JPH042857A - ガラス繊維系織布の連続脱油方法 - Google Patents
ガラス繊維系織布の連続脱油方法Info
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- JPH042857A JPH042857A JP2100185A JP10018590A JPH042857A JP H042857 A JPH042857 A JP H042857A JP 2100185 A JP2100185 A JP 2100185A JP 10018590 A JP10018590 A JP 10018590A JP H042857 A JPH042857 A JP H042857A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガラス繊維糸のみよりなる織布、ガラス繊維糸
と他の有機、無機繊維糸とよりなる交織布く以下ガラス
繊維系*’aという)の製織揚り原反に対する水系の連
続脱油方法に関する。
と他の有機、無機繊維糸とよりなる交織布く以下ガラス
繊維系*’aという)の製織揚り原反に対する水系の連
続脱油方法に関する。
製II揚りのガラスl1111織布原反は、その構成糸
条に付着している澱粉、油脂を主体とした集束剤。
条に付着している澱粉、油脂を主体とした集束剤。
糊剤を脱油処理により分解除去した後、表面処理。
合成樹脂含浸処理などの後処理仕上げ工程によって所望
の加工反としている。
の加工反としている。
上記の脱油処理としては、酸、アルカリ、洗剤。
酵素などの水溶液による連続湿式処理方法、高温加熱に
よる焼却除去を行う連続またはバッチ式の乾式処理方法
があるが、連続湿式処理方法は比較的長時間を要ししか
も脱油効果が不充分となり易く、連続高温処理方法では
処理条件の調整が難しく往々にして不拘−説油を生じ易
いので、現在では原反をロール巻きとして、加熱炉内に
おいて 300〜500℃の高温下で30〜60時間加
熱処理するバッチ式高温加熱脱油方法が一般に採用され
ている。
よる焼却除去を行う連続またはバッチ式の乾式処理方法
があるが、連続湿式処理方法は比較的長時間を要ししか
も脱油効果が不充分となり易く、連続高温処理方法では
処理条件の調整が難しく往々にして不拘−説油を生じ易
いので、現在では原反をロール巻きとして、加熱炉内に
おいて 300〜500℃の高温下で30〜60時間加
熱処理するバッチ式高温加熱脱油方法が一般に採用され
ている。
前記のバッチ式高温加熱脱油方法は、原反に付着してい
る澱粉、油脂などの有機処理剤の殆んどを熱分解ガスと
して均一除去することができるが、比較的長時間の熱処
理によるガラス繊維糸の強度劣化は避けられず、また設
備、操作並びにエネルギーコストなどの面で必ずしも満
足できるものではなかった。
る澱粉、油脂などの有機処理剤の殆んどを熱分解ガスと
して均一除去することができるが、比較的長時間の熱処
理によるガラス繊維糸の強度劣化は避けられず、また設
備、操作並びにエネルギーコストなどの面で必ずしも満
足できるものではなかった。
本発明者らの一人は従来の脱油方法における前記の課題
を解決するため、水系連続処理による脱油方法について
研究し、熱水処理に引続いて高圧水流噴射処理を行う連
続脱油方法の発明をなし、特願平1−291259号と
して提出した。
を解決するため、水系連続処理による脱油方法について
研究し、熱水処理に引続いて高圧水流噴射処理を行う連
続脱油方法の発明をなし、特願平1−291259号と
して提出した。
しかし、上記の発明においては、熱水処理条件によって
、その処理速度が制限され、処理移送速度を高めるため
には、熱水浴槽を大型とし、織布の浴中移動経路長を増
大することが必要であった。
、その処理速度が制限され、処理移送速度を高めるため
には、熱水浴槽を大型とし、織布の浴中移動経路長を増
大することが必要であった。
本発明は前発明における熱水処理条件を改善してより能
率的に、良好な脱油効果を得ることに成功したものであ
る。
率的に、良好な脱油効果を得ることに成功したものであ
る。
すなわち、本発明は長尺のガラス繊維系織布原反を拡巾
状として連続移送下に、50℃以上の加熱水浴中を通過
せしめつつ、その浴中において織布面近傍に高圧高温水
