JPH04302240A - ループ式通信システムにおける障害回復方式 - Google Patents

ループ式通信システムにおける障害回復方式

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JPH04302240A
JPH04302240A JP3067137A JP6713791A JPH04302240A JP H04302240 A JPH04302240 A JP H04302240A JP 3067137 A JP3067137 A JP 3067137A JP 6713791 A JP6713791 A JP 6713791A JP H04302240 A JPH04302240 A JP H04302240A
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JP
Japan
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JP3067137A
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Inventor
Mitsuru Yahagi
矢作 満
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ループ式通信システム
における障害回復方式に関する。
【0003】
【従来の技術】いわゆるLANの一形態であるループ式
通信システムは、制御局と局とを伝送路を介しループ状
に接続してなるものである。各局には、直接、あるいは
PBX、ブリッジ(BRG)を介し端末が接続されてい
る。局は、BRGを介し端末を接続する場合は、パケッ
ト交換用メディア・アクセス・コントローラ(PXMA
C)を収容する。
【0004】そして、各局は伝送路にフレームを周回さ
せることで通信を行う。また、BRGを介し接続された
端末はこのフレームのうちパケット交換領域を用いて通
信を行う。
【0005】ところで、このようなループ式通信システ
ムは、局に異常が生じた場合に備え、障害回復処理のル
ーチンを有する。
【0006】これは、まず、各局がループ上で論理的に
一つ上流の局(以下、単に一つ上流の局とする。)より
障害検出フレームが流れて来るかどうかを監視している
【0007】そして、局が障害検出フレームを検出する
と、一つ上流の局に対しその局のPX  MACのポー
ト以下を切離すべく通知を行う。
【0008】また、この通知を行った後も、障害検出フ
レームを検出した局が、障害回復しない場合には、自局
に接続されたPX  MACのポート以下を切離すべく
処理を行う。
【0009】さらに、複数の障害が発生したときには、
このような処理を障害が回復するまで継続的に行う。
【0010】ところが、このような複数の障害に対する
処理では、切離された局に、正常な局が存在することが
ある。そして、これ以降は正常な局であっても、人為的
な手段を講じない限り回復しないのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように上述したル
ープ式通信システムにおける障害回復処理では、複数の
局に障害が発生した場合に、切離された局に正常な局が
含まれることがあって、これ以降はたとえ正常な局であ
っても、人為的な手段を講じない限り回復しないという
課題がある。
【0012】本発明はこのような事情に基づきなされた
もので、障害が発生したことにより切離された局が正常
な局である場合には人為的な手段を講ずることなく回復
するループ式通信システムにおける障害回復方式を提供
することを目的としている。 [発明の構成]
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御局を含む
複数の局が伝送路を介しループ状に接続され、前記各局
にはポートを介し端末がバス状に接続され、前記伝送路
にフレームを周回させることで前記各局間で通信を行い
、前記フレームのうちパケット交換領域を用いて前記局
にバス状に接続された端末が通信を行うようにされたル
ープ式通信システムにおいて、前記局は、障害発生を検
出すると前記制御局に対し障害発生を通知するとともに
、所定時間監視を中止し、前記制御局は、前記局より障
害発生の通知を受けると、障害が発生した可能性のある
局に対し、障害発生の通知がなくなるまで、ポートを切
離すよう通知し、障害発生の通知がなくなった後、前記
ポートを切離すよう通知した局に対し、順次、ポートを
回復するよう通知して障害発生の通知があるかを確認し
、障害発生の通知があるときには、再び該局に対し、ポ
ートを切離すよう通知することにより前期した課題を解
決している。
【0014】
【作用】すなわち本発明では、局は、障害発生を検出す
ると制御局に対し障害発生を通知するとともに、所定時
間監視を中止し、制御局は、局より障害発生の通知を受
けると、障害が発生した可能性のある局に対し、障害発
生の通知がなくなるまで、ポートを切離すよう通知し、
障害発生の通知がなくなった後、ポートを切離すよう通
知した局に対し、順次、ポートを回復するよう通知して
障害発生の通知があるかを確認し、障害発生の通知があ
るときには、再び該局に対し、ポートを切離すよう通知
しているので、障害が発生したことにより切離された局
が正常な局である場合には人為的な手段を講ずることな
く回復する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係るループ式通
信システムの構成を示す図であり、制御局1と局2……
とが伝送路3を介しループ状に接続されている。局2に
は、直接、端末4が接続されたり、PBX5を介し端末
4 が接続されたり、ブリッジ(BRG)6を介し端末
4がバス状に接続されたりしている。BRG6を介し端
