JP2947780B1 - 印刷課金システム及びファイル転送課金システム - Google Patents

印刷課金システム及びファイル転送課金システム

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JP2947780B1
JP2947780B1 JP10049108A JP4910898A JP2947780B1 JP 2947780 B1 JP2947780 B1 JP 2947780B1 JP 10049108 A JP10049108 A JP 10049108A JP 4910898 A JP4910898 A JP 4910898A JP 2947780 B1 JP2947780 B1 JP 2947780B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ネットワーク上における印刷処理に対する課
金処理を効率的に行う。 【解決手段】 クライアント102は印刷要求ファイル
と帳票ファイル104とを課金サーバ100に送信す
る。課金サーバ100は利用可能な印刷用紙の数などの
資源の許可量を記述した印刷許可ファイル110を、ク
ライアント102に送信する。課金サーバは資源量に基
づき、課金情報を作成し、課金情報ファイル108に格
納する。クライアント102は、帳票ファイルに先行し
て、印刷許可ファイル110をプリンタ装置112に送
信する。プリンタ装置112は、帳票ファイル104に
先行して印刷許可ファイル110が送信されてきた場合
にのみ印刷処理を実行する。課金情報を集中的に管理す
ることができると共に、印刷の制御を効率よく行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
用いられるプリントサーバや、ネットワークプリンタな
どによる印刷サービスに対する課金に関する。特に、印
刷サービスに対する課金を容易に行うことができるプリ
ントサーバやプリンタ装置及びそれに関連する装置を含
むシステムに関する。
【0002】その他種々のサービスに対する課金、例え
ばファイル転送に対する課金を行うのに適した種々の装
置を含むシステムにも関する。
【0003】
【従来の技術】ネットワーク上において帳票などの印刷
を行う場合には、その印刷要求を一旦プリントサーバな
どに集めて、そのプリントサーバが所定のスプーリング
処理などを行い、適宜ネットワーク上のプリンタ装置に
印刷するためのデータを送出していた。
【0004】このように、帳票などの印刷を行う場合、
各印刷処理に対し課金を行う必要がしばしば生じる。こ
の課金は、プリントサーバ内の印刷スプーラにより行わ
れる場合が多かった。すなわち、印刷スプーラは実際に
印刷の対象となるファイルを保持しているため、印刷枚
数等を比較的容易に知ることができるのである。そのた
め、課金の額の計算も、この印刷スプーラにおいて行う
のが好ましかったのである。このような、従来の課金の
動作を図12に基づいて以下説明する。
【0005】図12には、従来のネットワーク上におけ
る印刷の処理、及びその印刷処理に対する課金の動作に
ついての説明図が示されている。
【0006】図12に示されているように、従来は印刷
を要求するクライアント10が印刷要求をプリントサー
バ12に対して送出する。プリントサーバ12はクライ
アント10からの印刷の要求を印刷スプーラ12aを用
いて適宜スプーリングする。印刷スプーラ12aは課金
の対象となる帳票のページ数などをカウントすることに
より、各ユーザ毎の課金情報を蓄積する。この課金情報
の蓄積はプリントサーバ12内部の課金情報ファイル1
4に蓄積することにより行われていた。
【0007】なお、特開平6−266461号公報には
カラープリンタの課金管理システムが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、いわ
ゆるプリンタ装置16が広く普及している。そのため、
近年においては、クライアント10から直接このプリン
タ装置16に対し印刷の要求が出されることも多くなっ
てきている。このように、プリントサーバ12を経由せ
ずに、各クライアント10が直接プリンタ装置16に対
し帳票などの印刷を要求するようなシステム構成におい
ては、従来と異なり、集中的な課金の管理を行うことは
困難である。
【0009】このように、プリントサーバ12を経由せ
ずに、直接プリンタ装置16に印刷要求が出される場合
には、プリンタ装置16自体に課金を管理する機能を持
たせることが考えられる。
【0010】しかしながら、複数のサーバや複数のクラ
イアント、さらには複数のプリンタ装置16が1つのネ
ットワーク上に設けられているいわゆる水平分散型のシ
ステムにおいては、係る課金の管理が複雑になり、さら
には、プリンタ装置16の増設やクライアント10の追
加などの拡張が極めて煩雑になるという問題がある。
【0011】本発明は、係る課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、従来のプリントサーバと
は独立した課金サーバを設け、この課金サーバで集中的
に印刷処理に対する課金を管理することができるシステ
ムを提供することである。
【0012】また、本発明の他の目的は、印刷処理以外
のサービスに対する課金処理に対しても円滑に課金処理
を行うことができるシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、印刷に対する課金情報を蓄積する課金サ
ーバと、印刷を行うプリントサーバと、を備えた印刷課
金システムにおいて、前記課金サーバは、印刷の対象で
ある印刷データファイルと、前記印刷データファイルの
印刷の要求を意味する印刷要求ファイルと、に基づい
て、前記印刷データファイルの印刷を許可する旨を表す
印刷許可ファイルを生成する印刷許可ファイル生成処理
部と、前記印刷要求ファイルを送信したクライアントの
課金情報を蓄積する課金ログ処理部と、を含み、前記プ
リントサーバは、前記クライアントが送信した前記印刷
許可ファイル及び前記印刷データファイルを受信し、前
記印刷許可ファイルを検査し、前記印刷許可ファイルが
印刷を許可するファイルと、前記印刷データファイルと
が一致するか否かを検査する印刷監視部と、前記印刷監
視部の検査の結果、前記印刷データファイルと、前記印
刷許可ファイルが印刷を許可するファイルとが一致する
場合にのみ、前記印刷データファイルの印刷を実行する
印刷処理部と、を含むことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は、前記印刷許可ファイル
は、印刷許可情報を含み、この印刷許可情報は、印刷に
用いられる各資源の識別子と前記資源の使用許可量との
組み合わせを、1組以上含むことを特徴とするものであ
る。
【0015】また、本発明は、前記印刷許可ファイル生
成処理部は、前記クライアントが前記印刷要求ファイル
中に記述した、印刷に使用する資源量に基づいて、前記
印刷許可情報を作成することを特徴とするものである。
【0016】また、本発明は、前記印刷許可ファイル生
成処理部は、印刷に使用する資源量の所定の組み合わせ
と、この組み合わせに対して定義された印刷許可クラス
との対応を記憶し、さらに、前記印刷許可ファイル生成
処理部は、前記クライアントが前記印刷要求ファイル中
に記述した、前記印刷許可クラスを読み出し、この印刷
