JPH04232059A

JPH04232059A - 回転ブラシ清掃システム

Info

Publication number: JPH04232059A
Application number: JP3170729A
Authority: JP
Inventors: Charles R Gasparrini; チャールズ　アール、ガスパーリーニ; Carl Arnolds; カール　アーノルズ
Original assignee: Baldwin Technology Corp
Current assignee: Baldwin Technology Corp
Priority date: 1990-06-14
Filing date: 1991-06-14
Publication date: 1992-08-20
Also published as: FI101139B; NO912176L; FI912887A0; DK0461898T3; NO912176D0; DE69118587D1; CN1058931A; FI912887A; EP0461898B1; EP0461898A1; DE69118587T2; NO305738B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の背景】この発明は画像技術産業の清掃装置に関
するものであり、特に印刷機の構成部品を清掃するらせ
ん状のブラシ装置に関するものである。

【０００２】印刷産業に使用される機械はインクや糸屑
のような破片によって汚れる。この問題は紙に印刷する
場合、織物に印刷する場合にかかわらず発生する。また
その破片は様々な程度で全ての種類の印刷装置の上に堆
積する。例えば、オフセット印刷は新聞出版産業におい
て広く利用されている印刷方法である。

【０００３】印刷板からインクが付いた画像を受け取る
ため、オフセット印刷機は典型的にブランケットシリン
ダ、言い替えるとゴム製またはゴムに被われたシリンダ
を採用する。インクが付いた画像はブランケットシリン
ダの間または印刷シリンダとブランケットシリンダの間
を通る紙の上にオフセット刷りされる。連続した印刷は
ブランケットシリンダに係合して回転するように設計さ
れたプレートシリンダの外周に印刷板あるいは複数の印
刷板を巻き付けることにより可能になる。

【０００４】ブランケットシリンダとブランケットシリ
ンダを対向させた印刷機を操作するとき、一方のブラン
ケットシリンダが他のブランケットシリンダの印刷シリ
ンダになるように取り付けた２つのブランケットシリン
ダの間をウエブの紙が通る。これは、結果的にウエブの
紙の両面に同時に印刷する“両面印刷”になる。

【０００５】連続したオフセット印刷は、ブランケット
シリンダの上に蓄積しようとするウエブの紙からの塵と
糸屑によって妨げられる。この塵と糸屑は印刷物の品質
を低下させる。ブランケットシリンダ上に蓄積した塵、
糸屑、インクはこのように重大な困難性と、清掃のため
の好ましくない中断時間を生じる。新聞用紙の経費の上
昇になるため、より高価なものの代わりにより多くの糸
屑が含まれるより低価格のものがしばしば使用されると
き、新聞産業にとってはその問題は特に重大である。

【０００６】印刷装置の上に堆積したインク、埃、糸等
の屑を集める問題はオフセット印刷に限られない。それ
は一般的な印刷機械でも生じる。例えば、アニロックス
ローラ（Ａｎｉｌｏｘ　　Ｒｏｌｌｅｒｓ）、フレキソ
プレートシリンダとプレート（Ｆｌｅｘｏ　　Ｐｌａｔ
ｅ　　Ｃｙｌｉｎｄｅｒｓ　　ａｎｄ　　Ｐｌａｔｅ）
、新聞印刷機のパイプローラ、金属装飾した印刷機のブ
ランケットシリンダとローラと印刷シリンダ、グラビア
印刷のシリンダとローラ、フレキソ印刷のシリンダとロ
ーラ、織物印刷のプレートとブランケットとローラ等に
生じる。印刷器具を清掃する問題は印刷器具の清掃装置
のための従来技術によって示されたように良く知られて
いる。

【０００７】印刷のいくつかの形式においては、印刷す
る前にシートが切断され、蓄えられる。そのシートはコ
ーンスターチのような埃の多い物質を使用することによ
り付着しないようにされている。積み重ねたシートにコ
ーンスターチを使用することは他の屑の発生源になる。

【０００８】既に知られたブランケットシリンダを清掃
するための真空装置は屑を取り除くための湿った真空シ
ステムを有していた。これらのシステムでは、ブランケ
ットシリンダの一部は連続的に溶剤に浸され洗浄される
。例えば、米国特許第３０４９９９７号明細書、米国特
許第３３０９９９３号明細書、そして米国特許第３８３
５７７９号明細書等に示す通りである。本発明は屑を取
り除く完全乾燥システムを採用することにより溶剤の必
要性を無くした。

