JPH04233188A - マイクロ波オーブン、マイクロ波オーブンのキャビティの励起方法、及びこの方法を実施するウェーブガイド装置 - Google Patents

マイクロ波オーブン、マイクロ波オーブンのキャビティの励起方法、及びこの方法を実施するウェーブガイド装置

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JPH04233188A
JPH04233188A JP3241639A JP24163991A JPH04233188A JP H04233188 A JPH04233188 A JP H04233188A JP 3241639 A JP3241639 A JP 3241639A JP 24163991 A JP24163991 A JP 24163991A JP H04233188 A JPH04233188 A JP H04233188A
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microwave oven
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S99/00Foods and beverages: apparatus
    • Y10S99/14Induction heating

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  • Electromagnetism (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーブンキャビティと
、マイクロ波源と、このマイクロ波源に接続してマイク
ロ波エネルギをマイクロ波源からキャビティに2個の又
は複数個の互いに或る距離はなれた位置に設けた供給開
口から供給するウェーブガイド装置とを具えるマイクロ
波オーブンに関するものである。更に、本発明は、キャ
ビティの側壁において互いに或る距離離して配置した供
給開口を介してマイクロ波オーブンのキャビティをマイ
クロ波エネルギで励起する方法及びこの方法を実施する
ウェーブガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波オーブンの一般的な問題とし
ては、マイクロ波エネルギはキャビティ内に不均衡な分
布を生ずる傾向を有し、いわゆる「ホット」及び「コー
ルド」スポットをキャビティの異なる位置に生ずるとい
う問題がある。このことは、出来の悪い調理結果をもた
らし、特にこのことは熱伝導性の低い物品にことことが
見られる。この現象に対して一般的に容認されている説
明は、いわゆる定在波パターンがキャビティに発生し、
電界(フィールド)エネルギがこのパターンの腹部及び
節部の周りにに分布して「ホット」及び「コールド」ス
ポットを生ずるというものである。
【0003】この問題を解決する幾つかの提案がなされ
ており、この問題及びこの問題を解決する従来技術の詳
しい説明としては、例えば、米国特許第4,336,4
34 号及び同第4,458,126 号に記載されて
いる。解決法の一つの例としては、キャビティ又はマイ
クロ波供給装置に設けた金属ウィングを主要部分に具え
たフィールド攪拌機を使用し、定在波パターン又はこの
パターンにおけるパワーバランスの変化を連続的に相殺
するようにするものがある。良い調理結果は、いわゆる
回転底板を使用することにより得られ、この回転底板に
食品を載置し、調理中に回転させ、食品内のエネルギ分
布を均一化することによっても得られる。
【0004】良い調理結果を得るための方法は、マイク
ロ波エネルギの供給開口を2個又はいくつか使用し、こ
のような供給開口を異なるタイプのフィールド攪拌機、
移動マイクロ波リフレクタ及び回転底板と組み合わせる
ことを意味する。このタイプの「デュアル供給」又は「
多重供給」構成として、例えば米国特許第3,364,
332 号、同第3,439,143 号、同第3,7
42,177 号、同第3,993,886 号、同第
4,133,997 号、同第4,427,867 号
、同第4,140,888号がある。
【0005】他の解決法としては、マイクロ波を供給す
るための回転アンテナをキャビティのルーフ又は底部の
中心に位置決めするものがある。このタイプの解決法の
例としては、スウェーデン国特許第8006994−1
 号及び同第8700399−1 号に記載のものがあ
