JPH09231445A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH09231445A
JPH09231445A JP3461896A JP3461896A JPH09231445A JP H09231445 A JPH09231445 A JP H09231445A JP 3461896 A JP3461896 A JP 3461896A JP 3461896 A JP3461896 A JP 3461896A JP H09231445 A JPH09231445 A JP H09231445A
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card
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JP3461896A
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English (en)
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Shoichi Tobari
正一 戸張
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振込取引を容易に、短時間で行うことがで
き、操作性の向上と装置の稼働率の向上とを図ることの
できる自動取引装置を提供する。 【解決手段】 振込情報カードから振込先に関する情報
をイメージ読取部21bによって画像情報として読み取
り、画像情報を解析して振込取引を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等におい
て、各種の取引に利用される自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金融機関等における預金の引
き出しおよび預け入れ、あるいは振込等の取引に自動取
引装置が使用されている。
【0003】このような自動取引装置における振込取引
においては、依頼人がタッチセンサパネル等によって入
力した、依頼人情報(依頼人の氏名、電話番号等)およ
び振込先情報(振込先名、振込先銀行名、支店名、口座
番号等)と、依頼人がタッチセンサパネル等によって入
力した振込金額情報等に基づいて、振込処理が実行され
る。
【0004】また、上述したようにしてタッチセンサパ
ネル等の操作によって入力した、依頼人情報および振込
先情報を、磁気ストライプに磁気情報として記録した振
込券や振込専用通帳等を発行し、または、同様にセンタ
ーの記憶装置の中に電話番号等のキーを用いて上記情報
を管理、記憶させておき、次回からの振込取引において
は、これらの振込券、振込専用通帳、センターの記憶装
置等の情報を読み出すことによって、振込取引に伴うタ
ッチセンサパネル等による入力操作を簡略化することも
行われている。なお、このような振込先の登録のみを行
う振込先登録機という専用機もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術においては、少なくとも、初回の振込取引
を行う際に、必ず上記した依頼人情報等をタッチセンサ
パネル等によって入力しなければならない。ところが、
CRT等の案内画面を見ながら、このような依頼人情報
等を入力することは、特に高齢者や不慣れな者にとって
分かり難く、たとえば、苦労して途中まで入力を行って
も、キーの押し間違等があったため「取消」キーを押し
た場合、あるいは、操作に時間がかかりタイムアウトと
なってしまった場合等、操作を最初からやり直さなけれ
ばならないこともあり、振込取引に多大な時間を要する
という問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べて、振込取引を容易に、短時
間で行うことができ、操作性の向上と装置の稼働率の向
上とを図ることのできる自動取引装置を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の発明は、依頼人に関する依頼人情報と、振込先に関す
る振込先情報と、振込金額に関する振込金額情報とに基
づいて、振込取引を実行可能とされた自動取引装置であ
って、前記依頼人情報、前記振込先情報、前記振込金額
情報のうちの少なくとも1つが文字又は記号からなる画
像情報として記載された情報媒体から、記載された画像
情報を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段によ
って得られた情報に基づいて、前記振込取引を実行する
処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1の自動取
引装置において、前記依頼人情報、前記振込先情報、前
記振込金額情報のうちの少なくともいずれかが文字又は
バーコード又はマークシートからなる画像情報として記
載されているカード状の情報媒体を受入れる受入手段を
