JPH04312227A - 振動ダンパ - Google Patents
振動ダンパInfo
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- JPH04312227A JPH04312227A JP4025080A JP2508092A JPH04312227A JP H04312227 A JPH04312227 A JP H04312227A JP 4025080 A JP4025080 A JP 4025080A JP 2508092 A JP2508092 A JP 2508092A JP H04312227 A JPH04312227 A JP H04312227A
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-
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
である。この振動ダンパは、単一の軸を有するシリンダ
と、少なくとも一方のシリンダ端部を貫通して軸方向に
可動に案内されるピストンロッドと、シリンダ内部でピ
ストンロッドと結合されたピストンと、複数の流体チャ
ンバとを包含しており、これら流体チャンバが、シリン
ダに対するピストンロッドの運動に応じて互いに可変の
容量と、流体チャンバのうち少なくとも2つの間の流体
連絡路とを有しており、しかも流体連絡路のうちの少な
くとも1つが、その連絡路の2つの部分区間の間に遮断
弁サブアセンブリを有しており、更に、この遮断弁サブ
アセンブリが少なくとも1つの弁座を有するように構成
され、この弁座に第1の部分区間が接続されており、更
に弁遮断部材の第1の側は、第1部分区間の遮断位置で
は弁座に対し弾性的に押圧可能であり、更に、弁遮断部
材の第1の側の裏側に当る第2の側は、制御チャンバに
面しており、制御チャンバ内の流体圧を負荷されるよう
にされ、更に、制御チャンバは、弁遮断部材に設けられ
た絞り区間を介して第1の部分区間に接続されており、
更に、制御チャンバが流出口を介して第2の部分区間と
接続されており、更に、この流出口には流出横断面測定
器が配属され、この測定器は、流出口の、そのつど異な
る流出横断面を生ぜしめる複数位置に調節可能である。
862により公知である。この振動ダンパの場合、第1
の部分区間を制御チャンバと接続している絞り区間には
、弁遮断部材の起動制御に必要な分量の減衰流体以外は
通過しないようにされている。振動ダンパ特性線は、し
たがって、ほとんどもっぱら、圧力に応じて作用する弁
遮断部材により規定される。横座標に遮断弁サブアセン
ブリを通過する合計流過率を記載し、縦座標に第1部分
区間内を支配する、より大きい圧力と第2部分区間内を
支配する、より小さい圧力との圧力差(以下では合計圧
力差と呼ぶ)を記載した線図で得られる特性線は、急勾
配で、ほとんど変化せずに上昇したのち、流過率が低い
うちに既に屈折し、その後は流過率が増加しても、ゆる
やかな勾配を描いて上昇する、という推移をたどる。 制御チャンバ流過横断面が減少するとともに、屈折点は
、より高い合計圧力差に移動する。この種の特性線は、
“前開放区域”が著しく局限されているので、振動ダン
パに適したものではない。言いかえると、この種の特性
線は、自由な特性線構成が可能な振動ダンパの場合に調
整できるような推移はたどらない。それにも拘らず近似
的に振動ダンパに適合する推移を得ようと思えば、振動
ダンパ行程の間に調整介入を行なう必要があろう。 言いかえると、振動ダンパ行程の間に制御チャンバ流出
口横断面を変えねばならないだろう。そのためには、付
加的なセンサの装備、迅速な信号処理、迅速に反応する
弁等を必要としよう。その結果、振動ダンパの構造は複
雑となり、信頼性は低減するだろう。
課題は、振動ダンパ行程中に付加的な調整介入なしに振
動ダンパに適合する特性線が保証される振動ダンパを提
供することにある。
ば遮断弁サブアセンブリを次のように構成することによ
り解決された。すなわち、制御チャンバ流出口横断面測
定器を流出口最大横断面に調節した場合、流出口の流過
率(時間単位当り流量)が、1m/secの減衰速度に
調節された遮断弁サブアセンブリの合計流過率の少なく
とも0.2倍に達すると、弁遮断部材が弁座から離間し
始めるようにしたのである。この場合、減衰速度とは、
シリンダに対するピストンロッドの相対速度をいう。
現在存在するピストン弁及び(又は)フート弁サブアセ
ンブリの構成とは無関係に妥当する。なぜなら、流出口
横断面測定器を流出口最大横断面に調節すれば(これが
最も重要な調節である)、ピストン弁ないしフート弁サ
ブアセンブリ内の流量比は無視できるからである。
間させるには、流出口流過率が比較的高い値でなければ
ならない。したがって、この流過率に達するまでは、振
動ダンパ特性線は、絞り区間と流出口横断面とに規定さ
れる。この結果、既述の線図について見れば、第1の特
性線区間は、線図の開始点から出て、比較的大きい流過
率域にわたって放物線状に延びる特性線となる。弁座か
らの離間に要する流過率を超えると、特性線は、圧力に
応じて作用する弁遮断部材により規定され、第2の特性
線区間では流過率上昇方向にゆるやかに推移する直線と
なる。本発明による振動ダンパの場合、したがって、振
動ダンパに適合する特性線が振動ダンパ行程に調整介入
することなしに保証される。
れをも、振動ダンパの流体押しのけ横断面の少なくとも
1/150の値となるように遮断弁サブアセンブリを構
成することによって、次のことを保証することができる
。すなわち、流出口横断面測定器を流出口の最大横断面
に調節すれば、比較的低い合計圧力差、たとえば15バ
ール以下で既に弁遮断部材が離間し始める、ことである
。この場合、振動ダンパの流体押しのけ横断面とは、加
圧段階でのピストンロッドの有効押しのけ横断面の意味
である。この横断面は、遮断弁サブアセンブリを含んで
いる流体連絡路のその時々の流過率に合致する。簡単化
して、ピストンロッドの有効横断面をピストンロッドの
幾何的横断面と等置することができる。なぜなら、たと
えば付加的に存在するフート弁装置の流過率(振動ダン
パ・ピストンの最も烈しい作動形式に合致する)は、制
動チャンバ流出口横断面全開時に、遮断弁サブアセンブ
リを包含する流体連絡路の流過率に比して低い値である
ことを前提としているからである。
材は、少なくとも、制御チャンバ流出口横断面の限界値
を超えた域では、流出口横断面とは無関係に、常に、等
しい流出口流過率に達したときに、弁座から離間し始め
、しかも、この離間が、第1部分区間内を支配する圧力
と、第2部分区間を支配する圧力との間の圧力差が増加
する場合に、流出口横断面の減少につれて生じるように
されている。
うにすることで実現できる。すなわち、弁遮断部材が、
その遮断位置では、両側に第1部分区間内を支配する圧
力と、制御チャンバ内を支配する圧力とを受ける実質的
に等しい負荷面を有するようにし、かつまた、絞り区間
横断面が制御チャンバ流出口横断面とは無関係であるよ
うにするのである。
が、制御チャンバ流出口横断面とは無関係に、この横断