り、このうちの後者には回転アンテナと「デュアル供給
」との組み合わせの供給システムが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】調理結果のクォリティ
が変化する複雑な絡み合い及び原因と、キャビティにお
けるマイクロ波フィールド分布が、充填物即ち、食品及
びこの食品を収容する容器の重さ、形状、性質並びに充
填物のキャビティにおける位置によって影響される。上
述の「デュアル供給」システムの場合、或る充填物条件
の下で、マイクロ波エネルギのキャビティへの供給が供
給開口のうちの一方のみで行われ、従って、意図するエ
ネルギの均一化が得られないことを生ずる。このような
状況の下では、キャビティとマイクロ波源(普通マグネ
トロン)との間の充填物のミスマッチが、エネルギをマ
グネトロンに逆戻りさせ、特に作動点に影響を与え、マ
イクロ波効率を減少させる。更に、不均一加熱に関して
スクリーニングによる問題もある。
【0007】マイクロ波源へのマイクロ波エネルギのフ
ィードバック又は反射を減少する提案としては、米国特
許第3,437,777 号及び同第3,745,29
2 号に記載のものがある。この解決法は、特に、いわ
ゆる指向性カプラーを使用して反射エネルギをマイクロ
波充填物に指向させる。しかし、マイクロ波源がこのよ
うな手段で保護されたとしても、マイクロ波エネルギは
充填物において消失するという事実によって依然として
欠点がある。更に、このタイプの構成はオーブンの構造
を複雑にし、コストを増加させる。
【0008】上述の例示した従来の技術は、キャビティ
内のマイクロ波フィールド分布を好ましいものにする上
で有益であるが,それでも満足のいく調理結果は得られ
ない。即ち、多くの場合、マイクロ波フィールド分布と
実際の充填物/食品との間の強い相関関係があるためで
ある。更に、従来技術の解決法は、構成が比較的複雑に
なり、製造コストを増加させる。
【0009】従って、本発明の目的は、従来技術の欠点
がなく、キャビティ内に好ましいマイクロ波フィールド
を形成し、充填物に左右されず、調理結果がよくなる上
述の種類のマイクロ波オーブンを得るにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
、本発明によるマイクロ波オーブンは、ウェーブガイド
装置を、マイクロ波源によって発生するマイクロ波に対
して内部反射により共鳴条件が前記ウェーブガイド装置
に生ずる寸法とし、ウェーブガイド装置のクォリティ要
因(Q値)を、電流エネルギ供給のためのオーブンキャ
ビティのQ値に比べて高いものに選択し、共鳴条件で蓄
積されるマイクロ波エネルギをキャビティに伝達される
エネルギの流れよりも相当大きくしたことを特徴とする
【0011】本発明によれば、供給開口からのマイクロ
波供給が安定化するという利点があり、このことは供給
開口間のエネルギバランスが、キャビティにどのような
充填物条件があってもほぼ均一に維持される。通常、マ
イクロ波源はウェーブガイド装置全体に対してインピー
ダンスマッチングさせておく。装置全体はパッシブスリ
ーポートであるため、オーブンキャビティへの供給開口
は個別にはマッチングさせることはできないが、全体と
してマッチングのとれたシステムにすることができる。 このような手段によって、マイクロ波源へのエネルギの
逆戻りを制限することができ、供給開口を経るエネルギ
流の安定及び効率の改善に寄与する。
【0012】本発明の好適な実施例においては、キャビ
ティの底部及びルーフにそれぞれ配置した第1供給開口
及び第2供給開口を有するマイクロ波オーブンにおいて
、ウェーブガイド装置に、矩形断面であり、キャビティ
壁に直接指向し好適には、キャビティ壁に一体のウェー
ブガイドの一方の広い側面とともに側壁の垂直中心線に
沿って配置した真直ぐなウェーブガイドを設け、マイク
ロ波源を前記第1及び第2の供給開口間の或る点でウェ
ーブガイドの反対側の広い側面に連結する。
【0013】更に、本発明は、ほぼマイクロ波オーブン
のキャビティの側壁の垂直中心線に沿って互いに或る距
離離して設けた第1供給開口及び第2供給開口を介して
マイクロ波源から発生したマイクロ波エネルギによりマ
イクロ波オーブンのオーブンキャビティを励起する方法
を得ることを目的とする。即ち、この目的は、キャビテ
ィにおいて一層安定であり、充填物に依存しないマイク
ロ波フィールドをもたらし充填物のエネルギ吸収効率を
