JPH0426042Y2 - - Google Patents

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JPH0426042Y2
JPH0426042Y2 JP1989038305U JP3830589U JPH0426042Y2 JP H0426042 Y2 JPH0426042 Y2 JP H0426042Y2 JP 1989038305 U JP1989038305 U JP 1989038305U JP 3830589 U JP3830589 U JP 3830589U JP H0426042 Y2 JPH0426042 Y2 JP H0426042Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、陳列棚上に配列された商品を種類
別に仕切る仕切板に係り、特にこの仕切板に取付
けられた表示板が何等かとの接触で外力が作用し
て動かされても自重により元の状態に復元するこ
とのできる表示装置を備えた仕切板に関する。
[従来の技術] 一般に、この種の仕切板としては、例えば実開
昭61−126831号公報或いは、実開昭62−73758号
公報が知られている。
すなわち、前者は従来のブツクエンドの側面に
表示板を突設したものであり、また後者は一対の
帯状の仕切板を所定間隔離間してこの仕切板と直
交する長尺の係止溝体にその間隔を調整可能に平
行配置し、さらに表示板を前記係止溝体と平行な
軸を中心に回動可能に構成されている。
[考案が解決しようとする課題] この場合、前者の仕切板に設けられた表示板
は、単にブツクエンドの側面に固定的に突設した
もので、この表示部に何等かの外力が作用した場
合、破損或いは変形しまたは相手側に損傷を与え
る難点を有していた。
さらに、後者の商品表示装置は、一対の仕切板
は係止溝体に間隔調整可能に平行配置される構成
であり、仕切板の間隔はこの仕切板間に挾まれる
商品の数の大小に関係なく前記係止溝体の長さの
範囲で決定されるため、商品の数によつては所定
長さの係止溝体と交換しながら使用しなければな
らない煩わしさを有し、構造も複雑かつ大形化す
るためその取扱いも面倒となる難点を有してい
た。
そこで、本考案の目的は、仕切板の一端の係合
部に表示板を回動しかつ所定角度位置に復帰可能
に係止し、前記係合部とこれと係止する表示板の
係止軸との対接する相互の接合面を所定方向に向
けた傾斜面で形成することにより、表示板が何等
かの外力の作用で回動しても、その自重で表示板
を所定位置に復帰させることのできる安全な表示
装置を備えた仕切板を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本考案に係る表示
装置を備えた仕切板は、一端に係合部を備えた仕
切板と、前記係合部において回動しかつ所定角度
位置に復帰可能に係止すべく一端に係止部を備え
た表示板とからなる表示装置を備えた仕切板にお
いて、 前記仕切板の係合部は垂直貫通孔を有し、この
貫通孔の上面に表示板と係止する側に下降傾斜す
る傾斜接合面を形成し、 一方前記表示板の係止部はこの表示板の一側面
にこれと平行に延在する係止軸を有し、この係止
軸を前記垂直貫通孔に回動自在に挿通すると共に
その先端に前記垂直貫通孔と弾力的に挿通係止す
るストツパを設け、さらに前記係止軸の基部に前
記係合部の傾斜接合面に対し所定角度位置におい
て同傾斜で当接しかつ表示板を自重により前記所
定角度位置に復帰させる傾斜接合面を形成するこ
とを特徴とする。この場合、仕切板の係合部は、
垂直貫通孔の下部に段付孔部を形成し、表示板の
復帰位置において係止軸のストツパを前記段付孔
部に対し軸方向に所定間隔離間して設け、この離
間範囲内で前記表示板を前記係止軸方向に摺動可
能に構成することができる。
また、仕切板はL字形の長尺材からなり、この
仕切板の一端に設けた係合部はその上面に形成さ
れた傾斜接合面の一部に係合溝を形成し、一方表
示板の係止部は前記係合部の傾斜接合面と同傾斜
で当接する傾斜接合面の一部に前記係合溝と係合
可能な係止片を設けてなり、前記各接合面同士が
当接した際に前記係合溝と係止片が係合し、前記
表示板を所定位置に位置決めされるよう構成する
ことができる。
さらに、仕切板および表示板は、それぞれ合成
樹脂で一体成形することができる。
[作用] 本考案に係る表示装置を備えた仕切板によれ
ば、仕切板の一端に設けられた係合部の垂直貫通
孔の上面に傾斜接合面を形成し、この垂直貫通孔
に挿通係止する表示板の係止軸の基部に前記係合
部の傾斜面と同傾斜の接合面を形成してこれを対
接させることにより、 前記表示板が何等かの外力の作用で動かされて
も、表示板をその自重により所定位置に復帰させ
て位置決め保持することができる。
[実施例] 次に、本考案に係る表示装置を備えた仕切板の
実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す表示装置を備
えた仕切板の全体斜視図である。
第1図において、参照符号10はプラスチツク
等の合成樹脂で長尺のL字形に一体成形された仕
切板であり、この仕切板10の一端には係合部1
2が備えられている。
そしてこの係合部12には垂直貫通孔14が穿
設され、この垂直貫通孔14に後述する表示板1
6の係止軸18が挿通係止する。
すなわち、第2図および第3図に示されるよう
にプラスチツク等の合成樹脂で一体成形された板
状の表示板16の一端には係止部18が備えら
れ、この係止部18は前記表示板16の一側面に
この表示板と平行に設けられた断面十字形の係止
軸20と、この係止軸20の取付基部に形成され
た傾斜接合面22とから構成されている。前記仕
切板10の係合部12の上面には、表示板16と
係止する側に下降傾斜する傾斜接合面24が形成
