JPH0427515B2 - - Google Patents

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JPH0427515B2
JPH0427515B2 JP58239547A JP23954783A JPH0427515B2 JP H0427515 B2 JPH0427515 B2 JP H0427515B2 JP 58239547 A JP58239547 A JP 58239547A JP 23954783 A JP23954783 A JP 23954783A JP H0427515 B2 JPH0427515 B2 JP H0427515B2
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depth
diving
decompression
circuit
signal
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Tsunetoshi Sekiguchi
Toshio Murata
Yoshinobu Kajima
Minoru Yamada
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KAIYO KAGAKU GIJUTSU SENTAA
SHICHIZUN TOKEI KK
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KAIYO KAGAKU GIJUTSU SENTAA
SHICHIZUN TOKEI KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/32Decompression arrangements; Exercise equipment
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G21/00Input or output devices integrated in time-pieces
    • G04G21/02Detectors of external physical values, e.g. temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C2011/021Diving computers, i.e. portable computers specially adapted for divers, e.g. wrist worn, watertight electronic devices for detecting or calculating scuba diving parameters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイバーが潜水作業を完了して水面
に浮上する際に必要な減圧作業するに好適な減圧
情報表示機能付携帯装置に関する。
〔発明の背景〕
近年、潜水用具の発達普及にともないダイバー
入口も急速に増大するとともにより深い深度まで
潜水するダイバーも増えてきており、ダイバーは
潜水用具の正しい使い方はもちろんのこと潜水知
識を充分習得してから潜水することが望まれてい
る。しかし、ダイバーが深い深度まで潜水して且
つその場所での作業を所定の時間おこなつた後、
ダイバーは再び水面上にゆつくり時間をかけて浮
上するわけであるが、その浮上の際に単にゆつく
り時間をかけて上がつてくるだけでは潜水病予防
の見地からは充分ではなく、潜水深度(最大潜水
深度)及び滞底時間(潜降開始から浮上開始まで
の時間)のそれぞれの条件によりそれぞれ異なる
減圧作業の条件(減圧作業を行う深度およびこの
減圧深度でどのくらいの時間留まつているかの減
圧時間)で浮上する必要があり、到底、ダイバー
はこれら膨大な減圧情報(減圧深度、減圧時間)
を覚えきれるものではなく、ダイバーは必ずしも
正しい潜水知識に基づいて潜水をおこなつている
と言えず、潜水病は毎年後を絶えないのが現状で
あり、且つこのようなことからダイバーに重量的