【０００９】更に、本発明はＩＢＭの１９８７年１０月
の技術公開文献第２１巻Ｎｏ．５の３５９〜３６０頁に
記載の“現像液トナーの再循環のための清掃機”と異な
る分割式の真空手段あるいは空気流手段を採用するもの
であり、ＩＢＭのものではブラシの回転によって生じる
微小な真空が開示されているにすぎない。

【００１０】最後に、本発明は回転しているブラシ清掃
システムを２つの動作位置の間で回転させるアームと、
清掃効果を高めるためにブラシ手段の回転数を変化させ
る手段を有し、それらは米国特許第４１３４６７３号明
細書とゼロックスの１９７８年７月／８月の技術公開文
献の第３巻Ｎｏ．４の２５３〜２５４頁に記載の“清掃
システム”とは異なる。

【００１１】

【発明の目的】従って、本発明の目的は、印刷装置の構
成部品から生じるインク、糸屑からなる埃、及び／ある
いは塵を清掃する改良された器具を提供することである
。

【００１２】本発明の別の目的は、印刷装置の円筒状の
構成部品を清掃するための回転ブラシ清掃システムを提
供することである。

【００１３】本発明の別の目的は、駆動装置を必要とし
ない回転ブラシ清掃システムを提供することである。

【００１４】本発明の別の目的は、広い幅の清掃能力を
有する回転ブラシ清掃システムを提供することである。

【００１５】本発明のさらに別の目的は、印刷の巻きと
ブラシによる除去の方向が同じであり、塵が真空装置に
移動するのを可能にしている回転ブラシ清掃システムを
提供することである。

【００１６】さらに、本発明の別の目的は、容易に構成
される回転ブラシ清掃システムを提供することである。

【００１７】また、本発明の別の目的は、半径方向と幅
方向の清掃効果を与えるように動作する回転ブラシ清掃
システムを提供することである。

【００１８】本発明によると、概略を述べると、オフセ
ット印刷機の回転しているブランケットシリンダのよう
な印刷装置の構成部品を清掃する器具が提供され、それ
はらせん状のブラシとブラシ保持具を有し、清掃部材を
空気圧シリンダに取り付けている回転アームの動作によ
って定期的に印刷装置の円筒状の構成部品に係合される
。

【００１９】らせん状のブラシが係合すると、ブラシは
円筒状の構成部品と同じ方向に回転する。円筒状の構成
部品の回転と共に動くらせん状のブラシの動作は構成部
品から埃と糸を緩めるようなものである。そして埃と糸
屑はらせん状のブラシを囲むハウジングを有する真空シ
ステムに吸引される。

【００２０】らせん状のブラシの動作は特に重要である
。らせん状のブラシの毛が円筒状の構成部品に係合する
ことにより、毛が半径方向に曲がり、円筒状の構成部品
から埃と糸屑を真空装置のある場所に向かって払い落と
す。半径方向の払い落としに加えて、ブラシのらせんは
ブラシが回転するにつれて毛の幅方向の動きを引き起こ
し、これによって付加的な清掃を行う。

【００２１】これらのらせん状のブラシは，ブラシの一
部が必要に応じて単独で係合され、あるいは離されるこ
とができるように分割される。選択的に、ブラシは様々
な寸法の印刷機械の構成部品と整合するように幅方向に
調節することができる。

【００２２】本発明の回転ブラシ清掃システムの自動的
な係合と動作の回数は、紙の糸屑の量や印刷する長さの
ような種々の予測されたあるいは新しく観測されたパラ
メータに応じ、作業員によって調節することができる。

【００２３】また、本発明は、らせん状のブラシに係合
するようになっており、らせん状のブラシから埃と屑を
除き、回転しているらせん状のブラシの速度を変化させ
るという２つの機能を提供する手段をハウジングの中に
有する。また、本発明は、円筒状の構成部品に係合する
ようになっており、真空装置を密封する手段をハウジン
グの中に有する。さらに、らせん状のブラシが係合され
た位置にあるときにブラシの速度を変えるため、らせん
状のブラシの角度とブラシの毛の直径を変えることがで
きる。

