JPH0420057A - 網制御装置の障害検出システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要コ 網制御装置（以下ＮＣＵと略す）における障害を検出す
るようにした交換機の障害監視システムに関し、 経済的で構成の簡単なＮＣＵの障害検出システムを提供
することを目的とし、 公衆回線と接続される交換機と、該交換機と接続された
ＮＣＵと、交換機の内線にＮＣＵを介して収容され、着
信呼に対して情報サービスの提供を行う情報処理用のコ
ンピュータと、該コンピュータの動作の正常性を把握す
ると共に、交換機の内部状態を監視する監視装置とを具
備し、前記監視装置内に交換機からの着信通知により起
動されＮＣＵとの接続が完了した時の接続完了通知によ
りリセットされる監視タイマを設けて構成する。

［産業上の利用分野コ 本発明はＮＣＵにおける障害を検出するようにしたＮＣ
Ｕの障害監視システムに関し、更に詳しくは競馬におけ
る電話投票システム等のように、公衆電話網から着信し
たサービス要求に対してサービス提供センタによって規
定のサービスを提供するシステムにおいてそのシステム
の正常な運転を維持するためのＮＣＵの障害監視システ
ムに関する。

［従来の技術］ 第７図は従来システムの構成例を示す図である。

図において、１は複数の顧客１ａとこれら顧客１ａが接
続される公衆網１ｂとで構成される公衆回線である。２
は公衆回線１と接続される交換機、３は交換機２の内線
にＮＣＵ４を介して収容され、着信呼に対して情報サー
ビスの提供を行う情報処理用のコンピュータ（以下単に
コンピュータと略す）である。５は各ＮＣＵ４と個別に
接続された監視装置である。該監視装置５は信号線６を
介してコンピュータ３とも接続されている。

このように構成されたシステムにおいて、公衆回線１か
ら着信があると、その着信呼は交換機２を介して所定の
内線と接続される。各内線にはＮＣＵ４が接続されてお
り、このＮＣＵ４を介してコンピュータ３と接続され、
必要なサービスを受けるようになっている。ここで、Ｎ
ＣＵに障害が発生すると、該当するＮＣＵ４から監視装
置５にその旨の信号が通知され、ＮＣＵに障害が発生し
たことが分かる。障害発生は、別途表示装置乃至は警報
等でオペレータに通知される。このような一連の動作に
おいて、コンピュータ３がらは監視装Ｗ５に信号線６を
介して正常であるか否かの信号が送られている。コンピ
ュータ３からアラームが監視装置５に送られたら、コン
ピュータ３の顧客に対するサービスの提供が不可能にな
るので、監視装置５はその旨を表示装置乃至は警報でオ
ペレータに通知する。

第８図は従来システムの他の構成例を示す図である。第
７図と同一のものは、同一の符号を付して示す。図に示
す従来例は、各ＮＣＵ４と監視装置５とが個別に接続さ
れず、ＮＣＵ４の正常性の確認のために監視装［５から
内線に対してポーリング方式により発呼し、応答時間監
視等によりＮＣＵ４の障害を検出するものである。

［発明が解決しようとする課題］ 第７図の従来システムでは、ＮＣＵ４と監視装置５間を
個別に接続しているので、システムの規模（コンピュー
タの回線数）が大きくなると、それに応じてケーブルの
敷設を行う必要があり、煩雑なケーブル配線が必要とな
りコストがかがってしまう。また、第８図に示す従来シ
ステムの場合には、ＮＣＵ４の正常性の確認のために、
監視装置５からポーリング方式により各ＮＣＵ４に発呼
する必要がある。このため、全回線の正常性の判断を終
える周期が大規模システム稈長くなり、障害の早期発見
か遅れてしまうという不具合があった。

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、経済的で構成の簡単な網制御装置の障害検出システム
を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理ブロック図である。第７図と同一
のものは、同一の符号を付して示す。図において、２は
公衆回線１と接続される交換機、４は該交換機２と接続
されたＮＣＵ、３は交換機２の内線にＮＣＵ４を介して
収容され、着信呼に対して情報サービスの提供を行う情
報処理用のコンピュータ、１０は該コンピュータ３の動
作の正常性を把握すると共に、交換機２の内部状態を監
視する監視装置である。１０ａは交換機２からの着信通
知により起動され、ＮＣＵ４との接続が完了した時の接
続完了通知によりリセットされる監視タイマで、監視装
置１０内に設けられている。