許可クラスに対応する印刷に使用する前記資源量の組み
合わせを、前記記憶している対応から読み出し、この資
源量の組み合わせに基づいて前記印刷許可情報を作成す
ることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明は、前記印刷監視部は、上記
検査の結果、前記印刷許可ファイルが印刷を許可するフ
ァイルと前記印刷データファイルとが一致しなかったと
判断した場合には、印刷が行われなかった旨を前記クラ
イアントに通知することを特徴とするものである。
【0018】また、本発明は、前記印刷監視部は、上記
検査の結果、前記印刷許可ファイルが印刷を許可するフ
ァイルと前記印刷データファイルとが一致しなかったと
判断した場合には、印刷が行われなかった旨をネットワ
ーク管理者に監査情報として通知することを特徴とする
ものである。
【0019】また、本発明は、印刷に対する課金情報を
蓄積する課金サーバと、印刷を行うプリントサーバと、
を備えた印刷課金システムにおいて、前記課金サーバ
は、印刷の対象である印刷データファイルと、前記印刷
データファイルの印刷の要求を意味する印刷要求ファイ
ルと、に基づいて、前記印刷データファイルの印刷を許
可する旨を表す印刷許可ファイルを生成し、前記生成し
た印刷許可ファイルを保存し、前記生成した印刷許可フ
ァイルのファイル名をクライアントに送信する印刷許可
ファイル生成処理部と、前記印刷要求ファイルを出力し
たクライアントの課金情報を蓄積する課金ログ処理部
と、を含み、前記プリントサーバは、前記クライアント
から、前記印刷許可ファイルのファイル名と印刷データ
ファイルとを受信し、前記印刷許可ファイルのファイル
名に基づき、前記印刷許可ファイル生成処理部から前記
印刷許可ファイルを読み出し、前記読み出した印刷許可
ファイルを検査し、この印刷許可ファイルが印刷を許可
するファイルと、前記印刷データファイルとが一致する
か否か検査する印刷監視部と、前記印刷監視部の検査の
結果、前記印刷データファイルと前記印刷許可ファイル
が印刷を許可するファイルとが一致する場合にのみ、前
記印刷データファイルの印刷を実行する印刷処理部と、
を含むことを特徴とするものである。
【0020】また、本発明は、前記印刷監視部は、前記
印刷処理部による印刷動作が完了した後、前記課金サー
バ内に格納されている前記印刷許可ファイルを削除する
ことを特徴とするものである。
【0021】また、本発明は、ファイル転送に対する課
金情報を蓄積する課金サーバと、ファイル転送を行うフ
ァイル転送サーバと、を備えたファイル転送課金システ
ムにおいて、前記課金サーバは、ファイル転送の対象で
ある転送データファイルと、前記転送データファイルの
ファイル転送の要求を意味する転送要求ファイルと、に
基づいて、前記転送データファイルのファイル転送を許
可する旨を表す転送許可ファイルを生成する転送許可フ
ァイル生成処理部と、前記転送要求ファイルを送信した
クライアントの課金情報を蓄積する課金ログ処理部と、
を含み、前記ファイル転送サーバは、前記クライアント
が送信した前記転送許可ファイル及び前記転送データフ
ァイルを受信し、前記転送許可ファイルを検査し、前記
転送許可ファイルがファイル転送を許可するファイル
と、前記転送データファイルとが一致するか否かを検査
する転送監視部と、前記検査手段の検査の結果、前記転
送データファイルと、前記転送許可ファイルがファイル
転送を許可するファイルとが一致する場合にのみ、前記
転送データファイルのファイル転送を実行する転送処理
部と、を含むことを特徴とするものである。
【0022】また、本発明は、前記クライアントは、印
刷を要求する業務プログラムを含むことを特徴とするも
のである。
【0023】また、本発明は、前記クライアントは、フ
ァイル転送を要求する業務プログラムを含むことを特徴
とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0025】実施の形態1.図1には、本発明の好まし
い実施の形態であるネットワークシステムの構成図が示
されている。この図に示されているように、本実施の形
態1において特徴的なことはプリントサーバとは独立し
た課金サーバ100が設けられていることである。
【0026】まず、帳票などの印刷を行うクライアント
プログラムやバッチプログラム(以下、これらをプリン
トクライアント102と呼ぶ)は、印刷の要求をプリン
トサーバ等に対して送信する前に、この課金サーバ10
0に対し、印刷の対象である帳票ファイル104と、印
刷ページ数などの課金情報106と、を通知する。この
課金情報106と帳票ファイル104の送信が図1にお
いては(1)で示されている。
【0027】次に、課金サーバ100は、送信された課
金情報106を課金情報ファイル108に蓄積する。こ
の蓄積動作は、図1においては(2)で示されている。
課金サーバ100は、この蓄積動作と共に、課金情報1
06及び帳票ファイル104に基づき印刷許可ファイル
110を生成する。この印刷許可ファイル110の生成
動作は、図1においては(3)で示されている。そし
て、課金サーバ100はこの印刷許可ファイル110を
プリントクライアント102に送信するのである。
【0028】この印刷許可ファイル110は、印刷許可
ページ数などの使用する事ができる資源(リソースと呼
ぶ)を規定すると共に、印刷の対象である帳票ファイル
104のデータを一意に認識するための帳票認識キーを
含むファイルである。
【0029】プリントクライアント102は、送信され
てきた印刷許可ファイル110と、印刷の対象である帳
票ファイル104をネットワーク接続されているプリン
タ装置112に対し送信する。具体的には、プリントク
ライアント102は印刷許可ファイル110をプリンタ
装置112に送信すると、その送信に続いて帳票ファイ
ル104をプリンタ装置112に対し送信するのであ
る。この送信動作は、図1においては(4)で示されて
いる。
【0030】プリンタ装置112は、印刷許可ファイル
110を伴わずに、単に帳票ファイル104のみが送信
されてきた場合にはその印刷の要求を拒否する機能が備
えられている。さらに、プリンタ装置112は印刷許可
ファイル110に続けて帳票ファイル104が送信され
てきた場合には、まずこの印刷許可ファイル110に記
述されている帳票認識キーを使用して、続けて送られて
きた帳票ファイル104がこの印刷許可ファイル110
によって許可されたファイルであるか否かを検査する。
具体的には、印刷許可ファイル110に記述されている
帳票認識キーが続けて送られてきた帳票ファイル104
を一意に認識するか否かの検査を行うのである。
【0031】この検査の結果、帳票ファイル104を一
意に認識することができ、印刷許可を得ていることが確
認できた場合には、プリンタ装置112はその帳票ファ
イル104の印刷を開始する。
【0032】また、プリンタ装置112は印刷処理の
間、印刷ページ数を常に監視している。そして、印刷許
可ファイル110の内部に記述されている印刷許可ペー
ジ数を越えて印刷が行われる場合には印刷を停止する。
【0033】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、複数のサーバやクライアント、及びネットワークプ
リンタが設置される分散システムにおいても、帳票印刷
の課金管理を容易に行うことができる。尚、本実施の形
