JPH04249632A - ガススプリングおよびその製造方法 - Google Patents

ガススプリングおよびその製造方法

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JPH04249632A
JPH04249632A JP40953590A JP40953590A JPH04249632A JP H04249632 A JPH04249632 A JP H04249632A JP 40953590 A JP40953590 A JP 40953590A JP 40953590 A JP40953590 A JP 40953590A JP H04249632 A JPH04249632 A JP H04249632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube cylinder
guide member
gas spring
annular groove
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP40953590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Hanawa
塙 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
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Publication date
Application filed by Atsugi Unisia Corp filed Critical Atsugi Unisia Corp
Priority to JP40953590A priority Critical patent/JPH04249632A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガススプリングおよび
その製造方法に関し、特に、一端が閉塞されたチューブ
シリンダの他端部にピストンロッドを摺動自在に保持す
るガイド部材がかしめによって気液密に固定されるガス
スプリングおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガススプリングとしては
、例えば、実開昭64−15834号公報の第6図に開
示されているようなものが知られている。このものは、
チューブシリンダの開放端部側からロッド付きのピスト
ンをシリンダ内に内装した上、上記開放端部にシール部
材およびガイド部材をロッドを貫通させた状態で装着し
、開放端部近傍のチューブシリンダ周囲部をガイド部材
に向けてかしめ込むことによりガイド部材をチューブシ
リンダに固着させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のガススプリングでは、開放端部側からチ
ューブシリンダにほぼ円筒状に形成されたガイド部材を
嵌込んだ上、開放端部近傍のチューブシリンダをその周
囲からガイド部材に向けてかしめ込むようにしているの
で、チューブシリンダの端面がガススプリング本体の端
部に露出されたままとなり、しかもそのチューブシリン
ダの端部がガイド部材の周囲部とうまくなじまない。そ
のために、ガイド部材とチューブシリンダ端部との間に
すき間ができて、水などが浸入し易い上、その端面に形
成されるエッジのために塗装の際、塗料が乗り難く、こ
れらの部分に錆が発生し易いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、かかる従来の問題に着目
し、その解決を図るべく、チューブシリンダ端面を外部
に露出させることなく、しかもかしめを利用してチュー
ブシリンダ端面とガイド部材とを密着させることにより
この部分の防錆塗装がし易いガススプリングおよびその
製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のガススプリングは、ピストンロッドを摺
動自在に保持するガイド部材をチューブシリンダの端部
に嵌合させた上、前記ガイド部材の端部近傍に設けた環
状溝に向けて前記チューブシリンダをかしめ込んでなる
ガススプリングにおいて、前記ガイド部材の端部に少な
くとも前記チューブシリンダの外径より大きい径のフラ
ンジ部を形成し、前記環状溝に前記チューブシリンダを
かしめ込んだ状態で該チューブシリンダの端面を前記フ
ランジ部の鍔内面に圧着させるようにしたことを特徴と
する。
【0006】さらに本発明のガススプリングの製造方法
は、チューブシリンダの端部に嵌合され、ピストンロッ
ドを摺動自在に保持し、外周に環状溝が形成されたガイ
ド部材の端部に少なくとも前記チューブシリンダの外径
より大きい径のフランジ部を形成し、前記チューブシリ
ンダに前記ガイド部材を嵌合せ、当該チューブシリンダ
の端面を前記フランジ部の鍔内面に当接させた後、かし
め具の中心を前記環状溝の中心から偏心させた状態で前
記チューブシリンダの周囲部を前記環状溝に沿ってかし
め込むことにより前記チューブシリンダ端面を前記フラ
ンジ部の鍔内面に圧着させるようにすることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ガイド部材をチューブシリン
ダの端部に差込んでチューブシリンダの端面をガイド部
材に形成したフランジ部の鍔内面に当接させるようにな
し、この状態でかしめ具の中心を環状溝の中心から偏心
させつつチューブシリンダの周囲部を環状溝に向けてか
しめ込むことにより、チューブシリンダのかしめ込みか
ら先の部分をガイド部材の鍔内面に向けて延伸させ、同
内面にチューブシリンダ端面を圧着させることができる
【0008】
【実施例】以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例を
具体的に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。ここで、
1は一端が予め閉塞されているチューブシリンダ、2は