よりよくする方法を得ることである。
【0014】この目的を達成するため、本発明によりマ
イクロ波オーブンのキャビティ励起方法は、第1及び第
2の供給開口に対応し、コヒーレントで位相ロックした
第1及び第2のマイクロ波流を、マイクロ波源からのマ
イクロ波の共鳴体としてのウェーブガイド装置によって
第1及び第2の供給開口からキャビティに供給し、前記
マイクロ波流間の相互作用によってキャビティの充填物
領域に干渉フィールドパターンを発生することよりなる
ことを特徴とする。
【0015】本発明によるこの方法の好適な実施例とし
ては、コヒーレントなマイクロ波流を前記供給開口で位
相反転状態に位相ロックし、第1マイクロ波流がほぼ水
平の伝搬方向を有し、第2マイクロ波流が下向きに傾斜
したものとし、これにより主に直接第1マイクロ波流の
影響で、また反対側壁において反射した後の第2マイク
ロ波の影響でキャビティの充填物領域にコヒーレントな
干渉フィールドパターンを生ずるようにする。
【0016】更に、本発明によるこの方法の他の好適な
実施例としては、供給開口でマイクロ波流にほぼ垂直な
Eフィールドおよび水平なHフィールドを供給するよう
にする。
【0017】本発明によるこの方法の更に、他の好適な
実施例としては、最大加熱及び最小加熱がキャビティ充
填領域の中心領域、好適には充填領域に設けた回転底板
の回転中心に対して非対称な位置で生じ、これら位置は
互いに対向する側壁の相対距離及び/又は傾斜によって
決定する。
【0018】マイクロ波エネルギをキャビティに供給す
る共鳴ウェーブガイド装置を使用し、これにより得られ
るマイクロ波供給の安定化によって、予測のつく干渉フ
ィールドパターンがキャビティに得られ、この干渉フィ
ールドパターンは充填物の変更にほとんど影響を受けな
い。本発明によってマイクロ波流を指向させることは、
供給されたマイクロ波エネルギの大部分をいかなる反射
もなく充填物/食品に転向させることができる。即ち、
水平な充填物表面に対するEフィールド分極化(ポラリ
ゼーション)がTMタイプ(いわゆる疑似ブルースター
入射角)であるためである。このことは、キャビティ損
失を減少するのに寄与する。充填物へのこの「直接」エ
ネルギ伝搬は小さすぎない充填物に対して有効であり、
しかし、同時に干渉フィールドパターンが多重モード共
鳴マイクロ波フィールド(いわゆるボリュームモード)
としてキャビティに現れる。しかし、この多重モード共
鳴マイクロ波フィールドは充填物が極めて小さくなるま
ではで優勢ではない。このモードを調整することの一つ
の利点としては、キャビティの深さ即ち、キャビティの
前壁から後壁までの距離は干渉フィールドパターンに対
してほとんど無視できる程度の影響しかを与えず、キャ
ビティの高さはTM波タイプに関して無関係である点が
ある。従って、キャビティの深さは、単にボリュームモ
ードに関して既知のように適合させることができる。マ
イクロ波エネルギの供給は2個のポイントで行われるこ
とはこの適合が簡略化されることを意味する。
【0019】マイクロ波オーブンキャビティのコヒーレ
ントな励起は例えば、西ドイツ国特許公開第3,120
,900 号に記載されている。この公開公報は、極め
て一般的にしか記載されておらず、極めて変化する充填
物条件の下でマイクロ波源からのコヒーレント供給をど
のようにしてうるのかという問題解決については記載さ
れていない。特に、本発明のように共鳴ウェーブガイド
を使用することについては、何ら記載されていない。
【0020】更に、本発明は、ほぼマイクロ波オーブン
のキャビティの側壁の垂直中心線に沿って互いに或る距
離離して設けた第1供給開口及び第2供給開口を介して
マイクロ波源から発生したマイクロ波エネルギによりマ
イクロ波オーブンのオーブンキャビティを励起する方法
を実施するための共鳴ウェーブガイド装置に関するもの
である。
【0021】この種のウェーブガイド装置においては、
特にマイクロ波オーブンの空間に関する条件に起因して
、マイクロ波源を供給開口間の或るポイントにおいてウ
ェーブガイドに連結すると好適である。これにより、2
個の方向へのマイクロ波伝搬を行うウェーブガイド装置
が得られ、一部には好ましい共鳴条件のための双方向の
定在波を生じ、一部にはマイクロ波源とウェーブガイド
装置との間のインピーダンスマッチングを得ることがで
きる。普通のウェーブガイド結合は、マグネトロンアン
テナに近接する短絡壁を使用し、一方向定在波およびイ
