JPH04264547A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04264547A
JPH04264547A JP2650691A JP2650691A JPH04264547A JP H04264547 A JPH04264547 A JP H04264547A JP 2650691 A JP2650691 A JP 2650691A JP 2650691 A JP2650691 A JP 2650691A JP H04264547 A JPH04264547 A JP H04264547A
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JP
Japan
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silver halide
light
halide photographic
present
group
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JP2650691A
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Inventor
Shigeo Tanaka
重雄 田中
Takeshi Ikeda
剛 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成方法に関し、詳
しくは紙支持体を有するハロゲン化銀写真感光材料を用
いて、磁気媒体などに記録されたソフト情報から階調を
持つカラー画像を得る方法に関する。
【0002】
【発明の背景】今日、エレクトロニクスの分野では、C
CD等の撮像素子及び磁気記録媒体の著しい進歩により
、これまでのハロゲン化銀を使った写真と同じ手軽さで
写真撮影を行い、直ちにテレビに写し出してこれを楽し
むことを可能としてきた。又、印刷・製版の分野でのス
キャナー及び画像処理機器の進歩により、原画をスキャ
ナーで読み取った後、カラーディスプレイを見ながら編
集、修正などの作業や、コントラストの変化、拡大縮小
などを自在に、手軽に行うことが出来るようになった。 このように、画像を電気信号として記録、加工すること
が産業の分野は元より一般社会においても浸透して来つ
つある。
【0003】しかし、テレビ画面に画像を映し出すとい
うだけでは矢張り不十分であり、紙の上に記録された画
像が求められており、感熱転写方式、インクジェット方
式、電子写真方式などの種々の方式が実用化されている
。こうした分野でもハロゲン化銀写真感光材料の持つ豊
かな階調性は他の方式に比べ群を抜いたものであって優
れた描写力を有しているが、従来のハロゲン化銀写真感
光材料では、青、緑、赤感光性のハロゲン化銀乳剤層を
有しているため、これに記録するのに適当な光源が得難
いという問題があった。
【0004】前記の目的でハロゲン化銀写真感光材料を
露光するのには、従来ヘリウム−ネオン、アルゴン、ヘ
リウム−カドミウム等のガスレーザーが多く用いられて
来た。しかし、これらのレーザーは、大きい、高価であ
る、寿命が短いなどの欠点を有していた。これに対して
半導体レーザーを用いて非線形光学素子を用いる方法が
知られているが、その変換効率は十分なものといえず、
又、ハロゲン化銀写真感光材料の側から見たときに適当
な波長の光がないなどの問題もあり実用化されるには到
っていない。
【0005】半導体レーザーを用いることが可能な赤外
光に感光するハロゲン化銀写真乳剤層を有するハロゲン
化銀写真感光材料についても知られている。例えば、特
開平2−297545号には、少なくとも96モル%の
塩化銀乳剤を含有し、分光感度の極大値を650〜69
0nm、720〜790nm、770〜850nmに有
し、ハロゲン化銀乳剤の塗布量が銀として0.78g/
m2以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料により、高感度でかつ高い最高濃度を有する写真画
像が得られることが開示されている。更に特開昭61−
137149号、特開平2−289852号、同2−2
85345号、同2−282244号、同2−2489
45号、同2−230238号、同2−216148号
、同2−173630号、同2−230135号、同2
−74942号、特開昭61−137148号等にも赤
外線に感光するハロゲン化銀写真乳剤層を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料が開示されている。
【0006】しかし、赤外線に感光性を有するハロゲン
化銀写真感光材料を用いてビーム状の光を用いて走査露
光を行い、これを現像処理することにより画像を得た場
合に、従来の可視光による露光で画像を形成した場合と
比べ、画像の濃度ムラを生じ易いという問題を生じるこ
とについては、上記特許は何ら触れていないし、改良す
る方法について示唆するところもなかった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、紙支持体を有するハロゲン化
銀写真感光材料を用いて、磁気媒体などに記録されたソ
フト情報から階調を持つカラー画像を得る方法、特に濃
度ムラの発生のない優れた画像を得る方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【発明の構成】本発明者らは、赤外線感光性乳剤層を有