１１は交換機２と監視装置１０とを接続する信号線であ
る。

［作用］ 信号線１１により監視装置１０て交換機２の内部状況を
把握できるようにする。そして、公衆回線１からの着信
を検出したら、その着信信号て監視タイマ１０ａを起動
する。そして、交換機２て該当する内線との接続を終了
したら接続完了通知を交換機２から監視装置１０に送り
、監視タイマ１０ａをリセットするようにする。ＮＣＵ
４の動作が正常である場合には着信から接続完了までの
時間は限られているので、監視タイマ１０ａはタイムア
ウトしない。従って、監視タイマ１０ａがタイムアウト
するかどうかをチエツクするたけて、ＮＣＵ４の動作を
適格に監視することかでき、経済的で構成の簡単なＮＣ
Ｕの障害検出システムを提供することができる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第２図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である
。第１図と同一のものは、同一の符号を付して示す。図
において、交換機２は、局線接続部２ａ、交換メモリ２
ｂ、内線収容部２ｃ　インタフェース２ｄ、主制御部２
ｅ及び主記憶部２ｆより構成されている。監視装置１０
は、監視タイ７１０ａ、インタフｘ　　Ｘ１０ｂ、制御
部１０ｃ。

主記憶部１０ｄ及び周辺部１０ｅより構成されている。

コンピュータ３からの監視信号は、信号線６からインタ
フェース１１に入り、監視装置ｆＩＯと接続される。一
方、交換機２と監視装置１０間は信号線１１かインタフ
ェース２ｄとインタフェース１、　［１ｂを接続して信
号の伝送か行われる。このように構成された装置の動作
を説明すれば、以下のとおりである。

先ず、監視装置１０は信号線６により、常時コンピュー
タ３の状態（正常動作）を把握している。

ここで、外線の顧客１ａから公衆網１ｂを通して交換機
２に着信かあったものとする。この着信は交換メモリ２
ｂを介して所定の内線に接続される。

それと同時に、主制御部２ｅは監視装置１０に対して内
線への呼出しを開始した旨の通知を信号線１１により行
う。

コンピュータ３か正常の場合、制御部１０ｃは、交換機
２からの着信通知を受けると監視タイマ１０ａを起動し
ＮＣＵ４の自動応答の監視を開始する。ＮＣＵ４か正常
ならば、これが自動着信してコンピュータ３と外線とが
通話状態となる。そして、交換機２からは、監視装置１
０に対して接続処理が完了した旨の接続完了通知を送出
する。この完了通知を受信すると、監視装置１０側では
監視タイマ１０ａかリセットされる。従って、ＮＣＵ４
が正常時には、監視タイマ１０ａはタイムアウトしない
ので制御部１０ｃは正常であったことを確認する。

第３図は本発明に用いる動作正常時の監視開始処理を示
すフローチャートである。このフローチャートは通知受
信した割込みにより監視開始を行う割込みタスクとなっ
ている。先ず、交換機２て受信した通知を解析しくＳｌ
）、処理別の分岐を行う（Ｓ２）。先ず、通知か着信の
通知である場合には、呼出し通知を受信しくＳ３）、監
視タイマ１０ａを起動する（Ｓ４）。受信した通知が接
続処理完了通知であった場合には、接続処理完了通知を
受信することとなり（Ｓ５）、監視タイマ１０ａをリセ
ットし監視中状態を解除する（ｓ６）第４図は正常応答
のシーケンスを示す図である。

この場合には、先ず電話機（顧客）ｌａから発呼かある
と、交換機２に着信する（■）。交換機２では、着信を
受けるとＮＣＵ４に対して呼出しを行う（■）。ＮＣＵ
４では、この呼出しに対して着信しく■）、接続準備に
入る。また、交換機２は監視装置１０に対しても呼出し
通知を行う（■）。監視装置１０側では、この呼出し通
知を受けて監視タイマ１０ａを起動しタイマをスタート
させる（■）。

一方、接続の準備に入ったＮＣＵ４では、接続が可能で
あることを確認すると、交換機２に対して着信動作（閉
ループ作成）を行う（■）。交換機２側では、ＮＣＵ４
からの着信信号を受けると、監視装置１０に対して接続
完了通知を出す（■）。

監視装置１０側では、この接続完了通知を受けると監視
タイマ１０ａをリセットして動作を停止させる（■）。

以上、ＮＣＵ４から所定時間内に接続完了通知が返った
場合の動作について説明した。若し、ＮＣＵ４が障害と
なり自動応答しない場合には、前述したように監視装置
１０の監視タイマ１０ａがタイムアウトすることになる
。第５図は本発明のタイマ割込み処理を示すフローチャ
ートである。

監視装置１０内の制御部１０ｃは、監視中内線のタイマ
値を読取り（Ｓｌ）、監視中内線のタイマ値を取得する
（Ｓ２）。取得したタイマ値よりタイムアウトであるか
とうかチエツクする（Ｓ３）。