負荷をあたえずに手軽に携帯できる潜水病予防の
ための減圧情報表示機能付携帯装置の出現が切望
されていた。
〔従来技術と問題点〕
従来の潜水用携帯装置として、例えば特開昭57
−101786号公報で示すように、水深を感知して水
深値情報を出力する水深情報発生手段と、水深値
を設定記憶するプリセツト手段と、水深情報発生
手段の水深値と前記記憶部との大さを比較して警
報信号を発する比較回路と、警報発生手段とを備
え、危険深度に達したときダイバーに対してブザ
ー音でその危険水深を警報する水深計付電子時計
が挙げられる。
しかし、実際の潜水作業を行う場合、ダイバー
自身がプリセツトした水深を危険深度として設定
し且つこの危険深度を単にダイバーに知らせるだ
けの上記水深計付電子時計では深い深度に潜水す
る場合、けして安全ではなく、例えばダイバーが
所定の潜水深度の潜水作業を行つたのち、再び水
面に浮上する途中で、潜水病を予防するためその
ダイバーは潜水作業を行つていた潜水深度及び潜
降開始してから浮上開始までの潜水時間(すなわ
ち滞底時間)に応じた減圧作業を行なう必要があ
るが、しかし従来、このような減圧作業に必要な
減圧情報表示機能を備えた携帯装置は殆どなくダ
イバーにとつて切実な問題となつていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記観点にかんがみ、ダイバーが水面
に浮上する際に、潜水作業を行つていた最大潜水
深度及び潜降開始してから浮上開始までの滞底時
間に基づく減圧深度及び減圧時間等の減圧情報を
ダイバーに適格に報知せしめることのできる減圧
情報表示機能付携帯装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成するため、本発明の減
圧情報表示機能付携帯装置の構成は、潜水時の実
測潜水深度を検出する潜水深度測定手段と、潜水
時の潜降開始から浮上開始までの滞底時間を計数
する計時手段と、前記計時手段からの滞底時間と
前記潜水深度測定手段からの実測潜水深度とを入
力として減圧深度及び減圧時間の減圧情報を出力
する減圧情報記憶手段と、該減圧情報記憶手段か
ら出力される前記減圧情報を表示する表示手段と
から構成されていることを特徴とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図A及び第1図Bは本発明の実施例である
各表示状態を示す減圧情報表示機能付携帯装置の
各平面図である。
第1図A及び第1図Bに於いて、1は減圧情報
表示機能付携帯装置のケース、1aはこの携帯装
置を腕に装着するためケース1に取りつけられた
バンド、2aは設定潜潜水深度を設定するための
押しボタンスイツチから構成された外部設定手
段、2bは潜水開始あるいは浮上開始の際に操作
するための押しボタンスイツチから構成された潜
水・浮上開始用外部設定手段、3はデコーダ、ド
ライバー及び液晶表示装置等から構成される表示
手段であり、該表示手段3の表示部分は、実測潜
水深度の値を表示する実測潜水深度表示部3a
と、前記外部設定手段2aで設定された設定潜水
深度又は後述する減圧深度との各値を選択的に表
示する設定・減圧深度表示部3bと、滞底時間又
は減圧時間との各値を選択的に表示する滞底・減
圧時間表示部3cと、潜水開始時に潜水・浮上開
始用外部設定手段2bの操作により表示される下
矢印マーク〔〕の表示部3da又は浮上開始時
に潜水・浮上開始用外部設定手段2bの操作によ
り表示される上矢印マーク〔〕の表示部3db
とを選択的に表示する潜水・浮上マーク表示部3
dと、潜水開始時に潜水・浮上開始用外部設定手
段2bの操作により表示される設定潜水深度を意
味する文字〔設定深度〕の表示部3ea又は浮上
開始時に潜水・浮上開始用外部設定手段2bの操
作により表示される減圧深度(減圧点)を意味す
る文字〔減圧深度〕の表示部3ebとを選択的に
表示する設定・減圧深度表示部3eと、潜水開始
時に潜水・浮上開始用外部設定手段2bの操作に
より表示される滞底時間を意味する文字〔滞底時
間〕の表示部3fa又は浮上開始時に潜水・浮上開
始用外部設定手段2bの操作により表示される減
圧時間を意味する文字〔減圧時間〕の表示部3fb
