JPH04306574A - 多極コネクタにおける絶縁装置 - Google Patents

多極コネクタにおける絶縁装置

Info

Publication number
JPH04306574A
JPH04306574A JP9621791A JP9621791A JPH04306574A JP H04306574 A JPH04306574 A JP H04306574A JP 9621791 A JP9621791 A JP 9621791A JP 9621791 A JP9621791 A JP 9621791A JP H04306574 A JPH04306574 A JP H04306574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
wires
core
partition wall
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9621791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Moji
英朗 茂治
Akitoshi Suzuki
鈴木 章俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOJI KK
Moji and Co Ltd
Original Assignee
MOJI KK
Moji and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MOJI KK, Moji and Co Ltd filed Critical MOJI KK
Priority to JP9621791A priority Critical patent/JPH04306574A/ja
Publication of JPH04306574A publication Critical patent/JPH04306574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続端となるボディの
先端側に、接触端子極となる複数の極片が、所定の配列
状態に保持されている多極コネクタにおいて、それのボ
ディ内部における各極片に接続した導線同士の接触導通
を阻止するための絶縁装置に関する。
【0002】さらに具体的にいえば、ボディの先端側に
組付けた極保持部材に保持せしめた複数の極片の各基端
側に、ボディの基端側より挿通した親コードから引き出
した複数の子コードから芯線とその芯線を被覆するシー
ルド線を剥き出して各別に接続することで組立てる多極
コネクタにおいて、複数の極片に接続したシールド線同
士が、ボディ内において接触導通して、多極コネクタの
機能を損なうようになるのを防止するために、各シール
ド線を他のシールド線に対し電気的に絶縁するようボデ
ィ内に装設する絶縁手段についての改良に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】多極コネクタAは、通常、図1に示して
いる如く、コネクタ本体となるボディaの先端側に、絶
縁材により栓状に成形した極保持部材bを組付けて、こ
れに、通電性の良い金属材で、ピン状または鞘状に形成
した複数の極片c…を、所定の配列状態となるように配
位して保持せしめ、それら極片c…の各基端側に、ボデ
ィaの基端側から挿通したコードdの各芯線10…およ
びそれら芯線10…を被覆していたシールド線11…と
を、所定の配列に従い分配して接続し、コードdの接続
端の基端部を、ボディaの基端部に適宜のクランプ手段
によりかしめ付け、さらに、ボディaが金属材で成形し
てあるときは、それの外周およびコードdの接続端の基
端部の外周に、絶縁材で成形したカバーeを被覆嵌装す
ることで構成される。
【0004】ところで、この多極コネクタAに用いられ
るコードdは、通常、芯線10とそれを包む絶縁材より
なる内皮12とその外周を被覆する金属材の細線が編成
されたシールド線11とさらにその外周を包む絶縁材の
被覆チューブ13とで形成した細いコード線1を、複数
本束ねた状態として、絶縁材よりなる外皮20により被
覆することで構成してある。
【0005】そして、多極コネクタAに用いるときは、
親コードであるコードdの接続端部から、それの外皮2
0を切除して、まず、子コードであるコード線1…を剥
き出す。次に、剥き出した各コード線1の端末部から絶
縁材の被覆チューブ13を切除して、シールド線11を
露出させる。次に、この露出したシールド線11の端末
部を内皮12の外周から剥離して、紐状に撚り合わせ、
シールド線11の接続端を形成する。次に内皮12の端
末部を切除して、それの内側の芯線10の端末を露出さ
せて芯線10の接続端を形成する。
【0006】この状態において、親コードであるコード
dの端末部を、ボディaの後端の開放口から挿通し、各
子コードであるコード線1…から剥き出した芯線10お
よびシールド線11の接続端を、金属材で鞘状に形成し
てある極片c…の基端側に連結し、その極片c…を、極
保持部材bに所定の配列状態として成形してある極保持
穴30…に嵌挿して保持せしめ、次いで、極保持部材b
