JPH0249374Y2 - - Google Patents

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JPH0249374Y2
JPH0249374Y2 JP1986055109U JP5510986U JPH0249374Y2 JP H0249374 Y2 JPH0249374 Y2 JP H0249374Y2 JP 1986055109 U JP1986055109 U JP 1986055109U JP 5510986 U JP5510986 U JP 5510986U JP H0249374 Y2 JPH0249374 Y2 JP H0249374Y2
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legs
fixture
mounting hole
pair
leg
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、開閉自在で、且つ、開き側あるいは
閉じ側に弾性付勢された一対の脚を備え、且つ、
それら脚夫々に、前記弾性付勢方向側に突出する
係止用突部を備えさせた取付具が設けられると共
に、その取付具の取付対象部材に、前記一対の脚
が弾性付勢力に抗して変形された状態で挿脱する
取付孔、及び、脚挿入状態において前記係止用突
部が抜止めのために係止作用する被係止部の夫々
が備えられている止め付け構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる止め付け構造は、取付具自体に物品保持
部を備えさせる場合や、棚板に取付具を付設し
て、棚板の取付けに使用する場合等、各種の用途
に適用できものであり、従来の一例を、取付具自
体に物品保持部を備えさせる場合について、第1
3図及び第14図に基づいて説明する。
すなわち、取付具21が、物品保持用のC字状
部21aの両端部夫々から一対の脚21bを延出
する形状に、弾性材としての樹脂材にて形成され
て、一対の脚21bは、物品保持用C字状部21
aの弾性変形作用にて開閉自在に且つ開き側に弾
性付勢されている。前記一対の脚21bの先端部
夫々には、前記弾性付勢方向側に突出する係止用
突部22が備えられている。
そして、取付対象部材としての板状部材23
に、前記一対の脚21bが弾性付勢力に抗して閉
じ側に変形された状態で挿脱する横断面形状矩形
の取付孔24、及び、脚挿入状態において前記係
止用突部22が抜止めのために係止作用する被係
止部25が備えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構造によると、脚長手方向視におい
て、取付具21が脚開閉方向と直交する方向にガ
タ付くことを阻止するには、脚21bの横巾と取
付孔24の脚横巾方向に沿う寸法とを夫々精度良
く形成する必要がある。
しかしながら、そのように脚21b及び取付孔
24の製作精度を高ると、取付具21を取付孔2
4に挿入する作業が、正確な位置合わせを要する
煩雑な作業となる不利があつた。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、取付具の挿入作業を容易に行
えながらも、ガタ付き無く取付具を装着できる止
め付け構造を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による止め付け構造の特徴構成は、取付
具に備えられる一対の脚を取付対象部材の取付孔
に挿入した状態において、前記一対の脚が弾性付
勢力にて閉じ側あるいは開き側に移動するに伴つ
て係合して前記取付具の脚挿脱方向に沿う軸芯周
りでの回転を阻止する係合凸部と係合凹部とが、
一方側を前記一対の脚に、且つ、他方側を前記取
付対象部材に備えさせる状態で設けられると共
に、前記係合凸部が先細り状に又は前記係合凹部
が奥狭まり状に形成されている点にあり、その作
用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、係合凸部と係合凹部とを、一対の脚
が本来的に備えている弾性付勢力を利用して係合
させることによつて、脚長手方向視にて、取付具
が脚開閉方向と直交する方向にガタ付きことを阻
止させるようにせんとするものであり、しかも、
脚挿脱方向に沿う軸芯周りでの回転を阻止するこ
とができるものである。そして、係合凸部を先細
り状に、又は、係合凹部を奥狭まり状に形成する
ことによつて、係合凸部と係合凹部を微妙な位置
合わせを行わずに係合させることができ、且つ、
係合させた状態においては上記ガタ付きを確実に
無くすことができる。
つまり、例えば係合凸部が先細り状に形成され
ていると、その小巾な先端を係合凹部の入口巾内
に位置させるだけで、係合させることができ、そ
して、係合に伴つて係合凸部と係合凹部とが、ガ
タ付きの無い状態に係合できるものとなる。又、
係合凹部が奥狭まり状に形成されていると、係合
凹部の広い入口巾内に、係合突部の先端を位置さ
せるだけで、係合させることができ、そして、係
合に伴つて係合凸部と係合凹部とが、ガタ付きの
無い状態に係合できるものとなる。さらに、係合
凸部を先細り状に、且つ、係合凹部を奥狭まり状
に形成する場合においても、上記2つの場合と同
じ作用が得られる。
〔考案の効果〕
従つて、脚の長手方向視にて、脚の横巾を取付
孔の脚横巾方向に沿う寸法よりも充分に小さくし
て、取付具の挿入作業を容易に行わせるようにし
ても、ガタ付き無くしかも脚挿脱方向に沿う軸芯
周りでの回転を阻止した状態で取付具を装着で
き、且つ、係合凸部と係合凹部との係合のために
取付具の挿入作業が煩雑になることが無いのであ
り、もつて、全体として、挿入作業が容易であり
ながらもガタ付き無くしかも脚挿脱方向に沿う軸
芯周りで不必要に回転することが無い状態で取付
具を取付けることができる、使用面での利点大な
止め付け構造を得るに至つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、信号線や電源線等の
電線を各種機器のフレームに沿つて配線する際
に、電線を保持するのに適用した場合について説
明する。