蒸気を噴出してそのキャビテーション作用によって、衝
撃圧力を加える第一工程と、第一工程の水浴を通過した
織布面に高圧水噴射装置による高速細径水流を吹き当て
処理する第二工程を施すことを特徴とするカラス繊維系
織布の連続脱油方法を要旨とするものである。
状として連続移送下に、50℃以上の加熱水浴中を通過
せしめつつ、その浴中において織布面近傍に高圧高温水
蒸気を噴出してそのキャビテーション作用によって、衝
撃圧力を加える第一工程と、第一工程の水浴を通過した
織布面に高圧水噴射装置による高速細径水流を吹き当て
処理する第二工程を施すことを特徴とするカラス繊維系
織布の連続脱油方法を要旨とするものである。
本発明によって脱油処理されるガラス繊維系織布とは、
ガラスミm糸の織布、カラス繊緒糸とガラス繊維以外の
有機、無機繊維糸との交織布が包含され、これらの製#
1揚り原反には、ガラス繊維糸に集束剤、糊剤が付着し
、交織布の他のIIN糸にも糊剤が付着している場合が
あり、これらの処理剤は通常脱油処理により原反から除
去することが必要である。
ガラスミm糸の織布、カラス繊緒糸とガラス繊維以外の
有機、無機繊維糸との交織布が包含され、これらの製#
1揚り原反には、ガラス繊維糸に集束剤、糊剤が付着し
、交織布の他のIIN糸にも糊剤が付着している場合が
あり、これらの処理剤は通常脱油処理により原反から除
去することが必要である。
本発明は、前記のガラス繊維系織布の製suiりの原反
に対する水系湿式連続脱油方法において、その第一工程
として、水浴処理による集束剤、糊剤の膨潤作用を促進
するために、該水浴中の織布面に近接して高圧高温水蒸
気を噴出せしめて、そのキャビテーション作用によって
強力な衝撃圧力を加えることを最大の特徴とするもので
ある。
に対する水系湿式連続脱油方法において、その第一工程
として、水浴処理による集束剤、糊剤の膨潤作用を促進
するために、該水浴中の織布面に近接して高圧高温水蒸
気を噴出せしめて、そのキャビテーション作用によって
強力な衝撃圧力を加えることを最大の特徴とするもので
ある。
この高圧高温水蒸気としては、水中に噴出したざい急激
に気泡が消失してその容積変動するキャビテーション作
用を生じ得るだけの圧力温度の飽和水蒸気であればよい
が、実験結果から4〜10kg/℃7)/、 143
〜180℃の範囲のものが適当であり、この衝撃圧力が
織布に有効に作用するためには水蒸気の噴気孔が織布面
から10mm以内で且つ水面下20CII1以上にあれ
ばよいことが判明した。
に気泡が消失してその容積変動するキャビテーション作
用を生じ得るだけの圧力温度の飽和水蒸気であればよい
が、実験結果から4〜10kg/℃7)/、 143
〜180℃の範囲のものが適当であり、この衝撃圧力が
織布に有効に作用するためには水蒸気の噴気孔が織布面
から10mm以内で且つ水面下20CII1以上にあれ
ばよいことが判明した。
この衝撃圧力によって織布構成糸条面に付着した集束剤
、糊剤の層は、圧力により変形亀裂、水の強制浸入、フ
ィラメント間の拡開並びにフィラメント面の接面剥離な
どにより、膨潤とともに付着力低下を生ずるものと認め
られ、この作用は従来行なわれている超音波を適用する
場合より遥かに有効である。
、糊剤の層は、圧力により変形亀裂、水の強制浸入、フ
ィラメント間の拡開並びにフィラメント面の接面剥離な
どにより、膨潤とともに付着力低下を生ずるものと認め
られ、この作用は従来行なわれている超音波を適用する
場合より遥かに有効である。
したがって、被処理織布中にガラス繊維糸の外に、耐熱
水性の低い合成繊維糸が含まれる交織布の場合において
、その水浴中の水温度を50℃まで低下しても、有効な
集束剤、糊剤の付着力低下、水膨句作用を与えることが
できるが、その水温低下とともに水浸漬処理時間を延長
することが必要である。
水性の低い合成繊維糸が含まれる交織布の場合において
、その水浴中の水温度を50℃まで低下しても、有効な
集束剤、糊剤の付着力低下、水膨句作用を与えることが
できるが、その水温低下とともに水浸漬処理時間を延長
することが必要である。
第一工程に引き続いて第二工程の高速細径水流の吹き当
て処理が高圧水噴射装置によって行われる。
て処理が高圧水噴射装置によって行われる。
上記の高圧水噴射装置は、拡巾状のガラスIIta系織
