JPH04307549A - 感光性材料露光フィルタ及びこれを使用した露光方法 - Google Patents

感光性材料露光フィルタ及びこれを使用した露光方法

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JPH04307549A
JPH04307549A JP3071812A JP7181291A JPH04307549A JP H04307549 A JPH04307549 A JP H04307549A JP 3071812 A JP3071812 A JP 3071812A JP 7181291 A JP7181291 A JP 7181291A JP H04307549 A JPH04307549 A JP H04307549A
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JP
Japan
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layer
exposure
photosensitive material
line
filter
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Withdrawn
Application number
JP3071812A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Takahashi
康仁 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性材料の露光用フィ
ルダ及び露光方法に関する。
【0002】近年、コンピュータシステムの高速化に伴
い、プリント配線板においては、これに実装されるLS
Iとのインピーダンスを正しく整合させることが要求さ
れてきている。
【0003】インピーダンスの整合のために、層間の絶
縁をとる絶縁層の厚さを従来の2倍程度(ポリイミド止
塗布層で30μm程度)とする必要がある。
【0004】ポリイミド塗布層の厚さをこのように厚く
すると、バイヤホールの形成が困難となる問題が生ずる
【0005】この問題は、現像よりは特に露光に関係す
るものであり、露光についてこの問題を解決する必要が
ある。
【0006】
【従来の技術】図9は従来の露光方法を示す。1は露光
テーブル、2はセラミック基板、3はマスク、4は高圧
水銀灯である。
【0007】セラミック基板2の上面には、ネガタイプ
の感光性ポリイミドの塗布層5が、厚さt1 が38μ
mの厚さで形成してある。
【0008】露光用フィルタは用いられていない。
【0009】露光は、高圧水銀灯4が発する光の全波長
成分を使用して行われる。
【0010】なお、露光は、バイヤホールを形成するた
めに行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】露光を行った場合に、
層5のうち表面5cに近い表面層部分5aの感光は、図
7中線20で示すように早く進行し、深い深層部分5b
の感光は、図7中線21で示されるように遅れる。
【0012】所定の露光時間T1 において、感光の程
度は  深層部分5bでは不充分、表面層部分5aでは
過剰となり、感光の程度の差は符号6で示すように相当
に大きい。特に表面層部分5aは、マスクパターン3a
を回り込む光によっても感光される。
【0013】このため、現像したときの状態は、図10
に示すようになり、バイヤホール7は入口が狭くて抜け
にくゝなり、奥では、符号8で示すように感光性ポリイ
ミドの溶け出しが見られ、良好なバイヤホールの形成は
困難であった。
【0014】この対策として、水銀灯4とマスク3との
間に上記の表面層部分5aで吸収されてしまう波長成分
をカットするフィルタを配設することが考えられる。
【0015】しかし、一般のフィルタのサイズは最大で
も160mm×160mm程度であり、260mmと大
きいセラミック基板2には適用することが困難である。
【0016】本発明は、大きいサイズの被露光物に適応
可能とした感光性材料露光フィルタ及びこれを使用した
露光方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、透明
基板と、該透明基板の表面に形成されており、露光しよ
うとする感光性材料と同じ感光性材料製の硬化膜とより
なる構成であり、上記硬化膜を構成する感光性材料と同
じ感光性材料を露光する場合に、光源とマスクとの間に
配設される構成としたものである。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の感光性材料
の露光用フィルタを、光源とマスクとの間に配設して、
上記硬化膜を構成する感光性材料と同じ感光性材料を露
光するよう構成したものである。
【0019】
【作用】請求項1の感光性材料製の硬化膜は、当該感光
性材料自体の光吸収特性に対応したフィルタ特性を発揮
し、上記硬化膜を構成する感光性材料と同じ感光性材料
を露光する場合に当該感光性材料の層の表面近くで吸収
される波長成分を吸収して、当該波長成分が上記層を照
射しないようにする。
【0020】また感光性材料の硬化膜は、フィルタの大
きさに関する制限を無くする。
【0021】請求項2の発明において、請求項1の露光
用フィルタは、光源よりの光のうち、露光しようとする
感光性材料の層の表面近くで吸収されてしまう波長成分
が、上記層を照射することを制限する。
【0022】
【実施例】図2は本発明の一実施例の感光性ポリイミド
露光フィルタ10を示す。
【0023】この露光フィルタ10は、例えば260m
m×260mmで厚さt2 が2.3mmのガラス板1
1の上面に、厚さt3 が約10μmのネガタイプの感
光性ポリイミドの硬化層12を有する構成である。
【0024】この感光性ポリイミド硬化層12は、ネガ
タイプの感光性ポリイミドをガラス板11の全面に塗布
し、全面を露光し、現像し、硬化させることにより形成
されたものであり、ガラス板11のサイズが260mm
と大きくても比較的簡単に形成できる。
【0025】この露光フィルタ10は、図1に示すよう
に高圧水銀灯4とマスク3との間に配設されて使用され
る。
【0026】上記硬化層12の感光性ポリイミドは、露
光しようとする層5の材料であるネガタイプ感光性ポリ
イミドと同じ材料である。
【0027】この層5の露光は、図1に示すように、露
光フィルタ10が、高圧水銀灯4とマスク3との間に配
設された状態で行われる。
【0028】次に、露光フィルタ10が如何にしてフィ
ルタの作用をするかについて説明する。
【0029】図3中、線22は、ネガタイプ感光性ポリ
イミドの波長に対する相対感度を示す。
