JPH04264976A - 電子ファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文書データを格納する
電子ファイル装置に関し、特に、ネットワークに接続さ
れたステーションの保守および管理を遠隔地のステーシ
ョンから行なうのに好適な電子ファイルシステムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、文書データを格納する電子ファイ
ル装置は、ヒタチレビュー、ボリューム３６（１９８７
年）第２１３頁（Ｓ．Ｉｔｏ　　ｅｔ　　ａｌ．，”Ｈ
ＩＴＦＩＬＥ　　６５０　　Ｏｐｔｉｃａｌ　　Ｄｉｓ
ｋ　　Ｆｉｌｉｎｇ　　Ｓｙｓｔｅｍ，”Ｈｉｔａｃｈ
ｉ　　Ｒｅｖｉｅｗ　　３６，２１３（１９８７））に
記載のように、光ディスクに格納されている文書画像を
キーワード等により検索し、該当する検索結果画像を入
手することができる。また、テレビジョン学会誌ボリュ
ーム４４、ナンバ１０（１９９０年）第１４２５頁から
第１４３９頁（武田他”書換型光ディスクを用いたイメ
ージ符号文書のＬＡＮ経由目視検索”）に記載のよう、
ネットワークに接続された電子ファイル装置は、検索結
果の画像を遠隔地のステーションから入手することがで
きる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ネット
ワークの構成を有する電子ファイル装置に対して保守情
報の収集作業を行なう場合、ネットワークに接続されて
いる個々の検索ステーション、ファイルイサーバ、プリ
ントサーバそれぞれの設置場所に保守員が移動し、各ス
テーションごとに保守、管理をおこなっていた。このた
め、ネットワークに接続されたステーションが多数台に
なる場合、保守員の移動時間も含め保守に多大の時間を
要するという問題があった。また、ネットワークを介し
た電子ファイルでは特定のファイルサーバにアクセスが
集中し、アクセスの待ち時間がかかるという問題があっ
た。さらに、ネットワークに接続されたファイルサーバ
に障害が発生した場合、ネットワークに接続された電子
ファイル装置が検索を行なえなくなるという信頼性の問
題があった。

【０００４】本発明の目的は、ネットワークに接続され
た検索ステーション、ファイルサーバ、プリントサーバ
等の各ステーションの保守および管理情報の収集を効率
的に行なえるところにある。さらに、当該保守および管
理情報を印字、表示して、保守員がこれら情報を容易に
把握できるところにある。また、本発明の他の目的は、
収集した管理情報により、光ディスクに格納されている
文書画像データの内で、アクセス頻度の高い文書画像デ
ータのアクセス時間を短縮するところにある。さらに、
本発明は、保守兼用の検索ステーションを用いて、ファ
イルサーバの信頼性を向上させるところにある。さらに
、ネットワークを介して、各ステーションの制御プログ
ラムのバージョンのアップを、一台の検索ステーション
からできるようにし、保守作業の作業性を向上させると
ころにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介して画像を検索する電子ファイル装置において、検
索作業とともに保守作業を兼用できる検索ステーション
を設け、当該保守兼用の検索ステーションにおいて、ネ
ットワークを介して、保守作業ができるとともに検索ス
テーション並びにプリントサーバおよびファイルサーバ
の保守情報または管理情報を収集し保管するようにした
ものである。また、収集した保守情報または管理情報を
保守兼用の検索ステーションに表示または印字するする
ようにしたものである。さらに、ファイルイサーバの内
容をバックアップ用のファイルサーバに複写して保持し
、ファイルサーバの動作状態を監視し、障害発生時、バ
ックアップ用ファイルサーバに切り替えて使用し、ファ
イルサーバの信頼性をたかめるようにしたものである。