有し、前記画像読取手段は、前記受入手段から受入れら
れたカード状情報媒体より記載された画像情報を読み取
る読取部を有することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、依頼人に関する依
頼人情報と、振込先に関する振込先情報と、振込金額に
関する振込金額情報とに基づいて、振込取引を実行可能
とされた自動取引装置であって、通帳又はカードの磁気
記録部に記録された情報を読み取り、この情報に基づい
て前記依頼人情報を得る磁気記録読取手段と、前記振込
先情報、前記振込金額情報のうちの少なくとも1つが文
字又は記号からなる画像情報として記載された情報媒体
から、記載された画像情報を読み取る画像読取手段と、
前記磁気記録読取手段および前記画像読取手段によって
得られた情報に基づいて、前記振込取引を実行する処理
手段とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3の自動取
引装置において、前記情報媒体がカード状に構成され、
前記振込先情報、前記振込金額情報のうちの少なくとも
いずれかが文字又はバーコード又はマークシートによっ
て記載されていることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の自
動取引装置において、前記画像読取手段により前記情報
媒体から読み取った画像情報をその表面に印刷して振込
専用媒体を発行する手段を具備したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の自
動取引装置において、前記発行手段は、前記画像読取手
段により前記情報媒体から読み取った画像情報を振込専
用媒体の表面に印刷する印刷部と、前記画像読取手段に
より得られた情報を前記振込専用媒体の磁気記録部に記
録する記録部と、前記印刷部により画像が印刷され前記
記録部により磁気記録された振込専用媒体を排出する排
出部とを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載の自
動取引装置において、振込先に関する振込先情報を磁気
記録部に記録した振込専用媒体の発行を選択する選択手
段と、この選択手段により振込専用媒体の発行が選択さ
れた場合に前記情報媒体を装置内部に収納し前記情報媒
体から読み出した情報を磁気記録部に記録した振込専用
媒体を発行する発行手段と、前記選択手段により振込専
用媒体の発行が選択されなかった場合に、前記情報媒体
を依頼人に返却する返却手段とを具備したことを特徴と
する。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の自
動取引装置において、振込先に関する振込先情報を磁気
記録部に記録した振込専用媒体の発行を選択する選択手
段と、この選択手段により振込専用媒体の発行が選択さ
れた場合に、前記情報媒体から読み出した情報を磁気記
録部に記録した振込専用媒体を発行する発行手段と、前
記情報媒体に使用済みである旨の情報を印刷して依頼人
に返却する返却手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】上記構成の本発明の自動取引装置では、初
回の振込取引等の場合でも、タッチセンサパネル等によ
って入力しなければならない項目を、従来に比べて大幅
に削減することができ、簡単な操作で、かつ短時間で、
振込取引を確実に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係る自動取
引装置の外観を示すものである。図において、筐体1の
前面には、略L字形状の接客操作部2が形成されてい
る。
【0018】接客操作部2の水平面には、紙幣を多数枚
一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括し
て受取る紙幣口3が設けられていて、この紙幣口3には
開閉自在な扉4が設けられている。
【0019】また、接客操作部2の水平面には、表示面
に透明なタッチセンサパネルを備えたカラーCRT表示
装置5が設けられている。このカラーCRT表示装置5
は、操作手順、その他の情報を文字、文言、イラストあ
るいは画像情報によって画面に表示し、利用者を誘導す
るとともに、数字、カタカナ、アルファベット、確認や
取消しの文字の表示に対応するタッチセンサパネルの部
位を指で触れることにより、暗証番号、金額、口座番
号、取引の承認、確認あるいは取消等の所望の情報の入
力を行うことができるようになっている。
【0020】一方、接客操作部2の垂直面には、その使
用者を特定する意味から口座番号などの個人識別情報が
磁気ストライプ(MS)等に記録されている取引媒体と
してのIDカード(所謂キャッシュカード等)および、
後述するように振込先の名称、口座番号等が記載された
振込情報カードを受入れるカード口6、同じく取引媒体
としての磁気通帳あるいは振込カードを受入れる通帳口
7、印字したレシート(明細表)を排出するレシート口