するハロゲン化銀写真乳剤層を有する写真感光材料を、
720nmよりも長波長の赤外線により走査露光し、こ
れを現像処理することによって画像を形成する方法を鋭
意研究するうち、本発明の目的が、表面に白色顔料を含
有する耐水性樹脂層を有する紙支持体上に少なくとも1
層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光
材料を、ビーム状の光を用いた走査露光により露光した
後、現像することにより画像を形成する方法において、
前記走査露光が、720nm以上の波長の光を用い、そ
の主走査の方向が前記紙支持体の剛度の小さい方向であ
ることを特徴とする画像形成方法により達せられること
を見い出し、本発明を完成するに到った。
【0009】更に、ハロゲン化銀写真感光材料が、3H
−ピロロピリジン、4H−チエノピロール、6H−チエ
ノピロール、4H−フロピロール及び6H−フロピロー
ルから選ばれる核を母核とし、分子中に少なくとも2個
の酸基を有するか又は−CH2CH2OR基(Rは水素
原子又はアルキル基を表す)を1個以上有する置換基を
少なくとも2個有するシアニン染料の少なくとも1種を
含有する時、より優れた本発明の効果が得られ、感光材
料への残存による汚染がないことを見い出した。
【0010】本発明に係る紙支持体は、その表面に白色
顔料を含有した耐水性樹脂層を有するものであり、耐水
性樹脂層を形成する樹脂としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィンの他、アクリレート系の
モノマー中に白色顔料を分散し、これを電子線により硬
化せしめて耐水性樹脂層を形成する方法を用いてもよい
。中でも白色顔料を含有するポリオレフィン層を表面に
有する紙支持体が好ましい。
【0011】本発明に係る紙支持体に用いられる白色顔
料としては、無機及び/又は有機の白色顔料を用いるこ
とができ、好ましくは無機の白色顔料が用いられる。例
えば硫酸バリウム等のアルカル土類金属の硫酸塩、炭酸
カルシウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩、微粉珪酸、
合成珪酸塩等のシリカ類、珪酸カルシウム、アルミナ、
アルミナ水和物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、クレ
イ等が挙げられる。白色顔料として好ましくは硫酸バリ
ウム、酸化チタンである。分散度を高めるためには、こ
れら白色顔料をシリカや酸化アルミニウム等の無機化合
物や2,4−ジヒドロキシ−2−メチルペンタン、トリ
メチロールエタン等の多価アルコール類を用いて表面処
理を施しておくのが好ましい。
【0012】本発明に係る紙支持体の表面の耐水性樹脂
層中に含有される白色顔料の量は、耐水性樹脂層中での
密度として10重量%以上であることが好ましく、これ
より少ない量では、画像中の微細な描写において鮮鋭さ
が不十分なものとなってしまう。更には13重量%以上
の密度であることが好ましく、15重量%以上であるこ
とがより好ましい。本発明に係る紙支持体の耐水性樹脂
層中の白色顔料の分散度は、特開平2−28640号に
記載の方法で測定することができる。この方法で測定し
たときに、白色顔料の分散度が前記特許に記載の変動係
数として0.20以下であることが好ましく、0.15
以下であることがより好ましく、0.10以下であるこ
とが更に好ましい。
【0013】本発明の画像形成方法の特徴は、紙支持体
を有するハロゲン化銀写真感光材料を走査露光するに当
たって、その主走査の方向と紙支持体の剛度の小さい方
向が一致することにある。本発明においては、ハロゲン
化銀写真感光材料がロール状のものであってもシート状
のものであっても、その長手方向を軸にして幅手方向に
曲げる時の剛度が、幅手方向を軸にして長手方向に曲げ
る時の剛度より小さいとき、幅手方向の軸に平行に走査
することを主走査と紙支持体の剛度の小さい方向が一致
すると呼ぶ。通常、抄紙の時の長さ方向,幅手方向が、
ハロゲン化銀写真感光材料の長手方向,幅手方向と一致
するが、主走査の方向は、長手方向と幅手方向のいずれ
かと完全に平行である必要はなく、どちらの方向に、よ
り一致しているかで判断すればよい。本発明にいう剛度
は、テーパー式剛度計で測定したものをいい、JIS 
P 8125−1976 に記載されている方法で測定
することが出来る。本発明に係るハロゲン化銀写真感光
材料に用いられる紙支持体の剛度の比は、特に制限され
ないが、10:8〜10:4が好ましく、10:7〜1
0:5がより好ましく、10:6〜10:5が特に好ま
しい。
【0014】本発明に係る露光装置においては、露光す
る光はビーム状のものであり、光源と感光材料の間に光
学系を介さず殆ど密着した状態で露光する方式では本発
明の効果を得ることは出来ない。ビームの形状には特に
制限はなく、円形であっても楕円形であってもよい。 又、ビームの大きさにも特に制限はないが、ビームの大
きさが絞られているほど本発明の効果は大きく好ましい
【0015】本発明の画像形成方法における1画素当た
りの露光時間は特に制限はないが、100マイクロ秒以
下の露光時間であるとき本発明の効果が大きく有利であ
る。1画素当たりの露光時間とは、光束の強度の空間的
な変化において、光強度が最大値の1/2になることを
以て光束の外縁とし、走査線と平行であり、かつ光強度
