JPH04221459A - 大容量記憶装置のアクセス方法 - Google Patents

大容量記憶装置のアクセス方法

Info

Publication number
JPH04221459A
JPH04221459A JP40471190A JP40471190A JPH04221459A JP H04221459 A JPH04221459 A JP H04221459A JP 40471190 A JP40471190 A JP 40471190A JP 40471190 A JP40471190 A JP 40471190A JP H04221459 A JPH04221459 A JP H04221459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
cell
data
address
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP40471190A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Hayashi
林 春樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP40471190A priority Critical patent/JPH04221459A/ja
Publication of JPH04221459A publication Critical patent/JPH04221459A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計算機システムの外部記
憶装置として使用され、複数の記録媒体を格納した大容
量記憶装置に係り、特に上位装置からは該記録媒体の選
択を考慮せずに、一つの記録媒体に対する書込み/読出
しを行うようにアクセスすることを可能とする大容量記
憶装置のアクセス方法に関する。
【0002】近年、計算機システムにおける情報量の大
量化に伴い、この情報の保管手段として、オペレータの
介入を不要とする自動化された大容量記憶装置が各種提
供されている。
【0003】この大容量記憶装置は多数の磁気テープカ
ートリッジや光ディスクカートリッジ等の記録媒体を収
容する収容棚を設け、この収容棚に設けられた記録媒体
を格納する複数のセルに、夫々記録媒体を格納しておき
、メカニカルハンドを備えたアクセッサが必要な記録媒
体を収容棚のセルから取り出し、記録再生部に搬送して
セットし、データの書込み/読出しを行わせ、このデー
タの書込み/読出しが完了すると、再び記録再生部から
記録媒体を取り出して、収容棚のセルに搬送して収納す
ると共に、上位装置からの指示により不要となった記録
媒体を排出口に搬送してオペレータに取り出させ、オペ
レータが投入口に入れた記録媒体を記録再生部に搬送し
てセットするか、又はセルに搬送して格納する一種の自
動倉庫として構成されている。
【0004】このように、大容量記憶装置は倉庫の一種
として作成され、一旦必要とする記録媒体が収容された
後は、オペレータの介入を必要とせずに、アクセッサが
記録媒体の運搬を行うが、このアクセッサの運搬動作を
制御するために、上位装置に負担が掛からないようにす
ることが必要である。
【0005】
【従来の技術】図6は大容量記憶装置の構成例を説明す
る図である。図6は記録媒体に光ディスクカートリッジ
を使用した大容量記憶装置の一例であり、光ディスクカ
ートリッジ11を収容する複数のセルが取付けられた収
容棚15〜17が設けられ、この収容棚15〜17の指
定されたセルに格納された光ディスクカートリッジ11
を、アクセッサ3に取付けられたピッカ4(メカニカル
ハンド)が取り出して保持し、データの書込み/読出し
を行うドライブ装置12又は13に運搬して、保持した
光ディスクカートリッジ11をセットする。
【0006】そして、ドライブ装置12又は13でデー
タの書込み/読出しが完了すると、又、ドライブ装置1
2又は13から光ディスクカートリッジ11を取り出し
て、収容棚15〜17の指定されたセルに運んで格納す
る。
【0007】このため、アクセッサ3は矢印AーBの方
向に移動し、ピッカ4を矢印CーDの方向に移動させ、
指定された収容棚のセルの位置にピッカ4を位置付けす