態におけるプリンタ装置112はプリントサーバとして
の機能を有するものである。本実施の形態においては、
プリンタ装置112がプリントサーバとしての機能を有
しているが、例えばプリンタ装置をローカルエリアネッ
トワークに接続するためのローカルエリアネットワーク
ボードやプリンタアダプタに、印刷許可ファイル110
のチェック機能を付与することも好ましい。このよう
に、ローカルエリアネットワークボードやプリンタアダ
プタに印刷許可ファイル110のチェック機能を備えさ
せれば、従来のネットワーク対応ではないプリンタ装置
も利用することができるようになる。
【0034】また、本実施の形態によれば、プリントサ
ーバ(本実施の形態におけるプリンタ装置112)やプ
リンタアダプタを介して接続されているプリンタ装置な
どには、ユーザ毎の課金管理機能を備える必要がなくな
る。また、ユーザが増えた場合には、そのユーザの追加
は課金サーバ100においてのみ設定すれば自動的に課
金が行われるため、システムの運用を容易にすることが
できる。
【0035】また、本実施の形態におけるプリンタ装置
112は、ユーザやシステム構成に依存せず単に印刷許
可ファイル110のチェックのみを行う。そのため、こ
のネットワークシステムにプリンタ装置112を増設す
る際の設定を容易にすることができる。
【0036】また、本実施の形態において提案した課金
方式は、帳票印刷をする際の課金を、課金サーバ100
で集計をしている。しかし、このような課金の集計は、
印刷処理に限らず、ネットワーク上のリソースを使用す
る全てのサービスに応用できるものである。例えば、フ
ァイルの転送などの際の通信量などのリソース量に対す
る課金管理を行う場合にも同様のサーバを利用すること
ができる。通信量として、例えば通信されたデータのバ
イト数や、通信に要した時間などを単位として利用し
て、ファイル転送に対する課金を行うことが考えられ
る。
【0037】実施の形態2.本実施の形態2は、本発明
の基本アイデアを表す実施の形態であり、その説明図が
図2に示されている。
【0038】図2に示されているように、本実施の形態
においては業務クライアントX1と、プリントサーバY
1と、課金サーバ100とが、ローカルエリアネットワ
ーク200を介して接続されている。すなわち、業務ク
ライアントX1や、プリントサーバY1や、課金サーバ
100は、ローカルエリアネットワーク200と接続す
るためのインターフェースをそれぞれ備えている。この
インタフェースは、本発明の接続手段に相当する。
【0039】まず、印刷を行う業務クライアントX1
は、印刷用紙の枚数など、印刷に必要な資源の要求を記
録した印刷要求ファイル202と、印刷データファイル
204、とを課金サーバ100に通知する。
【0040】この通知動作は図2において(1)で示さ
れているものである。
【0041】このように印刷要求ファイル202と印刷
データファイル204とを課金サーバ100に通知する
ことにより印刷の許可を求めるのである。印刷要求ファ
イル202の内容は、印刷用紙枚数だけではなく印刷デ
ータファイル204のサイズや、印刷処理の実行時間な
どの種々の印刷のパラメータにすることができる。尚、
本実施の形態においては業務クライアントX1が印刷の
要求をする場合について説明しているが、業務プログラ
ムや、所定のバッチ処理などによって印刷が要求される
場合でも同様である。
【0042】さて、課金サーバ100は、印刷要求ファ
イル202と、印刷データファイル204が送信されて
くると、この印刷要求ファイル202に記録されている
印刷用紙枚数などの使用できる資源量と印刷データ認識
キーを含む印刷許可ファイル110を生成する。この印
刷許可ファイル110は、印刷許可ファイル生成処理部
206において生成される。
【0043】ここで、使用できる資源量とは印刷に対し
て許可された用紙枚数などのパラメータを意味し、印刷
データ認識キーは、印刷の対象である印刷データファイ
ル204を一意に認識することができるキーである。
【0044】具体的には、印刷データ識別キーは、印刷
データファイル204の内容から定められるキーとする
ことが好ましい。内容に対し所定の演算を施すことによ
り、このキーを算出するのであるが、より簡易には印刷
データファイル204中のアドレスと、そのアドレスに
おける値を上記キーとして利用することも好ましい。ま
た、印刷データ識別キーは、印刷データファイル204
の作成日時を含むことも好ましい。さらに、印刷データ
識別キーは、印刷データファイル204上記内容から特
定されるキーや、作成日時など複数種類のキーを含むも
のとしても良い。複数種類のキーを組み合わせることに
より、より正確に印刷データファイル204を識別する
ことができる。
【0045】この印刷許可ファイル110が課金サーバ
100から業務クライアントX1に返信されることによ
り、印刷の許可が与えられることになる。
【0046】印刷許可ファイル110の構成を表す説明
図が図3に示されている。この図に示されているよう
に、印刷許可ファイル110は、印刷データファイルの
名称と、印刷データ識別キーを含んでいる。更に、印刷
許可ファイル110は、印刷に用いられる資源IDと許
可量の対の繰り返しを含んでいる。本文においては、こ
の繰り返しを印刷許可情報と呼ぶ。資源IDは、資源を
識別するIDであるが、簡易的にはその資源名が利用さ
れる(図3参照)。
【0047】課金サーバ100は、印刷を許可したユー
ザについて、印刷用紙枚数などの使用できる(使用が許
可された)資源量を課金情報ログファイル208に記録
する。すなわち、使用が許可された資源量に対する課金
情報が課金情報ログファイル208に記録されるのであ
る。尚、この課金情報の課金情報ログファイル208へ
の記録は、図2において(3)で示されている。
【0048】さて、課金情報ログファイル208への書
き込みは、課金ログレコードを単位として行われる。ま
た、このログレコードは、一般に課金の対象者を明らか
にするために、印刷を要求したユーザの名称を含むこと
が好ましい。また、各課金ログレコードは、資源の名称
と、その資源の使用許可量を含んでおり、課金額の計算
が行い易くなるように構成されている。課金ログレコー
ドの具体的な構成を表す説明図が図6に示されている。
この図に示されているように、資源ログレコードは、印
刷要求ユーザ名と、資源名と、使用(許可)量とから成
るレコードである。
【0049】この課金情報の記録は、課金サーバ100
内の課金ログ処理部210において行われる。尚、印刷
許可ファイル110の業務クライアントX1への返信
は、図2においては(2)で表されている。
【0050】さて、業務クライアントX1は、プリント
サーバY1に印刷の対象となる印刷ファイル204を転
送するが、そのファイル転送に先立って、課金サーバ1
00から返信されてきた印刷許可ファイル110を予め
プリントサーバY1に送信する。この印刷許可ファイル
110の送信は、図2においては(4)で示されてい
る。
【0051】次に、業務クライアントX1は、印刷許可
ファイル110の送信に引き続き、印刷データファイル
204をプリントサーバY1に送信する。この印刷デー
タファイル204の送信は、図2においては(5)で示
されている。
【0052】プリントサーバY1は、印刷データファイ
ル204を印刷する際に、直前に受信している印刷許可
ファイル110を参照する。そして、印刷データファイ
ル204が印刷許可ファイル110内の印刷データ認識
