JPH0878071A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JPH0878071A
JPH0878071A JP24231894A JP24231894A JPH0878071A JP H0878071 A JPH0878071 A JP H0878071A JP 24231894 A JP24231894 A JP 24231894A JP 24231894 A JP24231894 A JP 24231894A JP H0878071 A JPH0878071 A JP H0878071A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付の作業性を改善する。 【構成】 端子金具50の周囲を覆う筒状のシールド電
極20は内側に向けてバネ板片24,24を突出した状
態で備えており、編組線82を露出させたシールド電線
80をケーシング10にて保持されている当該シールド
電極20の内部に挿入すると、バネ板片24,24が編
組線82に当接して接続する。従って、シールド電線8
0における編組線82とシールド電極20との接続が極
めて容易となる。また、シールド電線80を先通しして
おく必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールドコネクタとし
て、図14に示す実開平4−23081号公報に開示さ
れたものが知られている。図14において、シールド電
極となるカバー1は一枚の金属板材を屈曲して概ね筒状
に形成されており、円筒状とした円筒部2と、この円筒
部2における一方の開口端に接続されるとともに同円筒
部2の軸線方向に沿って開口するようにU字形に屈曲さ
れたクランプ部3とから構成されている。ボディ4は肉
抜きした樹脂性の円筒体として形成され、中心部に軸方
向の貫通孔4aを有している。また、カバー1における
クランプ部3が接続されていない側の開口から挿入可能
な外径に形成されるとともに、同カバー1の半分程度の
長さに形成されている。
【0003】全体的にピン状に形成されるとともに一端
に平板を略U字形に屈曲した圧着部5aを有するピン5
は、上記ボディ4の貫通孔4aに挿入して貫通可能とな
っている。樹脂製の筒状としたキャップ(ケーシング)
6は、一端に上記カバー1を挿入可能な大径の開口6a
を有するとともに、他端にケーブル(電線)7を挿入可
能な小径の開口6bを有している。同ケーブル7は、同
軸状に積層して構成され、、中心に導体7aを備えると
ともに、その周りを内線被覆7bにて被覆し、その周り
を編組線(シールド線)7cにて被覆し、そして外周を
絶縁外皮7dにて被覆して構成されている。
【0004】かかるシールドコネクタを組み付けるには
次のようにする。ケーブル7の先端を段階的に皮剥き
し、キャップ6の開口6bから先通しして先端の導体7
aをピン5の圧着部5aにて圧着接続する。カバー1の
円筒部2に対してボディ4を奥まで挿入しておき、ピン
5をクランプ部3の側から同ボディ4の貫通孔4aに挿
入する。このとき、ケーブル7における編組線7cの部
分がクランプ部3に入るように皮剥きの長さを調整して
おく。ケーブル7を巻き込むようにクランプ部3をプレ
スすると、ケーブル7の先端に上記カバー1が固定さ
れ、キャップ6を把持してケーブル7を引っ張ると当該
カバー1部分がキャップ6内に引き込まれて組付が完了
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシール
ドコネクタにおいては、カバー1のクランプ部3が直に
ケーブル7を巻き込んで接続するため、一端は大径とな
るとともに、他端は小径となっている。これを収容する
キャップ6は一端が大径となるとともに他端が小径とな
り、小径のケーブル7を小径の側から先通ししておい
て、引き戻さざるをえない。すなわち、先通ししておい
てから引き戻すので作業が非効率であるという課題があ
った。
【0006】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、組付の作業性を改善することが可能なシールド
コネクタの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、内部に収容された端子金