【0030】また、線23は、高圧水銀灯4の輝線スペ
クトルを示す。
【0031】線22より、感光性ポリイミドはi線,h
線,g線に良好に反応して感光されることが分かる。
【0032】図4は、上記のネガタイプ感光ポリイミド
を塗布した層18の表面18aからの厚み(深さ)にお
けるi線,g線等の相対照度(表面18aの相対照度が
1.0である)を示す。
【0033】同図より、i線は線24で示す如く、塗布
層20により素早く吸収され、深さ5μm程度で略露と
なり、それ以上深くには到らないことが分かる。
【0034】これに対し、g線は、線25で示す如く、
i線に比べて層20内における吸収のされ方が緩やかで
あり、深さが40μmとなってもある程度の照度をなお
も有していることが分かる。
【0035】線26は、g線とh線とが混合した光線の
吸収の状態、線27はg線,h線,i線が混合した光線
の吸収の状態を示す。
【0036】図4より、ネガタイプの感光性ポリイミド
をフィルタの膜として使用することが可能であり、例え
ば10μmの厚さとすると、i線を完全に吸収してカッ
トし、g線については、符号19で示す相対照度に対応
する強度のg線を透過する特性を有する。
【0037】即ち、図2の露光フィルタ10は、図5中
線28で示すようにi線はカットし、g線は透過する特
性を有する。
【0038】従って、図1中、点Pで示す露光フィルタ
10を通過した後の位置における光のスペクトルは、例
えば図6中線29で示す如くになり、層5には、専らg
線が照射する。
【0039】次に、専らg線よりなる光線による層5の
露光について説明する。
【0040】図4中線25で示すように、g線は、層5
内の30μmを越える深い層の部分まで良好に進入する
【0041】このため、深層部分5bの感光は、図7中
線29で示すように、進行する。線21に対する遅れは
、露光フィルタ10が入ったことによる。一方、表面層
5aの部分についてみると、この表面層5aの部分だけ
で吸収されるi線が照射されないため、感光の進行の程
度は、線20で示す従来に比べて大幅に遅れて緩慢とな
り、線30で示す如くになり、線29に接近する。
【0042】所定の露光時間T2 における表面層部分
5aと深層部分5bにおける感光の程度の差は、符号1
5で示すように、従来に比べて相当小さくなる。
【0043】従って、層5は厚さが38μmと相当に厚
いものであるけれども、感光は厚さ方向全体に亘って略
一様に行われる。
【0044】この結果、現像したときの状態は、図8に
示すようになり、入口部についてみると狭くならず、奥
部についてみると感光性ポリイミドの溶け出しが無く、
径dが約30μm、深さが約30μmと深くてしかも高
品質のバイヤホール16が形成される。
【0045】即ち、細径で深いバイヤホールが良好に形
成される。
【0046】また、本発明は、感光性ホトレジストにつ
いても同様に適用される。
【0047】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、感光性材料の露光を行う場合に使用する露光用フ
ィルタを希望する大きさのものとすることが出来る。然
して、大きい被露光体に対応した大きさのものを容易に
実現することが出来る。
【0048】また、請求項1の露光用フィルタを使用す
ることにより、相当に広い面積を有してしかも従来より
厚く厚さが30μm程度の感光性材料の塗布層を良好に
露光させることが出来る。然して、大きい被露光体に対
応した大きさのものを容易に実現することが出来る。
【0049】請求項2の発明によれば、厚さが30μm
程度と相当に厚く、しかも相当に広い面積を有する感光
性材料製の塗布層を、高密度に、且つ、良好に露光する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の感光性材料露光フィルタ及
びこれを使用した露光方法を示す図である。
【図2】図1中の露光フィルタの斜視図である。
【図3】感光性ポリイミドの分光感度と超高圧水銀灯の
輝線スペクトルとを併せて示す図である。
【図4】感光性ポリイミド層内の相対照度を示す図であ
る。
【図5】図2の露光フィルタの特性を示す図である。
【図6】露光フィルタを通過した後の輝線スペクトルを
示す図である。
【図7】感光性ポリイミド塗布層の表面層部分及び深層
部分の感光の程度を説明する図である。
【図8】本発明の露光方法によって形成されたバイヤホ
ールを示す図である。
【図9】従来の露光方法を示す図である。
【図10】従来の露光方法によって形成されたバイヤホ
ールを示す図である。
【符号の説明】
1  露光テーブル 2  セラミック基板 3  マスク 3a  マスクパターン 4  超高圧水銀灯 5  ネガタイプの感光性ポリイミドの塗布層5a  
表面層部分 5b  深層部分 6,15  表面層部分の感光の程度と深層部分の感光
の程度の差 10  感光性ポリイミド露光フィルタ11  ガラス
板 12  ネガタイプ感光性ポリイミドの硬化層16  
バイヤホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明基板(11)と、該透明基板の表
    面に形成されており、露光しようとする感光性材料と同
    じ感光性材料製の硬化膜(12)とよりなる構成であり
    、上記硬化膜を構成する感光性材料と同じ感光性材料を
    露光する場合に、光源(4)とマスク(3)との間に配
    設される構成としたことを特徴とする感光性材料露光フ
    ィルタ。
  2. 【請求項2】  請求項1の感光性材料の露光様フィル
    タを、光源(4)とマスク(3)との間に配設して、上
    記硬化膜(12)を構成する感光材料と同じ感光性材料
    を露光することを特徴とする感光性材料の露光方法。
JP3071812A 1991-04-04 1991-04-04 感光性材料露光フィルタ及びこれを使用した露光方法 Withdrawn JPH04307549A (ja)

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JP3071812A JPH04307549A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 感光性材料露光フィルタ及びこれを使用した露光方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009276774A (ja) * 2009-07-06 2009-11-26 Dainippon Printing Co Ltd 高低パターン層形成体の製造方法

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