をボディaに嵌合して組付けて多極コネクタAに組立て
るようにしている。
【0007】このため、多極コネクタAに組立てられた
状態において、各コード線1…から剥き出されたシール
ド線11…は、極片c…との接続操作および極保持部材
bの極保持穴30…に極片cを嵌挿する操作のために用
意しておく余裕により、ボディa内の空間にたるみのあ
る状態となって位置することになり、これらシールド線
11…同士が互いに接触する不都合な事態が生ずる場合
がある。
【0008】この対策としては、従前にあっては、図2
に示しているように、子コードであるコード線1から剥
き出して紐状に撚り合わせたシールド線11の端末に、
熱により収縮する合成樹脂材のチューブwを被せて、熱
処理によりシールド線11の外周に密着させ、さらに、
そのチューブwの基端側とコード線1の被覆チューブ1
3の端末部とに渡る部位に、幾分大径の熱収縮性のチュ
ーブyを被せて熱処理を行なうことで、このシールド線
11の接続端部が、ボディaの内部で動いて隣り合うシ
ールド線11の接続端と接触するようになっても、それ
らが電気的に導通することのないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】多極コネクタのボディ
内におけるシールド線11…同士の接触による導通の障
害を防止するために、コード線1…から剥き出したシー
ルド線11の外周に熱収縮性の合成樹脂材よりなるチュ
ーブw・yを被せる手段は、隣り合うシールド線11同
士の接触により導通を確実に防止するには、上述した如
く、熱収縮性のチューブw・yを二段に重ねなければな
らず、この手間が面倒な問題がある。
【0010】また、別の手段として、絶縁部材で形成す
る隔壁を、ボディa内に組込んで、その隔壁によりシー
ルド線11の剥き出された端末を各別に隔離する手段が
あるが、そのようにすると、その絶縁用の隔壁をボディ
a内に組込む操作およびボディa内に固定するための操
作が厄介になる別の問題が出てくる。
【0011】本発明は、従来手段に生じているこれらの
問題を解消するためになされたものであって、多極コネ
クタのボディ内におけるコード線から剥き出したシール
ド線同志の接触による導通を防止するための絶縁材より
なる隔壁を、ボディ内へ簡単に組込め、かつ、ボディに
対する組付け固定が適確に行われるようにする新たな手
段を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そして、本考案において
は、この目的を達成するための手段として、コードが具
備する複数のコード線から剥き出したシールド線を各別
に隔離するよう絶縁材で成形してボディ内に組込む隔壁
を、前記コードの先端部の外周をコードクランプにより
緊縛するときにそのコードが具備する複数のコード線の
束の芯部に嵌挿しておくコードクランプのコアに、一体
または一体的に連結せしめたことを特徴とする多極コネ
クタにおける絶縁装置を提起するものである。
【0013】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従来手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0014】図3は本発明を実施せる多極コネクタAの
縦断した側面図で、同図において、aはボディ、bは極
保持部材、c…は極片、d…はコード、fはコードクラ
ンプ、gはコードクランプのコア、hはコアgに連結保
持せしめた絶縁材よりなる隔壁を示す。
【0015】この実施例の多極コネクタAは、ボディa
を、絶縁材でカバーを兼ねて形成するとともに、合成樹
脂材で成形する極保持部材bの先端にガイドスリーブを
一体に成形して、金属スリーブを省略した形態とし、ま
た、コードdが、芯線10と内皮12とシールド線11
と被覆チューブ13とで形成される子コードたるコード
線1を、三条に並列させて、各コード線1の外皮たる被
覆チューブ13…の隣接部分を一体的に溶着接合してあ
る平ベルト状の三芯コードとなっている形態の多極コネ
クタに実施した例である。
【0016】即ち、ボディaは、合成樹脂材により、図
7において左端側に示している如く基端側(図7におい
て左端側)にコードガイド70を具備する筒状に成形し
て、カバーを兼ねたものとなっている。
【0017】また、極保持部材bは、合成樹脂材により
、前記図7の右端側に示している如く、先端側に筒状の
ガイドスリーブ31を具備し後端側が前記ボディaの先
端部に嵌合する栓状に形成されて、内部に極片c…の極
保持穴30…が所定の配列状態に形成された形状に成形
してある。そして、この極保持部材bがボディaの先端
に前述の図3に示す如く嵌合して連結する。
【0018】子コードであるコード線1…が三条に並列
している親コードたるコードdは、図8に示している如
く、ボディaの基端側のコードガイド70のコード引出
口から接続端側を先にして挿通し、次いで、そのコード
dの各コード線1の被覆チューブ13を切除して、シー
ルド線11を剥き出すとともにそのシールド線11を、
芯線10を包む内皮12から剥離して紐状に撚り合わせ
、それらの先端に、金属材で鞘状に形成してある極片c
の基端部に接続し、また、前記芯線10の内皮12を切