具の周囲をシールド電極にて覆い、絶縁被覆された内線
の外周をシールド線にて被覆してその外周を絶縁被覆し
た電線における同内線を上記端子金具に接続するととも
に同シールド線を同シールド電極に接続したシールドコ
ネクタにおいて、導電性部材にて筒体状に形成されて内
部に上記電線を挿通可能であるとともに、内部に挿通さ
れた当該電線の外周面に向けて突出して当接可能なバネ
板片を形成したシールド電極と、上記シールド電極を保
持するとともにその内部に上記端子金具を保持する筒状
のケーシングとを備えた構成としてある。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のシールドコネクタにおいて、上記シールド電極
は、中央に上記電線を挿通可能な貫通孔を形成した蓋を
筒状とした一方の開口側に一体的に形成して構成してあ
る。さらに、請求項3にかかる発明は、請求項1または
請求項2に記載のシールドコネクタにおいて、上記ケー
シングは、上記端子金具を収容して保持可能な筒体状の
内筒を外筒内部にて連通壁を介して宙吊り状に保持し、
上記シールド電極は、当該宙吊り状の内筒の周面上に被
せて配設してある。
【0009】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、筒状のケーシングに保持されたシールド電極
には、内部に挿通される電線の外周面に向けてバネ板片
を突出して形成してあり、電線のシールド線を露出させ
て当該シールド電極内に挿通せしめると、同バネ板片が
同シールド線に当接して導通する。また、上記のように
構成した請求項2にかかる発明においては、筒状とした
シールド電極における一方の開口側には、中央に上記電
線を挿通可能な貫通孔を形成した蓋を一体的に形成して
あるので、当該蓋体の貫通孔にシールド線を露出させた
電線を挿通せしめると、バネ板片との当接位置にガイド
される。
【0010】さらに、上記のように構成した請求項3に
かかる発明においては、ケーシングは、外筒の内部に連
通壁を介して筒体状の内筒を宙吊り状に保持してあり、
宙吊り状の内筒の周面上にシールド電極を被せ、内筒内
には端子金具を挿入して収容する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シールド
線を露出させてシールド電極に挿入すればバネ板片がシ
ールド線に当接して導通が取れるため、組付を容易に行
なうことが可能なシールドコネクタを提供することがで
きる。
【0012】また、請求項2にかかる発明によれば、シ
ールド電極に一体的に形成した蓋体に電線をガイドする
ための貫通孔が形成されているので、電線の挿入位置を
容易に決めることができるとともに、挿入後は電線が容
易に移動しないように保持してシールド線とシールド電
極との安定した導通を維持することができる。さらに、
請求項3にかかる発明によれば、ケーシングが連通壁を
介して宙吊り状に保持された内筒を備えており、その内
側に端子金具を保持するとともに外側にシールド電極を
被せることにより、端子金具の周囲をシールド電極にて
覆うことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるシールドコ
ネクタを分解斜視図により示している。本実施例のシー
ルドコネクタは、概ね筒状のハウジング(ケーシング)
10に対し、一方の開口にはキャップ30を装着し、他
方の開口からシールド電極20とともに端子金具50を
備えたシールド電線80を挿入して構成されている。図
2及び図3に示すように、ハウジング(ケーシング)1
0は軸方向に貫通され、前方部分は中心部の内筒部11
をフード部12にて覆った二重構造になっている。内筒
部11は内部に雌型の端子金具50を挿入可能な端子収
容室13を有しており、当該端子収容室13の前面には
雄型の端子金具を挿入可能な相手側端子金具挿入口13
aを形成しているとともに、底面には片持ちのアーム状
とするとともに当該端子収容室13の内部に向けて突出
するくさび状の突起14aを備えたランス14が形成さ
れている。ランス14の下方にあたる位置には当該内筒
部11の前面から奥に向かって切り込んで形成された切
り込み部15が備えられおり、ランス14が下方に向か
って撓むときに当該切り込み部15内に進入する。
