JPS61661A - 編物の苛性アルカリ処理加工法 - Google Patents

編物の苛性アルカリ処理加工法

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JPS61661A
JPS61661A JP59120500A JP12050084A JPS61661A JP S61661 A JPS61661 A JP S61661A JP 59120500 A JP59120500 A JP 59120500A JP 12050084 A JP12050084 A JP 12050084A JP S61661 A JPS61661 A JP S61661A
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M11/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
    • D06M11/32Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with oxygen, ozone, ozonides, oxides, hydroxides or percompounds; Salts derived from anions with an amphoteric element-oxygen bond
    • D06M11/36Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with oxygen, ozone, ozonides, oxides, hydroxides or percompounds; Salts derived from anions with an amphoteric element-oxygen bond with oxides, hydroxides or mixed oxides; with salts derived from anions with an amphoteric element-oxygen bond
    • D06M11/38Oxides or hydroxides of elements of Groups 1 or 11 of the Periodic Table

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は編物の苛性アルカリ処理加工法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の編物の苛性アルカリ処理加工法は、(り編物をチ
ェープ状のま\処理する方法と、(2)編物をチーープ
状から切開して拡布状として処理する方法とがあった。
チ具−プ状で処理する場合の欠点は、編物が精練・漂白
の段階で幅方向に収縮し、長さ方向に引張られて伸張し
ているので、これを苛性アルカリ処理しても編物が幅方
向に収縮し、長さ方向に伸張したま\で処理が完了して
しまうため、「商品を洗濯すると非常に縮む」、更には
チーーブ状の編物の左右両端を押さえて苛性アルカリ処
理をするので、左右両端に処理ムラができて、処理後に
左右両端のいずれかを切開すると拡布状の編物の中央に
筋状のマークがつく、即ち一般に「センターマーク」と
呼ばれているものがつくといった欠点であシ、拡布状で
処理する場合の欠点は、編物が精練・漂白の段階で幅方
向に収縮し、長さ方向に引張られて伸張しているので、
これを苛性アルカリ処理しても、編物が幅方向に収縮し
、長さ方向に伸張したま\で処理が完了してしまうため
、「編物の幅が出ない」、「商品を洗濯すると非常に縮
む」、という欠点である。また、前記拡布状で苛性アル
カリ処理する場合の欠点を除去するため、(3)編物の
精練・漂白をしないで苛性アルカリ処理を施した後、改
めて精練・漂白を行なう方法がある。この苛性アルカリ
処理後に精練・漂白を行なう方法は、商品を洗濯しても
縮むことはないが、編物に光沢が出す、苛性アルカリ処
理の効果が出ないという欠点がある。
以上説明したように従来の編物の苛性アルカリ処理では
満足のいく商品が得られていない。特に最近は洗濯機に
タンブルドライ式の乾燥機の付いたものが普及するに至
って、前記(1)、(2)の方法によって苛性アルカリ
処理をした編物からなる商品を洗濯して、これをタンブ
