JPH04310183A - リレーショナル型データベースの検索・出力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、リレーショナル型デー
タベースの検索・出力方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、リレーショナル型データベースの
データを条件検索し、その検索結果を編集し帳票出力す
る場合には、次のような方法で処理するのが一般的であ
る。すなわち、リレーショナル型データベースから指定
された検索条件に合致するレコードのレコード番号の集
合を一旦リレーショナル型データベースが管理する中間
ファイル（以降、中間ファイルと記する）に格納し、次
に中間ファイル内のレコード番号を使ってデータベース
から一件づつレコード（実データ）を読込んでいく。こ
のよにして得た実データに対して編集を行ない、帳票出
力する。

【０００３】上記の中間ファイルはリレーショナル型デ
ータベースシステムにより提供されるもので、中間ファ
イル識別番号は１つのジョブの中でのみ一意となるもの
である。従って他のジョブから中間ファイルを操作する
ことはできないので、実データを得る場合、必ず１つの
ジョブ内でデータを検索，読込み，編集，出力を続けて
行なわなければならない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
検索および帳票出力方式では、リレーショナル型データ
ベースからの検索件数が大量である場合、データ検索，
読込みに長時間かかった。また、編集出力形式が複雑に
なれはばなるほど、出力イメージを編集し帳票出力する
までに長時間を必要とした。

【０００５】この間、端末の画面が占有されるために指
示コマンドが入力不可となり、利用者の作業効率が著し
く低下するという問題点があった。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のリレーショナル
型データベースの検索・出力方法は、リレーショナル型
データベースを与えられた検索条件に従って即時検索し
，検索されたデータを編集し，出力装置に帳票出力する
システムにおいて、検索時には内部管理番号のみを読込
んでユーザファイルに格納し、実データの読込みと編集
処置および帳票出力処理は前記ユーザファイルを媒介と
して検索とは独立した別のプログラムで実行するように
構成される。

【０００７】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。

【０００８】図１は本発明の一実施例を示す説明図であ
る。同図においてリレーショナル型データベースの検索
・出力方法は、メインプログラム２を中心とするメイン
処理，サブプログラム５を中心とするサブ処理に二分さ
れ、メイン処理とサブ処理は独立して実行される。図中
、１は端末の画面，３はリレーショナル型データベース
，４はレコード番号ファイル，６は帳票をそれぞれ示す
。

【０００９】メインプログラム２は端末の画面１より検
索，表示，帳票出力等の様々な動作指示をコマンドとし
て受け取る。検索指示を受けた場合は、検索されとレコ
ードのレコード番号をレコード番号ファアル４に出力し
、サブプログラム５を起動し、処理を終了する。この部
分がメイン処理である。サブプラグラムが起動されると
、端末の画面１が使用可能となる。

【００１０】メインプログラム２より起動されたサブプ
ログラム５は、レコード番号ファイル４に格納されたレ
コード番号を使ってリレーショナル型データベース３よ
り実データを読み込み、編集し帳票６を出力する。この
部分がサブ処理である。

【００１１】図２はメイン処理の機能ブロック図である
。図中、７は検索指示データ，８は検索モジュール，９
は中間ファイル，１０は帳票出力指示データ，１１は番
号読込みモジュール，１２はパラメータファイルである
。なお、検索モジュール８と番読込モジュール１１はメ
インプログラム２の一部である。

【００１２】検索モジュール８と番号読込モジュール１
１は検索指示データ７に従ってリレーショナル型データ
ベース３を検索し、検索条件に合致するレコードのレコ
ード番号の集合を中間ファイル９のうちの１つに格納す
る。

【００１３】番号読込モジュール１１は帳票出力指示デ
ータに従って当該中間ファイルに格納されているレコー
ド番号を読み込み、レコード番号ファイル４に格納する
。レコード番号ファイル４は待機結合編成ファイルであ
り、レコード番号格納時に端末名とシステム時間をサブ
ファイル名とするサブファイルを作成し、その中に、当
該中間ファイル９のレコード番号を格納する。また、番
号読込モジュール１１はサブプログラム５に処理を渡す
ため、パラメータファイル１２を作成する。

【００１４】図３はサブ処理の機能ブロック図である。 図中、１３はデータ読込モジュール，１４はデータ格納
ファイル，１５は編集出力モジュール，１６はその他の
ファイルである。データ読込モジュール１３と編集出力
モジュール１５はサブプログラム５の構成要素である。

【００１５】データ読込モジュール１３は起動されると
パラメータファイル１３を参照し、該当するサブファイ
ル名を得る。そして、レコード番号ファイル４中の該当
するサブファイルよりレコード番号を読み、それを使っ
てリレーショナル型データベース３より実際のデータを
読み込み、データ格納ファイル１４に格納する。以上の
処理が終了すると、レコード番号ファイル４の中の該当
サブファイルを消去する。

【００１６】なお、データ格納ファイル１４は補助記憶
装置上に一時ファイルとして確保する。

【００１７】データ読込モジュール１３の処理が終了す
ると、次のステップとして編集出力モジュール１５を起
動し、データ格納ファイル１４やその他のファイル１６
よりデータが読み込まれ、段組，コード変換，単語改行
等，種々の編集作業を行なったのち、帳票６を出力する
。

【００１８】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、データ検索時はレコード番号を読込みファイルに
格納するだけで処理を完結し、検索された実データの読
込み，編集，帳票出力等の時間のかかる処理は、別のジ
ョブ起動によって上記の検索処理とは独立させて行なう
。したがって大量デーダを複雑な形式で編集・出力する
場合でも端末の待ち時間を最低限におさえることができ
るという効果を有する。例えばデータの読込みにかかる
時間だけをとっても、レコード番号のみを読込む場合は
実際のデータを読込むのに比べ、約１／５の時間しかか
からない。

【００１９】これにより、利用者側から見た場合、帳票
出力のコマンドを画面から入力すると即時にそのコマン
ドが実行され画面が使用可能となるため、帳票をプリン
トアウトしながら同時に画面を使って次の指示コマンド
を実行することができ、作業効率を高めることができる
。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す説明図。

【図２】メイン処理の機能ブロック図。

【図３】サブ処理の機能ブロック図。

【符号の説明】

２　　　　メインプログラム ３　　　　リレーショナル型データベース４　　　　レ
コード番号ファイル ５　　　　サブプログラム ６　　　　帳票

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　リレーショナル型データベースを与え
   られた検索条件に従って即時検索し，検索されたデータ
   を編集し，出力装置に帳票出力するシステムにおいて、
   検索時には内部管理番号のみを読込んでユーザファイル
   に格納し、実データの読込みと編集処置および帳票出力
   処理は前記ユーザファイルを媒介として検索とは独立し
   た別のプログラムで実行することを特徴とするリレーシ
   ョナル型データベースの検索・出力方法。