面の限界値を超えた域では、等しい流出口流過率に達す
ると常に弁座から離間し始めるようにされている。この
場合、この離間は、第1部分区間内を支配する圧力と、
第2部分区間内を支配する圧力との圧力差が増加する場
合に、流出口横断面が減少するにつれて生じる。更にま
た、この変化形によれば、制御チャンバ流出口横断面の
限界値を下回る域で弁遮断部材が弁座から離間するのは
、流出口の流過率とは無関係に、更に流出口横断面が減
少して、第1部分区間を支配する圧力と第2部分区間を
支配する圧力との圧力差がコンスタントに所定値を維持
する場合である。こうすることによって、遮断弁サブア
センブリに対する圧力の過負荷が避けられる。
して実現できる。すなわち、弁遮断部材が、その遮断位
置では、その両側に、第1部分区域内を支配する圧力と
制御チャンバ内を支配する圧力とを受ける実質的に等し
い負荷面を有するようにし、更に、絞り区間の横断面が
制御チャンバ流出口の横断面とは無関係であり、更にま
た、所定圧力差になると制御チャンバから第2部分区間
へ向って開く圧力逃がし弁を備えるようにしたのである
。
チャンバ流出口の流過率が低い値になり、第1部分区間
内の圧力と第2部分区間内の圧力との圧力差が増大した
場合に、流出口横断面が減少するにつれて、弁遮断部材
が弁座から離間するようにされている。この実施形式で
は、したがって、制御チャンバ流出口横断面の変化によ
ってのみ、次のような振動ダンパ特性線群を得ることが
できる。すなわち、従来の、種々の柔軟度(種々の走行
快適性)に合わせた振動ダンパの特性線に合致する特性
線群である。この解決策により実施された振動ダンパは
、したがって、振動ダンパに適合する特性線を求める要
求を最高度に満たすものである。
ようにすることにより実現できる。すなわち、弁遮断部
材が、その遮断位置では、その両側に、第1部分区間内
圧力および制御チャンバ内圧力用のコンスタントな負荷
面を有するようにし、かつまた絞り区間の横断面が、制
御チャンバ流出口横断面の減少につれて同じく減少する
ようにするのである。
にすることによっても実現できる。すなわち、弁遮断部
材が、その遮断位置では、その両側に、第1部分区間内
の圧力および制御チャンバ内の圧力用のコンスタントな
負荷面を有するようにし、そのさい、制御チャンバ流出
口の閉鎖時に第1部分区間内圧力により弁遮断部材に及
ぼされる液圧力が、制御チャンバ内の圧力により弁遮断
部材に及ぼされる液圧力より大であるようにし、かつま
た、絞り区間の横断面が制御チャンバ流出口横断面とは
無関係であるようにするのである。
求項1および2に記載した精確な数値に拠らなくても、
振動ダンパに適合した特性線を得るために有利に利用で
きる。
できる。たとえば、本発明は、2管振動ダンパに用いる
ことができる。その場合には、ピストンロッド側の流体
室と補償室との間の、遮断弁サブアセンブリを包含する
流体連絡路を設けておき、更に、振動ダンパ・ピストン
内とシリンダ底部との弁を互いに同調させておくことに
よって、シリンダに対するピストンロッドの運動方向と
は無関係に流体連絡路内の流体流が常に等方向に、言い
かえるとピストンロッド側の流体室から補償室へ流れる
ようにしておく。この実施形式の場合、遮断弁サブアセ
ンブリは、最も硬いダンピングでの作動形式の場合には
遮断されるので、振動ダンパ・ピストン内とシリンダ底
部との弁のみが開弁される。より柔軟なダンピングの場
合には、制御チャンバ流出口横断面が種々の程度に開か
れる。そのさい、制御チャンバ流出口の最大開放時が最
も柔軟なダンピングに相当する。
やフート弁サブアセンブリの弁には、種々の接続の可能
性がある。
サブアセンブリは、引張行程の場合は開弁し、加圧行程
の場合は閉弁する1つの逆止め弁を有するのみである。 また、ピストン弁サブアセンブリは、加圧行程時に開弁
し、引張行程時に閉弁する1つの逆止め弁を有するのみ
である。この実施形式の場合、遮断弁サブアセンブリと
その制御チャンバ流出口横断面測定器のみにより引張行
程と加圧行程とにおける特性線が決定される。この第1
の可能性は、ピストン弁サブアセンブリの、押圧行程時
に開弁する逆止め弁が絞られるように変えることができ
る。その場合には、また、減衰の特性線が、引張行程時
には遮断弁サブアセンブリとその流出口横断面測定器と
によってのみ規定されるのに対し、加圧行程時には、ピ
ストン弁サブアセンブリの、押圧行程時に開く逆止め弁
での絞りにより付加的に影響されることになる。図2か
ら図10についての以下の説明は、この第1の可能性な
いしその変化形を前提としている。
サブアセンブリが、引張行程時に開く1つの逆止め弁と
、この逆止め弁と並列的な、加圧行程時に流量を絞るこ
とのできる1つの減衰弁とを含んでいる。ピストン弁サ
ブアセンブリは、絞り作用を有する、引張行程時に開弁
する1つの逆止め弁と、絞り作用を有する、もしくは有
さない加圧行程時に開く1つの逆止め弁とを含んでいる
。この第2の可能性の場合、減衰作用が、引張行程時及
び加圧行程時に遮断弁サブアセンブリとその制御チャン
バ流出口横断面測定器とによって規定されるに加えて、
ピストン弁ないしフート弁サブアセンブリによっても付
加的に規定されるが、その場合、加圧行程時に開く、ピ
ストン弁サブアセンブリの逆止め弁が絞られているか否
かはどうでもよい。最も硬いダンピングでの作動形式は
、遮断弁サブアセンブリが遮断され、これによりフート
弁及びピストン弁サブアセンブリの弁のみが働く場合に
成立する。
ダンパにも用いることができる。この種のダンパの場合
、流体チャンバが振動ダンパの両側に配置され、これら
チャンバが、遮断弁サブアセンブリを含んでいる流体連
絡路を相互に接続している。その場合、遮断弁サブアセ
ンブリの構造形式に従って、異なる運動方向に対し異な
る流体連絡路を双方の流体チャンバの間に設けておく必
要がある。流体チャンバのそれぞれが本発明による構成
の遮断弁サブアセンブリを有するように構成しておく。 単管振動ダンパの場合にも、振動ダンパ・ピストンは減
衰弁を備えておくことができる。これらの減衰弁は、ま
た、最も硬いダンピングの作動形式に用いられるもので
ある。すなわち、遮断弁サブアセンブリを包含する流体
連絡路が完全に閉じられている場合に用いられる。
包含する流体連絡路がシリンダのところに設けられてい
る実施形式と原則的に結び付いているわけではない。遮
断弁サブアセンブリを包含する流体連絡路は、振動ダン
パ・ピストン内部又はシリンダ端部に設けておくことも
原則として考えられる。
弁サブアセンブリはシリンダのところに取付けておかれ
る。なぜなら、この実施形式の場合、制御チャンバ流出
口の横断面の調節用制御信号の引込線が簡単化されるか
らである。
:図1には2管振動ダンパのシリンダが符号10で、ピ
ストンロッドが符号12で示してある。シリンダ10は
、下方へは底部14により閉じられている。ピストンロ
ッド12は、シリンダ上端部から案内兼シール・ユニッ
トを貫通して外部へ案内されている。シリンダ内部のピ
ストンロッド12のところには、ピストン弁装置を有す
るピストン・ユニット18が固定されている。シリンダ
