JPH04259642A - アイドル制御弁のフェイルセーフ装置 - Google Patents

アイドル制御弁のフェイルセーフ装置

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Publication number
JPH04259642A
JPH04259642A JP3012295A JP1229591A JPH04259642A JP H04259642 A JPH04259642 A JP H04259642A JP 3012295 A JP3012295 A JP 3012295A JP 1229591 A JP1229591 A JP 1229591A JP H04259642 A JPH04259642 A JP H04259642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
engine
valve
signal
failure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3012295A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ikemura
池村 誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP3012295A priority Critical patent/JPH04259642A/ja
Publication of JPH04259642A publication Critical patent/JPH04259642A/ja
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイドル制御弁に異常
が発生した際に安全を確保するアイドル制御弁のフェイ
ルセーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのアイドル回転数制御
においては、吸気通路に介装されたスロットル弁をバイ
パスするバイパス通路の空気量を、アイドル制御弁によ
り調整してエンジン回転数が目標回転数となるようフィ
ードバック制御するバイパスエア方式、あるいは、スロ
ットル弁直動型のアクチュエータにより吸気通路の空気
量を調整してエンジン回転数が目標回転数となるようフ
ィードバック制御するスロットル弁直動方式などが採用
されている。
【0003】後者のスロットル弁直動方式は、DCモー
タなどに減速機構を組合わせ、強力な作動力によって位
置安定性が優れているが、装置が大型化するきらいがあ
り、これに対し、前者のバイパスエア方式では、装置が
小型化できる、制御応答性に優れるなどの特徴を有する
ため、アイドル回転数制御には、このバイパスエア方式
が採用されることが多い。
【0004】尚、このバイパスエア方式によるアイドル
回転数制御に係わる先行技術は、特開昭60−2619
51号公報などに開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記バ
イパスエア方式では、通常、電子制御装置(ECU)か
らの駆動パルス信号のデューティ比に応じてアイドル制
御弁の弁開度が変化するようになっており、このアイド
ル制御弁は、リニアソレノイドなどからなるソレノイド
の電磁吸引力を利用するため強力な作動力を得ることは
困難である。従って、バイパス通路中のカーボン、オイ
ルなどにより、弁が弁座に固着する、いわゆるバルブス
ティックが発生するおそれがある。
【0006】すなわち、このバルブスティックが発生す
ると、バイパス通路から空気量が供給されないため、始
動困難、エンジンストールなどを招く。また、例え、ア
クセルワークにて始動に成功しても、図4のAに示すよ
うに、エンジンストールぎりぎりでエンジンが回転する
ことになり、一方、ECU側では、アイドル制御弁にバ
ルブスティックが発生しても、電気的には断線、ショー
トといった異常ではないため、このアイドル制御弁の機
械的な異常は検出できない。
【0007】従って、ECUからの駆動パルス信号のデ
ューティ比が大きくなっているにもかかわらず、エンジ
ン回転数が目標回転数を下回った状態で回転を続けるこ
とになり、この状態で、振動、衝撃などにより、アイド
ル制御弁のバルブスティックが直ると、デューティ比の
大きい駆動パルス信号によりエンジン回転数が図4のB
からCへと上昇してオーバーシュートが発生し、制御系
がハンチングするおそれがある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、アイドル制御弁に機械的な異常が発生した場合、エン
ジンストールを防止するとともに、異常が回復してもエ
ンジン回転数の上昇を押さえて制御系のハンチングを防
止することのできるアイドル制御弁のフェイルセーフ装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、スロットル弁をバイパスするバイパス通路に設け
たアイドル制御弁の異常発生条件をエンジン運転状態が
満たしたとき、異常発生信号を出力する異常検出手段M
1と、上記異常検出手段M1からの異常発生信号により
、上記アイドル制御弁の駆動を停止させる第1のセーフ
信号を出力するとともに上記アイドル制御弁と並列に設
けた補助弁を開状態とする第2のセーフ信号を出力する
セーフ信号発生手段M2と、上記異常判定手段からの異
常発生信号により警告を発する警告手段M3とを備えた
ものである。
【0010】
【作用】本発明では、エンジン運転状態がアイドル制御
弁の異常発生条件を満たしたとき、異常発生信号が出力
され、この異常発生信号により、上記アイドル制御弁の
駆動が停止させられるとともに上記アイドル制御弁と並
列に設けた補助弁が開状態とされてエンジンへの空気の