末4 が接続される場合は、局2 とBRG6との間に
、パケット交換用メディア・アクセス・コントローラ(
PX  MAC)7が介挿される。
【0017】図2は、PX  MAC7の構成を示す図
であって、局側インタフェース回路8、端末側インタフ
ェース回路9、制御部10、MACコントローラ(MA
CC)11、メモリ12、バス13、14から構成され
ている。
【0018】図3は、伝送路3を周回するフレームのフ
ォーマットを示すもので、フレーム同期領域、制御領域
、データ通信領域からなる。フレーム同期領域は、フレ
ームの先頭を示すもので、他の領域には出現しないユニ
ークなパターンにより構成される。制御領域は、ループ
制御、回線交換接続、タイムスロット管理等のシステム
制御を行うための領域である。データ通信領域は、複数
のタイムスロットからなる回線交換領域とパケット通信
を行うためのパケット交換領域からなる。
【0019】そして、通常時には、各局2は伝送路3に
フレームを周回させることで通信を行う。また、BRG
6を介し接続された端末4 はこのフレームのうちパケ
ット交換領域を用いて通信を行う。
【0020】次に、本実施例システムにおいて、局に異
常が発生した場合になされる障害回復処理について説明
する。
【0021】ここで、制御局1は、図4に示すように、
各局2 の状態を管理する状態管理テーブルを有する。 同図に示す状態管理テーブルには各局2に対応するエン
トリー(領域)があり、各エントリーには少なくとも局
のシリアルNo、回復必要FLAG、切り離し処理中F
LAG等の情報が記憶されている。
【0022】以下、図5〜図7に基づきこのシステムに
おける障害回復処理動作を説明する。  なお、図5は
、制御局1 の処理フローを示し、図6は局2 の処理
フローを示し、図7は、1台の局に異常が発生した場合
のシステム全体の処理フローを示している。
【0023】上流からのメッセージを受信し(ステップ
601)このメッセージを解析した結果(ステップ60
2)、MACC異常局(図7(1a))を検出した局(
図7(1b))は、ループ制御中かを判断する(ステッ
プ603)。
【0024】このループ制御中とは、例えばシステムが
ループバック等の処理を行っている場合である。
【0025】したがって、ループ制御中である場合には
、以後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0026】一方、ループ制御中でない場合には、PX
  MACに対し監視中止指令を出力し(ステップ60
4)、制御局に対し異常局有りのメッセージを送信する
(ステップ605、図7(2))とともに、監視中止指
令タイマをセットする(ステップ606、図7(3))
【0027】メッセージを受信した(ステップ501)
制御局(A−SVS)は、異常局に対する処理が継続中
(ステップ502)でない場合には、メッセージの解析
を行った(ステップ503)後、ループ制御中かを判断
する(ステップ504)。
【0028】ここで、ループ制御中である場合には、以
後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0029】一方、ループ制御中でない場合には、この
後、状態管理テーブルを参照し、具体的には、シリアル
Noを参照し、MACC異常局有りを送信した局に対し
一つ上流の局を確認する(ステップ505)。
【0030】続けて、一つ上流の局に対応する状態管理
テーブルの切離し処理中FLAGをセットする(ステッ
プ506)。
【0031】さらに続けて、この一つ上流の局に対して
ポート切離し要求を通知する(ステップ507、図7(
4))。
【0032】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0033】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図7(5))。
【0034】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0035】一方、監視中止指令タイマがタイムアウト
した局は、PX  MACに対し監視開始要求処理を行
う(ステップ610、図7(6))。
【0036】ここで、この場合、1台の局に異常が発生
し、しかもこの局のポートは切離されたので、監視タイ
マがタイムアウトするまで、監視を開始した局よりMA
CC異常局有りのメッセージ送信はなされない。
【0037】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、セットされていない
ので、処理を終了する。
【0038】次に、2台の局に異常が発生した場合であ
って、特に異常局有りの通知を行った局自身も誤動作し
ている場合の障害回復処理動作を図5、図6および図8
に基づき説明する。
【0039】なお、図8はこの場合のシステム全体の処
理フローを示している。
【0040】上流からのメッセージを受信し(ステップ
601)このメッセージを解析した結果(ステップ60
2)、MACC異常局(図8(1a))を検出した局(
図8(1b))は、ループ制御中かを判断する(ステッ
プ603)。
【0041】そして、ループ制御中である場合には、以
後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0042】一方、ループ制御中でない場合には、PX
  MACに対し監視中止指令を出力し(ステップ60
4)、制御局に対し異常局有りのメッセージを送信する
。(ステップ605、図8(2))とともに、監視中止
指令タイマをセットする(ステップ606、図8(3)
)。
【0043】メッセージを受信した(ステップ501)
制御局1は、異常局に対する処理が継続中(ステップ5
02)でない場合には、メッセージの解析を行った(ス
