JPH04235707A - フィルター装置 - Google Patents

フィルター装置

Info

Publication number
JPH04235707A
JPH04235707A JP504591A JP504591A JPH04235707A JP H04235707 A JPH04235707 A JP H04235707A JP 504591 A JP504591 A JP 504591A JP 504591 A JP504591 A JP 504591A JP H04235707 A JPH04235707 A JP H04235707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
members
filter
filter device
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP504591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3094460B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Fujii
裕幸 藤井
Etsuzo Hamakawa
濱川 悦三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP03005045A priority Critical patent/JP3094460B2/ja
Publication of JPH04235707A publication Critical patent/JPH04235707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094460B2 publication Critical patent/JP3094460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類乾燥機等に使用する
フィルター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛生志向、健康志向に対する意識
が高まる中で、衣類乾燥機のフィルター装置においても
、単に衣類に付着するリントを回収するだけでなく、人
体に悪影響を及ぼすような塵挨、例えば衣類に付着する
花粉や毛布に付着するダニ等の数ミクロンから数十ミク
ロンオーダーの細かい塵挨等を低い圧力損失で高効率に
捕獲することのできるものが要求されている。
【0003】以下に従来の衣類乾燥機におけるフィルタ
ー装置の構成について図4を用いて説明する。図4にお
いて、aは被乾燥物を投入する回転ドラム、bは乾燥空
気を回転ドラムa内に送風する送風ファンでベルトcを
介してモータdにより駆動される。送風ファンbにより
送風された乾燥空気は乾燥空気循環経路eを経由して加
熱手段fにいたり、ここで加熱されて回転ドラムa内に
送風される。gは回転ドラムaに設けた通気部a’の全
面を覆うように配したプレフィルターで、ナイロンメッ
シュ等の素材から構成され、矢印方向に循環する乾燥空
気中の比較的大きなリント等を捕獲する。hはプレフィ
ルターgで捕獲できなかった比較的小さなリントを捕獲
するフィルター装置でポリエステルなどの素材からなる
不織布等より構成されている。iは、フィルターカバー
でプレフィルターgに付着したリント等が回転ドラムa
内で回転する被乾燥物に再付着するのを防止する。
【0004】以上のように構成されたフィルター装置に
ついて、以下その動作について説明する。被乾燥物を回
転ドラムa内に投入し、運転を開始することにより回転
ドラムaが回転し、投入された被乾燥物に機械力が作用
してこれらに付着しているリントや塵埃等が脱離しはじ
めてくる。そして、回転ドラムaの回転と同時に送風フ
ァンbが回転し、これによって送風される乾燥空気より
被乾燥物から脱離した比較的大きなリントがプレフィル
ターgによって捕獲される。プレフィルターgで捕獲さ
れなかった比較的小さなリントや細かい塵挨はフィルタ
ー装置hによって捕獲される。フィルター装置hの素材
として不織布を用いる場合、捕獲性能は不織布の目付け
量の大小によって決まることになる。つまり、不織布の
目付け量を多くすれば捕獲性能を高くすることができる
のである。しかし、その反面フィルター装置hでの圧力
損失も高くなり、乾燥空気が流れにくくなって乾燥時間
が長くなるといった問題が生じる。そこで、捕獲効率を
高くし、しかも圧力損失の低いフィルター装置を得よう
とするならば、帯電荷した合成繊維製の不織布を用いる
のが一般的であった。この場合、不織布はそれ自身では
形状を保持しにくい素材であるため強度補強が必要であ
る。帯電荷していない不織布の場合は、不織布に樹脂を
含浸させて強度を補強する等の処理が可能であったが、
帯電荷した不織布の場合は樹脂を含浸させると電荷がな
くなってしまうため補強部材を用いるといった間接的な
補強を行うのが一般的であった。具体的には図5に示す
ような風を通過させやすい略網状部材を不織布の両面に
配し、その外縁部、あるいは内縁部を超音波加圧溶着等
によって一体化していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、補強部材として用いる略網状部材の網形
状や両面の網形状の合わせ方によって両面の略網状部材
の交点部の数が多くなったり少なくなったりする。また
