JPH04288187A - 人形及びその製造方法 - Google Patents

人形及びその製造方法

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JPH04288187A
JPH04288187A JP7847991A JP7847991A JPH04288187A JP H04288187 A JPH04288187 A JP H04288187A JP 7847991 A JP7847991 A JP 7847991A JP 7847991 A JP7847991 A JP 7847991A JP H04288187 A JPH04288187 A JP H04288187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doll
molding
head
legs
stuffing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7847991A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiko Kono
光彦 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to JP7847991A priority Critical patent/JPH04288187A/ja
Publication of JPH04288187A publication Critical patent/JPH04288187A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の人形及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】最近、手に持ったときに感触
のよい人形が望まれるようになってきている。そこで、
ローティション成形法、スラッシュ成形法などによって
成形された胴部を有する合成樹脂製人形に代え、胴部を
布帛により形成しその内部に詰め物を充填した人形が知
られるようになってきている。しかしながら、従来の人
形は胴部の縫製作業が面倒で日数がかかり、コストにつ
いても効果にならざる得ない難点があり、この点に解決
が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の観点に
鑑みてなされたものであって、特に感触がよく且つ製作
が容易でその日数の短縮がはかれるとともに、コストを
低く抑えることができる人形及びその製造方法を提案す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る人形は、下記要件を備える
ことを特徴とする。 (イ)胴部が塩化ビニルシート材によって中空に形成さ
れるとともに、その内部にはスポンジ、面などの詰め物
が充填されていること (ロ)上記胴部の所定位置には頭部、腕部及び脚部が取
着されていることまた、上記人形の製造方法は、つぎの
工程により製造されることを特徴とする。 (イ)成形金型内に樹脂成形材料を注入してスラッシュ
成形法またはローティション成形法などの適宜成形法に
より人形の頭部、腕部及び脚部を成形する工程(ロ)塩
化ビニルシート材を裁断して所定形状の表部材と裏部材
とを形成した後、該表部材と裏部材とをウエルダー溶着
して中空状を有する人形の胴部を形成する工程(ハ)上
記胴部内にスポンジ、綿などの詰め物を充填した後、該
胴部の所定位置に適宜接着手段を用いて頭部と腕部と脚
部とを取着する工程
【0005】
【発明の作用、効果】上記構成のように、本発明に係る
人形によれば、胴部を塩化ビニルシート材によって中空
に形成するとともに、該胴部内にはスポンジ、綿などの
詰め物を充填したものであるから、柔軟性に富み且つ感
触も良い。また、胴部に取着された腕部と脚部とは該胴
部が柔軟性を有しているので、その可動範囲が大きくな
り衣服などの着装を簡単に行なうことができる。
【0006】また、上記人形の製造方法によれば、塩化
ビニルシート材を裁断して表部材と裏部材とを形成し、
これら各部材をウエルダー溶着して中空状の胴部を形成
した後、該胴部にスポンジ、綿などの詰め物を充填する
。そして、上記胴部に適宜成形法によって成形された頭
部と腕部と脚部とを取着して製造するものであるから、
従来のような胴部を縫製する面倒な作業が省け、製作日
数が短縮されるとともに、コストを低く抑えることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
説明する。
【0008】図1において、符号1は本発明に係る人形
を示し、該人形1は胴部2が塩化ビニルシート材によっ
て中空に形成されるとともに、その内部には綿(詰め物
)3が充填されている。また、上記胴部2には上腕部4
、4が連続して一体に形成されるとともに、肩口部5、
5がウエルダー溶着され袋状に形成されている。そして
、上記上腕部4、4内には綿(詰め物)3が充填されて
いる。
【0009】頭部6は合成樹脂によって形成されるとと
もに、該頭部6と一体に形成された首部7の下端にはパ
イプ部材8が接着剤によって接着固定されている。そし
て、上記首部7は胴部2の上部に設けた開口部9に溶着
剤によって接着固定されている。この場合、上記パイプ
部材8は胴部2内に挿入されている。
【0010】上記上腕部4、4の先端の開口部10、1
0には合成樹脂によって形成された手部を含む下腕部1
1、11の先端が接着剤によって接着固定され、これに
よって、腕部12、12が構成されるとともに、該腕部
12、12は全方向に動作させることができる。
【0011】上記胴部2の正面下部には連結部材13、
13が取着されるとともに、該連結部材13、13は塩
化ビニルシート材によって中空に形成されている。そし
て、その内部には綿(詰め物)3が充填されている。
【0012】脚部14、14は合成樹脂によって形成さ
れた上腿部14a、14aと下腿部14b、14bとか
らなり且つ該上腿部14a、14aと下腿部14b、1
4bとは支軸15、15によって連結されている。これ
によって、下腿部14b、14bは支軸15、15を支
点に可動させることができる。また、上記上腿部14a
、14aの上端は上記連結部材13、13の先端の開口
部16、16に接着剤によって接着固定されている。
【0013】上述のように人形1によれば、上腕部4、
4を含む胴部2が塩化ビニルシート材によって中空に形
成され且つ該上腕部4、4を含む胴部2には綿(詰め物