テップ503)後、ループ制御中かを判断する(ステッ
プ504)。
【0044】ここで、ループ制御中である場合には、以
後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0045】一方、ループ制御中でない場合には、状態
管理テーブルを参照し、具体的には、シリアルNoを参
照し、MACC異常局有りを送信した局に対し一つ上流
の局を確認する(ステップ505)。
【0046】続けて、一つ上流の局に対応する状態管理
テーブルの切離し処理中FLAGをセットする(ステッ
プ506)。
【0047】さらに続けて、この一つ上流の局に対して
ポート切離し要求を通知する(ステップ507、図7(
4))。
【0048】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0049】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図8(5))。
【0050】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0051】一方、監視中止指令タイマがタイムアウト
した局は、PX  MACに対し監視開始要求処理を行
う(ステップ610)。
【0052】ここで、この場合には、監視を開始した局
にも異常が発生しているので、監視タイマがタイムアウ
トする間に監視を開始した局は、再度制御局に対し異常
局有りのメッセージを送信する(ステップ605、図8
(7))とともに、監視中止指令タイマをセットする(
ステップ606、図8(8))。
【0053】再度異常局有りのメッセージを受けた制御
局は、状態管理テーブルを参照し、具体的には、シリア
ルNoを参照し、MACC異常局有りを送信した局を確
認する(ステップ512)。
【0054】続けて、この局に対応する状態管理テーブ
ルの切離し処理中FLAGをセットする(ステップ51
3)。
【0055】さらに続けて、この局に対してポート切離
し要求を通知する(ステップ514、図8(9))とと
もに、この局の一つ上流の局に対応する状態管理テーブ
ルの回復必要FLAGをセットする(ステップ515)
【0056】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0057】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図8(10))。
【0058】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0059】ここで、異常が発生した2台の局の各ポー
トは切離されたので、監視タイマがタイムアウトするま
で、監視を開始した局よりMACC異常局有りのメッセ
ージ送信はなされない。
【0060】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、上流のMACC異常
局に対応する回復必要FLAGがセットされているので
、異常を生じた局のうち上流の局にポート回復要求メッ
セージを通知する(ステップ516、図8(13))と
ともに、異常を生じた局のうち下流の局に対応する状態
管理テーブルの回復必要FLAGをセットする。
【0061】ポート回復要求メッセージを受けた局は、
PX  MACに対し自ポートを回復するよう処理を行
う(ステップ611)。
【0062】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ612)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ613、
図8(14)。
【0063】ここで、回復した局には異常が発生してい
るので、異常が発生した2台の局より下流の正常局から
MACC異常局有りのメッセージが制御局に通知される
(ステップ605、図8(15))。また、下流の正常
局は、PX  MACに対し監視中止指令を出力する(
ステップ604)とともに、監視中止指令タイマをセッ
トする(ステップ606、図8(16))。
【0064】制御局は、この後、状態管理テーブルを参
照し、上流のMACC異常局を確認する(ステップ50
5)。
【0065】続けて、上流のMACC異常局に対応する
状態管理テーブルの切離し処理中FLAGをセットする
(ステップ506)。
【0066】さらに続けて、この上流のMACC異常局
に対してポート切離し要求を通知する(ステップ507
、図8(17))。
【0067】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0068】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図8(18))。
【0069】一方、監視中止指令タイマがタイムアウト
した局は、PX  MACに対し監視開始要求処理を行
う(ステップ610、図(19))。
【0070】ここで、この場合、2台のMACC異常局
のポートは切離されているので、監視タイマがタイムア
ウトするまで、監視を開始した局よりMACC異常局有
りのメッセージ送信はなされない。
【0071】したがって、制御局はタイムアウト後、状
態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットされ
ているかをサーチし、この場合下流のMACC異常局に
対応する回復必要FLAGがセットされているので、異
常を生じた局のうち下流の局にポート回復要求メッセー
ジを通知する(ステップ516、図8(21))。
【0072】ポート回復要求メッセージを受けた局は、
PX  MACに対し自ポートを回復するよう処理を行
う(ステップ611)。