除して該芯線10の先端を剥き出し、そこに、同様に極
片cの基端部を接続して、図8に示している如く、各芯
線10…および各シールド線11…の先端に極片cが接
続した状態としておく。
【0019】そして、この状態において、各芯線10…
およびシールド線11…に基端側を接続した極片c…を
、極保持部材b…の各極保持穴30…に嵌挿して組付け
、次いで、コードdを基端側に引き抜き勝手として、極
片c…を保持せしめた極保持部材bをボディaの先端側
の開放口に寄せ、その開放口に嵌合することで多極コネ
クタAに組立てるようにする。
【0020】コードクランプfは、このように組立てる
多極コネクタAが、それの先端側をジャックに接続して
ボディaを固定している状態において、そのボディaに
対しコードdが引張られることでコードdが抜け出して
くるのを防止するためのものであり、バネ性のない金属
材で、前述の図7に示す如く周方向の一部に開裂のある
C型または開裂のないO型のリング状に形成し、これを
、図8の如く、コードdの、各コード線1…を剥き出し
た部位より少し手前の部位の外周に嵌挿し、内径を縮め
るように押し潰すことでコードdの外周にかしめ付けて
おき、前述した如く極保持部材bをボディaの先端側に
嵌合して多極コネクタAに組立てたときに、図3にある
ようにこのコードクランプfがボディaの後端側のコー
ド引出口に設けておく衝合部71に衝合して、それ以上
の後方への移動が阻止されるようになって、コードdの
ボディaからの脱出を防止するためのものである。
【0021】コードクランプのコアgは、金属材または
合成樹脂材により、棒状または楔状に形成して、前述の
コードクランプfによりコードdを外周側から緊縛して
いくときに、コードdの複数のコード線1…の束の芯と
なる部位に突き刺しておき、コードクランプfによるコ
ードdの緊縛が、内外から行われるようにして、コード
dとコードクランプfとの圧着係合が確実になるように
するためのものである。該コードクランプのコアgは、
この実施例では、使用されるコードdが複数のコード線
1…を並列させて平ベルト状になっていて、それのコー
ド線1…をバラバラにほどいた後に、束にまとめてコー
ドクランプfにより緊縛することから、このコアgを芯
にしてバラした三本のコード線1…を束ねるのに適応す
るように、図15にあるよう三つの凹溝を周面に具備す
る形状に形成してあるが、銛状あるいは楔状または棒状
の適宜の形状に形成してよいものである。
【0022】絶縁材よりなる隔壁hは、図3の如く多極
コネクタAに組立てたとき、ボディa内の、前述のコー
ドクランプfと極保持部材bとの間において、たるんだ
状態となって収蔵されるようになる各コード線1…から
剥離したシールド線11…が、互いに接触するようにな
るのを防止するために、それらシールド線11…を、各
別に隔離するためのものである。
【0023】しかして、該絶縁材よりなる隔壁hは、図
3にあるように、極保持部材bの後端面からコード線1
…の被覆チューブ13…の先端部位に渡る前後長さで、
かつ、図10乃至図13にあるよう軸芯の軸杆部40か
ら三枚の翼板状の壁板41…が放射状に突出する三枚羽
根の翼車状に形成してある。
【0024】該絶縁材よりなる隔壁hの、翼車状をなす
三枚の壁板41…は、この実施例における三本のコード
線1…から剥き出される三本のシールド線11…を電気
的に隔てるためであり、コードdが2本のコード線1…
を持つ二芯型になっている場合には、図14乃至図17
に示している如く、軸杆部40から二枚の壁板41…が
放射方向に延出する形状に形成してよく、コードdが具
備するコード線1…の数に対応させて形成する。
【0025】そして、この絶縁材よりなる隔壁hは、そ
れの後端側を、前述したコードクランプのコアgの先端
側である基端部に連結させる。この場合、コアgが合成
樹脂材で成形してある時は、そのコアgを成形する合成
樹脂材により該隔壁hをコアgと一体に連続させて成形
し、これにより該隔壁hをコアgに連結保持せしめる。 また、コアgが金属材で形成してある場合は、このコア
gと該隔壁hとをねじ嵌合などにより一体的に連結する
か、このコアgをインサートして該隔壁hの合成樹脂材
による成形を行なうことで、コアgに連結保持せしめる
【0026】図10乃至図17において、5…は、コー
ドdから引き出した各コード線1…のシールド線11…
が、絶縁材よりなる隔壁hの各壁板41…に区画された
空間内に位置さすのを補助するために、各コード線1…
の、シールド線11および芯線10が剥き出される部位
より少し手前の部位を、前述の各壁板41…で区画され
る空間の各基端側となる後端側に保持せしめるコード線
保持穴であり、隔壁hの前述したコアgと連結する基端
側に、軸杆部40から放射方向に突出する鍔部50を設
けて、この鍔部50に嵌合凹部状に形成してある。
【0027】このコード線1…の先端部を嵌合せしめる
コード線保持穴5…は、図18に示している如く、鍔部
50を円板状に形成して、それに透孔状に形設する場合
がある。
【0028】また、前述の図10乃至図17において、
隔壁hの先端側に突出するよう設けている軸杆状の突起
部6は、隔壁hが、それの基端側をコードクランプのコ
アgに一体または一体的に連結していることで、そのコ