【0014】ハウジング10の後端は大きく開口した端
子金具挿入部16となっており、当該端子金具挿入部1
6の前端部分の内面に上記内筒部11の後端部分が宙吊
り状に保持されるように当間隔の連通壁17a〜17d
が形成されている。これにより、内筒部11の外周面か
ら端子金具挿入部16の内周面へと連続するシールド電
極挿通孔18a〜18dが形成されている。なお、四つ
のシールド電極挿通孔18a〜18dにて全体として上
記内筒部11の外周に沿った円形の貫通孔を形成してい
る。なお、内筒部11の奥側端部には当該内筒部11が
端子金具挿入部16にて宙吊り状態となる部分を覆うよ
うにフード部12の奥壁から筒状の防水シール壁19a
を形成してあり、また、当該フード部の上面には相手側
コネクタとの嵌合接続時に同コネクタと係合して保持す
る可撓性を有するロックアーム19bが備えられてい
る。
【0015】シールド電極(シェル)20は、図4に展
開状態を示すように、おおむね矩形状の金属板を屈曲し
て構成されている。図5〜図9に示すように、当該シー
ルド電極20は、上記内筒部11の外径に一致する内径
とした有底円筒状をなし、開口端側である前端側から後
端側に向けて四本の切り込み21を形成してある。この
切り込み21は上記連通壁17a〜17dの幅及び間隔
と一致するように形成してあり、端子金具挿入部16の
開口からシールド電極20を内筒部11の外周に被せて
いく。連通壁17a〜17dと切り込み21との位置を
合わせてシールド電極20を押し込んでいき、同連通壁
17a〜17dが切り込み21の最深部に至るまで押し
込むと、シールド電極20の前端は内筒部11の前端と
概ね面一の状態となる。また、各切り込み21における
奥近辺には切り込み内に向かって突出するくさび状の係
止爪22を形成してあり、上述したようにしてシールド
電極20を奥まで挿入すると、当該係止爪22が連通壁
17a〜17dに食い込み、シールド電極20の抜け止
めを図る。ここにおいて、シールド電極20は、内筒部
11の周囲においてその外周面に概ね沿って配置され、
端子金具挿入部16内では当該端子金具挿入部16の内
周面に沿って配置される。
【0016】本実施例においては、シールド電極20の
後端を四片に分割し、これに合わせて四つの連通壁17
a〜17dを形成しているが、その数は必要に応じて増
減することができる。また、シールド電極20は必ずし
も一体である必要はなく、円筒を分割して形成してもよ
い。一方、シールド電極20は、矩形状の金属板の一部
に筒体となったときの形状に一致する円形の蓋体23を
備えており、矩形部分を筒体状に屈曲するとともに蓋体
23を起こして一端の開口を塞いでいる。蓋体23の外
縁部における互いに反対側の位置には帯板状のバネ板片
24を延設させてあり、筒部内に進入するように蓋体2
3に対して90度屈曲させるとともに先端を互いに内側
に折り返してバネ片を形成している。また、蓋体23の
中央には貫通孔23aを形成してある。
【0017】キャップ30は内筒部11の先端を覆蓋可
能な概ねキャップ形状をなしている。キャップ30の内
底面であって装着時に上記切り込み部15に対面する部
分には板片状の二重係止片31を突出して形成してあ
り、同二重係止片31には上記切り込み部15の上壁面
と係合可能な係止突起を形成してある。キャップ30は
シールド電極20の外径に一致する内径としてあり、シ
ールド電極20を装着した内筒部11の先端部分に対し
て装着可能となっている。また、側面には当間隔に四つ
の窓33a〜33dを形成してあり、当該窓33a〜3
3dを介して内筒部11を覆うシールド電極20が外部
に露出するようになる。なお、窓33a〜33dの前端
は当該キャップ30の前面に連通しており、シールド電
極20は前端から側面にかけて露出することになる。な
お、キャップ30の開口端は径方向に拡径されたフラン
ジ34を形成してあり、また、キャップ30の前面にも
雄型の端子金具を挿入可能な相手側端子金具挿入口35
を形成している。
【0018】一方、シールド電線80は内部導体である
芯線を樹脂製の絶縁体で被覆した内線81の周囲を外部
導体である編組線(シールド線)82にて被覆するとと
もに最外周を外皮83にて樹脂被覆して構成されてお
り、先端に端子金具50を圧着接続している。以下、図
面にもとづいて本発明の実施例を説明する。ハウジング