【０００６】

【作用】ネットワークを介して画像を検索する電子ファ
イル装置は、検索ステーション、ファイルサーバ、プリ
ントサーバから構成されており、その内、一台のステー
ションは、ネットワークにつながり各ステーションの保
守が行なえる構成とする。この保守兼用の検索ステーシ
ョンでは、各ステーションの保守情報を収集することが
でき、また管理情報を収集する。さらに、これら収集し
た情報を表示装置または印字装置に出力する。ネットワ
ークにはバックアップ用のファイルサーバも接続されて
おり、当該保守兼用の検索ステーションによってファイ
ルサーバの状態を監視し、障害の発生時、ファイルサー
バをバックアップ用のファイルサーバに切替る指令を出
すことができる。また、ネットワークの管理情報として
光ディスクへのアクセス頻度を測定することができ、こ
の情報をもとに光ディスクに格納されている文書画像デ
ータを複写または再配置する。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。図１において、ネットワーク１０９は、ローカルエ
リアネットワーク若しくは広域通信網およびその組合せ
である。当該ネットワーク１０９に電子ファイル装置の
ステーションとして、検索ステーション１０４、１０５
、１０６およびファイルサーバ１０７、プリントサーバ
１０８が接続されている。これらのステーションは、複
数台がネットワーク１０９に接続されており、例えば、
ある検索ステーション１０４から検索要求を出し、ファ
イルサーバ１０７において該当する文書画像を探索し、
検索結果をプリントサーバ１０８に出力する。このよう
なネットワークを備えた電子ファイル装置において、保
守作業も兼用できる保守兼用検索ステーション１００が
接続されている。当該保守兼用検索ステーション１００
には、使用者の課金情報を収集するための課金情報収集
部１０１が具備されている。また、通常の検索が行なえ
るように、検索部１０２、および表示部１０３を備えて
いる。

【０００８】図８は検索ステーションの構成図である。 検索ステーションでは、バス８１１にプロセッサ８００
、制御メモリ８０１、画像メモリ８０２が接続されてお
り、課金情報、保守情報、管理情報等の計数を制御用プ
ログラムにより行なう。また、ＣＲＴ・キーボード制御
部８０４にはＣＲＴ８０５とキーボード８０６が接続さ
れており、検索の途中操作をこれらを介して行ない、そ
の結果を表示する。磁気ディスク制御部８０７は磁気デ
ィスク８０８を制御しており、光ディスク制御部８０９
は光ディスク８１０を制御している。通信制御部８０３
はネットワークを介して各ステーションとの送受信を行
ない、保守情報、管理情報等のデータを送信する。

【０００９】図９はファイルサーバの構成図である。フ
ァイルサーバでは、バス９１１にプロセッサ９００、制
御メモリ９０１、画像メモリ９０２が接続されている。 さらに、ＣＲＴ・キーボード制御部９０４はＣＲＴ９０
５とキーボード９０６を制御している。大量の文書デー
タを格納するため、アレイ型の光ディスク装置９０８を
備えており、光ディスク制御部９０７により制御してい
る。もちろん、アレイ型光ディスク装置の代わりに、ス
タック型光ディスク或いは光ディスクライブライ装置を
使用してもよい。さらに、高速の入出力が可能なアレイ
型磁気ディスク９１０を備え、これを磁気ディスク制御
部９０９によって制御している。もちろんアレイ型磁気
ディスクの代わりに、マルチ磁気ディスク或いは通常の
磁気ディスクであってもよい。

【００１０】図２は課金情報の集計方法を示すための電
子ファイル装置の構成図である。ネットワーク２５０に
は、保守兼用検索ステーション２００、ファイルサーバ
２０１、プリントサーバ２０２、検索ステーション２０
３が接続されている。これらのステーションは複数台が
ネットワークに接続されていてもよい。検索ステーショ
ン２０３では、通常の検索を行なう検索部２４０と検索
の途中経過および検索結果を表示する表示部２４１が具
備されており、さらに、課金情報として使用者ごとの使
用時間を測定および累積する使用時間計数部２４２があ
る。当該計数部２４２により計数された使用時間は、使
用時間送信部２４３に入力され、ネットワーク２５０を
介して、保守兼用検索ステーション２００に送信される
。また、ファイルサーバ２０１には、大容量記憶装置を
備えこれを制御するファイル制御部２２０が具備されて
いる。さらに、当該大容量記憶装置へのアクセス回数を
計数するアクセス回数計数部があり、計数されたアクセ
ス回数は、アクセス回数送信部２２３に入力され、ネッ
トワーク２５０を介して、同じく、保守兼用検索ステー
ション２００に送信される。さらに、プリントサーバ２
０２においては、検索結果である文書画像を印刷出力す
るプリンタおよびそれを制御するプリント制御部２３０
を具備しており、プリント枚数計数部において、そのプ
リント枚数が計数され、計数結果はプリント枚数送信部
２３２に入力され、ネットワーク２５０を介して、同じ
く、保守兼用検索ステーション２００に送信される。 なお、本構成では、ファイルサーバ２０１およびプリン
トサーバ２０２に課金のための情報を収集する機能を具
備させているが、個々の検索ステーションにおいて、こ
れらの課金情報を収集し、保守兼用検索ステーション２
００に送信する構成でもよい。