第1図乃至第4図に示すように、取付具Aが、
物品保持用のC字状部1の両端部夫々から一対の
脚2を延出する形状に、弾性材としての樹脂材に
て形成されており、一対の脚2は、物品保持用C
字状部1の弾性変形作用にして開閉自在に且つ開
き側に弾性付勢されている。前記一対の脚2の先
端部夫々に、前記弾性付勢方向側に突出する係止
用突部3が、取付具Aと一体形成して備えられて
いる。
そして、取付対象部材としての板状フレームB
に、前記一対の脚2が弾性付勢力に抗して閉じ側
に変形された状態で挿脱する横断面形状の矩形の
取付孔4、及び、脚挿入状態において前記係止用
突部3が抜止めのために係止作用する被係止部5
が備えられている。
前記脚2を取付孔4に挿入した状態において、
前記一対の脚2が弾性付勢力にて開き側に移動す
るに伴つて係合する係合凸部6と係合凹部7と
が、係合凸部6を一対の脚2に、且つ、係合凹部
7を板状フレームBに備えさせる状態で設けられ
ている。
前記係合凹部7は、前記取付孔4の角部を用い
て奥狭まり状に形成され、前記係合凸部6は、先
細り状の一例としての楔状に形成され、且つ、取
付具Aと一体形成されている。
従つて、取付具Aの物品保持用のC字状部1に
電線Dを挿通させることにより、電線Dを板状フ
レームBに支持させることができるのである。
但し、取付具Aを装着する際に、第3図に示す
ように、最終装着姿勢から45度回転させた位相で
取付孔4に対して挿入し、且つ、その後、第2図
に示すように、45度回転せてから係合凸部6と係
合凹部7とを係合させることになる。つまり、取
付具Aを45度回転させながら挿脱させるようにす
ることによつて、取付孔4の開口面積を極力小さ
くできるようにしてある。
〔別実施例〕
上記実施例では、貫通する取付孔4を例示した
が、第5図及び第6図に示すように、貫通しない
取付孔4を、取付対象部材Bに設けるようにして
もよい。
上記実施例では、取付具Aを45度回転させなが
ら挿脱させる場合を例示したが、第7図イ,ロに
示すように、回転させずに挿脱させる形態で実施
してもよい。
上記実施例では、脚側に係合凸部6を設け、取
付対象部材側に係合凹部7を設ける場合を例示し
たが、第8図に示すように、脚側に係合凹部7
を、取付対象部材側に係合凸部6を設けるように
してもよい。
又、係合凸部6を先細り状に、且つ、係合凹部
7を奥狭まり状にするに代えて、第9図に示すよ
うに、脚側に備えさせる係合凹部7を、単なる孔
に形成したり、第10図に示すように、脚側に備
えさせる係合突部6を単なる棒状に形成してもよ
い。
取付具Aを構成するに、一対の脚2をスプリン
グによつて弾性付勢してもよく、又、第11図に
示すように、一対の脚2を閉じ側に弾性付勢して
設け、脚2を開き側に弾性変形させて、取付孔4
に挿脱させるようにしてもよい。
さらに、第12図に示すように、脚2の横断面
形状、取付孔4の形状を工夫して、係合凸部6や
係合凹部7の形成の簡素化を図るようにしてもよ
い。
本案の止め付け構造は、電線保持に利用する
他、例えば、取付具Aに棚板への接続用板状部を
備えさせて、棚板の取付に使用する等、各種の用
途に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る止め付け構造の実施例を示
し、第1図は止め付け構造の縦断正面図、第2図
は第1図における−線断面図、第3図は脚挿
脱途中の断面図、第4図は取付具の斜視図、第5
図は別の実施例の断面図、第6図は第5図におけ
る−線断面図、第7図乃至第12図は別の実
施例の断面図である。第13図は従来例の断面
図、第14図は第13図における−線断
面図である。 1……物品保持用C字状部、2……脚、3……
係止用突部、4……取付孔、5……被係止部、6
……係合凸部、7……係合凹部、A……取付具、
B……取付対象部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉自在で、且つ、開き側あるは閉じ側に弾
    性付勢された一対の脚2を備え、且つ、それら
    脚2夫々に、前記弾性付勢方向側に突出する係
    止用突部3を備えさせた取付具Aが設けられる
    と共に、その取付具Aの取付対象部分Bに、前
    記一対の脚2が弾性付勢力に抗して変形された
    状態で挿脱する取付孔4、及び、脚挿入状態に
    おいて前記係止用突部3が抜止めのために係止
    作用する被係止部5の夫々か備えられている止
    め付け構造であつて、前記脚2を前記取付孔4
    に挿入した状態において、前記一対の脚2が弾
    性付勢力にて閉じ側あるいは開き側に移動する
    に伴つて係合して前記取付具Aの脚挿脱方向に
    沿う軸芯周りでの回転を阻止する係合凸部6と
    係合凹部7とが、一方側を前記一対の脚2に、
    且つ他方側を前記取付対象部材Bに備えさせる
    状態で設けられると共に、前記係合凸部6が先
    細り状に又は前記係合凹部7が奥狭まり状に形
    成されている止め付け構造。 2 前記取付具Aが、物品保持用C字状部1の両
    端部夫々から前記脚2を延出する形状に、弾性
    材にて形成されている実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の止め付け構造。 3 前記取付孔4が、横断面形状矩形に形成さ
    れ、前記取付対象部材Bに備えさせる係合凹部
    7が、取付孔4の角部にて形成され、前記脚側
    の係合凸部6が、楔状に形成されている実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項に記載の
    止め付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578324A (en) * 1980-06-20 1982-01-16 Honda Motor Co Ltd Fuel injection time memory method of efi engine and device for the same

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