供給が確保され、異常発生を知らせる警告が発せられる
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面は本発明の一実施例を示し、図2はエンジン
制御系の概略図、図3はフェイルセーフの実行手順を示
すフローチャートである。
【0012】[エンジン制御系の構成]図2において、
符号1はエンジン(図においては水平対向4気筒型エン
ジン)本体であり、このエンジン本体1のシリンダヘッ
ド2にインテークマニホルド3、エキゾーストマニホル
ド4が各々連設されている。
【0013】上記インテークマニホルド3の上流側には
、エアチャンバ5を介してスロットルチャンバ6が連通
され、このスロットルチャンバ6の上流側が吸気管7を
介してエアクリーナ8に連通されている。さらに、この
エアクリーナ8の直下流に吸入空気量センサ9が臨まさ
れている。
【0014】また、上記スロットルチャンバ6に設けら
れたスロットルバルブ6aにスロットル開度センサ10
aとスロットルバルブ全閉を検出するアイドルスイッチ
10bとが連設され、さらに、上記スロットルバルブ6
aをバイパスして上流側と下流側とを連通する第1のバ
イパス通路11に、アイドル制御弁(ISCV)11a
が介装されており、また、上記スロットルバルブ6aを
バイパスして上流側と下流側とを連通する第2のバイパ
ス通路12に、エアコン作動時にONされるアイドルア
ップ用ソレノイド(以下、FICDと称する)12aが
補助弁として介装されている。
【0015】上記ISCV11aは、リニアソレノイド
バルブなどから構成され、駆動パルス信号のデューティ
比に応じて弁開度が増減し、上記バイパス通路11の空
気量が増減される。また、上記FICD12aは、通常
の電磁弁により構成され、エアコン作動時にONされた
とき、上記第2のバイパス通路12を開状態としてエン
ジンへ空気を供給し、アイドル回転数をアップするとと
もに、エアコンOFFの状態で、且つ上記ISCV11
aに機械的故障が発生したときONされ、上記第2のバ
イパス通路12からエンジンへ空気を供給してエンジン
ストールを防止する。
【0016】尚、上記第1のバイパス通路11と第2の
バイパス通路12とは必ずしも独立させる必要はなく、
バイバス通路の上流側を共通化して1つとし、下流側を
分岐させて各通路にISCV11a、FICD12aを
、それぞれに介装するようにしても良い。
【0017】また、上記インテークマニホルド3の各気
筒の各吸入ポート直上流側にはインジェクタ13が配設
され、上記インテークマニホルド3に形成されたライザ
をなす冷却水通路(図示せず)に冷却水温センサ14が
臨まされている。さらに、上記エキゾーストマニホルド
4に連通する排気管15にO2 センサ16が臨まされ
ている。尚、符号17は触媒コンバータである。
【0018】また、上記エンジン本体1のクランクシャ
フト1aにクランクロータ18が固設され、このクラン
クロータ18の外周に、所定のクランク角に対応する突
起(あるいはスリット)を検出する電磁ピックアップな
どからなるクランク角センサ19が対設されている。
【0019】[制御装置の回路構成]一方、符号20は
マイクロコンピュータからなる電子制御装置(ECU)
であり、このECU20のCPU21、ROM22、R
AM23、及び、I/O インターフェース24がバス
ライン25を介して互いに接続され、定電圧回路26か
ら所定の安定化電圧が供給される。
【0020】そして、上記ECU20により、スロット
ル弁をバイパスするバイパス通路に設けたアイドル制御
弁の異常発生条件をエンジン運転状態が満たしたとき、
異常発生信号を出力する異常検出手段、この異常検出手
段からの異常発生信号により、上記アイドル制御弁の駆
動を停止させる第1のセーフ信号を出力するとともに上
記アイドル制御弁と並列に設けた補助弁を開状態とする
第2のセーフ信号を出力するセーフ信号発生手段を含む
各種制御機能が実現される。
【0021】上記定電圧回路26は、ECUリレー27
のリレー接点を介してバッテリ28に接続され、上記E
CUリレー27のリレーコイルがキースイッチ29を介
して上記バッテリ28に接続されている。また、上記I
/O インターフェース24の入力ポートに、吸入空気
量センサ9,スロットル開度センサ10a,冷却水温セ
ンサ14,O2 センサ16,クランク角センサ19,
車速センサ30,アイドルスイッチ10b,エアコンス
イッチ31,ニュートラルスイッチ32,パワーステア
リングスイッチ33などが接続され、これらの各センサ
類、各スイッチ類の出力信号、上記CPU21で演算処
理したデータなどからエンジン運転状態が検出される。
【0022】さらに、上記I/O インターフェース2
4の入力ポートには、上記ECUリレー27のリレー接
点が接続されてバッテリ電圧VB がモニタされ、一方
、上記I/O インターフェース24の出力ポートには
、駆動回路34を介してISCV11a、FICD12
a、インジェクタ13、異常発生を知らせる警告手段と
してのチェックランプ35が接続されている。
【0023】上記ROM22には制御プログラム及び各
種制御用固定データが記憶されており、また、上記RA
M23には、上記各センサ類、スイッチ類の出力信号を
処理した後のデータ及び上記CPU21で演算処理した
データが格納されている。
【0024】上記CPU21では上記ROM22に記憶
されている制御プログラムに従い、燃料噴射量、点火時
期などを演算し、インジェクタ13に対する駆動パルス
信号、図示しない点火プラグに対する点火信号などを出
力するとともに、ISCV11aに対する駆動パルス信
号のデュ−ティ比を演算し、第1のバイパス通路11の
空気量を制御してアイドル回転数を一定に保つ。
【0025】[フェイルセーフの実行手順]次に、IS
CV11aに対するフェイルセーフ実行手順について説