が最大となる点を通る線と光束の外縁の交わる2点間の
距離を光束の径とした時、(光束の径)/(走査速度)
を以て1画素当たりの露光時間とする。
【0016】こうしたシステムに適用可能と考えられる
レーザープリンター装置としては、例えば、特開昭55
−4071号、同59−11062号、同63−197
947号、特開平2−74942号、同2−23653
8号、特公昭56−14963号、同56−40822
号、欧州広域特許77410号、電子通信学会技術研究
報告80巻、244号、及び映画テレビ技術誌1984
/6(382),34〜36頁などに記載されているも
のがある。
【0017】本発明の画像形成方法において、ハロゲン
化銀写真感光材料を露光するのに用いられる光源として
は半導体レーザーが好ましく用いられる。半導体レーザ
ーとしては、720nm以上の波長に十分な強度を持っ
ていればどのようなものであってもよく、ガリウム・砒
素・燐、アルミニウム・ガリウム・砒素、インジウム・
ガリウム・砒素・燐、アルミニウム・ガリウム・砒素・
アンチモン等を挙げることができる。中でも、750,
780,810,830,880nmの半導体レーザー
が光強度、ハロゲン化銀感光材料の取扱いなどの点から
有利に用いられる。
【0018】本発明の効果が得られる機構については必
ずしも明確になっていないが、支持体の物性値としての
剛度そのものに意味があるわけではなく、紙の物性を規
定する種々の因子(例えば紙の繊維の長さ、繊維の配向
といった因子)の中の剛度と強い相関のある因子が本発
明の効果に影響しているものと思われる。
【0019】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料に
は、イラジェーション防止やハレーション防止の目的で
種々の波長域に吸収を有する染料を用いることができる
。この目的で、公知の化合物をいずれも用いることが出
来るが、特に、下記一般式(I)、(II)、(III
)の化合物は本発明の効果を高めることができ、更に残
色汚染もなく好ましい。本発明の効果が、可視光の波長
領域では得られず、720nm以上の長波光の場合にの
み得られるので、一般式(I)、(II)、(III)
の化合物が有する分光吸収特性が本発明の効果を得るの
に適しているものと推測される。
【0020】
【化1】
【0021】式中、R1,R2,R3,R4,R5及び
R6は各々アルキル基を表し、Z1及びZ2は各々ピロ
ロピリジン、チエノピロール又はフロピロール環を形成
するに必要な非金属原子群を表す。
【0022】Y1及びY2はピロロピリジン環を形成す
るに必要な非金属原子群を表し、かつ、Y1の環内に=
N+(R1)−結合を含み、Y2の環内に=N(R4)
−結合を含むものとする。
【0023】一般式(I)におけるR1,R2,R3,
R4,R5,R6,Z1,Z2、一般式(II)におけ
るR1,R2,R3,R4,R5,R6Y1,Y2及び
一般式(III)におけるR1,R2,R3,R4,R
5,R6,Y1,Z2は各々、染料分子が少なくとも2
個の酸基を有する置換基を有することを可能にする基又
は−CH2CH2OR基を1個以上有する置換基を少な
くとも2個有することを可能にする基を表す。Rは水素
原子又はアルキル基を表す。Lはメチン基を表し、X−
はアニオンを表す。mは4又は5の整数を表し、nは1
又は2の整数を表す。染料が分子内塩を形成する時はn
は1である。
【0024】前記一般式(I),(II)及び(III
)における酸基としては、スルホン酸基、カルボン酸基
、ホスホン酸基等が挙げられ、これらの酸基は各々、そ
の塩を包含する。塩としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属塩、アンモニウム、トリエチルアミン、
ピリジン等の有機アンモニウム塩を挙げることができる
。更にR1〜R6,Z1,Z2,Y1,Y2,L,X−
の詳細は、特開平1−280750号,7〜8頁記載の
R1〜R6,Z1,Z2,Y1,Y2,L,X−と、そ
れぞれ同義である。
【0025】本発明に用いられる前記一般式(I),(
II)及び(III)で表される染料(以下、本発明の
染料と称す)の具体例を以下に示すが、本発明はこれ等
に限定されるものではない。
【0026】
【化2】
【0027】
【化3】
【0028】
【化4】
【0029】
【化5】
【0030】その他の例として、特開平1−28075
0号の9〜16頁に記載の(4),(5),(8),(
10),(13),(15)〜(20),(22),(
28)〜(31),(33),(37),(38)の化
合物も同等に使用することができる。
【0031】これらの染料は、ジャーナル・オブ・ザ・
ケミカル・ソサイェティ(J.Chem.Soc.)1
89頁(1933年)、米国特許2,895,955号
及び特開昭62−123454号等を参考にして合成す
ることができる。
【0032】本発明の染料は、ハロゲン化銀乳剤中に含
有させて、イラジェーション防止染料として用いること
もできるし、又、非感光性の親水性コロイド層中に含有
させて、フィルター染料あるいは、ハレーション防止染
料として用いることもできる。又、使用目的により2種
以上の染料を組み合わせて用いてもよいし、他の染料と
組み合わせて用いてもよい。本発明の染料をハロゲン化
銀乳剤層中あるいは、その他の親水性コロイド層中に含
有させるためには、通常の方法により容易に行うことが