とを選択的に表示する滞底・減圧時間表示部3f
とから構成されている。
尚、第1図Aにおいては、表示手段3の実測潜
水深度表示部3aで実測潜水深度が50feet、設
定・減圧深度表示部3bで設定深度が50feet、滞
底・減圧時間表示部3cで滞底時間が3時間00分
00秒、潜水・浮上マーク表示部3dの表示部3
daで下矢印マーク〔〕、設定・減圧深度表示部
3eの表示部3eaで文字〔設定深度〕、滞底・減
圧時間表示部3fの表示部3faで文字〔滞底時
間〕が表示されている潜水時における表示状態を
示す。
また、第1図Bにおいては、実測潜水深度表示
部3aで実測潜水深度が10feet、設定・減圧深度
表示部3bで減圧深度が10feet、滞底・減圧時間
表示部3cで減圧時間が29分00秒、潜水・浮上マ
ーク表示部3dの表示部3dbで上矢印マーク
〔〕、設定・減圧深度表示部3eの表示部3eb
で文字〔減圧深度〕、滞底・減圧時間表示部3f
の表示部3fbで文字〔減圧時間〕が表示されてい
る浮上時の減圧情報表示状態を示す。
尚、図面には記載していないが、減圧情報表示
機能付携帯装置のケース1の裏面には潜水深度を
検出するための潜水深度サンサー及びブザーの振
動板部が配設されている。
第2図は本発の実施例である減圧情報表示機能
付携帯装置の回路ブロツク線図である。
第2図に於いて、4は水晶発振回路、5は水晶
発振回路4からの発振信号を入力としてそれぞれ
2048Hzの信号PA,1024Hzの信号PB,2Hzの信号
Pcおよび1Hzの信号PDとを出力する分周回路、
6は潜水・浮上開始用外部設定手段2bからの操
作信号P1が入力されるたびにその出力信号Pが
交互に反転するトグルタイプフリツプ・フロツプ
(以下、F・Fと記載する)であり、後述する零
検出回路10からの信号P4によりリセツトされ
るよう構成されている。7は潜水深度を検出する
ための潜水深度センサーであり、この潜水深度セ
ンサー7の構成は、ケース1の裏面に半導体スト
レインゲージやピエゾ抵抗体等の圧力センサー
(図示せず)を張り合わせたりあるいはケース1
の一部を薄板状となし圧力に対して変位する圧力
変位板(図示せず)を構成し且つこの圧力変位板
と対向する金属板(図示せず)とのギヤツプ変化
を静電容量的変化として検出したりあるいは前記
圧力変位板内面に部分的に磁石を固定し且つ前記
圧力変位板の変位に伴う前記磁石の微少移動量を
検出コイル(図示せず)で電磁的に検出する等の
小型なセンサー構成をとり、これらセンサーは、
腕時計サイズのケース1内或いはケース1外表面
部分に配設されるため、この小型センサーを取り
付けた携帯装置はダイバーの腕に装着しても重量
的負荷を与えず携帯性に優れているものといえ
る。
8は前記潜水深度センサー7から出力されるア
ナログ信号P2を入力とし且つデジタル信号の実
測潜水深度情報Eに変換するA/D変換回路、9
は外部設定手段2aからの信号P3のパルス数に
応じて潜水深度を記憶するための潜水深度設定記
憶回路であり、該潜水深度設定記憶回路9からは
潜水深度設定記憶情報Fが出力される。
10はA/D変換回路8の実測潜水深度情報E
が零であることを検出する零検出回路であり、該
零検出回路10で零を検出して信号P4が出力さ
れた場合はこの減圧情報表示機能付携帯装置が水
面下にないこと、すなわち水面スレスレの状態あ
るいは非潜水状態にあることを意味する。
11は前記A/D変換回路8からの実測潜水深
度情報Eおよび後述する減圧情報記憶部17から
出力される減圧深度情報Gとの一致検出を行う比
較回路であり、一致検出時、該比較回路11から
一致信号P5が出力される。12はA/D変換回
路8の実測潜水深度情報Eと潜水深度設定記憶回
路9からの潜水深度設定記憶情報Fとの大小の判
別をおこなうこと、即ちE>Fのとき信号P7を
出力する比較回路、13はA/D変換回路8の実
測潜水深度情報Eが0でなくなつたこと、即ち潜
降開始されたことを検出する判別回路であり、E
>0となつたときに信号P6が出力される。
14はF・F6の信号P、比較回路11の信号
P5および分周回路5の信号PDとを入力とする
アンド回路、15は判別回路13の信号P6およ
び分周回路5の信号PDとを入力とするアンド回