【0073】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ612)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ613、
図8(22))。
【0074】ここで、回復した局には異常が発生してい
るので、異常が発生したこの局からMACC異常局有り
のメッセージが制御局に通知される(ステップ604、
図8(23))。また、この局は、PX  MACに対
し監視中止指令を出力する(ステップ604)とともに
、監視中止指令タイマをセットする(ステップ606、
図8(24))。
【0075】MACC異常局有りのメッセージを受けた
制御局は、状態管理テーブルを参照し、下流のMACC
異常局を確認する(ステップ505)。
【0076】続けて、下流のMACC異常局に対応する
状態管理テーブルの切離し処理中FLAGをセットする
(ステップ506)。
【0077】さらに続けて、この下流のMACC異常局
に対してポート切離し要求を通知する(ステップ507
、図8(25))。
【0078】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0079】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図8(26))。
【0080】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0081】監視開始指令を受けた局は、PX  MA
Cに対し監視開始要求指令を行う(ステップ609)。
【0082】一方、監視中止指令タイマがタイムアウト
した局は、PX  MACに対し監視開始要求処理を行
う(ステップ610、図7(27))。
【0083】ここで、この場合、2台のMACC異常局
のポートは切離されているので、監視タイマがタイムア
ウトするまで、監視を開始した局よりMACC異常局有
りのメッセージ送信はなされない。
【0084】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、セットされていない
ので、処理を終了する。
【0085】次に、2台の局に異常が発生した場合であ
って、特に異常局有りの通知を行った局より上流の2局
が異常な場合の障害回復処理動作を図5、図6および図
9に基づき説明する。
【0086】なお、図9は、この場合のシステム全体の
処理フローを示している。
【0087】上流からのメッセージを受信し(ステップ
601)このメッセージを解析した結果(ステップ60
2)、MACC異常局(図9(1a)、(1b))を検
出した局(図9(1c))は、ループ制御中かを判断す
る(ステップ603)。
【0088】そして、ループ制御中である場合には、以
後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0089】一方、ループ制御中でない場合には、PX
  MACに対し監視中止指令を出力し(ステップ60
4)、制御局に対し異常局有りのメッセージを送信する
(ステップ605、図9(2))とともに、監視中止指
令タイマをセットする(ステップ606、図9(3))
【0090】メッセージを受信した(ステップ501)
制御局1 は、異常局に対する処理が継続中(ステップ
502)でない場合には、メッセージの解析を行った(
ステップ503)後、ループ制御中かを判断する(ステ
ップ504)。
【0091】ここで、ループ制御中である場合には、以
後の処理を行わず、通常の受信状態に戻る。
【0092】一方、ループ制御中でない場合には、状態
管理テーブルを参照し、具体的には、シリアルNoを参
照し、MACC異常局有りを送信した局に対し一つ上流
の局を確認する(ステップ505)。
【0093】続けて、一つ上流の局に対応する状態管理
テーブルの切離し処理中FLAGをセットする(ステッ
プ506)。
【0094】さらに続けて、この一つ上流の局に対して
ポート切離し要求を通知する(ステップ507、図9(
4))。
【0095】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0096】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図9(5))。
【0097】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0098】一方、監視中止指令タイマがタイムアウト
した局は、PX  MACに対し監視開始要求処理を行
う(ステップ610、図9(6))。
【0099】ここで、この場合には、監視を開始した局
より二つ上流の局にも異常が発生しているので、異常が
発生した2台の局より下流の正常局からMACC異常局
有りのメッセージが制御局に通知される(ステップ60
5、図9(7))。また、この下流の正常局は、PX 
 MACに対し監視中止指令を出力する(ステップ60
4)とともに、監視中止指令タイマをセットする(ステ
ップ606、図9(8))。
【0100】監視タイマがタイムアウトする間に、再度
異常局有りのメッセージを受けた制御局は、状態管理テ
ーブルを参照し、具体的には、シリアルNoを参照し、
MACC異常局有りを送信した局を確認する(ステップ
512)。
【0101】続けて、この局に対応する状態管理テーブ
ルの切離し処理中FLAGをセットする(ステップ51
3)。
【0102】さらに続けて、この局に対してポート切離
し要求を通知する(ステップ514、図9(9))とと
もに、この局の一つ上流の局に対応する状態管理テーブ
ルの回復必要FLAGをセットする(ステップ515)
【0103】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0104】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図9(10))。