ルドライ式の乾燥機にかけると、商品の縮みが特にひど
く、現在二y)加工業界の間で、タンブルドライ式の乾
燥機にかけても縮寸ないようなニットの改良加工が急務
とされているのが現状である。
〔発明が解決しようとする問題〕
本発明は上記従来技術のもつ最大の欠点である編物が苛
性アルカリ処理加工された時には編物が編み上った自然
の状態から、長さ方向に伸張し、幅方向に収縮していて
、いわゆる幅たらずのよくない状態となっているのみな
らず、洗濯すると非常に縮むのを解決するために種々研
究を重ねてこで長さ方向に伸長し、1漕方向に収縮して
いるのを、精練・漂白前の長さと幅に戻した後、筒状の
編物を切開して拡布状の編物とし、との拡布状の編物を
苛性アルカリ水溶液槽に連続的に供給して編物に苛性ア
ルカリ水溶液槽に連続的に供給している速度と同一速度
で運行しているテンターに掛けて搬送しながら、テンタ
ー上の編物を上下からシャワーにて洗浄し、苛性アルカ
リを除去することを特徴とする編物の苛性アルカリ処理
加工法である。
以下に本願発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施に使用する洗浄装置を
備えた編物のシルケア)加工装置を示すもので、第1図
は正面図、第2図は平面図である。
本願発明では編物のシルケット加工を編物を苛性アルカ
リで処理する前工程と水洗洗浄する後工程を一連に通し
て加工する。即ち、拡布状編物■は供給位置■よシその
長さ方向に前工程と後工程の間を一定の速度で搬送され
て取出位置■で取シ出される。前工程は拡布状編物■を
苛性ソーダー液の入った浸漬槽■内に通して、苛性ソー
ダーで拡布状編物゛左セット処理する一方、後工程は、
拡布状編物をテンター[相]で一方向に搬送し乍ら、テ
ンター[相]の上下に設置された上ノズル手段■と下ノ
ズル手段■からの噴射水で水洗洗浄して苛性アルカリを
拡布状編物■から取シ除くようにする。
テンター[相]は、いわゆる幅出し用コンベアの如き搬
送手段で、編物の幅方向の両端を着脱自在に保持し乍ら
編物を長さ方向に搬送する。即ちテンター[相]は左右
一対の無端状の板コンベア■、■と該板コンベアの複数
の搬送板@に備える保持針@に拡布状編物■の両端を保
持させる押付ローラ■と、上記板コンベアの保持針@に
保持した拡布状編物■を保持針[相]から分離して取)
出す取トローラ■とよシなシ、前処理を終えた拡布状編
物[有]がテンター[相]K送られてくると、拡布状編
物■が幅方向に広がり、長さ方向に伸縮することなく順
次その幅方向の両端部分が夫々左右の板コンベア■、■
の上に乗せられると共に押付ローラ■で押し付けられて
編物の両端部分に板コンベア■の搬送板@に備える保持
針@がつきささシ、拡布状編物■が搬送板@と共に板コ
ンベア■の搬送方向へ連続的に搬送されるようになる。
拡布状編物■が板コンベア■の終端にくると取上ローラ
0によシ持ち上げて、拡布状編物の両端部分が搬送板@
の保持針@から抜は出されて取シ出される。このように
して拡布状編物はテンター[株]によシ、その両端が保
持されて幅方向に大略緊張した状態で、その長さ方向に
搬送される。テンター[相]の上下に設置する洗浄処理
の手段は、拡布状編物■の上方よシその幅方向に大略均
一に圧力水を噴射する上ノズル手段■と相対向して拡布
状編物■の下方よシその幅方向に大略均一に圧力水を噴
射する下ノズル手段■と、拡布状編物■の両端の上方か
ら板コンベアの搬送板に保持した部分にその幅方向に大
略均一に圧力水を噴射する端ノズル手段■と、上記各ノ
ズル手段■、■、[相]へ圧力水を供給する圧力水供給
手段■と、該圧力水供給手段から各ノズル手段へ供給す
る噴水量を調節自在に制御する制御手段■と上記各ノズ
ル手段■、■、[株]から編物へ噴射さnて下方へ落下
する水を受けとる1個のトレイ■と複数段のビット@と
、該ピント内の水の温度を調節する加熱手段[相]とよ
りなる。上記上ノズル手段■は編物の上方の一定高さに
おいてその大略幅方向全長の長さで設けた直線状のヘッ
ダー管■の下部に少くとも1つ以上のノズル[相]を下
向に設けて、該ヘッダー管■に圧力水を供給して、ノズ
ルよシ出る噴射水が拡布状の編物■の幅方向に大略均一
に噴射されるようにする。上記ノズル[相]は一定の水
圧で広角の範囲に大略均一の微粒の水滴を噴霧状に噴射