できる。一般には、染料又は、染料の有機・無機アルカ
リ塩を水に溶解し、適当な濃度の染料水溶液とし、塗布
液に添加して、公知の方法で塗布を行い感光材料中に染
料を含有させることができる。これらの染料の含有量と
しては、使用目的によって異なるが、一般には写真感光
材料1m2当たり1〜800mgになるように塗布して
用いる。
【0033】本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光
材料に用いられるイエローカプラーとしては、下記一般
式(Y)で示される化合物が好ましい。
【0034】
【化6】
【0035】式中、RY1はハロゲン原子又はアルコキ
シ基を表し、RY2は―NHCORY3SO2RY4,
―COORY4,―NHCORY4,―COORY3C
OORY4, ―N(RY5)SO2RY4 又は―S
O2N(RY4)RY5を表す。
【0036】RY3はアルキレン基を表し、RY4は耐
拡散性基を表し、RY5は水素原子、アルキル基又はア
ラルキル基を表し、ZYはカップリング離脱基を表す。
【0037】好ましく用いられるイエローカプラーの具
体例を以下に挙げる。
【0038】
【化7】
【0039】
【化8】
【0040】
【化9】
【0041】好ましく用いられるマゼンタカプラーとし
ては、下記一般式(M―I)及び(M―II)で表され
るマゼンタカプラーが挙げられる。
【0042】
【化10】
【0043】式中、ZMは含窒素複素環を形成するに必
要な非金属原子群を表し、該ZMにより形成される環は
置換基を有してもよい。
【0044】XMは水素原子又はカップリング離脱基を
表す。又、RMは水素原子又は置換基を表す。
【0045】
【化11】
【0046】式中、ArM はアリール基、Xはハロゲ
ン原子、アルコキシ基又はアルキル基を表わし、Rはベ
ンゼン環に置換可能な基を表す。nは1又は2を表す。 nが2の時はRは同じ基であっても異なった基でもよい
【0047】Yはカップリング離脱基を表す。
【0048】マゼンタカプラーの具体例を以下に挙げる
【0049】
【化12】
【0050】
【化13】
【0051】
【化14】
【0052】シアンカプラーとしては、下記一般式(C
−I)及び(C−II)で表されるシアンカプラーが挙
げられる。
【0053】
【化15】
【0054】式中、RC1は炭素原子数2〜6のアルキ
ル基を表し、RC2はバラスト基を表す。ZCは水素原
子又はカップリング離脱基を表す。
【0055】
【化16】
【0056】式中、RC1はアルキル基又はアリール基
を表す。RC2はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
ール基又は複素環基を表す。RC3は水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す。又、RC
3はRC1と共同して環を形成してもよい。ZCは水素
原子又はカップリング離脱基を表す。
【0057】シアンカプラーとしては、下記の化合物が
挙げられる。
【0058】
【化17】
【0059】
【化18】
【0060】
【化19】
【0061】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、塩化
銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、
塩沃臭化銀のいずれでもよい。
【0062】本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、
イラジェーション防止、ハレーション防止の目的や感度
調整の目的のために、種々の波長域に吸収を有する染料
を用いることができる。
【0063】又、発色色素の波長をシフトさせる目的で
、下記の如き化合物を併用することができる。
【0064】
【化20】
【0065】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は
、色カブリ防止剤、画像安定剤、硬膜剤、可塑剤、ポリ
マーラテックス、紫外線吸収剤、ホルマリンスカベンジ
ャー、現像促進剤、現像遅延剤、蛍光増白剤、マット剤
、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤等を任意に用いること
ができる。
【0066】本発明の乳剤は、常法により化学増感され
る。
【0067】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は
、イエロー発色カプラー、マゼンタ発色カプラー、シア
ン発色カプラーに組み合わせて400〜900nmの波
長域の特定領域に分光増感されたハロゲン化銀乳剤を含
む層を有する。該ハロゲン化銀乳剤は、1種類の、又は
、2種以上の増感色素を組み合わせて含有する。
【0068】本発明に用いられる赤外増感色素の好まし
い具体的化合物を以下に挙げる。
【0069】
【化21】
【0070】
【化22】
【0071】
【化23】
【0072】赤感光性増感色素及び赤外感光性増感色素
は、強色増感剤として下記化合物を組み合わせて用いる
ことができる。
【0073】
【化24】
【0074】
【化25】
【0075】本発明に係るハロゲン化銀感光材料は、必
要に応じて支持体表面にコロナ放電、紫外線照射、火焔
処理等を施した後、直接又は下塗層(支持体表面の接着
性、帯電防止性、寸度安定性、耐摩擦性、硬さ、ハレー