布の表面に対向した多数の噴液ノズルを並列したヘッダ
ーを有し、該ヘッダーを織布の巾方向に往復移動するよ
うにして、各噴液ノズルからの高速細径水流の織布表面
に対する吹き当て軌跡が織布全面に亘って密接分布して
均一処理できるものであればよく、例えば特開昭61−
230900号公報に開示されている装置が使用できる
。
布の表面に対向した多数の噴液ノズルを並列したヘッダ
ーを有し、該ヘッダーを織布の巾方向に往復移動するよ
うにして、各噴液ノズルからの高速細径水流の織布表面
に対する吹き当て軌跡が織布全面に亘って密接分布して
均一処理できるものであればよく、例えば特開昭61−
230900号公報に開示されている装置が使用できる
。
前記の高速細径水流は、熱水浸漬処理されたガラス繊維
系織布面に吹き当てられて、1潤した付着処理剤を剥脱
除去し得る噴射エネルギーを有したものでなければなら
なく、通常、移動する織布面から10〜100g+mに
位置した0、1〜0.5m閣口径の噴液ノズルに30〜
500に!1/an/の高圧水を供給して噴出形成した
ものが好適である。
系織布面に吹き当てられて、1潤した付着処理剤を剥脱
除去し得る噴射エネルギーを有したものでなければなら
なく、通常、移動する織布面から10〜100g+mに
位置した0、1〜0.5m閣口径の噴液ノズルに30〜
500に!1/an/の高圧水を供給して噴出形成した
ものが好適である。
また、噴液ノズルを列設したヘッダーの織布巾方向の往
復移動は、織布面と平行する直線的往復運動あるいは円
形の回転運動によって与えることができ、この往復運動
のストローク、回転運動の回転半径及びその運動周期は
、噴液ノズルの配設ピッチ、配設形状、織布の移送速度
に関連して、均一処理効果が得られるように調整決定す
る。
復移動は、織布面と平行する直線的往復運動あるいは円
形の回転運動によって与えることができ、この往復運動
のストローク、回転運動の回転半径及びその運動周期は
、噴液ノズルの配設ピッチ、配設形状、織布の移送速度
に関連して、均一処理効果が得られるように調整決定す
る。
高速細径水流の吹き当て処理を終わった織布は水洗、絞
水、乾燥されて脱油反となるが、さらに必要ならばカッ
プリング剤処理9合成樹脂含浸処理を施して加工反とす
ることもできる。
水、乾燥されて脱油反となるが、さらに必要ならばカッ
プリング剤処理9合成樹脂含浸処理を施して加工反とす
ることもできる。
本発明はガラス繊維糸のみ、またはこれに炭素繊維糸9
合成繊維糸を配した織布の製織揚り原反に対し、第一工
程の加熱水浴中における高圧高温水蒸気の噴出によるキ
ャビテーション作用によって強力な衝撃圧力を加えて、
集束剤、糊剤層を比較的短時間に付着力を低減し水膨潤
を促進し、ついで高速細径水流の小面積局所の吹き当て
によって、前記処理剤層の剥脱分離が効率的に行われ、
構成糸条の強度劣化を生ずることなく良好な脱油反を能
率的に生産することができる。
合成繊維糸を配した織布の製織揚り原反に対し、第一工
程の加熱水浴中における高圧高温水蒸気の噴出によるキ
ャビテーション作用によって強力な衝撃圧力を加えて、
集束剤、糊剤層を比較的短時間に付着力を低減し水膨潤
を促進し、ついで高速細径水流の小面積局所の吹き当て
によって、前記処理剤層の剥脱分離が効率的に行われ、
構成糸条の強度劣化を生ずることなく良好な脱油反を能
率的に生産することができる。
以下、本発明の連続脱油方法を、第1図の離水的側面図
に示した処理装置を用いて行った実施例について説明す
る。
に示した処理装置を用いて行った実施例について説明す
る。
第1図の処理装置は水浴処理装置I、高圧水噴射処理装
置■、乾燥装置■よりなる。
置■、乾燥装置■よりなる。
水浴処理装置Iは槽10内に加熱水供給管11から50
〜99℃の所定温度の水が供給され、横端においてオー
バーフローすることにより水面を一定レベルに雛持し、
該槽内の水面下に浸漬して、回転駆動される3本の案内
ロール12.13.14が並列して設置される。17は
槽底に設けた蒸気加熱管である。
〜99℃の所定温度の水が供給され、横端においてオー
バーフローすることにより水面を一定レベルに雛持し、
該槽内の水面下に浸漬して、回転駆動される3本の案内
ロール12.13.14が並列して設置される。17は