ンピーダンスマッチングを得ている。
【0022】インピーダンスマッチングを得る一つの解
決法としては、西ドイツ国特許公開第3,029,03
5 号に記載されているものがある。この解決法は、特
別なマッチング素子をウェーブガイドに導入することを
意味する。 しかし、このことは一つの余分な構成部材とこのための
付加コストを必要とする点の他に、シーリングの問題を
生ずる。
【0023】本発明の他の目的は、この従来技術の解決
法の欠点を解消したウェーブガイド装置を得るにある。
【0024】この目的を達成するため、本発明による共
鳴ウェーブガイド装置は、ウェーブガイド装置は基本モ
ードの寸法とし、矩形断面であり、前記供給開口間で真
直ぐなウェーブガイドを有し、一方の広い側面をキャビ
ティに対面させ、前記マイクロ波源をウェーブガイド壁
のボックス状***部を介してウェーブガイドの反対側の
広い側面に連結し、前記ウェーブガイドを横切って延び
る前記ボックス形状はウェーブガイドの内部に向かって
開放し、ウェーブガイドに沿って基本モードの波長に適
合する位置を有し、前記ボックス形状の横方向の側面は
2個のステップをなし、このステップの高さは、マイク
ロ波源のアンテナに適合するものとし、前記ステップ間
の位置にアンテナを導入するため前記ボックスの底部に
中心孔を設けたことを特徴とする。
【0025】ボックス形状の***部は簡単に好ましい共
鳴条件を生ずることができるとともに、マイクロ波源と
の必要なインピーダンスマッチングを得ることができる
。この種のウェーブガイド装置においては、マイクロ波
源即ち、普通はマグネトロンのアンテナは、マグネトロ
ンの良好な寿命を得るためには、ウェーブガイドの対向
側壁から特定の最小距離に位置決めしなければならない
。本発明によるボックス形状の***部によりこの距離は
ウェーブガイド自体の高さを一層低くすることができ、
空間を節約することができる。
【0026】
【実施例】次に、図面につき本発明の好適な実施例を説
明する。
【0027】図1には本発明によるマイクロ波オーブン
を示し、このオーブンは、オーブンキャビティ1、オー
ブンキャビティの一方の側壁に配置したウェーブガイド
装置2とを有し、この側壁の一方の側面に***部3を設
け、この***部3には孔4を設け、マイクロ波源の結合
アンテナをこの孔4に導入し、マイクロ波源は、周波数
2.45GHz の標準マグネトロン(図示せず)とす
ることができる。キャビティの装填ド領域には回転底板
5を設け、装填物例えば、食品又は液体を収容した容器
を配置し、調理前処理/調理中に回転させる。図1は、
オーブンカバー6及び調理前処理/調理中にキャビティ
を閉鎖するオーブンドア7を線図的に示す。
【0028】マイクロ波オーブンは、更に、幹線に接続
してマグネトロンのための高電圧を発生する電源と、特
に調理時間及びパワーレベルに関して電源を制御する制
御手段とを設ける。電源及び制御手段は普通のタイプの
ものとすることができ、本発明の範囲外であるので説明
を簡単にするためこれ以上の説明は省略する。例えば、
この例としては、フィリップス製のマイクロ波オーブン
のタイプAVM730を使用することができる。
【0029】図2は、キャビティ1の一部縦断面とする
側面図であり、このキャビティ1に取り付けたウェーブ
ガイド装置2及びマグネトロン8と、図1に示した孔4
に導入した結合アンテナ9とを示す。図示の実施例では
、ウェーブガイド装置2はキャビティに一体にする。 このことは、ウェーブガイド装置のキャビティに指向す
る側の広い側面をキャビティ側壁10の対応部分により
形成することを意味する。説明を分かり易くするため、
開口17はキャビティルーフに直接接続した状態を示し
た。
【0030】キャビティにおいて、回転底板5に実際の
充填物11を担持した状態を示す。底板5は、キャビテ
ィ底部に3個のホイール(線図的に示す)12を介して
休止させ、各ホイール12はウィング13の別個の脚の
端部の軸受に支承する。ウィング13は、等しい長さの
3個の脚を設けた中心部分を有し、これら脚は互いに1
20 °の角度をなすよう設ける。このタイプのウィン
グは、電動モータ(図示せず)により回転させ、このモ
ータのトルク軸はキャビティ底面14から導入し、中心
部分に連結する。 ウィングを底面14の平面上で回転させるとき、ホイー
ル12はキャビティ底面上で転動し、これにより底板5
は回転する。
【0031】キャビティ側壁10には、1個の下側供給