【００１１】保守兼用検索ステーション２００では、他
の検索ステーションと同様に、検索部２１５、表示部２
１６を備えている。また、同様に、使用時間計数部２１
７、使用時間送信部２１８を備えており、課金情報を課
金集計部２１０に入力する。当該課金集計部２１０は、
通信制御部２１１によってネットワーク２５０からの課
金情報を受信する。アクセス回数受信部２１２では、フ
ァイルサーバ２０１のアクセス回数を受信し、プリント
枚数受信部２１２ではプリントサーバ２０２の出力枚数
を受信する。さらに、使用者別集計部２１４では、各検
索ステーションから送信された使用時間を使用者別に集
計し保管する。

【００１２】図３は保守情報を収集する電子ファイル装
置の構成図である。ネットワーク３１０に検索ステーシ
ョン３０４、３０５、３０６およびファイルサーバ３０
７、プリントサーバ３０８、保守兼用検索ステーション
３００が接続されている。当該ステーション３００は、
検索を行なう検索部３０２と検索結果を表示する表示部
３０３とを具備している。さらに、ネットワーク３１０
に接続された各ステーションで集計した保守情報を収集
するところの保守情報収集部３０１を具備しており、ネ
ットワークを介して保守情報を受信するとともに収集し
、保管する。これらの、収集した保守情報は、表示部３
０３においてディスプレイの画面に表示することもでき
る。

【００１３】図４は保守情報の収集手順の説明図である
。ここでは、ネットワーク４１０に接続されている検索
ステーション４０１において、保守作業を行ない、その
保守結果を保守兼用検索ステーション４００において収
集する処理の手順を示している。先ず、保守兼用検索ス
テーション４００において、ステップ４０２で保守用プ
ログラムの実行指令を行なう。この指令により、ステッ
プ４０３で保守用プログラムの実行を行なう。さらに、
ステップ４０４で、当該保守結果を例えば、光磁気ディ
スクといった記憶装置に格納する。ステップ４０５にお
いて、検索ステーション４０１から、保守用プログラム
の終了を、保守兼用検索ステーション４００に通知する
。保守兼用検索ステーションでは、ステップ４０９にお
いて、保守結果を画面に表示することができる。図５は
保守情報の表示画面の説明図である。保守兼用検索ステ
ーション４００のディスプレの画面５００において、保
守情報を表示するウィンドゥ５０１が設定されている。 この実施例では、ファイルサーバに関する保守情報であ
ることを文字列５０７「ファイルサーバ」の文字列で表
示している。また、文字列５１０「識別番号１００」に
よって当該ファイルサーバの識別番号を示している。こ
こでは、ファイルサーバを構成している要素を文字列で
表示して、それぞれエラーの発生時刻、発生個所、エラ
ーの種類を表示している。「光ディスク駆動部」５０２
では、「エラー発生時刻」５１１、「発生個所」５１２
、「種類」５１３の項目が表示される。この画面ではエ
ラー発生時刻として、「１２月１０日１０時３２分」が
表示されており、発生個所として番号「２００」５１５
が示されている。エラーの種類は「Ｒ」５１６で表示さ
れており、読み出し誤りであることを示す。 「メモリ部」５０３では、同じく、「エラー発生時刻」
５２０、「発生個所」５２１、「種類」５２２の項目が
表示される。この例では、エラーの発生時刻は「１２月
０９日０８時３２分」５２３であり、発生個所はメモリ
のスロットの番号「スロット１」５２４と表示されてい
る。エラーの種類は「Ｒ」５２５と表示されている。 「ｃｐｕ部」５０４、「通信制御部」５０５、「磁気デ
ィスク駆動部」５０６で表示されている各要素について
も同様に、エラーの状態が表示される。この例以外にも
、プリントサーバや検索ステーションの保守情報を画面
に表示することができる。このように、保守兼用の検索
ステーションの画面に、ネットワークに接続された各ス
テーションの保守情報を表示する手段を有しているため
、保守員が各ステーションに移動することなく、保守情
報を収集することができる。