【００２４】

【好ましい実施例の説明】図面、特に図１を参照すると
、本発明の一実施例である回転ブラシ清掃システムが示
されている。回転ブラシ清掃システム２０は、少なくと
も１つのらせん状のブラシ２４とハウジング４０と空気
供給手段４１とを有する。本実施例の回転ブラシ清掃シ
ステムは、ブランケットシリンダ２８の長さ方向にほぼ
平行に、ブランケットシリンダ２８と連動するように取
り付けられている。回転ブラシ清掃システムの取り付け
ブラケット３０はブランケットシリンダ２８の外側の各
端部にあるフレーム（図示せず）に取り付けられている
。回転アーム３４は回転ブラシ清掃システム２０を取り
付けブラケット３０に連結している。これらの回転アー
ム３４は回転ブラシ清掃システム２０を運ぶ役目を果た
しており、ピン３６のまわりに回転する。

【００２５】回転ブラシ清掃システムは２つの動作位置
の間を回転する。アーム３４を動作位置の間に回転させ
ることは回転アーム３４に取り付けた複数のアクチュエ
ータ３８によって行われる。使用するアクチュエータは
空気式アクチュエータを使用するのが好ましく、所望な
らば手動式のものでも、電気式あるいは油圧式のもので
も使用することもできる。印刷室の中では圧縮空気が普
通に使用されるので、一般的に空気式アクチュエータが
使用される。

【００２６】第１動作位置において、回転ブラシ清掃シ
ステム２０は、例えばらせん状のブラシの取り替え及び
／あるいは機械の修理あるいは保全を容易にするために
ブランケットシリンダ２８から離れている。

【００２７】第２動作位置において、回転ブラシ清掃シ
ステム２０は、ブランケットシリンダ２８の表面に係合
した状態で保持されている。この第２位置において、回
転ブラシ清掃システム２０はブランケットシリンダから
糸屑と埃を清掃及び除去する作用をする。

【００２８】回転ブラシ清掃システム２０の一実施例の
真空部分は、ブランケットシリンダ２８とらせん状のブ
ラシ２４の長さ方向に沿って延び、ほぼＵ形のハウジン
グ４０から構成されている。らせん状のブラシ２４はハ
ウジング４０の中に取り付けられ、ハウジング４０は回
転アーム３４に取り付けられる。

【００２９】係合された第２位置において、らせん状の
ブラシ２４はブランケットシリンダ２８によって駆動さ
れ、ブランケットシリンダ２８と同じ方向に回転する。らせん状のブラシ２４とブランケットシリンダ２８が係
合する量は係合された第２位置において調節することが
でき、らせん状のブラシ２４がブランケットシリンダ２
８から糸屑と埃を緩め、除去する能力を上げることがで
きる。

【００３０】図５を参照すると、回転ブラシ清掃システ
ムの変形例が示されている。図５において、ブラシホル
ダー６２が分割され、各分割部分が清掃中にブランケッ
トシリンダに係合しないように持ち上げられている。新
聞のブランケットシリンダは、普通、１／４の倍数ある
いはページの倍数で構成されており、ウエブは２倍幅（
全ブラケット）あるいは一倍幅（半ブランケット）にす
ることができるので分割すると好ましい。もし、単独の
幅のものを使用すると、ウエブによって被われていない
シリンダの部分の上にインクが付着する。そうなると、
インクがウエブが無い部分のつながったブラシを汚す。ブラシを好ましくは４つに分割することにより、使用し
ない部分のブラシが持ち上げられる。回転ブラシ清掃シ
ステムは、最大限の用途を与えるように所望の数の部分
に分割される。また、ブラシを持ち上げるのはいくつか
の効果的な手段によって達成され、手動式か、図示した
ように、空気圧式か、電気式か、機械式によって行うこ
とができる。

【００３１】市販のウエブ印刷機の場合にはブラシを分
割するのは好ましくない。これは扱われるウエブの幅が
非常に異なっているからである。そのような使用のため
、ブラシ組立体はブランケットシリンダの幅に沿って幅
方向に調節可能に構成することができる。図６に示す実
施例を見れば、ブラシホルダー６８はスロット７２に沿
ってハウジング７０の中にスライド可能に取り付けられ
ている。ロッキング手段７４はブラシを所望の幅方向の
位置に保持するのに役立っている。この形式ではブラシ
を特定の用途に対応させることができる。