【0105】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。  ここで、
この場合には、監視を開始した局より三つ上流の局で現
在でも異常が発生しているので、監視タイマがタイムア
ウトする間に、監視を開始した局よりMACC異常局有
りのメッセージが再度送信される(ステップ605、図
9(12))。また、この下流の正常局は、PX  M
ACに対し監視中止指令を出力する(ステップ604)
とともに、監視中止指令タイマをセットする(ステップ
606、図9(13))。
【0106】再度異常局有りのメッセージを受けた制御
局は、状態管理テーブルを参照し、具体的には、シリア
ルNoを参照し、MACC異常局有りを送信した局より
三つ上流の局を確認する(ステップ512)。
【0107】続けて、この局に対応する状態管理テーブ
ルの切離し処理中FLAGをセットする(ステップ51
3)。
【0108】さらに続けて、この局に対してポート切離
し要求を通知する(ステップ514、図9(14))と
ともに、この局に対応する状態管理テーブルの回復必要
FLAGをセットする(ステップ515)。
【0109】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0110】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図9(15))。
【0111】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ511)。
【0112】ここで、異常が発生した2台の局の各ポー
トは切離されたので、監視タイマがタイムアウトするま
で、監視を開始した局よりMACC異常局有りのメッセ
ージ送信はなされない。
【0113】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、上流のMACC異常
局に対応する回復必要FLAGがセットされているので
、異常を生じた局のうち上流の局にポート回復要求メッ
セージを通知する(ステップ516、図9(18))と
ともに、異常を生じた局のうち下流の局に対応する状態
管理テーブルの回復必要FLAGをセットする。
【0114】ポート回復要求メッセージを受けた局は、
PX  MACに対し自ポートを回復するよう処理を行
う(ステップ611)。
【0115】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ612)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート回復応答を通知する(ステップ613、図
9(19))。
【0116】ポート回復応答を受けた制御局は、監視タ
イマをセットする。
【0117】ここで、この場合には、自ポートを回復し
た局には異常が発生しているので、監視タイマがタイム
アウトする間に、下流の局よりMACC異常局有りのメ
ッセージが再度送信される(ステップ605、図9(2
0))。また、この下流の正常局は、PX  MACに
対し監視中止指令を出力する(ステップ604)ととも
に、監視中止指令タイマをセットする(ステップ606
、図9(21))。
【0118】再度異常局有りのメッセージを受けた制御
局は、状態管理テーブルを参照し、具体的には、シリア
ルNoを参照し、MACC異常局有りを送信した局より
三つ上流の局を確認する(ステップ512)。
【0119】続けて、この局に対応する状態管理テーブ
ルの切離し処理中FLAGをセットする(ステップ51
3)。
【0120】さらに続けて、この局に対してポート切離
し要求を通知する(ステップ514、図9(22))。
【0121】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0122】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図9(23))。
【0123】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0124】ここで、この場合、2台のMACC異常局
のポートは切離されているので、監視タイマがタイムア
ウトするまで、監視を開始した局よりMACC異常局有
りのメッセージ送信はなされない。
【0125】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、下流のMACC異常
局に対応する回復必要FLAGがセットされているので
、異常を生じた局のうち下流の局にポート回復要求メッ
セージを通知する(ステップ516、図9(25))。
【0126】ポート回復要求メッセージを受けた局は、
PX  MACに対し自ポートを回復するよう処理を行
う(ステップ 611)。
【0127】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ612)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート回復応答を通知する(ステップ613、図
9(26))。
【0128】ここで、回復した局には、異常が発生して
いるので、下流の局からMACC異常局有りのメッセー
ジが制御局に通知される(ステップ605、図9(28
))。また、この下流の正常局は、PX  MACに対
し監視中止指令を出力する(ステップ604)とともに
、監視中止指令タイマをセットする(ステップ606、
図9(29))。
【0129】MACC異常局有りのメッセージを受けた
制御局は、状態管理テーブルを参照し、下流のMACC
異常局を確認する(ステップ505)。
【0130】続けて、下流のMACC異常局に対応する