アgがコード線1…の束の芯となる部位に、コードクラ
ンプfの緊縛で一体的にに圧着されることによって、コ
ードdに一体的に固定された状態となったとき、その隔
壁hの先端側を、さらに、ボディaに保持される極保持
部材bに連結して、ボディaに対する固定を一層強固な
ものとするためのものであり、極保持部材bの後端面に
形設してある嵌合穴32,に嵌挿することで、図3に示
している如く、極保持部材bに対しても該隔壁hが一体
的に連結するようにしてある。しかし、この突起部6は
、図19および図20にそれぞれ示している実施例のよ
うに省略する場合がある。
【0029】次に、図21は別の実施例を示している。 この実施例は、ボディaが金属スリーブにより形成され
て、その金属スリーブの外周に、合成樹脂材で成形した
カバーeが被覆嵌装してあり、また、使用するコードd
が、複数のコード線1…を束ねた外周に外皮20を被覆
したコードになっている形態の多極コネクタAに実施し
た例である。
【0030】即ち、この実施例の多極コネクタAは、ま
ず、コードdの基端側に予めカバーeを嵌挿しておいて
、そのカバーeから引き出したコードdの外皮20の先
端側を切除して複数本のコード線1…を剥き出し、さら
に、それらコード線1…の外皮である被覆チューブ13
の先端側を切除し、シールド線11…を剥き出して内皮
12から剥離し、各コード線1がシールド線11と内皮
12に包まれた芯線10とに分けられれた状態とする。 次いで、このコードdの複数のコード線1…の束の芯部
に、隔壁hの基端部が一体または一体的に連結するコア
gを挿し込んで、その状態でコードdの外皮20の先端
側の外周をコードクランプfにより緊縛する。また、各
コード線1…の芯線10の先端およびシールド線11の
先端に極片c…の基端側を接続する。次いで、各コード
線1…の芯線10およびシールド線11の先端に基端側
を接続した各極片c…を、合成樹脂材により栓状に成形
した極保持部材bの極保持穴30…に嵌挿して該極保持
部材bに保持せしめる。そして、この状態において、極
保持部材bおよびコードdの先端側を、金属スリーブよ
りなるボディaの基端部から嵌挿して、極保持部材bを
そのボディaの先端部の内腔に嵌着し、コードdの外皮
20の外周に緊縛したコードクランプfを金属スリーブ
よりなるボディaの基端部にかしめ付け、この状態のボ
ディaを予めコードdの外周に嵌挿しておいたカバーe
内に嵌装していくことで、前述の図21にあるように多
極コネクタAに組立てられている。
【0031】しかして、この形態の多極コネクタAにお
いては、コードdの各コード線1…から剥き出したシー
ルド線11…を各別に剥離する隔壁hの壁板41…によ
って形成される空間の外周側が、図21にあるよう、金
属スリーブよりなるボディaの胴周壁の内面で形成され
ることになる。
【0032】このため、この実施例における隔壁hは、
壁板41…により各別に隔離したシールド線11…が、
金属スリーブよりなるボディaの内周壁に接触して導通
する不都合を避けるため、図22乃至図31に示してい
る如く、壁板41…により区画される空間の外周側に、
絶縁材よりなる円筒状の壁板42が存在する形状に形成
してある。
【0033】絶縁材で成形するこの隔壁hは、上述した
如く、外周側に円筒状の壁板42が存在する形状に形成
する外は、前述した各実施例と変わらない。図22乃至
図27に示す実施例は、コードdが三本のコード線1…
を束ねた三芯コードとなっている場合に対応するよう作
られた隔壁hであり、また、図28乃至図31に示す例
は、コードdが二本のコード線1…を束ねた二芯コード
となっている場合に対応するように作られた隔壁hであ
る。
【0034】これらの実施例において、該隔壁hの基端
側(図22において左端側)に一体に連続するよう形成
してあるコアgは、該隔壁hを成形する合成樹脂材と別
の素材で別体に成形し、隔壁hに対し一体的に連結して
良いものであり、また、コアgが連結する該隔壁hの基
端側に設ける鍔部50およびそれに形成するコード線保
持穴5…ならびに先端側に形成してある突起部6は、前
述した実施例と同様に形設され、また省略されるもので
ある。
【0035】
【作用】上述の如く構成してある実施例装置は次のよう
に作用する。コードdの各コード線1…から剥き出され
たシールド線1…が、ボディa内において互いに接触す
るようになるのを阻止するために、絶縁材で形成して各
シールド線11…を壁板41…により電気的に隔離する
ようにボディa内に組み込む隔壁hが、それの基端側を
、コードクランプfによりコードdの外周を緊縛する際
にそのコードdの複数のコード線1…の束の芯部に嵌合
しておくコアgと、一体または一体的に連結しているこ
とから、コードクランプfによりコードdの先端側の外
周を緊縛していく操作で、自動的にコードdに対し固定
連結した状態となって組付けられることになり、この隔
壁hの組付け作業を容易なものとする。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における多
極コネクタにおける絶縁装置は、ボディa内において、
コードdが具備する複数のコード線1…から剥き出した