するものが好ましく、例えば幅方向に長い距離噴霧を噴
射する扇形ノズル(第7図(イ))や充円錐ノズル(第
7図(ロ))あるいは充角錐ノズル(第7図(ハ))、
空円錐ノズル(第7図に))を用いる。ヘッダー管■に
設けるノズル[相]の角度は、第8図(イ)の如くテン
クー[相]に沿って搬送される編物■の表面に対して相
対角度を大略直角に噴射するのが最も効率的である。例
えばノズル[相]を編物の搬送方向に向って600位傾
斜させるのがよい。しかし、第8図(ハ)の如く、ノズ
ル[相]の角度を編物の搬送方向に沿って50°程傾斜
させると編物をその噴射水力で搬送することもできる。
ノズル[相]から噴射する噴射水の水圧は低いと水量が
少いために編物の水洗効率が低下する反面、水圧が極度
に大きくなると編物をいためる危険があるために、一定
の範囲例えば2kg〜8kgの範囲に限定してノズルの
噴射水で編物がいわばもまれながら次に絞られる如き伸
縮作用で効果的に水洗されるようにする。ノズル[相]
を設けるヘッダー[株]は拡布状の編物■の搬送方向に
対する傾斜角度を調節自在に設定できるようにして、編
物の幅の変化に応じてヘッダー■の傾斜角度を変えて、
ノズル[相]の噴射水が常に編物の幅の大略全域に均一
に噴射されるようにする。ヘッダー[株]は編物の搬送
方向に沿って一定の間隔をおいて少くとも2本以上設け
る。
特に編物の水洗が完了する取上ローラー■の近くでは多
数のヘッダー〇を狭い間隔をおいて設けるようにする。
これにより水洗水の総量を制御する。
ヘッダー■は編物の搬送方向でみて複数本づつ1組とし
て編物の下方に設けるトレイ■またはピット■と対応さ
せる。
上記下ノズル手段0は編物の下方に一定距離をおいて、
上ノズル手段■と同様に、編物の大略幅方向全長の長さ
で設けた直線状のヘッダー管■の上部に少くとも1つ以
上のノズル■を上向きに設けて、該ヘッダー管■に圧力
水供給手段よシ圧力水を供給して、ノズル@よシ出る噴
射水が編物の幅方向に大略均一に噴射されるようにする
。上ノズル手段■のノズル[相]は、下ノズル手段■の
ノズル[株]と同様の構造を持つものであるが、下ノズ
ル手段■のノズル■よシや\編物に近づけて配置し、編
物へよシ強い噴射水を噴射させるようにする0すなわち
、編物がその表面には上ノズル手段■からの噴射水が噴
射される一方、その裏面には下ノズル手段@からの噴射
水が噴射される時に、上下ノズル手段■、■からの噴射
水によシ編物が大略緊張した状態でその搬送方向からみ
て大略一定位置に位置させられるようにして編物の搬送
に無理な負荷がか\つ〆あるいは編物が垂れ下シ、ある
いは吹上げられてその水洗効果が悪くなることがないよ
うにする。そのためには、下ノズル手段■のノズル@か
ら噴射される編物の裏面に当る噴射水が、上ノズル手段
■のノズル[相]から編物の表面に噴射される射射水に
対して編物の自重とノズル[相]、[株]から噴射され
る噴射水の下方への落下重量に相当する分だけよ)強い
噴射水を噴射させるようにする。また、下ノズル手段@
のノズル[株]から編物の裏面に肖る噴射水の編物に当
る位置が、上ノズル手段■のノズル[相]から噴射され
る編物の表面に当る噴射水の位置と大略一致すると、上
下ノズル手段■、■から編物の表裏面に噴射される噴射
水の上下方向の分力が互に相殺されて編物に無理な負荷
がか\らない端ノズル手段@は編物の上方の一定高さか
ら、編物の両端に沿って設けたヘッダー〇に少くとも1
個以上のノズル■を下向けに設けて、該ノズル■よシ編
物の両端に向けて、編物が板コンベア■の搬送板@に保
持された部分に、大略均一に噴射水を噴射するようにす
る。
端ノズル手段@は、上ノズル手段■のノズル[相]と同
じ構造を持ち、編物の両端をそのノズル■の噴射水のみ
で水洗するもので、上下ノズル手段■、■のノズル[相
]、■より、よシ強い圧力で噴射水を噴射するようにし
て、よシ高い水洗効果を上げるようにすると共に前処理
で生じ易い編物の両端のまぐれ込みの曲げを伸ばすいわ
ゆる耳出し効果を」二げるようにする。
トレイ■とピット■は、編物の下方において、上下端の
各ノズル手段■、■、■から編物に噴射された噴射の水
が下方に落下するものを受けるもので、編物の水洗が完
了する取上四−ラ■の近くにトレイ[株]を置くと共に
編物の搬送方向に向って複数個のピット0を配置したも
ので、トレイ■で受けた水が、次段のピット@に流れ込