る。そして、矢印EーFの方向にピッカ4を移動させ、
光ディスクカートリッジ11を取り出したり、格納させ
たりする。
【0008】従って、アクセッサ3はレール1と2によ
り案内され、モータ8の回転により駆動されるネジ9に
より、矢印AーBの方向に移動し、モータ7の回転によ
り駆動されるベルト6により、ピッカ4を矢印CーDの
方向に移動させ、アクセッサ3に固定されたピッカ支持
機構5に設けられた図示省略したモータにより、ピッカ
4を矢印EーFの方向に移動させる。
【0009】又、ドライブ装置12又は13には、光デ
ィスクカートリッジ11を水平にセットする必要があり
、収容棚15〜17は、光ディスクカートリッジ11を
垂直にして収容しているため、ピッカ4の本体はモータ
10に駆動されて回転する軸により、回転することが出
来る。
【0010】又、ドライブ装置12又は13で書込み/
読出しが完了した光ディスクカートリッジ11を、投入
口と排出口を兼ねた投入排出機構部14に排出すること
を指示されると、ピッカ4はドライブ装置12又は13
から取り出した光ディスクカートリッジ11を、矢印G
の方向に引き出すことが可能な投入排出機構部14にセ
ットする。
【0011】又、投入排出機構部14にセットされた光
ディスクカートリッジ11を、指定されたセルに運搬す
ることを指示されると、アクセッサ3はピッカ4が投入
排出機構部14から取り出した光ディスクカートリッジ
11を運搬し、指定されたセルの位置にピッカ4を位置
付けすると、光ディスクカートリッジ11を格納させる
【0012】尚、図6のピッカ4は光ディスクカートリ
ッジ11を保持した状態を示す。図7は従来技術の一例
を説明するブロック図である。中央処理装置18はOS
(オペレーティングシステム)の指示に基づき動作する
。そして、チャネル19を経て大容量記憶装置20のチ
ャネルインタフェース回路21に、アクセッサ3に対す
るムーブコマンドを送出する。
【0013】このムーブコマンドのパラメータには、4
バイトが使用され、2バイトでアクセッサ3の移動元の
アドレスを、次の2バイトでアクセッサ3の移動先のア
ドレスを指示する。
【0014】プロセッサ24は制御記憶25に格納され
ているプログラムを読出して動作し、チャネルインタフ
ェース回路21を経て中央処理装置18が送出したムー
ブコマンドと、そのパラメータに基づき、アクセッサイ
ンタフェース回路27を経てアクセッサ制御回路29に
アクセッサ3の移動元と移動先を指示して、アクセッサ
3の移動を指示する。
【0015】アクセッサ制御回路29はアクセッサ3の
ピッカ4を現在位置から、指定された移動元のアドレス
に、前記の如くアクセッサ3とピッカ4の各モータを駆
動して移動させると、ピッカ4に光ディスクカートリッ
ジ11を取り出させる。
【0016】そして、指定された移動先にアクセッサ3
とピッカ4を移動させ、ピッカ4を指定されたアドレス
に位置付けさせる。即ち、例えば、移動元のアドレスが
X番のセルであり、移動先がY番のドライブ装置であれ
ば、収容棚15〜17に設けられた各セルの予め定めら
れた番号によって、ピッカ4を指定された番号のセルに
位置付けし、取り出した光ディスクカートリッジ11を
運搬させ、Y番のドライブ装置が12であれば、ドライ
ブ装置12にピッカ4を位置付けし、光ディスクカート
リッジ11をセットする。
【0017】プロセッサ24は、アクセッサインタフェ
ース回路27を経て、アクセッサ制御回路29から媒体
移動終了を通知されると、チャネルインタフェース回路
21とチャネル19を経て中央処理装置18にコマンド
の終了を通知する。
【0018】そして、ドライブインタフェース回路26
を経てドライブ制御回路28に指示して、ドライブ装置
12にセットされた光ディスクカートリッジ11を回転
させる。
【0019】ドライブ制御回路28はデータの書込み/
読出しが可能な状態となると、ドライブインタフェース
回路26を経てプロセッサ24に割込み、レディ状態に
なったことを通知する。
【0020】従って、プロセッサ24は中央処理装置1
8に対し、レディ状態となったことを割込みにより通知
する。従って、中央処理装置18は、プロセッサ24に
対して、例えばリードコマンドを送出する。
【0021】このリードコマンドのパラメータには、光
ディスクカートリッジ11の何処のアドレスから、デー
