機
起動時に限り、この回転速度パターンPo を選択させ
るようにすれば、主軸モータMは、織機主軸Aと連動す
る筬RDの運動パターンを織機起動時と定常運転時とで
切り替えることができ、回転速度パターンPo を適当
に設定することにより、織機起動時の筬打ち力を定常運
転時のそれより大きくすることができる。
【0041】さらに、速度パターン設定器21に記憶す
る回転速度パターンPi は、1種類のみとしてもよく
、そのときは、パターン切替手段40は、これを省略す
ることができる。また、パターン切替手段40は、それ
ぞれ、緯糸選択状態、綜絖枠SFの選択状態に対応して
動作する2組を設け、速度パターン設定器21は、その
各々からの選択パターン番号m1 、m2 に従って、
対応する回転速度パターンPi =Pk を選択するよ
うにしてもよい。ただし、kは、m1 、m2 の組合
せによって指定される定数である。
【0042】なお、緯糸の飛走特性がさほど変動せず、
これを問題にしないときは、測定検出手段10を省略し
、角度偏差Δαに基づく回転速度パターンPi=Pm 
の修正を行なわないようにすることができる。
【0043】また、測定検出手段10を設けるときは、
緯入れ検出器11は、緯糸が反緯入れ側に到達したこと
を検出するに代えて、緯糸が、飛走経路中の任意の検出
位置に到達したことを検出するようにしてもよい。
【0044】さらに、織機主軸Aと、筬RD、綜絖枠S
Fとは、両者間に介装する図示しない駆動機構としてカ
ム機構やクランク機構等を使用することができる。これ
らの駆動機構は、一般に、織機主軸Aの回転速度パター
ンPm をそのまま筬RD、綜絖枠SFに伝達するもの
ではないが、その入出力特性は固定されたものである。 そこで、速度パターン設定器21に記憶する回転速度パ
ターンPi は、これらの駆動機構の入出力特性を考慮
し、筬RD、綜絖枠SFの実際の運動パターンが所定の
パターンとなるように定めるものとする。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、織機主軸の回転速度パターンを設定し
、設定された回転速度パターンに従って織機モータを変
速制御することによって、織機主軸は、緯糸の飛走特性
に見合った任意の回転速度パターンに従って変速回転さ
せることができるので、筬や綜絖枠の運動パターンに対
し、最適なドエル期間を設定することができ、常に良好
な筬打ち運動を実現し、安定な緯入れ動作を行なうこと
ができるという優れた効果がある。
【0046】第2発明によれば、パターン指定手段と速
度指令発生手段とを備え、パターン指定手段に記憶する
回転速度パターンに従って主軸モータの駆動回路に速度
指令信号を出力することによって、織機主軸と連動する
筬や綜絖枠の運動を回転速度パターンに追従させること
ができるから、それらの運動パターンに対して最適なド
エル期間を簡単に設定することができ、しかも、そのた
めの特殊な機構や構造を何ら必要としないという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  全体概略ブロック系統図
【図2】  詳細ブロック系統図
【図3】  回転速度パターンの説明線図
【図4】  
要部説明図
【図5】  回転速度パターンの修正説明線図
【符号の説明】
M…主軸モータ A…織機主軸 Pi 、Pm …回転速度パターン α…到達角度 αo …基準到達角度 Δα、Δαm …角度偏差 n…ステップ番号 S2 …速度指令信号 10…測定検出手段 20…パターン指定手段 30…速度指令発生手段 40…パターン切替手段 50…駆動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  織機主軸の回転速度パターンを設定し
    、設定された回転速度パターンに従って主軸モータを変
    速制御することを特徴とする織機の主軸制御方法。
  2. 【請求項2】  前記回転速度パターンは複数とし、織
    り組織のステップ番号に応じて切り替えることを特徴と
    する請求項1記載の織機の主軸制御方法。
  3. 【請求項3】  前記回転速度パターンは複数とし、織
    機起動時と定常運転時とで切り替えることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の織機の主軸制御方法。
  4. 【請求項4】  前記回転速度パターンは、緯糸の到達
    角度の遅速に基づいて修正することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか記載の織機の主軸制御方法
  5. 【請求項5】  織機主軸の回転速度パターンを記憶す
    るパターン指定手段と、該パターン指定手段からの回転
    速度パターンに従って、主軸モータの駆動回路に速度指
    令信号を出力する速度指令発生手段とを備えてなる織機
    の主軸制御装置。
  6. 【請求項6】  前記パターン指定手段は、複数の回転
    速度パターンを記憶し、回転速度パターンを切り替える
    パターン切替手段を付設することを特徴とする請求項5
    記載の織機の主軸制御装置。
  7. 【請求項7】  緯糸の到達角度を測定し、基準到達角
    度に対する角度偏差を検出する測定検出手段を付設し、
    前記パターン指定手段は、前記測定検出手段からの角度
    偏差により回転速度パターンを修正することを特徴とす
    る請求項5または請求項6記載の織機の主軸制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005038113A1 (en) * 2003-10-20 2005-04-28 Vyzkumny Ustav Textilnich Stroju Liberec A.S. Weaving machine
CN102011255A (zh) * 2010-12-27 2011-04-13 江苏万工科技集团有限公司 打纬机构间隙的测量装置及其方法

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