路、16はF.F6の信号Pがローレベルからハイ
レベルに変化したときワンシヨツト信号Pφを出
力するワンシヨツト回路、17はA/D変換回路
8からの実測潜水深度情報Eおよび後述するラツ
チ回路21からの滞底時間情報Iとの各入力値に
応じて予め記憶されている減圧深度情報Gおよび
減圧時間情報Hを出力するするROM,RAM等
からなる減圧情報記憶部、18は減圧情報記憶部
17から出力される減圧時間情報Hの値がプリセ
ツトされ且つこのプリセツトされた値をアンド回
路14の信号を入力として減算計数するタイマー
回路、19はアンド回路14からの信号および分
周回路5からの信号PBとを入力とするアンド回
路、20は零検出回路10からの信号P4をリセ
ツト信号とするとともにアンド回路15からの信
号を計数入力とする計数回路、21は零検出回路
10からの信号P4をリセツト信号とするととも
にワンシヨツト回路16からのワンシヨツト信号
Pφをラツチタイミング信号として計数回路20
の計数値を記憶するラツチ回路であり、該ラツチ
回路21からの滞底時間情報Iは前記減圧情報記
憶部17に入力される。
22はタイマー回路18の計数値が零に変化し
たときを検出しワンシヨツト信号を出力する零検
出回路、23は比較回路12からの信号P7、分
周回路5からの信号PAおよび信号PCとを入力と
するアンド回路、24は零検出回路22のワンシ
ヨツト信号、潜水・浮上開始用外部設定手段2b
からの信号P1、アンド回路19からの信号およ
びアンド回路23からの信号を入力とするオア回
路、25はオア回路24からの信号を入力とする
ブザー駆動回路、26はブザー駆動回路25によ
り駆動されるブザー、27はF・F6の信号Pを
切換制御信号として減圧情報Gと設定潜水深度情
報Fとのいずれかの情報を選択的に出力する切換
回路、同じく28はF・F6の信号Pを切換制御
信号とし計数回路20からの計数値即ち滞底時間
情報とタイマー回路18の計数値即ち減圧時間情
報のいずれかの情報を選択的に出力する切換回
路、3は前記した表示手段であり、F・F6の信
号Pを入力とし且つこの信号Pのレベルがローレ
ベルをとるとき第1図Aに示すごとく表示部3
d、表示部3e及び表示部3fはそれぞれ下矢印
〔〕、〔設定深度〕及び〔滞底時間〕が表示され、
またF・F6の信号Pがハイレベルをとるとき第
1図Bに示すごとく表示部3d、表示部3e及び
表示部3fはそれぞれ上矢印〔〕、〔減圧深度〕
及び〔減圧時間〕が表示される。
一方、これに伴い表示部3a乃至3cはF・F
6の信号Pがローレベルのとき第1図Aの如く表
示され、またF・F6の信号Pがハイレベルのと
き第1図Bの如く表示される。
次に上記構成に基づく減圧情報表示機能付携帯
装置の動作について説明する。
まず、ダイバーが潜水を開始する前に、外部設
定手段2bを押し操作しF・F6の信号Pをロー
レベルとし第1図Aに示す如く表示部3daで下
矢印〔〕が表示されるようにする。
この操作により信号P1はオア回路24を介し
てブザー駆動回路25に入力されブザー26から
は潜水開始確認音が発することになる。
しかも、この外部設定手段2bの操作或いは零
検出回路10の信号P4によりF・F6の信号P
はローレベルとなり、表示部3e,3fは第1図
Aに示す如く〔設定深度〕、〔滞底時間〕の文字が
表示されると共にこの信号Pを切換制御信号とす
る切換回路27,28は、それぞれ潜水深度設定
記憶回路9の設定深度情報Fの値及び計数回路2
0の滞底時間情報の値を表示手段3に対して選択
的に出力することになる。
尚、実測潜水深度表示部3aはまだ潜水を行つ
ていないのでA/D変換回路8はE=0であり、
実測潜水深度表示部3aは0feetを表示し、更に
このとき潜水深度設定記憶回路9に潜水深度が設
定記憶されていないとき、即ちF=0のときは設
定深度表示部3bは0feetを表示し、また計数回
路20は零検出回路10の信号P4により予めリ
セツト状態をとつているため滞底・減圧時間表示
部3cは0時間00分00秒の表示状態をとることに
なる。
しかも、この状態で、外部設定手段2aを押し
操作することにより、その操作数に比例して潜水
深度設定記憶回路9には設定潜水深度情報Fの値