【００１４】図６はバックアップを有する電子ファイル
の構成図を示す。ネットワーク６０８には、検索ステー
ション６００、６０１、６０２、６０３が接続されてい
る。また、プリントサーバ６０４、ファイルサーバ６０
５が接続されている。このファイルサーバ６０５の障害
時のバックアップを行なうため、バックアップ用ファイ
ルサーバ６０６がネットワーク６０８に接続されている
。保守兼用検索ステーション６０７はネットワーク６０
８に接続され、検索を行なうとともに、ファイルサーバ
の状態の監視を行なう。

【００１５】図７はファイルサーバのバックアップ処理
の手順を示す流れ図である。ステップ７００では、ファ
イルサーバの状態を読み取り、その状態が正常か異常か
を、ステップ７０１で判定する。もし異常と判定されれ
ば、ステップ７０２において、バックアップ用ファイル
サーバに切り換える。また、ステップ７０３において、
保守員を呼び出す。バックアップ用ファイルサーバに切
り換えた後は、検索要求に対して、バックアップ用ファ
イルサーバに具備している光ディスク等の大容量記憶装
置へのアクセスを行なう。このため、保守兼用検索ステ
ーションでは、一定時間ごとにファイルサーバの更新内
容をバックアップ用ファイルサーバに複写し、データの
一貫性を保持する。

【００１６】図１０は保守情報の通知処理の流れ図であ
る。保守兼用検索ステーション３００では、保守情報を
ネットワーク３１０を介して、各ステーションに通知す
る。このため、ステップ１０００では、通知すべき検索
ステーションの識別番号が指定され、ステップ１００１
で当該識別番号に対応した保守情報を読みだす。さらに
、ステップ１００２で、該当する検索ステーションに保
守情報を転送し、ステップ１００３で検索ステーション
のファイルに保守情報を格納する。

【００１７】図１１は検索ステーションの制御プログラ
ムの変更処理を示す流れ図である。ステップ１１００で
は、保守兼用検索ステーション３００に変更プログラム
を設定する。ステップ１１０１でネットワークに接続し
た各検索ステーションに当該変更プログラムを転送する
。次いで、ステップ１１０２において、受信側の検索ス
テーションにおいて、送られてきた変更プログラムを制
御メモリに設定し、ステップ１１０３で、変更プログラ
ムの起動と実行を行なう。

【００１８】図１２はネットワークに接続された各ステ
ーションの状態の画面表示の説明図である。保守兼用検
索ステーション３００の表示装置の画面１２００におい
て、状態表示ウィンドゥ１２０１が設定される。文字列
「ファイルサーバ１」１２０２、「ファイルサーバ２」
１２０３、「プリントサーバ１」１２０４、「プリント
サーバ２」１２０５、「検索ステーション１」１２０６
、「検索ステーション２」１２０７、で示された各ステ
ーションの状態が表示される。表示される項目としては
、「状態」１２１０、「アクセス回数」１２１１、「占
有率」１３１３、がファイルサーバには設けられている
。また、プリントサーバには、「状態」１２１７、「出
力枚数」１２１８、「待ち時間」１２１９、「占有率」
１２２０が表示される。また、検索ステーションでは、
「状態」１２２５、「検索要求回数」１２２６、「開始
時刻」１２２７が表示される。

【００１９】このように、ネットワークに接続された各
ステーションの状態は指定の検索ステーションの表示画
面に表示されることになるため、保守員が各ステーショ
ンに移動することなく、ステーションの状態を監視する
ことができ、保守作業を効率的に行なえるという効果が
ある。

【００２０】図１３は課金情報の画面表示の説明図であ
る。保守兼用検索ステーション１００の表示画面１３０
０には、課金情報を表示するウィンドゥ１３０１が設定
される。当該ウィンドゥ１３０１には、「使用者」１３
０２が表示され、使用者の姓名「日立太郎」１３０３が
示される。使用者の検索要求ごとの使用時間、出力枚数
等が表示される。この例では、表示される項目として、
「検索要求番号」１３０４、「使用時間」１３０５、「
検索ステーション番号」１３０６、「出力枚数」１３０
７、「光ディスク番号」１３０８が表示される。この内
、「検索要求番号」１３０４は検索要求を識別するため
の番号であり、数字「２０２」「２３０」等により検索
要求を識別する。「検索ステーション番号」１３０６は
、当該検索要求によって使用者が使用した検索ステーシ
ョンを識別する番号であり、「出力枚数」１３０７は当
該検索要求によってプリントサーバから出力した紙の枚
数である。また、「光ディスク番号」１３０８は当該検
索要求によりアクセスされた光ディスクを識別するため
の番号である。また、使用者ごとに、課金情報として、
「検索要求回数」１３０９、「出力枚数」１３１０、「
料金」１３１１を表示する手段を備えている。