8、硬貨を多数枚一括して投入し得る硬貨投入口9、放
出された硬貨を一括して受取る硬貨受取口10、係員が
操作する係員キー11等が設けられている。
【0021】図2は、上記した自動取引装置の概略構成
を示すもので、自動取引装置は、カードリーダユニット
21、レシートプリンタユニット22、通帳プリンタユ
ニット23、紙幣入出金ユニット24、硬貨入出金ユニ
ット25、接客ユニット26、音声案内ユニット27、
内部モニタ28、記憶部29、フロッピーディスク装置
30、伝送制御部31、主制御部32、電源部33等か
ら構成されている。
【0022】カードリーダユニット21は、カード口6
から受入れたIDカードの磁気ストライプ(MS)から
口座番号などの口座情報を読取るMS情報読取部21a
と、上記磁気カードのエンボス、およびカード口6から
受入れた振込情報カードから振込先の名称、口座番号等
の振込情報をイメージデータとして読み込むイメージ読
取部21bを備えている。
【0023】レーシトプリンタユニット22は、取引内
容を印字したレシート(明細書)を発行し、レシート口
8から排出する。
【0024】通帳プリンタユニット23は、通帳口7か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
および記録用のジャーナル用紙への取引内容などの印字
を行う。また、振込カードの原券に振込取引の振込情報
を記録し、画像情報を印刷することにより振込カードを
発行し、それを通帳口7から排出したり、あるいは、通
帳口7から受入れた振込カードの磁気ストライプに対し
てデータの読取りあるいは書込みを行う。
【0025】紙幣入出金ユニット24は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を判別・計数して収納するととも
に、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された紙幣を
所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払出す。
【0026】硬貨入出金ユニット25は、硬貨投入口9
に一括して投入された硬貨を判別・計数して収納すると
ともに、必要に応じて、予め金庫に収納された硬貨を所
定枚数だけ取出して硬貨受取口10から一括して払出
す。
【0027】接客ユニット26は、前記したカラーCR
T表示装置5およびタッチセンサパネルなどから構成さ
れている。音声案内ユニット27は、音声により利用者
の操作を誘導する案内を行う。
【0028】内部モニタ28は、本装置の運用に係る係
員に本装置の状態を通知するとともに、係員による操作
指示の入力を行う。
【0029】記憶部29は、各種データを格納するため
のものである。
【0030】フロッピーディスク装置30は、本装置の
運用に係る処理手順のプログラムを格納するとともに、
取引に供する各種の情報や取引の記録、本装置の稼働状
況の記録、本装置固有に設定された特殊な情報の格納等
を行う。
【0031】伝送制御部31は、通信回線を介してセン
タのホストコンピュータとオンライン接続されていて、
必要に応じてホストコンピュータとオンライン交信する
ようになっている。
【0032】主制御部32は、フロッピーディスク装置
30内のプログラム情報を参照しつつ、各ユニット21
〜27と内部モニタ28、記憶部29、および伝送制御
部31を制御して、所定の取引動作を行わしめる。ま
た、各種媒体(紙幣、硬貨、レシート用紙、ジャーナル
用紙、振込カードなど)の残量診断(チェック)を行う
とともに、各ユニット21〜27の動作診断(チェッ
ク)を行う。
【0033】主制御部32には、必要に応じてリモート
モニタ34を接続し、遠方から監視することができる。
リモートモニタ34は、主制御部32によって制御さ
れ、内部モニタ28とほぼ同じ情報を表示するととも
に、本装置に異常が発生した場合には、ブザーなどの鳴
動手段を併用して報知せしめる。
【0034】次に、図3のフローチャートを参照して、
上記構成の自動取引装置における振込処理について、前
述したようなIDカードとして利用者本人の銀行名、支
店名、口座番号などが記録されたキャッシュカードを用
いた口座引き落としによる振込処理を行う場合を例とし
て説明する。
【0035】取引開始時には、カラーCRT表示装置5
の表示画面に種目選択画面が表示されており、利用者が
この種目選択画面中から所望の取引種目、この場合「振
込」の文字の表示位置のタッチセンサパネルに触れ、続
いて「口座引き落としによる振込処理」の文字の表示位
置のタッチセンサパネルに触れることによって、以下の
振込処理が開始される(101)。
【0036】そして、まず、カラーCRT表示装置5に
よって、利用者に、カード口6へのキャッシュカードの
挿入を促す操作ガイドが行われる(102)。
【0037】次に、カード口6にキャッシュカードが挿
入されると、MS情報読取部21aによって、このキャ
ッシュカードの磁気ストライプから口座番号などの口座