シリンダ1内を2室に画成しつつ移動するピストン、3
はピストンロッド、4はチューブシリンダ1の他端部に
嵌め合わされ、ピストンロッド3を摺動自在に保持する
ガイド部材、5はガイド部材4の内側に設けられ、ピス
トンロッド3の周りおよびチューブシリンダの周りを気
液密に保つシール部材、6はストッパ部である。なお、
ピストン2には連通路7が設けられると共に、シリンダ
1内には作用ガス8および潤滑オイル9が封入されてい
て、ピストンロッド3およびチューブシリンダ1の相対
移動によるガススプリング10の伸縮動作に伴い、ピス
トン2の連通路7を介して作用ガス8やオイル9が2室
間を移動する。
【0010】さらにまた、ガイド部材4は、図2および
図3にも示すようにその外側の端部にチューブシリンダ
1の外周径より幾分大きい直径に形成したフランジ部1
1を有する。12はガイド部材4のフランジ部11より
少し離れた外周面の周りに形成された環状溝、1Aはチ
ューブシリンダ1の端部内面に沿って形成され、ガイド
部材4をチューブシリンダ端部から嵌め入れるときに入
れ易く、かつ、互いに損傷を与えないようにするための
面取りである。
【0011】そこで、ピストンロッド3を摺動自在に保
持させた状態でガイド部材4をチューブシリンダ1の端
部から嵌め込むにあたっては、まず、図2に示すように
、チューブシリンダ1の端面1Bがガイド部材4のフラ
ンジ部11鍔内面11Aに当接するまで十分に嵌め合わ
せた上、かしめローラ等のかしめ具13を用いて、その
かしめ中心位置13Cを環状溝12の溝中心12Cから
幾分内側にずらせた状態(偏心量δ)に保ち、図3に示
すようにチューブシリンダ1の周囲部を環状溝12にか
しめ込む。そして、このようなかしめ込み動作によって
、これより先のシリンダ端部部分1Cをガイド部材4の
フランジ部11に向けて延伸させ、シリンダ端面1Bを
図4に示すようにフランジ部11の鍔内面11Aに圧着
させることができる。また、チューブシリンダ1の端部
がこのように処理されることによって、その端面1Bが
外部に露出することなく、さらにガイド部材4との間に
すき間が生じないので、塗装、例えば防錆塗料14を施
してもこの部分が図示のように比較的平坦に仕上げられ
、使用中に塗装が剥離したりするのを防止することがで
きる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、前記ガイド部材の端部近傍に設けた環状溝に向けて
前記チューブシリンダをかしめ込んでなるガススプリン
グにおいて、前記ガイド部材の端部に少なくとも前記チ
ューブシリンダの外径より大きい径のフランジ部を形成
し、前記環状溝に前記チューブシリンダをかしめ込んだ
状態で該チューブシリンダの端面を前記フランジ部の鍔
内面に圧着させるようにしたので、チューブシリンダ端
面がガイド部材の端部に沿って露出し、その間にすき間
が生じたりすることがなくなり、水分がすき間に浸入し
たために発錆するのを防止することができる。また、か
しめ具を偏心させてかしめを行うので、チューブシリン
ダ端面がガイド部材のフランジ部に圧着した状態に保た
れ、その結果、防錆塗料が乗り易く、十分な厚さが保た
れ、焼付け後も塗膜が剥れ落ちるような虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガススプリングの一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1のA部分をかしめ前の状態で拡大して示す
断面図である。
【図3】図1のA部分をかしめ中の状態で拡大して示す
断面図である。
【図4】図3のB部分の拡大図である。
【符号の説明】
1  チューブシリンダ 1B  端面 1C  端部 2  ピストン 3  ピストンロッド 4  ガイド部材 10  ガススプリング 11  フランジ部 11A  鍔内面 12  環状溝 13  かしめ具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ピストンロッドを摺動自在に保持する
    ガイド部材をチューブシリンダの端部に嵌合させた上、
    前記ガイド部材の端部近傍に設けた環状溝に向けて前記
    チューブシリンダをかしめ込んでなるガススプリングに
    おいて、前記ガイド部材の端部に少なくとも前記チュー
    ブシリンダの外径より大きい径のフランジ部を形成し、
    前記環状溝に前記チューブシリンダをかしめ込んだ状態
    で該チューブシリンダの端面を前記フランジ部の鍔内面
    に圧着させるようにしたことを特徴とするガススプリン
    グ。
  2. 【請求項2】  チューブシリンダの端部に嵌合され、
    ピストンロッドを摺動自在に保持し、外周に環状溝が形
    成されたガイド部材の端部に少なくとも前記チューブシ
    リンダの外径より大きい径のフランジ部を形成し、前記
    チューブシリンダに前記ガイド部材を嵌合せ、当該チュ
    ーブシリンダの端面を前記フランジ部の鍔内面に当接さ
    せた後、かしめ具の中心を前記環状溝の中心から偏心さ
    せた状態で前記チューブシリンダの周囲部を前記環状溝
    に沿ってかしめ込むことにより前記チューブシリンダ端
    面を前記フランジ部の鍔内面に圧着させるようにするこ
    とを特徴とするガススプリングの製造方法。
JP40953590A 1990-12-28 1990-12-28 ガススプリングおよびその製造方法 Pending JPH04249632A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006275149A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Hitachi Ltd シリンダ装置及び管端部のかしめ方法
KR20130075668A (ko) * 2011-12-27 2013-07-05 히다치 오토모티브 시스템즈 가부시키가이샤 결합체 및 완충기

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