キーによって一意に認識されるか否かを検査する。この
検査は、印刷監視部212が行う。
【0053】そして、プリントサーバY1内の印刷監視
部212は印刷データ認識キーから、印刷データファイ
ル204が一意に認識できないと判断した場合には、印
刷不能をユーザ(業務クライアントX1)に通知する。
この通知は図2において(7)で示されている。
【0054】さらに、印刷が行われなかった場合には、
クライアントだけでなくネットワーク管理者にも同様の
通知を行うことが管理上便利であることが多い。従っ
て、印刷監視部212は、クライアントだけでなく、ネ
ットワーク管理者にも印刷がされなかったと言う内容の
監査情報の通知を行うことが望ましい。
【0055】なお、認識は、キーを使用して行うのも好
ましいが、単にファイル名を見るのも簡易な手法であ
る。単にファイル名のみを比較して、印刷許可ファイル
110中に記述されているファイル名と印刷データファ
イル204のファイル名が一致するか否かを検査するの
である。
【0056】一方、印刷データ認識キーにより送信され
てきた印刷データファイル204が一意に認識できた場
合には、印刷処理が開始される。この印刷処理は、図2
においては(8)で示されている。尚この印刷処理はプ
リントサーバY1内の印刷処理部214において行われ
る。
【0057】この際、印刷処理の実行中に印刷ページ数
などの利用資源の消費量を監視し、印刷許可ファイル1
10において規定されている範囲を越えないように監視
を行う。この監視は、具体的には印刷監視部212が行
う。
【0058】そして、印刷許可ファイル110で規定さ
れた範囲を越えた場合には印刷処理の中断を行い、これ
をユーザに通知する。
【0059】印刷許可ファイル110で規定されている
各資源の許容量の例が図4に示されている。このよう
に、監視される資源としては、例えば印刷枚数(枚)
や、印刷処理時間(分)、印刷データ量(バイト)、印
刷トナー量(グラム)などがある(図4参照)。これら
の印刷許可量の作成は、印刷許可ファイル生成処理部2
06によって行われる。
【0060】本実施の形態においては、印刷許可ファイ
ル110中において規定されたこれら資源の許可量のう
ち、1種類の資源でも許可量を越えて使用された場合に
印刷処理を中止するのである。
【0061】このような印刷処理の中断の処理は、図2
において(6)で示されている。また、印刷処理が中断
された場合にも、上述したのと同様に、利用者にその旨
を通知することが好ましい。この通知は図2においては
(7)で示されている。
【0062】さて、これまでに述べた実施の形態におい
ては、各資源の許可量が個別に設定されている。しか
し、実際の印刷処理においては、同じような許可量を繰
り返し用いられる場合が多いと考えられる。そこで、各
資源の許可量の所定の組み合わせをクラスとして予め定
義しておき、このクラスを用いて、業務クライアントが
複数の資源の許可量を一括して指定してしまうことも好
ましい。
【0063】すなわち、印刷を要求する業務クライアン
トX1は、使用許可を受けたい各資源の量をいちいち指
定するのではなく、クラスを指定することにより、課金
サーバ100に対して、複数の資源の許可量を一度に指
定する事が好ましい。
【0064】印刷許可クラスの例が図5に示されてい
る。この図に示されているように、例えば印刷許可クラ
スAは、印刷枚数として10枚を規定しているが、その
他の印刷処理時間等には制限がない印刷許可クラスであ
る。また、印刷許可クラスBは、印刷枚数の許可量が1
00枚であるが、その他の印刷処理時間等には制限がな
い印刷許可クラスである。また、印刷許可クラスCは、
印刷枚数の許可量が100枚であり、印刷処理時間の許
可量が60分であり、印刷データ量の許可量が4096
Kバイトである印刷許可クラスである。また、印刷許可
クラスDは、印刷枚数、印刷処理時間、印刷データ量、
等に関して一切制限がない印刷許可クラスである。
【0065】具体的には、この図5で示されているよう
なテーブルを記憶する手段が、課金サーバ100の印刷
許可ファイル生成処理部206内に設けられている。ま
た、このテーブル記憶手段には、予め定められている印
刷許可クラスが記憶されている。実際の印刷処理に先だ
って、この印刷許可クラスのデータを、このテーブル記
憶手段に格納しておく必要がある。
【0066】さて、印刷許可クラスを記憶するテーブル
記憶手段を備えた課金サーバ100に対しては、業務ク
ライアントX1は、利用したい資源の許可量の組み合わ
せである印刷許可クラスを記述した印刷要求ファイル2
02を送信する。そして、課金サーバ100内の印刷許
可ファイル生成処理部206は、この印刷要求ファイル
202に記述されている印刷許可クラスを、上記印刷許
可クラステーブル記憶手段から探し出す。そして、見つ
けられた印刷許可クラスが意味する印刷のための各資源
の要求許可量を、この印刷許可クラスを記憶するテーブ
ル記憶手段から読み出してくるのである。要求されてい
る各資源の許可量が求められた後、その許可量に基づ
き、印刷許可ファイル生成処理部206は、印刷許可フ
ァイル110を生成する。
【0067】以上述べたように、本実施の形態において
特徴的な構成である課金サーバ100は業務クライアン
トX1からの印刷の要求により印刷許可ファイル110
を生成すると共に、要求された印刷のための利用資源に
基づき課金情報を作成し課金情報ログファイル208に
記録したのである。
【0068】さて、月次処理などにおいて、課金サーバ
100上において課金情報ログファイル208からユー
ザやユーザグループ単位に課金情報を集計し、課金集計
ファイル216や課金集計帳票218の作成が行われ
る。この集計処理及び作成処理は課金サーバ100内部
の課金情報集計処理部220が行う。この課金情報集計
処理部220の課金情報ログの読み出しの処理は図2に
おいて(a)で示されている。また、課金情報集計処理
部220による課金集計ファイル216の作成処理など
は図2において(b)で示されている。
【0069】この課金情報集計処理部220は、資源の
名称と、資源の単位量当たりの課金額とを格納した課金
テーブル500を有している。
【0070】この課金テーブル500と、課金情報ログ
ファイル208とに基づき、課金情報集計処理部220
は月次集計処理などをおこなう。月次集計処理の動作の
概念を表す説明図が図7に示されている。図7に示され
ているように、課金テーブル500には各資源の単位当
たりの課金額が格納されており、課金情報ログファイル
208には、各ユーザが利用した資源の量が記録されて
いる。これら2つの情報に基づいて課金情報集計処理部
220は月次集計処理を行うのである。その結果、図7
に示されているように、各ユーザごとに課金額が集計さ
れて求められるのである。
【0071】業務クライアントX1は図2においては1
つのみ示されているが、この業務クライアントX1は自
由に追加することができる。業務クライアントX1の追
加が行われた場合には、この業務クライアントX1から
課金サーバ100への接続のみを設定すれば、自動的に
その新たな業務クライアントX1からの印刷要求に対す
る課金が行われる。その結果、ローカルエリアネットワ
ーク200に接続されている複数のプリントサーバY1
のそれぞれについて新たな業務クライアントX1を登録
する必要がなく、業務クライアントX1の追加を容易に
することができる。
