JPH04254280A - 自動二輪車用排気装置 - Google Patents

自動二輪車用排気装置

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JPH04254280A
JPH04254280A JP3557591A JP3557591A JPH04254280A JP H04254280 A JPH04254280 A JP H04254280A JP 3557591 A JP3557591 A JP 3557591A JP 3557591 A JP3557591 A JP 3557591A JP H04254280 A JPH04254280 A JP H04254280A
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expansion chamber
motorcycle
protector
exhaust
cover
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JP3557591A
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Toshimasa Nakagawa
利正 中川
Mamoru Kaneko
守 金子
Kenichi Nonokawa
野々川 賢一
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の主として
4サイクルエンジン用排気装置に関し、特に排気管に接
続された膨張室部分を何らかのカバーで覆う場合の構造
の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の排気装置として、従来から
シリンダヘッドに接続された排気管の後端に第1,第2
膨張室を順に接続したものがある。また特に不整地走行
を目的にした自動二輪車場合は、上記排気管及び両膨張
室を車体側方の上部に配置するのが一般的である。とこ
ろで上記排気装置は表面温度が比較的高くなり易いこと
から、特に上記のように排気装置を上部に配置した場合
は、何らかの保護カバーが必要となる。そこでこのカバ
ーを備えた自動二輪車の排気装置として、従来、例えば
車体カバーの後端に排気装置カバー部を後方に延長形成
し、該カバー部で上記膨張室を覆うようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の排
気装置の場合、車体カバーに一体形成された排気装置カ
バー部で車体フレームに固定された排気装置の膨張室を
覆うようにしているので、つまり排気装置とは本来配置
位置上の関連性のない車体カバーの一部で膨張室を覆う
ようにしているので、両者の干渉を防止するために、カ
バー部を膨張室からある程度車幅方向に離して配置する
必要があり、そのため車幅が広くなる問題がある。また
上記車体カバーは樹脂製であり、一般に剛性が低いため
走行振動による振れが大きく、この点からも上記隙間を
大きくする必要があり、車幅が大きくなり易い。本発明
は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、車幅の拡大
を抑制しながら膨張室部分を覆うことができる自動二輪
車用排気装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンに接
続された排気管を車体の側方上部にて後方に延長すると
ともに、該排気管に第1,第2膨張室を接続してなる自
動二輪車の排気装置において、上記第2膨張室の外側面
にプロテクタを取り付け、該プロテクタを第2膨張室の
外側面の略全領域を覆う形状にするとともに前方に延長
し、該延長部で少なくとも上記第2膨張室と上記第1膨
張室との接続部を覆ったことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明に係る自動二輪車の排気装置によれば、
第2膨張室に固定したプロテクタを大型化することによ
って該第2膨張室の略全領域及び少なくとも第1膨張室
との接続部部分を覆ったので、つまり覆うための部材を
覆われる部材自体に固定したので、従来の車体カバーで
覆う場合のような問題を発生させることなくプロテクタ
と膨張室との隙間を狭く設定することができ、従って排
気装置を覆うことにより車幅が拡大する問題を回避でき
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明する
。図1ないし図6は本発明の一実施例による自動二輪車
の排気装置を説明するための図であり、図1,図2はそ
れぞれその側面図,平面図、図3,図4はそれぞれエア
ベント部分の側面図,平面図、図5は冷却装置部分の正
面図、図6は該実施例装置を備えた自動二輪車の側面図
である。
【0007】図において、1は本実施例装置を備えた自
動二輪車であり、これの車体フレーム2はいわゆるダイ
ヤモンドタイプのものであり、ヘッドパイプ2aに1本
のメインフレーム2bの前端を接続し、該メインフレー