下端部はフート弁装置24を有する底板22により閉じ
られている。シリンダ10は容器管26により包囲され
ている。容器管26とシリンダ10との間には環状室2
8が形成され、これが補償室を形成している。シリンダ
10内のスペースは、ピストン・ユニット18により第
1作業室30aと第2作業室30bとに区分されている
。作業室30a,30bには減衰液体が充填されている
。補償室28は、レベル28aまで液体で充たされ、そ
の上方には気体が充たされている。補償室28内には、
第1部分区間、すなわち高圧部分区間32が形成され、
この区間32は、シリンダ孔34を介して第2作業室3
0bと接続されている。高圧部分区間32には、容器管
26の横に付加された遮断弁サブアセンブリ36が接続
されている。このサブアセンブリ36からは、(図1に
は示されていないが)第2の部分区間、すなわち低圧部
分区間が補償室28へ、しかもその液体充填区域へ通じ
ている。
方へ送出されると、上方の作業室30bが小さくなる。 このため作業室30b内には過圧が生じ、この過圧は、
ピストン弁装置20を介して下方の作業室30aへ逃が
される。この減圧は、遮断弁サブアセンブリ36が閉じ
られている限り(硬いダンピングの作動形式)続く。遮
断弁サブアセンブリ36が開弁状態であれば、同時に液
体は上方作業室30bから高圧部分区間32と遮断弁サ
ブアセンブリ36を介して補償室28へ流入する(柔軟
なダンピングの作動形式)。ピストンロッド12の送出
時の振動ダンパのダンピング特性は、したがって、遮断
弁サブアセンブリ36の開・閉に応じて決まる。
入されると、下方作業室30a内に過圧が発生する。液
体は、ピストン弁装置20を介し上方作業室30bへ逃
げる。シリンダ内のピストンロッド体積が増大すること
により押しのけられる液体は、フート弁装置24を経て
補償室28へ押出される。ピストン弁装置20の流過抵
抗がフート弁装置24のそれよりも小さいため、上方作
業室30b内でも同じように圧力が上昇する。この上昇
圧力は、遮断弁サブアセンブリ36の開弁時には、高圧
部分区間32を経て、再び補償室28へ逃がされる。こ
のことが意味する点は次の点である。すなわち、遮断弁
サブアセンブリ36の開弁時には、振動ダンパは、ピス
トンロッド送入時にも柔軟なダンピング特性を示し、遮
断弁サブアセンブリ36の閉弁時には、ピストン送出時
と全く同じ硬いダンピング特性を示すという点である。 重要な点は、バイパスの高圧部分区域32を流れる流体
の流れ方向は、ピストンロッドの送入送出に関係なしに
常に等しい点である。
部分区間32、補償室28の断面が示してある。第1部
分区間32には中央通路38が接続され、中央通路38
は、下方へ突出している、弁座体40の接続管40aに
より包囲されている。弁座体40の、図2では上方に位
置する側が、弁座40bを形成している。弁座40b上
には、鉢状の構成の弁遮断部材42の環状フランジ42
aが載っている。弁遮断部材42は、弁座40bの方向
へ圧縮コイルばね44により予圧を与えられている。ば
ね44は、管状の弁遮断部材側壁内側により案内され、
中間体46に支えられている。弁座体40は、その外周
縁40cが凹所46a内に係止されている。凹所46a
は、中間体46の側壁46bに設けられ、中間体46を
固定している。遮断弁40b,42の開弁時には、減衰
液体が主流路、すなわち弁遮断部材42と弁座40bと
の間を通り、更に通路58を経て補償室28へ流入する
。通路58は、中間体46の側壁46bと弁座体40の
凹所40dとにより形成されている。
2c内に形成された絞り孔42cを介して制御チャンバ
48と接続されている。制御チャンバ48は、部材42
と中間体46との間に形成されている。部材42は、そ
の前側42eが、中央通路38内を支配する圧力P1の
負荷面F1となっており、その裏側42fが、制御チャ
ンバ48内を支配する圧力P2の負荷面F2となってい
る。負荷面F1、F2は、図2の実施例では実質的に等
しい大きさにされている。
に作用する限り、遮断弁42,40bは、ばね負荷され
た、加圧下で開弁する弁として動作する。この弁は、図
1のピストンロッド12の上行行程時には、ピストン弁
装置20と並列接続状態となり、下行行程時にはフート
弁装置24と並列接続状態となる。
口46cの開口横断面は、磁石接極子52により外部か
ら制御できる。流出口46cの開放時には、絞り区間4
2d、制御チャンバ48、流出口46c、流れ方向で中
間体46後方に形成されるチャンバ50a、中間体に設
けられた孔46d、通路50bが、主流路と並列的に成
立する減衰液体用副流路を形成する。
図2で見て下方へ、すなわち制御チャンバ46cの方向
へ予圧をかけられる結果、磁石接極子52に負荷を与え
る磁気巻線56が給電されていない場合は、流出口46
cを円錐形ヘッド部分52aを介して閉鎖する。磁気巻
線56が給電されると、磁石接極子52は、ばね54の
力に抗して引上げられ、流出口46cを開放する。磁気
巻線56にどれだけ給電されるかに応じて、磁石接極子
52は複数の位置に調節可能であり、このため流出口4
6cの開口横断面は複数の値をとることができる。
ド部分52aの先から管状突出部52cまで貫通してい
る。この突出部52cは、図2では上方に位置する、磁
石接極子52の裏面に形成されている。管状突出部52
cは、また、その外径が流出口46cの直径と等しい。 制御チャンバ48内を支配する圧力P2は、したがって
、磁気インダクタ52の前面と裏面の等しい大きさの面
に負荷されるので、磁石接極子には全体として何ら力が
作用しない。管状突出部52cは、また、予圧ばね54
の案内としても役立っている。この予圧ばね54は、そ
の一部分が、磁石接極子52の裏面に設けられた環状み
ぞ52dに受容されている。磁石接極子52のボディ5
2eを貫通する孔52fは、補償室28内の圧力P0が
負荷されるボディ前面を、磁石接極子裏面と連通させて
いる。磁石接極子52の前面と裏面とは等しい大きさの
面を有しているので、圧力P0も磁石接極子52に何ら
の力も及ぼさない。
図11とにより詳説する。図11には縦座標に高圧部分
区間32内を、したがってまた中央通路38内を支配す
る圧力P1と、補償室28内を支配する圧力P0との間
の合計圧力差ΔP(=P1−P0)が記載され、横座標
には遮断弁サブアセンブリ36を流過する減衰液体の合
計流過率Q(時間単位当り流量)が記載されている。合
計流過率は、主流路と副流路とを介して流れる減衰液体
の流過率(主流路流過率と副流路流過率)の合計である
。図11に記載されている複数の特性線は、制御チャン
バ流出口横断面の異なる価、すなわち磁石接極子52の
異なる位置に相応するものである。
ていず、したがって磁石接極子52が、予圧ばね54の
作用により制御チャンバ流出口46cを閉鎖していると
仮定しよう。この場合、制御チャンバ48には、中央通
路38内と等しい圧力が支配している。弁遮断部材42
の前面42eの負荷面F1と裏面42fの負荷面F2と
は等しい大きさであるため、部材42は、ばね44の力
で弁座40b上に保持されている。したがって、漏れ流
を除いては、遮断弁サブアセンブリ36には減衰液体は