【００３２】ブランケットシリンダ２８の表面を傷付け
ないなら、らせん状のブラシ２４には様々な材料を使用
することができる。これらの材料は天然と合成の繊維を
有する。らせん状のブラシは異なる方向に巻くことがで
き、らせんのピッチは３．１７５ｍｍから２５．４ｍｍ
まで変えることができ、３．１７５ｍｍから９．５２５
ｍｍの間が好ましい。毛の硬さは異なる長さ及び直径の
毛を選ぶことにより変えられる。らせん状のブラシのら
せんの角度と毛の直径を変えることにより、係合された
第２の位置におけるこれらのブラシの速度を変えること
ができる。らせん状に巻かれた円形のブラシの直径は変
更することができる。直径は５０．８ｍｍから７６．２
ｍｍの間が好ましい。

【００３３】逆Ｕ字形のハウジング４０（図４）は、天
面４４と互いに平行な側面４６、４８をそれぞれ有する
。ハウジング４０はブランケットシリンダ２８に面する
開口端を有し、下方の位置において回転アーム３４間に
配置されている。選択的に逆Ｕ字形のハウジング４０は
ブランケットシリンダ２８の中心線に対して前方あるい
は後方に取り付けられる。

【００３４】フリッカーブレード８２（図４）はハウジ
ング４０の表面に取り付けられ、ハウジングの側面４６
、４８に平行である。フリッカーブレード８２はらせん
状のブラシ２４に接続し、図７に示すようにらせん状の
ブラシ２４との係合を調整することができる。係合を調
整することにより、らせん状のブラシ２４の回転速度も
調整することができる。回転しているらせん状のブラシ
２４の速度が回転しているブランケットシリンダの速度
より低いと、糸屑と埃の除去が一層効果的になる。

【００３５】柔軟なワイパー５０（図４）はハウジング
４０の側面４６と４８の端部に位置し、回転ブラシ清掃
システムが係合するときブランケットシリンダと接触す
る密封面を作るためにブランケットシリンダ２８の表面
と接触する役目をしている。

【００３６】緩んだ糸屑と埃５２（図４）は真空あるい
は空気圧等の空気供給手段によってハウジング４０の内
部から除去される。空気流発生手段４１（図１）はホー
ス５６によってハウジング４０の中のポート５８に接続
されている。糸屑と埃５２は空気流によってホース５６
を通って運ばれ、適当な場所に置かれた箱（図示せず）
の中に溜まる。

【００３７】図８において、回転ブラシ清掃システムの
他の変形例が示されている。らせん状のブラシがハウジ
ング４０の中で４つに分割されている。ハウジング４０
の左側にある２つのブラシ９２、９４はらせん状に巻か
れており、ブラシの回転が埃をハウジング４０の左端に
あるポート９０に送ることができる。ハウジング４０の
右側にある２つのブラシ９６、９８は逆方向にらせん状
に巻かれており、同じ機械的な偏流効果が埃をハウジン
グ４０の右端にある第２のポート９１に送ることができ
る。この方法では、より効果の高い掃除のため、回転ブ
ラシが埃を除去しそれをポートに送る。また、ブラシの
らせん巻きは埃を異なる方向に送るように変更すること
が可能であり、例えば、ハウジングの一端のみに向かわ
せることもできる。

【００３８】図２〜４を参照すると、本発明の対向する
ブランケットを有する印刷機械に関するブランケット清
掃システムの一般的な動作が示されている。ウエブ状の
印刷される素材６０が逆回転しているブランケットシリ
ンダ２８の間を通り、ウエブの表面と裏面に印刷がされ
る。この印刷動作の途上においてウエブ６０から生じる
糸屑と埃５２がブランケットシリンダ２８の上に蓄積し
、その上に残れば、印刷物の全体的な品質を低下させる
。

【００３９】この糸屑と埃をブランケットシリンダ２８
の表面から除去するため、一般的にブランケットシリン
ダ２８の頂上に配置される回転ブラシ清掃システム２０
はアクチュエータ３８の形をした偏向手段によってシリ
ンダに対して偏向される。一般的に、回転ブラシ清掃シ
ステム２０は、印刷の始めから終わりまでブランケット
シリンダ２８に係合させる必要はないが、過度の量の糸
屑と埃がかなり早く溜まる所では、印刷の始めから終わ
りまで回転ブラシ２０をブランケットシリンダ２８に係
合させておくのが好ましい。普通の動作条件では、回転
ブラシ清掃システム２０は、表面を清掃するために定期
的に定められた時間だけブランケットシリンダに係合さ
れる。