ション防止性、摩擦特性及び/又はその他の特性を向上
するための1又は2以上の下塗層)を介して塗布されて
いてもよい。
【0076】ハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材料の
塗布に際して、塗布性を向上させる為に増粘剤を用いて
もよい。塗布法としては2種以上の層を同時に塗布する
ことのできるエクストルージョンコーティング及びカー
テンコーティングが特に有用である。
【0077】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は
、人間が観察する画像を供するのに用いられるカラー写
真感光材料であればどの様な形態のものであっても好ま
しく、例えば、カラーペーパー、リバーサルカラーペー
パー、直接ポジ型カラーペーパー(カラー複写機用、顔
写真用)などを挙げることができる。
【0078】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像
処理において発色現像液に使用される発色現像主薬は、
種々のカラー写真プロセスにおいて広範囲に使用されて
いるアミノフェノール系及びp−フェニレンジアミン系
誘導体を包含する。
【0079】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の現像
処理に適用される発色現像液には、前記の芳香族第1級
アミン系発色現像主薬に加えて、既知の現像液成分化合
物を添加することができる。
【0080】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、発
色現像後、漂白処理及び定着処理を施される。漂白処理
は定着処理と同時に行ってもよい。定着処理の後は、通
常は水洗処理が行われる。又、水洗処理の代替として、
安定化処理を行ってもよい。本発明に係る画像形成方法
においてハロゲン化銀写真感光材料の現像処理に用いる
現像処理装置としては、処理槽に配置されたローラーに
感光材料を挟んで搬送するローラー・トランスポートタ
イプであっても、ベルトに感光材料を固定して搬送する
エンドレスベルト方式であってもよいが、特に処理槽を
スリット状に形成して、この処理槽に処理液を供給する
と共に感光材料を搬送する方式でよい。
【0081】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明の実施態様はこれらに限定されない。
【0082】実施例1 180g/m2の坪量の紙パルプの両面に高密度ポリエ
チレンをラミネートし、紙支持体を作製した。但し、乳
剤層を塗布する側のポリエチレンには、表面処理を施し
たアナターゼ型酸化チタンを分散した溶融ポリエチレン
をラミネートして反射支持体を作製した。JIS P 
8125 の方法に従って長手方向の軸に沿って曲げた
場合の剛度を測定したところ10gf・cmであり、幅
手方向の軸に沿って曲げた場合の剛度は21gf・cm
であった(支持体−1)。同様にして90g/m2の坪
量の紙パルプを用いて紙支持体を作製し剛度を測定した
ところ、長手方向の軸に沿って曲げた場合の剛度は2g
f・cmであり、幅手方向の軸に沿って曲げた場合の剛
度は4gf・cmであった(支持体−2)。
【0083】これら支持体を用いて下記によりハロゲン
化銀写真感光材料A−1,A−2を作製した。 (塗布液調製) 第1層塗布液 イエローカプラー(YC−8)26.7g、色素画像安
定化剤(ST−1)10.0g、(ST−2)6.67
g、添加剤(HQ−1)0.67g 及び高沸点有機溶
媒(DNP)6.67gに酢酸エチル60mlを加え溶
解し、この溶液を20%界面活性剤(SU−1)7ml
を含有する10%ゼラチン水溶液220mlに超音波ホ
モジナイザーを用いて乳化分散させてイエローカプラー
分散液を作製した。この分散液を下記条件にて作製した
青感性ハロゲン化銀乳剤(銀8.68g含有)と混合し
、更にイラジェーション防止染料AI−35%水溶液を
6.7ml加え、第1層塗布液を調製した。第2層〜第
7層塗布液も上記第1層塗布液と同様に調製した。
【0084】又、硬膜剤として第2層及び第4層に(H
−1)を、第7層に(H−2)を添加した。塗布助剤と
しては、界面活性剤(SU−2)、(SU−3)を添加
し、表面張力を調整した。
【0085】なお、層構成は、表−1の如くである。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
【化26】
【0089】
【化27】
【0090】
【化28】
【0091】
【化29】
【0092】(青感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)4
0℃に保温した2%ゼラチン水溶液1000ml中に下
記(A液)及び(B液)をpAg=6.5、pH=3.
0に制御しつつ30分かけて同時添加し、更に下記(C
液)及び(D液)をpAg=7.3、pH=5.5に制
御しつつ180分かけて同時添加した。この時、pAg
の制御は特開昭59―45437号記載の方法により行
い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナトリウムの水溶液を
用いて行った。
【0093】(A液)   塩化ナトリウム                
                         