シールド線11…を各別に隔離しておくように、絶縁材
で形成してボディa内に組込む隔壁hが、コードdの先
端部の外周をコードクランプfにより緊縛するときに、
そのコードdの複数のコード線1…の束の芯部に嵌挿し
ておくコードクランプのコアgと、一体または一体的に
連結させてあるのだから、ボディa内に組込むときに、
コードdとコアgを介して一体的に連結した状態として
組付けていけることになって、このシールド線11…同
士の接触を防止するための絶縁材よりなる隔壁hのボデ
ィa内に対する組込みおよび固定を容易かつ適確なもの
とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の多極コネクタの縦断した側面図である。
【図2】同上のシールド線の絶縁手段の説明図である。
【図3】本発明を実施せる多極コネクタの縦断側面図で
ある。
【図4】同上の多極コネクタの平面図である。
【図5】同上多極コネクタの前面図である。
【図6】同上多極コネクタの図3におけるI−I線の縦
断面図である。
【図7】同上多極コネクタの分解した斜視図である。
【図8】同上多極コネクタの、組立途上の斜視図である
【図9】同上多極コネクタの、図8におけるII−II
線縦断面図である。
【図10】同上多極コネクタの、絶縁材よりなる隔壁の
平面図である。
【図11】同上隔壁の側面図である。
【図12】同上隔壁の前面図である。
【図13】同上隔壁の後面図である。
【図14】別の実施例の隔壁の平面図である。
【図15】同上隔壁の側面図である。
【図16】同上隔壁の前面図である。
【図17】同上隔壁の後面図である。
【図18】同上隔壁の別の実施例の斜視図である。
【図19】同上隔壁のさらに異なる実施例の斜視図であ
る。
【図20】同上隔壁のさらに別の実施例の斜視図である
【図21】本発明による別の実施例の多極コネクタの縦
断側面図である。
【図22】同上多極コネクタの隔壁の平面図である。
【図23】同上多極コネクタの隔壁の側面図である。
【図24】同上多極コネクタの隔壁の前面図である。
【図25】同上多極コネクタの隔壁の後面図である。
【図26】同上多極コネクタの隔壁の縦断側面図である
【図27】同上多極コネクタの隔壁の斜視図である。
【図28】同上多極コネクタの隔壁の別の実施例の平面
図である。
【図29】同上隔壁の側面図である。
【図30】同上隔壁の前面図である。
【図31】同上隔壁の後面図である。
【符号の説明】
A…多極コネクタ、a…ボディ、b…極保持部材、c…
極片、d…コード、e…カバー、f…コードクランプ、
g…コードクランプのコア、h…隔壁、w…チユーブ、
y…チューブ、1…コード線、10…芯線、11…シー
ルド線、12…内皮、13…チューブ、20…外皮、3
0…極保持穴、31…ガイドスリーブ、32…嵌合穴、
40…軸杆部、41…壁板、42…壁板、5…コード線
保持穴、50…鍔部、6…突起部、70…コードガイド
、71…衝合部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コードdが具備する複数のコード線1
    …から剥き出したシールド線11…を各別に隔離するよ
    う絶縁材で成形してボディa内に組込む隔壁hを、前記
    コードdの先端部の外周をコードクランプfにより緊縛
    するときにそのコードdが具備する複数のコード線1…
    の束の芯部に嵌挿しておくコードクランプのコアgに、
    一体または一体的に連結せしめたことを特徴とする多極
    コネクタにおける絶縁装置。
  2. 【請求項2】  隔壁hの後端側に、コードdが具備す
    る複数のコード線1…を各別に保持するコード線保持穴
    5を設けた鍔部50を装設した請求項1記載の多極コネ
    クタにおける絶縁装置。
  3. 【請求項3】  隔壁hの外周部に、該隔壁hの壁板4
    1…により区画される空間の外周側を囲う絶縁材よりな
    る筒状の壁板42を設けた請求項1記載の多極コネクタ
    における絶縁装置。
JP9621791A 1991-04-02 1991-04-02 多極コネクタにおける絶縁装置 Pending JPH04306574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9621791A JPH04306574A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 多極コネクタにおける絶縁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9621791A JPH04306574A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 多極コネクタにおける絶縁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04306574A true JPH04306574A (ja) 1992-10-29

Family