【００４０】本発明のブランケット清掃システムの定期
的な動作は、印刷機の回転あるいは作業者の指示によっ
て動作する一般的なタイミング機構によって制御される
。どの場合でも、ブランケットの清掃を希望する場合、
アクチュエータ３８が制御され、清掃システムを非係合
位置（図３）から係合位置（図２）へ移動させるように
なっている。らせん状のブラシ２４は埃と糸屑を除去す
るために使用され、定められた回転の後にアクチュエー
タ３８が回転ブラシ清掃システムを図３に示すように非
係合位置に移動させる。

【００４１】係合している間、らせん状のブラシ２４に
よって緩められ、除去された糸屑と埃は真空システムに
よって吸引され、処理される。これによって印刷動作の
間にブランケットシリンダから糸屑と埃が効果的に除去
される。

【００４２】上に述べた特別の実施例は、上に述べた構
造にすると取り付けと調整が容易になるので好ましい。例えば、ブランケットシリンダ２８の上方に種々の動作
している部品が配置されることができ、これによって取
り付けと修理の両方を容易に行うことができる。

【００４３】回転ブラシ清掃システムは、一般的な多種
類の印刷器具を清掃するために印刷産業において使用さ
れている。そのような器具の例としては、以下のものを
含む。ブランケットシリンダ、印刷シリンダ、アニロッ
クスローラ（ＡｎｉｌｏｘＲｏｌｌｅｒｓ）、フレキソ
プレートシリンダとプレート（ＦｌｅｘｏＰｌａｔｅ　
　Ｃｙｌｉｎｄｅｒｓ　　ａｎｄ　　Ｐｌａｔｅ）、新
聞印刷におけるパイプローラ、金属装飾をした印刷ブラ
ンケットシリンダ、ローラ、印刷ローラ、グラビア印刷
シリンダあるいはローラ、フレキソ印刷シリンダあるい
はローラ、織物印刷プレート、ブランケット、あるいは
ローラ、あるいはグリッパーバークリーナ（ｇｒｉｐｐ
ｅｒ　　ｂａｒ　　ｃｌｅａｎｅｒｓ）。画像技術分野
における清掃の可能性は広大であり、以下の領域を含む
。石版印刷（オフセット）、フレキソグラフィー、グラ
ビア、凹版印刷、及び文字印刷等である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の回転ブラシ清掃システムの
側面透視図である。