タを何ブロック読出すか指定しており、プロセッサ24
はドライブ制御回路28に対し、指定されたアドレスに
ヘッドを位置付けするように指示する。
【0022】ドライブ制御回路28はドライブ装置12
を制御して、ヘッドを指定されたアドレス、即ち、指定
されたトラックの指定されたセクタに位置付けさせる。 そして、データを読出させると、ドライブインタフェー
ス回路26を経てバッファメモリ22に送出する。
【0023】プロセッサ24はバッファ制御回路23を
経てバッファメモリ22を制御し、この読出されたデー
タを格納させた後、チャネルインタフェース回路21を
経てチャネル19に送出する。
【0024】そして、指定されたブロック数のデータを
転送すると、中央処理装置18にリードコマンドの終了
を通知する。リードコマンドの終了を通知された中央処
理装置18は、プロセッサ24に対し、ドライブ装置1
2にセットされている光ディスクカートリッジ11の取
り出しを可能にするデスマウントコマンドを送出する。
【0025】従って、プロセッサ24はドライブ制御回
路28に指示して、ドライブ装置12にセットされてい
る光ディスクカートリッジ11の回転を停止させると、
中央処理装置18にデスマウントコマンドの終了を通知
する。
【0026】中央処理装置18はムーブコマンドを送出
し、プロセッサ24は、ムーブコマンドのパラメータが
指定する移動元と移動先のアドレスにより、アクセッサ
制御回路29を制御して、アクセッサ3のピッカ4をド
ライブ装置12に位置付けさせ、光ディスクカートリッ
ジ11を取り出させると、指定されたセルの位置に運搬
させて格納させる。
【0027】そして、この移動が完了すると、中央処理
装置18にムーブコマンドの終了を報告する。又、中央
処理装置18が、レディ状態となったことを報告された
時、プロセッサ24に対して、例えばライトコマンドを
送出した場合、ライトコマンドのパラメータには、光デ
ィスクカートリッジ11の何処のアドレスから、データ
を何ブロック書込むか指定しており、プロセッサ24は
ドライブ制御回路28に対し、指定されたアドレスにヘ
ッドを位置付けするように指示する。
【0028】そして、チャネル19を経て中央処理装置
18からデータを送出させると、チャネルインタフェー
ス回路21を経て入力するデータを、バッファ制御回路
23に指示してバッファメモリ22に格納させる。
【0029】ドライブ制御回路28はドライブ装置12
を制御して、ヘッドを指定されたアドレス、即ち、指定
されたトラックの指定されたセクタに位置付けさせると
、プロセッサ24にデータ送出を要求し、バッファメモ
リ22からドライブインタフェース回路26を経て送出
されるデータを光ディスクカートリッジ11の指定され
たセクタから順次書込ませる。
【0030】プロセッサ24は指定されたブロック数の
データを転送すると、中央処理装置18にライトコマン
ドの終了を通知する。ライトコマンドの終了を通知され
た中央処理装置18は、プロセッサ24に対し、ドライ
ブ装置12にセットされている光ディスクカートリッジ
11の取り出しを可能にするデスマウントコマンドを送
出する。
【0031】尚、ドライブ装置13に光ディスクカート
リッジ11がセットされた場合も同様である。図8は図
7の動作を説明するコマンド処理シーケンスである。
【0032】中央処理装置18はステップ(1) でア
クセッサ3に対するムーブコマンドを送出する。そして
、コマンドのパラメータは、移動元がセルXで、移動先
がドライブ装置Yである。
【0033】このムーブコマンドを受領したプロセッサ
24は、ステップ(2) でアクセッサ3に対して、光
ディスクカートリッジの移動を指示する。そして、移動
終了を待って、中央処理装置18にコマンド終了を通知
する。
【0034】プロセッサ24は、ステップ(3) で、
例えば光ディスクカートリッジがセットされたドライブ
装置12に、光ディスクカートリッジの回転を行わせ、
レディ状態となるのを待つ。そして、ステップ(4) 
でドライブ制御回路28からレディ状態となったことを
通知されると、中央処理装置18にレディ状態となった
ことを割込みにより通知する。
【0035】中央処理装置18は、この通知により、ス
テップ(5) でロケート・リードのコマンドチェイン
によって、リードコマンドを送出する。即ち、記録媒体
の何処のアドレスから、データを何ブロック読出すか指