状態管理テーブルの切離し処理中FLAGをセットする
(ステップ506)。
【0131】さらに続けて、この下流のMACC異常局
に対してポート切離し要求を通知する(ステップ507
、図9(30))。
【0132】ポート切離し要求を受けた局はPX  M
ACに対し自ポートを切離すよう処理を行う(ステップ
607)。
【0133】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ608)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート切離し応答を通知する(ステップ609、
図9(31))。
【0134】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)。
【0135】ここで、この場合、2台のMACC異常局
のポートは切離されているので、監視タイマがタイムア
ウトするまで、MACC異常局有りのメッセージ送信は
なされない。
【0136】したがって、制御局は、タイムアウト後、
状態管理テーブルにおいて回復必要FLAGがセットさ
れているかをサーチし、この場合、2台のMACC異常
局より一つ下流の局の回復必要FLAGがセットされて
いるので、この局にポート回復要求メッセージを通知す
る(ステップ516、図9(33))。
【0137】ポート回復要求メッセージを受けた局はP
X  MACに対し自ポートを回復するよう処理を行う
(ステップ611)。
【0138】そして、PX  MACからの応答を待ち
(ステップ612)、この後、応答を受けると、制御局
に対しポート回復応答を通知する(ステップ613、図
9(34))。
【0139】ポート切離し応答を受けた制御局は、監視
タイマをセットする(ステップ510)ここで、この場
合、2台のMACC異常局のポートは切離されているの
で、監視タイマがタイムアウトするまで、MACC異常
局有りのメッセージ送信はなされない。したがって、制
御局は、処理を終了する。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、局
は、障害発生を検出すると制御局に対し障害発生を通知
するとともに、所定時間監視を中止し、制御局が、局よ
り障害発生の通知を受けると、障害が発生した可能性の
ある局に対し、障害発生の通知がなくなるまで、ポート
を切離すよう通知し、障害発生の通知がなくなった後、
ポートを切離すよう通知した局に対し、順次、ポートを
回復するよう通知して障害発生の通知があるかを確認し
、障害発生の通知があるときには、再び該局に対し、ポ
ートを切離すよう通知しているから、障害が発生したこ
とにより切離された局が正常な局である場合には人為的
な手段を講ずることなく回復する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るループ式通信システム
の構成を示す図である。
【図2】PX  MACの構成を示す図である。
【図3】伝送路を周回するフレームのフォーマットを示
す図である。
【図4】状態管理テーブルを示す図である。
【図5】障害発生時の制御局の処理フローを示す図であ
る。
【図6】障害発生時の局の処理フローを示す図。
【図7】障害発生時のシステム全体の処理フローを示す
図である。
【図8】障害発生時のシステム全体の処理フローを示す
図である。
【図9】障害発生時のシステム全体の処理フローを示す
図である。
【符号の説明】
1………制御局 2………局 3………伝送路 4………端末 5………PBX 6………RGG 7………PX  MAC 8………局側インタフェース回路 9………端末側インタフェース回路 10………制御部 11………MACコントローラ(MACC)12………
メモリ 13、14…バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  制御局を含む複数の局が伝送路を介し
    ループ状に接続され、前記各局にはポートを介し端末が
    バス状に接続され、前記伝送路にフレームを周回させる
    ことで前記各局間で通信を行い、前記フレームのうちパ
    ケット交換領域を用いて前記局にバス状に接続された端
    末が通信を行うようにされたループ式通信システムにお
    いて、前記局は、障害発生を検出すると前記制御局に対
    し障害発生を通知するとともに、所定時間監視を中止し
    、前記制御局は、前記局より障害発生の通知を受けると
    、障害が発生した可能性のある局に対し、障害発生の通
    知がなくなるまで、ポートを切離すよう通知し、障害発
    生の通知がなくなった後、前記ポートを切離すよう通知
    した局に対し、順次、ポートを回復するよう通知して障
    害発生の通知があるかを確認し、障害発生の通知がある
    ときには、再び該局に対し、ポートを切離すよう通知す
    ることを特徴とするループ式通信システムにおける障害
    回復方式。
JP3067137A 1991-03-29 1991-03-29 ループ式通信システムにおける障害回復方式 Withdrawn JPH04302240A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62196243A (ja) * 1986-02-22 1987-08-29 Sanshin Kinzoku Kogyo Kk 鉄板及び非磁性体シ−トの搬送コンベア
JPS6414755U (ja) * 1987-07-20 1989-01-25

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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