【図２】係合位置における回転ブラシ清掃システムの側
面図である。

【図３】非係合位置における回転ブラシ清掃システムの
側面図である。

【図４】図１の４─４線断面図である。

【図５】同じ方向に巻かれた分割されたブラシを有する
ブラシ組立体の前面の断面図である。

【図６】幅方向に調節可能なブラシを有するブラシ組立
体の前面の断面図である。

【図７】調節可能なフリッカーブレードを有するブラシ
組立体の側面の断面図である。

【図８】反対方向に巻かれた分割されたブラシを有する
ブラシ組立体の前面図である。

【符号の説明】

２０　　回転ブラシ清掃システム２４　　らせん状のブラシ３０　　取り付けブラケット３４　　アーム４０　　ハウジング４１　　空気供給手段８２　　フリッカーブレード

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　印刷装置の円筒状の構成部品から埃と
糸屑を除去する乾式の機械的な回転ブラシ清掃システム
であって、（ａ）前記円筒状の構成部品に近接した印刷
機のフレームに取り付けられた取り付けフレームと、（
ｂ）前記取り付けフレームと前記印刷機のフレームを移
動可能に連結するアーム手段と、（ｃ）前記移動可能な
アーム手段に取り付けられ、前記円筒状の構成部品の長
さ方向に沿って延びるブラシハウジング手段とを備え、
（ｄ）前記ハウジング手段が前記円筒状の構成部品の表
面の一部を被覆し、（ｅ）前記アーム手段を前記円筒状
の構成部品から離れた第１位置に移動させ、前記円筒状
の構成部品に近接した第２位置に移動させる手段と、（
ｆ）前記ハウジング手段内に取り付けられ、前記ハウジ
ング手段によって囲まれ、前記第２位置にあるときに前
記円筒状の構成部品に係合するらせん状のブラシ手段と
、（ｇ）前記ハウジング手段に接続され、前記ハウジン
グ手段内に定められた時間の空気流を生じさせる空気流
手段とを備え、前記らせん状のブラシ手段が回転してい
る前記円筒状の構成部品から埃と糸屑を緩め、前記空気
流手段と前記ハウジング手段がその埃と糸屑を除去する
ようにし、（ｈ）前記ハウジング手段内に前記ハウジン
グと平行に取り付けられ、前記らせん状のブラシ手段に
係合するフリッカーブレード手段を備えたことを特徴と
する回転ブラシ清掃システム。
【請求項２】　　前記フリッカーブレード手段を調節し
、前記フリッカーブレード手段と前記らせん状のブラシ
手段との接触作用を増加あるいは減少させることができ
るようにしたことを特徴とする請求項１に記載の回転ブ
ラシ清掃システム。
【請求項３】　　前記らせん状のブラシ手段が係合する
前記第２位置において、前記フリッカーブレード手段と
関係無く、前記らせん状のブラシ手段のらせんの角度及
び毛の直径によって前記らせん状のブラシ手段の速度を
効果的に変化させるようにしたことを特徴とする請求項
２に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項４】　　前記ハウジング手段が前記ハウジング
手段から延びて前記円筒状の構成部品に接触する密封手
段を有し、前記清掃システムが前記円筒状の構成部品に
近接した前記第２位置にあるとき、前記密封手段が前記
円筒状の構成部品と前記ハウジング手段の間に密封面を
形成することを特徴とする請求項２に記載の回転ブラシ
清掃システム。
【請求項５】　　前記ブラシ手段が前記ハウジング手段
に対して調節可能であることを特徴とする請求項４に記
載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項６】　　前記らせん状のブラシ手段が複数の部
分に分割され、前記部分が前記円筒状の構成部品から離
れた第１位置と前記円筒状の構成部品に近接した第２位
置との間をそれぞれ独立して移動可能であることを特徴
とする請求項５に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項７】　　前記らせん状のブラシ手段が少なくと
も２つの部分に分割されていることを特徴とする請求項
６に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項８】　　前記移動手段が空気圧によって操作さ
れることを特徴とする請求項７に記載の回転ブラシ清掃
システム。
【請求項９】　　前記らせん状のブラシ手段が全て同じ
方向にらせん状に巻かれていることを特徴とする請求項
８に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１０】　　少なくとも２つのらせん状のブラシ
が逆方向にらせん状に巻かれていることを特徴とする請
求項９に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１１】　　印刷装置のブランケットシリンダか
ら埃と糸屑を除去する乾式の機械的な回転ブラシ清掃シ
ステムであって、（ａ）前記円筒状の構成部品に近接し
た印刷機のフレームに取り付けられた取り付けフレーム
と、（ｂ）前記取り付けフレームと前記印刷機のフレー
ムを移動可能に連結するアーム手段と、（ｃ）前記移動
可能なアーム手段に取り付けられ、前記ブランケットシ
リンダの長さ方向に沿って延びるブラシハウジング手段
とを備え、（ｄ）前記ハウジング手段が前記ブランケッ
トシリンダの表面の一部を被覆し、（ｅ）前記アーム手
段を前記ブランケットシリンダから離れた第１位置に移