され、この傾斜接合面24と前記傾斜接合面22
とは、所定角度位置(仕切板10と表示板16と
が同方向となる位置)において同傾斜で当接する
ように構成される。
さらに、前記係合部12の傾斜接合面24上の
下方縁部には溝部26が形成され、この溝部26
は前記各接合面22,24が互いに全面接触した
とき前記係止軸20の取付け基部に設けられた係
止片28が係合するよう構成されている。
また、前記係止軸20の先端には径方向弾力的
に開閉可能なストツパ30が設けられ、係止軸2
0を前記係合部18の垂直貫通孔14に挿通係止
する際、このストツパ30が前記垂直貫通孔14
の下端に形成された段付孔部32を通過したとき
ストツパ30の外形は前記貫通孔14の直径より
大きく拡開する。
このように係止軸20が貫通孔14内に完全に
挿通係止し各傾斜接合面22,24が互いに全面
接触状態のときストツパ30は前記段付孔部32
とは所定間隔離反して延出し、所定の位置関係を
取つている。
従つて、係止軸20は離反した所定間隔内で軸
方向に摺動可能となつている。
しかるに、前記表示板16に何等かの外力が作
用し、例えば第2図に示すように外力により回動
されると表示板16の傾斜接合面22は係合部1
2の傾斜接合面24上を摺動しながら上昇する。
この場合、前記表示板16の接合傾斜面22は
回動により前記係合部12の傾斜接合面24とは
互いに点接触状態となる。従つて、前記表示板1
6を回動している外力を取り去ると前記傾斜接合
面22は表示板16の自重により係合部12の傾
斜接合面24に沿つて摺動かつ回動し、各接合面
22,24同士が全面当接すると同時に表示板の
係止片28は係合部12の溝28と係合する。
これにより、表示板16は再び所定位置に復帰
位置決めされる。
[考案の効果] 前述した実施例から明らかなように、本考案の
表示装置を備えた仕切板によれば、 仕切板の一端の係合部に表示板を回動しかつ所
定角度位置に復帰可能に係止し、前記係合部の傾
斜接面合とこれに対接する表示板の傾斜接合面と
が全面当接する際の表示板の方向を適宜設定する
ことにより、表示板が何等かの外力の作用で回動
しても、特別な駆動源を使用することなく、表示
板をその自重による作用のみで所定角度位置に復
帰させ、位置決めすることができる。
また、本考案の仕切板は、その構成を合成樹脂
等で一体成形し得る簡単な構成部材の組合せとす
ることができるため、量産が可能であり、製造コ
ストの低減を達成できる等の優れた効果を奏す
る。
さらに、表示板が回動可能に構成されているた
め、表示板との接触による破損や人体等への損傷
等の危険もないため狭い場所でも安全に使用でき
る利点を有する。
以上、本考案の好適な実施例について説明した
が、前述の実施例に限定されることなく、例え
ば、前記傾斜接合面は一方向の斜面のみではなく
V溝形に形成することもでき、また表示板の位置
決め角度も90°回転した位置に位置決めしても良
く、表示板の姿勢は自由に設定され、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更を
なし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す表示装置を備
えた仕切板の全体斜視図、第2図は表示装置の動
作状態を示す部分斜視図であり、第3図は本考案
の表示装置の要部断面図である。 10……仕切板、12……係合部、14……垂
直貫通孔、16……表示板、18……係止部、2
0……係止軸、22,24……傾斜接合面、26
……溝部、28……係止片、30……ストツパ、
32……段付孔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端に係合部を備えた仕切板と、前記係合部
    において回動しかつ所定角度位置に復帰可能に
    係止すべく一端に係止部を備えた表示板とから
    なる表示装置を備えた仕切板において、 前記仕切板の係合部は垂直貫通孔を有し、こ
    の貫通孔の上面に表示板と係止する側に下降傾
    斜する傾斜接合面を形成し、 一方前記表示板の係止部はこの表示板の一側
    面にこれと平行に延在する係止軸を有し、この
    係止軸を前記垂直貫通孔に回動自在に挿通する
    と共にその先端に前記垂直貫通孔と弾力的に挿
    通係止するストツパを設け、さらに前記係止軸
    の基部に前記係合部の傾斜接合面に対し所定角
    度位置において同傾斜で当接しかつ表示板を自
    重により前記所定角度位置に復帰させる傾斜接
    合面を形成することを特徴とする表示装置を備
    えた仕切板。 (2) 仕切板の係合部は、垂直貫通孔の下部に段付
    孔部を形成し、表示板の復帰位置において係止
    軸のストツパを前記段付孔部に対し軸方向に所
    定間隔離間して設け、この離間範囲内で前記表
    示板を前記係止軸方向に摺動可能に構成してな
    る請求項1記載の表示装置を備えた仕切板。 (3) 仕切板はL字形の長尺材からなり、この仕切
    板の一端に設けた係合部はその上面に形成され
    た傾斜接合面の一部に係合溝を形成し、一方表
    示板の係止部は前記係合部の傾斜接合面と同傾
    斜で当接する傾斜接合面の一部に前記係合溝と
    係合可能な係止片を設けてなり、前記各接合面
    同士が当接した際に前記係合溝と係止片が係合
    し、前記表示板を所定位置に位置決めされるよ
    う構成してなる請求項1記載の表示装置を備え
    た仕切板。 (4) 仕切板および表示板は、それぞれ合成樹脂で
    一体成形してなる請求項1及至3のいずれかに
    記載の表示装置を備えた仕切板。
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