が設定されることになり、その様子が第1図Aに
示す如く設定・減圧深度表示部3bで例えば
50feetと表示されることになる。
次に、この状態からダイバーは実際に潜水を開
始し目標とする潜水深度(この場合は50feet)に
潜つて潜水作業を行う訳であるが、この潜水途中
では潜水深度センサー7はその潜水深度に応じた
アナログ信号の信号P2を刻々とA/D変換回路
8に対し出力し且つこのA/D変換回路8により
デジタル信号の潜水深度情報Eに変換され、この
潜水深度情報Eが実測潜水深度表示部3aによつ
て刻々と深度表示されると共に零検出回路10、
比較回路11,12、判別回路13及び減圧情報
記憶部17に入力される。
従つて、A/D変換回路8からのデジタル信号
である潜水深度情報Eが判別回路13に入力され
てE>0と判別されると信号P6がハイレベルに
なりアンド回路15は分周回路5からの信号PD
の通過を許可し、計数回路20を計数動作せしめ
滞底時間の測定を開始し、その内容を切換回路2
8を介して滞底・減圧時間表示部3cで滞底時間
を刻々と表示する。
尚、この潜水深度の状態でダイバーは所定の潜
水作業を行つて途中で例えばダイバーが誤つてこ
の潜水深度(50feet)より深く潜水してしまつた
場合、直ちに比較回路12からハイレベルの信号
P7が出力され、アンド回路23により信号PA,
PCの通過を許可し、オア回路24を介してブザ
ー駆動回路25を作動せしめ、ブザー26から音
色の高い警報音を発して一刻も早くこの危険深度
から脱するようにダイバーに報知せしめる。この
ようにしてダイバーは所定の潜水作業を終了し例
えば第1図Aで示すごとく滞底時間3時間00分00
秒になつたとき、浮上作業を開始することとす
る。
このとき、ダイバーは潜水・浮上開始外部設定
手段2bを操作することによつて、表示手段3は
減圧作業をするに必要な減圧情報が表示されるこ
とになる。
すなわち、潜水・浮上開始外部設定手段2bを
押すこによつて信号P1はオア回路24を介して
ブザー駆動回路25を作動せしめブザー26から
浮上確認音が発することとなる。
さらにこれと同時に、F・F6からはハイレベ
ルの信号Pが出力されることにより表示部3db,
3eb,3fbはそれぞれ第1図Bに示す如く上矢印
〔〕、〔減圧深度〕、〔減圧時間〕が表示されると
共に信号Pによりワンシヨツト回路16からは信
号Pφがラツチタイミング信号として出力され、
計数回路20の計数値(滞底時間)をラツチ回路
21にラツチすることになる。
従つて、ラツチ回路21でラツチされた滞底時
間情報I(この場合3時間00分00秒)及びそのと
きの潜水深度情報Eが減圧情報記憶部17に入力
されることになる。
しかも、減圧情報記憶部17は信号Pφのタイ
ミングにおける潜水深度及び滞底時間をアドレス
として減圧深度および減圧時間が出力されるよう
予め記憶されているため、例えば潜水深度
50feet、滞底時間が3時間00分00秒のときは減圧
深度情報Gは10feet、減圧時間情報Hは29分00秒
と出力されることとなる。
又、例えば潜水深度50feet、滞底時間が3時間
20分00秒のときは減圧深度情報Gは10feet、減圧
時間情報Hは35分00秒と出力され、さらに潜水深
度60feet、滞底時間が1時間20分00秒のときは減
圧深度情報Gは10feet、減圧時間情報Hは7分00
秒と様々に出力されることになる。
しかも、この減圧情報記憶部17からの減圧情
報Hはタイマー回路18にプリセツトされ、この
プリセツト値が切換回路28を介して第1図Bで
示す如く滞底・減圧時間表示部3cで例えば29分
00秒と表示されることになる。
同様に減圧情報記憶部17からの減圧情報Gは
切換回路27を介して第1図Bで示す如く設定・
減圧深度表示部3bで表示されることになると共
にこの減圧深度情報Gは比較回路11の一方に入
力されることになる。
従つて、ダイバーはこの減圧情報を指標として
浮上し、且つこの浮上の途中で実測潜水深度表示
部3aで表示状態が第1図Bに示すように減圧深
度(10feet)と一致した場合、その減圧深度の場
所で滞底・減圧時間表示部3cで表示されている
時間(滞底時間)すなわち20分00秒の時間、浮上