開口16及び1個の上側供給開口17を設け、各開口は
、マグネトロン8からキャビティにマイクロ波を供給す
るためウェーブガイド装置2に接続する。
【0032】ウェーブガイド装置2は、共鳴条件をウェ
ーブガイド装置内に生ずる寸法にする。このことは、ウ
ェーブガイド装置の出口開口をほぼ同じ寸法にし、それ
ぞれ小さい結合係数(<1)を有するものとして構成す
ることにより得られる。この共鳴条件は、それぞれの供
給開口16、17においてマイクロ波の位相ロックを必
要とし、この場合、位相反転しておくとよく、これによ
り充填物に対して安定したフィールドパターン及び良好
なエネルギ吸収を生ずることがわかった。好ましいスイ
ッチインに必要ないくつかの所定最小測定値をのぞいて
、ウェーブガイドの長さは約λg /2のステップ毎に
選択することを意味する。但しλg は、ウェーブガイ
ド装置の基本モードのマイクロ波長さである。選択した
ウェーブガイドの実施例に対して、スイッチインは位相
反転し、200 〜250mm の有用なキャビティ高
さのフレーム内で供給開口16、17間に最大距離を与
える。図4の説明から位相反転供給によれば、底板5に
最大加熱を位置決めすることができることが明らかにな
るであろう。位相供給において、供給開口間のポイント
を起点とする水平ラインの周りの領域に最大値を移動す
ることができる。
【0033】図3には、マグネトロンを取り付けたウェ
ーブガイド装置2の一部断面とする側面図を示す。マグ
ネトロンアンテナ9はウェーブガイド装置内にボックス
状***部3から導入する(図1参照)。図1から明らか
なように、ウェーブガイド装置は、矩形断面の真直ぐな
ウェーブガイド装置であり、一方の広い側面18をキャ
ビティに対向させ、この実施例ではキャビティ側壁10
の対応部分によりこの側面を形成する(図2参照)。上
側供給開口17におけるウェーブガイド装置の対向側面
19は傾斜壁20にし,下側供給開口16では傾斜壁2
1にするボックス状***部3はマグネトロンの結合アン
テナ9に関して対称的な等しい高さの2個のステップ2
3を限定する。
【0034】ウェーブガイドの全体の長さ及びウェーブ
ガイドに沿う2個のステップ23の位置は経験的に確立
されている。必要条件は、いわゆるTE10波がウェー
ブガイド装置の2個のアームに生じてほぼ垂直なEフィ
ールド(電界)及び水平なHフィールド(磁界)を供給
開口16、17に有するマイクロ波流を生ずるようにす
る。更に、開口16、17におけるマイクロ波は位相反
転を示す。 更に、マグネトロン及びウェーブガイド装置はインピー
ダンスが整合していることが必要である。
【0035】ウェーブガイド装置の寸法決めのため、以
下の経験的な公式を図3の長さA、Bに使用する。即ち
、 A−B=(K+n・0.5 )λg  但し、 A=上側供給開口17の上側端縁から下側供給開口16
の下側端縁まで測ったウェーブガイドの全長B=中心軸
線22から上側供給開口17の上側端縁まで測ったウェ
ーブガイドの長さK=0.7 〜0.9 の範囲の値の
定数n=0,1,2,3,… λg =ウェーブガイドの基本モードの波長である。こ
の公式による長さはλg の関数であり、ウェーブガイ
ドの幅及び長さが共鳴、インピーダンス整合、効率及び
維持されるキャビティフィールドパターンに適合すると
いう利点が得られる。
【0036】ボックス状の***部3及びウェーブガイド
のステップ23の位置は、TE10波及び共鳴定在波条
件がウェーブガイド装置の双方のアームで生ずるように
することができることが経験的に立証されている。ウェ
ーブガイドの電気的長さは図形的測定から簡単に計算す
ることはできない。即ち、一部に、開口16、17でウ
ェーブガイドの形状が異なることに起因して定在波の端
部における位相が完全に明確でないためと、また一部に
、マグネトロンの結合領域におけるウェーブパターンが
完全に明確ではないためである。この実施例においては
、ウェーブガイドの全長は、上述の公式を使用してA=
205mm を有する。これら寸法により、好ましいマ
イクロ波流は位相反転で開口16、17で得られる。
【0037】マグネトロン8及びウェーブガイド2との
インピーダンス整合はステップ23と結合アンテナ9と
の距離により決定される。結合アンテナ9と反対側のウ
ェーブガイド側壁18との間のにも同じオーダーの寸法
の距離を設けることが必要である。マグネトロンはボッ
クス状***部3を介してウェーブガイド装置に接続する