示するパラメータと共にリードコマンドを送出する。
【0036】プロセッサ24は、ステップ(6) でド
ライブ装置12のシークと回転待ちの動作を行い、デー
タ転送を行って終了すると、リードコマンドの終了を中
央処理装置18に通知する。
【0037】従って、中央処理装置18は、ステップ(
7) で、デスマウントコマンドを送出し、プロセッサ
24は、ステップ(8) で、光ディスクカートリッジ
の回転を停止させると、コマンド終了を中央処理装置1
8に通知する。
【0038】中央処理装置18はステップ(9) でア
クセッサに対するムーブコマンドを送出し、プロセッサ
24はステップ(10)でアクセッサ制御回路29に、
光ディスクカートリッジの移動を指示し、光ディスクカ
ートリッジの移動完了を待って、中央処理装置18にコ
マンド終了を通知する。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は図
8のステップ(1),(7),(9) に示す如く、中
央処理装置18が記録媒体の運搬に関わり合っているた
め、中央処理装置18の動作を指示するOSでサポート
する必要がある。
【0040】OSでサポートするには、何処のセルの光
ディスクカートリッジにどの様なデータセットがあるか
を管理すると共に、データセットに対するアクセスの要
求があった場合、そのデータセットが格納されている光
ディスクカートリッジが格納されているセルから、ドラ
イブ装置に光ディスクカートリッジを移動させるための
ムーブコマンドの送出及びドライブ装置のデスマウント
コマンドの送出等のサポートが必要となる。
【0041】このため、OSの負担が大きく、計算機シ
ステムの処理効率が低下するという問題がある。本発明
はこのような問題点に鑑み、中央処理装置18からは、
一つの光ディスク装置に見えるようにして、ライトコマ
ンド又はリードコマンドを送出させるのみで、その他の
コマンドの送出は不要とし、OSの負担を軽減すること
を目的としている。
【0042】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。大容量記憶装置は、複数の記
録媒体を夫々格納する複数のセル34〜35と、この記
録媒体に対するデータの記録/再生を行う記録再生部3
2,33と、この記録媒体の運搬を行うアクセッサ3と
、このアクセッサ3の運搬動作と記録再生部32,33
の記録/再生動作の制御を行う制御手段30とを備えて
いる。
【0043】そして、セル番号に対応して、各セル34
〜35に格納された各記録媒体に記録される複数のデー
タブロックの先頭ブロックのアドレスと、最終ブロック
のアドレスとを記録するテーブル31を設けている。
【0044】大容量記憶装置の初期時に記録媒体を各セ
ル34〜35に格納するが、この時テーブル31のセル
番号に対応して、各セル34〜35に実装された夫々の
記録媒体内のデータブロックの先頭ブロックアドレスと
、最終ブロックアドレスを、このテーブル31に夫々記
録させる。
【0045】制御手段30は上位装置が送出するライト
コマンド又はリードコマンドが指定するアドレスに対応
してデータブロックを記録する記録媒体を、このテーブ
ル31から索引し、このテーブル31が指定するセル番
号のセル、例えばセル34と記録再生部32との間の記
録媒体の運搬を行わせて、データの記録/再生を行わせ
る。
【0046】又、制御手段30は、上位装置が送出する
ライコマンド又はリードコマンドが指定するデータブロ
ックの先頭アドレスに対応してデータブロックを記録す
る記録媒体を、テーブル31から索引し、このテーブル
31が指定するセル番号のセルと、一つの記録再生部、
例えば記録再生部32との間の記録媒体の運搬を行わせ
て、データの記録/再生を行わせると共に、他の記録再
生部、例えば記録再生部33に、記録再生部32にセッ
トされた記録媒体に続いてデータの記録/再生を行う記
録媒体を、このテーブル31から索引させ、予め運搬さ
せてセットさせておき、複数の記録再生部32と33を
交互に切替えることにより、複数の記録媒体に対し連続
してデータの記録/再生を行わせる。
【0047】
【作用】上記の如く構成することにより、上位装置はラ
イトコマンド又はリードコマンドを送出するのみで、記
録媒体の運搬には無関係にデータの書込み/読出しが実