【0072】さらに、業務クライアントX1の追加だけ
でなく、本実施の形態によればプリントサーバY1の追
加も容易に行うことができる。プリントサーバY1がロ
ーカルエリアネットワーク200に新たに追加された場
合には、業務クライアントX1から新たにアクセスする
事ができるように課金サーバ100の設定を行うだけ
で、自動的にその新たなプリントサーバY1で行われた
印刷処理に対する課金を行うことができる。
【0073】課金対象ユーザ(またはユーザグループ)
の追加は、課金サーバ100に対し所望の設定を行えば
良い。このユーザグループなどの設定は課金情報を集計
する際にのみ利用されるものであり、その情報は課金情
報集計処理部220が把握していれば足りるからであ
る。その結果、業務クライアントX1やプリントサーバ
Y1は何ら変更する必要がないのである。
【0074】なお、本実施の形態においては、課金サー
バ100は独立した1個のサーバ装置であるが、業務プ
ログラムが稼働する業務サーバで構成することも好まし
い。
【0075】実施の形態3.本実施の形態は、プリント
スプーラによる実施の形態であり、その説明図が図8に
示されている。
【0076】図8に示されているように、本実施の形態
において特徴的なことはプリントサーバY1がプリント
スプーラ221を備えており、実際のプリンタ装置とし
ては、このプリントサーバY1に直接接続されている直
結プリンタ222と、ローカルエリアネットワーク20
0に直接接続されているネットワークプリンタ224と
がこのプリントサーバY1の制御の下にある。そして、
このプリントスプーラ221が印刷許可ファイル110
や、印刷データファイル204をスプーリングするので
ある。ネットワークプリンタ224は、ローカルエリア
ネットワーク200と接続するためのインターフェース
を有しており、このインターフェースは、本発明の接続
手段に相当する。
【0077】以下、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0078】まず、業務クライアントX1は、印刷要求
ファイル202と、印刷データファイル204とを課金
サーバ100に対し通知を行い、印刷許可ファイル11
0を得る。この印刷要求ファイル202と印刷データフ
ァイル204の送信は図8において(1)で示されてお
り、その動作は図2で説明した実施の形態2と同様であ
る。また、課金サーバ100が印刷許可ファイル110
を返信する動作は、図8において(2)で示されてお
り、これは図2における実施の形態2と同様の動作であ
る。また、課金サーバ100も、上記実施の形態2の課
金サーバ100と同様の構成を成している。
【0079】業務クライアントX1は、印刷許可ファイ
ル110と印刷データファイル204とをプリントサー
バY1に送信する。プリントサーバY1においては、送
信されてきた印刷許可ファイル110と印刷データファ
イル204とをプリントスプーラ221に供給する。
【0080】プリントスプーラ221は、送信されてき
た印刷許可ファイル110と印刷データファイル204
とをスプール領域226に格納し、その印刷の実行をス
ケジューリングする。この際、印刷データファイル20
4に先行して印刷許可ファイル110が送信されてこな
い場合には、プリントスプーラ221は、スプーリング
を拒否する。
【0081】このスプール領域226は、具体的にはF
IFOのバッファでありプリントスプーラ221の制御
下にあるメモリ領域およびディスク領域が用いられる。
このプリントスプーラ221は、スプール領域226に
格納されている印刷許可ファイル110と印刷データフ
ァイル204との組に関し、印刷処理のスケジューリン
グを行う。このスケジューリングの処理自体は、従来か
ら良く知られている技術である。
【0082】プリントスプーラ221の印刷処理部22
8は、印刷の順番が回ってきた印刷許可ファイル110
を参照し、印刷データファイル204の内容が妥当か否
かの検査を行う。すなわち、この印刷処理部228は、
図2における上記実施の形態2に係る印刷監視部212
の機能をも備えた手段である。具体的には、印刷許可フ
ァイル110内の印刷データ認識キーを読み出し、この
印刷データ認識キーを用いて、対になって送られてきた
(組として送られてきた)印刷データファイル204を
一意に認識できるか否かの検査を行うのである。この検
査の結果、一意に認識できた場合には、印刷する事がで
きると判断し、印刷処理部228は、印刷許可ファイル
110に規定されている印刷用紙枚数などの使用するこ
とができる資源の制限の範囲で、印刷処理を実行する。
【0083】このように、印刷処理部228はプリント
スプーラ221の中で、印刷データファイルの検査を行
っている。
【0084】具体的には、印刷処理部228はプリント
サーバY1に直結している直結プリンタ222またはロ
ーカルエリアネットワーク接続のネットワークプリンタ
224に印刷データファイル204の印刷データを送出
するのである。
【0085】本実施の形態によればプリントスプーラに
印刷処理部228を設けているため、スプール領域22
6に印刷データファイル204や印刷許可ファイル11
0が格納されている間に印刷データファイル204の内
容が妥当か否かを検査することができる。この結果、プ
リンタ装置そのものに、上記検査を実行するための手段
を設けなくとも従来のローカルエリアネットワーク接続
のネットワークプリンタ224をそのまま用いて、円滑
な課金方式を実現することができる。
【0086】なお、本実施の形態で述べた機能を有する
プリントサーバアダプタ装置を用いることも好ましい。
プリントサーバアダプタ装置を用いる場合には、印刷デ
ータファイル204が印刷が許可されている場合にの
み、プリンタ装置にその印刷データファイルを供給する
印刷データ供給手段が、そのプリントサーバアダプタ装
置内に備えられることになる。
【0087】実施の形態4.上記実施の形態において
は、印刷許可ファイル110に記録されている印刷用紙
枚数などの検査は印刷監視部212や、印刷処理部22
8内の監視部によって行われていた。
【0088】しかし、業務クライアントX1で動作する
プログラム自体が、印刷データファイル204をプリン
トサーバY1に送る際に、印刷許可ファイル110の内
容を参照する事によって、印刷の許可が正しく与えられ
ているかどうか等の検査を行ったり、またそのプログラ
ム自体が印刷動作を監視等することも好ましい。
【0089】本実施の形態においては、このように業務
クライアントX1における印刷要求投入プログラム23
0が印刷を監視する例を示そう。
【0090】この実施の形態4の説明図が図9に示され
ている。図9に示されているように、このシステムはロ
ーカルエリアネットワーク200に業務クライアントX
1と、課金サーバ100と、プリントサーバY1とが接
続されている。この内、課金サーバ100とプリントサ
ーバY1とは上で述べた実施の形態における課金サーバ
100やプリントサーバY1と同様の構成を有してい
る。本実施の形態において特徴的な構成は、業務クライ
アントX1がその印刷要求投入プログラム230の中に
印刷監視部232を備えていることである。
【0091】さて、業務クライアントX1は上で述べた
実施の形態と同様にして課金サーバ100から印刷許可
ファイル110を得る。そして、この印刷許可ファイル
110と印刷データファイル204とをプリントサーバ