10の側では、端子金具挿入部16の開口からシールド
電極20を内筒部11の外周に被せていく。連通壁17
a〜17dと切り込み21との位置を合わせてシールド
電極20を押し込んでいき、同連通壁17a〜17dが
切り込み21の最深部に至るまで押し込む。この位置で
は、シールド電極20の前端は内筒部11の前端と概ね
面一の状態となり、また、係止爪22が同連通壁17a
〜17dの側面に食い込みシールド電極20の抜け止め
を図っている。
【0019】次に、キャップ30を内筒部11とシール
ド電極20の先端に装着する。同キャップ30の開口面
を内筒部11の側に向け、シールド電極20が当該キャ
ップ30の内側に入り込むようにして挿入していく。シ
ールド電極20に被せていくと、二重係止片31は内筒
部11の先端の切り込み部15内に進入していき、ラン
ス14の下方に至る前の位置にて一方の係止突起が切り
込み部15の上壁面に対して仮係止する。この位置にお
いては、二重係止片31はランス14の下面まで挿入さ
れておらず、同ランス14は下方に撓むことができる。
図10は、このようにしてシールド電極20とキャップ
30とを装着した状態を断面図により示している。
【0020】一方、シールド電線80は、先端側から、
内線81の芯線が露出し、同内線81の絶縁体が露出
し、次に編組線82が露出するように段階的に皮剥きし
ておき、内線81の先端に端子金具50を圧着接続す
る。そして、この端子金具50をハウジング10におけ
る端子金具挿入部16の側からシールド電極20におけ
る蓋体23の貫通孔23aに挿入する。端子金具50は
当該貫通孔23aを介して端子収容室13に挿入されて
いき、前端の角部がランス14の突起14aを押し下
げ、最深部まで挿入されたときに端子金具50の下面に
形成した図示しない開口が同突起14aに対面してラン
ス14は復帰する。ランス14はこのようにして押し下
げられてから復帰するまで一時的に切り込み部15内に
進入する。
【0021】端子金具50が端子収容室13に進入して
いくにつれ、シールド電線80も蓋体23の貫通孔23
a内へと進入していき、このときにシールド電極20内
で中心部に向かって突出しているバネ板片24,24の
間に入る。各バネ板片24は先端を内側に折り返されて
バネ片となっているので、シールド電線80の外周面に
対して両側から当接して挟み込む。シールド電線80に
おいては、内線81が先端にて端子金具50に接続して
いるが、その後部では編組線82が当該内線81の周囲
を覆って露出しており、同端子金具50が端子収容室1
3の最深部まで挿入されたときに、バネ板片24,24
がこの編組線82に当接して電気的に導通する。
【0022】このように、端子金具50の周囲を覆う筒
状のシールド電極20は内側に向けてバネ板片24,2
4を突出した状態で備えており、編組線82を露出させ
たシールド電線80をケーシング10にて保持されてい
る当該シールド電極20の内部に挿入すると、バネ板片
24,24が編組線82に当接して接続する。従って、
シールド電線80における編組線82とシールド電極2
0との接続が極めて容易となる。また、シールド電線8
0を先通ししておく必要もない。
【0023】この後、キャップ30を奥まで挿入する。
すると、二重係止片31は切り込み部15内を奥まで進
み、残る他方の係止突起32bが切り込み部15の上壁
面の溝に係合して、当該キャップ30を固定する。二重
係止片31が切り込み部15内に進入すると、ランス1
4が下方に撓むことができなくなる。端子金具50が外
れるためには、一度ランス14が下方に撓んで突起14
aが退避しないかぎり、不可能である。従って、このよ
うにして二重係止片31が切り込み部15内でかんぬき
のようにランス14を支持することにより、端子金具5
0が抜けてしまうことを確実に防止することができる。
【0024】かかる構成からなるシールドコネクタに
は、先端を上記窓33a〜33dに対応して四分割した
筒状のシールド電極と、このシールド電極内に保持され
た雄側の端子金具を備えたシールドコネクタを接続す
る。同シールド電極は窓33a〜33dを介して露出し
ている上記シールド電極20に接続し、雄側の端子金具
は端子収容室13に保持されている雌側の端子金具50
と接続する。なお、上述した実施例においては、シール