を停止して待機する減圧作業を行えばよい。
尚、減圧作業の開始時には、F・F6の信号P
はハイレベルであるため比較回路11からはハイ
レベルの信号P5が出力されることによつて分周
回路5の信号PDがアンド回路14を介して信号
PBを一方の入力端とするアンド回路19の他の
入力端に入力されるため、アンド回路19からは
信号PBと信号PDとで変調された信号がオア回路
24に対して出力され、ブザー駆動回路25が作
動し、ブザー26から減圧作業確認音が発するこ
とになる。
さらに、アンド回路14からの信号は減圧時間
情報Hがプリセツトされているタイマー回路18
に入力されているため、タイマー回路18は減圧
時間情報Hを初期値として減算計数動作を開始
し、その計数値を刻々と切換回路28を介して滞
底・減圧時間表示部3Cで表示されることにな
る。
やがて、滞底・減圧時間表示部3Cの減圧時間
が0と表示されたとき即ちタイマー回路18の計
数値が0となると、零検出回路22からはワンシ
ヨツト信号がオア回路24に向かつて出力され、
ブザー駆動回路25が作動しブザー26からは減
圧作業終了の確認音を発することになる。
従つて、ダイバーはこの確認音を聴いたり或い
は減圧情報表示を見ながら再び浮上を開始すれば
潜水病等の危険を防止しながら安全に浮上するこ
とができる。
やがて浮上が完了し水面上に達すると、潜水深
度センサー7、A/D変換回路8を介して深度0
の実測潜水深度情報Eが零検出回路10に入力さ
れるため、諸検出回路10からは信号P4が出力
され、F・F6をリセツト状態とすると共に更に
信号P4を入力とするワンシヨツト回路16から
の信号Pφによりラツチ回路21及び計数回路2
0をリセツト状態とする。
尚、この減圧情報表示機能付携帯装置の減圧情
報記憶部17は、減圧作業を必要としない比較的
浅い深度における短時間での滞底時間では、減圧
情報表示状態時に、設定・減圧深度表示部3bで
の減圧時間は0時間00分00秒と表示されるよう予
め記憶しておくか或いは設定・減圧深度表示部3
b及び滞底・減圧時間表示部3cとの表示部で無
減圧であることを意味する文字〔NO−DE・
COM・PRESS〕が表示されるよう予め記憶して
おいてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の減圧情報表示機能付携
帯装置によれば、ダイバーに重量的負荷を与えず
に手軽に携帯でき且つ潜水作業に伴う浮上時に潜
水深度及び滞底時間に応じた減圧深度及び減圧時
間の減圧情報が適切に表示されるため、ダイバー
はこの減圧情報に基づき潜水病を引き起こすこと
なく減圧作業を正確に実行させることができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図A及び第1図Bは本発明の実施例である
減圧情報表示機能付携帯装置の各表示状態を示す
各平面図、第2図は本発明の実施例である減圧情
報表示機能付携帯装置の回路ブロツク線図であ
る。 2a……外部設定手段、2b……潜水・浮上開
始用外部設定手段、3……表示手段、3a……実
測潜水深度表示部、3b……設定・現実深度表示
部、3c……滞底・減圧時間表示部、7……潜水
深度センサー、8……A/D変換回路、9……潜
水深度設定記憶回路、11,12……比較回路、
17……減圧情報記憶部、18……タイマー回
路、20……計数回路、25……ブザー駆動回
路、26……ブザー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 潜水時の実測潜水深度を検出する潜水深度測
    定手段と、潜水時の潜降開始してから浮上開始ま
    での滞底時間を計数する計時手段と、前記計時手
    段からの滞底時間と前記潜水深度測定手段からの
    実測潜水深度とを入力として減圧深度及び減圧時
    間の減圧情報を出力する減圧情報記憶手段と、該
    減圧情報記憶手段から出力される前記減圧情報を
    表示する表示手段とから構成されていることを特
    徴とする減圧情報表示機能付携帯装置。
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