行出来るため、OSの負担が軽減される。従って、計算
機システムの処理効率を向上させることが出来る。
【0048】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図で、図3はテーブルの一例を説明する図である。
【0049】図2は図7にテーブル31を追加したもの
で、図7と同一符号は同一機能のものを示す。プロセッ
サ24は初期時に、図6で説明した如く、アクセッサ3
によって、図6に示す投入排出機構部14に投入された
光ディスクカートリッジをセル34〜35に格納した後
、図示省略したオペレータパネル等からの指示に基づき
、テーブル31のセル番号に対応して、光ディスクカー
トリッジ毎に記録されるデータブロックの先頭アドレス
と最終アドレスを書込む。
【0050】テーブル31は図3に示す如く、セルアド
レスを記録する欄と、このセルアドレスに対応して、各
光ディスクカートリッジ毎の先頭ブロックアドレスを記
録する欄と、最終ブロックアドレスを記録する欄が設け
られている。
【0051】図6に示す大容量記憶装置は、ユーザが使
用出来るセルの数は32個あり、従って、図3に示すテ
ーブルのセルアドレス欄には、セル番号が ”0”から
 ”31”まであり、総てのセルに光ディスクカートリ
ッジが格納されているものとする。そして、各光ディス
クカートリッジに格納されるデータブロック数は、通常
同一であるが、各光ディスクカートリッジ毎に異なって
もかまわない。
【0052】セル番号 ”0”のセルに格納された光デ
ィスクカートリッジのデータブロックの先頭ブロックの
アドレスが0であり、最終ブロックのアドレスがAであ
ると、次のセル番号 ”1”のセルに格納された光ディ
スクカートリッジの先頭ブロックアドレスはA+1であ
り、最終ブロックアドレスはBとなる。
【0053】又、次のセル番号 ”2”のセルに格納さ
れた光ディスクカートリッジのデータブロックの先頭ブ
ロックのアドレスはB+1であり、最終ブロックのアド
レスはCとなる。そして、セル番号 ”3”のセルに格
納された光ディスクカートリッジの先頭ブロックアドレ
スはC+1であり、最終ブロックアドレスはDとなる。
【0054】このようにして、セル番号 ”31”のセ
ルに格納された光ディスクカートリッジの先頭ブロック
アドレスはX+1で最終ブロックアドレスはYとなる。 上記の例では、セル番号順に各光ディスクカートリッジ
の先頭ブロックアドレスが増大するようにしたが、この
順序は異なっても良いことは勿論である。
【0055】中央処理装置18は、図7で説明した如く
、チャネル19とチャネルインタフェース回路21を経
てプロセッサ24に、例えばリードコマンドを送出する
。プロセッサ24は、リードコマンドに付随するパラメ
ータから、リードを開始するデータブロックのアドレス
Mと、ブロック数4を受領すると、テーブル31を参照
して、運搬すべき光ディスクカートリッジを選択する。
【0056】即ち、B<M<(C+1)であるとすると
、アドレスMのデータブロックは、セル番号 ”2”の
セルに格納されている光ディスクカートリッジに存在す
るため、プロセッサ24はアクセッサ制御回路29に対
し、セル番号 ”2”のセルから光ディスクカートリッ
ジをドライブ装置12に運搬することを指示する。
【0057】従って、アクセッサ制御回路29は、アク
セッサ3のピッカ4をセル番号 ”2”のセルに位置付
けさせて、光ディスクカートリッジを取り出させると、
ドライブ装置12に運搬させてセットさせる。
【0058】プロセッサ24はドライブ装置12に光デ
ィスクカートリッジがセットされると、ドライブ制御回
路28に指示して、光ディスクカートリッジを回転させ
、レディ状態となったことを通知する割込みがあると、
光ディスクカートリッジ内におけるアドレスmを計算す
る。
【0059】即ち、m=M−(B+1)であり、これが
目的とするデータブロックのアドレスとなる。従って、
プロセッサ24は、このアドレスをドライブ制御回路2
8に送出し、ドライブ装置12のヘッドをアドレスmに
位置付けさせ、データの読出しを行わせる。
【0060】プロセッサ24は指定された4ブロックの
データをバッファメモリ22を経てチャネル19に送出
すると、ドライブ制御回路28にデスマウントコマンド
を送出して、ドライブ装置12の回転を停止させる。そ