ド電極20とシールド電線80の挿入方向を同一にして
いるが、異なる方向から挿入した場合においても、別々
に行なうことによって組付の自由度が向上する。
【0025】なお、上述した実施例においては、部品の
簡略化のため、防水構造としていないが、図12および
図13に示すように容易に防水化が可能である。図に示
すように、防水シール壁19aの外周にリング状のゴム
シール40を装着すると、キャップ30の開口端のフラ
ンジ34は防水シール壁19aの端部よりもわずかに大
径となっているため、当該フランジ34は同ゴムシール
40の前端を押さえ込み、抜け止めを図る。一方、シー
ルド電線80においては、ドーナツ状であって内径を同
シールド電線80よりもわずかに細径とするとともに、
外径を端子金具挿入部16よりもわずかに大径としたゴ
ム栓60を先通ししておく。
【0026】相手側コネクタの筒状のフード部分に防水
シール壁19aが挿入されると、上記ゴムシール40は
内周において防水シール壁19aの外周面に密着し、外
周において同フード部分の内周面に密着するので浸水不
能となるし、また、端子金具挿入部16の開口において
もゴム栓60が内周においてシールド電線80の外周面
に密着し、外周において同端子金具挿入部16の内周面
に密着して浸水不能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるシールドコネクタの
分解斜視図である。
【図2】シールドコネクタにおけるハウジングの断面図
である。
【図3】シールドコネクタにおけるハウジングの正面図
である。
【図4】シールド電極の展開状態を示す平面図である。
【図5】シールド電極の屈曲過程を示す側面図である。
【図6】シールド電極の屈曲完了状態を示す側面図であ
る。
【図7】シールド電極の内部を示す正面図である。
【図8】シールド電極の図7におけるiix−iix線断面図
である。
【図9】シールド電極の図7におけるix−ix線断面図で
ある。
【図10】シールドコネクタの断面図である。
【図11】シールドコネクタの断面図である。
【図12】他の実施例にかかるシールドコネクタの分解
斜視図である。
【図13】シールドコネクタの断面図である。
【図14】従来のシールドコネクタの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…ハウジング 11…内筒部 12…フード部 13…端子収容室 17a〜17d…連通壁 20…シールド電極 23…蓋体 23a…貫通孔 24…バネ板片 50…端子金具 80…シールド電線 81…内線 82…シールド線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収容された端子金具の周囲をシー
    ルド電極にて覆い、絶縁被覆された内線の外周をシール
    ド線にて被覆してその外周を絶縁被覆した電線における
    同内線を上記端子金具に接続するとともに同シールド線
    を同シールド電極に接続したシールドコネクタにおい
    て、 導電性部材にて筒体状に形成されて内部に上記電線を挿
    通可能であるとともに、内部に挿通された当該電線の外
    周面に向けて突出して当接可能なバネ板片を形成したシ
    ールド電極と、 上記シールド電極を保持するとともにその内部に上記端
    子金具を保持する筒状のケーシングとを具備することを
    特徴とするシールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のシールドコネクタ
    において、上記シールド電極は、中央に上記電線を挿通
    可能な貫通孔を形成した蓋を筒状とした一方の開口側に
    一体的に形成していることを特徴とするシールドコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載のシ
    ールドコネクタにおいて、上記ケーシングは、上記端子
    金具を収容して保持可能な筒体状の内筒を外筒内部にて
    連通壁を介して宙吊り状に保持し、上記シールド電極
    は、当該宙吊り状の内筒の周面上に被せて配設されてい
    ることを特徴とするシールドコネクタ。
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