貫流していない(図11ではQ=0)。
れると、接極子52は、ばね54の力に抗して引戻され
、電流の強さに相応の位置を占める。これによって開放
される流出口横断面は、巻線56を流れる電流が増大す
るにつれて大きくなる。
区間42dを経て制御チャンバ48に流入し、ここから
更に流出口46cを通って補償室28へ達する。絞り区
間42dから制御チャンバ流出口46cを通って流れる
副流路の流過率は、中央通路38内の圧力P1から制御
チャンバ48内の圧力P2への圧力降下と、制御チャン
バ48内の圧力P2から補償室28内の圧力P0への圧
力降下を生じさせる。いま、中央通路38内の圧力P1
が、したがってまた中央通路38と補償室28との間の
合計圧力差P1−P0が増大すると、副流路流過率も増
大する。ベルヌーイの法則により、コンスタントな開口
横断面の絞り区間を通過する所定流過率から、流過率の
2乗に比例して増大する圧力降下が生じる。したがって
、中央通路38内の圧力P1と制御チャンバ48内の圧
力P2の間の圧力差P1−P2も、制御チャンバ48内
の圧力P2と補償室28内の圧力P0との間の圧力差P
2−P0も、副流路流過率Qの増大につれて放物線状に
増大する。この結果、合計圧力差P1−P0にも放物線
状の推移が生じる(たとえば図11の曲線区間D1)。
路38内の圧力P1のため、遮断弁部材42の前面の負
荷面F1に作用する液圧力は、チャンバ48内の圧力P
2により裏側42fの負荷面F2に作用する液圧力とば
ね44の力との合計に等しい(たとえば、図11の点D
2)副流路流過率が値Qkを超えると、部材42の前面
42eに作用する液圧力が高まり、部材42が弁座40
bから離れる。このため、減衰液体は主流路を経て補償
室28へ達する。しかし、同時に依然として未だ一定量
の副流が絞り区間42dと流出口46cを流過している
。しかし、合計流過率Qは、いまや、ばね負荷された弁
42,40bの流過率に主として占められるので、圧力
P1と圧力P0間の合計圧力差P1−P0は、事実上直
接に、合計流過率に比例して変化する(たとえば、図1
1の線区間D3)。
、圧力差P1−P0が所定値の場合、絞り区間42dと
流出口46cとにより規定される副流流過率も増加する
。したがって、ダンパ特性線の、絞られた副流により規
定される放物線状第1区間は、流出口46cの横断面が
増大するにつれて、ゆるやかな勾配となる(図11の線
C,B,A)。しかし、既述のように、部材42の、弁
座40bからの離間にとって重要なのは、圧力差P1−
P2のみであって圧力P1,P2の絶対値ではなく、こ
の圧力差P1−P2は副流流過率にのみ左右されるので
、主流路弁42,40bは、流出口46cの横断面とは
無関係に、流過率Qkが等しい場合に常に開弁される。 流過率Qkは、図11には圧力軸と平行に延びる破線で
示してある。流出口46cの横断面が大きくなるにつれ
て、言いかえると振動ダンパ特性線がゆるやかな勾配に
なるにつれて、ダンパのダンピング特性は軟かくなり、
快適となる。
自動車の走行状態に応じて制御できるので、あらゆる走
行状態で走行快適性と走行安全性との間の最適の妥協が
保証される。たとえば磁力巻線56への給電をプロセッ
サを介して行ない、このプロセッサが単数又は複数のセ
ンサにより起動制御されるようにする。このセンサには
、たとえば、自動車の加速センサ、ピッチ角センサ、ロ
ール角センサを用いる。
、自動車のメーカー又はユーザーが任意に変えられるよ
うにして、快適性かスポーツ性か、いずれを高くするか
を任意選択できるようにすることも考えられる。図11
の場合、符号Aは最も快適な特性線であり、これに対し
符号G,H,Iはスポーティーな特性曲線を示したもの
である。
の弁体60により閉じられている孔46eを有している
。弁体60は中間体46の環状みぞ46fに受容されて
いる。穴62aを有する皿ばね62は、弁体60を凹所
46f内へ予圧を与えて押付けている。皿ばね62は、
また、軸方向にはプレート64に支えられ、半径方向に
は中間体46の環状フランジ46gに支えられている。 流出孔46e、弁体60、皿ばね62は1つの圧力逃が
し弁を形成している。この弁は、制御チャンバ48内の
最大圧力を制限する。チャンバ48内の圧力が、主流路
弁42,40bの開弁前に限界値を超えるような場合、
逃がし弁60,46eが開かれ、チャンバ48からの付
加的な流出手段が得られる。流出孔46eは、この孔に
よって圧力P2が、主流路弁42,40bが開く程度ま
で減圧されるように寸法づけされている。したがって、
急勾配の放物線状の第1特性線区間(図11の線G,H
,I)の場合、主流路弁42,40bは、流過率に応じ
て開くのではなく、圧力に応じて開くのである。 図11には、これが流過率軸と平行に延びる破線で示し
てある。
れていない場合には、特性線群は図12に示したように
なる。
ためには、磁力巻線56に流れる電流を切るだけでよい
。それにより接極子52が、ばね54の力により流出口
46cを閉じる。このため、減衰液体は、もはやチャン
バ8から補償室28へは逃げられなくなる。この結果、
チャンバ48内には再び中央通路38内と等しい圧力が
生じ、弁遮断部材42が、ばね力44により再び弁座4
0bに押付けられる。
の第1部分区間32に密接している。弁座体40と中間
体46は、接続管68内にはめ込まれており、接続管6
8は容器26と溶接されている。
鉄部材とケーシング部材と共に1つの構造ユニットを形
成している。遮断弁サブアセンブリ36の全部材を順次
に接続管68に取付け、最後に接続管68をユニオンナ
ット72を介して磁力巻線ケーシング56a又はこのケ
ーシング56aのねじ山付インサート56a1と結合す
るようにすることもできる。
2dと制御チャンバ流出口46cは、圧力に応じて動作
する主流路弁42,40bの前開放通路として単純に働
くのではなく、減衰液体用の、主流路と並列的に通る副
流路を形成する。絞り区間42dと流出口46cとは、
接極子52が完全に引戻された場合、すなわち流出口4
6cの横断面が最大の場合、弁遮断部材42が次の場合
に初めて弁座40bから離間し始めるように寸法づけら
れている。すなわち、流出口46cの副流流過率が、合
計流過率、すなわち遮断弁サブアセンブリ36の主流流
過率と副流流過率との合計の少なくとも0.2倍となる
場合である。遮断弁サブアセンブリ36は、その場合、
減衰速度1m/secに調節しておく。流出口46cの
最大横断面と絞り区間42dの横断面のいずれもが、振
動ダンパの流体押しのけ横断面、すなわち加圧段階での
ピストン横断面の、少なくとも1/150の値であれば
、部材42の、弁座からの離間は、流出口46cの横断
面が最大で、低圧の場合、すなわち乗用車の振動ダンパ
のさいには、たとえば15バール以下の場合に開始され
るよう保証できる。
施例が示してある。この実施例では、図11の振動ダン
パ特性線が達成できる。その構造及び機能の点では、図
2の実施例と実質的には変らない。したがって、以下で
は、図2の実施例と異なる点のみを説明するにとどめる
。類似の部分には、図2の符号に100を加えた符号を
用いる。