むようKする。すなわち、トレイ[株]とその上方に備
える上下端の各ノズル手段■、■、■を第1ユニツトと
し、次段のピッ)Qとその上方に備える上下端の各ノズ
ル手段■、■、[株]を第2ユニツトとし、次々段のピ
ッ)Qとその上方に備える上下端の各ノズル手段■、■
、■を第3ユニツトとして順次複数段ノユニットニ構成
スる。第1ユニツトのノズル手段■、■、■に一定温度
、例えば約60 ”Cの熱純水を供給してその噴射水を
トレイ[株]で受けて第2ユニツトのピットOに貯め、
かつ該ピッ)Qの水をヒータや蒸気等の加熱手段[相]
で約60’Cに加熱してノチ、この二次温水を第2ユニ
ツトのノズル手段■、■、■に圧力水供給手段@によシ
循環供給してその噴射水を第2ユニツトのピッ)[で受
けて第3ユニツトのピットOに溢流させて貯め、さらに
該ピットOの水をヒータや蒸気等の加熱手段[相]で6
0″Cに加熱してのちこの三次水を第3ユニツト再使用
して水を効果的に使用するようにする。
上記の如き構成よシなる編物のシルケット加工装置では
・前工程の処理をした編物がテンター[相]に送シ込ま
れてくると、押付ローラ■にょシ編物が幅方向に大略緊
張した状態でその両端が夫々左右に設けた板コンベア■
の搬送板@に保持されてテンター■で編物の長さ方向に
順次搬送されるが、上下及び端の各ノズル手段で編物が
その両端を含む幅方向全域にわたって水洗処理されるよ
うになる。
すなわち、テンタ一部に備える水洗処理装置として、編
物の両端を着脱自在に保持して編物を幅方向に大略緊張
した状態でその長さ方向に搬送するテンター[相]に加
えて、編物の上方よシ編物の幅方向に大略均一に圧力水
を噴射する上ノズル手段■と、該上ノズル手段と相対向
して編物の下方より編物の幅方向に大略均一に圧力水を
噴射する下ノズル手段■と、上記上ノズル手段■と下ノ
ズル手段[株]の夫々の噴水量を制御して編物を搬送手
段から見て大略一定位置に位置させる噴水量の制御手段
■と、上記編物の両端の保持部分にその幅方向において
大略均一に圧力水を噴射する端ノズル手段[株]を備え
、テンター[相]で大略幅方向に緊張し乍ら長さ方向に
搬送される編物の幅方向において、該編物の上方および
下方よル夫々上下のノズル手段■、■で、圧力水を編物
の上下両面に相対向させて制御手段によシ特定の噴射量
を編物の幅方向に大略均一に噴射して、該上下の噴射水
によシ編物を搬送方向からみて大略一定位置に位置させ
乍ら編物の上下全面が洗浄されると共に編物の両端の保
持部分にはその上方から端ノズル手段[株]で噴射する
圧力水で洗浄されるようになる。このようにして洗浄さ
れた編物は取上ローラ[相]で板コンベア@の搬送板@
から分離されてテンター[相]外へ取シ出される。
上記の如くテンタ一部に備える編物の水洗処理装置は、
編物の上方及び下方に備える一対の上下ノズル手段■、
[株]から噴射される圧力水で編物を洗浄するものであ
るから、編物の洗浄を短時間で、最少の水量で効果的に
処理できるものであり、特に上下からの噴射水を互に相
対向させて編物の表裏面に当る噴射水の無理な張力や負
荷をできるだけ少くなるようにすると、編物の傷みや無
理な伸縮がなく、シかも上下からの噴射水によって編物
がゆるやかな伸縮を繰シ返えして効果的に洗浄されるも
のであシ、水洗後の編物の品質をも向上させることかで
きるものである。また、編物をその幅方向に緊張した状
態でテンターの上で搬送される間に上下及び端のノズル
手段からの噴射水で水洗するために、編物の全体の寸法
や形状も一定の状態に保持された状態で水洗される一方
、従来の如くテンターの後に水洗用の水槽を設ける必要
がなく、水洗処理装置として少い設置場所で、最も少い
水量で、効率的な水洗を行うことができるものである。
例えば、上記実施例の構成よシなる水洗処理装置を用い
て、テンターで20m/Min慣搬送される編物が始め
約25%の苛性ソーダを含んでいたものが、圧力5 k
Q/d、温度60℃の圧力水を用いて上下端の各ノズル
手段から150個の扇形ノズルを用いて10 ton/
hourの噴射水を約10mの間噴射すると、取上げロ
ーラで取シ出される編物は約7pHに落ちて洗浄されで
おシ、この結果、従来の装置に比して約半分の水量で水
洗でき、しかも水洗後の編物の品質も伸縮がなく良好な
ものであったことが実証されている。さらに、機械装置
の全長が著しく短縮され、工場建物や敷地を大巾に圧縮