3.42g  臭化カリウム            
                         
      0.03g  水を加えて       
                         
             200ml (B液)   硝酸銀                    
                         
      10g  水を加えて         
                         
           200ml (C液)   塩化ナトリウム                
                         
102.7g  臭化カリウム           
                         
         1.0g  水を加えて     
                         
               600ml (D液)   硝酸銀                    
                         
    300g  水を加えて          
                         
          600ml   添加終了後、花王アトラス社製デモールNの5%水
溶液と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用い均て脱塩
を行った後、ゼラチン水溶液と混合して平粒径0.85
μm、変動係数0.07、塩化銀含有率99.5モル%
の単分散立方体乳剤EMP−1を得た。上記乳剤EMP
−1に対し、下記化合物を用い50℃にて90分化学熟
成を行い、青感性ハロゲン化銀乳剤(Em−B)を得た
【0094】   チオ硫酸ナトリウム              
     0.8mg/モルAgX  塩化金酸   
                         
 0.5mg/モルAgX  安 定 剤      
      STAB―1         6×10
−4モル/モルAgX  増感色素         
   BS―1           4×10−4モ
ル/モルAgX  増感色素            
BS―2           1×10−4モル/モ
ルAgX(緑感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液
)と(B液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加
時間を変更する以外はEMP−1と同様にして、平均粒
径0.43μm、変動係数0.08、 塩化銀含有率9
9.5モル%の単分散立方体乳剤EMP−2を得た。
【0095】EMP−2に対し、下記化合物を用いて5
5℃で120分化学熟成を行い、緑感性ハロゲン化銀乳
剤(Em−G)を得た。
【0096】   チオ硫酸ナトリウム              
     1.5mg/モルAgX         
            塩化金酸         
                   1.0mg/
モルAgX                    
  安 定 剤            STAB―1
        6×10−4モル/モルAgX   
            増感色素         
   GS―1          4×10−4モル
/モルAgX (赤感性ハロゲン化銀乳剤の調製方法)(A液)と(B
液)の添加時間及び(C液)と(D液)の添加時間を変
更する以外はEMP−1と同様にして、平均粒径0.5
0μm、変動係数0.08、 塩化銀含有率99.5モ
ル%の単分散立方体乳剤EMP−3を得た。
【0097】EMP−3に対し、下記化合物を用いて6
0℃で90分化学熟成を行い、赤感性ハロゲン化銀乳剤
(Em−R)を得た。
【0098】   チオ硫酸ナトリウム              
     1.8mg/モルAgX         
            塩化金酸         
                   2.0mg/
モルAgX                    
  安 定 剤            STAB―1
        6×10−4モル/モルAgX   
            増感色素         
   RS―1          1×10−4モル
/モルAgX
【0099】
【化30】
【0100】
【化31】
【0101】次に試料A−1,A−2の作製において、
青感性乳剤を下記の赤外感光性乳剤に置き換え、染料A
I−3を等モルの染料AI−4に置き換えた以外は同様
にして試料B−1,B−2を作製した。
【0102】
【化32】
【0103】(赤外感光性乳剤の調製)試料A−1,A
−2のEMP−2に対し、下記の化合物を用いて55℃
で化学熟成を行い、赤外感光性乳剤を得た。
【0104】   チオ硫酸ナトリム               
      1.5mg/モルAgX  塩化金酸  
                         