Y1に送信することにより、印刷を行う。これらの動作
については上記実施の形態と同様である。
【0092】本実施の形態において特徴的なことは印刷
を要求するための印刷要求投入プログラム230が印刷
監視部232を有していることである。これによって、
プリントサーバY1に送られる印刷許可ファイル110
と印刷データファイル204の内容に関する検査がこの
印刷監視部232で行われるのである。この監視動作
は、図9においては(1)で示されている。この監視に
よって、印刷データファイル204の内容が例えば印刷
許可ファイル110内の印刷用紙枚数の制限を越えてい
る場合には、その旨が印刷要求投入プログラム230に
報告され、印刷要求投入プログラム230は印刷を停止
するのである。具体的には新たな印刷データファイル2
04の送信は行わず、プリントサーバY1に対し印刷の
中止を要求するのである。
【0093】このように、業務クライアントX1側で印
刷監視を行ったため、従来からあるプリンタ装置や従来
のプリントサーバを用いつつ、より高度な印刷管理を行
うことができる。
【0094】実施の形態5.上で述べた実施の形態にお
いてはいずれも課金サーバ100が生成した印刷許可フ
ァイル110は業務クライアントX1に送信されてい
た。しかし、業務クライアントX1の印刷要求によっ
て、課金サーバ100が各要求ごとに生成する印刷許可
ファイル110は、ほぼ同様の内容のファイルとなるこ
とが多いと考えられる。その理由は、印刷のフォーマッ
トは多くの場合定型的であり印刷枚数も印刷データファ
イル204の大きさ(ページ数)に従って定められるこ
とが多いと考えられるからである。
【0095】そのため、印刷の要求が発生する度にほぼ
同一内容の印刷許可ファイル110を生成して、業務ク
ライアントX1に送信するのは無駄であるばかりでな
く、ローカルエリアネットワーク200上のトラフィッ
クを増大させてしまう恐れもある。そこで、課金サーバ
100の印刷許可ファイル生成処理部206において
は、印刷許可ファイル110を生成するものの、業務ク
ライアントX1に対してはその印刷許可ファイル110
のファイル名のみを送信することも考えられる。本実施
の形態5は、このような動作を有する課金サーバ100
に関するものであり、その説明図が図10に示されてい
る。
【0096】図10に示されているように、業務クライ
アントX1は、まず印刷要求ファイル202と、印刷デ
ータファイル204とを課金サーバ100に通知し、印
刷許可を求める。
【0097】この動作は、図10の(1)で示されてお
り、これまで述べた上記実施の形態と同様である。
【0098】課金サーバ100は、印刷許可ファイル1
10を、上述した実施の形態と同様に生成する。そし
て、印刷許可ファイル110自体は課金サーバ100内
部に保持したまま、その印刷許可ファイル110のファ
イル名のみを業務クライアントX1に送信する。
【0099】さて、印刷許可ファイル110のファイル
名のみを送信するこの動作は、図10においては(2)
で示されている。
【0100】このように、印刷許可ファイル110その
ものではなく、印刷許可ファイル110のファイル名の
みを業務クライアントX1に送信するので、ローカルエ
リアネットワーク200上のトラフィック量が減少す
る。
【0101】次に、業務クライアントX1は、印刷許可
ファイル110のファイル名と、印刷ファイル204と
をプリントサーバY1に送信する。これによって、業務
クライアントX1は、プリントサーバY1に対し印刷デ
ータファイル204の印刷を要求する。
【0102】プリントサーバY1は、業務クライアント
X1から送られてきた印刷許可ファイル110のファイ
ル名に基づき、課金サーバ100が保持している印刷許
可ファイル110を課金サーバ100から読み出してく
る。この読み出し動作は、印刷監視部212によって行
われる。
【0103】印刷監視部212は印刷許可ファイル11
0の内容を参照して、印刷許可がなされているか否かの
検査をし、印刷の許可がなされていれば、プリントサー
バY1の印刷処理部214は業務クライアントX1が送
信してきた印刷データファイル204の印刷を開始す
る。さらに、印刷の処理中に、印刷に対して使用する資
源量の監視も行われる。これらの検査や監視は上で述べ
た実施の形態と同様である。
【0104】具体的には、印刷の実行中に印刷許可ファ
イル110の中において規定されている印刷用紙の枚数
を越える印刷が行われようとした場合には印刷監視部2
12は印刷処理部214に対し停止を要求し、印刷処理
部214は印刷を停止するのである。このような一連の
動作が図10においては(3)、(4)、(5)、
(6)でそれぞれ示されている。
【0105】印刷データファイル204の印刷が終了す
ると、プリントサーバY1の印刷監視部212は、課金
サーバ100内に格納されている印刷許可ファイル11
0を削除する。
【0106】この印刷許可ファイル110を削除するの
は、同一の印刷許可ファイル110を複数回使用される
ことを防止するためである。すなわち、一旦作成された
印刷許可ファイル110を削除しないと、業務クライア
ントX1はこの印刷許可ファイル名を2回以上用いるこ
とによって何度でも同じ印刷の要求をこのプリントサー
バY1に出すことができてしまう。その一方、課金サー
バ100における課金の処理は1回のみである。そのた
め、本実施の形態においては一回の印刷が終了する度毎
にこの印刷監視部212は印刷許可ファイル110を抹
消するのである。
【0107】尚、本実施の形態におけるプリントサーバ
Y1の機能をプリントサーバアダプタ装置に備えさせる
ことも好ましい。この場合には、そのプリントサーバア
ダプタ装置は、上記各機能の他に、印刷データファイル
204の印刷が許可されている場合にプリンタ装置に、
その印刷データファイル204を供給する印刷データフ
ァイル供給手段も、備える必要がある。
【0108】実施の形態6.これまで述べた実施の形態
においては、いずれも印刷要求に対し、その印刷に必要
であった用紙の枚数などに対して課金を行う課金サーバ
について説明してきた。しかしながら、これまで述べて
きた課金サーバは、印刷処理に対する課金以外の課金に
応用することも好ましい。例えば、ファイルの転送処理
に対し、転送ファイルのサイズなどに応じて課金を行う
場合に上でこれまで述べてきた課金サーバをそのまま適
用することができる。
【0109】本実施の形態6においては上記実施の形態
2をそのままファイル転送処理に対する課金に置き換え
たのであり、その説明図が図11に示されている。図1
1に示されているようにこのシステムはローカルエリア
ネットワーク200に接続されている業務クライアント
X1と、課金サーバ300と、ファイル転送サーバZ1
とから構成されている。本実施の形態6は、課金の対象
を印刷用紙の枚数ではなく、転送ファイルのバイト数や
転送に必要な時間などにしたものであり、基本的な課金
サーバ300の動作原理は全く同一である。
【0110】まず、業務クライアントX1は、転送要求
ファイル302と、転送したいファイルである転送デー
タファイル304とを課金サーバ300に送信する。こ
の送信動作は、図11において(1)で示されている。
【0111】課金サーバ300内の転送許可ファイル生
成処理部306は、送信されてきた2つのファイルに基
づき転送許可ファイル410を生成する。生成した転送
許可ファイル410は業務クライアントX1に返信され