なお、この場合において、障害検出にあたって監視タイ
マ１０ａの設定値は、使用するＮＣＵ４の自動応答時間
に基づき、任意に設定可能とするように監視装置１０内
で構成されている。又はコンピュータ３内に過去の障害
発生の履歴を蓄積しておき、監視タイマ１０ａの監視時
間を過去の障害発生の頻度に応じて設定するように構成
することもてきる。

若し、タイムアウトであった場合には、制御部１０ｃは
ＮＣＵ４の異常と判断し、当該着信呼を他の空き回線へ
接続替えする指示を発行する（Ｓ４）。具体的には、監
視装置１０から交換機２に対して接続先の変更を指示す
る接続替え要求信号を、前記信号線１１を介して出力で
きる機能を具備しておくことになる。

このように、当該ＮＣＵ４に障害が発生した場合には、
他の空いているＮＣＵ４に接続替えすることにより、シ
ーケンスか中断するのを防くことかできる。なお、タイ
ムアウトでなかった場合には、他の処理を行う（Ｓ５）
ことはいうまでもな（１゜ 第６図はＮＣＵ陣害時のシーケンスを示す図である。先
ず電話機（顧客）ｌａから発呼かあると、交換機２に着
信する（■）。交換機２ては、着信を受けるとＮＣＵ４
に対して呼出しを行う（■）。

この場合には、ＮＣＵ４には障害か発生しているため、
接続準備に入る二とができない。従って、ＮＣＵ４から
交換機２へは無応答となる。

一方、交換機２から監視装置１０に対してはＮＣＵ４へ
の呼出しと並行して呼出し通知を行う（■）。これに対
して、監視装置１０側では呼出し通知を受けると監視タ
イマ１０ａをスタートさせる（■）。しかしながら、こ
の監視タイマ１０ａをリセットさせるための接続完了通
知がＮＣＵ４側から発せられないため、監視タイマ１０
ａはタイムアウトする（■）。タイムアウトが発生する
と、監視装置１０は他のＮＣＵと接続替えを行なわせる
ための接続替え要求を交換機２に対して発行する（■） なお、上述した監視タイマ１０ａはノ１−トウエアで構
成する二ともてきるし、ソフトウェアで構成することも
てきる。設計者が必要に応じて選択する二とかできる。

［発明の効果］ 以上、詳細に説明したように、本発明によれば交換機へ
の着信通知で起動し、ＮＣＵへの接続完了通知てリセッ
トされる監視タイマを監視装置側に設けておくことによ
り、経済的で構成の簡単なＮＣＵの障害検出システムを
提供する二とができ、実用上の効果が極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、 第３図は本発明の監視開始処理を示すフローチヤード、 第４図は正常応答のシーケンスを示す図、第５図は本発
明のタイマ割込み処理を示すフローチャート、 第６図はＮＣＵ障害時のシーケンスを示す図、第７図は
従来システムの構成例を示す図、第８図は従来システム
の他の構成例を示す図である。 第１図において、 １は公衆回線、 １ａは顧客、 １ｂは公衆網、 ２は交換機、 ３はコンピュータ、 ４は網制御装置（Ｎ　ＣＵ）、 ６は信号線、 １０は監視装置、 １０ａは監視タイマ、 １１は信号線である。 本発明の監視開珀氾理を示すフローチャート第 図 区 従来システムの構成悸１を示す図 第７図 従来システムの他の機成りｊを示す図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）公衆回線と接続される交換機（２）と、該交換機
   （２）と接続された網制御装置 （４）と、 交換機（２）の内線に網制御装置（４）を 介して収容され、着信呼に対して情報サービスの提供を
   行う情報処理用のコンピュータ （３）と、 該コンピュータ（３）の動作の正常性を把 握すると共に、交換機（２）の内部状態を監視する監視
   装置（１０）とを具備し、 前記監視装置（１０）内に交換機（２）か らの着信通知により起動され、網制御装置 （４）との接続が完了した時の接続完了通知によりリセ
   ットされる監視タイマ（１０ａ）を設けたことを特徴と
   する網制御装置の障害検出システム。 （２）前記監視タイマ（１０ａ）の監視時間を可変にで
   きるように構成したことを特徴とする請求項１記載の網
   制御装置の障害検出システム。 （３）前記監視タイマ（１０ａ）の監視時間が経過して
   網制御装置（４）の障害と判定されたら、該着信呼を他
   の内線に接続換えするように構成したことを特徴とする
   請求項１記載の網制御装置の障害検出システム。 （４）コンピュータ（３）内に過去の障害発生の履歴を
   蓄積しておき、監視タイマ（１０ａ）の監視時間を過去
   の障害発生の頻度に応じて設定するように構成したこと
   を特徴とする網制御装置の障害検出システム。