JPH04295078A - 窒化珪素焼結体の表面改質方法及び焼結体の接合方法 - Google Patents

窒化珪素焼結体の表面改質方法及び焼結体の接合方法

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JPH04295078A
JPH04295078A JP8123091A JP8123091A JPH04295078A JP H04295078 A JPH04295078 A JP H04295078A JP 8123091 A JP8123091 A JP 8123091A JP 8123091 A JP8123091 A JP 8123091A JP H04295078 A JPH04295078 A JP H04295078A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窒化珪素焼結体の表面
改質方法に関し、更にはこれを応用した、窒化珪素焼結
体の他の焼結体への接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窒化珪素焼結体の表面にガラス層
を形成し、表面改質する方法としては、窒化珪素焼結体
を酸化雰囲気中で加熱し、この焼結体の表面に、SiO
2及びAl2O3 、MgO 、CeO 、CaO 等
からなる粒界相成分ガラス層を形成する技術がある。し
かし、この方法では、むろん酸化雰囲気中で窒化珪素焼
結体を加熱する必要がある。従って、窒化珪素焼結体中
に金属を埋設した製品については、金属が酸化されるた
め、適用できない。また、酸化雰囲気中で窒化珪素焼結
体を加熱処理する過程で、焼結体の表面に一旦緻密な酸
化被膜が形成されると、その段階で酸化反応が停止する
ので、ガラス層の厚さはある程度以上大きくならない。 例えば、100℃の酸化雰囲気では3μm が最大であ
った。
【0003】また、化学的気相成長(CVD)法によっ
て窒化珪素焼結体の表面に酸化珪素膜を付着させる方法
がある。この方法によれば、酸化珪素膜の膜厚を変える
ことができる。しかし、この方法では、窒化珪素焼結体
の表面と酸化珪素膜との間に拡散層がないので、酸化珪
素膜の密着力が低い。また、窒化珪素焼結体を酸化雰囲
気中で加熱する必要がある。またCVD法によるため、
高コストであり、生産性が低い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、窒化
珪素焼結体を酸化雰囲気中で加熱処理する必要がなく、
また焼結体表面のガラス層の厚さを変えることができ、
かつガラス層の窒化珪素焼結体への付着力を大きくでき
るような、窒化珪素焼結体の表面改質方法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス質成分
を含有する窒化珪素焼結体を、塩素とフッ素との少なく
とも一方の元素を有する化合物を含んだエッチングガス
に曝露し、次いでこの窒化珪素焼結体を熱処理してこの
焼結体の表面にガラス層を生成させる、窒化珪素焼結体
の表面改質方法に係るものである。
【0006】また、本発明においては、上記の表面改質
方法を応用し新規な、窒化珪素焼結体の接合方法を提供
する。即ち、本発明は、ガラス質成分を含有する第一の
窒化珪素焼結体を、塩素とフッ素との少なくとも一方の
元素を有する化合物を含んだエッチングガスに曝露し、
第一の窒化珪素焼結体のエッチング面を第二の焼結体の
表面に当接させ、次いでこれらの焼結体を熱処理して少
なくとも第一の窒化珪素焼結体のエッチング面にガラス
層を生成させ、第一の窒化珪素焼結体と第二の焼結体を
接合する、窒化珪素焼結体の接合方法に係るものである
【0007】
【実施例】図1(a), (b)は、本発明によって窒
化珪素焼結体の表面を改質するプロセスを示す断面図、
図2、図3、図4は、各工程における窒化珪素焼結体の
表面状態を示す模式断面図である。まず、図1(a) 
に示すような、断面略正方形の窒化珪素焼結体1を準備
する。この表面においては、図2に示すように、多数の
窒化珪素粒子4の隙間に、粒界ガラス相5が形成されて
いる。この粒界ガラス相5の成分は、主として焼結助剤
や他の添加剤からなっており、具体的には、Al2O3
 、MgO 、SiO2、CeO2、ZrO2、SrO
 、Y2O3、Yb2O3 等からなっている。
【0008】この窒化珪素焼結体1を、塩素とフッ素と
の少なくとも一方の元素を有するエッチングガスに曝露
する。このエッチングガスとしては、例えば、NF3,
CF4, ClF3, WF6, SF6, HF ,
 HCl, F2 等を例示できる。該ガスによるエッ
チングでは、加熱、プラズマ等によりガスの活性化を行