  1.0mg/モルAgX           安
 定 剤            STAB―1   
      0.6×10−4モル/モルAgX   最適なセンシトメトリー性能が得られる時間でST
AB−1を添加し、温度を低下させて化学熟成を停止さ
せたが、STAB−1の添加の3分前に赤外増感色素I
RS−7を添加し、分光増感を行った。
【0105】上記のハロゲン化銀写真感光材料をドラム
に貼付け、長手方向を主走査方向に一致させた場合と、
逆に幅手方向を主走査方向に一致させて場合で濃度1.
0付近のグレーパッチができるように露光し、下記の現
像処理を行った。露光の光源は、青の光源としてはヘリ
ウム・カドミウムレーザー(約442nm)、緑の光源
としてはヘリウム・ネオンレーザー(約544nm)、
赤の光源としては、ヘリウム・ネオンレーザー(約63
3nm)、赤外の光源としてはガリウム・アルミニウム
・砒素半導体レーザー(約780nm)を用意し、光学
系を組み立てた。ビーム径は約80μmで1.6m/秒
の主走査速度で露光した。この時の1画素当たりの露光
時間は5×10−5秒であった。試料A−1,A−2は
青,緑,赤の光源を組み合わせ、試料B−1,B−2は
緑,赤,赤外の光源を組み合わせて用いた。
【0106】 処理工程              温  度   
            時  間  発色現像   
         35.0±0.3℃       
      45秒漂白定着            
35.0±0.5℃             45秒
安 定 化              30〜34℃
              90秒乾    燥  
            60〜80℃       
       60秒発色現像液   純水                     
                         
        800ml  トリエタノールアミン
                         
              10g  N,N‐ジエ
チルヒドロキシルアミン              
                5g  臭化カリウ
ム                        
                      0.0
2g   塩化カリウム              
                         
         2g  亜硫酸カリウム     
                         
              0.3g  1‐ヒドロ
キシエチリデン1,1‐ジホスホン酸        
            1.0g  エチレンジアミ
ン四酢酸                     
               1.0g  カテコー
ル‐3,5‐ジスルホン酸二ナトリウム塩      
           1.0g  N‐エチル‐N‐
β‐メタンスルホンアミドエチル‐3  ‐メチル‐4
‐アミノアニリン硫酸塩              
              4.5g  蛍光増白剤
(4,4′‐ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体)
     1.0g  炭酸カリウム        
                         
             27g   水を加えて全量を1lとし、pH=10.10に調
整する。
【0107】漂白定着液   エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩
             60g  エチレンジアミ
ン四酢酸                     
                 3g  チオ硫酸
アンモニウム  (70%水溶液)         
                100ml  亜硫
酸アンモニウム   (40%水溶液)       
                  27.5ml   水を加えて全量を1lとし、炭酸カリウム又は氷酢
酸でpH=5.7に調整する。
【0108】安定化液   5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン                 1.0g 
 エチレングリコール               
                         
1.0g  1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホ
スホン酸                   2.
0g  エチレンジアミン四酢酸          
                         
 1.0g  水酸化アンモニウム(20%水溶液) 
                         
3.0g  蛍光増白剤(4,4′―ジアミノスチルベ
ンジスルホン酸誘導体)   1.5g   水を加えて全量を1lとし、硫酸又は水酸化カリウ
ムでpH=7.0に調整する。
【0109】現像を終了した試料を、ミクロフォトメー
ター(コニカ・マイクロデンシトメーターPDM−5型
)を用いてB濃度を測定した。10μm×400μmの
アパーチャで、その長手方向を走査線に直角になるよう
にして20mmスキャンし、濃度を測定する間に500
点のデータをサンプリングしそのレンジを求めた。  
結果を表−2に示す。
【0110】
【表3】
【0111】表−2に示されるように、可視光で露光し
た試料101,102,105,106の場合にはいず
れも濃度変動が小さいのに対して、赤外光を用いた試料
103,104,107,108の場合には主走査方向
と紙支持体の剛度の小さい方向を一致させた場合には、
試料101と余り変わらない濃度変動に納まるにも拘ら
ず、主走査方向と紙支持体の剛度の小さい方向が一致し
ない場合には濃度変動が大きくなることが分かる。又、
この傾向は紙パルプの坪量を減少した薄手の紙支持体に
おいて大きくなり、本発明の効果は、薄手の紙支持体を
用いたハロゲン化銀写真感光材料に適用したときに実用
上の意義は大きい。
【0112】実施例2 実施例1で用いたレーザーを使用し、写真感光材料を搬
送しながらポリゴン・ミラーにより走査した光で露光す
る光学系を組み立て、実施例1の試料A−1,A−2,
B−1,B−2を露光、現像し、評価した。この装置で
の主走査速度は160m/秒でビーム径は約80μmで
あり、1画素当たりの露光時間は5×10−7秒であっ
た。結果を表−3に示す。
【0113】
【表4】
【0114】表−3に見られるように、露光系の条件を
変更しても本発明の効果を得ることが出来ることが確か
められた。実施例1の結果と比べると、1画素当たりの
露光時間が短い方が、濃度の変動が大きくなり易いとい
った点で不利であり、本発明を適用する実用上の意義は
大きい。
【0115】実施例3 実施例1の試料B−1の調製において、赤外吸収染料を
AI−5,例示化合物(1),(3),(5),(6)
に変更した試料B−3〜B−7を調製した。この試料を
実施例1と同様にして評価した。結果を表−4に示す。
【0116】
【化33】
【0117】
【表5】
【0118】表−4に示すように、主走査の方向と紙支
持体の剛度の小さい方向とが一致しない比較試料は殆ど
変化しないのに対し、本発明に係る赤外吸収染料を用い
た場合には濃度の変動を抑制するという効果が大きく現
れている。
【0119】又、本発明の赤外吸収染料を用いた感材B
−4〜7では、未露光部分に残る染料による薄い緑がか
った着色がなく、その点でも好ましい。
【0120】実施例4 実施例1の試料B−1の作製において、緑感性乳剤を下
記の赤外感光性乳剤に置き換え、染料AI−1を等モル
の例示化合物(19)に置き換えた以外は同様にして試
料B−8を作製した。
【0121】(赤外感光性乳剤の調製)試料A−1のE
MP−2に対し下記の化合物を用いて55℃で化学熟成
を行い、赤外感光性乳剤を得た。
【0122】   チオ硫酸ナトリム               
      1.5mg/モルAgX  塩化金酸  
                         