できる利点を有する。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1゜ 綿100%で編み上った時に巾160cI11長さ50
mの筒状ニットが、精練・漂白によシ巾1443、長さ
55mとなシ、幅が収縮し、長さが伸張したニットを防
縮機に掛けて(防縮機の巾を1601’llにセット)
二21・を編み上った時の巾160c11、長さ50m
に戻す。この筒状ニットを切開機に掛けて拡布状とし、
この拡布ニット(拡布状の編物■)を苛性ソーダ液処理
槽■に設けられた案内ローラーを通過させて拡布ニット
を苛性アルカリ処理し、苛性アルカリ処理された拡布ニ
ットを案内ローラーの回転速度と同一速度で運転のテン
ター[相](いわゆる幅出し用コンベアー)に掛け、拡
布ニットの左右両端部分が保持されて幅が一定に保たれ
た状態で、連続的に搬送し、テンタ一部の上下に多数設
けられたシャワー、即ち上下、端の各ノズル■、■、■
から出る圧力水によシ苛性ソーダーを洗い流し、苛性ソ
ーダーの洗い流された拡布ニットはテンター[相]の最
後部の次に設けられた取上げローラー■によシ持ち上げ
て、テンター[相]から取シはずし、拡布ニットの取出
し口へと送シ出し、編物の苛性アルカリ処理加工を完了
する。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通シの編物の苛性アルカリ処理加
工法であシ、編物が精練・漂白によって長さ方向に伸張
し、幅方向に収縮しているのを、精練・漂白前の長さと
幅に戻した後、この状態を維持したま\で苛性アルカリ
処理及び水洗処理を可能としたので、編物は編機によっ
て編み上った自然の状態として得られるため、従来のよ
うに幅が足りないということもなくこの編物で生産され
た商品は洗濯しても縮まないし、洗濯後、タンブルドラ
イ式の乾燥機Kかけても大丈夫である。また水洗処理を
テンター上の編物に上下からシャワ−によって行ない、
上下のシャワーを衝突させているので、編物には無理な
張力や負荷がか\らず編物の傷みや無理な伸張がなく、
編物はゆるやかな伸縮を繰シ返えして効果的に洗浄され
、一種の揉み効果が生じ編物の風合を向上させる。もち
ろん苛性アルカリ処理前に精練・漂白済みのものを使用
しているので、編物のつやもよい。更に苛性アルカリ処
理、水洗処理を通じて同一スピードとしているので編物
の緯糸と緯糸との間隔にズレを起すことがないので完壁
な編物の苛性アルカリ処理加工が可能となったもので産
業利用価値の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する装置の正面図、第2図
は第1図の平面図、第3図は第2図における洗浄装置の
一部拡大図、第4図は第3図の正面図、第5図は第3図
のV−V線における断面図、第6図は第1図における洗
浄装置の一部拡大斜視図、第7図M)、(ロ)、(ハ)
、に)はノズルの種類の説明図、第8図0)、(ロ)、
(ハ)はノズルの配置の説明図である。 図中、■は苛性ソーダーを充填した浸漬槽、■はテンタ
ー、■は板コンベア、@は搬送板、@は保持針、■は押
付ローラー、[相]は取上ローラー、■は上ノズル手段
、■は下ノズル手段、[株]は端ノズル手段、[相]、
■、■はノズル、■は拡布状の編物を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状の編物が精練・漂白の過程で長さ方向に伸長
    し、幅方向に収縮しているのを、精練・漂白前の長さと
    幅に戻した後、筒状の編物を切開して拡布状の編物とし
    、この拡布状の編物を苛性アルカリ水溶液槽に連続的に
    供給して編物に苛性アルカリ水溶液を含浸させた後、こ
    の編物を苛性アルカリ水溶液槽に連続的に供給している
    速度と同一速度で運行しているテンターに掛けて搬送し
    ながら、テンター上の編物を上下からシャワーにて洗浄
    し苛性アルカリを除去することを特徴とする編物の苛性
    アルカリ処理加工法。
JP59120500A 1984-06-11 1984-06-11 編物の苛性アルカリ処理加工法 Granted JPS61661A (ja)

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