【００２１】図１６は履歴情報を収集する電子ファイル
装置の構成図である。ネットワーク１６７０には、プリ
ントサーバ１６００、１６１０、およびファイルサーバ
１６２０、１６３０が接続されている。さらに、検索ス
テーション１６４０、１６５０が接続されており、保守
作業を行なうことができる保守兼用検索ステーション１
６６０が接続されている。プリントサーバ１６００には
プリント制御部１６０１が具備されており、画像プリン
タ或いはページプリンタ等のプリンタ１６０２を制御し
ている。さらに、履歴情報記録部１６０３が備えられて
おり、プリンタ１６０２の出力状況を記録する。通信制
御部１６０４では、履歴情報等をネットワーク１６７０
に送信する。ファイルサーバ１６２０には、ファイル制
御部１６２１が具備されており、光ディスク等のファイ
ル装置１６２２を制御している。さらに、履歴情報記録
部１６２３が備えられており、ファイル装置１６２２の
アクセス状況を記録する。通信制御部１６２４では、履
歴情報等をネットワーク１６７０に送信する。さらに、
検索ステーション１６４０には、検索部１６４２と表示
部１６４３が具備されており、履歴情報記録部１６４４
において、検索の履歴を記録する。通信制御部１６４１
では、当該履歴情報等をネットワーク１６７０に送信す
る。

【００２２】一方、保守兼用検索ステーション１６６０
では、同じく、検索部１６６２、表示部１６６３を備え
、履歴情報記録部１６６４において当該ステーションを
用いた検索の履歴を記録する。通信制御部１６６１では
、ネットワーク１６７０を介して送信された履歴情報等
を受信し、履歴情報集計部１６６５に送る。履歴情報集
計部１６６５においては、受信した各ステーションの履
歴情報を集計し保管する。

【００２３】図１４は検索履歴収集のために具備してい
るテーブルの説明図である。このテーブル１４２０は、
横方向の項目として、検索要求番号１４００、時刻１４
０１、使用者１４０２、検索ステーション１４０３、光
ディスク番号１４０４、プリント枚数１４０５等が割り
当てられており、縦方向には、検索要求ごとに付与され
る番号が「２０２」１４１０のように記録される。また
、当該検索要求の時刻、使用者の姓名、検索ステーショ
ンの番号、光ディスクの番号、プリント枚数が検索要求
ごとに記録される。

【００２４】図１５は保守情報の保護機構の説明図であ
る。保守情報または管理情報が収集される検索ステーシ
ョン、ファイルサーバ、プリントサーバには、保守情報
の読み取りに対する保護用のスイッチを設けており、当
該スィツチの開閉により保守情報または管理情報の収集
を禁止することができる。検索ステーションには、プロ
セッサ１５００、制御メモリ１５０１、画像メモリ１５
０２、通信制御部１５０３が設けられている。さらに、
ＣＲＴ・キーボード制御部１５０４、ＣＲＴ１５０５、
キーボード１５０６が具備され、記憶装置制御部１５０
７、大容量記憶装置１５０８が備えられている。保守情
報を記憶する保守情報記憶部１５１１には、記憶装置制
御部１５０９を介してバス１５２０から保守データが格
納される。この時、読取り保護スイッチ１５１０を設け
、当該スイッチの開閉により当該記憶部１５１１の読み
取りの許可および禁止をおこない、保守情報を保護する
。当該スイッチ１５１０によって、ネットワークを介し
て他のステーションから当該保守情報を読み取れらるこ
とを禁止することができるため、ネットワーク構成を持
つ電子ファイル装置の機密保持に有効である。

【００２５】なお、本実施例は電子ファイル装置に関す
るものであるが、ネットワーク構成を有するワークステ
ーション、或いは、ネットワーク構成を有する文書処理
システム、或いは、ネットワークを介した画像伝送シス
テムについても、その保守作業を行なうのに有効である
。