  1.0mg/モルAgX  安 定 剤     
       STAB―1         0.6
×10−4モル/モルAgX   最適なセンシトメトリー性能が得られる時間でST
AB−1を添加し、温度を低下させて化学熟成を停止さ
せたが、STAB−1の添加の3分前に赤外増感色素I
RS−11を添加し、分光増感を行った。
【0123】露光装置は赤の光源としてはヘリウム・ネ
オンレーザー(約633nm)、赤外の光源としてはガ
リウム・アルミニウム・砒素半導体レーザー(約780
nm,830nm)を用意し、光学系を組み立て、試料
B−8用に使用した。ビーム径は約80μmで160m
/秒の主走査速度で露光した。この時の1画素当たりの
露光時間は5×10−7秒であった。この装置を用いて
実施例2と同様に露光後、現像処理を行った。
【0124】B濃度の測定結果を表−5に示す。
【0125】
【表6】
【0126】B濃度に関しては、実施例2と同様の結果
が得られていることが確認できた。G濃度の測定結果を
表−6に示す。
【0127】
【表7】
【0128】赤外感光性乳剤を用いた乳剤を用いると濃
度変動が大きくなる問題点があること、その問題点が本
発明により解決され従来の可視光を用いた場合と同様の
性能を得ることが示された。本発明に係るハロゲン化銀
写真感光材料としては、赤外感光性乳剤を複数層有する
ものであっても本発明の効果が得られることが確かめら
れた。本発明により、露光装置の設計の上で大幅な小型
化とコストダウンが実現される。
【0129】次に、第1層に用いた赤外感光性ハロゲン
化銀乳剤の増感色素をIRS−7からIRS−2,3,
5,9,10に置き換えた試料を作製し、上記と同様に
評価を行ったが、増感色素の種類によらず本発明の効果
が得られることが確認できた。
【0130】
【発明の効果】本発明により、紙支持体を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料を用いて、磁気媒体などに記録され
たソフト情報から、階調を有し濃度ムラの発生のない優
れたカラー画像を得ることができた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面に白色顔料を含有する耐水性樹脂
    層を有する紙支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀
    乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料を、ビーム状
    の光を用いて走査露光した後、現像することにより画像
    を形成する方法において、前記走査露光が720nm以
    上の波長の光を用い、その主走査の方向が前記紙支持体
    上の剛度の小さい方向であることを特徴とする画像形成
    方法。
  2. 【請求項2】  ハロゲン化銀写真感光材料が、3H−
    ピロロピリジン、4H−チエノピロール、6H−チエノ
    ピロール、4H−フロピロール及び6H−フロピロール
    から選ばれる核を母核とし、分子中に少なくとも2個の
    酸基を有するか又は−CH2CH2OR基(Rは水素原
    子又はアルキル基を表す)を1個以上有する置換基を少
    なくとも2個有するシアニン染料の少なくとも1種を含
    有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7674575B2 (en) 2002-06-28 2010-03-09 Fujifilm Corporation Silver halide photosensitive material for color-photography and image formation method using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7674575B2 (en) 2002-06-28 2010-03-09 Fujifilm Corporation Silver halide photosensitive material for color-photography and image formation method using the same

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