ため、結合アンテナの端部とウェーブガイド壁との間の
距離がマグネトロンの結合領域での好ましいインピーダ
ンス整合を得るのに必要になり、ウェーブガイドの残り
の部分は低い高さとなり、このことは空間の節約になり
、マイクロ波オーブンの他の構成部材の配置を容易にす
る。
【0038】ウェーブガイド装置2は、自由一方向伝搬
のTE10ウェーブガイドのものに比較して高い選択し
たクォリティ要因(Q値)を有し、このQ値は、実際の
供給条件のためのキャビティのQ値に関しても高い。こ
の実施例においては、Q値は図示の供給開口を使用した
自由放射に対して測定して約50である。キャビティ内
にこのような条件の下で大きな充填物を入れた状況でキ
ャビティに接続したときQ値は若干大きくなる。
【0039】ウェーブガイド装置の共鳴条件及び高いQ
値によれば、共鳴条件で蓄積されるエネルギの振動量は
キャビティに伝達されるエネルギよりも極めて大きくな
るという結論が得られる。このことは、対応の供給開口
からのマイクロ波の位相反転ロックが、充填物を取り替
え、特に比較的小さな充填物に変えたときにも維持され
、充填物にほとんど依存しないキャビティのコヒーレン
トな位相ロック励起が得られる。
【0040】図4は、キャビティ1の底部において静止
した底板24に充填物25を載置した状態を示す。マイ
クロ波は、ウェーブガイド装置2(図示せず)を介して
供給開口16、17から供給する。図2と同様に、開口
17はキャビティルーフに直接連結した状態を示す。供
給開口において、発生したマイクロ波流はベクトルSに
従う水平伝搬方向を有し、Eフィールドはほぼ垂直であ
り、対応の開口で位相反転を生じ、このことを開口16
において下向きのベクトルEで、また開口17において
上向きのベクトルEで示す。
【0041】図4は、本発明による干渉フィールドパタ
ーンを生ずる状況を簡単な二次元の説明図であり、この
干渉フィールドパターンは、開口16からの直接波(放
射ローブはほぼ水平方向左向きである)と、反対側の側
壁に反射した後の開口17からのマイクロ波(放射ロー
ブは左下向きである)との干渉によって生じ、開口17
からの直接波も同様に作用する。対応の開口からの波の
最大値及び最小値はそれぞれ+、−を付した円弧で示し
、実線の円弧は下側開口からの直接波に使用し、点線の
円弧は上側開口からの直接波に使用するとともに、反対
側の側壁で反射した後の上側開口からのマイクロ波にも
実線円弧を使用し、この場合、反射により位相及び符号
が変化している。これら3個の波の伝搬間の相互作用は
、オーブンキャビティの影を付けた部分に最大強度が得
られ、この影付き部分は充填物自体の波伝搬を示すもの
ではない。このように作用するマイクロ波流のEフィー
ルドベクトルは仮想平面状充填物に対して大きな角度(
いわゆる疑似ブルースター入射角)をなし、更に、反射
を生ずる前にマイクロ波エネルギの大部分が充填物に吸
収させることができる。充填物に対するこの電界の影響
は、上述の干渉により充填物におけるエネルギ吸収が少
なくなって充填物が極めて小さくなるまで(例えば、<
200g )優勢とはならない。充填物は開口17から
の直接波により僅かに影響される。即ち、特に充填物に
対するEフィールドの方向が好ましいものではないため
である。
【0042】図4の最大値間の距離は、当該波長に対し
て約6cmである。底板の中心例えば、回転底板の回転
中心に対するこれら最大値の位置は、帰キャビティ側壁
10及び10′間の距離に適合させることによって影響
される。側壁の相対的角度位置は、この位置決めに使用
する。これら測定値によって中心に最大値又は最小値を
生ずる従って、充填物にホットスポット又はコールドス
ポットを生ずるのを回避することができる。図4は最大
値/最小値の適切な非対称的調整状態を示す。充填物の
端縁焼けの危険性を減少するため、底板の端縁領域に最
小値がくるようにすることもできる。
【0043】ウェーブガイド装置2の高いQ値のため、
いわゆる導波損失は単独マッチウェーブガイドの損失よ
りも増加する。パワーロスは、良導電率の金属を使用す
ることによって制限することができる。フィールドエネ
ルギの大部分は、上述の繰り返しの反射なしに充填物に
よって吸収されるため、キャビティの金属壁のいわゆる
壁損失は、従来のタイプの多重共鳴キャビティのものと
比べて減少する。充填物の大きさに基づいて、開口16
、17からの放射ローブの方向は1回の反射の好ましい