弁が滑り弁により形成されている。鉢状の弁遮断部材1
42の底部142cは、管状側壁142bより大きい外
径を有している。圧縮コイルばね144は、一端が、底
部142cの突出区域に支えられ、弁遮断部材142を
環状フランジ142aを介して弁座140bに予圧をか
けている。接極子152は、管状の延長部152fを有
するように構成され、この延長部が弁遮断部材42の管
状側壁142b内を案内されている。延長部152fは
、軸方向に突出する突起152gを有している。接極子
152に負荷を与える磁力巻線156に通電していない
場合、延長部152fは、これらの突起152gを介し
弁遮断部材142に着座する。接極子152と部材14
2とにより包囲された空間が制御チャンバ148を形成
する。中央通路138は、絞り区間142dを介して制
御チャンバ148と接続されている。延長部152fは
半径方向孔152hを有している。これらの孔152h
は、制御チャンバ流出口を形成し、接極子152の突起
152gが部材142に着座しているさいには、部材1
42の管状側壁142bにより完全にふさがれてしまう
。巻線156に通電され、接極子152が、ばね154
の力に抗して引上げられると、孔152hの横断面の一
部が、制御縁142iから開放される。孔の横断面寸法
は、巻線156を流れる電流の強さにより規定される。 制御チャンバ流出口152hから流出する減衰液体は、
更に、鉢状弁座体140内に形成されている通路158
を経て補償室128に達する。
じように磁石接極子によって充たされる。制御チャンバ
148内の圧力P2は、孔152bと、磁石接極子の予
圧ばね154を受容するばねチャンバ152iを介して
裏側152kへ伝えられる。管状延長部152mは、接
極子152のボディ152eより大きい外径を有してい
る。制御チャンバ148側の、圧力P2を受ける接極子
端面は、したがって裏側152kより大きい負荷面積を
有している。この結果、制御チャンバ流出口142i,
152hの開放方向へ働く力が得られる。制御チャンバ
148内の圧力が所定値を超えると、圧力P2により接
極子152に働く液圧力は、予圧ばね154の力より大
となる。この結果、接極子152は流出口142i,1
52hを開放し、しかもそのさい予め磁力巻線156に
通電されることがない。
負荷面F1,F2は等しい大きさなので、図11に示し
たものと似た振動ダンパ特性線を示す。
リの実施例が示してある。この実施例も、構造及び機能
の点では図2及び図3に示した実施例と実質的には変り
はない。したがって、以下では、既述の実施例と異なる
点のみを説明するにとどめる。そのさい、類似の部分に
は、図2の符号に200を加えた符号を付すこととする
。
に形成され、この鉢の底部242cは、鉢状の延長部2
42kを有するように構成されている。磁石接極子25
2は、部材242の管状側壁242b内を案内され、管
状延長部252 lを有している。管状延長部252
lは鉢状延長部242kにはめ込まれている。孔2
52bは管状延長部252 lから接極子裏側のばね
ハャンバ252iまで延び、ばねチャンバ252iには
接極子の予圧ばね254が受容されている。孔252b
からは、半径方向孔252hが分岐している。これらの
半径方向孔252hからは孔252mが分岐し、これら
の孔252mは環状室248aに開口している。接極子
252の管状延長部252 lと、部材242の鉢状
延長部242kとの間に形成される空間248b、孔2
52b,252h,252m、環状室248a、ばねチ
ャンバ252i、接極子252上方の空間によって、制
御チャンバ248が形成されている。
、この実施例の場合も、横断面を変更可能な制御チャン
バ流出口を形成している。中央通路238は、一方では
、コンスタントな横断面を有する絞り区間242dを介
し、他方では絞り孔242d1を介して、制御チャンバ
248と接続されている。絞り孔242dlは、巻線2
56に通電されていないさいには、接極子252の管状
延長部252 lにより閉じられている。しかし、接
極子252が、巻線256の磁力により引戻されると、
孔242dlと、接極子252の管状延長部252
lの制御縁252l1とが、可変横断面の絞り区間を形
成する。この絞り区間は、コンスタントな横断面の絞り
区間242dと並列的に形成される。絞り区間242d
1の横断面は、接極子252の位置に応じて流出口25
2hの横断面と全く同じ働きを示す点を忘れてはならな
い。双方の横断面は、巻線256の磁力により接極子2
52が引戻されるにつれて、大きくなる。孔252hは
絞り区間242d1より大きい直径を有しているので、
接極子が引戻されると、流出口252hの横断面は、絞
り区間242d,242d1の合計横断面よりも著しく
増大する。
ように可変の絞り区間横断面が、振動ダンパ特性線に及
ぼす影響を説明する。巻線256を所定の強さの電流が
供給されている場合、絞り区間242d、242d1と
は、一緒に一定の横断面を有し、この横断面が、流出口
252hの横断面と一緒に減衰液体の副流流過率を規定
する。ダンパの特性線、たとえば図13の特性線Mは、
図11の特性線域と関連して説明した理由により、絞り
区間242d,242d1により規定される放物線状第
1特性線区間M1と、事実上直線的な、ばね負荷された
弁242,240bによって規定される第2特性線区間
M3とに分割される。双方の特性線区間M1,M3は屈
折点M2で互いに移行している。
ると、流出口252hの横断面のみでなく、絞り区間2
42d,242d1の合計横断面も増加する。このため
副流流過率が上昇し、ダンパ特性屈線の推移は、それに
応じてゆるやかになる(たとえば図13の線L)。中央
通路238内の圧力P1が働く負荷面F1は、制御チャ
ンバ248内の圧力P2が働く負荷面F2と負荷的に等
しいので、弁遮断部材242に作用する合計液圧合力は
、この場合も圧力差P1−P2に従属するだけで、圧力
P1及びP2の絶対値とは無関係である。主流弁の開弁
に要する圧力差P1−P2は、絞り区間の横断面が比較
的大きくなり、副流流過率がより高くなって初めて、た
とえばQLの値に達する。流出口252hの横断面は、
絞り区間242d,242d1の合計横断面より著しく
増大するので、副流流過率は、主として絞り区間242
d,242d1の合計横断面により制限され、中央通路
238内の圧力P1と補償室228内の圧力P0との間
の合計圧力差P1−P0は、主として絞り区間242d
,242d1のところで降下する。したがって、主流弁
の開弁に要する圧力差P1−P2を生じさせる合計圧力
差P1−P0は、接極子252が引戻されれば、それだ
け下降する。したがって、放物線状の第1特性線区間か
ら直線的な第2特性線区域への移行点は、全体的には、
より低い圧力差(すなわちΔPLからΔPNへ)とより
高い流過率(すなわちQLからQNへ)とへ移動する。
場合に得られる特性線群に相当する。すなわち、振動ダ
ンパを、ダンパ調節の経験に従ってその時々の走行状況
に合わせて調整し、そのようにして得た特性線を共通の
線図に記載するといった場合である。図13の特性線群
は、したがって、振動ダンパに適合する特性線を求める