して、アクセッサ制御回路29に対し、ドライブ装置1
2の光ディスクカートリッジをセル番号”2”のセルに
運搬することを指示する。
【0061】そして、運搬が終了すると、チャネルイン
タフェース回路21とチャネル19を経て中央処理装置
18にリードコマンド終了を通知する。若し、(C+1
)≦(M+4)である場合、プロセッサ24は、セル番
号 ”2”のセルに光ディスクカートリッジを運搬させ
た後、セル番号 ”3”のセルに格納されている光ディ
スクカートリッジを運搬させて、ドライブ装置13にセ
ットさせる。
【0062】そして、ドライブ装置12におけるデータ
の読出しが完了すると、続いてドライブ装置13のヘッ
ドを光ディスクカートリッジの先頭アドレスに位置付け
させ、データブロックC+1から読出しを行わせる。
【0063】図4は図2の動作を説明するコマンド処理
シーケンスである。中央処理装置18は、ステップ(1
1)でプロセッサ24に対し、ブロックアドレスMで、
ブロック数4をパラメータで指定するリードコマンドを
送出する。
【0064】プロセッサ24はステップ(12)で、リ
ードコマンドを受領すると、パラメータからブロックア
ドレスMとブロック数4を受領する。そして、ステップ
(13)で、テーブル31を参照し、セル番号 ”2”
にある光ディスクカートリッジを選択する。そして、ス
テップ(14)でアクセッサ制御回路29に対し、ドラ
イブ装置12に運搬することを指示する。
【0065】プロセッサ24はステップ(15)で、光
ディスクカートリッジの運搬が完了し、ドライブ装置1
2がレディ状態となるのを待ち、ドライブ制御回路28
からレディ状態の割込みが上がると、光ディスクカート
リッジ内におけるアドレスを計算する。そして、ステッ
プ(16)でドライブ装置12のヘッドをデータブロッ
クMに位置付けさせ、データブロックの読出しを行わせ
る。
【0066】そして、ステップ(17)でドライブ装置
12から4ブロックのデータを中央処理装置18に転送
すると、ステップ(18)でドライブ制御回路28にデ
スマウントコマンドを送出し、ドライブ装置12におけ
る光ディスクカートリッジの回転を停止させる。
【0067】プロセッサ24は続いて、ステップ(19
)でアクセッサ制御回路29にドライブ装置12から光
ディスクカートリッジをセル番号 ”2”のセルに運搬
することを指示する。
【0068】そして、ステップ(20)で運搬が完了す
ると、中央処理装置にリードコマンド終了を通知する。 図5はドライブ装置が一台の場合と、二台の場合の処理
時間の差を説明する図である。
【0069】図5(A) はドライブ装置が一台の場合
の処理時間であり、(21)〜(31)の各処理時間が
必要で、所要時間は総ての合計時間となる。但し、(2
1)はパラメータの受領とセル番号の算出のための時間
で、セル番号 ”2”とセル番号 ”3”に処理するデ
ータブロックがまたがっているものとする。
【0070】(22)はセル番号 ”2”の記録媒体を
ドライブ装置12に移動する時間 (23)はドライブ装置12がレディ状態となるまでの
時間(24)はヘッドの位置付けと回転待ちとデータ転
送時間の合計 (25)はドライブ装置12から記録媒体を取り出す時
間(26)は記録媒体をドライブ装置12からセル番号
 ”2”に戻す時間 (27)はセル番号 ”3”の記録媒体をドライブ装置
12に移動する時間 (28)はドライブ装置12がレディ状態となるまでの
時間(29)はヘッドの位置付けと回転待ちとデータ転
送時間の合計 (30)はドライブ装置12から記録媒体を取り出す時
間(31)は記録媒体をドライブ装置12からセル番号
 ”3”に戻す時間である。但し、(27)’〜(31
)’の場合は、ドライブ装置12が13となる。
【0071】図5(B) はドライブ装置が二台の場合
の処理時間であり、(23)〜(26)の処理と(27
)’、(28)’の処理及び(29)’の処理の一部、
即ち、ヘッドの位置付けと回転待ちの処理は並行して実
施可能であり、この分だけ図5(A) の場合より処理
時間が短くなる。
【0072】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明は大容量記憶
装置を一台の光ディスク装置に対応する如く、中央処理
装置はリードコマンド又はライトコマンドを送出するの