Eフィールド方向で充填物に沿って長い距離伝搬するた
め、充填物の良好なエネルギ吸収は、キャビティ損失を
減少し、幾分導波損失を増加し、これら全てのことによ
り従来技術のオーブンに比較してマイクロ波効率を改善
することができる。高いQ値及び内部共鳴によるウェー
ブガイド装置の位相安定性もこのことに寄与し、キャビ
ティからマグネトロンへのマイクロ波エネルギのフィー
ドバックをほぼ排除し、作用点をほぼ維持し、また充填
物の寸法に無関係なマグネトロン効率をもらたす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロ波オーブンの線図的斜視
図である。
【図2】図1におけるオーブンキャビティの一部断面と
する側面図である。
【図3】本発明によりマイクロ波源を取り付けた共鳴ウ
ェーブガイド装置の一部断面とする側面図である。
【図4】オーブンキャビティの干渉フィールドパターン
の説明図である。
【符号の説明】
1  キャビティ 2  ウェーブガイド装置 3  ***部 4  孔 5,24  回転底板   6  オーブンカバー 7  オーブンドア 8  マグネトロン 9  結合アンテナ 10,18 キャビティ側壁 11,25 充填物 12  ホイール 13  ウィング 14  キャビティ底面 16  下側供給開口 17  上側供給開口 19  対向側面 20,21 傾斜壁 22  マイクロ波源中心軸線 23  ステップ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーブンキャビティと、マイクロ波源と、
    このマイクロ波源に接続してマイクロ波エネルギをマイ
    クロ波源からキャビティに2個の又は複数個の互いに或
    る距離はなれた位置に設けた供給開口から供給するウェ
    ーブガイド装置とを具えるマイクロ波オーブンにおいて
    、前記ウェーブガイド装置は、マイクロ波源によって発
    生するマイクロ波に対して内部反射により共鳴条件が前
    記ウェーブガイド装置に生ずる寸法とし、前記ウェーブ
    ガイド装置のクォリティ要因(Q値)を、電流エネルギ
    供給のためのオーブンキャビティのQ値に比べて高いも
    のに選択し、共鳴条件で蓄積されるマイクロ波エネルギ
    をキャビティに伝達されるエネルギの流れよりも相当大
    きくしたことを特徴とするマイクロ波オーブン。
  2. 【請求項2】キャビティの底部及びルーフにそれぞれ配
    置した第1供給開口及び第2供給開口を有する請求項1
    記載のマイクロ波オーブンにおいて、ウェーブガイド装
    置に、矩形断面であり、キャビティ壁に直接指向し好適
    には、キャビティ壁に一体のウェーブガイドの一方の広
    い側面とともに側壁の垂直中心線に沿って配置した真直
    ぐなウェーブガイドを設け、マイクロ波源を前記第1及
    び第2の供給開口間の或る点でウェーブガイドの反対側
    の広い側面に連結したことを特徴とするマイクロ波オー
    ブン。
  3. 【請求項3】ウェーブガイドの開口は、垂直Eフィール
    ド及び水平Hフィールドを有し、位相が反転したマイク
    ロ波を発生する形状にし、キャビティ底部における開口
    からのマイクロ波流がほぼ水平の伝搬方向を有し、キャ
    ビティルーフにおける開口からのマイクロ波流が下向き
    でキャビティの反対側の側壁に向かう傾斜伝搬方向を有
    し、ほぼ第1供給開口からのマイクロ波流と第2供給開
    口から発生したて反対側の側壁に反射した後のマイクロ
    波流との間で生ずる干渉によってキャビティの充填物領
    域に最大加熱及び最小加熱が得られる形状にした請求項
    2記載のマイクロ波オーブン。
  4. 【請求項4】互いに対向する側壁間の距離及び傾斜角度
    を供給開口間の距離に関して選択しておき、所望の位置
    で最大加熱及び/又は最小加熱が得られ、好適には、充
    填物領域の中心領域に対して非対称的な加熱分布が得ら
    れるようにした請求項3記載のマイクロ波オーブン。
  5. 【請求項5】回転底板はマイクロ波オーブンの充填物領
    域に設け、この回転底板上で充填物を調理中に回転させ
    る請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のマイク
    ロ波オーブン。