、溶着の際、加圧力は常に何等かの要因で変化するもの
であるが、この場合、略網状部材の交点部にかかる圧力
も変化するため結果として溶着部の厚みが安定せず強度
にばらつきが生じるという問題点を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、フィルター本体を構成する帯電荷した不織布を略
網状部材等を用い溶着によって間接的に強度補強する際
に、安定した強度が確保できるフィルター装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフィルター装置は、帯電荷した合成繊維製不
織布よりなる第一の層と、この第一の層の両面の全面を
覆うように配した略網状部材からなる第二の層とが相互
間に塵挨の収容部を構成するように溶着によって一体化
すると共に、略網状部材はその網形状が略ひし形形状を
有し、この略ひし形形状の長手方向が略直交する様に構
成したものである。
【0008】
【作用】この構成によれば、両面の略網状部材からなる
第二の層の交点が増大し、加圧溶着時に加圧力が変化し
たとしても交点部の圧力変化を少なくすることができ、
ばらつきの少ない安定した溶着強度を得ることができる
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1において、1はフィルター装置を構成
する第一の層で、帯電荷したポリプロピレン等の合成繊
維製不織布からなる。2a、2bは第一の層1の両面全
面を覆うように配した略網状部材からなる第二の層で、
その網形状は略ひし形形状を有し、両面の略網状部材は
、略ひし形形状の長手方向が略直交する様に配している
。そして、前記第一の層1と第二の層2とは相互間に塵
挨の収容部を構成するように外縁溶着部3、及び内縁溶
着部4によって一体化している。
【0011】以上のように構成されたフィルター装置の
溶着強度について図2を用いて説明する。まず、図2の
(a)は、第二の層2の両面の略ひし形形状が規則的に
直交した状態を示した図で、図2の(b)は、第二の層
2の両面の略ひし形形状が略直交した状態を示した図で
ある。そして、図2の(c)は、第二の層2の両面の略
ひし形形状の長手方向が規則的に平行になった状態を示
した図で、図2の(d)は、第二の層2の両面の略ひし
形形状の長手方向が略平行になった状態を示した図であ
る。なお、図2の(a)、(b)、(c)、(d)にお
いて5a、5b、5c、5dはそれぞれ第二の層2を構
成する両面の略網状部材の交点部を示したもので、リン
グ状の6a、6b、6c、6dはそれぞれ加圧溶着時の
加圧面を示したものである。図2の(a)、(b)にお
ける加圧面6a、6b内の交点部5a、5bの数と、図
2の(c)、(d)における加圧面6c、6d内の交点
部5c、5dの数とを比較した場合、直交した状態の方
が平行になった状態より明らかに交点部の数が多いこと
がわかる。この交点部の数の多い少ないが意味すること
について以下に述べる。第二の層2を構成する略網状部
材間に第一の層1を構成する帯電荷した不織布をはさん
み溶着で一体化するには所定の圧力を加えて溶着する必
要がある。当然のことながら、圧力は溶着面に対して一
定に加えることが溶着強度を安定させることになる。第
二の層2を構成する略網状部材の交点部5a、5b、5
c、5dのそれぞれ一点あたりに加わる圧力は、加圧面
に加える圧力/交点数で示される。図3は加圧面6a、
6b、6c、6dに加える圧力が変化した場合の交点部
5a、5b、5c、5dに加わる圧力変化を示した図で
ある。図3より明らかなように、加圧面に加える圧力が
変化しても交点数が多い直交状態の方が圧力の変化が少
ないことがわかる。前述したように交点部の圧力変化が
少ない方が溶着強度は安定する。つまり、本実施例によ
る第二の層2の両面の略ひし形形状の長手方向を直交し
た方が溶着強度の安定性で優れた効果が得られる。
【0012】以上のように本実施例によれば帯電荷した
不織布からなる第一の層1と、この第一の層の両面の全
面を覆うように配した略網状部材からなる第二の層とが
相互間に塵挨の収容部を構成するように溶着によって一
体化する場合、略網状部材の網形状は略ひし形形状を有
し、両面の略ひし形形状の長手方向を略直交させて溶着
することにより、安定した強度が確保できるフィルター
装置を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のフィルター装置は
帯電荷した合成繊維製不織布のようにそれ自身では形状
を保持しにくく、略網状部材を用いて間接的に強度補強
しなければならない素材からなる構成のものであっても
、略網状部材の網形状を略ひし形形状とし、この略ひし
形形状の長手方向を略直交させて略網状部材の両面の交
点数を多くすることにより、溶着時に加えられる加圧面
の圧力変化に対して交点部の圧力変化を少なくすること
が可能になり、安定した強度の確保を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の実施例におけるフィ
ルター装置の平面図(c)は同断面図
【図2】(a)は実施例における作用説明のための第一
の要部拡大図 (b)は実施例における作用説明のための第二の要部拡
大図 (c)は実施例における作用説明のための第三の要部拡
大図 (d)は実施例における作用説明のための第四の要部拡
大図
【図3】本発明の実施例における作用説明のための図