みで良く、OSの負担が軽減されるため、計算機システ
ムの処理効率を向上させることが出来る。
【0073】又、ドライブ装置が複数ある場合は、更に
処理効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理を説明するブロック図
【図2
】  本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3
】  テーブルの一例を説明する図
【図4】  図2の
動作を説明するコマンド処理シーケンス
【図5】  ドライブ装置が一台の場合と、二台の場合
の処理時間の差を説明する図
【図6】  大容量記憶装置の構成例を説明する図
【図
7】  従来技術の一例を説明するブロック図
【図8】
  図7の動作を説明するコマンド処理シーケンス
【符号の説明】
1,2   レール 3  アクセッサ 4  ピッカ 5  ピッカ支持機構 6  ベルト 7,8,10  モータ 9  ネジ 11  光ディスクカートリッジ 12,13   ドライブ装置 14  投入排出機構部 15,16,17  収容棚 18  中央処理装置 19  チャネル 20  大容量記憶装置 21  チャネルインタフェース回路 22  バッファメモリ 23  バッファ制御回路 24  プロセッサ 25  制御記憶 26  ドライブインタフェース回路 27  アクセッサインタフェース回路28  ドライ
ブ制御回路 29  アクセッサ制御回路 30  制御手段 31  テーブル 32,33   記録再生部 34,35   セル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の記録媒体を夫々格納する複数の
    セル(34)(35)と、該記録媒体に対するデータの
    記録/再生を行う記録再生部(32)と、該記録媒体の
    運搬を行うアクセッサ(3) と、該アクセッサ(3)
     の運搬動作と該記録再生部(32)の記録/再生動作
    の制御を行う制御手段(30)とを備えた大容量記憶装
    置において、セル番号に対応して、各セル(34)〜(
    35)に格納された各記録媒体毎に夫々記録される複数
    のデータブロックの先頭ブロックのアドレスと、最終ブ
    ロックのアドレスとを記録するテーブル(31)を設け
    、該記録媒体を各セル(34)〜(35)に格納した時
    、該テーブル(31)のセル番号に対応して、各セル(
    34)〜(35)に実装された夫々の記録媒体内のデー
    タブロックの先頭ブロックアドレスと、最終ブロックア
    ドレスを該テーブル(31)に夫々記録させた後、上位
    装置が送出するライトコマンド又はリードコマンドが指
    定するアドレスに対応してデータブロックを記録する記
    録媒体を該テーブル(31)から索引し、該テーブル(
    31)が指定するセル番号のセルと該記録再生部(32
    )との間の記録媒体の運搬を行わせて、データの記録/
    再生を行わせることを特徴とする大容量記憶装置のアク
    セス方法。
  2. 【請求項2】  複数の記録媒体を夫々格納する複数の
    セル(34)〜(35)と、該記録媒体に対するデータ
    の記録/再生を行う複数の記録再生部(32)(33)
    と、該記録媒体の運搬を行うアクセッサ(3) と、該
    アクセッサ(3) の運搬動作と該記録再生部(32)
    (33)の記録/再生動作の制御を行う制御手段(30
    )とを備えた大容量記憶装置において、セル番号に対応
    して、各セル(34)〜(35)に格納された各記録媒
    体毎に夫々記録される複数のデータブロックの先頭ブロ
    ックのアドレスと、最終ブロックのアドレスとを記録す
    るテーブル(31)を設け、該記録媒体を各セル(34
    )〜(35)に格納した時、該テーブル(31)のセル
    番号に対応して、各セル(34)〜(35)に実装され
    た夫々の記録媒体内のデータブロックの先頭ブロックア
    ドレスと、最終ブロックアドレスを該テーブル(31)
    に夫々記録させた後、上位装置が送出するライトコマン
    ド又はリードコマンドが指定するデータブロックの先頭
    アドレスに対応してデータブロックを記録する記録媒体