る。この返信処理は、図11において(2)で示されて
いる。
【0112】課金サーバ300においては転送許可ファ
イル410を生成すると共に、課金ログ処理部310に
おいてその転送処理に対する課金の情報が課金情報ログ
ファイル308に格納される。この格納動作は図11に
おいて(3)で示されている。
【0113】次に、業務クライアントX1はファイル転
送サーバZ1に対しこの転送許可ファイル410と、転
送の対象である転送データファイル304とを送信す
る。転送許可ファイル410の転送は図11において
(4)で示されており、転送ファイル304の送信は図
11において(5)で示されている。
【0114】ファイル転送サーバZ1の動作は、転送さ
れてきたファイルを印刷ではなく転送する点がプリント
サーバY1と異なるだけで、その他の処理は基本的に上
述したプリントサーバY1と同様である。転送処理部3
14が転送データファイル304を転送先サーバZ2に
転送するが、それに先立って転送監視部312は転送許
可ファイル410が許可しているファイルとその転送デ
ータファイル304とが一致するか否かを検査し、一致
していない場合には転送を中止する。そして、転送許可
ファイル410で許可されている転送時間や転送バイト
数などが転送動作の最中に越えた場合には転送監視部3
12は上記実施の形態2と同様に転送を中止する。転送
処理が行われない場合、または転送が中止される場合い
ずれにおいても転送監視部は業務クライアントX1に対
しその旨のメッセージを送信する。このメッセージを送
信する処理は図11において(7)で示されている。
【0115】尚、本実施の形態6においても、クライア
ントとして、ファイル転送を要求する業務プログラム
や、所定のバッチ処理など、種々のクライアントを利用
することができ、その場合の動作は上述した動作と全く
同様である。
【0116】以上述べたように、本実施の形態は上記実
施の形態2をプリント動作ではなくファイルの転送処理
に応用した例を表している。換言すれば、本発明に係る
課金サーバ300は課金の対象である種々のサービスに
対して広く応用することができるものである。上記実施
の形態2においては印刷処理に対し例えば用紙の枚数な
どを基準として課金をする場合に好ましい課金サーバに
ついて説明した。そして、本実施の形態6においてはフ
ァイルの転送における転送バイト数などによって課金を
行う場合の課金サーバの動作について説明した。このよ
うに、本発明に係る課金サーバは広く課金の対象となる
サービスを提供する場合に利用されるものである。
【0117】
【発明の効果】また、本発明によれば、印刷の課金処理
を円滑に行える印刷課金システムが得られる。
【0118】また、本発明によれば、印刷に用いられる
資源の許可量を明確にすることができる印刷課金システ
ムが得られる。
【0119】また、本発明によれば、クライアントが要
求する資源量に基づき、印刷許可ファイル内の資源の使
用許可量が定められるため、必要十分な資源を印刷処理
に与えることができる印刷課金システムが得られる。
【0120】また、本発明によれば、複数の資源量の組
を「クラス」として定義し、このクラスを指定すること
により、複数の資源の許可量を簡易に指定することがで
きる印刷課金システムが得られる。
【0121】また、本発明によれば、印刷が行われなか
ったことをクライアントが知ることができる印刷課金シ
ステムが得られる。
【0122】また、本発明によれば、印刷が行われなか
ったことをネットワーク管理者が知ることができる印刷
課金システムが得られる。
【0123】また、本発明によれば、印刷許可ファイル
自体は、クライアントに送信されないため、ネットワー
クのトラフィックを小さくすることができる印刷課金シ
ステムが得られる。
【0124】また、本発明によれば、印刷処理完了後に
印刷許可ファイルが削除されるので、一旦生成された印
刷許可ファイルを不正に何度も使用されることを防止す
ることができる印刷課金システムが得られる。
【0125】また、本発明によれば、ファイル転送を効
率よく管理することができるファイル転送システムが得
られる。
【0126】また、本発明によれば、クライアントとし
て業務プログラムを含むので、業務プログラムからの印
刷要求に対して課金を行うことができる印刷課金システ
ムが得られる。
【0127】また、本発明によれば、クライアントとし
て業務プログラムを含むので、業務プログラムからのフ
ァイル転送要求に対して課金を行うことができるファイ
ル転送課金システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるネットワークシス
テムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の説明図である。
【図3】 印刷許可ファイルの構成を表す説明図であ
る。
【図4】 印刷許可ファイル注でき呈されている各資源
の許容量の例を表す説明図である。
【図5】 印刷許可クラスの例を表す説明図である。
【図6】 課金ログレコードの説明図である。
【図7】 集計処理の動作を表す説明図である。
【図8】 本発明のプリントスプーラによる実施の形態
の説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態の説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態の説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態であるファイル転送シ
ステムの説明図である。
【図12】 従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 クライアント、12 プリントサーバ、14 課
金情報ファイル、100 課金サーバ、102 プリン
トクライアント、104 帳票ファイル、106 課金
情報、108 課金情報ファイル、110 印刷許可フ
ァイル、112プリンタ装置、200 ローカルエリア
ネットワーク、202 印刷要求ファイル、204 印
刷データファイル、206 印刷許可ファイル生成処理
部、208 課金情報ログファイル、212 印刷監視
部、216 課金集計ファイル、218 課金集計帳
票、220 課金情報集計処理部、221 プリントス
プーラ、222 直結プリンタ、224 ネットワーク
プリンタ、226 スプール領域、228 印刷処理
部、300 課金サーバ、302 転送要求ファイル、
304 転送データファイル、306 転送許可ファイ
ル生成処理部、312転送監視部、314 転送処理
部、420 転送許可ファイル、500 課金テーブ
ル、X1 業務クライアント、Y1 プリントサーバ、
Z1 ファイル転送サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−25911(JP,A) 特開 平2−226353(JP,A) 特開 平7−261868(JP,A) 特開 平9−185474(JP,A) 特開 平9−259351(JP,A) 特開 平9−297510(JP,A) 特開 平9−327959(JP,A) 特開 平10−161823(JP,A) 特開 平10−233913(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/12 B41J 29/38 G06F 1/00 370