槽底に設けた蒸気加熱管である。
第1案内ロール12.第3案内ロール14のそれぞれの
織布導入接触点に近接して、水蒸気噴出管15.16が
案内ロール軸と平行に設置される。
織布導入接触点に近接して、水蒸気噴出管15.16が
案内ロール軸と平行に設置される。
この水蒸気噴出管15.16には水蒸気供給管18から
、4〜10kg/cn/ 、 143〜180℃の飽
和水蒸気が供給され、該水蒸気噴出管15.16のそれ
ぞれの案内ロール12.14対向管壁に、管軸方向に3
mn+ピッチで、口径1 、0mn+の噴気孔が列設し
である。
、4〜10kg/cn/ 、 143〜180℃の飽
和水蒸気が供給され、該水蒸気噴出管15.16のそれ
ぞれの案内ロール12.14対向管壁に、管軸方向に3
mn+ピッチで、口径1 、0mn+の噴気孔が列設し
である。
高圧水噴射処理装置■は水平移行経路にある織布の上面
に近接して、回転半径20mm、 11000ppの水
平円運動を与える偏心回転機構を有するヘッダー20,
21が織布巾方向に延設され、30〜500ka、−’
calの高圧水供給管2Sに接続され、ヘッダー20.
21の下面の織布巾方向に20s+sピツチで口径0.
11Ilの噴水ノズルが設けられる。22.23は水洗
槽である。
に近接して、回転半径20mm、 11000ppの水
平円運動を与える偏心回転機構を有するヘッダー20,
21が織布巾方向に延設され、30〜500ka、−’
calの高圧水供給管2Sに接続され、ヘッダー20.
21の下面の織布巾方向に20s+sピツチで口径0.
11Ilの噴水ノズルが設けられる。22.23は水洗
槽である。
乾燥装置lは織布導入側に仕上げ水洗槽31゜絞り脱水
ロール32を設ける。
ロール32を設ける。
4oは水浴処理装置IIの槽、高圧水噴射処理装置■、
乾燥装置■の各水洗槽22.23.31のオーバーフロ
ー水の排水管である。
乾燥装置■の各水洗槽22.23.31のオーバーフロ
ー水の排水管である。
製織欄りの原反巻取りロールRから引出された織布Cは
上記の処理装置の水浴処理装置■、高圧水噴射処理装置
■、乾燥装置fIを連続的に通過して、本発明の連続脱
油方法が施されて、脱油反となる。
上記の処理装置の水浴処理装置■、高圧水噴射処理装置
■、乾燥装置fIを連続的に通過して、本発明の連続脱
油方法が施されて、脱油反となる。
実施例1
被処理原反として、平織ガラス織布(日東紡社製、WE
A18w、単量209Q/ゴ、澱粉系集束剤。
A18w、単量209Q/ゴ、澱粉系集束剤。
糊剤付着率20重量%)を用い、織布移送速度を5m、
/winで前記の処理装置を下記の条件で連続通過せし
め脱油した。
/winで前記の処理装置を下記の条件で連続通過せし
め脱油した。
水浴処理装置IIに供給する水温を90℃とし、蒸気加
熱管17によって槽内水温を85〜92℃に維持して織
布の水浴通過時間を40秒とした。
熱管17によって槽内水温を85〜92℃に維持して織
布の水浴通過時間を40秒とした。
蒸気噴出管15.16に6kQ / cd 、 15
8℃の飽和水蒸気を供給して案内ロール12.14の織
布導入接触点近傍にキャビテーション作用による衝撃圧
力を連続的に発生せしめた。
8℃の飽和水蒸気を供給して案内ロール12.14の織
布導入接触点近傍にキャビテーション作用による衝撃圧
力を連続的に発生せしめた。
高圧水噴射処理装置■の水平円運動をするヘッダー20
.21に供給する水圧を80kg/eI+/とじた。
.21に供給する水圧を80kg/eI+/とじた。
これによって集束剤等除去率99%、引張り強度は殆ん
ど低下のない脱油仕上げ反が轡られた。
ど低下のない脱油仕上げ反が轡られた。
実施例2
実施例1の織布移送速度を10m/sinとし、水浴処
理装置通過時間を20秒とし、高圧水噴射処理装置のヘ
ッダー20.21に供給する水圧を100kQy’cm
”とする以外は全く同じ条件で脱油した。
理装置通過時間を20秒とし、高圧水噴射処理装置のヘ
ッダー20.21に供給する水圧を100kQy’cm
”とする以外は全く同じ条件で脱油した。
これによって集束剤等除去率97%、引張り強度は殆ん
ど低下のない脱油仕上げ反が得られた。
ど低下のない脱油仕上げ反が得られた。
実施例3
被処理原反として、下記のガラス繊維糸とポリエーテル