ID=14159075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9621791A Pending JPH04306574A (ja) 1991-04-02 1991-04-02 多極コネクタにおける絶縁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04306574A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6031764A (en) * 1997-12-11 2000-02-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device
JP2002216865A (ja) * 2001-01-11 2002-08-02 Chin Chin 電源プラグ及びコンセント
JP2008282746A (ja) * 2007-05-12 2008-11-20 Waka Seisakusho:Kk コネクタ及びその製造方法
JP2010520600A (ja) * 2007-03-02 2010-06-10 アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ 張力荷重伝達手段を備えた多導体ケーブル用コネクタプラグ
JP2014523085A (ja) * 2011-07-07 2014-09-08 ウッドヘッド インダストリーズ インコーポレイテド 高耐久性のレセプタクルコネクタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6031764A (en) * 1997-12-11 2000-02-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device
JP2002216865A (ja) * 2001-01-11 2002-08-02 Chin Chin 電源プラグ及びコンセント
JP2010520600A (ja) * 2007-03-02 2010-06-10 アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ 張力荷重伝達手段を備えた多導体ケーブル用コネクタプラグ
JP2008282746A (ja) * 2007-05-12 2008-11-20 Waka Seisakusho:Kk コネクタ及びその製造方法
JP2014523085A (ja) * 2011-07-07 2014-09-08 ウッドヘッド インダストリーズ インコーポレイテド 高耐久性のレセプタクルコネクタ
US9219329B2 (en) 2011-07-07 2015-12-22 Woodhead Industries, Inc. Harsh duty receptacle connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3365549B2 (ja) シールド端子
US4963104A (en) Shielded connector assembly
CN102576962A (zh) 屏蔽连接器
US4674807A (en) Shielded connector
JPH1022001A (ja) シールド線におけるシールド層の処理構造
JP3421555B2 (ja) 同軸ケーブル用コネクタの接続構造及びその接続方法
JP2000077141A (ja) 打抜き形成金属シ―ルド装置、電気コネクタ及びコネクタの組立て方法
US10424880B2 (en) Shield connector and method for connecting same
JP7129010B2 (ja) コネクタ構造体
JP3386156B2 (ja) 同軸コネクタ
JP2020092063A (ja) コネクタ端子
EP0125760A1 (en) Connector plug having shielding enclosure
US6692299B1 (en) Electrical connector for coaxial cable
WO2023282225A1 (ja) シールド導電路
US9219318B2 (en) Jointing assemblies for electrical cables
US4468080A (en) Cable shield termination means for plug and receptacle connectors
EP2602889B1 (en) Wire fixing member and wire fixing method
US20040198091A1 (en) Miniature, shielded electrical connector with strain relief
JPH04306574A (ja) 多極コネクタにおける絶縁装置
JP3819229B2 (ja) 電子ユニットとシールドケーブルとの接続構造
JP7135836B2 (ja) コネクタ構造体、及びコネクタ構造体の製造方法
JP3345553B2 (ja) シールド電線の端末処理構造
JPH0878071A (ja) シールドコネクタ
JP2606411Y2 (ja) 中空線の接続構造
JPH10284172A (ja) コネクタ