情報を読み取るとともに、カラーCRT表示装置5によ
って、暗証番号の入力を促す操作ガイドが行われる(1
03)。
【0038】この後、カラーCRT表示装置5から利用
者により暗証番号が入力されると、センターのホストコ
ンピュータに登録されている暗証番号と入力された暗証
番号とが一致するか否かを確認するため、センターのホ
ストコンピュータに問い合わせを行う(104)。この
際、所定回数の暗証番号の入力があっても、入力された
暗証番号と登録された暗証番号とが一致しない場合は、
キャッシュカードの正当な利用者でないと判断し、取引
を終了する。
【0039】所定回数以内に入力された暗証番号と登録
された暗証番号が一致した場合は、カラーCRT表示装
置5によって、カード口6への振込情報カードの挿入を
促す操作ガイドが行われ、振込情報カードが挿入される
と、イメージ読取部21bによって、振込情報カードに
記載された画像イメージの読み出しが行われる(10
5)。
【0040】次に、イメージ読取部21bによって読み
取られた画像イメージの解析が行われ、振込情報カード
に文字または記号(バーコード、マークシート、図形
等)によって記載された振込先の氏名、名称、銀行名、
支店名、口座番号等の振込先情報等が、カラーCRT表
示装置5に表示される(106)。
【0041】次に、カラーCRT表示装置5に、振込金
額の入力を促す旨の操作ガイドが表示され、タッチセン
サパネルによって振込金額が入力されると、センターの
ホストコンピュータに登録されている振込先口座名称と
振込情報カードから読み取られた振込先の氏名とが一致
するか否かを確認するため、センターのホストコンピュ
ータに問い合わせを行う。そして、図4に示すように、
タッチセンサパネルによって入力された振込金額、振込
情報カードから読み取られた振込先に関する情報、およ
びキャッシュカードの磁気ストライプから読み取られた
依頼人に関する情報からなる振込内容と、修正の有無を
確認するためのキー(図4中最下部)が表示される(1
07)。この際、ホストコンピュータに登録された振込
先口座名称と振込情報カードから読み取られた振込先の
氏名が一致しない場合には、カラーCRT表示装置5
に、振込先口座名称が異なっている旨の操作ガイドが、
振込内容、確認・修正キーと共に表示される。
【0042】ここで、修正がある場合は、入力された内
容を修正するための修正ルーチンが行われ、修正のない
場合は(108)、伝送制御部31によってセンターの
ホストコンピュータにステップ107で確認又は修正さ
れた振込先及び依頼人に関する情報からなる振込内容が
送信され(109)、伝送に異常のないことを確認する
(110)。
【0043】そして、次に、カラーCRT表示装置5
に、振込券の発行を行うか否かを選択するための表示が
行われ(111)、振込券の発行を行う場合は、振込情
報カードから読み込んだ上記した振込先の情報等を振込
券の磁気ストライプに記録して振込券の表面に、振込情
報カードの画像情報を印刷して振込券を発行して装置外
へ排出した後(112)、一方、振込券の発行を行わな
い場合はそのまま、キャッシュカードおよび振込情報カ
ードの返却、レシートの発行等を行って、処理を終了す
る(113)。
【0044】なお、振込券を発行した場合は、振込情報
カードを取り込んで返却しないよう構成したり、また、
振込情報カード表面の画像に使用済みである旨の印字等
を行って磁気ストライプに記録された情報を不使用とな
るよう変更して、返却するよう構成してもよい。
【0045】ここで、上記振込情報カードについて、図
5〜図8を参照して説明する。本例においては、振込情
報カードは、紙又はプラスチック等の材質によって、た
とえばキャッシュカードと同様な形状および大きさのカ
ード状とされている。そして、表面に記載されたバーコ
ード(図5)、マークシート(図6)、文字(図7)、
図形(図8)によって、振込先の氏名、名称、銀行名、
支店名、口座番号等の振込先情報、あるいは、依頼人
(振込元)の氏名、名称、銀行名、支店名、口座番号等
の依頼人情報、あるいは振込金額に関する振込金額情報
等を示すものである。
【0046】また、図9は、上述した自動取引装置の振
込取引に係る部分の構成をさらに詳細に示したもので、
同図に示すように、イメージ読取部21bのイメージリ
ーダによって、振込情報カードから読み取られた画像信
号は、画像コントラストの調整等の信号を適正化する回
路211を介して画像記録用メモリ(RAM)212に
収容される。そして、メモリ(ROM)213に記憶さ
れた画像を情報として解析するためのルールに基づい
て、制御部32において、画像から情報(この場合振込
情報)を抽出し入力する。そして、この情報は、カラー
CRT表示装置5に表示されるとともに、タッチセンサ
パネル5aによる修正入力や、その際の操作ガイダンス
等が、音声案内ユニット27によって行われ、これらに
よって入力された情報が伝送制御部31を介して、セン
ターのホストコンピュータに送られる。
【0047】以上のように、この自動取引装置では、振