い、エッチングレートを向上させることができる。この
ようにして窒化珪素焼結体1の表面をエッチングすると
、その表面部分においては粒界ガラス相5の成分はかな
り残る。これに対し、エッチングガス中に酸素が含まれ
ていなければ、焼結体表面の窒化珪素粒子はエッチング
により飛散し、エッチングガス中に酸素が含まれていれ
ば、珪素成分の一部が酸化珪素となって残る。この結果
、図1(a) に示すように、窒化珪素焼結体1の表面
に、非常に多孔質のむしろ粉状のガラス成分層2が露出
する。このガラス成分層2は、前記した各種ガラス成分
からなる。このガラス成分層2を拡大すると、図3に示
すような孔の多い状態となっている。
【0009】次いで、この窒化珪素焼結体1を熱処理す
る。この熱処理において、ガラス成分層2を軟化させ、
図1(b) に示すように、窒化珪素焼結体1の表面に
、緻密で強固なガラス層3を生成させる。上記熱処理は
、好ましくは、1200〜1800℃で行う。こうして
生成したガラス層3において、図4に示すように、ガラ
ス成分が緻密化している。
【0010】こうした表面改質方法によれば、窒化珪素
焼結体1を酸化雰囲気中で加熱しないので、窒化珪素焼
結体1中に金属を埋設しても、この埋設金属が劣化しに
くい。また、エッチングガスの種類や条件、エッチング
時間を変えることで、ガラス成分層2の厚さを変えるこ
とができ、これによって最終的にガラス層3の厚さを変
えることができる。しかも、ガラス成分層2は、元来が
窒化珪素焼結体1の材質中に含まれていたものであるか
ら、基材1との連続性が良く、熱処理時に焼結体中へと
拡散する。従って、こうしたガラス成分の拡散により、
窒化珪素焼結体1へのガラス層3の密着強度が大きくな
る。
【0011】次に、本発明を窒化珪素焼結体と他の焼結
体との接合に適用した実施例について述べる。まず、図
5(a) に示すように、第一の窒化珪素焼結体1Aを
、塩素とフッ素との少なくとも一方の元素を有する化合
物を含んだエッチングガスに曝露し、窒化珪素焼結体1
Aの表面にガラス成分層2を生成させる。次いで、窒化
珪素焼結体1Aの表面に、第二の焼結体1Bを当接させ
る。この後、窒化珪素焼結体1A, 1Bを前記のよう
に加熱処理し、図5(B) に示すように、ガラス層3
を生成させる。この際に、ガラス層3が焼結体1Bに対
して強固に付着し、この結果、第一の窒化珪素焼結体1
Aと第二の窒化珪素焼結体1Bとが強固に結合される。 ガラス層3と第二の焼結体1Bとの界面においては、第
二の焼結体1Bの方へとガラス成分が拡散するので、ガ
ラス層3と第二の焼結体1Bとの接合強度が大きい。な
お、図5の例では、焼結体1Aの表面にガラス層3を生
成させたが、焼結体1Bとして窒化珪素焼結体を用いた
際には、焼結体1Bの表面にも上記のようにしてガラス
層を生成させてよい。
【0012】次いで、実際に接合を行った例について述
べる。図5(a), (b)において説明した手順に従
い、第一の窒化珪素焼結体1Aと第二の窒化珪素焼結体
1Bとを接合した。ただし、各焼結体1A, 1B中に
は、ガラス質成分として、Si3N4 、SiO2、Y
b2O3 、Y2O3を含有させた。各窒化珪素焼結体
1A, 1Bの形状は、一辺20mmの立方体とした。 エッチングガスはClF3 100%のガスを用い、圧
力を10torrとし、ガスの流量を100 SCCM
とし、エッチング時の温度を200 ℃とし、エッチン
グ時間を1時間とした。 エッチングにより形成されたガラス成分層2の厚さは、
10〜15μm であった。また、第一の窒化珪素焼結
体1Aの表面分析を行い、エッチングの後にSi成分が
減少していることを、エネルギー分散X線分光法によっ
て測定、確認した。形成されたガラス成分層2にAl2
O3 、MgO 、SiO2、CeO2、ZrO2、S
rO 、Y2O3、Yb2O3 、Si3N4 、B2
O3等のガラス成分をさらに添加して、成分調整を行う
ことも可能である。尚、ガラス成分の添加の方法として
は、パウダーの塗布や、シート状成形物による添加等が
可能である。
【0013】そして、窒化珪素焼結体1Aと1Bとを当
接させた状態で、1600℃で1時間熱処理し、図5(
b) に示す接合体を得た。この接合体から、3×4×
40mmのサンプルを切り出し、JISの四点曲げ試験
によって接合強度を測定した。この結果、接合強度は、
600 MPa ±120 MPa (10点の測定値
) となった。また、ガラス層3の膜厚は、8〜12μ
m であった。
【0014】次に、本発明を、窒化珪素製ヒーターに適
用した例について説明する。先に、本発明者は、特願平
2−190699号明細書(1990年7月20日出願
)において、図6に示したような加熱装置を提案した。 まず、この加熱装置6の概略についてここで述べる。容