ム2bの後端にシートステー2c及びシートレール2f
を接続するとともに、該両部材をバックステー2gで接
続し、さらに上記ヘッドパイプ2aにダウンチューブ2
eを接続した構造になっている。
【0008】上記ヘッドパイプ2aによって、前輪3を
下端で軸支する前フォーク4が左右に操向自在に軸支さ
れており、該前フォーク4の上端には操向ハンドル5が
固着されている。なお、36は速度計用ケーブル、37
はブレーキ装置の油圧ホース、49はクラッチケーブル
である。また上記シートステー2cの下端に一体形成さ
れたリヤアームブラケット2dによって、後輪6を後端
で軸支するリヤアーム7が上下に揺動自在に枢支されて
いる。
【0009】また上記メインフレーム2b,シートステ
ー2c,及びダウンチューブ2eで囲まれた空間内にエ
ンジンユニット8が懸架支持されており、またメインフ
レーム2bの上側に燃料タンク9が、シートレール2f
の上側にはシート10がそれぞれ搭載されている。また
上記シート10の後方にはキャリア54が配設されてい
る。このキャリア54は、本体部55の前部に後席乗員
が手で持つためのタンデムグリップ55aを形成してな
るもので、さらに該キャリア54の下部内側には小物入
れ63が取り付けられている。なお62はリヤフェンダ
である。
【0010】また上記ヘッドパイプ2aより前側部分は
カウリング18で囲まれており、該カウリング19の上
側には乗員の顔面部分への走行風を抑制するための透明
プレートからなるスクリーン19が取り付けられている
。また上記燃料タンク9の前部下方にはフロントカバー
20が配設されており、該カバー20は上記ダウンチュ
ーブ2eの前側に配置されたラジエータ25を左,右側
方から覆っている。さらにまた上記シート10の左,右
下方部分はサイドカバー21で覆われている。
【0011】上記エンジンユニット8は水冷式4サイク
ル単気筒型のものであり、クランクケース11の上壁前
部にシリンダブロック12,シリンダヘッド13,及び
ヘッドカバー14を積層締結した構造のものである。な
お、8aはクランクケース11の下面を保護するアンダ
ーガードである。また上記クランクケース11の右側壁
前部には冷却水ポンプ29が配設されている。該ポンプ
29の吐出口は、給水ホース30dで上記シリンダボデ
ィ12に形成された給水口に接続されており、上記シリ
ンダヘッド13に形成された排水口は中間ホース30a
,30bを介して上記ラジエータ25の給水側タンク部
25aに接続されている。このラジエータ25の排水側
タンク部25bは戻りホース30cによって上記冷却水
ポンプ29の吸込口に接続されている。上記戻りホース
30cは上記ダウンチューブ2eと上記シリンダボディ
12との間を車幅方向に横断しており、この横断部分に
は耐熱カバー30eが装着されている。また上記ラジエ
ータ25は、正面から見て右側に偏位させて配置された
電動ファン27を有する略長方形状のもので、パイプを
大略C字状に曲げ加工してなる支持フレーム26内を介
して車体フレーム2に懸架支持されている。まここの支
持フレーム26の正面から見て左縁とラジエータ25と
の間に冷却水補給用リザーブタンク28が配設されてい
る。
【0012】また上記シリンダヘッド13の後壁に形成
された吸気口には気化器15が接続されており、これの
吸込口にはエアクリーナ16の二次側ダクト16cが接
続されている。このエアクリーナ16は、車両前方に向
かって開口する一次側ダクト16aをその上面に有し、
内部にエレメント16bを有する箱状のもので、上記シ
ートステー2c,シートレール2f,及びバックステー
2gで囲まれた三角形空間内に配置されている。また上
記エアクリーナ16の右側部には吸気騒音を軽減するた
めのチャンバ16fが接続されている。また上記エアク
リーナ16の下部にはバッテリケース16dが一体形成
されており、該ケース16d内にはバッテリ17が配置
されている。
【0013】上記気化器15には、左,右一対のエアベ
ントホース22,23が接続されている。このエアベン
トホース22,23は気化器15のフロート室内にエア
クリーナ16の吸込口付近の圧力を導入するとともに、
オーバーフローした燃料を所定位置に導くためのもので
ある。上記各エアベントホース22,23は、T型ジョ
イントを介して上側ホース22a,23aと、下側ホー
ス22b,23bに分岐されており、上側ホース22a
,23aはシートステー2c,シートレール2fの内側
を通って、上記エアクリーナ16の一次側ダクト16a
部分を囲む外壁16e内に導かれ、該ダクト16aの外
面に固定されている。また上記下側ホース22b,23
bは上記シートステー2cの内側を通って路面近傍に導
かれており、その下端分には逆止弁24が設けられてい
る。この逆止弁24は、通常は閉となって外気の進入を
防止し、かつ該部分にオーバーフローした燃料が溜まる
とその自重で開くようになっている。
【0014】また上記シリンダヘッド13の前側壁に形
成された左,右の排気口には排気装置31の左,右の排
気管32a,32bが接続されている。この両排気管3
2a,32bはシリンダボディ12の右方で1本の合流
