JPH0421266Y2 - - Google Patents

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JPH0421266Y2
JPH0421266Y2 JP1985043878U JP4387885U JPH0421266Y2 JP H0421266 Y2 JPH0421266 Y2 JP H0421266Y2 JP 1985043878 U JP1985043878 U JP 1985043878U JP 4387885 U JP4387885 U JP 4387885U JP H0421266 Y2 JPH0421266 Y2 JP H0421266Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モジユラプラグで終端した電話用ケ
ーブルコードと接続するためのモジユラジヤツク
に係り、詳しくは、例えば電子ボタン電話等の構
内配線に用いられる配線用端子板にモジユラジヤ
ツクを備えたものに関するものである。
(従来の技術) この種のモジユラジヤツクは、ハウジングに略
方形の開口部を有し、この開口部の内部一側には
階段状の段部が形成されているとともに、内部他
側にはヤイヤ状のコンタクトが装着されて成る構
造である。これに対してモジユラプラグは、全体
として開口部へ係入される略方形体を呈し、その
一側には上記段部に係入する係合片を有し、他側
にはケーブルコードに接続された接触片を並設し
て成る。
前記モジユラジヤツクは、電話の構内配線に用
いられる配線用端子板に備えられ、端子板にてケ
ーブルコードの分岐接続を行なうと同時に電話機
の接離機能を付加させるものである。特に、電話
機の任意個所への移動を容易とするために、構内
の各個所にモジユラプラグが設置されることが要
求されていた。
ところが、モジユラジヤツクは通常ではモジユ
ラプラグが係入されて機能いているが、係入され
ていない場合には開口部が開放された状態となつ
ている。その結果、塵埃が侵入したり、その他異
物でコンタクトのメツキが変形したりすることが
避けられなかつた。上記塵埃は、斜めに離間する
コンタクトと内壁との間にも堆積するので、コン
タクトが充分に変形せずに接続不良となる危険も
あつた。
又、電話機を任意個所で使用可能とするため
に、構内の各個所にモジユラジヤツクが設置され
ていたので、上記欠点が益々助長されるのもであ
つた。
さらに最近では、フロアカーペツトを敷設する
構内が多くなる傾向にあるが、これに対応して設
置場所としてフロアカーペツト上に設置すること
が望まれている。この場合には、カーペツトから
発生する塵埃が多く、塵埃の影響が非常に多いこ
とが予想される。
このような実情に鑑みて、モジユラジヤツク内
部を閉塞する蓋体を設けたモジユラジヤツクの開
口部構造が次のように知られている。
実開昭60−14616号公報には、開口部を閉じる
蓋体が設けられ、開口部の上部に蓋体収納孔が形
成され、開口部を閉じない場合に蓋体を蓋体収納
孔へ挿入するモジユラジヤツクの開口部構造が開
示されている。
実公昭48−44877号公報には、板体の開口部を
覆うための蓋体が設けられ、蓋体には両側縁下部
及び上部に下部凸及び上部凸部が形成され、板体
には、下部凸部を軸として回動自在に嵌合する中
部穴と、上部凸部と着脱自在に嵌合する上部穴及
び下部穴とが形成されているモジユラジヤツクの
開口部構造が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成では次のような
問題があつた。
前者に構成では、蓋体収納孔が必要であるた
めに構造が複雑になるとともに、蓋体で開口部
を開閉する動作と蓋体を蓋体収納孔に挿脱する
動作との二動作が必要であるため操作性が悪い
という欠点があつた。
前者及び後者の構成では、蓋体の取付作業が
容易ではなかつた。つまり、前者の構成では、
蓋体の軸をプレートで覆うことにより蓋体を取
付けるので取付作業が複雑であつた。後者の構
成では、蓋体の下部凸部を板体の中部穴へ圧入
するので取付作業に力を要した。
前者及び後者の構成では、開口部へモジユラ
プラグを永久的に挿入する場合などに蓋体が不
要になつても、一度蓋体を取り付けると簡単に
は取外すことができないものであつた。
前者及び後者の構成では、蓋体を開閉する場
合には、蓋体の一端に指先を単に当接するよう
になつており、非常に小さい構造であるため
に、指を掛けにくいものであつた。
後者の構成では、蓋体を開状態に保持するの
に蓋体の上部凸部を下部穴に圧入し、蓋体を閉
状態に保持するのに蓋体の上部凸部を上部穴に
圧入しなければならず、相当な力を必要とし、
蓋体の開閉作業が容易ではなかつた。
そこで、この考案は、蓋体の着脱が容易であ
る、蓋体の開閉時の蓋体への指掛けが容易であ
る、蓋体の開閉が引つ掛かりがなく滑らかであ
る等を実現したモジユラジヤツクの開口部構造
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案に係るモジユ