器20の内部にはガス供給孔18からガスが供給され、
吸引孔19から真空ポンプにより内部の空気が排出され
る。円筒状支持部11B と円盤状ヒーター部11A 
とを接合して一体化し、円筒状支持部11B と容器2
0との間を気密にシールする。円盤状ヒーター部11A
 は、緻密でガスタイトな窒化珪素焼結体の内部にタン
グステン、モリブデン、白金系等の抵抗発熱体9をスパ
イラル状に埋設してなり、その端部には電極端子8を介
して電力が供給され、ウエハー加熱面を例えば最高11
00℃程度にまで加熱することができる。現在ウエハー
は例えば4〜8インチであるが、ウエハー加熱面はこの
ウエハーの全体を加熱しうるだけの大きさとする。
【0015】円盤状ヒーター部11A の上側には、上
記したように円筒状支持部11B が一体化され、円筒
状支持部11B の外周面と容器20との間がO−リン
グ10により気密にシールされている。図中、16は水
冷ジャケットである。電極端子8の上側端面に給電ケー
ブル7が接続され、給電ケーブル7が円筒状支持部11
B の筒内空間を通って外部へ引き出されている。また
、円筒状支持部11B も窒化珪素焼結体とする。
【0016】ただ、こうした加熱装置について本発明者
が検討を進めると、以下の問題があることが解った。即
ち、半導体製造時には、加熱装置6の表面が、ClF3
, NF3, CF4, HCl, HF, SF6,
 WF6 等のエッチングガスに曝露され、ヒーター部
11A 及び円筒状支持部11Bの表面がエッチングさ
れる。この際、前述したような機構により、窒化珪素粒
子は飛散し、粒界相のガラス成分のみが残留した。この
ガラス成分2が、いわゆるパーティクルとして容器20
内を飛散し、半導体製造装置を汚染することが判明した
。また、円筒状支持部11B と円盤状ヒーター部11
A とを一体焼結することは困難であるため、これらを
効率よく接合するための技術が要請されていた。本発明
者は、残留したガラス成分2がCl, F 系のエッチ
ングガスに対して安定なことを突き止め、上記の問題を
解決した。
【0017】即ち、まず、円盤状ヒーター部11A と
円筒状支持部11B とを別々に焼結する。ただし、本
例では、円筒状支持部11B の下端部に、リング状の
フランジ部21を設け、支持部11B とヒーター部1
1A との接合面積を大きくする。円盤状ヒーター部1
1A を作製するには、円盤状成形体に抵抗発熱体9と
電極端子8とを埋設し、次いでこの円盤状成形体を常圧
焼結又はホットプレス焼結する。円筒状支持部11Bを
作製するには、予め射出成形、押し出し成形、プレス成
形、静水圧プレス成形によって成形体を作製し、これを
常圧焼結する。このようにして、図7に示す円盤状ヒー
ター部11A と円筒状支持部11B とを得る。
【0018】次いで、円盤状ヒーター部11A と円筒
状支持部11B とをエッチングガスに曝露し、エッチ
ングガスに対して安定なガラス成分層2を析出させる。 そして、図7において、円筒状支持部11B の下端面
を、円盤状ヒーター部11A の表面に当接させる。次
いで、この組立体につき、例えば、1 atmの圧力下
、1600℃で1時間加熱し、真空下1400℃で1時
間加熱し、図8に示すように、ガラス層3を生成させる
と共に、円筒状支持部11B と円盤状ヒーター部11
A とを接合する。この後、各電極端子8に給電ケーブ
ル7を接合する。
【0019】こうした製造法によれば、ガラス層3が、
円盤状ヒーター部11A と円筒状支持部11B との
表面をガスタイトに覆う。このガラス層3の厚さは、例
えば上記の熱処理条件下で10μm 以上とすることが
できる。これにより、窒化珪素焼結体によって形成され
た円盤状ヒーター部11A と円筒状支持部11B と
の耐食性が極めて良好となる。しかも、ヒーター部11
A と円筒状支持部11B との接合に際し、これらを
構成する窒化珪素焼結体中に含有されるガラス成分その
ものが接合物質となるため、このガラス成分がヒーター
部11A と円筒状支持部11B との内部に安定して
拡散するので、両者の接合強度が高い。
【0020】図6〜図8において説明した加熱装置につ
いて、更に詳しく説明する。容器20と支持部11B 
との間のシールは、図6に示すO−リングの他、拡散接
合、摩擦圧接、表面にスパッタリングで金属薄膜を設け
たうえでの摩擦圧接、ガラス接合、メタルバッキング等
によることができる。ウエハー加熱面は平滑面とするこ
とが好ましく、特にウエハー加熱面にウエハーが直接セ
ットされる場合には、平面度を500 μm 以下とし
てヒーター部11A と接するウエハーの裏面へのデボ
ジション用ガスの侵入を防止する必要がある。ヒーター
部11A の内部に埋設される抵抗発熱体9としては、