込情報カードから振込先に関する情報を読み取り、依頼
人に関する情報をキャッシュカードの磁気ストライプか
ら読み取って振込取引を実行するので、たとえば、初回
の振込取引の場合等であっても、タッチセンサパネル等
によって入力しなければならない入力項目を従来に比べ
て大幅に削減することができ、振込取引を容易に、短時
間で行うことができる。また、振込情報カードは磁気ス
トライプ等を使用していないので、管理も容易であり、
製造コストも安価である。
【0048】なお、前述した例では、振込情報カードに
は振込先に関する情報のみが記載され、依頼人に関する
情報はキャッシュカードの磁気ストライプから読み取
り、金額はタッチセンサパネルによって入力するように
した場合について説明したが、例えば、マークシートや
文字で、依頼人に関する情報や金額についても予め振込
情報カードに記載しておくように構成することも可能で
ある。この場合、キャッシュカードを所持していなく
て、現金により振込処理を行う場合等においても、依頼
人(振込元)の氏名等をタッチセンサパネル等によって
入力する必要がなくなる。
【0049】また、現金で振込取引を行う場合であって
も、キャッシュカードを使用して、依頼人に関する情報
を、キャッシュカードの磁気ストライプから読み取った
情報に基づいて得るようにしてもよい。
【0050】さらに、これらの情報の他に、たとえば通
信販売等における注文品の品番、数量等もマークシート
や文字で振込情報カードに記入可能としておき、これら
の情報を、振込先に送信可能とすることもできる。
【0051】このような場合、たとえば、雑誌等に折り
込まれている通信販売注文用のはがき等の換わりに、販
売元の名称、振込銀行名、支店名、口座番号等が予め印
刷され、かつ、マークシートや文字で、注文品の品番、
数量等を記載可能とした振込情報カードを折り込んでお
き、注文者が、この振込情報カードを切り取って使用す
ること等により、迅速、かつ、確実な取引を行うことが
可能となる。
【0052】つまり、たとえば、図6、図9に示したよ
うなマークシートの所定位置をマークすることによっ
て、注文品の品番、商品名、数量等を記入することによ
り、自動取引装置においてこの情報を画像読み取りによ
り読み込み、図9のカラーCRT表示装置5に示される
ように、注文品の商品名(ヤセル・コンニャク)と数量
(80)等の注文に関する情報(振込金の内訳)も入力
することが可能となる。また、たとえば、アパート経営
を行っている不動産会社が、借受人とアパート等の賃貸
契約を結んだ場合、予め、不動産会社の名称、銀行名、
支店名、口座番号等を印刷したプラスチッ製等の振込情
報カードを借受人に渡しておき、借受人がこの振込情報
カードを用いて家賃等の振込を行うようにすれば、家賃
等の振込の支払を円滑かつ確実に行うことが可能とな
る。
【0053】また、金融機関の自動取引装置の近傍等
に、前もって振込先の名称、銀行名、支店名、口座番号
等を手書き可能な振込情報カード(OCR用紙)を用意
しておき、振込取引を行う場合は、予めこの振込情報カ
ード必要事項を記載した上で、自動取引装置にこの振込
情報カードを挿入し、自動取引装置において、この振込
情報カードに記載された内容を文字認識する等して入力
するようにすれば、自動取引装置における必要な入力操
作を大幅に削減して、円滑な振込取引を行うことが可能
となる。なお、この場合、たとえば、電気料金やガス料
金等の公共料金の振込においては、振込先が決まってい
るので、たとえば電気料金専用の振込情報カード等を用
意しておくことにより、さらに、円滑な振込取引を行う
ことが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動取引
装置によれば、従来に較べて、振込取引を容易に、短時
間で行うことができ、操作性の向上と装置の稼働率の向
上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動取引装置の外観構成を
示す図。
【図2】図1に示す自動取引装置のブロック構成を示す
図。
【図3】図1に示す自動取引装置の動作を説明するため
の図。
【図4】図1に示す自動取引装置の表示画面の例を示す
図。
【図5】振込情報カードの例を示す図。
【図6】振込情報カードの例を示す図。
【図7】振込情報カードの例を示す図。
【図8】振込情報カードの例を示す図。
【図9】図1に示す自動取引装置の要部構成を示す図。
【符号の説明】
1 筐体 2 接客操作部 3 紙幣口 4 扉 5 カラーCRT表示装置 6 カード口 7 通帳口 8 レシート口 9 硬貨投入口 10 硬貨受取口 11 係員キー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼人に関する依頼人情報と、振込先に
    関する振込先情報と、振込金額に関する振込金額情報と
    に基づいて、振込取引を実行可能とされた自動取引装置
    であって、 前記依頼人情報、前記振込先情報、前記振込金額情報の
    うちの少なくとも1つが文字又は記号からなる画像情報