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷に対する課金情報を蓄積する課金サ
    ーバと、印刷を行うプリントサーバと、を備えた印刷課
    金システムにおいて、 前記課金サーバは、 印刷の対象である印刷データファイルと、前記印刷デー
    タファイルの印刷の要求を意味する印刷要求ファイル
    と、に基づいて、前記印刷データファイルの印刷を許可
    する旨を表す印刷許可ファイルを生成する印刷許可ファ
    イル生成処理部と、 前記印刷要求ファイルを送信したクライアントの課金情
    報を蓄積する課金ログ処理部と、 を含み、 前記プリントサーバは、 前記クライアントが送信した前記印刷許可ファイル及び
    前記印刷データファイルを受信し、前記印刷許可ファイ
    ルを検査し、前記印刷許可ファイルが印刷を許可するフ
    ァイルと、前記印刷データファイルとが一致するか否か
    を検査する印刷監視部と、 前記印刷監視部の検査の結果、前記印刷データファイル
    と、前記印刷許可ファイルが印刷を許可するファイルと
    が一致する場合にのみ、前記印刷データファイルの印刷
    を実行する印刷処理部と、 を含むことを特徴とする印刷課金システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷許可ファイルは、印刷許可情報
    を含み、 この印刷許可情報は、印刷に用いられる各資源の識別子
    と前記資源の使用許可量との組み合わせを、1組以上含
    むことを特徴とする請求項1記載の印刷課金システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷許可ファイル生成処理部は、前
    記クライアントが前記印刷要求ファイル中に記述した、
    印刷に使用する資源量に基づいて、前記印刷許可情報を
    作成することを特徴とする請求項2記載の印刷課金シス
    テム。
  4. 【請求項4】 記印刷許可ファイル生成処理部は、印
    刷に使用する資源量の所定の組み合わせと、この組み合
    わせに対して定義された印刷許可クラスとの対応を記憶
    し、 さらに、前記印刷許可ファイル生成処理部は、前記クラ
    イアントが前記印刷要求ファイル中に記述した、前記印
    刷許可クラスを読み出し、この印刷許可クラスに対応す
    る印刷に使用する前記資源量の組み合わせを、前記記憶
    している対応から読み出し、この資源量の組み合わせに
    基づいて前記印刷許可情報を作成することを特徴とする
    請求項2記載の印刷課金システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷監視部は、上記検査の結果、前
    記印刷許可ファイルが印刷を許可するファイルと前記印
    刷データファイルとが一致しなかったと判断した場合に
    は、印刷が行われなかった旨を前記クライアントに通知
    することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の印
    刷課金システム。
  6. 【請求項6】 前記印刷監視部は、上記検査の結果、前
    記印刷許可ファイルが印刷を許可するファイルと前記印
    刷データファイルとが一致しなかったと判断した場合に
    は、印刷が行われなかった旨をネットワーク管理者に監
    査情報として通知することを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の印刷課金システム。
  7. 【請求項7】 印刷に対する課金情報を蓄積する課金サ
    ーバと、印刷を行うプリントサーバと、を備えた印刷課
    金システムにおいて、 前記課金サーバは、 印刷の対象である印刷データファイルと、前記印刷デー
    タファイルの印刷の要求を意味する印刷要求ファイル
    と、に基づいて、前記印刷データファイルの印刷を許可
    する旨を表す印刷許可ファイルを生成し、前記生成した
    印刷許可ファイルを保存し、前記生成した印刷許可ファ
    イルのファイル名をクライアントに送信する印刷許可フ
    ァイル生成処理部と、 前記印刷要求ファイルを出力したクライアントの課金情
    報を蓄積する課金ログ処理部と、 を含み、 前記プリントサーバは、 前記クライアントから、前記印刷許可ファイルのファイ
    ル名と印刷データファイルとを受信し、前記印刷許可フ
    ァイルのファイル名に基づき、前記印刷許可ファイル生
    成処理部から前記印刷許可ファイルを読み出し、前記読
    み出した印刷許可ファイルを検査し、この印刷許可ファ
    イルが印刷を許可するファイルと、前記印刷データファ
    イルとが一致するか否か検査する印刷監視部と、 前記印刷監視部の検査の結果、前記印刷データファイル
    と前記印刷許可ファイルが印刷を許可するファイルとが
    一致する場合にのみ、前記印刷データファイルの印刷を
    実行する印刷処理部と、 を含むことを特徴とする印刷課金システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷監視部は、前記印刷処理部によ
    る印刷動作が完了した後、前記課金サーバ内に格納され
    ている前記印刷許可ファイルを削除することを特徴とす
    る請求項7記載の印刷課金システム。
  9. 【請求項9】 ファイル転送に対する課金情報を蓄積す
    る課金サーバと、ファイル転送を行うファイル転送サー
    バと、を備えたファイル転送課金システムにおいて、 前記課金サーバは、 ファイル転送の対象である転送データファイルと、前記
    転送データファイルのファイル転送の要求を意味する転
    送要求ファイルと、に基づいて、前記転送データファイ
    ルのファイル転送を許可する旨を表す転送許可ファイル
    を生成する転送許可ファイル生成処理部と、 前記転送要求ファイルを送信したクライアントの課金情
    報を蓄積する課金ログ処理部と、 を含み、 前記ファイル転送サーバは、 前記クライアントが送信した前記転送許可ファイル及び
    前記転送データファイルを受信し、前記転送許可ファイ
    ルを検査し、前記転送許可ファイルがファイル転送を許
    可するファイルと、前記転送データファイルとが一致す
    るか否かを検査する転送監視部と、 前記検査手段の検査の結果、前記転送データファイル
    と、前記転送許可ファイルがファイル転送を許可するフ
    ァイルとが一致する場合にのみ、前記転送データファイ
    ルのファイル転送を実行する転送処理部と、 を含むことを特徴とするファイル転送課金システム。
  10. 【請求項10】 前記クライアントは、印刷を要求する
    業務プログラムを含むことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、7又は8記載の印刷課金システム。
  11. 【請求項11】 前記クライアントは、ファイル転送を
    要求する業務プログラムを含むことを特徴とする請求項
    9記載のファイル転送課金システム。
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