明する。図3は所定時間毎に実行される割込みルーチン
のゼネラルフローを示し、ステップS101で、アイド
ルスイッチ10b,エアコンスイッチ31,ニュートラ
ルスイッチ32,パワーステアリングスイッチ33の各
スイッチ信号、冷却水温センサ14からの冷却水温TW
 、車速センサ30からの車速S、及び、ISCV11
aに対する駆動パルス信号のデューティ比DUTY 演
算データなどのエンジン運転状態を取込む。
【0026】次いで、ステップS102へ進み、これら
のエンジン運転状態がISCV11aのバルブスティッ
クなど、機械的作動の異常発生条件に合致しているか否
かを判別する。すなわち、アイドルスイッチ10b及び
ニュートラルスイッチ32がONで、エアコンスイッチ
31及びパワーステアリングスイッチ33がOFFであ
り、車速Sが設定値SSET (例えば、8Km/h)
以下、且つ、冷却水温TW が設定水温(例えば、70
°C)以上のとき、ISCV11aの駆動パルス信号の
デューティ比DUTY が設定値DUTYSET(例え
ば、60%)以上であれば、通常の状態では可能性のな
い値までデューティ比DUTY が大きくなっているた
め、ISCV11aのバルブスティック発生と判断して
上記ステップS102からステップS103へ進み、一
方、これらのエンジン運転状態のうち1つでも条件から
はずれるものがあれば、上記ステップS102からルー
チンを抜ける。
【0027】上記ステップS102でバルブスティック
発生と判断してステップS103へ進むと、ISCV1
1aに対する駆動信号のデューティ比DUTY を“0
”として(DUTY ←0)連続OFFの状態に保持す
る第1のセーフ信号を出力し、次に、ステップS104
でFICD12aをONして開状態とする第2のセーフ
信号を出力すると、ステップS105で、チェックラン
プ35を点灯して異常発生をドライバーに知らせ、ルー
チンを抜ける。
【0028】これにより、万一、ISCV11aがバル
ブスティックなどの機械的故障を起こして第1のバイパ
ス通路11が閉塞された場合においても、FICD12
aがONされて第2のバイパス通路12からの空気が供
給されるため、エンジンストールを防止することができ
、さらに、目標回転数に対するフィードバックの結果デ
ューティ比DUTY が増大することがないため、IS
CV11aが正常に復帰した場合にもエンジン回転数の
上昇を押さえて制御ハンチングを防止することができる
のである。
【0029】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、カウンタ、コンパレータ、ゲート類などの
ハードウエアのみにより、ISCV11aに対するフェ
イルセーフ装置を構成しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
イドル制御弁に機械的な異常が発生した場合にエンジン
ストールを防止することができ、しかも、異常回復時の
エンジン回転数上昇を押さえて制御系のハンチングを防
止することができるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すクレーム対応図。
【図2】エンジン制御系の概略図。
【図3】フェイルセーフの実行手順を示すフローチャー
ト。
【図4】従来例を示し、異常発生時のエンジン回転数変
化を示す説明図。
【符号の説明】
M1  異常検出手段 M2  セーフ信号発生手段 M3  警告手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スロットル弁をバイパスするバイパス
    通路に設けたアイドル制御弁の異常発生条件をエンジン
    運転状態が満たしたとき、異常発生信号を出力する異常
    検出手段と、上記異常検出手段からの異常発生信号によ
    り、上記アイドル制御弁の駆動を停止させる第1のセー
    フ信号を出力するとともに上記アイドル制御弁と並列に
    設けた補助弁を開状態とする第2のセーフ信号を出力す
    るセーフ信号発生手段と、上記異常判定手段からの異常
    発生信号により警告を発する警告手段とを備えたことを
    特徴とするアイドル制御弁のフェイルセーフ装置。
JP3012295A 1991-02-01 1991-02-01 アイドル制御弁のフェイルセーフ装置 Pending JPH04259642A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3012295A JPH04259642A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 アイドル制御弁のフェイルセーフ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3012295A JPH04259642A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 アイドル制御弁のフェイルセーフ装置

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JPH04259642A true JPH04259642A (ja) 1992-09-16

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ID=11801341

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JP3012295A Pending JPH04259642A (ja) 1991-02-01 1991-02-01 アイドル制御弁のフェイルセーフ装置

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