【００２６】

【発明の効果】本発明によれば、ネットワークに接続さ
れた特定のステーションにおいて、各ステーションの保
守や管理情報を収集することができるのでネットワーク
を有する電子ファイル装置の保守作業を効率的に行なう
ことができる。また、収集した保守情報や管理情報を画
面に表示または印刷することができるため、保守の状態
を保守員が把握することが容易となる。また、ネットワ
ーク構成の電子ファイル装置の課金情報を収集し、通知
することができるので、使用者は課金情報を即座に知る
ことができる。さらに、ファイルサーバにバックアップ
用のファイルサーバを設けることにより、障害発生時に
おいても使用者は通常の検索業務を行なうことができる
。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電子ファイル装置の一実施例を示す構
成図である。

【図２】課金情報の収集方法を示す構成図である。

【図３】保守情報を収集する本発明の電子ファイル装置
の一実施例を示す構成図である。

【図４】保守情報の収集手順の説明図である。

【図５】保守情報の表示画面の説明図である。

【図６】バックアップを有する本発明の電子ファイルの
一実施例を示す構成図である。

【図７】ファイルサーバのバックアップ処理を示す流れ
図である。

【図８】本発明で用いる検索ステーションの一例を示す
構成図である。

【図９】本発明で用いるファイルサーバの一例を示す構
成図である。

【図１０】保守情報の通知処理の流れ図である。

【図１１】検索ステーションの制御プログラムの変更処
理を示す流れ図である。

【図１２】ステーションの状態の画面表示の説明図であ
る。

【図１３】課金情報の画面表示の説明図である。

【図１４】検索履歴収集のためのテーブルの説明図であ
る。

【図１５】保守情報の保護機構の説明図である。

【図１６】履歴情報を収集する本発明の電子ファイル装
置の一実施例を示す構成図である。

【符号の説明】

１００　　保守兼用検索ステーション １０４　　検索ステーション １０７　　ファイルサーバ １０８　　プリントサーバ ２１０　　課金集計部 ３０１　　保守情報収集部 ５０１　　保守情報の表示ウィンドゥ ６０６　　バックアップ用ファイルサーバ８１０　　光
ディスク １２０１　　ステーションの状態表示ウィンドゥ１３０
１　　課金情報の状態表示ウィンドゥ１６０３　　履歴
情報記録部 １６６５　　履歴情報集計部 １５１０　　読み取り保護スィッチ