要求を極めて高い程度に充たすものである。
実施例が示してある。以下では、この実施例の、既述の
実施例と異なる点のみを説明する。その場合、類似の部
分に対しては、図2の符号に300を加えた符号を付す
ることにする。
通路338を制限する管部分338a上に配置されてい
る。中央通路338内の圧力P1は、流入孔340eを
介して弁遮断部材342の全面342eへ導かれる。部
材342は積層皿ばねにより形成されており、これらの
皿ばねが、別の皿ばね344により弁座340bに対し
予圧をかけられている。皿ばね342の内周縁は、貫流
管374に形成された肩374aに対し圧力P1により
押付けられ、肩374aに支えられている。弁遮断部材
342の裏側342fには、制御チャンバ348内の圧
力P2が負荷される。裏面342fと全面342eとは
、実質的に等しい負荷面積を有している。皿ばね344
の外周縁は、支持部材364とリング状中間板376と
の間に挾み付けられており、中間板は弁座体340に載
せられている。弁遮断部材342が弁座340bから離
間する場合、減衰液体は、更に通路358を経て補償室
328へ流入する。
374の、半径方向で外方の孔374cの頂部と同じ平
面374dで終っている。孔374cは、弁座体340
内に形成される環状室380内で終っており、この環状
室と、通路358内で終る半径方向孔382と共に制御
チャンバ流出口を形成している。中央孔374bは制御
チャンバ流入口を形成している。制御チャンバ流入口3
74bと流出口とは、連結部材384aを介して磁石接
極子352と結合された弁体384により、一緒に閉じ
ることができる。弁体384内には、絞り区間384b
が設けてあり、中央孔338と制御チャンバ348との
間にコンスタントな横断面による接続が常時用意されて
いる。
図4の実施例の場合同様、制御チャンバの流入口と流出
口の横断面は、接極子352の位置に応じて同時に増大
ないし減少する。孔374cは、合計すると、貫流管3
74の中央孔374bよりも横断面面積が大なので、こ
の実施例の場合も、図13に示したように、放物線状の
第1特性線区間から、直線状の第2区間への屈折点は、
流出口及び流入口の横断面が増大するにつれて、合計流
過率Qは高くなり、圧力差P1−P0は低くなる方向へ
移動する。
の実施例が示してある。以下では、この実施例の、既述
の実施例と異なる点のみを説明する。そのさい類似の部
分には図2の符号に400を加えた符号を用いることに
する。
断部材442がその環状フランジ442aを介して弁座
体440上に着座し、2個の圧縮ばね444a,444
bにより弁座440bに対して予圧をかけられている。 部材442の全面442eの負荷面F1には、中央通路
438内の圧力P1が負荷される。弁座体440は、そ
の外周縁440cが、中間体446の側壁446bに設
けられた凹所446aに係止され、したがって中間体4
46を保持している。
絞り区間442dを介して制御チャンバ448と接続さ
れている。この制御チャンバ448は、部材442と中
間体446との間に形成され、耐圧的に構成された金属
製ベローズ486により制限されており、このベローズ
は一端が部材442の裏面442fに取付けられ、他端
が中間体446に取付けられている。部材442は、そ
の裏面442fが制御チャンバ448内の圧力P2を受
ける負荷面F1を形成している。負荷面F2は、図6に
示された実施例では、中央通路438内の圧力P2を受
ける負荷面F1より小さい。加えて、部材442の裏面
442fには、補償室428内の圧力P0も負荷される
。 しかしながら、部材442に作用するこの液圧合力は、
以下の説明では、弁遮断部材442に対し圧力P2によ
り及ぼされる力とは異なり、無視しうるものである。
時には、弁遮断部材442と弁座440bとの間に通じ
、通路458を経て補償室428へ達する。通路458
は、中間体446の側壁446aと弁座体440の切欠
き440dとによって形成されている。副流路は、中央
通路438から絞り通路442dを経て制御チャンバ4
48に至り、更に接極子452により遮断可能の制御チ
ャンバ流出口446cを通り、中間体446の後方を抜
けて中間体446内の孔446dと通路450とを通っ
て補償室へ達している。
施例の場合の振動ダンパ特性線の推移を、弁遮断部材4
42の、異なる大きさの圧力負荷面F1,F2について
説明しよう。
面F1と、制御チャンバ448内の圧力P2を受ける負
荷面F2は面積が異なるので、部材442に作用する液
圧力は、もはや圧力差P1−P2にのみではなく、圧力
P1の絶対値にも従属する。負荷面F1は負荷面F2よ
り大きいので、面積差F1−F2へ及ぼされる圧力P1
は、主流弁442,440bの開弁方向に働く力を弁遮
断部材442に作用することになる。減衰行程の間、中
央通路438内の圧力P1は、補償室428内の圧力P
0よりも著しく変化する。合計圧力差P1−P0の変化
は、したがって、主に圧力P1の変化に帰せられる。し
たがって、前述の理由から、図6の実施例の場合、合計
圧力差P1−P0が大きくなれば、それだけ流過率が低
くなり、それにつれて弁遮断部材442が弁座440b
から離し始めるのである。
446cの横断面が減少するにつれて(図13では、線
Lから線Mへの移行に相当)、各持続線の屈折点は、流
過率Qの値が小さくなり、圧力差P1−P0が増大する
方向へ移動する。
荷面を異なる寸法にすることによっても、極めて高度に
振動ダンパに適合する特性線群を得ることができ、この
特性線群は、図4及び図5の実施例の場合に制御チャン
バの流出口と流入口の横断面を制御することにより得ら
れたものと変りはない。確認しておく必要がある点は、
この種の特性線群は、異なる大きさの負荷面F1とF2
とを組合せ、かつ制御チャンバの流入口と流出口とを制
御することによっても得ることができるという点である
。
の実施例が示してある。以下では、この実施例が、既述
の実施例と異なる点を説明する。そのさい、類似部分に
は図2の符号に500を加えた符号を付すことにする。
それと合致する。ただ弁遮断部材542の環状フランジ
542aは、図2の環状フランジ42aより直径が大き
くされている。加えて、環状フランジ452aの直径も
、管延長部542bの外径より大きいので、図7の実施
例の場合も、直径通路538内の圧力P1が作用する負
荷面F1が、制御チャンバ548内の圧力P2が作用す
る負荷面F2より大であり、図13の特性線群が、図6
と関連して説明したのと似た理由により、得られる。
実施例が示してある。以下では、既述の実施例と異なる
点のみを説明する。そのさい、類似の部分には、図2の
符号に600を加えた符号を付してある。
示した実施例と変りはない。ただ弁遮断部材642の環
状フランジ642aは、図3の環状フランジ142aよ
り直径が大である。したがって、図8の実施例の場合も
、中央通路638内の圧力P1の負荷面F1が、制御チ
ャンバ648内の圧力P2の負荷面F2より大である。 したがって、この場合も、図6との関連で説明したのと
類似の理由から、図13に示した特性線群が得られる。