)3が充填されているから、柔軟性に富むとともに感触
が良い。また、脚部14、14は綿(詰め物)3が充填
された連結部材13、13を介して上記胴部2に取付け
られているから、その可動範囲を大きくすることができ
る。さらに、腕部12、12と脚部14、14とが全方
向に動作するので衣服などの着装を簡単に行なうことが
できる。
【0014】次に、上記人形1の製造方法を図2乃至図
5に示す工程図により説明する。
【0015】まず、図2に示すように成形金型20内に
ABS樹脂成形材料を入れ、ブロー成形法によって人形
の頭部6を成形した後、該頭部6を成形金型20から取
り出せばよい。
【0016】次に、図3に示すように成形金型21内に
PVC樹脂成形材料を入れ、スラッシュ成形法によって
人形の下腕部(腕部)11を成形した後、該下腕部11
を成形金型21から取り出せばよい。
【0017】さらに、図4の(a)に示すように成形金
型22内にABS樹脂成形材料を入れ、インジェクショ
ン成形法によって人形の上腿部(脚部)14aを成形し
た後、該上腿部14aを成形金型22から取り出せばよ
い。また、同図(b)に示すように成形金型23内にA
BS樹脂成形材料を入れ、同図(a)と同様な成形法に
よって人形の下腿部(脚部)14bを成形した後、該下
腿部14bを成形金型23から取り出せばよい。
【0018】さらにまた、図5に示すように塩化ビニル
シート材を裁断して表胴部2aと裏胴部2bを形成する
とともに、該表胴部2aと裏胴部2bとの所定部分をウ
エルダー溶着して中空の胴部2を形成する。この場合、
胴部2は中空の上腕部4、4が連続して形成されている
。また、塩化ビニルシート材を裁断して略長方形の表部
材13aと裏部材13bとを形成するとともに、該表部
材13aと裏部材13bとの所定部分をウエルダー溶着
して中空の連結部材13を形成する。そして、上記胴部
2の表面下部に連結部材13、13をウエルダー溶着に
よって取付けるとともに、該胴部2と上腕部4、4と連
結部材13、13との内部に綿(詰め物)3を充填すれ
ばよい。また胴部2の肩口部5、5をウエルダー溶着し
て密封させる。
【0019】上記において、頭部6の首部7にパイプ部
材8を挿嵌した後、接着剤によって固定する。そして、
胴部2の上部に設けられた開口部9から該胴部2内に上
記パイプ部材8を挿入した後、上記首部7を胴部2に接
着剤によって固定することで、胴部2に頭部6を取付け
ることができる。また、上腕部4、4の先端の開口部1
0、10に上記下腕部11、11の先端を挿嵌し接着剤
によって固定することで、該上腕部4、4に下腕部11
、11を取付けることができる。さらに、下腿部14b
、14bを支軸15、15によって上腿部14a、14
aに連結するとともに、該上腿部14a、14aの先端
を上記連結部材13、13の先端の開口部16、16に
挿嵌し接着剤によって固定することで、上記下腿部14
b、14bが連結された上腿部14a、14aを連結部
材13、13に取付けることができる。これによって、
図1に示す人形1を製造することができる。
【0020】なお、接着剤によって固定した各部分を押
えとしてウエルダー加工処理を施してもよい。
【0021】上述のように人形1の製造方法によれば、
従来の人形のように胴部が布帛によって形成されたもの
と異なり、面倒な縫製作業が省け、製造が容易でその日
数の短縮が計れ、これによって、コストを低く押えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人形の製造方法によって製造され
た人形の一部分解した状態を示す斜視図である。
【図2】頭部の成形方法を示す説明図である。
【図3】下腕部の成形方法を示す説明図である。
【図4】脚部の成形方法を示し、同図(a)は上腿部の
成形方法を示す説明図であり、同図(b)は下腿部の成
形方法を示す説明図である。
【図5】胴部及び連結部材を形成する形成工程を示す説
明図である。
【符号の説明】
1  人形 2  胴部 3  綿(詰め物) 6  頭部 12  腕部 14  脚部 20  成形金型 21  成形金型 22  成形金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記要件を備えることを特徴とする人
    形。(イ)胴部が塩化ビニルシート材によって中空に形
    成されるとともに、その内部にはスポンジ、面などの詰
    め物が充填されていること (ロ)上記胴部の所定位置には頭部、腕部及び脚部が取
    着されていること
  2. 【請求項2】  次の工程により製造されることを特徴
    とする人形の製造方法 。(イ)成形金型内に樹脂成形材料を注入してスラッシ
    ュ成形法またはローティション成形法などの適宜成形法
    により人形の頭部、腕部及び脚部を成形する工程(ロ)
    塩化ビニルシート材を裁断して所定形状の表部材と裏部
    材とを形成した後、該表部材と裏部材とをウエルダー溶
    着して中空状を有する人形の胴部を形成する工程(ハ)
    上記胴部内にスポンジ、綿などの詰め物を充填した後、
    該胴部の所定位置に適宜接着手段を用いて頭部と腕部と
    脚部とを取着する工程
JP7847991A 1991-03-18 1991-03-18 人形及びその製造方法 Pending JPH04288187A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000167256A (ja) * 1998-12-01 2000-06-20 Takara Co Ltd 弾性体人形用頭部の成形方法及びその成形金型
JP2000296275A (ja) * 1999-02-12 2000-10-24 Takara Co Ltd 弾性体人形用頭部及びその成形方法
US8308524B2 (en) 2009-10-23 2012-11-13 Mattel, Inc. Pectoral shoulder joint toy figure
JP2018019832A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 株式会社バンダイ 人形
US9919230B2 (en) 2011-12-06 2018-03-20 Mattel, Inc. Frictional joint for a toy figure

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