イミドIIAH糸の交織布を用いた。
イミドIIAH糸の交織布を用いた。
使用糸
タテ:Sガラス繊維糸*1
(日東紡社製TCK−37)
ポリエーテルイミド糸:+ 2 (110tex)ヨコ
:Sガラス繊維糸(同上) ポリエーテルイミド糸(同上) 密 度(本/25mm) タテ:Sガラス繊維糸 20 ポリエーテルイミド糸 20 ヨコ:Sガラス繊維糸 18 ポリエーテルイミド糸 18 組 織 正則ななこ織 集束剤付着率 08重間% *1 モノフィラメント径13μ1番手137teX(
高St o、分高強度高弾性率ガラス繊N)*2 紡糸
延伸後ヒートセットなし 上記の交織布をポリエーテルアミド糸の熱収縮温度以下
になるように、水浴処理装置1の水温を50℃とし、交
織布移送速度を2m、、’minとし、水浴処理時間を
100秒とした以外は実施例1と同じ条件で処理して、
収縮歪みのない良好な形状の熱圧成形用の脱油仕上げ反
を得た。その集束剤等除去率は98%、引張り強度は殆
んど低下しなかった。
:Sガラス繊維糸(同上) ポリエーテルイミド糸(同上) 密 度(本/25mm) タテ:Sガラス繊維糸 20 ポリエーテルイミド糸 20 ヨコ:Sガラス繊維糸 18 ポリエーテルイミド糸 18 組 織 正則ななこ織 集束剤付着率 08重間% *1 モノフィラメント径13μ1番手137teX(
高St o、分高強度高弾性率ガラス繊N)*2 紡糸
延伸後ヒートセットなし 上記の交織布をポリエーテルアミド糸の熱収縮温度以下
になるように、水浴処理装置1の水温を50℃とし、交
織布移送速度を2m、、’minとし、水浴処理時間を
100秒とした以外は実施例1と同じ条件で処理して、
収縮歪みのない良好な形状の熱圧成形用の脱油仕上げ反
を得た。その集束剤等除去率は98%、引張り強度は殆
んど低下しなかった。
比較例
実施例1と同じガラスII&M原反を巻取りロールとし
て230℃、10時間、350℃、60時間の高温熱処
理を行って脱油反を得た。その集束剤等除去率は99%
であったが、引張り強度維持率は35%で著しく劣化し
ていた。
て230℃、10時間、350℃、60時間の高温熱処
理を行って脱油反を得た。その集束剤等除去率は99%
であったが、引張り強度維持率は35%で著しく劣化し
ていた。
上記の各実施例、比較例における集束剤等除去率、引張
り強度維持率はJISR3420ガラス繊維般試験法に
基づく測定値であるが、実施例3の集束剤等除去率は、
撒布からポリエーテルイミド糸を抜き取り、ガラス糸の
みの加熱減量法で測定し、ポリエーテルイミド糸は水洗
乾燥して測定して、計算した値である。
り強度維持率はJISR3420ガラス繊維般試験法に
基づく測定値であるが、実施例3の集束剤等除去率は、
撒布からポリエーテルイミド糸を抜き取り、ガラス糸の
みの加熱減量法で測定し、ポリエーテルイミド糸は水洗
乾燥して測定して、計算した値である。
なお前記実施例において、水蒸気噴出管を2本用いた水
浴処理装置、ヘッダーを2個用いた高圧水噴射処理装置
よりなる処理装置による脱油工程を説明したが、織布条
件によって、水蒸気噴出管。
浴処理装置、ヘッダーを2個用いた高圧水噴射処理装置
よりなる処理装置による脱油工程を説明したが、織布条
件によって、水蒸気噴出管。
ヘッダー設置数を増減変更し得るものである。
本発明の連続脱油方法によれば、前記の構成作用の下に
、ガラス繊維系織布の強度劣化を防止しつつ、優れた脱
油処理を能率的に行うことができ、しかもその処理設備
を小型簡単として運転エネルギーを節減できるなどの工
業的効果を秦することができる。
、ガラス繊維系織布の強度劣化を防止しつつ、優れた脱
油処理を能率的に行うことができ、しかもその処理設備
を小型簡単として運転エネルギーを節減できるなどの工
業的効果を秦することができる。
第1図は本発明方法の実施例に用いる処理装置の略本的
側面図である。 ■・・・水浴処理装置 ■・・・高圧水噴1)l処理装置 ■・・・乾燥装置 10・・・加熱水供給管 12.13.14・・・案内ロール 15.16・・・水蒸気噴出管 18・・・水蒸気供給管 20.21川ヘツダー C・・・織布
側面図である。 ■・・・水浴処理装置 ■・・・高圧水噴1)l処理装置 ■・・・乾燥装置 10・・・加熱水供給管 12.13.14・・・案内ロール 15.16・・・水蒸気噴出管 18・・・水蒸気供給管 20.21川ヘツダー C・・・織布