動させ、前記ブランケットシリンダに近接した第２位置
に移動させる手段と、（ｆ）前記ハウジング手段内に取
り付けられ、前記ハウジング手段によって囲まれ、前記
第２位置にあるときに前記ブランケットシリンダに係合
するらせん状のブラシ手段と、（ｇ）前記ハウジング手
段に接続され、前記ハウジング手段内に定められた時間
の空気流を生じさせる空気流手段とを備え、前記らせん
状のブラシ手段が回転している前記ブランケットシリン
ダから埃と糸屑をゆるめ、前記空気流手段と前記ハウジ
ング手段がその埃と糸屑を除去するようにし、（ｈ）前
記ハウジング手段内に前記ハウジングと平行に取り付け
られ、前記らせん状のブラシ手段に係合するフリッカー
ブレード手段を備えたことを特徴とする回転ブラシ清掃
システム。
【請求項１２】　　前記フリッカーブレード手段を調節
し、前記フリッカーブレード手段と前記らせん状のブラ
シ手段との接触作用を増加あるいは減少させることがで
きるようにしたことを特徴とする請求項１１に記載の回
転ブラシ清掃システム。
【請求項１３】　　前記らせん状のブラシ手段が係合す
る前記第２位置において、前記フリッカーブレード手段
と関係無く、前記らせん状のブラシ手段のらせんの角度
及び毛の直径によって前記らせん状のブラシ手段の速度
を効果的に変化させるようにしたことを特徴とする請求
項１２に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１４】　　前記ハウジング手段が前記ハウジン
グ手段から延びて前記ブランケットシリンダに接触する
密封手段を有し、前記清掃システムが前記ブランケット
シリンダに近接した前記第２位置にあるとき、前記密封
手段が前記ブランケットシリンダと前記ハウジング手段
の間に密封面を形成することを特徴とする請求項１２に
記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１５】　　前記ブラシ手段が前記ハウジング手
段に対して調節可能であることを特徴とする請求項１４
に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１６】　　前記らせん状のブラシ手段が複数の
部分に分割され、前記部分が前記ブランケットシリンダ
から離れた第１位置と前記ブランケットシリンダに近接
した第２位置との間をそれぞれ独立して移動可能である
ことを特徴とする請求項１５に記載の回転ブラシ清掃シ
ステム。
【請求項１７】　　前記らせん状のブラシ手段が少なく
とも２つの部分に分割されていることを特徴とする請求
項１６に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項１８】　　前記移動手段が空気圧によって操作
されることを特徴とする請求項１７に記載の回転ブラシ
清掃システム。
【請求項１９】　　前記らせん状のブラシ手段が全て同
じ方向にらせん状に巻かれていることを特徴とする請求
項１８に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項２０】　　少なくとも２つのらせん状のブラシ
が逆方向にらせん状に巻かれていることを特徴とする請
求項１８に記載の回転ブラシ清掃システム。
【請求項２１】　　長さ方向軸のまわりに回転するブラ
ンケットシリンダを有するオフセット印刷機において、
印刷機を運転しているときブランケットシリンダから埃
と糸屑を除去する乾式の機械的な回転ブラシ清掃システ
ムであって、前記印刷機に連動するらせん状のブラシ手
段を備え、前記らせん状のブラシ手段が前記ブランケッ
トシリンダと接触する少なくとも１つのブラシを有し、
前記ブラシは、前記ブラシが前記ブランケットシリンダ
と接触する少なくとも１つの第１位置と前記ブラシが前
記ブランケットシリンダから離れた第２位置の間を移動
するように取り付けられ、前記ブラシを前記第１位置と
前記第２位置の間で移動させる手段と、前記らせん状の
ブラシ手段を囲み、前記らせん状のブラシ手段が前記ブ
ランケットシリンダと接触しているとき前記ブランケッ
トシリンダの一部を被覆する囲み手段と、前記囲み手段
と連通し、前記ブランケットシリンダから移動された埃
を除去する前記囲み手段内の空気流を生じさせる空気流
手段と、前記囲み手段から突出し、前記らせん状のブラ
シ手段に係合し、前記らせん状のブラシ手段の速度を変
化させるフリッカーブレード手段とを備えてなることを
特徴とするオフセット印刷機。
【請求項２２】　　前記らせん状のブラシ手段が前記囲
み手段に対して調節可能であることを特徴とする請求項
２１に記載のオフセット印刷機。
【請求項２３】　　前記囲み手段から突出し、前記ブラ
ンケットシリンダに係合している密封手段が、前記ブラ
シ手段が前記ブランケットシリンダに接触しているとき
、前記囲み手段内の空気流を実質的に密封することを特
徴とする請求項２２に記載のオフセット印刷機。
【請求項２４】　　前記フリッカーブレード手段を調節
し、前記フリッカーブレード手段と前記らせん状とのブ
ラシの接触作用を増加あるいは減少させることができる
ようにしたことを特徴とする請求項２１に記載のオフセ
ット印刷機。
【請求項２５】　　前記らせん状のブラシ手段が係合す
る前記第２位置において、前記フリッカーブレード手段
と関係無く、前記らせん状のブラシのらせんの角度及び
毛の直径によって前記らせん状のブラシ手段の速度を効
果的に変化させることを特徴とする請求項２４に記載の
オフセット印刷機。