説明するにとどめる。そのさい、類似の部分には、図3
の符号に700を加えた符号を付すこととする。
構成され、上方へ延びる管延長部740fを有している
。管延長部740fは、中間体746の側壁746bに
より密接包囲されている。弁遮断部材742の環状フラ
ンジ742aは弁座740bに着座している。弾性的な
材料製のダイアフラム788の内周縁788aが、部材
742から上方へ突出している管状部742 lと環状
プレート790との間に挾み込まれており、またその外
周縁788bは中間体746の肩746hと環状中間板
792との間に挾み付けられている。中間板792は管
延長部740f上に載せられている。円すい圧縮ばね7
44が弁遮断部材742を弁座740bに対し押付け、
予圧をかけている。
イアフラム788、環状プレート790により制限され
ている。中央通路738内の圧力P1は部材742の負
荷面F1に作用し、制御チャンバ748内の圧力P2は
環状プレート790の負荷面F21とダイアフラム78
8の負荷面F22−F21に作用する。圧力P2の合計
負荷面F22は圧力P1の負荷面F1より大ではあるが
、ダイアフラム788は、その弾性と中間板792によ
る支持とにより、その負荷面F22−F21に相応する
液圧力を部材742へ伝達しない。負荷面F22−F2
1は、次のように寸法づけしておく。すなわち、図9に
示した実施例では、中央通路738内の圧力P1が部材
742に及ぼす液圧力が、接極子752による制御チャ
ンバ流出口746cの閉鎖時にも、言いかえると中央通
路738内の圧力P1と制御チャンバ748内の圧力P
2とが等しい値のときにも、圧力P2により部材742
に及ぼされる液圧力より大であるようにするのである。 したがって、この実施例の場合にも、図6と関連して説
明したのと似た理由で図13の特性線群を得ることがで
きる。
6の実施例の場合は、ダイアフラム888が皿ばねによ
り構成されている。これらの皿ばねが弁遮断部材842
を弁座840bに押付け予圧をかけている。したがって
、この実施例の場合、部材842用の別個の予圧ばねは
用いられていない。また、環状プレート790に相当す
る別個の部材を使用せずに済ますこともできる。ダイア
フラム888は、自己の予圧力で部材842の管延長部
840f上に保持されるからである。部材842へ及ぼ
される液圧力に対しては、図9の説明が妥当する:すな
わち、中央通路838内の圧力P1が弁座断部材842
に及ぼす液圧力が、接極子852による制御チャンバ流
出口846cの閉鎖時にも、言いかえると中央通路83
8内の圧力P1と制御チャンバ848内の圧力P2とが
等しい値を有するときにも、圧力P2により部材842
に及ぼされる液圧力より大きくなるようにするのである
。こうすることにより、この実施例の場合も、図6との
関連で説明したのと類似の理由で、図13に示した特性
線群が得られる。
程中に付加的な調整介入を行なうことなく車両の振動に
減衰の推移を高度に適合させることができる。振動ダン
パの所望の減衰特性を達成するためには、もはや特性線
群の種々の特性線の個別区間間で、あれこれ調整する必
要はなくなり、特性線群のなかの単一の特性線を選ぶだ
けで十分となる。
るパイロット弁は、次のように構成しておく。すなわち
、高圧部分区間内の圧力と低圧部分区間内の圧力との間
の合計圧力差が10バールの場合に、10 l/min
の流量が可能になるようにするのである。このためには
、制御チャンバの流入口ないし流出口の最大開放横断面
が、乗用車の振動ダンパの場合、少なくとも3mm2の
値となるようにする。
のようにすることによって用意できる。すなわち、放物
線状の第1特性線区間と直線状の第2特性線区間とを結
ぶ屈折点が、制御チャンバ流出口横断面の増大につれて
、たとえば80バールの高圧力、1 l/minの底流
過率から、たとえば5バールの低圧力、10 l/mi
nの高流過率へと移動するようにするのである。この種
の特性線を得るためには、中央通路内の圧力と制御チャ
ンバ内の圧力が作用する、弁遮断部材の負荷面を等しく
して、制御チャンバの流出口と流入口の開放横断面を可
変にするか、そうでなければ、制御チャンバ流入口の開
放横断面をコンスタントにして、中央通路内の圧力が作
用する負荷面を、制御チャンバ内の圧力が作用する負荷
面より大きく構成しておくかするのである。
断弁サブアセンブリの図。
リの一実施例の図。
。
。
。
。
。
。
。
図。
々の特性線域を示した線図。
々の特性線域を示した図。
々の特性線域を示した図。
0,710,810 シリンダ 12 ピストンロッド 14 底部 16 シールユニット 18 ピストンユニット 20 ピストン弁装置 24 フート弁装置 26 容器管 28 補償室 30a,30b 作業チャンバ 32 高圧部分区間 34 シリンダ孔 36,136,236,336,436,536,63
6,736,836 遮断弁サブアセンブリ38
,138,238,338,438,538,638,
738,838 中央通路 40 弁座体 40b 弁座 42 弁遮断部材 44 圧縮コイルばね 46 中間体 46b 側壁 46c 制御チャンバの流出口 48 制御チャンバ 52 磁石接極子 56 磁力巻線 60 弁体 62 皿ばね 64 プレート 68 接続管 72 ユニオンナット P1 中央通路内の圧力 P2 制御チャンバ内の圧力 P1−P2 合計圧力差 F1 圧力P1の負荷面 F2 圧力P2の負荷面
Claims (11)
- 【請求項1】 振動ダンパであって、単一の軸を有す
るシリンダ(10)と、少なくとも一方のシリンダ端部
を貫通して軸方向に可動に案内されるピストンロッド(
12)と、シリンダ(10)内部でピストンロッド(1
2)と結合されたピストン(18)と、複数の流体チャ
ンバ(30a,30b,28)とを包含し、これら流体
チャンバが、シリンダ(10)に対するピストンロッド
(12)の運動に応じて互いに可変の容量と、流体チャ
ンバ(30a,30b,28)のうちの少なくとも2つ
の間の流体連絡路(20,32a,24)とを有してお
り、しかも、流体連絡路(20,32a,24)のうち
の少なくとも1つが、その連絡路の2つの部分区間(3
4,32,38及び58,32a)の間に遮断弁サブア
センブリ(36)を有しており、更に、前記遮断弁サブ
アセンブリ(36)が少なくとも1つの弁座(40b)
を有するように構成され、この弁座(40b)に第1の
部分区間(34,32,38)が接続されており、更に
、弁遮断部材(42)の第1の側(42e)が、第1部
分区間(34,32,38)の遮断位置で弁座(40b
)に対し弾性的に押圧可能であり、更に、弁遮断部材(
42)の第1の側(42e)の裏側に当る第2の側(4
2f)が、制御チャンバ(48)に面しており、この制
御チャンバ(48)内の流体圧(P2)を負荷されるよ
うにされており、更に、この制御チャンバ(48)が、
弁遮断部材(42)に設けられた絞り区間(42d)を
介して第1の部分区間(34,32,38)に接続され
ており、更に、制御チャンバ(48)が流出口(46c
)を介して第2の部分区間(58,32a)と接続され