高融点でありしかも窒化珪素焼結体との密着性に優れた
タングステン、モリブデン、白金等を使用することが適
当である。
【0021】こうした加熱装置によれば、従来の金属ヒ
ーターの場合のような汚染や、間接加熱方式の場合のよ
うな熱効率の悪化の問題を解決できる。しかも、電極端
子8、給電ケーブル7が容器内空間17内へと露出しな
いので、これらの腐食、汚染、さらには、真空中での給
電ケーブル間又は給電ケーブル7と容器20との間の放
電、漏電のおそれがない。従って、給電ケーブル7をシ
ールする特別のシール構造は不要であり、また電極材料
としてタングステン以外の高融点金属を使用できる。
【0022】また、円筒状支持部11B を容器20に
対して気密にシールすることにより、ヒーター部11A
 を支持するので、ヒーター部11A を支持するため
の特別な支持部材を必要としない。従って、加熱装置全
体の表面積を小さくでき、表面吸着ガスが少なく、高真
空では表面吸着ガスを放出させる必要があることから、
高真空を利用する半導体製造装置において有利である。
【0023】なお、第二の焼結体としては、窒化珪素焼
結体以外のセラミックス、例えばAl2O3 、AlN
 、SiC 、サイアロン等を使用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス質成分を含有す
る窒化珪素焼結体をエッチングガスに曝露し、次いでこ
の窒化珪素焼結体を熱処理してこの焼結体の表面にガラ
ス層を生成させるので、窒化珪素焼結体を酸化雰囲気中
で加熱しないため、窒化珪素焼結体中に金属を埋設して
も、この埋設金属が劣化しにくい。また、エッチングガ
スの種類や条件、エッチング時間を変えることで、ガラ
ス成分層の厚さを変えることができ、これによって最終
的にガラス層の厚さを変えることができる。しかも、こ
うしたガラス成分は、元来が窒化珪素焼結体の材質中に
含まれていたものであるから、熱処理時に焼結体中へと
拡散する。従って、こうしたガラス成分の拡散により、
窒化珪素焼結体へのガラス層の付着強度が大きくなる。
【0025】また、本発明の接合方法によれば、上記の
ようにガラス層が第一の窒化珪素焼結体に強固に付着す
ると共に、第二の焼結体に対しても強固に付着する。こ
の際、ガラス層と第二の焼結体との界面においては、第
二の焼結体の方へとガラス成分が拡散するので、ガラス
層と第二の焼結体との接合強度も大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は、窒化珪素焼結体の表面にガラス成
分層が形成された状態を示す断面図、(b) はガラス
成分層が熱処理によって緻密なガラス層に変化した後の
状態を示す断面図である。
【図2】窒化珪素焼結体の表面部分を拡大して示す模式
断面図である。
【図3】窒化珪素焼結体をエッチングガスに曝露した後
の表面状態を示す模式断面図である。
【図4】ガラス層を拡大して示す模式断面図である。
【図5】(a) は第一の窒化珪素焼結体に第二の焼結
体を当接させた状態を示す断面図、(b) は両者を接
合した状態を示す断面図である。
【図6】半導体製造装置に加熱装置を取り付けた状態を
示す概略断面図である。
【図7】円盤状ヒーター部と円筒状支持部とをエッチン
グガスに曝露した後の状態を示す断面図である。
【図8】円盤状ヒーター部と円筒状支持部とを本発明の
方法によって接合した後の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1  窒化珪素焼結体 1A  第一の窒化珪素焼結体 1B  第二の焼結体 2  ガラス成分層 3  ガラス層 4  窒化珪素粒子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス質成分を含有する窒化珪素焼結
    体を、塩素とフッ素との少なくとも一方の元素を有する
    化合物を含んだエッチングガスに曝露し、次いでこの窒
    化珪素焼結体を熱処理してこの焼結体の表面にガラス層
    を生成させる、窒化珪素焼結体の表面改質方法。
  2. 【請求項2】  ガラス質成分を含有する第一の窒化珪
    素焼結体を、塩素とフッ素との少なくとも一方の元素を
    有する化合物を含んだエッチングガスに曝露し、第一の
    窒化珪素焼結体のエッチング面を第二の焼結体の表面に
    当接させ、次いで第一の窒化珪素焼結体と第二の焼結体
    とを熱処理して少なくとも第一の窒化珪素焼結体のエッ
    チング面にガラス層を生成させ、第一の窒化珪素焼結体
    と第一の焼結体を接合する、焼結体の接合方法。
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