JPH04269408A - V吊碍子装置用避雷装置 - Google Patents

V吊碍子装置用避雷装置

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JPH04269408A
JPH04269408A JP3047791A JP3047791A JPH04269408A JP H04269408 A JPH04269408 A JP H04269408A JP 3047791 A JP3047791 A JP 3047791A JP 3047791 A JP3047791 A JP 3047791A JP H04269408 A JPH04269408 A JP H04269408A
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JP
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discharge
discharge electrode
arc
line
lightning arrester
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Yasuyuki Tsuboi
坪井 保幸
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はV吊碍子装置用避雷装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のV吊碍子装置用避雷装置として、
特開昭62ー168305号公報に開示されたものがあ
る。この避雷装置は鉄塔の支持アームに左右一対の長幹
碍子をV型状に連結し、両長幹碍子の下端部を連結する
連結ヨークに対し連結リンク及び電線クランプを介して
送電線を支持し、前記連結ヨークに対し課電側の放電電
極を線路方向と直交する方向に片持ち支持し、一方、前
記支持アームの先端部には取付アダプタを介して避雷装
置本体を吊下固定し、さらに該避雷装置本体の下端部に
は前記課電側の放電電極と所定の気中放電間隙をもって
対向する接地側の放電電極を支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の避雷装置は
一対の長幹碍子をV型状に装着しているので、送電線が
風圧などにより揺動しても長幹碍子が線路方向には揺動
するが、線路直交方向には揺動することはなく、前記両
放電電極の気中放電間隙が大きく変化することはない。 従って、放電特性の安定した装柱状態が保持される。
【0004】ところが、前記長幹碍子に代えて懸垂碍子
を直列に多数連結した懸垂碍子連を使用した場合、送電
線が風圧などにより線路直交方向へ揺動すると、前記懸
垂碍子連も同方向へ揺動するので、課電側及び接地側の
両放電電極の間隙が変化するため、適応ができないとい
う問題があった。この発明の目的はV吊懸垂碍子装置が
線路方向及び線路直交方向へ揺動しても、課電側及び接
地側の両放電電極の気中放電間隙をほぼ一定に保持する
ことができるV吊碍子装置用避雷装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、支持アームに対し接地側吊下金具を介して
一対の懸垂碍子連の上端部をそれぞれ連結するとともに
、両懸垂碍子連の下端部間には課電側吊下金具をそれぞ
れ連結し、両課電側吊下金具間には前記両懸垂碍子連が
ほぼV字型になるように連結ヨークにより線路方向及び
線路直交方向への揺動可能に連結し、該連結ヨークには
電線クランプを介して送電線を支持し、前記支持アーム
には取付アダプタを介して避雷装置本体を装着し、前記
両課電側吊下金具の一方の吊下金具には、円弧状をなす
課電側の放電電極を線路方向とほぼ同方向へ延出すると
ともに、該放電電極の円弧状放電部を斜めの懸垂碍子連
軸線に沿って下向の凸状に配置し、さらに前記避雷装置
本体の先端部に対し前記課電側の放電電極と所定の気中
放電間隙をもって対向する棒状の放電電極を、前記円弧
状放電部を通る平面とほぼ直交するように、かつ該円弧
状放電部の円弧中心付近に配置するという手段を採って
いる。
【0006】
【作用】この発明は送電線が風圧等により線路方向へ揺
動した場合に、前記課電側の放電電極の円弧状放電部の
先端部が懸垂碍子連の上部吊下点を中心とする円弧軌跡
に沿って揺動され、該円弧状放電部の先端部と接地側の
放電電極との気中放電間隙がほぼ一定に保持される。 又、送電線が風圧等により線路直交方向へ揺動した場合
に、課電側の放電電極が課電側の吊下金具とともに一方
の懸垂碍子連の上部吊下点を中心とする円弧軌跡に沿っ
て揺動するため、これと対向して前記円弧軌跡方向とほ
ぼ平行に設けた接地側の放電電極との放電間隙がほぼ一
定に保持される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。鉄塔の支持アーム1には図1に示
すように左右一対の取付金具2,2がボルトにより固定
され、両取付金具2,2にはそれぞれ接地側吊下金具3
,3を介して複数の懸垂碍子を直列に連結してなる懸垂
碍子連4,4が連結され、両懸垂碍子連4,4の下端部
には課電側吊下金具5,5を介して連結ヨーク6が連結
ピン9,9により連結され、左右一対の懸垂碍子連4,
4はほぼV字状に装着されている。前記連結ヨーク6の
中央部には連結リンク7及び電線クランプ8を介して送
電線Lが支持されている。
【0008】前記一方(図1の左側)の課電側吊下金具
5には課電側の放電電極10が支持されている。この放
電電極10は前記課電側吊下金具5に貫通固定され、か
つ線路方向に延びる基端部10aと、この基端部10a
から同じく線路方向に延びる円弧状放電部10bとによ
り形成されている。この円弧状放電部10bは、前記左
側の懸垂碍子連4の中心軸線Oを通り、かつ線路方向へ
延びる仮想平面内に位置し、斜め下方に凸となる円弧状
に形成されている。
【0009】なお、前記接地側吊下金具3及び課電側吊
下金具5には懸垂碍子連4を保護するためのアークホー