ラジヤツクの開口部は、ハウジングの開口部に内
部一側に階段状の段部を形成するとともに他側に
ワイヤ状のコンタクトを装着して成るモジユラジ
ヤツクが電子ボタン電話等の構内配線用端子板の
一側に前記開口部を向けて配置され、前記開口部
には内部を閉塞する蓋体が設けられ、この蓋体の
下端両側面に支軸が突成され、前記構内配線用端
子板のベースの一側にU字受溝が設けられ、この
U字受溝に前記支軸が回動自在に差し込まれるこ
とにより前記蓋体が前記開口部に対して開閉自在
に設けられ、前記蓋体の上端表面側に膨出部が形
成され、この膨出部に対応して前記蓋体の上端面
に切欠孔が形成され、前記蓋体の内側面に一対の
係止片が突成され、これらの係止片には前記開口
部の内壁よりも僅かに巾広になるように係止突起
が形成されている構造にある。
(考案の作用) 構内配線用端子板一側のモジユラジヤツクは、
モジユラプラグ不使用時には蓋体を被せて内部を
閉塞しておく。モジユラプラグ使用時には、蓋体
を開放して開口部内部へ差込みして接続する。そ
の際、蓋体は開放状態のまま開口部周囲に取付さ
れているので、再度不使用時に利用できる。
また、蓋体は、支軸がU字受溝に差し込まれて
いるだけでるから、簡単に着脱される。
さらに、蓋体の上端表面側に膨出部が形成され
ているので、切欠孔は蓋体の上端面に大きく形成
される。この切欠孔を指先で押すと指先の一部が
切欠孔内へ挿入される。
さらにまた、蓋体の内側面に突成された係止片
には開口部の内壁よりも僅かに巾広になるように
係止突起が形成されているので、係止片の弾性に
よつてのみ蓋体が開口部を閉塞する。
(考案の実施例) 図面第1図乃至第3図は、本考案に係るモジユ
ラジヤツクの開口部構造の一実施例を示し、第1
図は同構造を用いた電話用の構内配線用分岐端子
板のケースカバーを取つた状態の斜視図、第2図
はモジユラプラグを差込みした状態の要部断面
部、第3図Aは蓋体の平面図、同図Bは同側面
図、同図Cは同正面図である。
しかして、図中1はモジユラジヤツクで、2は
略矩形体のハウジング、3はその一側から他側へ
の向けられた開口部、4は開口部3の内部一側の
段階状の段部、5は内部他側に斜めに離間されて
いるワイヤ状のコンタクト5である。
上記モジユラジヤツク1は、例えば電子ボタン
電話やフアクシミリ等の構内配線要の分岐端子板
10の一側に開口部3を向けて配置されている。
例えば、上記分岐端子板10のベース11に支柱
12……を立設し、この支柱12……の間にモジ
ユラジヤツク1を嵌合取付できる。上記支柱12
は、その下半部12aを一側は巾太に形成される
ことによつて互いの下半部12a,12a間には
許容壁面13が配され、下半部12aの頂部には
U字受溝14が形成され、U字受溝14には蓋体
20が開閉可に設けられている。
詳述すると、上記蓋体20は開口部3を閉塞可
能な方形板状に成形され、その下端両側面には支
軸21,21が突成されている。上記支軸21は
略丸ピン状で、少なくともU字受溝14の巾方向
半分以下の長さを有している。又、蓋体20の内
側面中間には一対の係止片22,22が突成され
ている。上記係止片22,22は開口部内壁6,
6の間隔に対置され、その自由端外面に斜めの案
内面23,23を有し、この延長上に内壁6,6
よりも僅かに巾広の係止突起24,24が形成さ
れている。さらに、蓋体20の上端面には切欠孔
25が形成され、これに対応して上端表面側に膨
出部26が形成されている。尚、27は表面下方
をテーパ状とする肉逃げ面である。
又、前記分岐端子板10には、その中間に電話
ケーブルコードを分岐接続等するU字形のクリツ
プ端子15……と、上記引込されたコードを引回
し整理するためにこれらの周囲の心線整理用ポス
ト16……とが配置され、その左右にはケーブル
を固定する押え具17,18が固定されている。
ケーブル押え具17,18は両面にフラツトケー
ブルと丸型ケーブルとに利用される固定面を反転
して取付可能に構成されている。
上記構造によれば、モジユラジヤツク1の不使
用時には、蓋体20で開口部3を閉塞しておく。
蓋体20は、開口部内壁6,6に対して係止片2
2,22の案内面23,23によつて押込され、
内壁6,6を係止突起24,24の樹脂弾性等で
押圧した状態で係止状態を継続する。
モジユラプラグ7は使用時には、切欠孔25に
指爪等を差込んで樹脂弾性に抗しつつ蓋体20を
表面側へ引つ張ると、支軸21,21から蓋体2
0が回動して開口部3を開放状態となる。蓋体2
0は許容壁面13に肉逃げ面27が当接せずに開
かれるので、下方へ十分な状態まで開き切ること
ができる。従つて、開口部3へモジユラプラグ7
を係入すれば、一側の係合片8が段部4に係合し
て位置決めされると同時に、他側の図示しない接
触片がコンタクト5を押圧して接続されるに至
る。使用時にはモジユラプラグ7の他側がU字受
溝14の位置まで伸ばされているので、蓋体20
はU字受溝14から脱落することがない。
上記一実施例によれば、U字受溝14に蓋体2
0の支軸21,21を差込みするだけで、極めて
簡単に取付することができた。しかも、蓋体20