Claims (1)
- 長尺のガラス繊維系織布原反を拡巾状として連続移送下
に、50℃以上の加熱水浴中を通過せしめつつ、その浴
中において織布面近傍に高圧高温水蒸気を噴出してその
キャビテーション作用によつて衝撃圧力を加える第一工
程と、第一工程の水浴を通過した織布面に高圧水噴射装
置による高速細径水流を吹き当て処理する第二工程を施
すことを特徴とするガラス繊維系織布の連続脱油方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2100185A JPH042857A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | ガラス繊維系織布の連続脱油方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2100185A JPH042857A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | ガラス繊維系織布の連続脱油方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042857A true JPH042857A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14267250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2100185A Pending JPH042857A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | ガラス繊維系織布の連続脱油方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042857A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101935890A (zh) * | 2010-08-27 | 2011-01-05 | 张家港保税区炬德化纤有限公司 | 涤纶短纤维水油喷湿机 |
JP2015527505A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-09-17 | 韓国生産技術研究院Korea Institute Of Industrial Technology | 乳剤の除去装置及びそれを用いた乳剤が含浸されたフィラメント原糸の乳剤除去方法 |
CN106757450A (zh) * | 2016-12-02 | 2017-05-31 | 吉林省华纺静电材料科技有限公司 | 一种用于无油剂且附静电丙纶短纤维制备的脱油剂槽 |
CN109231410A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-01-18 | 江苏大学 | 一种水上空化废水处理装置 |
CN109594255A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-09 | 河南光远新材料股份有限公司 | 一种超薄电子级玻璃纤维布开纤方法 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP2100185A patent/JPH042857A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101935890A (zh) * | 2010-08-27 | 2011-01-05 | 张家港保税区炬德化纤有限公司 | 涤纶短纤维水油喷湿机 |
JP2015527505A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-09-17 | 韓国生産技術研究院Korea Institute Of Industrial Technology | 乳剤の除去装置及びそれを用いた乳剤が含浸されたフィラメント原糸の乳剤除去方法 |
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