    を該テーブル(31)から索引し、該テーブル(31)
    が指定するセル番号のセルと、一つの記録再生部との間
    の記録媒体の運搬を行わせて、データの記録/再生を行
    わせると共に、該記録媒体に続いてデータの記録/再生
    を行う他の記録媒体を、該テーブル(31)から索引し
    て、他の記録再生部に予め運搬させてセットさせておき
    、複数の記録再生部(32)(33)を交互に切替える
    ことにより、複数の記録媒体に対し連続してデータの記
    録/再生を行わせることを特徴とする大容量記憶装置の
    アクセス方法。
JP40471190A 1990-12-21 1990-12-21 大容量記憶装置のアクセス方法 Withdrawn JPH04221459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40471190A JPH04221459A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 大容量記憶装置のアクセス方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40471190A JPH04221459A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 大容量記憶装置のアクセス方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04221459A true JPH04221459A (ja) 1992-08-11

Family

ID=18514367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40471190A Withdrawn JPH04221459A (ja) 1990-12-21 1990-12-21 大容量記憶装置のアクセス方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04221459A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3714046B2 (ja) 仮想テープ記憶装置
JPH06131233A (ja) マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置
JP2005031930A (ja) 大容量高速記録再生光ディスクシステム
JPH04221459A (ja) 大容量記憶装置のアクセス方法
JP6885322B2 (ja) 情報再生方法及び情報再生装置
JPH05274760A (ja) ライブラリー型磁気カートリッジテープ装置
JP3008490B2 (ja) 大容量記憶装置の媒体移動時間短縮方法
JPS63291266A (ja) マルチディスク型光ディスク装置
JP2752750B2 (ja) オートチェンジャ
JP3535702B2 (ja) 光ディスクオートチェンジャー
JPH03102511A (ja) 大容量記憶装置の記録媒体選択方法
JPH0950353A (ja) ライブラリ型記憶装置
JP2014191840A (ja) ライブラリ装置およびライブラリ再生方法およびライブラリシステム
JP2676891B2 (ja) 大容量記憶装置及び大容量記憶装置の記録媒体排出制御方法
JP3443802B2 (ja) ライブラリ装置
JPH04319571A (ja) クリーニング機構を持つライブラリ装置
JPH03109634A (ja) 大容量記憶装置の記録媒体管理方法
JPH03256114A (ja) 大容量記憶装置
JPH06103677A (ja) ドライバ移動型ライブラリ装置
JPH10255359A (ja) アクセッサ制御装置
JPH03134728A (ja) 大容量記憶装置のドライブ障害処理方法
JPH02266420A (ja) 情報記録再生システム
JPH1196641A (ja) ディスク状記録媒体のオートチェンジャー
JPH04319566A (ja) ライブラリ装置
JPS63313345A (ja) 記憶媒体交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980312