図4】従来の衣類乾燥機におけるフィルター装置の構成
を示す縦断面図
【符号の説明】
1  第一の層 2  第二の層 3  外縁溶着部 4  内縁溶着部 5a  交点部 6a  加圧面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気流の途中に配し、空気流を通過させる
    ことによって塵挨を捕獲する略平板状のフィルター装置
    であって、帯電荷した合成繊維製不織布よりなる第一の
    層と、この第一の層の両面の全面を覆うように配した略
    網状部材からなる第二の層とが相互間に塵挨の収容部を
    構成するように溶着によって一体化すると共に、略網状
    部材はその網形状が略ひし形形状を有し、この略ひし形
    形状の長手方向が略直交する様に構成したフィルター装
JP03005045A 1991-01-21 1991-01-21 フィルター装置 Expired - Lifetime JP3094460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03005045A JP3094460B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 フィルター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03005045A JP3094460B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 フィルター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04235707A true JPH04235707A (ja) 1992-08-24
JP3094460B2 JP3094460B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=11600452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03005045A Expired - Lifetime JP3094460B2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 フィルター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3094460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098378A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Kowa Co Ltd フィルター及び乾燥炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098378A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Kowa Co Ltd フィルター及び乾燥炉

Also Published As

Publication number Publication date
JP3094460B2 (ja) 2000-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2240856C2 (ru) Фильтр из композиционного материала и способ его изготовлениия
EP0878579B1 (en) Papermaking felt
JP2004536647A5 (ja)
JP2007237160A (ja) 成形フィルタ及びその製造方法
US20020034907A1 (en) Voluminous non-woven fabric
JPH0556902A (ja) 掃除用シート及びその製造方法
JPH04235707A (ja) フィルター装置
JP5503683B2 (ja) 加湿フィルタ
JP3295132B2 (ja) 集塵用濾材
AU2019220520A2 (en) Filter medium
JPH07268752A (ja) 機能性不織布及びその製造方法
JP2946722B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2007239701A (ja) 扇風機用集塵フィルタ
JPH04222611A (ja) フィルター装置
RU2661469C1 (ru) Мешок для пылесоса
JPH04228346A (ja) 洗車設備用不織布製洗浄体
JPH04312430A (ja) 掃除用シート及びその製造方法
JPH0143135Y2 (ja)
JP3563483B2 (ja) エアフィルタ濾材及びその製造方法
JP3386531B2 (ja) フィルタ素材
JPH0522017U (ja) 濾過布
JPH0513513U (ja) フイルター
JP3260359B2 (ja) 乾燥機等のフィルター装置
JP3397649B2 (ja) 抄紙用ドライヤーフェルト
JP4326897B2 (ja) 繊維ウエブの製造方法、およびこの繊維ウエブを用いた不織布の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11