ており、更に、この流出口(46c)には流出横断面測
定器(52)が配属され、この測定器(52)を、流出
口(46c)の、そのつど異なる流出横断面を生ぜしめ
る複数位置に調節可能である形式のものにおいて、制御
チャンバ流出口横断面測定器(52)が流出口(46c
)の最大横断面に調節されている場合には、流出口(4
6c)の流過率(時間単位当りの流量)が、減衰速度1
m/secに調節された遮断弁サブアセンブリ(36)
の合計流過率の少なくとも0.2倍の値になったときに
、弁遮断部材(42)が弁座(40b)から離間し始め
るように、遮断弁サブアセンブリ(36)が構成されて
いることを特徴とする振動ダンパ。 - 【請求項2】 制御チャンバ(46c)の最大横断面
と絞り区間(42d)の横断面のいずれもが、振動ダン
パの流体押しのけ横断面の少なくとも1/150の値と
なるように、遮断弁サブアセンブリ(36)が構成され
ていることを特徴とする、請求項1に記載の振動ダンパ
。 - 【請求項3】 少なくとも、制御チャンバ流出口(4
6c;152h)横断面の限界値を超えた域では、制御
チャンバ流出口(46c;152h)の横断面とは無関
係に、また制御チャンバ流出口(46c;152h)の
流過率(Qk)が一様の場合には、常に、弁遮断部材(
42;142)が弁座(40b;140b)から離間し
始め、そのさい、この離間は、第1部分区間(32;1
32)内を支配する圧力(P1)と第2部分区間(32
a;132a)内を支配する圧力(P0)との間の圧力
差(P1−P0)が増大するさい、制御チャンバ流出口
横断面が減少するにつれて、生じることを特徴とする請
求項1又は2に記載の振動ダンパ。 - 【請求項4】 弁遮断部材(42;142)が、その
遮断位置では、その両側(42e,42f;142e,
142f)に、第1部分区間(32;132)内を支配
する圧力(P1)と制御チャンバ(48;148)内を
支配する圧力とを受ける実質的に等しい負荷面(F1,
F2)を有しており、かつまた、絞り区間(42d;1
42d)の横断面が制御チャンバ流出口(46c;15
2h)の横断面とは無関係であることを特徴とする、請
求項3に記載の振動ダンパ。 - 【請求項5】 少なくとも、制御チャンバ流出口(4
6c;152h)横断面の限界値を超えた域では、制御
チャンバ流出口(46c;152h)の横断面とは無関
係に、常に、等しい流出口流過率(Qk)のときに弁遮
断部材(42;142)が、弁座(40b;140b)
から離間し始め、そのさい、この離間は、流出口横断面
の減少につれて、第1部分区間(32;132)内を支
配する圧力(P1)と第2部分区間(32a;132a
)内を支配する圧力(P0)との間の圧力差が増大する
さいに生じ、更にまた、流出口横断面の限界値以下の域
では、制御チャンバ流出口(46c;152h)の流過
率(Q)とは無関係に、流出口横断面が更に減少して、
第1部分区間(32;132)内を支配する圧力(P1
)と、第2部分区間(32a;132a)内を支配する
圧力(P0)との間の所定圧力差(ΔPk)がコンスタ
ントに維持される場合に、弁遮断部材(42;142)
が弁座(40b;140b)から離間し始めることを特
徴とする、請求項1又は2に記載の振動ダンパ。 - 【請求項6】 弁遮断部材(42;142)が、その
遮断位置では、その両側(42e,42f;142e,
142f)に、第1部分区間(32,132)内を支配
する圧力(P1)と制御チャンバ(48;148)を支
配する圧力(P2)とを受ける実質的に等しい負荷面(
F1,F2)を有しており、更に、絞り区間(42d;
142d)の横断面が制御チャンバ流出口(46c;1
52h)の横断面と無関係であり、更にまた、所定圧力
差(ΔPk)の場合に制御チャンバ(48;148)か
ら第2部分区間(32a;132a)へ開く圧力逃がし
弁(60/46e;152/142i)が備えられてい
ることを特徴とする、請求項5記載の振動ダンパ。 - 【請求項7】 制御チャンバ流出口(252h;38
0;446;546c;652h;746c;846c
)の流過率が低くなり、第1部分区間(232;332
;432;532;632;732;832)内を支配
する圧力(P1)と第2部分区間(232a;332a
;432a;532a;632a;732a;832a
)内を支配する圧力(P0)との間の圧力差(P1−P
0)が増大した場合に、制御チャンバ流出口横断面の減
少につれて、弁遮断部材(242;342;442;5
42;642;742;842)の離間が始まることを
特徴とする、請求項1又は2に記載の振動ダンパ。 - 【請求項8】 弁遮断部材(242;342)が、そ
の遮断位置では、その両側(242e,242f;34
2e,342f)に、第1部分区間(232;332)
内を支配する圧力(P1)と制御チャンバ(248;3
48)内を支配する圧力(P2)とを受けるコンスタン
トな負荷面(F1,F2)を有しており、更に、絞り区
間(242d/242d1)の横断面が、制御チャンバ
流出口横断面の減少につれて同じく減少し、しかも有利
には後者よりもゆっくりと減少することを特徴とする、
請求項7に記載の振動ダンパ。 - 【請求項9】 弁遮断部材(442;542;642
;742;842)が、その遮断位置では、その両側に
、第1部分区間(432;532;632;732;8
32)内を支配する圧力(P1)と制御チャンバ(44
8;548;648;748;848)内を支配する圧
力(P2)とを受けるコンスタントな負荷面(F1,F
2)を有し、しかも、制御チャンバ流出口(446c;
546c;652h;746c;846c)が閉じられ
た場合には、第1部分区間(432;532;632;
732;832)の圧力(P1)により弁遮断部材(4
42;542;642;742;842)に及ぼされる
液圧力が、制御チャンバ(448;548;648;7
48;848)内の圧力(P2)により弁遮断部材(4
42;542;642;742;842)に及ぼされる
液圧力より大となり、更にまた、絞り区間(442d;
542d;642d;742d;842d)の横断面が
制御チャンバ流出口(446c;546c;652h;
746c;846c)の横断面とは無関係であることを
特徴とする、請求項7に記載の振動ダンパ。 - 【請求項10】 遮断弁サブアセンブリ(36)がシ
リンダ(10)のところに配置されていることを特徴と
する、請求項1から9までのいずれか1項記載の振動ダ
ンパ。 - 【請求項11】 ピストン(18)により互いに分離
され、ピストン弁(20)により互いに接続可能な2つ
の流体チャンバ(30a,30b)と、フート弁(24
)により底部近くの流体チャンバ(30a)と接続可能
な補償室(28)とを有する2管振動ダンパの場合に、
遮断弁サブアセンブリ(36)を含む流体連絡路(32
a)が、底部から遠い流体チャンバ(30b)から補償
室(28)へ延びていることを特徴とする、請求項1か
ら10までのいずれか1項に記載の振動ダンパ。
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