管32cに接続されている。この合流管32cの後端に
は第1膨張室33,及び第2膨張室34が接続されてお
り、該両膨張室33,34に形成されたブラケット33
c,34bが上記車体フレーム2の後部にボルト締め固
定されている。上記第1膨張室33は、その前部33a
の外側,及び内側面が略平坦に形成された箱状のもので
あり、また上記第2膨張室34は円筒状のものである。 また上記第1膨張室33の後部33bは上記第2膨張室
34の円筒形状に合うように上記箱状から暫時円形に形
状変化しており、上記第2膨張室34の前端に形成され
た小径部34aに接続されている。
【0015】そして上記第1膨張室33の前部33aの
上側部分は、サイドカバー21の後端に一体形成された
排気装置カバー部21aで覆われている。また上記第2
膨張室34の後端部を除く部分,及び該第2膨張室34
と上記第1膨張室33との接続部つまり上記後部33b
,小径部34a部分はプロテクタ35で囲まれている。 このプロテクタ35は金属製プレートからなるもので、
ボルト35a,35bで上記第2膨張室34及び上記接
続部自体に、若干の隙間をあけて固定されている。 またこのプロテクタ35には多数の放熱用小孔35bが
形成されており、また該プロテクタ35の前部35cは
上記排気装置カバー部21aと略面一になっている。
【0016】次に本実施例の作用効果について説明する
。本実施例では、金属製プレートからなるプロテクタ3
5を大型化することによって第2膨張室34の略全領域
及び第1膨張室33との接続部部分を覆うようにしたの
で、車幅の拡大を回避できる。即ち、第2膨張室34を
覆うプロテクタ35を該膨張室34自体に直接取り付け
たので、プロテクタ35と第2膨張室34との隙間を大
きくする必要がなく、従ってそれだけ車幅の拡大を抑制
できる。またプロテクタ35を大型化したので、従来の
車体カバーで膨張室を覆うようにした場合に比べて車体
カバーが小さくて済み、車体カバーの位置合わせが容易
になるとともに、車体カバー成形用の型も小さくて済む
【0017】また上記プロテクタ35で第2膨張室34
及び第1膨張室33の後部33bを含む広い領域を覆っ
たので、第1,第2膨張室33,34の形状が大きく異
なる場合でも外観の低下を回避でき、従って上記両膨張
室33,34の形状に関し、デザイン上の制約を受ける
ことなく、より機能的な形状にすることが可能である。 またプロテクタ35の前部35cをサイドカバー21の
排気装置カバー部21aと略面一にしたので、この点か
らも外観の低下を回避できる。また上記実施例ではエア
ベント22,23を上側ホース22a,23aと、下側
ホース22b,23bに分岐したので、気化器15のフ
ロート室に動圧を導入しながら、オーバーフローした燃
料については車体下方に排出できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明に係る自動二輪車の
排気装置によれば、第2膨張室及びこれと第1膨張室と
の接続部付近を、該部分に固着されたプロテクタで覆っ
たので、排気装置の後部の大部分を車幅方向の隙間を小
さくしながら覆うことができ、車幅の拡大を抑制できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による排気装置の側面図であ
る。
【図2】上記排気装置の平面図である。
【図3】上記実施例のエアベント装置部分の側面図であ
る。
【図4】上記アエベント装置部分の平面図である。
【図5】上記実施例の冷却装置部分の正面図である。
【図6】上記実施例装置を備えた自動二輪車の側面図で
ある。
【符号の説明】
1  自動二輪車 13  シリンダヘッド(エンジン) 31  排気装置 32a,32b  排気管 33  第1膨張室 33b,34a  後部,小径部(接続部)34  第
2膨張室 35  プロテクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンに接続された排気管を車体の
    側方上部を後方に延長するとともに、該排気管に第1,
    第2膨張室を接続してなる自動二輪車の排気装置におい
    て、上記第2膨張室の外側面にプロテクタを取り付け、
    該プロテクタを第2膨張室の外側面の略全領域を覆う形
    状にするとともに前方に延長し、該延長部で少なくとも
    上記第2膨張室と上記第1膨張室との接続部を覆ったこ
    とを特徴とする自動二輪車の排気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006096132A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Honda Motor Co Ltd グラブレール及びマフラ支持構造
JP2011173461A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両

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