は不使用時には係止片22,22で弾性取付さ
れ、使用時にはモジユラプラグ7で脱落を防止さ
れるので、紛失することなく利用することができ
る。又、膨出部26により切欠孔25を大きく形
成できるので、開閉の際の指掛等が容易に行なえ
る。
上記実施例において、モジユラジヤツク1を嵌
合取付した場合を前提として説明したが、予め端
子板10に一体構造としても略同様に実施可能で
ある。又、蓋体20はU字受溝14のほかに支軸
21を開閉自在とできる他の構造に適用できる。
端子板とした分岐端子板10を図示説明したが、
構内配線に用いられる他の構造の端子板への適用
を妨げないことは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、蓋体の支
軸がU字受溝に差し込まれているだけであるか
ら、蓋体の取付け作業が極めて簡単にできるとと
もに、開口部を蓋体で閉塞しない場合には蓋体を
簡単に取外すこともできる。
また、蓋体の上端表面側には膨出部が形成され
ているので、蓋体の上端面に切欠孔を大きく形成
することができ、この切欠孔へ指先の一部を挿入
することにより容易に指を掛けることができる。
これに加え、係止片の弾性によつてのみ蓋体が開
口部を閉塞するので、引つ掛かりがなく非常に滑
らかに蓋体で開口部を開閉できる。したがつて、
蓋体で開口部を開閉する際の操作性を極めて向上
できる。端子板のモジユラジヤツク内部を閉塞す
る蓋体を開閉自在に設けたので、不使用時には開
口部を閉塞して塵埃や異物安堵の侵入を防止でき
る。使用時には外すことなく開放してモジユラプ
ラグをモジユラジヤツク開口部へ係入でき、蓋体
を喪失することなく再利用できる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図乃至第3図は、本考案に係るモジユ
ラジヤツクの開口部構造の一実施例を示し、第1
図は同構造を用いた電話用の構内配線用分岐端子
板のケースカバーを取つた状態の斜視図、第2図
はモジユラプラグを差込みした状態の要部断面
部、第3図Aは蓋体の平面図、同図Bは同側面
図、同図Cは同正面図である。 1……モジユラジヤツク、2……ハウジング、
3……開口部、4……段部、5……コンタクト、
7……モジユラプラグ、10……分岐端子板、1
2……ベース支柱、14……U字受溝、15……
クリツプ端子、20……蓋体、21……支軸、2
2……係止片、25……切欠孔、c……ケーブル
コード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの開口部の内部一側に階段状の段部
    を形成するとともに他側にワイヤ状のコンタクト
    を装着して成るモジユラジヤツクが電子ボタン電
    話等の構内配線用端子板の一側に前記開口部を向
    けて配置され、前記開口部には内部を閉塞する蓋
    体が設けられ、この蓋体の下端両側面に支軸が突
    成され、前記構内配線用端子板のベースの一側に
    U字受溝が設けられ、このU字受溝に前記支軸が
    回動自在に差し込まれることにより前記蓋体が前
    記開口部に対して開閉自在に設けられ、前記蓋体
    の上端表面側に膨出部が形成され、この膨出部に
    対応して前記蓋体の上端面に切欠孔が形成され、
    前記蓋体の内側面に一対の係止片が突成され、こ
    れらの係止片には前記開口部の内壁よりも僅かに
    巾広になるように係止突起が形成されているモジ
    ユラジヤツクの開口部構造。
JP1985043878U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0421266Y2 (ja)

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JP1985043878U JPH0421266Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS61161977U JPS61161977U (ja) 1986-10-07
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844877U (ja) * 1971-09-30 1973-06-12
JPS6014616B2 (ja) * 1979-03-20 1985-04-15 川研フアインケミカル株式会社 カルボニル化合物の立体区別還元用修飾触媒

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JPS6014616U (ja) * 1983-07-11 1985-01-31 ヒロセ電機株式会社 電源コンセント付電話用埋込接続器

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JPS61161977U (ja) 1986-10-07

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