    として記載された情報媒体から、記載された画像情報を
    読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段によって得られた情報に基づいて、前
    記振込取引を実行する処理手段とを具備したことを特徴
    とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の自動取引装置において、 前記依頼人情報、前記振込先情報、前記振込金額情報の
    うちの少なくともいずれかが文字又はバーコード又はマ
    ークシートからなる画像情報として記載されているカー
    ド状の情報媒体を受入れる受入手段を有し、前記画像読
    取手段は、前記受入手段から受入れられたカード状情報
    媒体より記載された画像情報を読み取る読取部を有する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 依頼人に関する依頼人情報と、振込先に
    関する振込先情報と、振込金額に関する振込金額情報と
    に基づいて、振込取引を実行可能とされた自動取引装置
    であって、 通帳又はカードの磁気記録部に記録された情報を読み取
    り、この情報に基づいて前記依頼人情報を得る磁気記録
    読取手段と、 前記振込先情報、前記振込金額情報のうちの少なくとも
    1つが文字又は記号からなる画像情報として記載された
    情報媒体から、記載された画像情報を読み取る画像読取
    手段と、 前記磁気記録読取手段および前記画像読取手段によって
    得られた情報に基づいて、前記振込取引を実行する処理
    手段とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の自動取引装置において、 前記情報媒体がカード状に構成され、前記振込先情報、
    前記振込金額情報のうちの少なくともいずれかが文字又
    はバーコード又はマークシートによって記載されている
    ことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動取引装置において、 前記画像読取手段により前記情報媒体から読み取った画
    像情報をその表面に印刷して振込専用媒体を発行する手
    段を具備したことを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の自動取引装置において、 前記発行手段は、前記画像読取手段により前記情報媒体
    から読み取った画像情報を振込専用媒体の表面に印刷す
    る印刷部と、前記画像読取手段により得られた情報を前
    記振込専用媒体の磁気記録部に記録する記録部と、前記
    印刷部により画像が印刷され前記記録部により磁気記録
    された振込専用媒体を排出する排出部とを具備したこと
    を特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の自動取引装置において、 振込先に関する振込先情報を磁気記録部に記録した振込
    専用媒体の発行を選択する選択手段と、 この選択手段により振込専用媒体の発行が選択された場
    合に前記情報媒体を装置内部に収納し前記情報媒体から
    読み出した情報を磁気記録部に記録した振込専用媒体を
    発行する発行手段と、 前記選択手段により振込専用媒体の発行が選択されなか
    った場合に、前記情報媒体を依頼人に返却する返却手段
    とを具備したことを特徴とする自動取引装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の自動取引装置において、 振込先に関する振込先情報を磁気記録部に記録した振込
    専用媒体の発行を選択する選択手段と、 この選択手段により振込専用媒体の発行が選択された場
    合に、前記情報媒体から読み出した情報を磁気記録部に
    記録した振込専用媒体を発行する発行手段と、 前記情報媒体に使用済みである旨の情報を印刷して依頼
    人に返却する返却手段とを具備したことを特徴とする自
    動取引装置。
JP3461896A 1996-02-22 1996-02-22 自動取引装置 Withdrawn JPH09231445A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086290A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujitsu Frontech Ltd 自動機、及びプログラム
JP2011138370A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Fujitsu Frontech Ltd 振込カード発行システム

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