  6. 【請求項6】ほぼマイクロ波オーブンのキャビティの側
    壁の垂直中心線に沿って互いに或る距離離して設けた第
    1供給開口及び第2供給開口を介してマイクロ波源から
    発生したマイクロ波エネルギによりマイクロ波オーブン
    のオーブンキャビティを励起する方法において、第1及
    び第2の供給開口に対応し、コヒーレントで位相ロック
    した第1及び第2のマイクロ波流を、マイクロ波源から
    のマイクロ波の共鳴体としてのウェーブガイド装置によ
    って第1及び第2の供給開口からキャビティに供給し、
    前記マイクロ波流間の相互作用によってキャビティの充
    填物領域に干渉フィールドパターンを発生することより
    なるマイクロ波オーブンのキャビティ励起方法。
  7. 【請求項7】コヒーレントなマイクロ波流を前記供給開
    口で位相反転状態に位相ロックし、第1マイクロ波流が
    ほぼ水平の伝搬方向を有し、第2マイクロ波流が下向き
    に傾斜したものとし、これにより主に直接第1マイクロ
    波流の影響で、また反対側壁において反射した後の第2
    マイクロ波の影響でキャビティの充填物領域にコヒーレ
    ントな干渉フィールドパターンを生ずるようにした請求
    項6に記載のマイクロ波オーブンのキャビティ励起方法
  8. 【請求項8】供給開口でマイクロ波流にほぼ垂直なEフ
    ィールド及び水平なHフィールドを供給するようにした
    請求項6又は7に記載のマイクロ波オーブンのエネルギ
    励起方法。
  9. 【請求項9】最大加熱及び最小加熱がキャビティ充填領
    域の中心領域、好適には充填領域に設けた回転底板の回
    転中心に対して非対称な位置で生じ、これら位置は互い
    に対向する側壁の相対距離及び/又は傾斜によって決定
    する請求項6乃至8に記載のマイクロ波オーブンのキャ
    ビティ励起方法。
  10. 【請求項10】ほぼマイクロ波オーブンのキャビティの
    側壁の垂直中心線に沿って互いに或る距離離して設けた
    第1供給開口及び第2供給開口を介してマイクロ波源か
    ら発生したマイクロ波エネルギによりマイクロ波オーブ
    ンのオーブンキャビティを励起する請求項6に記載の方
    法を実施するための共鳴ウェーブガイド装置において、
    このウェーブガイド装置は基本モードの寸法とし、矩形
    断面であり、前記供給開口間で真直ぐなウェーブガイド
    を有し、一方の広い側面をキャビティに対面させ、前記
    マイクロ波源をウェーブガイド壁のボックス状***部を
    介してウェーブガイドの反対側の広い側面に連結し、前
    記ウェーブガイドを横切って延びる前記ボックス形状は
    ウェーブガイドの内部に向かって開放し、ウェーブガイ
    ドに沿って基本モードの波長に適合する位置を有し、前
    記ボックス形状の横方向の側面は2個のステップをなし
    、このステップの高さは、マイクロ波源のアンテナに適
    合するものとし、前記ステップ間の位置にアンテナを導
    入するため前記ボックスの底部に中心孔を設けたことを
    特徴とする共鳴ウェーブガイド装置。
  11. 【請求項11】ウェーブガイドの前記供給開口は、ほぼ
    垂直なEフィールド及び水平なHフィールドを有するマ
    イクロ波を発生する形状とし、またウェーブガイドの長
    さは、ウェーブガイドの基本モードの波長に対して適合
    し、前記供給開口でのスイッチアウトに位相反転を生ず
    るようにした請求項10に記載の共鳴ウェーブガイド装
    置。
  12. 【請求項12】前記ステップを前記マイクロ波源アンテ
    ナの中心軸線に対して対称的に位置決めし、またウェー
    ブガイドの全長を公式 A−B=(K+n・0.5 )λg  で計算し、但し、 A=上側供給開口17の上側端縁から下側供給開口16
    の下側端縁まで測ったウェーブガイドの全長B=中心軸
    線22から上側供給開口17の上側端縁まで測ったウェ
    ーブガイドの長さK=0.7 〜0.9 の範囲の値の
    定数 n=0,1,2,3,… λg =ウェーブガイドの基本モードの波長とした請求
    項11に記載の共鳴ウェーブガイド装置。
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