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ネットワークを介して画像を検索する電子
   ファイル装置であって、光ディスクに保管された文書イ
   メージを検索する第一の手段と、電子ファイル装置の保
   守を行なう第二の手段と、ネットワークに接続された検
   索ステーション並びにプリントサーバおよびファイルサ
   ーバの保守情報または管理情報を収集し保管する第三の
   手段と、保守情報または管理情報を表示または印字する
   第四の手段と、当該保守情報または管理情報をネットワ
   ークに接続された検索ステーションに通知する第五の手
   段とを有する保守兼用の検索ステーションを設けたこと
   を特徴とする電子ファイル装置。
2. 【請求項２】ネットワークに接続されたファイルサーバ
   、検索ステーションおよびプリントサーバの一定時間ご
   との使用状況を上記保守兼用検索ステーションの画面に
   表示することを特徴とする請求項１記載の電子ファイル
   装置。
3. 【請求項３】上記第二の手段は、プリントサーバの出力
   紙の枚数を集計する手段と、ネットワークに接続された
   検索ステーションの使用時間を集計する手段と、ファイ
   ルサーバに格納されている画像へのアクセス回数を集計
   する手段とを有することを特徴とする請求項１又は請求
   項２記載の電子ファイル装置。
4. 【請求項４】上記第三の手段は、電子ファイル装置の各
   部分の試験結果またはエラー状態を収集することを特徴
   とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の電子フ
   ァイル装置。
5. 【請求項５】上記検索ステーションにおいて、ネットワ
   ークに接続された各検索ステーションの使用者に対して
   課金情報を集計する手段を有することを特徴とする請求
   項１から請求項４のいずれかに記載の電子ファイル装置
   。
6. 【請求項６】ネットワークを介して画像を検索する電子
   ファイル装置であって、ファイルサーバに文書イメージ
   を保管する第一の手段と、当該ファイルイサーバの内容
   をバックアップ用のファイルサーバに複写して保持する
   第二の手段と、ファイルサーバ監視ステーションにおい
   てファイルサーバの動作状態を監視する第三の手段とか
   らなることを特徴とする電子ファイル装置。
7. 【請求項７】上記第三の手段は、光ディスクに保管され
   た文書イメージを検索する手段と、ファイルサーバの状
   態を読み取る手段と、当該状態の情報によって正常かど
   うかの判定を行なう手段と、バックアップ用ファイルサ
   ーバに切り替えて使用する手段と、ファイルサーバの保
   守者を呼び出すための情報を出力する手段とを有するこ
   とを特徴とする請求項６記載の電子ファイル装置。
8. 【請求項８】上記第二の手段は、保守用プログラムの実
   行を他の検索ステーションに指令する手段と、保守結果
   の読みだしを指令する手段と、保守結果を画面に表示す
   る手段とを有し、さらに、保守対象の検索ステーション
   においては、当該実行指令受信して保守用プログラムを
   実行する手段と、保守結果を光磁気ディスクに格納する
   手段と、保守用プログラムの実行が終了したことを送信
   する手段と、保守結果を光磁気ディスクから読み出し保
   守兼用検索ステーションに送信する手段とを有すること
   を特徴とする請求項１記載の電子ファイル装置。
9. 【請求項９】ネットワークを介して画像を検索する電子
   ファイル装置であって、光ディスクへのアクセク頻度を
   計測する第一の手段と、当該頻度を検索ステーション別
   に集計する第二の手段と、集計結果に基づいて光ディス
   クに格納されている画像をネットワークに接続されてい
   る他の光ディスクに再配置または複写する第三の手段と
   を有することを特徴とする電子ファイル装置。
10. 【請求項１０】ネットワークを介して画像を検索する電
    子ファイル装置であって、ネットワークに接続されたフ
    ァイルステーションにおいて変更またはバージョンアッ
    プされた制御プログラムを検索ステーションに送信する
    手段と、当該検索ステーションにおいて当該制御プログ
    ラムを設定および実行する手段とを有することを特徴と
    する電子ファイル装置。
11. 【請求項１１】上記第三の手段は、再配置または複写さ
    れる画像の格納されている元のアドレスを有する手段と
    、再配置または複写先のアドレスを有する手段と、これ
    らのアドレスの間で画像を転送または複写する手段とを
    有することを特徴とする請求項９記載の電子ファイル装
    置。
12. 【請求項１２】上記第三の手段は、検索ステーションご
    とに保護用のスイッチを設ける手段と、当該スィツチの
    開閉により保守情報または管理情報の収集を禁止する手
    段とを有することを特徴とする請求項１記載の電子ファ
    イル装置。
13. 【請求項１３】上記第四の手段は、使用者の識別情報、
    又は、検索ステーションの使用開始日時、又は使用時間
    、又は、検索要求の識別番号、又は、アクセスした光デ
    ィスクの識別番号、又は、検索要求ごとの出力紙の枚数
    を表示若しくは印字する手段を有することを特徴とする
    請求項１記載の電子ファイル装置。
14. 【請求項１４】使用者ごとに情報を集計して表示又は印
    字する手段若しくは、検索ステーションごとに情報を集
    計して表示又は印字する手段を有することを特徴とする
    請求項１２記載の電子ファイル装置。
15. 【請求項１５】上記第四の手段は、エラーの種類、又は
    、エラーの発生時刻、又は、エラーの発生個所を構成部
    分ごとに表示または印字することを特徴とする請求項１
    記載の電子ファイル装置。
16. 【請求項１６】上記保守情報または管理情報をネットワ
    ークに接続された検索ステーションに通知する手段を有
    することを特徴とする請求項１記載の電子ファイル装置
    。
17. 【請求項１７】ネットワークの構成を備えた電子ファイ
    ル装置であって、ネットワークを介した検索の履歴を記
    録および保管する手段を有することを特徴とする電子フ
    ァイル装置。
18. 【請求項１８】上記手段は、検索要求、検索の開始およ
    び終了時刻、使用者識別番号、使用した検索ステーショ
    ン番号、アクセスした光ディスクの識別番号、プリント
    枚数を記録するテーブルを有することを特徴とする請求
    項１７記載の電子ファイル装置。