ン11,12がそれぞれ支持されている。前記課電側の
放電電極10は図1において左側のアークホーン12を
兼用している。前記支持アーム1の先端部には取付アダ
プタ13が図2及び図3に示すように線路方向に向けて
支持され、該取付アダプタ13の先端下面には避雷装置
本体14の上端に設けた接地側の電極金具15がボルト
により固定されている。この避雷装置本体14はFRP
などにより円筒状に形成した耐圧絶縁筒(図示略)と、
この耐圧絶縁筒内部に収容され、電圧−電流特性が非直
線性を有する酸化亜鉛を主材とする限流素子17と、前
記耐圧絶縁筒上端部に嵌合固定した接地側及び課電側の
電極金具15,16と、さらに耐圧絶縁筒の外側にゴム
モールドした絶縁外套体18とにより構成されている。
【0010】前記課電側の電極金具16には前述した課
電側の放電電極10と所定の気中放電間隙Gをもって対
向する接地側の放電電極19が支持されている。この放
電電極19は図1に示すように避雷装置本体14の課電
側電極金具16に支持される基端部19aと、前記左側
の懸垂碍子連4の中心軸線Oを通り、かつ線路方向へ指
向する前述の仮想平面に対し垂直となるように傾斜状態
で支持された棒状放電部19bとにより形成されている
。さらに、この棒状放電部19bは図3に示すように前
記課電側の円弧状放電部10bの円弧中心付近に位置し
、円弧状放電部10bの先端部との気中間隙を放電間隙
Gとしている。
【0011】なお、20,21は避雷装置本体14を保
護するためのアークリングである。次に、前記のように
構成したV吊碍子装置用避雷装置についてその作用を説
明する。今、送電線Lに雷撃による雷サージ電流が流れ
ると、その電流は電線クランプ8、連結リンク7、連結
ヨーク6及び課電側の放電電極10の円弧状放電部10
bの先端部から放電間隙Gを経て、接地側の放電電極1
9にフラッシュオーバーされ、電極金具16、限流素子
17、電極金具15、取付アダプタ13及び支持アーム
1を経て鉄塔に放電される。又、その後流れようとする
続流電流は前記限流素子17の抵抗値の復元及び気中放
電間隙Gにより抑制遮断され、地絡事故が未然に防止さ
れる。
【0012】さて、この発明の実施例においては、課電
側の放電電極10の円弧状放電部10bを図1及び図4
に示すように線路方向へ延びると共に左側の懸垂碍子連
4の中心軸線Oを通る線路方向の仮想平面内に位置し、
一方、接地側の放電電極19は前記仮想平面に対し垂直
に、しかも図3に示すように前記放電部10bの円弧の
ほぼ中心付近に配置したことにより、送電線Lが線路方
向に揺動して接地側吊下金具3を中心に懸垂碍子連4が
図3において左右(線路)方向に揺動した場合に、課電
側の放電電極10が同図の鎖線で示すように変位しても
、両放電電極10,19の気中放電間隙Gが一定に保た
れる。
【0013】又、図4に示すように送電線9が線路直交
方向に揺動した場合には、課電側の放電電極10は課電
側の吊下金具5とともに左側の懸垂碍子連4の上部吊下
点Pを中心とするほぼ円弧状軌跡Tで示すように揺動す
るが、この放電電極10の円弧状放電部10bの先端と
、接地側の棒状放電電極19との放電間隙Gがほぼ一定
に保たれる。この結果、送電線Lが揺動しても避雷装置
本体14の放電特性が安定化する。
【0014】なお、この発明は次のように具体化するこ
ともできる。前記実施例では避雷装置本体14を両懸垂
碍子連4,4の中央部に配置したが、この位置を支持ア
ーム1の先端部寄りに配置したり、避雷装置本体14を
水平に支持したりすることもできる。又、前記棒状放電
部19bを図4において前記円弧軌跡Tと平行な円弧状
に形成することにより、気中放電間隙Gを一定に保持す
るようにすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は送電線
が線路方向あるいは線路直交方向に揺動しても、課電側
の放電電極と接地側の放電電極との気中放電間隙を一定
に保持して、避雷装置としての放電特性を安定化するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した一実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】送電線が線路直交方向へ揺動したときの放電電
極の位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1  支持アーム、2  取付金具、3  接地側吊下
金具、4  懸垂碍子連、5課電側吊下金具、6  連
結ヨーク、10  課電側の放電電極、10b  円弧
状放電部、13  取付アダプタ、14  避雷装置本
体、19  接地側の放電電極、19b  棒状放電部
、G  気中放電間隙、L  送電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持アームに対し接地側吊下金具を介
    して一対の懸垂碍子連の上端部をそれぞれ連結するとと
    もに、両懸垂碍子連の下端部間には課電側吊下金具をそ
    れぞれ連結し、両課電側吊下金具間には前記両懸垂碍子
    連がほぼV字型になるように連結ヨークにより線路方向
    及び線路直交方向への揺動可能に連結し、該連結ヨーク
    には電線クランプを介して送電線を支持し、前記支持ア
    ームには取付アダプタを介して避雷装置本体を装着し、
    前記両課電側吊下金具の一方の吊下金具には、円弧状を
    なす課電側の放電電極を線路方向とほぼ同方向へ延出す
    るとともに、該放電電極の円弧状放電部を斜めの懸垂碍
    子連軸線に沿って下向の凸状に配置し、さらに前記避雷
    装置本体の先端部に対し前記課電側の放電電極と所定の
    気中放電間隙をもって対向する棒状の放電電極を、前記
    円弧状放電部を通る平面とほぼ直交するように、かつ該
    円弧状放電部の円弧中心付近に配置したことを特徴とす
    るV吊碍子装置用避雷装置。
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